JPH04128293A - γ―メタクリロキシプロピルシラン化合物の製造方法 - Google Patents
γ―メタクリロキシプロピルシラン化合物の製造方法Info
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- JPH04128293A JPH04128293A JP2249284A JP24928490A JPH04128293A JP H04128293 A JPH04128293 A JP H04128293A JP 2249284 A JP2249284 A JP 2249284A JP 24928490 A JP24928490 A JP 24928490A JP H04128293 A JPH04128293 A JP H04128293A
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
製造方法に関し、さらに詳しくは、アリルメタクリレー
トとヒドロシラン化合物とを一段階で反応させるに際し
て、反応系内および蒸留精製中にゲル化を起こさせるこ
となく高収率でγ−メタクリロキシプロピルシラン化合
物を製造する方法に関する。
メタクリロキシプロピルトリエトキシシランなどのγ−
メタクリロキシプロピルシラン化合物は、無機物に反応
する加水分解性基とともに、有機官能性基であるメタク
リロキシ基を有しており、シランカップリング剤として
多用されている。
製造方法としては、例えばアリルメタクリレートとトリ
クロロシランとを白金触媒の存在下に反応させ、得られ
た反応生成物をアルコール処理することによりγ−メタ
クリロキシプロピルトリアルコキシシランを単離する方
法が知られている。
シプロピルトリアルコキシシラン合成中に腐食性の塩化
水素が発生するため、この塩化水素の除去工程が不可欠
になる他、製品中の塩素含存置が高くなるという問題か
あった。
有量が大となる恐れがない方法としては、アリルメタク
リレートとトリアルコキシシランなどのヒドロシラン化
合物とを白金触媒の存在下で一段階で反応(ヒドロシリ
ル化反応)させ、ついで反応生成物を蒸留精製する方法
か知られている。
とヒドロシラン化合物との反応中、あるいは反応生成物
の精製中に、原料であるアリルメタクリレートあるいは
反応生成物であるγ−メタクリロキシプロピルシラン化
合物が重合してゲル化するという問題かあった。反応系
内および精製中にゲル化が起こることにより、γ−メタ
クリロキシプロピルシラン化合物の生成率か低下してし
まう他、生成したゲルが溶媒に解けにくいため取り除き
難く、γ−メタクリロキシプロピルシラン化合物を効率
よく蒸留単離することが困難となる。
しての2.5−ジ−t−ブチルヒドロキノンおよび触媒
としてのクロロ白金酸溶液などを含むトルエン溶液に、
ヒドロシラン化合物とアリルメタクリレートとを同時に
導入する方法が提案されている(米国特許第3.258
.477号明細書参照)。しかしながらこの方法ては、
溶媒としてのトルエンを大量に用いるため、経済的に不
利になるという問題かあった。
フェノールなどのフェノール化合物、ジフェニレンジア
ミンなどの芳香族アミン化合物、フェノチアジンなどの
芳香族硫黄化合物などを用いた方法(特開昭62−28
3983号公報および特開昭63−188689号公報
参照)が提案されているが、未だ充分に反応系内および
蒸留精製中でのゲルの生成を防止できておらず、さらに
有効に上記ゲル化を防止する方法が要請されている。
うとするものであり、アリルメタクリレートとヒドロシ
ラン化合物とを白金触媒の存在下−段階で反応させる際
に、反応系内および蒸留精製中のゲル化を有効に防止で
き、安価で収率が良好なγ−メタクリロキシプロピルシ
ラン化合物の製造方法を提供することを目的としている
。
の製造方法は、アリルメタクリレートと、ヒドロシラン
化合物との反応を、白金触媒存在下、ヒンダードフェノ
ール化合物および芳香族アミン化合物の少なくともいず
れか一方を共存させるとともに、分子状酸素含有ガスを
反応溶液に吹き込みながら行なうことを特徴としている
