JPH04127403U - 空圧シリンダ制御装置 - Google Patents

空圧シリンダ制御装置

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JPH04127403U
JPH04127403U JP1991033145U JP3314591U JPH04127403U JP H04127403 U JPH04127403 U JP H04127403U JP 1991033145 U JP1991033145 U JP 1991033145U JP 3314591 U JP3314591 U JP 3314591U JP H04127403 U JPH04127403 U JP H04127403U
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pneumatic
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧空気源を駆動用と制御用とに共用する空
圧シリンダ制御装置において、常に制御用空圧を適正に
維持することができ、空圧シリンダの不安定動作や動作
不能状態を招くことがなく、常に安定した動作を保証
し、空圧シリンダ駆動速度の一層の高速化を可能にす
る。 【構成】 一つの加圧空気源49からのメイン通路ML
を左右の空圧制御弁20,20aの各一次圧室39,3
9aに接続すると共に、メイン通路MLの下流側のパイ
ロット通路PLを各5ポート弁45,45aの一つのポ
ートに接続した。そして、メイン通路MLとパイロット
通路PLへの分岐路80中に蓄圧室60を配設し、それ
よりもメイン通路ML側にチェック弁70を配設した。
従って、メイン通路MLで空圧ダウンが生じても、パイ
ロット通路PL側の空圧は常に適正値に維持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空圧シリンダ制御装置に係り、詳しくは加圧空気源とメイン通路を 介して連通すると共に空圧シリンダの給排気ポートとも連通する空圧制御弁の内 部の切換弁体を、このメイン通路から分岐するパイロット通路により供給される 空圧を駆動源として切換制御することにより、空圧制御弁と空圧シリンダとの間 の連通状態を切換え、空圧シリンダの駆動制御を実行する空圧シリンダ制御装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開平2−154873号公報に記載の様に、内部の切換弁 体を空圧により制御して、連通された空圧シリンダを高速前進,低速前進,高速 後進又は低速後進と、前後進合わせて4段階に速度を切り換えつつ駆動制御する ことのできる空圧制御弁が知られており、各種の空圧シリンダ駆動システムに適 用されている。
【0003】 こうした空圧シリンダ駆動システムの一例を図3に示す。 この空圧シリンダ駆動システムは、ロッド側シリンダ室14及びヘッド側シリ ンダ室15の各給排気ポート16,17を介しての給排気状態により駆動制御さ れる空圧シリンダ10と、この空圧シリンダ10への動力用空圧の供給源として の加圧空気源49と、大気に連通する排気室33,33a、加圧空気源49とメ イン通路MLを介して連通する一次圧室39,39a、空圧シリンダ10の給排 気ポート16,17に連通する二次圧室38,38a、二次圧室38,38aと 排気室33,33aとを通断する第1切換弁体32,32a及び一次圧室39, 39aと二次圧室38,38aとを通断する第2切換弁体40,40aを有する 空圧制御弁20,20aと、メイン通路MLから分岐するパイロット通路PLに より供給される加圧空気源49からの空圧の供給状態を切り換えることで空圧制 御弁20,20aの各切換弁体40,40a,32,32aによる通断状態を複 数の制御状態のいずれかに制御する5ポート2位置型空圧切換用電磁弁(5ポー ト弁)45及び3ポート2位置型空圧切換用電磁弁(3ポート弁)47を備え、 ワークWを往復移動させる様に作動する。
【0004】 即ち、加圧空気源49からの空圧は、メイン通路ML,一次圧室39(39a )を介して空圧シリンダ10へ供給されてその駆動用に消費されると共に、その 前提としてパイロット通路PL,5ポート弁45(45a)又は3ポート弁47 (47a)を介して空圧制御弁20(20a)の各第2切換弁体40(40a) ,32(32a)の制御用としても消費される。
