JPH04128503U - 多重シリンダ装置 - Google Patents
多重シリンダ装置Info
- Publication number
- JPH04128503U JPH04128503U JP4372591U JP4372591U JPH04128503U JP H04128503 U JPH04128503 U JP H04128503U JP 4372591 U JP4372591 U JP 4372591U JP 4372591 U JP4372591 U JP 4372591U JP H04128503 U JPH04128503 U JP H04128503U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston
- rod
- outer rod
- rod part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 abstract description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 5
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- 230000004323 axial length Effects 0.000 abstract description 2
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Landscapes
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外側ロッド部53とピストン49との境界部にお
ける変形を防止しながら、軽量化の要請による切削作業
を容易に行うことができるようにする。 【構成】 中空薄肉の外側ロッド部53とピストン49との
境界部は流体圧を受けると変形しようとするが、突出部
61がこのピストン49近傍の外側ロッド部53を内側から支
持しているので前記変形は抑制される。また、突出部61
の両側の内側ロッド部52は軽量化の要請から切削される
が、外周面の切削加工であるので、作業は容易となり、
軸方向長さが長くても行うことができる。
ける変形を防止しながら、軽量化の要請による切削作業
を容易に行うことができるようにする。 【構成】 中空薄肉の外側ロッド部53とピストン49との
境界部は流体圧を受けると変形しようとするが、突出部
61がこのピストン49近傍の外側ロッド部53を内側から支
持しているので前記変形は抑制される。また、突出部61
の両側の内側ロッド部52は軽量化の要請から切削される
が、外周面の切削加工であるので、作業は容易となり、
軸方向長さが長くても行うことができる。
Description
【0001】
この考案は、シリンダ室、ピストンを複数個直列に配置し、いずれかが破損
、故障しても残りで作動させて安全性を向上させるようにした、特に航空機の舵
の作動に用いられる多重シリンダ装置に関する。
【0002】
従来の多重シリンダ装置としては、例えば図2に示すようなものが知られて
いる。このものは、内部に内室11が形成されたシリンダケース12と、シリンダケ
ース12の内室11に収納されて固定され内室11を2個のシリンダ室13、14に分割す
るシリンダ隔壁15と、各シリンダ室13、14に摺動可能に収納されたピストン16、
17と、一方のピストン16に連結されシリンダ隔壁15、シリンダケース12を貫通す
る円筒状の内側ロッド部18と、他方のピストン17に連結され、内側ロッド部18の
外側に狭い間隙19を形成しながら嵌合されるとともに、シリンダ隔壁15、シリン
ダケース12を貫通する円筒状の外側ロッド部20と、内側ロッド部18および外側ロ
ッド部20のシリンダケース12から突出した先端部同士を連結する連結体21と、を
備えたものである。そして、このものにあっては、例えばピストン17が受けた流
体力は内側、外側ロッド部18、20を介して、例えば航空機の舵に出力されるが、
この際、ピストン17には図3に示すような等分布荷重Fが作用するため、ピスト
ン17の基端には回転モーメントMが発生する。ここで、ピストン17に連結されて
いる外側ロッド部20内には内側ロッド部18が遊嵌されているので、この外側ロッ
ド部20の肉厚は薄いものとならざるを得ず、この結果、ピストン17と外側ロッド
部20との境界部には図3に示すような変形(理解を容易にするため変形は誇張さ
れている)が発生する。そして、このような変形が大きい場合には、シリンダケ
ース12内でのピストン17の摺動が円滑でなくなるため、これを防止すべく前記境
界部における外側ロッド部20の肉厚は厚いものとなっていた。一方、前記境界部
から離れた位置の外側ロッド部20は、軽量化の要請から中ぐり装置によって内周
側を切削して薄肉化していた。
【0003】
しかしながら、このような従来の多重シリンダ装置にあっては、ピストン17
から離れた部位は切削によって薄肉化されているが、この切削作業は外側ロッド
部20の内周側であるため非常に困難であり、しかも、外側ロッド20の軸方向長さ
が長い場合には切削作業自体が不可能となる場合もあり、この場合には重量増加
を招いてしまうという問題点もある。
【0004】
この考案は、外側ロッド部が長い場合でも軽量化の要請に基づく切削作業を容
易に行うことができる多重シリンダ装置を提供することを目的とする。
【0005】
このような目的は、内部に内室が形成されたシリンダケースと、シリンダケ
ースの内室に収納されて固定され内室を複数個のシリンダ室に分割するシリンダ
隔壁と、各シリンダ室に摺動可能に収納されたピストンと、一方のピストンに連