。
の製造方法によれば、アリルメタクリレートとヒドロシ
ラン化合物とを白金触媒の存在下で反応させるに際して
、ヒンダードフェノール化合物および芳香族アミン化合
物の少なくともいずれか一方を共存させるとともに、分
子状酸素含有ガスを反応溶液に吹き込んでいるので、反
応系内および蒸留精製中でのゲル生成を有効に防止でき
、収率よくγ−メタクリロキシプロピルシラン化合物を
製造できる。
化合物の製造方法について具体的に説明する。
の製造方法では、アリルメタクリレートと、ヒドロシラ
ン化合物との反応を、白金触媒の存在下、特定の重合防
止剤を共存させて行なっている。
結合を少なくとも1つ有する化合物を意味し、例えば下
記式[I]、[I[]または[III]て示される化合
物である。
ても異なっていてもよく、アルキル基またはアルコキシ
基である。) (式中、R4は水素またはメチル基であり、R4の少な
くとも1つは水素であり、nはθ〜300の整数である
。) (式中、 mは3〜1 0の整数である。
ロシラン化合物としては、具体的には、トリエトキシシ
ラン、トリメトキシシラン、トリメチルシラン、トリエ
チルシラン、トリプロポキシシラン、トリブトキシシラ
ン、メチルジメトキシシラン、エチルジメトキシシラン
、メチルジェトキシシラン、ジメチルメトキシシラン、
トリオクチロキシシラン、メチルジェトキシシラン、ジ
メチルオクチロキシシラン、1.1.3.3−テトラメ
チルジシロキサン、ペンタメチルジシロキサン、α、ω
−ジヒドロポリシロキサン、分子鎖中間に5i−H結合
を有するポリシロキサン、1.3.5.7−チトラメチ
ルシクロテトラシロキサン、1.3.5.7゜9−ペン
タメチルシクロペンタシロキサンなどを挙げることがで
きる。
の製造方法では、このようなアリルメタクリレートとヒ
ドロシラン化合物とは、モル比(アリルメタクリレート
/ヒドロシラン化合物のヒドロシリル基)で、通常0.
66/1.5、好ましくは0.83/1.2の量で用い
られる。
に従来より用いられている白金触媒のいずれを用いても
よいが、具体的には、塩化白金酸、ジクロロビス(アセ
トニトリル)白金(I[)、ジクロロジエチレン白金(
■)、ジクロロ(l、5−シクロオクタジエン)白金(
II)、白金ビニルシロキサン錯体および白金活性炭、
白金アルミナなどの担持された白金などを用いることが
できる。
通常lXl0−’〜lXl0−”モル、好ましくは1×
1O−1〜lXl0−’モルの量で用いられる。
の製造方法では、上記のようなヒドロシラン化合物とア
リルメタクリレートとを、上記白金触媒の存在下で反応
させる際に、ヒンダードフェノール化合物および芳香族
アミン化合物の少なくともいずれか一方を共存させてい
る。
香環において水酸基の近傍に立体障害を与えるような置
換基が少なくとも14m+結合した化合物であり、ヒド
ロシリル化反応で重合防止剤として従来より用いられて
いるヒンダードフェノール化合物のいずれであってもよ
い。
的には、 (1)2.6−ジーt−ブチル−p−クレゾール(BH
T)(2)2.6−ジーt−プチルフェノール(4)2
−1−ブチル−4−メ トキシフェノール (5)2.5−ジ−t−ブチルハイドロキノン(商品名 ;アンテージ@’DBH。
は、−C(CHs)sを示す。
クリレートに対して、1 ppm〜20重量%、好まし
くはlOppm〜5重量%の量で用いられる。
的には、下記化合物を例示できる。
(3)4.4−ジオクチル−ジフェニルアミン(4)フ
ェノチアジン このような芳香族アミン化合物は、アリルメタクリレー
トに対して、199111〜20重量%、好ましくは1
0ppm〜5重量%の量で用いられる。
の製造方法では、上記のようなヒンダードフェノール化
合物および芳香族アミン化合物のいずれか少なくとも一
方を共存させるとともに、これらの化合物を含む反応溶
液に分子状酸素含有ガスを吹き込みながら反応を行なっ
ている。
的には、酸素と窒素、酸素とアルゴンなどの不活性ガス
との混合ガス、空気または酸素などを挙げることができ
る。
素を含んでいることが好ましいが、安全性の面から0.