【0005】 なお、この従来の空圧シリンダ駆動システムのさらに詳細については、必要と あらば本出願人による特願平2−185908号を参照されたい。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この空圧シリンダ駆動システムにおいて、ピストンロッド13の駆 動スピードが速い場合に加圧空気源49からの空圧供給が不足する場合がある。 この様な場合には、メイン通路ML,パイロット通路PLのいずれについても供 給空圧が低下し、極端な場合には空圧制御弁20(20a)内の調圧ピストン2 3(23a)を押し上げることができなくなり、第1切換弁体32(32a)を 上昇移動させることができなくなるおそれがある。このため、空圧シリンダ10 は空圧制御弁20(20a)を介して排気を行うことができなくなり、動作不能 となってしまう。
【0007】 従って、従来は、加圧空気源を空圧シリンダの駆動用と空圧制御弁の制御用と に共用する空圧シリンダ制御装置においては、空圧シリンダの駆動速度を十分に 高速化することができなかった。
【0008】 そこで、こうした加圧空気源を空圧シリンダの駆動用と空圧制御弁の制御用と に共用する空圧シリンダ制御装置において、駆動用空圧の不足により制御用空圧 まで不足することを防止し、空圧シリンダを安定的に駆動することができ、その 駆動速度の一層の高速化を可能にすることを目的として本考案を完成した。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】
かかる目的を達成するために、本考案の空圧シリンダ制御装置は、 加圧空気源とメイン通路を介して連通すると共に空圧シリンダの給排気ポート とも連通する空圧制御弁の内部の切換弁体を、このメイン通路から分岐するパイ ロット通路により供給される空圧を駆動源として切換制御することにより、空圧 制御弁と空圧シリンダとの間の連通状態を切換え、空圧シリンダの駆動制御を実 行する空圧シリンダ制御装置において、 パイロット通路中に蓄圧室を介装すると共に、蓄圧室とメイン通路との間に、 パイロット通路側からメイン通路側への逆流を阻止するチェック弁を介装したこ とを特徴とする。
【0010】 本考案の空圧シリンダによれば、蓄圧室を設けたことによりパイロット通路側 は、常に安定した空圧を供給することができ、しかもチェック弁によってメイン 通路側への逆流が阻止されているから、メイン通路側で空圧ダウンが生じたとし ても、パイロット通路側の空圧までダウンすることがない。従って、空圧制御弁 は常に安定的に制御されることになり、高速動作時などにおいて空圧シリンダの 動作不能を生じることがない。
【0011】
【実施例】
次に、本考案を適用した実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の第1実施例の空圧シリンダ駆動システムの全体構成を図1に示す。
【0012】 この空圧シリンダ駆動システムは、加圧空気源49とメイン通路MLを介して 連通すると共に空圧シリンダ10のロッド側シリンダ室14に設けられた給排気 ポート16とも連通する空圧制御弁20の内部の第1,第2切換弁体32,40 を、このメイン通路MLから分岐するパイロット通路PLにより供給される空圧 を制御動力源として切換制御することにより、空圧制御弁20と空圧シリンダ1 0との間の連通状態を切換え、空圧シリンダ10の駆動制御を実行するものであ り、パイロット通路PL中に蓄圧室60を介装すると共に、蓄圧室60とメイン 通路MLとの間に、パイロット通路PL側からメイン通路ML側への通気を阻止 するチェック弁70を介装したことを特徴とする。
【0013】 まず、空圧シリンダ10の構造について説明する。 空圧シリンダ10は、ケーシング11内にピストン12を摺動自在に収容した ものである。そして、ピストンロッド13は、ケーシング11の一方の端壁11 aを摺動自在に貫通し、下端部にワークWが取り付けられている。また、ロッド 側シリンダ室14及びヘッド側シリンダ室15には、各々給排気ポート16,1 7が設けられている。なお、ロッド側シリンダ室14の給排気ポート16は空圧 制御弁20と連通されているが、ヘッド側シリンダ室15の給排気ポート17は 大気開放とされている。
【0014】 次に、空圧制御弁20について説明する。 空圧制御弁20は、底壁21bを有し、途中を第1隔壁21cと第2隔壁21 dとで三つの内腔に仕切られた筒状のケーシング21を本体としている。この第 1隔壁21cより上の内腔には、ハット型のバランスピストン22と円盤型の調 圧ピストン23とが、それぞれケーシング21の内壁に摺動自在かつ気密に嵌合 されている。そして、バランスピストン22の飛び出しを防止すべく、ケーシン グ21の頂部隔壁21aが形成されると共に、そこには中央に孔の開いたネジ3 0が螺着されている。バランスピストン22は、このネジ30の中央の孔にも摺 動自在かつ気密に嵌合されている。
