JPH0412896B2 - - Google Patents

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JPH0412896B2
JPH0412896B2 JP61235459A JP23545986A JPH0412896B2 JP H0412896 B2 JPH0412896 B2 JP H0412896B2 JP 61235459 A JP61235459 A JP 61235459A JP 23545986 A JP23545986 A JP 23545986A JP H0412896 B2 JPH0412896 B2 JP H0412896B2
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JP
Japan
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laminate
weight
polyethylene terephthalate
treatment composition
chemical treatment
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JP61235459A
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JPS6287348A (ja
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Ragyupashi Narashimuhan
Pii Kaarei Aaru
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PPG Industries Inc
Original Assignee
PPG Industries Inc
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Publication date
Application filed by PPG Industries Inc filed Critical PPG Industries Inc
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Publication of JPH0412896B2 publication Critical patent/JPH0412896B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/04Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material
    • C08J5/06Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material using pretreated fibrous materials
    • C08J5/08Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material using pretreated fibrous materials glass fibres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2367/00Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
    • C08J2367/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、ポリエチレンテレフタレートの強化
に特に好適なガラス繊維とするために化学処理さ
れたガラス繊維で強化されているポリエチレンテ
レフタレートの積層体に関する。さらに詳しく
は、特に好適な化学処理されたガラス繊維を有す
るガラス繊維強化ポリエチレンテレフタレートの
積層体であつて、該ポリエチレンテレフタレート
の融点よりも高い温度で成形される積層体に関す
る。 [従来の技術および問題点] ポリエチレンテレフタレート(単独重合体およ
び共重合体を含む、以下PETと略す)は砂型成
形(Sandry molding)用にガラス繊維で強化さ
れている。たとえば射出成形品の製造におけるチ
ヨツプドガラス繊維ストランド強化PETがある。
また、連続ガラス繊維ストランドもPETの融点
より低くかつガラス転移点よりも高い温度で行な
われる圧縮成形において使用されている。 ヨーロツパ特許出願第0024895号の明細書に記
載されている後者の方法では、本質的にアモルフ
アスなPETを利用した熱成形による成形が行な
われている。結晶性PETは成形前に溶融するは
ずであるから、このPETは熱成形には用いるこ
とができない。PETの融点は255〜265℃の範囲
にあり、その融点は多くの熱可塑性樹脂よりも大
幅に高い。ところで、溶融したPETは水と接触
すると劣化するという欠点がある。 しかしながら、PETの高い融点はPETを高温
での適用を多様化することを可能にする。たとえ
ば自動車部品や電気製品の部品などに使用するた
めに、高められた温度で塗装や乾燥することので
きるガラス繊維強化パネルとして用いることが可
能となる。前記ヨーロツパ特許出願の熱成形法
は、成形物におけるPETの高融点を活かすため
にPETの積層体の製造を可能にしている。PET
の劣化という欠点は、PETが成形中に溶融しな
いので、たとえ成形工程で水が存在する機会があ
つたとしても考慮されない。 一般に、ガラス繊維強化熱可塑性ポリマーは
種々の形状、寸法、配列および化学処理剤を有し
ている。ガラス繊維の表面の化学処理剤は、ガラ
ス繊維の形成およびその後の処理の間の繊維間の
磨耗からガラス繊維を防護し、さらにガラス繊維
と強化すべき有機ポリマーとの相溶性を高める。
従来より、化学処理剤はフイルム形成剤、滑剤、
カツプリング剤、湿潤剤、乳化剤などを含んでい
る。化学処理剤を有するガラス繊維は束やストラ
ンドの形に集められ、チヨツプドストランドや連
続ストランドの形に調製されている。チヨツプド
ストランドは射出成形および圧縮成形用に用いる
ことができ、連続ストランドは圧縮成形用に用い
ることができる。また、バラバラのチヨツプドま
たは連続ストランド、および(または)入り交つ
た(intermingled)および(または結合されたチ
ヨツプドおよび(または)連続ストランドから構
成されるマツトも使用されうる。マツトにおける
ストランドの機械的および(または)化学的結合
は、ストランド間にある種の一体性をもつマツト
を提供する。機械的に結合されたガラス繊維スト
ランドマツトの例としては、連続ストランドまた
は長いチヨツプドガラス繊維ストランドあるいは
それらの混合物のニードルマツトがあげられる。
ニードルされた連続ストランドは、米国特許第
4335176号[バウマン(Baumann)]に記載され
ている。入り交つたおよび(または)結合された
マツトの製造で考慮すべき事項は全くバラバラの
チヨツプドまたは連続ストランドマツトの製造お
よび使用で提供される考慮事項と異なる。 入り交つたおよび(または)結合された連続お
よび(または)チヨツプドストランドのマツトに
よるポリマーの強化は、そのマツトを構成するガ
ラス繊維にいくつかの要求がなされる。すなわ
ち、ストランドはマツトの製造において良好な加
工性を有してなければならず、また成形品におい
てマトリツクスポリマーとの界面間で良好に接触
していなければならない。ストランドをマツトに
するときの加工性は、ガラス繊維ストランドを取
り出し、マツトの形に分散し、ある程度のストラ
ンドを互いに絡合するかまたは結合する工程にお
ける加工性も含む。マツトのマトリツクスポリマ
ー間の良好な界面接触は、ポリマーがマツトの中
や周囲、さらにそれを通過することを許容する積
層工程において、またモールドの形状に追随する