1〜2容量%の酸素を含んでいることがさらに好ましい
。
メタクリレート1 molに対する酸素分子の量が、通
常lXl0−’ 〜5X10−’ mol /分、好ま
しくは1xlO−’ 〜3xlO−’ mol /分と
なるような速度で、反応溶液中に吹き込む。
の製造方法では、上記のような原料、触媒、重合防止剤
などを用い、上記分子状酸素含有ガスを吹き込みなから
γ−メタクリロキシプロピルシラン化合物を製造するが
、この際反応溶媒は用いても用いなくてもよい。
エン、キシレンなどの芳香族化合物、ヘキサン、ヘプタ
ンなどの脂肪族化合物、テトラヒドロフランなどのエー
テル化合物を例示することができる。
シラン化合物を製造する際の反応温度は、40〜130
℃、好ましくは60〜120℃であり、原料、触媒およ
び重合防止剤などの添加順序は特に限定されない。
ドロシラン化合物とを反応させて得られた反応生成物か
ら蒸留精製することによりγ−メタクリロキシプロピル
シラン化合物が単離されるが、蒸留精製の際に重合防止
剤として上記ヒンダードフェノール化合物および芳香族
アミン化合物の少なくともいずれか一方を反応生成物に
添加することにより、さらに有効にゲルの発生を抑える
ことができる。なお、蒸留生成時に添加される重合防止
剤は、アリルメタクリレートとヒドロシラン化合物の反
応時に共存させる重合防止剤と同一であっても異なって
いてもよい。
の合計量において、通常、白金触媒に対して1当量〜5
.000当量、好ましくはlO当量〜1、000当量で
ある。
の製造方法によれば、アリルメタクリレートとヒドロシ
ラン化合物とを白金触媒の存在下で反応させるに際して
、ヒンダードフェノール化合物および芳香族アミン化合
物の少なくともいずれか一方を共存させるとともに、原
料を含む反応溶液に分子状酸素含有ガスを吹き込んでい
るので、反応系内および蒸留精製中でのゲル生成を有効
に防止でき、収率よくγ−メタクリロキシプロピルシラ
ン化合物を製造できる。
ビルシラン化合物の製造方法をさらに具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されない。また、実施
例中の%は、アリルメタクリレート基準のモル%である
。
き込み口を備えた4つロフラスコに、アリルメタクリレ
−H26g、塩化白金(IV)酸のイソプロパツール溶
液0.1d(白金として10−’m。
ジーt−ブチル−p−クレゾール(BHT)1.0gを
導入し、油加熱槽で80℃に加熱した。
//分となる速度で、2容量%の酸素を含む0、/N、
ガスを、ガス吹き込み口より反応液中に吹き込んだ。こ
のガス吹き込みを継続しながら、122 gのトリメト
キシシランを滴下ロートより1時間かけて滴下し、さら
に80℃で5時間加熱し続けた。なお、ガス吹き込みは
トリメトキシシラン滴下後も継続して行なった。
、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが8
3%の収率で得られたことかわかった。また、反応生成
物をGPC分析したところ、分子量2.000以上の重
合物は0.1%以下であった。
った以外は実施例1と同様の方法で反応を行ない、目的
生成物を単離した。
分析の結果を表1に示す。
/ N *ガスを用いた以外は、実施例1と同様の方法
で、反応を行なった。
、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが8
4%の収率で得られたことがわかった。また、反応生成
物をGPC分析したところ、分子量2.000以上の重
合物は0.1%以下であった。
/ N *ガスを用いた以外は、実施例1と同様の方
法で、反応を行なった。
、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが8
5%の収率で得られたことがわかった。また、反応生成
物をGPC分析したところ、分子量2.000以上の重
合物は0.1%以下であった。
1と同様の方法で、反応を行なった。
た。
(2,6−ジーt−ブチルフェノール)(商品名:Et
hanox■702、エチル社製)3gを用いた以外は
、比較例1と同様の方法で、反応を行なった。
分析の結果を表1に示す。
の方法で、反応を行なった。
C分析の結果を表1に示す。
、1.8−ジビニルテトラメチルシロキサン白金錯体の
トルエン溶液0.26mj’ (白金として10−Sm
olに相当する)に代えた以外は、実施例1と同様の方
法で、反応を行なった。
、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが8
5%の収率て得られたことがわかった。また、反応生成
物をGPC分析したところ、分子量2.000以上の重
合物は0.1%以下であった。
を、ジクロロ(l、5−シクロオクタジエン)白金(I
F)3.7■に代えた以外は、実施例3と同様の方法で
反応を行なった。
、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが8
2%の収率で得られたことがわかった。また、反応生成
物をGPC分析したところ、分子jt2,000以上の
重合物は0.1%以下であった。
ルハイドロジエンシロキサン(100cSt。
実施例1と同様の方法で、反応を行なった。
、アリルメタクリレートの転化率が93%であることが
わかった。。また、反応生成物をGPC分析したところ
、高分子量の重合物は存在しなかった。
、実施例1と同様の方法で反応を行なった。