【0015】 こうして、第1隔壁21cよりも上の内腔は、頂部隔壁21aとバランスピス トン22との間に形成される給気室24と、バランスピストン22と調圧ピスト ン23との間に形成されるバランス室25と、調圧ピストン23と第1隔壁21 cとの間に形成される調圧室26とに三分されている。なお、頂部隔壁21aと 第1隔壁21cとの間のケーシング21の内壁には、段差21eが形成され、バ ランスピストン22がそれ以上は下降しない様にもなされている。
【0016】 また、バランスピストン22には、外部から操作可能にスクリュ式の調圧ハン ドル27が取り付けられている。そして、この調圧ハンドル27と調圧ピストン 23との間に調圧用バネ28が介装されている。一方、給気室24には、ポート 29を介して給気がなされる様になっている。
【0017】 第1隔壁21cと第2隔壁21dとの間の空間はポート34を介して大気に連 通された排気室33になっている。そして、第1隔壁21cの下面中央にはこの 排気室33へ向かって開口する小径の凹みからなる第1弁室31が形成されてい る。第1弁室31には第1切換弁体32が摺動自在に嵌合されている。そして、 この第1切換弁体32と第1隔壁21cとの間には圧縮スプリング35が配設さ れている。第1切換弁体32は、この圧縮スプリング35により下方へ付勢され 、第2隔壁21dの上面に形成されたリング状の第1弁座36に対し、シール材 37を介して当接している。
【0018】 第2隔壁21dより下の内腔は、ポート48を介して加圧空気源49と連通す る一次圧室39となっている。そして、このケーシング21の底壁21bには一 次圧室39へ向かって開口する小径の凹みからなる第2弁室52が形成され、そ こに第2切換弁体40が摺動自在に嵌合されている。また、この第2切換弁体4 0と底壁21bとの間には圧縮スプリング51が配設されている。そして、第2 切換弁体40は、この圧縮スプリング51により上方へ付勢され、第2隔壁21 dの下面に形成されたリング状の第2弁座41に対し、シール材42を介して当 接している。
【0019】 この一次圧室39と排気室33との間には、第1弁座36と第2弁座41を上 下端とし、第2隔壁21dを上下に貫通する二次圧室38が形成されている。二 次圧室38には、ケーシング21を側方へ貫通する二つのポート43,44が設 けられている。この内の一方のポート43が空気通路3を介して空圧シリンダ1 0のロッド側シリンダ室14の給排気ポート16と連通している。なお、空気通 路3には、2ポート2位置型空圧切換用電磁弁(2ポート弁)1と流量制御弁2 とが並列に介装されている。2ポート弁1は、通電時に図示の状態になる。
【0020】 また、上述の調圧ピストン23には、下方へ伸び、第1隔壁21c及び第1切 換弁体32を貫通する小径部50aと、この小径部50aが第1切換弁体32を 貫通して飛び出した端部に形成された大径部50bとからなるロッド50が取り 付けられている。なお、ロッド50の小径部50aは、第1隔壁21cとは気密 が保たれる様な摺動状態とされ、第1切換弁体32とは自由に摺動する状態とさ れている。また、ロッド50の大径部50bの長さは、二次圧室38の長さより も若干短いものとされている。
【0021】 従って、図示の状態から、例えば調圧室26に給気がなされて調圧ピストン2 3が上昇する場合、ロッド50の大径部50bの頂面50cが第1切換弁体32 に当接してこれを押し上げることになり、二次圧室38と排気室33とが連通状 態となる。一方、給気室24に給気がなされて調圧ピストン23が下降する場合 、ロッド50の大径部50bは第2切換弁体40に当接してこれを押し下げるこ とになり、二次圧室38と一次圧室39とが連通状態となる。なお、第1切換弁 体32,第2切換弁体40にはそれぞれ小孔32b,40bが貫通され、第1弁 室31と二次圧室38との間及び第2弁室52と二次圧室38との間の通気が行 える様にもなっており、調圧ピストン23の上下動に伴う各弁体32,40の上 下動はスムーズに実行される。
【0022】 こうした各切換弁体32,40の開閉は、加圧空気源49からパイロット通路 PLを介して供給される空圧を利用して実行される。パイロット通路PLには、 5ポート弁45が介装されている。この5ポート弁45は、非通電状態において 給気室24のポート29へ加圧空気源49からの空圧を供給する様なポート配置 に構成されている。