結されシリンダ隔壁、シリンダケースを貫通する円筒状の内側ロッド部と、他方
のピストンに連結され、内側ロッド部の外側に狭い間隙を形成しながら嵌合され
るとともに、シリンダ隔壁、シリンダケースを貫通する円筒状の外側ロッド部と
、内側ロッド部および外側ロッド部のシリンダケースから突出した先端部同士を
連結する連結体と、を備えた多重シリンダ装置において、少なくとも他方のピス
トンと重なり合う部位の内側ロッドの外周に突出部を設けるとともに、該突出部
の外周を外側ロッド部の内周に当接させて外側ロッド部を内側から支持するよう
にすることにより達成することができる。
【0006】
今、他方のピストンに流体力が与えられているとする。このとき、該ピスト
ンの基端には流体力によって回転モーメントが発生するが、このピストンに連結
されている外側ロッド部は内部に内側ロッド部が遊嵌されて肉厚が薄いものとな
っているため、ピストンと外側ロッド部との境界部に大きな変形が発生しようと
する。しかしながら、この考案においては、少なくとも他方のピストンと重なり
合う部位の内側ロッド部の外周に突出部を設けるとともに、該突出部の外周を外
側ロッド部の内周に当接させてピストン近傍の外側ロッド部を内側から支持する
ようにしたので、前述のような変形は確実に阻止され、他方のピストンの円滑な
摺動が保証される。ここで、突出部の両側の内側ロッド部は軽量化の要請から切
削によって薄肉化されているが、このような薄肉化は内側ロッド部の外周側を切
削する作業であるため容易に行うことができ、しかも、内側ロッド部が長い場合
にも何等の支障なく行うことができ、軽量化を十分に達成することができる。
【0007】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、26は多重(2重)シリンダ装置であり、このシリンダ装置26
は内部に内室27を有するシリンダケース28を有し、このシリンダケース28は後部
を構成するシリンダ本体31と前部を構成するシリンダ本体32との2個のシリンダ
本体31、32を複数のボルト33、ナット34により締結して組み立てている。37はシ
リンダケース28の内室27に収納されたシリンダ隔壁であり、このシリンダ隔壁37
は前記内室27を液密的に2個のシリンダ室38、39に分断する。このシリンダ隔壁
37の外周に対向する内室27の内周には円周方向に延びる環状溝42が形成され、こ
の環状溝42は前記シリンダ本体31と32との境界に設けられている。また、前記シ
リンダ隔壁37は外周にリング状のつば部43が形成され、このつば部43は前記環状
溝42内に挿入されている。
【0008】
また、前記シリンダ室38、39内にはピストン48、49がそれぞれ液密的に摺動可
能に収納され、これらのピストン48および49は前記シリンダ室38および39をそれ
ぞれ室38a、38bおよび室39a、39bに分割する。後部に位置する一方のピスト
ン48の内端には円筒状をした内側ロッド部52が一体的に連結され、この内側ロッ
ド部52はシリンダケース28およびシリンダ隔壁37を貫通している。また、前部に
位置する他方のピストン49の内端には円筒状をした外側ロッド部53が一体的に連
結され、この外側ロッド部53は内側ロッド部52の外側に嵌合されている。そして
、この外側ロッド部53の先端部内周にはめねじ部55が形成され、一方、内側ロッ
ド部52の先端部にはおねじ部56が形成されている。そして、前記外側ロッド部53
および内側ロッド部52のシリンダケース28から突出した先端部同士は、めねじ部
55とおねじ部56とが螺合することで連結されるとともに、おねじ部56に螺合する
ロックナット57によって緩み止めされている。前述しためねじ部55、おねじ部56
、ロックナット57は全体として連結体58を構成する。また、この外側ロッド部53
も内側ロッド部52と同様にシリンダケース28およびシリンダ隔壁37を貫通してい
る。少なくともピストン49と重なり合う部位の内側ロッド部52の外周には、環状
の突出部61が形成(この実施例では突出部61の幅はピストン49の幅より多少広い
)されている。ここで、突出部61の両側外周は、シリンダ装置26の軽量化の要請
から切削加工されていることで凹んでおり、結果として、該突出部61の両側は突
出部61より薄肉化しているとともに、この突出部61の両側の内側ロッド部52と外
側ロッド部53との間には狭い間隙62が形成される。そして、この突出部61の外周
は前記外側ロッド部53の内周に当接しており、これにより、ピストン49近傍の外
側ロッド部53はこの突出部61により内側から支持される。65はそのめねじ部66が
おねじ部56に螺合することで内側ロッド部52の先端に連結されたロッドエンドで
あり、このロッドエンド65はおねじ部56に螺合するロックナット67によって緩み
止めされている。前述した内側ロッド部52、外側ロッド部53、ロッドエンド65は
全体として前記ピストン48、49を連結するピストンロッド68を構成する。
【0009】
そして、ピストン48、49、ピストンロッド68を先端側に移動させる場合には、
圧力油を室38a、39aに供給するが、給排口71、72双方に高圧の圧力油が供給さ
れている通常時には、室38a、39a双方に圧力油が供給され、いずれかの系統が
故障して給排口71、72のいずれか一方にのみ圧力油が供給されている異常時には
、一方の室38a、39aのみに圧力油が供給される。このとき、給排口73、74から
は低圧の圧力油が排出される。逆に、ピストン48、49、ピストンロッド68を後端
側に移動させる場合には、給排口73、74から圧力油を室38b、39bの双方または
