JPH04129011A - 薄膜磁気ヘツド - Google Patents

薄膜磁気ヘツド

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JPH04129011A
JPH04129011A JP24702690A JP24702690A JPH04129011A JP H04129011 A JPH04129011 A JP H04129011A JP 24702690 A JP24702690 A JP 24702690A JP 24702690 A JP24702690 A JP 24702690A JP H04129011 A JPH04129011 A JP H04129011A
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thin film
tip
magnetic
core
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JP24702690A
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English (en)
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Masanori Tanabe
田辺 正則
Hiroshi Fukui
宏 福井
Kazuhiro Nakamoto
一広 中本
Moriaki Fuyama
盛明 府山
Makoto Saito
真 斉藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜磁性体、薄膜導体コイル及び非磁性絶縁
層を順次積層形成してなる薄膜磁気ヘッドに係り、特に
、高保磁力媒体に充分記録再生可能で且つ起磁力増加に
よる再生出力の低下が充分小さい薄膜磁気ヘッドに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、フェライトコア等を用いたバルク型磁気ヘッドで
は記録の決定されるトレーリング側ギャップ近傍がリー
ディング側に対して急激に絞られた形状に加工したもの
が一般的であり、この場合は、ヘッド飽和時にトレーリ
ング側磁界勾配がなだらかとなり記録電流増加と共に再
生出力が急激に低下することが知られている。この対策
として、電気通信研究所研究実用化報告第28巻第10
号(1979)pp2237−2238に、リーディン
グ側を急激に絞った形状とすることによりヘッド飽和が
リーディング側で決定され、トレーリング側磁界勾配は
ほぼ一定に保たれ、再生出力の低下が大幅に低減される
ことが開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
これに対し薄膜磁気ヘッドの場合には、これまで保磁力
の小さい媒体に対しては磁気コアの厚さが比較的薄くて
も十分な記録再生ができていたために、一般には起磁力
増加による再生出力の低下現象はほとんど問題にならな
いものと考えられていた。これはヘッド飽和が磁気コア
先端近傍の段差部から先に起こるために、トレーリング
側磁界勾配は起磁力が増加してもほぼ一定に保たれてい
るからである。然るに、媒体の高記録密度化に伴い媒体
の高保磁力化が必要となり、高保磁力媒体に十分記録再
生するためには必然的にヘッドの磁気コアを厚くする必
要がある。こうなると、ヘッド飽和の始まる場所は磁気
コアの厚膜化と共に段差部から上部磁気コア先端のギャ
ップ対向部近傍に移動するため、記録の決定されるトレ
ーリング側磁界勾配が記録電流増加と共になだらかとな
り再生出力が低下するようになる。この現象は記録密度