【0023】 また、通電状態においては、給気室24のポート29を大気開放とする一方、 加圧空気源49に対してさらに下流側に位置する3ポート弁47の所定のポート に対して加圧空気源49からの空圧を供給する様なポート配置にも構成されてい る。なお、図は、5ポート弁45及び3ポート弁47が非通電の状態について示 している。
【0024】 3ポート弁47は、5ポート弁45につながる以外の二つのポートを、それぞ れ調圧室26のポート46と、二次圧室38のポート44につなげられている。 そして、3ポート弁47のこれらの三つのポートは、通電状態において5ポート 弁と調圧室26とを連通とし、非通電状態において調圧室26と二次圧室38と を連通する状態に配置されている。
【0025】 次に、このシステムの動作について説明する。 緩速下降 5ポート弁45を通電、3ポート弁47を非通電、さらに2ポート弁1を通電 とする。
【0026】 加圧空気源49からの空圧は、パイロット通路PL,5ポート弁45を経て3 ポート弁47へ供給されるが、ここで止まった状態となっている。一方、給気室 24は大気開放となり、調圧室26と二次圧室38が連通となっている。そして 、二次圧室38には、ワークWの重量に起因して加圧されたロッド側シリンダ1 4からの圧力が加わっている。そして、このロッド側シリンダ室14からの圧力 が調圧用バネ28のバネ力に抗して調圧ピストン23を若干押し上げることで二 次圧室38と排気室33とが連通してロッド側シリンダ室14内の空気が徐々に 排出され、ワークWをゆっくりと下降させる。
【0027】 このとき、ロッド側シリンダ室14からの圧力が小さすぎる場合には、2ポー ト弁1を非通電に、3ポート弁47を通電に切り換える。 すると、加圧空気源49の空圧が調圧室26に供給される。この結果、調圧ピ ストン23が大きく上昇し、第1切換弁体32を大きく押し上げる。従って、空 圧シリンダ10のロッド側シリンダ室14からは、流量制御弁2によって流量制 御されつつ徐々に排気がなされる。これによって、かかる場合のワークWのゆる やかな下降を保証することができる。 緩速上昇 5ポート弁45,3ポート弁47を共に非通電、2ポート弁1を通電とする。
【0028】 加圧空気源49からの空圧は、パイロット通路PL,5ポート弁45を経て給 気室24へ供給されるから、バランスピストン22が下降し、これに伴って調圧 ピストン23に押し下げ力が作用する。一方、調圧室26と二次圧室38が連通 となっているが、ここには大きな圧力は加わっていない。従って、上述の押し下 げ力が優勢となり、調圧ピストン23が下降し、二次圧室38と排気室33は連 通しなくなり、逆に一次圧室39と二次圧室38とがバランスしつつ若干連通し た状態となる。この結果、加圧空気源49からメイン通路MLを経て一次圧室3 9へ供給された空圧がロッド側シリンダ室14へ徐々に供給されることになり、 ワークWがゆっくりと上昇する。
【0029】 このとき、何等かの事情によってワークWが上昇しなくなったら、2ポート弁 1を非通電に、3ポート弁47を通電に切り換える。 すると、調圧室26が、3ポート弁47及び5ポート弁45を介して大気開放 となる。この結果、調圧ピストン23は大きく下降し、第2切換弁体40を大き く押し下げると共に、空圧シリンダ10のロッド側シリンダ室14へは、流量制 御弁2によって流量制御されつつ徐々に給気がなされる。これによって、かかる 場合のワークWのゆるやかな上昇を保証することができる。 急速下降 5ポート弁45を通電、3ポート弁47を通電、さらに2ポート弁1を通電と する。
【0030】 加圧空気源49の空圧が調圧室26に供給され、調圧ピストン23がこれによ って大きく上昇し、第1切換弁体32を大きく押し上げ、二次圧室38と排気室 33が大きく連通し、空圧シリンダ10のロッド側シリンダ室14から急速に排 気がなされる。これによって、ワークWは急速に下降する。 急速上昇 5ポート弁45を非通電、3ポート弁47を通電、2ポート弁1を通電とする 。
【0031】 給気室24へパイロット通路PL側を通って加圧空気源49からの空圧が供給 される一方で調圧室26が大気開放となっているから、調圧ピストン23は大き く下降し、第2切換弁体40を大きく押し下げる。この結果、空圧シリンダ10 のロッド側シリンダ室14へは、メイン通路ML側を通って加圧空気源49から 一次圧室39へ供給された空圧が勢いよく供給され、これによって、ワークWは 急速に上昇する。
【0032】 こうした制御とは別に、パイロット通路PLには、常時加圧空気源49からの 空圧が供給されており、蓄圧室60へ圧力が蓄えられている。そして、この蓄圧 室60は、パイロット通路PL内の空圧が所定値以下になると内部に蓄えた空圧 をパイロット通路PLへ供給する。