ようにマツトが移動する成形工程において、もつ
ともよくえられる。マトリツクスポリマーとマツ
ト間の界面接触の程度がもつとも高いものは、熱
可塑性ポリマーが積層工程および成形工程の直前
および(または)間の溶融状態にあるときに達成
される。このことはより分子量が大きい熱可塑性
ポリマーのばあいに特にいえる。 PETが溶融している状態で行なう成形工程で
使用されるガラス繊維強化PET積層体には良好
な高温安定性を有するサイズドガラス繊維の使用
が要求される。この要求は、予備成形積層体の製
造においてPETがガラス繊維中や間で溶融され
るので必要である。これはまた前記熱成形法で成
形される積層体にサイズドガラス繊維を使用する
ばあいにも要求される。さらにこの要求は、積層
体がPETの溶融温度を超える温度で成形される
ばあい、および積層体からつくられた成形品が高
温の環境で長時間使用されるばあいにも必要とさ
れる。このことは、ポリブチレンテレフタレート
やナイロンなどの他の種類の熱可塑性ポリマーよ
りも高い温度での使用の許容範囲からえられる最
大限の能力を、ガラス繊維強化PETが利用する
ことを可能にする。 本発明の目的は、高温領域におけるPET積層
体製の成形部品の適用を補完し、かつPET積層
体またはその成形部品の強化部材用にガラス繊維
ストランドに良好な加工性を与えるために化学的
処理のなされたガラス繊維で強化されたPET積
層体を提供することにある。 本発明はさらに、長期間高温で適用するために
良好な物理的特性を有するガラス繊維強化PET
積層体を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 前記問題点は、結晶性および(または)アモル
フアスなPETの単独重合体または少量の共重合
可能な材料との共重合体および強化に有効な量の
化学処理されたガラス繊維を有する積層体を用い
ることにより達成される。化学処理されたガラス
繊維は水性化学処理組成物の乾燥残渣を有するも
のであり、該水性化学処理組成物は水のほかに、
1種または2種以上の水溶性、水分散性または水
乳化性の熱可塑性ビスフエノールA型ポリエステ
ルフイルム形成ポリマーの単独またはそれとエポ
キシ含有フイルム形成ポリマーとのブレンド物、
エポキシ官能性オルガノシランカツプリング剤ま
たはエポキシ官能性オルガノシランカツプリング
剤とアミノカルガノシランカツプリング剤との混
合物、およびカチオン性滑剤を有している。 積層体はPET材料をフイルム、シートおよび
(または)押出物の形でチヨツプドガラス繊維ス
トランドの形の、またはチヨツプドガラス繊維ス
トランドおよび(または)連続ガラス繊維ストラ
ンドを絡合および(または)結合させてなるマツ
トの形の化学処理されたガラス繊維と接触させる
ことにより作製できる。かかる接触は、溶融した
PETを適切な圧力化で化学処理されたガラス繊
維と親密に接触させうるような条件下で行なわれ
る。えられた積層体は熱成形のような圧縮成形法
やPET積層体をPETの融点よりも高い温度に加
熱したのちに圧縮成形を行なう方法により成形す
ることができる。 [実施態様] 積層体は、チヨツプドストランドまたは1枚ま
たは2枚以上のチヨツプドおよび(または)連続
ストランドマツトの形でガラス繊維を有してい
る。いずれの形態であつても、ガラス繊維は化学
処理されたガラス繊維である。ガラス繊維は、
「E−ガラス」または「621−ガラス」のようなカ
ルシウム、アルミニウムボロシリケート組成物や
それのボロンやフツ素の含有量の少ないまたは含
まない誘導体のごとき繊維化可能なガラス組成物
から製造される。直接または間接溶融操作で製造
されるガラス繊維はA−フアイバ〜Z−フアイバ
(1〜50μm)の任意の径を有している。 ガラス繊維はその製造の間または後に水性化学
処理組成物で処理される。水性化学処理組成物は
水に加えて3つのタイプの成分を有している。該
組成物はまず、水溶性、水分散性または水乳化性
のフイルム形成ポリマーを有しており、このポリ
マーはPETポリマーマトリツクスと相溶性であ
りかつ溶解しうるものである。この相溶性と溶解
性は、ガラス繊維がマトリツクスポリマーと親密
に接触したときにPETマトリツクスポリマー中
への化学処理ガラス繊維の良好なウエツト−アウ
ト(Wet−out)を与える。このフイルム形成ポ
リマーは約300℃以上の熱分解温度を有している。
フイルム形成ポリマーは水および他の溶媒を蒸発
させたときに透明なフイルムを形成し、また硬化
したときに粘着性が小さくかつ強靭であることが
好ましい。フイルム形成ポリマーの小さな粘着性
は、水性化学処理組成物の乾燥残渣の粘着性を低
くすることに寄与する。化学処理組成物の乾燥残
渣のフイルムは「エポン828(Epon828)」樹
脂のような他のポリマーのフイルムよりも粘着性
が小さい。フイルムの強靭性はガラス繊維表面に
連続に近いフイルムを形成することを可能にす
る。そうしたフイルム特性の達成において、ガラ
ス繊維の湿潤性が大きく損われることはない。 好適なフイルム形成ポリマーの具体例として
は、たとえば水溶性、水分散性または水乳化性の
ビスフエノール性ポリエステルポリマー、たとえ
ばビスフエノールAおよびブテンジオールまたは
無水マレイン酸またはマレイン酸およびアジピン
酸をポリエチレングリコールのようなポリアルキ
レングリコールを用いて内部および(または)外
部乳化して製造したものがあげられるが、これら
のみに限定されるものではない。ポリエステル
は、重量平均分子量が約30000〜45000の範囲にあ
りかつ多分散インデツクス(polydispersity
index)Mw/Mnが約2〜9にあるポリマーに対
してエトキシ化により内部的に乳化されているの
が好ましい。このタイプのビスフエノールポリエ
ステルは水性化学処理組成物において単独でフイ
ルム形成剤として用いられるのが好ましい。 また、ビスフエノールAポリエステルフイルム
形成ポリマーとしては、たとえば第1図に示す
NMR曲線、エトキシ化による内部乳化性、約
30000〜45000の重量平均分子量、約1.12の多分散
インデツクスおよび約1.08のMz/Mn比を有する
ものも用いられうる。 そのような熱可塑性ポリエステルの具体例はイ
タリア共和国、コモのサビツト(Savid)社製の
「ネオキシル (Neoxil )954」として市販さ
れているアルコキシル化ビスフエノールポリエス
テルの単一水性エマルジヨンがあげられる。ネオ
キシル 954樹脂の性質はつぎのとおりである。 外観:乳状の液体 固形分含量:46±3% PH:3〜5 粘度(23℃):20000±500cps NMR分析:第1図に示す。 NMR分析は、バリアン(Varian)EM−60の
60MHzプロトンNMRスペクトロメータを用い、
走査時間5分間、走査幅10ppmおよび走査端
0ppmにて行ない、ゼロ調整はテトラメチルシラ
ン(TMS)で行ない、サンプルの周囲温度にて
溶媒としてDCCl3を用いて行なつた。水性処理組
成物中のフイルム形成ポリマーの量は、水性処理
組成物中の固形分の約1〜20重量%の範囲であ
る。 2種以上のフイルム形成ポリマーを用いるばあ
い、エポキシ含有ポリマーまたは共重合体をポリ
エステルフイルム形成ポリマーと併用することが
できる。エポキキシ含有ポリマーとポリエステル
フイルム形成ポリマーのそれぞれの水性エマルジ
ヨンを混合することにより単一のエマルジヨンと
することができるし、またエポキシ含有ポリマー
とポリエステルフイルム形成ポリマーを水性エマ
ルジヨンに可溶化、分散可能に、または乳化可能
にすることにより単一のエマルジヨンに調製する
ことができる。エポキシ含有ポリマーの具体例と
しては、たとえばエポキシド1グラム当量に対し
ポリマーの約180〜230gの範囲の重量エポキシ当
量(epoxy equivalent weight)を有するエポキ
シ含有単独重合体または共重合体があげられる
が、これらのみに限られるものではない。このエ
ポキシ含有単独重合体または共重合体は、PET
ポリマーマトリツクス中で良好な湿潤性を有する