が高くなるほど顕著になり、本来高記録密度での記録再
生性能に優れている薄膜磁気ヘッドの特長を阻害するこ
とになるが、これを積極的に対策しようとする試みは見
当らない。
本発明の目的は、上下磁気コアの形状を改善する観点か
ら検討し、高保磁力媒体に充分記録再生可能で、且つ、
起磁力増加による再生出力の低下が充分小さい薄膜磁気
ヘッドを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、基板と、前記
基板上に薄膜磁性体によって形成される下部磁気コアと
、前記下部磁気コア上に順次形成される非磁性絶縁層及
び薄膜導体コイル、及び記録媒体に対向する側に磁気ギ
ャップをもち、反対側で前記下部磁気コアと磁気的に短
絡するように上部磁気コアが薄膜磁性体によって積層形
成される薄膜磁気ヘッドにおいて、前記上部磁気コア及
び前記下部磁気コアは共に先端近傍に段差部を設け、前
記下部磁気コア先端から前記下部磁気コア段差部の開始
位置までの距離が、前記上部磁気コア先端から前記上部
磁気コア先端段差部の開始位置までの距離より短い構成
としたものであり、これにより、前記薄膜導体コイルに
記録電流を流して前記薄膜磁気ヘッドを励磁したときに
前記下部磁気コア先端が前記上部磁気コア先端より先に
磁気飽和を引き起こすようになって、起磁力増加による
再生出力の低下が充分小さくなる。
また、本発明では、前記薄膜磁気ヘッドにおいて、前記
下部磁気コア先端が前記上部磁気コア先端より先に磁気
飽和を引き起こすことを前提として、高保磁力媒体に充
分記録再生可能となる構成としたものである。すなわち
、本発明では、前記下部磁気コア先端から前記下部磁気
コア段差部の終端位置までの距離が、前記上部磁気コア
先端から前記上部磁気コア先端段差部の開始位置までの
距離より長い構成としたものであり、前記下部磁気コア
先端の厚さが前記上部磁気コア先端の厚さの0.9倍以
上としたものであり、前記下部磁気コア先端段差部のテ
ーパ角度を30°以上としたものであり、前記上部磁気
コア先端から前記上部磁気コア先端段差部の開始位置ま
での距離が1μm以上確保される構成としたものであり
、前記下部磁気コア段差部の高さが2μm以上確保され
る構成としたものであり、前気上部磁気コア及び前記下
部磁気コアは先端部分の幅が狭く、前記先端部より後方
の幅が広い形状からなり、前記下部磁気コアの幅の拡が
り開始位置が前記上部磁気コアの幅の拡がり開始位置よ
り前方にある構成としたものであり、前気上部磁気コア
先端段差部のテーパ角度を20°以上50°以下とした
ものである。
更に、本発明では、前記薄膜磁気ヘッドにおいて、Fe
系又はCo系合金からなる磁気コアと、アルミナ等セラ
ミック材料からなる磁気ギャップ、ホトレジスト等有機
材料からなる非磁性絶縁層及びCu等の金属導体からな
る励磁コイルによって構成するものであり、下部磁気コ
ア先端段差部を基板填込み加工、或いは、下部磁気コア
先端段差部をパターニングされた磁性膜及び非磁性絶縁
層の積層で形成するものである。
以上の各種手段により、本発明では、前記薄膜磁気ヘッ
ドにおいて、保磁力1kOe以上の磁気ディスクに記録
再生可能で且つ起磁力増加による再生出力の低下量が出
力最大値の10%以下としたことを特徴とする。
〔作用〕
上記技術手段は、記録の決定されるトレーリング側磁界
勾配の鈍化が起磁力増加による再生出力の低下を引き起
こすように作用する現象に着目して見出したものである
。薄膜ヘッドでは通常は上部磁気コア先端(上部ボール
)側が記録の決定されるトレーリング側となるように構
成される。磁気コアの厚さが比較的薄くても十分な記録
再生ができる薄膜磁気ヘッドの場合には、一般にヘッド
飽和が上部磁気コア段差部から先に起こるために、上部