【0033】 この実施例ではワークWを急速上昇させる際に、一次的にしろ、場合によって はメイン通路MLにおいて空圧ダウンが発生することがある。こうしたときに、 蓄圧室60よりパイロット通路PLへ空圧が供給され、しかも、これはチェック 弁70によってメイン通路ML側へは流れない。従って、メイン通路MLにおい て空圧ダウンが発生していても、パイロット通路PLにおいては空圧は維持され 、空圧制御弁20の制御状態に影響を及ぼすことがない。
【0034】 この作用・効果は、特に、図2に示す第2実施例のシステムにおいて顕著に現 れる。 第2実施例のシステムは、第1実施例の空圧シリンダ10を横向きに配置する と共にワークWにローラ4を取り付け、さらにヘッド側シリンダ室15に対して も、その給排気ポート17と連通する空圧制御弁20aを配設したものである。 空圧制御弁20aは、空圧制御弁20と全く同一の構造のものである。従って、 その構造的な説明は省略するが、図中、空圧制御弁20に付した符号に添え字a を付することで、両空圧制御弁20,20aの構成要素毎を対応させてある。
【0035】 この第2実施例においては、一つの加圧空気源49からのメイン通路MLを左 右の空圧制御弁20,20aの各一次圧室39,39aに接続すると共に、メイ ン通路MLの下流側のパイロット通路PLを各5ポート弁45,45aの一つの ポートに接続した。そして、メイン通路MLとパイロット通路PLへの分岐路8 0中に蓄圧室60を配設し、それよりもメイン通路ML側にチェック弁70を配 設した。
【0036】 また、2ポート弁1及び流量制御弁2の並列回路は、メイン通路MLと加圧空 気源49との間に配設することとした。 このシステムについて急速左進と緩速左進を例にその作用・効果を説明する。 急速左進 急速左進を行うためには、ロッド側シリンダ室14に接続された方の空圧制御 弁20に対する制御を行う5ポート弁45を通電、3ポート弁47を通電とし、 もう一方の空圧制御弁20aに対する制御を行う5ポート弁45aを非通電、3 ポート弁47aを通電とし、さらに2ポート弁1を通電とする。
【0037】 この結果、ロッド側シリンダ室14に接続された方の空圧制御弁20において は、加圧空気源49の空圧が調圧室26に供給され、調圧ピストン23がこれに よって大きく上昇し、第1切換弁体32を大きく押し上げ、二次圧室38と排気 室33が大きく連通し、空圧シリンダ10のロッド側シリンダ室14から急速に 排気がなされる。
【0038】 一方、ヘッド側シリンダ室15に接続された方の空圧制御弁20aにおいては 、給気室24aへ加圧空気源49からの空圧が供給される一方で調圧室26aが 大気開放となり、調圧ピストン23aは大きく下降し、第2切換弁体40aを大 きく押し下げる。この結果、空圧シリンダ10のロッド側シリンダ室14へは、 メイン通路ML側を通って加圧空気源49から一次圧室39aへ供給された空圧 が勢いよく供給される。
【0039】 こうして、空圧シリンダ10では、ロッド側シリンダ室14から急速に排気が 行われ、ヘッド側シリンダ室15へは急速に給気がなされるから、ワークWは急 速に左進する。
【0040】 このとき、左進速度が極めて速い場合には、メイン通路MLにおいて空圧ダウ ンが発生することがあり、図3の従来例の様に何等の対策もなされていなければ 、パイロット通路PLにおいても空圧ダウンが発生してしまう。そうなると、ロ ッド側シリンダ室14に接続された方の空圧制御弁20において、5ポート弁4 5及び3ポート弁47を介して調圧室26へ供給されていた空圧がダウンして調 圧ピストン23を押し上げることができなくなり、二次圧室38と排気室33と が遮断されてしまい、ロッド側シリンダ室14からの排気ができなくなってしま う場合がある。こうなると急速左進していたワークWは停止する。すると今度は ヘッド側シリンダ室15及びメイン通路MLの空圧が回復し、再びパイロット通 路PLの圧力が回復してワークWを急速左進し、同じことを繰り返す。この結果 、何等の対策もしていない図3の従来例では、ワークWを急速左進する場合に、 振動しつつ急速左進することとなり不安定な動作状態となってしまう。場合によ っては、こうした振動しつつの駆動もできず、動作不能となってしまうおそれも ある。
【0041】 これに対し、本実施例では、メイン通路ML側で空圧ダウンが生じた場合にお いても、蓄圧室60とチェック弁70の作用により、パイロット通路PLにおい ては空圧が維持され、上述した問題は防止される。 緩速左進 5ポート弁45を通電、3ポート弁47を非通電、5ポート弁45a,3ポー ト弁47aを共に非通電、2ポート弁1を通電とする。