化学処理されたガラス繊維の製造を助ける。エポ
キシ基を1グラム当量を含有する樹脂の重量(グ
ラム)として定義されるエポキシド当量または重
量エポキシ当量は、当業者に公知の方法で決める
ことができる。たとえば赤外スペクトル分析法
や、エポキシポリマーにピリジニウムクロライド
のピリジン溶液を添加したのち水酸化ナトリウム
で滴定する方法などの湿式法が採用できるが、こ
れらのみに限られるものではない。エポキシ樹脂
を用いるばあい、その量は水性化学処理組成物の
固形分の劣量から優熱量の間で変更することがで
きる。使用しうるエポキシ樹脂としては、ビスフ
エノールAからつくられたエポキシ樹脂、および
エピハロヒドリンと反応してジグリシジル化合物
を生成するコモノマーから製造されるエポキシ樹
脂が用いられうる。コモノマーとしては、4−イ
ソプロピリデンビス(2,6−ジブロモフエノー
ル)、ジヒドロキシベンゼン、1,1,2,2−
テトラ(p−ヒドロキシフエニル)エタン、1,
4−ブタンジオール、グリセロール、ポリオキシ
アルキレン(グリコール)、リノレインダイマー
酸、1,1,3−トリス(p−ヒドロキシフエニ
ル)−プロパンなどがあげられる。さらに、脂肪
族グリシジルエーテルからつくられたエポキシ樹
脂も使用できる。また、モノエポキシ化合物同士
またはモノエポキシ化合物とエポキシ基生成性の
化合物との反応によりえられるエポキシ樹脂、た
とえば不飽和モノエポキシ化合物を不飽和基で単
独重合せしめてえられるポリ(アリルグリシジル
エーテル)のようなポリエポキシポリマーも使用
できる。特に好適なエポキシ樹脂は、エピクロル
ヒドリンなどのエピハロヒドリンの理論的過剰量
と多価フエノールとの反応によつてえられるフエ
ノール性エポキシドである。多価フエノールとし
ては、たとえばビス(4−ヒドロキシフエノー
ル)−2,2−プロパン、ハイドロキノン、レゾ
ルシノール、または2モルのフエノールと1モル
のホルムアルデヒドとの酸縮合によりえられるビ
ス(ヒドロキシフエニル)メタンなどがあげられ
る。そのほか理論的過剰量のエピハロヒドリンと
ポリアルキレングリコール、ソルビトール、グリ
セロールなどの多価アルコールとの反応生成物も
使用できる。エピハロヒドリンや多水酸基化合物
の使用割合を変化させるか、または反応条件を変
化させることにより、液状から固形状までの低分
子量、中分子量または高分子量の化合物を製造す
ることができる。有用な市販のエポキシ樹脂とし
ては、シエルケミカル社製のエポン (Epon )
828エポキシ樹脂、チバ−ガイギ社製のエポキシ
ドであるアラルダイト (Araldite )樹脂、ダ
ウケミカル社製のD.E.R.またはD.E.N.樹脂、セ
ラニーズ・ポリマー・スペシヤルテイーズ
(Celanese Polymer Specialties)社製のエピ−
レズ (Epi−Rez )樹脂などがあげられる。
とくに水性化学処理組成物は本質的にポリ(ビニ
ルアセテート)フイルム形成ポリマーを含んでい
ない。 水溶性、水分散性または水乳化性ポリエステル
および(または)エポキシ含有ポリマーは、当業
者に公知の好適な界面活性剤を用いてエマルジヨ
ンまたは分散液の形にすることができる。エポキ
シ含有ポリマーおよびポリエステルのブレンド物
を有する単一のエマルジヨンを調製するばあい、
または各ポリマーのエマルジヨンをそれぞれ別々
に調製するばあい、非イオン性、カチオン性、ア
ニオン性または両性のいずれの乳化剤も用いるこ
とができる。ブレンドされたポリマーのイオン特
性に適合する範囲のHLB値をもつ非イオン性乳
化剤を用いるのが好ましい。たとえば、プロピレ
ンオキシドとプロピレングリコールの縮合により
生成する疎水性塩基とエチレンオキシドとの縮合
物の1種または2種以上が使用できる。市販のも
のとしては、たとえばバズーフ・ワイアンドツ
ト・インダストリアル・ケミカル・グループ
(BASF Wyandotte Industrial Chemical
Group)製のプルロニツク (Pluronic )F−
108が使用でき、好適なエマルジヨンまたは分散
液を形成する。 水溶性、水分散性または水乳化性のフイルム形
成ポリマーに加えて、水性化学処理組成物は1種
または2種以上のエポキシ含有オルガノ官能性カ
ツプリング剤をも有している。さらにアミノ含有
オルガノ官能性カツプリング剤を共存させてもさ
せなくてもよい。カツプリング剤はオルガノ官能
性シランカツプリング剤またはオルガノ官能性ウ
エルナー(Werner)化合物などであり、分子中
のオルガノ官能性部分に1個または2個以上のエ
ポキシ部分を有している化合物である。 用いられるエポキシ含有オルガノ官能性シラン
カツプリング剤としては、たとえば式: (式中、R1は低級アルキル基または水素原子
であつてOR1基を水酸基、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、好ましくはC1〜5のアルコキシ基またはア
クリロキシ基などの水加水分解性基とする基であ
り、xは1〜3の整数、yは1〜6の整数であ
る)で示されるようなものがあげられる。エポキ
シシランの代表例としては、たとえばβ−ヒドロ
キシエチルトリエトキシシラン、γ−ヒドロキシ
ブチルトリメトキシシラン、2,3−エポキシプ
ロピルトリメトキシシラン、3,4−エポキシブ
チルトリエトキシシラン、ビス−(2,3−エポ
キシプロピル)ジメトキシシラン、グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、3,4−エポキシ
シクロヘキシルトリエトキシシランなどがあげら
れる。 アミノシランカツプリング剤はモノアミノシラ
ンおよびジアミノシランよりなる群から選ばれた
ものが使用できる。こうしたアミノシランカツプ
リング剤に加えて滑剤変性アミノシランカツプリ
ング剤を存在させてもよい。滑剤は当業者に公知
の標準の織物用滑剤が用いられる。これらのシラ
ンカツプリング剤は両方共、それらがモノアミノ
シランカツプリング剤であるばあい、一般式: NH2R−Si(−OR23 (式中、RはC2〜8のアルキレン残基であり、
R2は好ましくはC1〜5、とくにC1〜2の低級アルキ
ル基または水素原子である)で示されうるアミノ
官能性を有しているであろう。アミノシランの具
体例としては、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−(トリメトキシシリルプロピル)エ
タンジアミンアクリルアミド、アミノメチルトリ
エトキシシラン、アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、ジアミノプロピルジエトキシシラン、トリ
アミノプロピルエトキシシランなどがあげられる
が、これらのみに限定されるものではない。 1個または2個以上のアミノ基またはエポキシ
基で置換された有機基を少なくとも1個含有する
他の多数のシラン類も本願発明を実施する際に使
用してもよい。そうしたシラン類は当業者に周知
のものである。当業者も認めるように、前記のシ
ランカツプリング剤はシランカツプリング剤とし
て、またはその部分または全体が加水分解された
生成物(シラノール)として、またはその重合生
成物(ポリシロキサン)として用いられうる。水
性化学処理組成物におけるシランカツプリング剤
の量は該組成物の約0.1〜2重量%の範囲である。 エポキシ官能性オルガノシランカツプリング剤
とアミノ官能性オルガノシランカツプリング剤と
の混合物もまた使用できる。かかる混合物はエポ
キシ官能性オルガノシランを少なくとも約20重量
%、好ましくは優勢量含んでいる。 水性化学処理組成物は前記成分に加えて、ガラ
ス繊維用カチオン性滑剤を潤滑効果がえられる量
含んでいる。この滑剤は現在あるカチオン性の滑
剤であつてガラス繊維やガラス繊維およびストラ
ンドの集められた束に潤滑性を与えるものであ
る。具体的には、たとえばステアリン酸アミドな
どの酸可溶化脂肪族酸アミドが含まれる。脂肪族
酸アミドは飽和でも不飽和でもよく、脂肪酸は炭