ボールでは飽和が起こらずトレーリング側磁界勾配は起
磁力が増加してもほぼ一定に保たれる。
しかし、磁気コアが厚い薄膜磁気ヘッドの場合には、ヘ
ッド飽和の始まる場所は段差部から上部ボールのギャッ
プ対向部近傍に移動するため、上部ボールのギャップ対
向部近傍部での透磁率が記録電流増加と共に低下し、前
記上部ポール側から媒体の方向に放出される磁束の傾斜
角度が鈍化する。
この結果、ヘッド先端から所定の間隔をもつ媒体近傍に
おいて、前記上部ポール側の記録磁界勾配がなだらかと
なる。従って、記録電流増加と共に該トレーリング側の
磁界勾配が鈍化し、再生出力の低下を引き起こす。
一方、このような状況では、下部磁気コア先端(下部ボ
ール)の方は起磁力が増加してもしばらくは磁気飽和が
起こらず、下部ボール側の記録磁界勾配は比較的急峻の
ままほぼ一定に保たれている。従って、下部ボール側を
前記トレーリング側にできれば、このような手段でも起
磁力の増加による再生出力の低下を低減することができ
る。下部ボール側をトレーリング側とするためには、通
常のヘッド構成のまま磁気ディスクを逆回転させるか、
或いは、ヘッドの上部と下部を逆にした構成とする必要
がある。
これに対し、前記下部磁気コア側にもヘッド先端近傍に
段差を設け、前記下部ボール先端から前記下部磁気コア
段差部の開始位置までの距離が、前記上部ボール先端か
ら前記上部磁気コア先端段差部の開始位置までの距離よ
り短い構成とすれば。
前記薄膜導体コイルに記録電流を流して前記薄膜磁気ヘ
ッドを励磁したときに前記下部ボールが先に磁気飽和を
起こすようになる。従って、上部ボールの方は起磁力が
増加してもしばらくは磁気飽和が起こらず、該上部ポー
ル側の記録磁界勾配は比較的急峻のままほぼ一定に保た
れる。即ち、かかる構成とすることによって、トレーリ
ング側の記録磁界勾配が比較的急峻のままほぼ一定に保
たれ、起磁力増加による再生出力の低下が低減される。
このような構成の場合、通常の薄膜ヘッドと比較して、
上下ボールの磁気ギャップ対向部近傍における磁束の漏
れが若干増加しやすく、下部コアに段差部をもつ分、こ
こでの磁気飽和も考慮しなければならない。従って、先
に述べた各種の技術手段はいずれも上部ポール側の記録
磁界勾配が比較的急峻に保たれた状態で、ヘッド先端に
記録磁界を効率よく発生させる作用にもとづいて考案さ
れている。一般に、斜面部の膜厚は傾斜角が高くなれば
薄くなるため、前記磁気コア先端の傾斜角を過度に高く
すると、磁気コアの斜面部膜厚が薄くなって、ここで磁
気飽和が起こりやすくなり、ヘッド先端に発生する記録
磁界が減少する。一方、傾斜角を過度に低くすると、上
下磁気コアの間隔が狭まることになり、ヘッド先端に到
達する前に上下間を漏れていく磁束の量が増大し、やは
り、先端の記録磁界は減少する。
また、記録磁界減少の作用は、磁気コアの平面部面積に
より変動する。即ち、磁気コアの斜面部膜厚が薄くても
、斜面部面積が広くなっていれば、ここでの磁気飽和は
防止され、ヘッド先端の記録磁界も低減しない。一方、
斜面部傾斜角が低くても、斜面部の平面部面積が狭けれ
ば、ここからの磁束の漏れは少なくなり、記録磁界の減
少が防止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を述べる。
〈実施例1〉 第1図は本発明の第一の実施例である薄膜磁気ヘッド先
端部の断面図である。同図において、1及び2はFe系
又はCo系合金からなる、それぞれ上部磁気コアと下部
磁気コアである。また、3は上部磁気コアと下部磁気コ
アの間に充填されるホトレジスト等有機材料からなる非
磁性絶縁層であり、4は薄膜磁気ヘッドを励磁するため
の、Cu等の金属導体からなるコイルである。更に、薄