【0042】 この状態では、上述した様なメイン通路ML側の空圧ダウンは原則として発生 しない。しかし、第1実施例において説明した様に、何等かの事情でワークWが 移動しなくなった場合に、流量制御に切り換えることがある。流量制御に切り換 えられる結果、メイン通路MLは自ずと空圧ダウンが生じる。従って、図3の従 来例では、この流量制御に切り換えると動作不能の状態が生じ得ることになる。 しかし、本実施例では、パイロット通路PLの空圧が常に維持されることから、 かかる動作不能が生じることがない。
【0043】 以上説明した様に、各実施例によれば、メイン通路MLとパイロット通路PL の間に蓄圧室60とチェック弁70とを配設することで、急速動作時のパイロッ ト側空圧ダウンを防止し、常に安定した制御を実行することができる。この結果 、一層の高速化が可能となる。
【0044】 また、第2実施例によれば、緩速動作を常に保証することもでき、そのための 流量制御時において動作不能となることも防止できる。 以上本考案の一実施例を説明したが、本考案はこれに限定されず、その要旨を 逸脱しない範囲内の種々なる態様を採用することができる。
【0045】
【考案の効果】
以上の如く本考案の空圧シリンダ制御装置によれば、常にパイロット通路側の 空圧を適正に維持することができ、加圧空気源を空圧シリンダの駆動用と空圧制 御弁の制御用とに共用する場合に、空圧シリンダの不安定動作や動作不能状態を 招くことがなく、常に安定した動作を保証することができる。この結果、空圧シ リンダ駆動速度の一層の高速化を可能にすることができ、システム全体の効率的 な運転を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の空圧シリンダ駆動システムの全
体構成図である。
【図2】 第2実施例の空圧シリンダ駆動システムの全
体構成図である。
【図3】 従来例の空圧シリンダ駆動システムの全体構
成図である。
【符号の説明】
1・・・2ポート弁、2・・・流量制御弁、3・・・空
気通路、10・・・空圧シリンダ、14・・・ロッド側
シリンダ室、15・・・ヘッド側シリンダ室、16,1
7・・・給排気ポート、20,20a・・・空圧制御
弁、22・・・バランスピストン、23,23a・・・
調圧ピストン、24,24a・・・給気室、25・・・
バランス室、26,26a・・・調圧室、27・・・調
圧ハンドル、28・・・調圧用バネ、29,34,4
3,44,46,48・・・ポート、30・・・ネジ、
31・・・第1弁室、32,32a・・・第1切換弁
体、33・・・排気室、38,38a・・・二次圧室、
39,39a・・・一次圧室、40,40a・・・第2
切換弁体、45,45a・・・5ポート弁、47,47
a・・・3ポート弁、49・・・加圧空気源、50・・
・ロッド、60・・・蓄圧室、70・・・チェック弁、
80・・・分岐路、ML・・・メイン通路、PL・・・
パイロット通路、W・・・ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧空気源とメイン通路を介して連通す
    ると共に空圧シリンダの給排気ポートとも連通する空圧
    制御弁の内部の切換弁体を、このメイン通路から分岐す
    るパイロット通路により供給される空圧を駆動源として
    切換制御することにより、空圧制御弁と空圧シリンダと
    の間の連通状態を切換え、空圧シリンダの駆動制御を実
    行する空圧シリンダ制御装置において、パイロット通路
    中に蓄圧室を介装すると共に、蓄圧室とメイン通路との
    間に、パイロット通路側からメイン通路側への逆流を阻
    止するチェック弁を介装したことを特徴とする空圧シリ
    ンダ制御装置。
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KR1019910011850A KR960006741B1 (ko) 1990-07-13 1991-07-12 공압 실린더용 속도 제어장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02154873A (ja) * 1988-12-05 1990-06-14 Takashi Kimura 空圧シリンダ用切換弁

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