素数4〜24個のものである。そのほか、低分子量
不飽和脂肪酸アミドの酸無水物可溶化ポリマー、
脂肪酸とポリアルキレンオキシドを閉環を生ずる
条件下で反応させてえられるアルキルイミダゾー
ルが含まれる。特に好適なカチオン性滑剤はアミ
ン価が約200〜800のポリアミノアミド材料であ
り、好ましくは脂肪酸(少なくともその1つはペ
ラルゴン酸である)を用いて製造されたものであ
る。この材料はさらに酢酸で可溶化される。そう
した材料の具体例としては、たとえばペラルゴン
酸のような脂肪酸で部分的にアミド化されたポリ
アルキレンイミンがあげられ、市販のものとして
はたとえばエメリ・インダストリーズ(Emery
Industries)社製のエメリルーベ (Emerylube
)6717があげられる。この材料は流動点55、密
度8.3 lbs/ガロン、ガードナー色10、曇点25℃
未満、引火点282℃(540〓)および水に可溶で鉱
油に分散可能な粘稠な液体である。他の好適な材
料はシルラゾール (Cirrasol )185Aであり、
このものは深赤がかつたコハク色の無水のもので
あり、室温で粘稠でかつ水分散性であり、その1
%溶液のPHは約8.9〜9.4である。ガラス繊維滑剤
が反応性の含チツ素基を含んでいるばあいは、該
滑剤の添加量を共存しているであろうエポキシ含
有ポリマーのガラス繊維滑剤の含チツ素基による
架橋を実質的に妨げるような量に制限すべきであ
る。通常ガラス繊維用カチオン性滑剤の有効量
は、水性化学処理剤の約0.05〜0.5重量%の範囲
である。 本発明で用いる水性化学処理組成物に他のフイ
ルム形成ポリマー、カツプリング剤、滑剤、加工
助剤、増粘剤を配合してもよいが、本発明におけ
る水性化学処理組成物はエポキシ含有重合体また
は共重合体を架橋する機能を単独で有するエポキ
シ架橋剤を本質的に含有していない。水性化学処
理剤は、ポリエステルフイルム形成ポリマーにま
たはエポキシ含有重合体または共重合体とポリエ
ステルフイルム形成ポリマーとのブレンド物に可
溶化できない材料を本質的に含んでいないのが好
ましい。そのような材料は水添炭化水素油などの
非イオン性の水不溶性炭化水素ガラス繊維用滑剤
があげられる。典型的な水不溶性滑剤は水素化ま
たは飽和脂肪酸のグリセロールエステルがあり、
本発明における水性化学処理剤はこうしたタイプ
の材料を本質的に含んでいない。また、水性化学
処理組成物は高湿環境下に水分を吸湿し保持する
吸湿性成分を本質的に含んでいないのが好まし
い。 水性化学処理組成物は、処理されるガラス繊維
の形成間に該組成物で処理できるのに充分な総固
形分量を組成物に与えるのに充分な量の水を有し
ている。通常、水性処理組成物の総固形分量は約
1〜30重量%、好ましくは約2〜10重量%であ
る。いかなるばあいも水性処理組成物の固形分量
は、溶液の粘度(20℃)が約100センチポイズよ
りも大きくなるような量を超えるべきではない。
粘度(20℃)が100センチポイズよりも大きな水
性溶液は、ガラス繊維を切ることなくガラス繊維
の製造中に塗布することが極めて困難である。も
つとも好ましい結果をうるためには、該組成物を
1〜20センチポイズ(20℃)の粘度を有している
ようにするのが好ましい。チクソトロピツクなゲ
ル化剤または発泡剤を有する化学処理組成物は、
ガラス繊維を処理するのに使用されるゲルおよび
発泡物に対して公知の粘度をもつことができる。
水性化学処理組成物のPHは組成物の安定性を保つ
ために約7より下であり、好ましくは約4.8〜5.2
の範囲とすべきである。水性化学処理組成物は、
これらの成分を同時にまたは逐時混合することに
よつて調製することができる。 本発明における水性化学処理組成物は当業者に
公知のいかなる方法ででもガラス繊維に適用でき
る。たとえばガラス繊維の形成中であつて水性化
学処理組成物への適用が充分可能な温度にまで冷
却されたガラス繊維に適用される。水性化学処理
組成物(型的にはサイジング組成物と称される)
はベルト、ローラ、スプレーなどの塗布装置によ
りガラス繊維に塗布される。ついで処理されたガ
ラス繊維は1本または2本以上のストランドに束
ねられ、いわゆるフオーミングパツケージと称さ
れるパツケージに集められる。あるいはガラス繊
維を1本または2本以上のストランドに集め、湿
潤チヨツプドストランドとして切断される。また
はガラス繊維を1本または2本以上のストランド
に束ね、ロービングとして集められる。いずれの
形のガラス繊維も乾燥され、水分含量が減少させ
られる。乾燥は室温乾燥から約121℃(250〓)と
149℃(300〓)未満の間の温度での乾燥を11時間
行なうのに相当する温度および時間条件で実施さ
れる。ニードリングされたマツトの製造には、ガ
ラス繊維を前記条件の最大値よりも低い条件で乾
燥するのが好ましい。このばあい、たとえば乾燥
は約145〜155〓にて3〜5時間行なうことができ
る。ストランドが空気乾燥されるばあい、含水量
は約8重量%またはそれ以下、とくに約4〜6重
量%の範囲となる。またオーブン乾燥では約1重
量%以下の含水量となる。乾燥は強制送気オーブ
ン、誘電オーブンなどの通常のガラス繊維用乾燥
オーブンを用いて行なうことができる。乾燥され
たガラス繊維はストランドに仕立てられたガラス
繊維表面に水性化学処理組成物の乾燥残渣を有し
ている。好ましくは、そのガラス繊維上の乾燥残
渣の量は約0.5〜1.2重量%LOI(強熱減量(loss
on ignition)である。 チツプドおよび(または)連続ストランドマツ
トの形態中の乾燥ガラス繊維ストランドは、ポリ
マーに有用な強化効果を与える。マツトは当業者
に公知の方法で製造できる。特に好適なマツト
は、機械的または化学的な結合により結合または
絡合されたストランドを有している。一般にチヨ
ツプドおよび(または)連続ガラス繊維ストラン
ドをマツトの幅、長さおよび厚さとなるように分
布させることによつて製造できる。マツトの製造
法の1つとして、移動中のコンベアベルト上にガ
ラス繊維ストランドを振り分けてマツトの形に集
める。これらのマツトのストランドを結合させる
ためにはたとえばマツト上に化学結合剤をスプレ
ーして接触させればよく、また絡合させるために
はニードラーでマツトを処理すればよい。ニード
リング装置としては、たとえば米国特許第
4277531号の第1図に示されているものが使用で
きる。さらにガラス繊維ストランドをマツトの形
に横に並べる方法も当業者に公知の方法が採用で
き、たとえば米国特許第3915681号明細書に示さ
れる方法がある。また米国特許第4158557号明細
書に示されているようなガラス繊維の形成工程で
直接製造する方法も採用できる。後者の方法によ
れば、ガラス繊維ストランドはフオーミングパツ
ケージに集められずかつ乾燥もされず、直接分配
器に運ばれ、移動中のコンベアベルト上にマツト
の形にガラス繊維ストランドが配置される。 本発明の積層体において、ガラス繊維により
PETポリマーが強化されている積層体中または
最終成形品中でPETポリマーはアモルフアス状、
結晶状または半結晶状の形で存在している。
PETは未使用または再使用のものであつてもよ
く、種々の添加剤を有していてもよく、また
PETの結晶度を高めるような処理がなされてい
てもよい。PETはビニル芳香族化合物および
(または)α−β不飽和環状無水物の共重合体お
よびゴムがグラフトされているかブレンドされて
いるゴム変性共重合体からバルクまたは溶液法に
より製造することができる。PETはさらに、劣
量の他の共重合可能な材料、たとえば約0〜30モ
ル%のセバケートとの共重合体および(または)
ポリ(エチレンオキシド)とのアゼライン酸エス
テル共重合体またはブロツク共重合体の形であり
うる。またPETは0〜18%の結晶化度を有しか
つ重量平均分子量が5000〜60000の実質的にアモ
ルフアスの形でもありうる。 PETの結晶化速度を増大させるには当業者に
公知の方法が採用できる。たとえばそのような方
法として、PETの分子量または固有粘度を減少