膜ヘッド先端の媒体対向部に設けられた、上部磁気コア
1及び下部磁気コア2の各先端部、即ち、上部ボール5
及び下部ボール6はアルミナ等セラミック材料からなる
非磁性絶縁層で形成された磁気ギャップ7を介して対向
している。本発明の薄膜磁気ヘッドは下部磁気コア2の
先端近傍に基板填込み加工か、或いは、パターニングさ
れた磁性膜及び非磁性絶縁層の積層で段差部を形成し、
上部ボール5の磁気ギャップ対向部8の長さGduに対
して、下部ボール6の磁気ギャップ対向部9の長さGd
lが短くなるように構成する。
一方、第2図は従来の薄膜磁気ヘッド先端部の断面図で
ある。同図において、11は上部磁気コアであり、12
は下部磁気コアである。また、13は上部磁気コアと下
部磁気コアの間に充填される非磁性層絶縁層であり、1
4は薄膜磁気ヘッドを励磁するための導体コイルである
。更に、薄膜ヘッド先端の媒体対向部に設けられた、上
部磁気コア11及び下部磁気コア12の各先端部、即ち
、上部ボール15及び下部ポール16は非磁性絶縁層か
らなる磁気ギャップ17を介して、上部ポール15の磁
気ギャップ対向部18と下部ポール16の磁気ギャップ
対向部19で決まるギャップ深さGdをもって対向して
いる。
本発明からなる薄膜磁気ヘッドの従来の薄膜磁気ヘッド
に対する優位性は第3図によって明白に示される。同図
は本発明からなる薄膜磁気ヘッドと従来の薄膜磁気ヘッ
ドのトレーリング側記録磁界の勾配を比較したものであ
る。従来ヘッドでは磁界の最大値の増加と共に磁界勾配
は急速に低下するのに対し、本発明からなる薄膜ヘッド
では磁界勾配の低下の度合いが顕著に改善される。また
、これにより起磁力増加による再生出力の低下量が出力
最大値の10%以下に軽減できる。
第4図は本発明からなる薄膜磁気ヘッドと従来の薄膜磁
気ヘッドについて、薄膜導体コイルに記録電流を流して
薄膜磁気ヘッドを励磁したときの、上下ポール先端での
磁束密度の分布とポール先端近傍における磁束分布を比
較したものである。同図より、従来の薄膜磁気ヘッドで
は、上部ボール先端の磁気ギャップ対向部近傍から先に
磁気飽和が起こっているのに対し、本発明からなる薄膜
磁気ヘッドでは、下部ボール先端の前記磁気ギャップ対
向部近傍から先に磁気飽和が起こっていることが分かる
第5図は上部ポール5の先端から上部磁気コア先端段差
部の開始位置までの距離、即ち、上部ポール5の磁気ギ
ャップ対向部8の長さGduと、下部ポール6の先端か
ら下部磁気コア段差部の開始位置までの距離、即ち、下
部ポール6の磁気ギャップ対向部9の長さGdlとの差
、Gdu−Gdlに対するトレーリング側記録磁界勾配
の変化を表している。同図より、Gdu−Gdlは少な
くとも1μm以上確保されることにより本発明がより顕
著に効果を奏することがわかる。また、これにより起磁
力増加による再生出力の低下量が8力最大値の10%以
下に軽減でき、保磁力1koe以上の磁気ディスクおい
ても充分に記録再生可能となる。
〈実施例2〉 次に第6図は、本発明の第二の実施例である薄膜磁気ヘ
ッド先端部の断面図である。同図において、21及び2
2はFe系又はCO系合金からなる、それぞれ上部磁気
コアと下部磁気コアである。
また、23は上部磁気コアと下部磁気コアの間に充填さ
れるホトレジスト等有機材料からなる非磁性絶縁層であ
り、24は薄膜磁気ヘッドを励磁するための、Cu等の
金属導体からなるコイルである。更に、薄膜ヘッド先端
の媒体対向部に設けられた、上部磁気コア21及び下部
磁気コア22の各先端部、即ち、上部ボール25及び下
部ポール26はアルミナ等セラミック材料からなる非磁
性絶縁層で形成された磁気ギャップ27を介して対向し
ている。本発明の薄膜磁気ヘッドは下部磁気コア22の