いずれか一方に供給する。このとき、給排口71、72からは低圧の圧力油が排出さ
れる。
【0010】
今、例えば室39aに圧力油が流入し、ピストン49に流体力が与えられていると
する。このとき、該ピストン49の基端には流体力によって回転モーメントMが発
生するが、このピストン49に連結されている外側ロッド部53は内部に内側ロッド
部52が遊嵌されて肉厚が薄いものとならざるを得ないため、ピストン49と外側ロ
ッド部53との境界部に大きな変形が発生しようとする。しかしながら、この考案
においては、前述のように内側ロッド部52の外周に突出部61を設けるとともに、
該突出部61の外周を外側ロッド部53の内周に当接させてピストン49近傍の外側ロ
ッド部53を内側から支持するようにしたので、前述のような変形は確実に阻止さ
れ、ピストン49の円滑な摺動が保証される。ここで、突出部61の両側の内側ロッ
ド部52は軽量化の要請から切削によって薄肉化されるが、このような薄肉化は内
側ロッド部52の外周側を切削する作業であるため容易に行うことができ、しかも
、内側ロッド部52が長い場合にも何等の支障なく行うことができ、軽量化を十分
に達成することができる。なお、室39bに圧力油が流入したときも前述と同様で
ある。
【0011】
なお、この考案においては、ロックナット57、67を省略し、図4に示すよう
にロッドエンド65を外側ロッド部53の先端に当接させて緩み止めを行うようにし
てもよい。
【0012】
以上説明したように、この考案によれば、外側ロッド部が長い場合でも軽量
化の要請に基づく切削作業を容易に行うことができる。
【図1】この考案の一実施例を示す正面断面図である。
【図2】従来の多重シリンダ装置の一例を示す正面断面
図である。
図である。
【図3】ピストンに荷重Fが作用したときの変形を示し
た断面図である。
た断面図である。
【図4】この考案の他の例を示すロッドエンド近傍の正
面断面図である。
面断面図である。
26…多重シリンダ装置 27…内室
28…シリンダケース 37…シリンダ隔壁
38、39…シリンダ室 48、49…ピストン
52…内側ロッド部 53…外側ロッド部
61…突出部 62…間隙
Claims (1)
- 【請求項1】内部に内室が形成されたシリンダケース
と、シリンダケースの内室に収納されて固定され内室を
複数個のシリンダ室に分割するシリンダ隔壁と、各シリ
ンダ室に摺動可能に収納されたピストンと、一方のピス
トンに連結されシリンダ隔壁、シリンダケースを貫通す
る円筒状の内側ロッド部と、他方のピストンに連結さ
れ、内側ロッド部の外側に狭い間隙を形成しながら嵌合
されるとともに、シリンダ隔壁、シリンダケースを貫通
する円筒状の外側ロッド部と、内側ロッド部および外側
ロッド部のシリンダケースから突出した先端部同士を連
結する連結体と、を備えた多重シリンダ装置において、
少なくとも他方のピストンと重なり合う部位の内側ロッ
ドの外周に突出部を設けるとともに、該突出部の外周を
外側ロッド部の内周に当接させて外側ロッド部を内側か
ら支持するようにしたことを特徴とする多重シリンダ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4372591U JPH04128503U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 多重シリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4372591U JPH04128503U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 多重シリンダ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128503U true JPH04128503U (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=31924017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4372591U Pending JPH04128503U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 多重シリンダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04128503U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023546447A (ja) * | 2020-10-23 | 2023-11-02 | ハッチンソン | 湾曲したスラットを有する連結ロッド |
| JP2023174866A (ja) * | 2019-08-07 | 2023-12-08 | ナブテスコ株式会社 | 流体アクチュエータ |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP4372591U patent/JPH04128503U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023174866A (ja) * | 2019-08-07 | 2023-12-08 | ナブテスコ株式会社 | 流体アクチュエータ |
| JP2023546447A (ja) * | 2020-10-23 | 2023-11-02 | ハッチンソン | 湾曲したスラットを有する連結ロッド |
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