させて結晶化度を高める方法、PETの構造を変
化させてランダムまたはブロツク共重合体とする
方法、通常よりも多い量のコモノマーを用いて
PETを製造する方法、PETの溶融物に滑剤を加
えることにより溶融物内の拡散速度を高める方
法、有機または無機の造核剤(nucleatingagent)
を加える方法、PET製造用の触媒をPET中に不
溶の触媒の触媒残部として保持する方法、および
予備的な熱履歴を加えられたPETを用いて強い
造核作用を与えて280℃より低い温度での結晶化
速度を高める方法、などがあげられる。 PETとしては、約130〜210℃で約20〜60秒間
スタンピング成形すると成形物が少なくとも30〜
50重量%の結晶化度の範囲を有するような結晶化
速度を有するPETを用いるのが好ましい。この
PETは射出成形、押出成形または圧縮成形可能
であり、60重量%のフエノールと40重量%のテト
ラクロルエタンよりなる溶媒中で0.25〜1.5の固
有粘度を有している。 また、結晶性でかつ造核剤の存在により溶融状
態からの結晶化速度の速いPETの単独重合体を
用いることも好ましい。造核剤の具体例として
は、たとえば高極性有機化合物のアルカリ金属
塩;芳香族酸、脂肪酸、不飽和脂肪酸、モノカル
ボン酸のアルカリ金属塩;C8の脂肪酸のような
飽和カルボン酸のダイマーまたはトリマー;ハロ
ゲンおよび(または)ニトロ基で置換された芳香
族カルボン酸のアルカリ金属塩;チツ化ホウ素、
アルカリ金属炭酸塩、タルクやマイカのような無
機物、牛脂酸のアルカリ金属塩を有するセツケン
などの無機化合物;アイオノマー樹脂;カルボン
酸の金属塩;無機酸の金属塩;エチレンテレフタ
レートのオリゴマーのアルカリ金属塩;クレー、
シリカ、アルミナ、チタニア、グラフアイト、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、ケ
イ酸アルミニウムなどの無機物の粉末;ガラスビ
ーズなどがあげられる。造核剤の量は結晶化速度
を増大させるのに適切な量から適当に選べばよ
い。たとえば、ポリエチレンテレフタレートの重
量基準で約0.01〜5%の量で造核剤が存在しう
る。また造核剤は約20μm以下の平均粒径を有し
ている。ポリエチレンテレフタレート中の造核剤
をもつとも好ましい量とするときは、130〜210℃
で40秒未満の時間内で最大の結晶化度を有する
PET強化積層体からの成形部品の製造ができる。 さらに、PETポリマーは収縮や結晶化による
クラツクの生成に対する耐性を改善するための添
加剤、衝撃強度を改善するためのポリオレフイン
系のゴム、耐衝撃性を改善するための添加剤、着
色剤、紫外線および熱安定剤、乳白剤
(Opacifying agent)、エステルで規制されたフ
エノール(esterically hindered phenol)やフエ
ノール誘導体などの熱−酸化安定剤、難燃剤を加
えてもよい。 積層体はガラス繊維ストランドを種々の形でポ
リエチレンテレフタレート100部(重量部、以下
同様)あたり約5〜200部有している。種々の形
態のガラス繊維をPETと接触させることにより
積層体が形成される。たとえば射出成形、押出成
形または圧縮成形においてチヨツプドガラス繊維
ストランドはPETと接触させられて積層体を形
成する。射出成形および押出成形においてチヨツ
プドガラス繊維はPET中に親密に分散し、積層
体は以後の成形操作用の半射出成形品
(injection blank)または半押出成形品
(extrusion blank)として形成される。連続ガラ
ス繊維ストランドは通常マツトの形で用いられ、
1枚または2枚以上のマツトが1枚または2枚以
上のPETと接触させられて績層ライン上で積層
体を形成し、つづいて圧縮成形や、熱成形、コー
ルド成形に供される。 圧縮成形用の積層体を形成するためには、まず
1枚または2枚以上のガラス繊維ストランドマツ
ト(好ましくは乾燥されニードリングされたマツ
ト)をラミネータに供給する。1枚または2枚以
上の樹脂の上敷(overlay)をマツトと共に通過
させる。また樹脂の押出物やフイルムまたはシー
トを、ラミネータのベルトで圧縮するまえにマツ
ト間に配置することができる。押出物は、典型的
にはマツトの幅をもつ樹脂層の形をしており、押
出ダイから系に一定の速度で配給される。さら
に、押出物がマツト間またはマツト間とマツト上
通過するようにすることもできる。上敷、マツト
および押出物は、典型的には高められた温度にて
それらに圧力を加えることにより積層される。温
度は上敷シートが確実に溶融するほど充分高く維
持される。滞留時間は臨界的ではないが、確実に
樹脂が完全にマツトに浸み込むのに充分な時間と
すべきである。ついで完全に含浸された樹脂−ガ
ラス積層体は、通常積層体への圧力を維持しなが
ら、樹脂が固化するまで冷却される。えられた製
品は、その両主表面の直下にマツトを有する樹脂
シートである。積層体の製造において、PETは
乾燥されているのが好ましい。積層体中にアモル
フアスまたは実質的にアモルフアスなPETが望
まれるのなら、ラミネータ中の冷却ゾーンは積層
体が熱成形されているときにPETのいずれもが
結晶化しない速度で操作される。結晶性PETが
積層体に望まれるばあい、速すぎて結晶性PET
が形成されない速さで冷却ゾーンが操作されない
ようにされる。また、多層のマツトと樹脂を用い
ることも可能であり、そのマツトのいくつかは米
国特許第3684645号[テンプル(Temple)]明細
書に示されているチヨツプドガラス繊維ストラン
ドマツトでありうる。積層体は上敷シートを用い
て製造されるが、押出物のみを用いて積層体を製
造してもよい。さらに複数のダイを有する押出機
または複数の押出機を用いて押出物の複数の層を
マツトの各側部およびそれらの間並びにマツトの
中心に供給することもできる。 積層体は当業者に公知のPET成形法、特にい
かなる公知の圧縮成形法によつても成形すること
ができる。たとえば、積層体がアモルフアス状ま
たは実質的にアモルフアス状のPETを用いてつ
くられているばあい、熱成形法が採用できる。熱
成形法においては、溶融温度未満でかつガラス転
移温度よりも高い温度でしかも結晶化温度が結晶
化に耐えうる時間維持される温度にて積層体が成
形される。また熱成形においては成形中の流動は
無視できるが、ダイ中での材料の延伸は生じう
る。結晶性PETで製造された積層体を用いるば
あい、PETを予備加熱器で溶融し、えられた熱
い積層体を熱いダイに置き成形するような態様で
成形される。成形において溶融PETを利用する
ばあい、ポリマーの実質的な流動が生じるので複
雑な部品の成形が可能になる。成形前に積層体に
湿気が蓄積されるのを避けるため、ポリエチレン
や他のタイプのプラスチツクバツグなどの防湿バ
ツグで積層体を包装すれば、積層体に湿気がつく
のを防ぐことができる。また積層時から成形時の
間の防湿のために積層体を包む必要がないように
するために、成形前に適当な加熱速度で加熱する
ことも可能である。そうした加熱により、湿気の
存在により予測されるPETの劣化を減少させる
ことができる。 つぎに本発明の好ましい実施態様を示す。 溶融バツチからカルシウムアルミニウムボロシ
リケートガラス繊維を線引きする。ガラス溶融炉
のブツシング中の複数のオリフイスからガラス繊
維が形成されている間に、ガラス繊維をベルト型
バインダー塗布器により水性化学処理組成物で被
覆する。 水性化学処理組成物は、ビスフエノールポリエ
ステルフイルム形成ポリマーであるサビツド社製
のネオキシル 954を唯一のフイルム形成用の高
分子材料として有する1液型の水性エマルジヨン
を含んでいる。好ましいシランカツプリング剤は
ユニオン・カーバイド社製のA−187シランであ
るγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
の単独シランカツプリング剤であり、A−187の
量は水性化学処理組成物の固形分の約2.7〜5重
量%の範囲であるのが好ましい。水溶性カチオン