先端近傍に基板填込み加工か、或いはパターニングされ
た磁性膜及び非磁性絶縁層の積層で段差部を形成し、上
部ボール25の磁気ギャップ対向部28の長さGduに
対して、下部ポール26の磁気ギャップ対向部29の長
さGdlを短くすると共に、下部ポール26の先端から
下部磁気コア段差部の終端位置までの距離りが、上部ボ
ール25の先端から上部磁気コア先端段差部の開始位置
までの距離Gduより長い構成とする。
第7図は下部ポール26の先端から下部磁気コア段差部
の終端位置までの距離りに対する最大記録磁界とトレー
リング側記録磁界勾配の変化を表している。同図より、
Lは上部ポール25の先端から上部磁気コア先端段差部
の開始位置までの距離Gduより長くすることにより本
発明がより顕著に効果を奏することがわかる。また、こ
れにより起磁力増加による再生出力の低下量が出力最大
値の10%以下に軽減でき、保磁力1kOe以上の磁気
ディスクおいても充分に記録再生可能となる。
〈実施例3〉 次に第8図は、本発明の第三の実施例である薄膜磁気ヘ
ッド先端部の断面図である。同図において、31及び3
2はFe系又はCo系合金からなる、それぞれ上部磁気
コアと下部磁気コアである。
また、33は上部磁気コアと下部磁気コアの間に充填さ
れるホトレジスト等有機材料からなる非磁性絶縁層であ
り、34は薄膜磁気ヘッドを励磁するための、Cu等の
金属導体からなるコイルである。更に、薄膜ヘッド先端
の媒体対向部に設けられた、上部磁気コア31及び下部
磁気コア32の各先端部、即ち、上部ボール35及び下
部ボール36はアルミナ等セラミック材料からなる非磁
性絶縁層で形成された磁気ギャップ37を介して対向し
ている。本発明の薄膜磁気ヘッドは下部磁気コア32の
先端近傍に基板填込み加工か、或いは、パターニングさ
れた磁性膜及び非磁性絶縁層の積層で段差部を形成し、
上部ボール35の磁気ギャップ対向部38の長さGdu
に対して、下部ボール36の磁気ギャップ対向部39の
長さGdlを短くすると共に、下部ボール36の厚さP
Lを上部ボール35の厚さPuの0.9倍以上とする。
第9図は下部ボール36の厚さPlに対する最大記録磁
界とトレーリング側記録磁界勾配の変化を表している。
同図より、下部ボール36の厚さPLは上部ボール35
の厚さPuの0,9倍以上とすることにより本発明がよ
り顕著に効果を奏することがわかる。また、これにより
起磁力増加による再生出力の低下量が出力最大値の10
%以下に軽減でき、保磁力1koe以上の磁気ディスク
おいても充分に記録再生可能となる。
〈実施例4〉 次に第10図は、本発明の第四の実施例である薄膜磁気
ヘッド先端部の断面図である。同図において、41及び
42はFe系又はCo系合金からなる、それぞれ上部磁
気コアと下部磁気コアである。また、43は上部磁気コ
アと下部磁気コアの間に充填されるホトレジスト等有機
材料からなる非磁性絶縁層であり、44は薄膜磁気ヘッ
ドを励磁するための、Cu等の金属導体からなるコイル
である。更に、薄膜ヘッド先端の媒体対向部に設けられ
た、上部磁気コア41及び下部磁気コア42の各先端部
、即ち、上部ボール45及び下部ボール42はアルミナ
等セラミック材料からなる非磁性絶縁層で形成された磁
気ギャップ47を介して対向している。本発明の薄膜磁
気ヘッドは下部磁気コア42の先端近傍に基板填込み加
工か、或いはパターニングされた磁性膜及び非磁性絶縁
層の積層で段差部を形成し、上部ボール45の磁気ギャ
ップ対向部48の長さGduに対して、下部ボール46
の磁気ギャップ対向部49の長さGdlを短くすると共
に、下部磁気コア42の先端段差部のテーバ角度θ1を
30°以上とした構成とする。
第11図は下部磁気コア42の先端段差部のテーバ角度