、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが8
4%の収率で得られたことがわかった。
に、フラスコ内のガスを乾燥空気で置換し、かつガス吹
き込みを行なわない以外は実施例1と同様にして反応を
行なった。
りゲル化を起こした。
Claims (1)
- (1)アリルメタクリレートとヒドロシラン化合物との
反応を、白金触媒存在下、ヒンダードフェノール化合物
および芳香族アミン化合物の少なくともいずれか一方を
共存させるとともに、分子状酸素含有ガスを反応溶液に
吹き込みながら行なうことを特徴とするγ−メタクリロ
キシプロピルシラン化合物の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2249284A JP2647243B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | γ―メタクリロキシプロピルシラン化合物の製造方法 |
| US07/748,557 US5145979A (en) | 1990-08-23 | 1991-08-22 | Processes for the preparation of γ-methacryloxypropylsilane compounds |
| DE69123662T DE69123662T2 (de) | 1990-08-23 | 1991-08-23 | Verfahren zur Herstellung von y-Methacryloxypropylsilanverbindungen |
| EP91307774A EP0472438B1 (en) | 1990-08-23 | 1991-08-23 | Processes for the preparation of y-methacryloxypropylsilane compounds |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2249284A JP2647243B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | γ―メタクリロキシプロピルシラン化合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128293A true JPH04128293A (ja) | 1992-04-28 |
| JP2647243B2 JP2647243B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=17190680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2249284A Expired - Lifetime JP2647243B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-09-19 | γ―メタクリロキシプロピルシラン化合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2647243B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001302678A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-10-31 | Chisso Corp | 精製されたアクリロキシ基もしくはメタクリロキシ基含有有機ケイ素化合物の製造方法 |
| JP2010065039A (ja) * | 2003-06-23 | 2010-03-25 | Air Products & Chemicals Inc | シクロテトラシロキサンを重合に対し安定化する方法及び組成物 |
| JP2011063568A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Showa Denko Kk | ヒドロシリル化合物の製造方法 |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP2249284A patent/JP2647243B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001302678A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-10-31 | Chisso Corp | 精製されたアクリロキシ基もしくはメタクリロキシ基含有有機ケイ素化合物の製造方法 |
| JP2010065039A (ja) * | 2003-06-23 | 2010-03-25 | Air Products & Chemicals Inc | シクロテトラシロキサンを重合に対し安定化する方法及び組成物 |
| JP2011063568A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Showa Denko Kk | ヒドロシリル化合物の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2647243B2 (ja) | 1997-08-27 |
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