性ガラス繊維滑剤はエメリルーベ 6717であり、
水性化学処理組成物の固形分の約1〜2.5重量%
存在する。水性化学処理組成物をつくりあげる水
の量は、総固形分量を好ましくは水性化学処理組
成物の約5〜6重量%とする量である。ビスフエ
ノールポリエステル樹脂の固形分からカツプリン
グ剤と滑剤を除いた残量である。水性化学処理組
成物のPHは約4.5〜6.2の範囲にあるのが好まし
い。 水性化学処理組成物は約20gのγ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシランに対し約1mlの酢
酸で予備混合槽中にて加水分解して調製される。
加水分解は酢酸を水性化学処理剤の製造に使用す
る水の約10〜20重量%に加え、ついでこの液にシ
ランを加えて完全に加水分解が完了するまで撹拌
することにより行なう。別途予備混合槽に水性化
学処理組成物の製造に使用する水の全量の約1%
の水を76.7℃(170〓)に加熱し、この熱水にカ
チオン性ガラス繊維滑剤を撹拌下に加える。主混
合槽で固形分含量約46%のビスフエノールポリエ
ステルの水性エマルジヨンをその約2倍重量の水
と混合する。加水分解されたシランおよびガラス
繊維滑剤を主混合槽に加え撹拌する。少量の消泡
剤(たとえばSAG 10)を加えてもよい。混合物
を目的とする最終容量となるように水で希釈す
る。ついで水性化学処理組成物の最終PHを相溶性
の有機酸により約4.5〜6.2の範囲に調整する。 調製された水性化学処理組成物をガラス繊維に
塗布する。ガラス繊維は当業者に公知の直径のも
のであつてもよいが、約10.3×10-5〜120×10-5
インチまたはそれ以上の直径のガラス繊維が一般
的である。水性化学処理組成物をガラス繊維に塗
布して化学処理組成物のアド−オン(add−on)
を約0.5〜8%LOIの範囲で与える。ガラス繊維
(通常、G−繊維(9.53±0.63μm径)、K−繊維
(13.34±0.63μm径)またはT−繊維(27±
0.63μm径)である)は、積層体の最終用途によ
るが、ストランドの形に束ねられる。ガラス繊維
ストランドは巻き取り機に巻き取られてフオーミ
ングパツケージとされ、複数のフオーミングパツ
ケージをミシガンオーブン中で約65〜104℃(150
〜220〓にて4〜10時間乾燥してストランドの含
水量を1%未満、好ましくは0.3%未満にまで減
少させる。 化学処理組成物を有する複数のガラス繊維スト
ランドは、移動するコンベア(好ましくはワイヤ
ネツクチエイン(wire neck chain)に向かつて
下方に突き出ている横型の分配器に運ばれる。ス
トランドは連続した状態でコンベアの場に亘つて
振り分けられ、コンベアをガラス繊維ストランド
で覆う。複数のストランドを所望の厚さ(典型的
にはある程度の水分を含んでいる)に重ねること
によりマツトとされる(米国特許第4404717号明
細書)。乾燥されたストランドのマツトは米国特
許第4404717号明細書に示されたようなニードラ
ーに運ばれニードリングされる。マツトが4〜15
%の水分を含んでいるばあいは、70〜120〓の空
気が存在するオーブンに連続的に供給され、マツ
トを乾燥する。オーブンから出たマツトまたはあ
らかじめ乾燥されたストランドのマツトはマツト
重量の約2%以下の含水量になつている。必要な
ら、70〜120〓の空気をマツトの幅いつぱいに通
過させて含水量をさらに減少させ、含水量を約
0.5〜1%としてニードラーに供給する。ニード
ラーは70〜120〓でかつ60%以下の相対湿度の雰
囲気に制御されている。連続ストランドはニード
リングされ最終含水量が0.3%以下のものとなつ
て出てくる。 本発明の積層体に用いる連続ガラス繊維ストラ
ンドのニードリングされたマツトは、従来の返し
のついた針を備えたニードラーまたはフエルト織
機に、連続した結合されていないガラス繊維マツ
トを通すことにより製造される。ニードラーを通
過する間、マツトは数列の針で突き刺されてガラ
ス繊維ストランドが絡まると共にストランドが破
壊され、それにより短いストランドまたは単繊維
を有する機械的に結合されたマツトが製造され
る。返しが針の同じ方向に位置しているばあい、
ニードリングにより密集構造のマツト、すなわち
表面から突出した繊維が密に堆積している主表面
と、表面から突出している繊維が主表面よりも実
質的に少ない第2表面を有するマツトが提供され
る。 このようにしてニードリングされた連続ガラス
繊維ストランドマツトは、典型的にはニードラー
から密集状態でかつ手で扱つてもその表面の平坦
さがゆがまない程度の充分な機械的一体性をもつ
て出てくる。このマツトは2つの主表面と2つの
側縁および1つの先端を有している。所望の長さ
となつたときマツトが切断され、終端が形成され
る。典型的な機械的方法においては、連続ストラ
ンドマツトは連続的に形成され、連続的にニード
リング装置を通して送られる。マツトは箱内に折
り畳まれるか適当な長さで大きなロールに巻か
れ、ラミネートに供される。 PET樹脂を積層体の形で強化するために、ニ
ードリングされた連続ガラス繊維ストランドマツ
トを2枚配列する。マツトは乾燥ゾーンに送られ
マツトの含水量を0.3%未満に減少させ、ついで
ラミネータに運ばれる。2枚の樹脂上敷を2枚の
マツトと共に通過させ、またマツトの間に樹脂押
出物を通過させる。上敷および押出物を形成する
前にPET樹脂は乾燥され、チツ素雰囲気下に保
管されている。押出物は典型的にはマツトの幅を
有する樹脂の層の形であり、押出機およびそれに
組み込まれたダイからコンスタントに系に対して
配給される。押出機におけるRPMは、10ミル厚
の上敷を用いライン速度を12フイート/分とし、
マツト1平方フイートあたり3.0オンスを有する
ガラス含量約35%の積層体をうるには、88〜90で
ある。なお等価であれば、他のパラメータを用い
た速度を用いることもできる。PETに対する溶
融温度は560±15〓であり、ダイリツプ開口径は
約120ミルである。押出物とマツトは典型的には、
それらが高められた温度で互いに接触したときに
圧力を加えることによりラミネートされる。ラミ
ネートゾーンの温度は押出物が確実に溶融するの
に充分高い温度に維持される。典型的には、ラミ
ネート温度は約282〜307℃(540〜585〓)であ
る。ラミネートまたは上敷製造前に樹脂はあらか
じめ165℃(330〓)で6時間調整され、押出機の
ホツパー中で正のチツ素圧力下に維持される。圧
力は、離型剤が被覆されたベルトによりラミネー
タに加えられる。ラミネートするために要する時
間は、確実に樹脂がマツトに完全に浸み込むのに
充分な時間である。完全に樹脂をマツトに含浸さ
せた積層体は、実質的に結晶化された積層体を製
造するための結晶化速度を与える約1〜6〓/秒
の冷却速度で冷却される。 積層体は、その溶融温度にまで加熱し熱い成形
ダイに置くことにより成形される。 つぎに本発明の積層体を実施例に基づいて説明
するが、本発明はかかる実施例のみに限定される
ものではない。 実施例 1 ガラス繊維処理用の水性化学処理組成物18.9
を、下記物質を数字と文字で示した添加順序で添
加して調整した。 1A γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ランA−187 163g 1B 酢酸 7.5g 1C 水(脱イオン) 2270g 2A 部分アミド化ポリアルキレンイミンカチオ
ン性滑剤(エメリー6717) 15.1g 2B 水(温水) 379g 3A ビスフエノールAポリエステルフイルム形
成ポリマー ネオキシル 954の水性分散液
(固形分47±2%) 2272g 水性化学処理組成物をT−繊維径を有するガラ
ス繊維に塗布し、ついでガラス繊維を集めてスト
ランドとしフオーミングパツケージに巻回した。
ニードリングされたガラス繊維ストランドマツト
を好ましい態様の方法に従つて製造するに際し、
複数個のフオーミングパツケージからの複数本の
ストランドを使用した。9.2±2フイート/分の