θ1に対する最大記録磁界とトレーリング側記録磁界勾
配の変化を表している。同図より、テーバ角度θ1は3
0°以上とすることにより本発明がより顕著に効果を奏
することがわかる。また、これにより起磁力増加による
再生出力の低下量が出力最大値の10%以下に軽減でき
、保磁力1koe以上の磁気ディスクおいても充分に記
録再生可能となる。
〈実施例5〉 次に第12図は、本発明の第五の実施例である薄膜磁気
ヘッド先端部の断面図である。同図において、51及び
52はFe系又はCo系合金からなる、それぞれ上部磁
気コアと下部磁気コアである。また、53は上部磁気コ
アと下部磁気コアの間に充填されるホトレジスト等有機
材料からなる非磁性絶縁層であり、54は薄膜磁気ヘッ
ドを励磁するための、Cu等の金属導体からなるコイル
である。更に、薄膜ヘッド先端の媒体対向部に設けられ
た、上部磁気コア51及び下部磁気コア52の各先端部
、即ち、上部ボール55及び下部ボール56はアルミナ
等セラミック材料からなる非磁性絶縁層で形成された磁
気ギャップ57を介して対向している。本発明の薄膜磁
気ヘッドは下部磁気コアS2の先端近傍に基板填込み加
工か、或いはパターニングされた磁性膜及び非磁性絶縁
層の積層で段差部を形成し、上部ボール55の磁気ギャ
ップ対向部58の長さGduに対して、下部ボール56
の磁気ギャップ対向部59の長さGdlを短くすると共
に5上部ボール55の先端から上部磁気コア先端段差部
の開始位置までの距離Gduが1μm以上確保される構
成とする。
第13図は前記上部ボール55の先端から上部磁気コア
先端段差部の開始位置までの距離Gduに対する最大記
録磁界とトレーリング側記録磁界勾配の変化を表してい
る。同図より、Gduを1μm以上確保することにより
本発明がより顕著に効果を奏することがわかる。また、
これにより起磁力増加による再生出力の低下量が出力最
大値の10%以下に軽減でき、保磁力1kOe以上の磁
気ディスクおいても充分に記録再生可能となる。
〈実施例6〉 次に第14図は、本発明の第六の実施例である薄膜磁気
ヘッド先端部の断面図である。同図において、61及び
62はFe系又はCo系合金からなる、それぞれ上部磁
気コアと下部磁気コアである。また、63は上部磁気コ
アと下部磁気コアの間に充填されるホトレジスト等有機
材料からなる非磁性絶縁層であり、64は薄膜磁気ヘッ
ドを励磁するための、Cu等の金属導体からなるコイル
である。更に、薄膜ヘッド先端の媒体対向部に設けられ
た、上部磁気コア61及び下部磁気コア62の各先端部
、即ち、上部ボール65及び下部ボール66はアルミナ
等セラミック材料からなる非磁性絶縁層で形成された磁
気ギャップ67を介して対向している。本発明の薄膜磁
気ヘッドは下部磁気コア62の先端近傍に基板堀込み加
工か、或いはパターニングされた磁性膜及び非磁性絶縁
層の積層で段差部を形成し、上部ボール65の磁気ギャ
ップ対向部68の長さGduに対して、下部ボール66
の磁気ギャップ対向部69の長さGdlを短くすると共
に、下部磁気コア62の段差部の高さHlが2μm以上
確保される構成とする。
第15図は下部磁気コア62の段差部の高さHlに対す
る最大記録磁界とトレーリング側記録磁界勾配の変化を
表している。同図より、下部磁気コア62の段差部の高
さHlは2μm以上確保されることにより本発明がより
顕著に効果を奏することがわかる。また、これにより起
磁力増加による再生出力の低下量が出力最大値の10%
以下に軽減でき、保磁力1kOe以上の磁気ディスクお
いても充分に記録再生可能となる。
〈実施例7〉 次に第16図は、本発明の第七の実施例である薄膜磁気
ヘッド先端部の断面図である。同図において、71及び
72はFe系又はCo系合金からなる、それぞれ上部磁