速度で主コンベアを稼働させ、ニードリングは19
個のゲージニードルを有するニードラーで1イン
チ平方当り140個の針入および16±1mmの深さで
行なつた。マツトは、収集する前にライン上で赤
外線ヒーターで乾燥した。マツトの含水率は最大
1%であつた。 えられたニードリングされたマツトおよびポリ
エチレンテレフタレート(PET)を用いて積層
体を製造した。PETを溶融状態から約280〜320
〓(約138〜160℃)の温度下に取り出したときの
完全結晶化が20〜40秒の範囲内で起こるような速
い結晶化速度を有するように、PETの核形成を
行なつた。2枚のマツトを乾燥し、含水率0.2重
量%になつたこれら2枚のマツトを、チツ素正圧
下330〓約165.6℃)で6時間乾燥したPETペレツ
トから作製したフイルム10枚と接触させ、2枚の
マツトの両側に各3枚のPETフイルム、マツト
の間に4枚のPETフイルムが挿入された構成と
なるようにした。約560〓(約293℃)の温度で、
樹脂温度396〜510〓(約258〜266℃)の範囲でラ
ミネートを行なつた。PETがマツトに含浸する
のに充分な時間加熱ゾーンで積層体を接触させた
のち、1〜6〓/秒の速度で積層体を冷却した。
かかる冷却速度はPET中の結晶形成を許すもの
である。 異なる化学処理組成物を使用した以外は実施例
1と同様にして他の積層体を製造した。実施例1
の組成物とは、エポキシ官能性オルガノシランカ
ツプリング剤とアミノ官能性オルガノシランカツ
プリング剤の混合物を含有する点、およびある積
層体についてはアミノ有機シランカツプリング剤
のみを使用した点で異なる。これらの積層体の物
性を実施例1の積層体と比較した。結果を第1表
に示す。 いずれの積層体もLOIが0.9%のガラス繊維ス
トランドを平均31〜33%含有している。
【表】
【表】 実施例1にしたがつて製造した前記積層体を箱
状に成形した。積層体の寸法は6.5×10インチで、
重量は415〜430gであり、かかる積層体を550〓
の温度4〜5分間加熱した。ついで温度350〜290
〓、スタンピングトン数60トン、圧力100〜150ト
ン/平方フイート、ドウエルタイム45秒でホツト
ダイ金型中で積層体の成形を行なつた。底部およ
び4側面を有するえられた箱状成形物を異なる時
間間隔で熱風に暴露し、強度特性の保持率を測定
した。引張り強度、曲げ強度、曲げモジユラスの
測定はASTMの方法にしたがつて行なつた。結
果を第2表に示す。第2表の結果は、本発明の積
層体の成形物が良好な強度特性保持率を有するこ
とを示している。
【表】
【表】 同様にして第3表に示すごとき本発明の積層体
からさらに箱状成形体を作製した。第3表におい
て、ブランク重量は420〜447g、ブランクロフト
は0.75〜0.8インチ、ブランク温度は545〜550〓
(約285〜288℃)であつた。これらのブランクを
60トン圧でスタンピング成形して箱状成形物をえ
た。 えられた箱状成形物の熱風暴露したものについ
て強度特性を測定し、積層体は成形前に保存され
ていたものについて試験した。これらの試験結果
を第3表に示す。引張り強度、曲げ強度、曲げモ
ジユラス、伸び、アイゾツト衝撃の試験および負
荷たわみ温度(DTUL)試験をASTM、D−
638、D−790およびD−256の操作にしたがつて
行なつた。第3表より、本発明の積層体からえら
れる成形物は、強度特性の保持性が良好なことが
わかる。
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図はサビド社製のネオキシル 954の
NMRチヤートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) (1) エポキシ樹脂、エポキシ化された実
    質的に飽和のポリエステル樹脂およびそれら
    の混合物よりなる群から選ばれた少なくとも
    約300℃の熱分解温度を有するフイルム形成
    有効量のフイルム形成ポリマー、 (2) エポキシ含有オルガノ官能性カツプリング
    剤、およびエポキシ含有オルガノ官能性カツ
    プリング剤とアミノ含有オルガノ官能性カツ
    プリング剤との混合物よりなる群から選ばれ
    たカツプリング有効量のオルガノシランカツ
    プリング剤、 (3) 有効量のカチオン性滑剤、および (4) ガラス繊維の処理を許すのに有効な量の水
    からなる水性化学処理組成物の乾燥残渣を有
    するガラス繊維であつて、チヨツプドストラ
    ンド、連続ストランドおよびチヨツプドおよ
    び(または)連続ストランドのマツトよりな
    る群から選ばれたガラス繊維ストランド、お
    よび (b) 強化有効量の前記ガラス繊維ストランドがそ
    の中に存在する、マトリツクス樹脂として有効
    な量のポリ(エチレンテレフタレート)からな
    る化学的に処理されたガラス繊維で強化された
    熱可塑性ポリ(エチレンテレフタレート)のス
    タンピング成形可能な積層体。 2 マツト状のガラス繊維ストランドが、機械的
    に結合されたマツト、ニードリングされたマツト
    および化学的に結合されたマツトよりなる群から
    選ばれた結合されたマツトの形態である特許請求
    の範囲第1項記載の積層体。 3 化学処理組成物残渣を有するガラス繊維が、
    該残渣中にエトキシ化によつて内部乳化されたビ
    スフエノールポリエステル樹脂を有している特許
    請求の範囲第1項記載の積層体。 4 化学処理組成物残渣を有するガラス繊維が、
    サビツト社製のネオキシル954として市販されて
    いるビスフエノールAポリエステル形成ポリマー
    を該残渣中に有している特許請求の範囲第1項記
    載の積層体。 5 化学処理組成物残渣を有するガラス繊維が、
    実質的にポリ(ビニルアセテート)を含まない化
    学的残渣を有している特許請求の範囲第1項記載
    の積層体。 6 化学処理組成物の乾燥残渣を有するガラス繊
    維が、高湿度雰囲気中で水分を吸収する吸湿剤を
    実質的に含まない化学的残渣を有している特許請
    求の範囲第1項記載の積層体。 7 化学処理組成物残渣を有するガラス繊維が、
    約0.1〜1重量%のオルガノシランカツプリング
    剤を含有する水性化学処理組成物から由来するオ
    ルガノシランカツプリング剤を残渣中に有してい
    る特許請求の範囲第1項記載の積層体。 8 水性化学処理組成物中のカチオン性滑剤が、
    ペラルゴン酸で製造されたポリアミノアミド滑剤
    であつて、該水性処理組成物の約0.05〜0.5重量
    %の量で存在している特許請求の範囲第1項記載
    の積層体。 9 ガラス繊維が、ポリエチレンテレフタレート
    100重量部に対して約5〜200重量部の量で存在し
    ている特許請求の範囲第1項記載の積層体。 10 ポリエチレンテレフタレートの融点に加熱
    された積層体を約120〜220℃の温度で約5〜60秒
    間スタンピング成形して少なくとも30〜50%の結
    晶化度を有する生成物とするのに有効な結晶化速
    度を有するようにポリエチレンテレフタレートが
    変性されている特許請求の範囲第1項記載の積層
    体。 11 ポリエチレンテレフタレートが、ポリエチ
    レンテレフタレートに対して約0.1〜1重量%の
    1種または2種以上の造核剤の存在によつて有効
    結晶化速度を有している特許請求の範囲第10項
    記載の積層体。 12 ポリエチレンテレフタレートがアモルフア
    スであり、積層体のスタンピング成形が熱成形ま
    たはコールド成形によつて可能な特許請求の範囲
    第1項記載の積層体。 13 ガラス繊維上に存在する化学処理組成物残
    渣の量が約0.1〜2重量%LOIの範囲にある特許
    請求の範囲第1項記載の積層体。 14 (a) (1) 水性化学処理組成物の固形分の大
    部分を構成しており、かつエトキシ化による
    内部乳化性および約30000〜45000の重量平均
    分子量を有するビスフエノールAポリエステ
    ルフイルム形成ポリマーの水性エマルジヨン
    または分散液であるサビツト社製のネオキシ
    ル954、 (2) 水性化学処理組成物の固形分の約0.1〜2
    重量%の量で存在するエポキシ官能性オルガ
    ノシランカツプリング剤、およびエポキシ官
    能性オルガノシランカツプリング剤とアミノ
    官能性オルガノシランカツプリング剤との混
    合物よりなる群から選ばれたオルガノシラン
    カツプリング剤、 (3) 脂肪酸の少なくとも1種が水性化学処理組
    成物の約0.05〜0.5重量%の量で存在するペ
    ラルゴン酸である脂肪酸との縮合によつて製
    造された部分アミド化ポリアルキレンアミン
    であるポリアミノアミドカチオン性滑剤、お
    よび (4) 水性化学処理組成物の総固形分濃度を約1
    〜20重量%にするのに必要な量の水からなる
    水性化学処理組成物の乾燥残渣を約0.1〜2
    重量%LOIの量でその表面に有するガラス繊
    維ストランドの少なくとも1枚の結合された
    マツト約5〜200重量部(ポリエチレンテレ
    フタレート100重量部に対して)、および (b) 前記マツトを被覆および含浸しているマツト
    強化材のマトリツクスとして存在するポリエチ
    レンテレフタレートであつて、該ポリエチレン
    テレフタレートは積層体の熱成形またはコール
    ド成形を可能ならしめるアモルフアスポリエチ
    レンテレフタレートまたは主としてアモルフア
    スポリエチレンテレフタレートからなるもの、
    またはポリエチレンテレフタレートの融点に加
    熱した積層体を約120〜220℃の温度でスタンピ
    ング成形して約5〜60秒内に少なくとも30〜50
    %の結晶化度を有する生成物を生ぜしめるのに
    有効な結晶化速度を有するように変性されてい
    る変性ポリエチレンテレフタレートである、 からなる圧縮成形によつて成形品に成形するのに
    適したガラス繊維強化ポリエチレンテレフタレー
    トのスタンピング成形可能な積層体。 15 ガラス繊維ストランドマツトが積層体の約
    5〜70重量%の量で存在する特許請求の範囲第1
    4項記載の積層体。 16 ポリエチレンテレフタレートの重量平均分
    子量が約45000〜65000である特許請求の範囲第1
    4項記載の積層体。 17 2枚のマツトを有し、ポリエチレンテレフ
    タレートの少なくとも各1枚の上敷と下敷および
    前記2枚のマツトの間にポリエチレンテレフタレ
    ート層を有する特許請求の範囲第14項記載の積
    層体。 18 化学的に処理されたガラス繊維がエポキシ
    官能性オルガノシランカツプリング剤とアミノ官
    能性オルガノシランカツプリング剤との約1:3
    〜約99:1の混合物を有している特許請求の範囲
    第14項記載の積層体。 19 (a) (1) 水性化学処理組成物の固形分の大
    部分を構成しており、かつエトキシ化による
    内部乳化性および約30000〜45000の重量平均
    分子量を有するビスフエノールAポリエステ
    ルフイルム形成ポリマーの水性エマルジヨン
    または分散液であるサビツト社製のネオキシ
    ル954、 (2) 水性化学処理組成物の固形分の約0.1〜2
    重量%の量で存在するエポキシ官能性オルガ
    ノシランカツプリング剤、およびエポキシ官
    能性オルガノシランカツプリング剤とアミノ
    官能性オルガノシランカツプリング剤との混
    合物よりなる群から選ばれたオルガノシラン
    カツプリング剤、 (3) 脂肪酸の少なくとも1種が水性化学処理組
    成物の約0.05〜0.5重量%の量で存在するペ
    ラルゴン酸である脂肪酸との縮合によつて製
    造された部分アミド化ポリアルキレンアミン
    であるポリアミノアミドカチオン性滑剤、お
    よび (4) 水性化学処理組成物の総固形分濃度を約1
    〜20重量%にするのに必要な量の水からなる
    水性化学処理組成物の乾燥残渣を約0.1〜2
    重量%LOIの量でその表面に有するガラス繊
    維ストラドの少なくとも1枚の結合されたマ
    ツト約5〜200重量部(ポリエチレンテレフ
    タレート100重量部に対して)、および 前記マツトを被覆および含浸しているマツ
    ト強化材のマトリツクスとして存在させるポ
    リエチレンテレフタレートを該ポリエチレン
    テレフタレートを溶融し、結晶の形成をさけ
    るように急冷してポリエチレンテレフタレー
    トがアモルフアス状態にある積層体を製造
    し、 (b) えられたスタンピング成形可能な積層体をポ
    リエチレンテレフタレートの融点より低くガラ
    ス転移温度より高い温度で、該温度を結晶化を
    引き起こす時間結晶化温度に維持して、成形す
    ることからなる熱成形された成形品を製造する
    方法。 20 (a) (1) 水性化学処理組成物の固形分の大
    部分を構成しており、かつエトキシ化による
    内部乳化性、約30000〜45000の重量平均分子
    量、約1.12の多分散インデツクスおよび約
    1.08のMz/Mv比を有するビスフエノールA
    ポリエステルフイルム形成ポリマーの水性エ
    マルジヨンであるサビツト社製のネオキシル
    954、 (2) 水性化学処理組成物の固形分の約0.1〜2
    重量%の量で存在するγ−グリシドキシプロ
    ピルトリメトキシシランカツプリング剤、 (3) 脂肪酸の少なくとも1種が水性化学処理組
    成物の約0.05〜0.5重量%の量で存在するペ
    ラルゴン酸である脂肪酸との縮合によつて製
    造された部分アミド化ポリアルキレンアミン
    であるポリアミンアミドカチオン性滑剤、お
    よび (4) 水性化学処理組成物の総固形分濃度を約1
    〜20重量%にするのに必要な量の水からなる
    水性化学処理組成物の乾燥残渣を、ガラス繊
    維ストランドの約0.1〜2重量%LOIの範囲
    内の量で有するガラス繊維のストランドの、
    積層体に対して約5〜70重量%の少なくとも
    2枚のニードリングされたマツト、および (b) 前記マツトを被覆および含浸しており、かつ
    ガラス繊維ストランドマツトに対する上敷、下
    敷および中敷から由来するマツト強化材のマト
    リツクスとして存在し、かつポリエチレンテレ
    フタレートの融点に加熱した積層体を約5〜60
    秒間温度約120〜280℃で成形して少なくとも30
    〜50%の結晶化度を有するスタンピング成形品
    を与えうる結晶化速度を有する核形成されたポ
    リエチレンテレフタレート、からなる圧縮成形
    によつて成形品に成形するのに適したガラス繊
    維強化ポリエチレンテレフタレートのスタンピ
    ング成形可能な積層体。 21 核形成されたポリエチレンテレフタレート
    が、加熱積層体の40秒未満の時間での成形におい
    て最大の結晶化度を形成しうる結晶化速度を有し
    ている特許請求の範囲第20項記載の積層体。
JP61235459A 1985-10-03 1986-10-02 スタンピング成形可能な積層体 Granted JPS6287348A (ja)

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US783608 1991-10-28

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