気コアと下部磁気コアである。また、73は上部磁気コ
アと下部磁気コアの間に充填されるホトレジスト等有機
材料からなる非磁性絶縁層であり、74は薄膜磁気ヘッ
ドを励磁するための、Cu等の金属導体からなるコイル
である。更に、薄膜ヘッド先端の媒体対向部に設けられ
た、上部磁気コア71及び下部磁気コア72の各先端部
、即ち、上部ボール75及び下部ボール76はアルミナ
等セラミック材料からなる非磁性絶縁層で形成された磁
気ギャップ77を介して対向している。本発明の薄膜磁
気ヘッドは下部磁気コア72の先端近傍に基板堀込み加
工か、或いはパターニングされた磁性膜及び非磁性絶縁
層の積層で段差部を形成し、上部ボール75の磁気ギャ
ップ対向部78の長さGduに対して、下部ボール76
の磁気ギャップ対向部79の長さGdlを短くすると共
に、上部磁気コア71及び下部磁気コア72は先端部分
の幅が狭く、先端部より後方の幅が広い形状からなり、
下部ボール76の先端から下部磁気コア72の幅の拡が
り開始位置までの距離Phiが、上部ボール75の先端
から上部磁気コア71の幅の拡がり開始位置までの距離
Phuより短い構成とする。
第17図は下部ボール76の先端から下部磁気コア72
の幅の拡がり開始位置までの距離Phiに対する最大記
録磁界とトレーリング側記録磁界勾配の変化を表してい
る。同図より、下部ボール76の先端から下部磁気コア
72の幅の拡がり開始位置までの距離Phiが、上部ボ
ール75の先端から上部磁気コア71の幅の拡がり開始
位置までの距離Phuより短い構成とすることにより本
発明がより顕著に効果を奏することがわかる。また、こ
れにより起磁力増加による再生出力の低下量が出力最大
値の10%以下に軽減でき、保磁力1kOe以上の磁気
ディスクおいても充分に記録再生可能となる。
〈実施例8〉 次に第18図は、本発明の第への実施例である薄膜磁気
ヘッド先端部の断面図である。同図において、81及び
82はFe系又はCO系合金からなる、それぞれ上部磁
気コアと下部磁気コアである。また、83は上部磁気コ
アと下部磁気コアの間に充填されるホトレジスト等有機
材料からなる非磁性絶縁層であり、84は薄膜磁気ヘッ
ドを励磁するための、Cu等の金属導体からなるコイル
である。更に、薄膜ヘッド先端の媒体対向部に設けられ
た、上部磁気コア81及び下部磁気コア82の各先端部
、即ち、上部ボール85及び下部ボール86はアルミナ
等セラミック材料からなる非磁性絶縁層で形成された磁
気ギャップ87を介して対向している。本発明の薄膜磁
気ヘッドは下部磁気コア82の先端近傍に基板填込み加
工か、或いはパターニングされた磁性膜及び非磁性絶縁
層の積層で段差部を形成し、上部ボール85の磁気ギャ
ップ対向部88の長さGduに対して、下部ボール86
の磁気ギャップ対向部89の長さGdlを短くすると共
に、上部磁気コア81の先端段差部のテーバ角度θ、を
20”以上50’以下とする。
第19図は上部磁気コア81の先端段差部のテーバ角度
θ1に対する最大記録磁界とトレーリング側記録磁界勾
配の変化を表している。同図より、上部磁気コア81の
先端段差部のテーバ角度θ。
を20°以上50°以下とすることにより本発明がより
顕著に効果を奏することがわかる。また、これにより起
磁力増加による再生出力の低下量が出力最大値の10%
以下に軽減でき、保磁力1koe以上の磁気ディスクお
いても充分に記録再生可能となる。
以上の各実施例において、磁気コアをFe系又はCO系
合金とし、磁気ギャップ形成用非磁性層をアルミナ等の
セラミックとし、上下磁気コア間に形成される非磁性絶
縁層をホトレジスト等の有機材料とし、導体コイルをC
u等の金属で形成しているが、これらの各部材料は本発
明においては必ずしも限定されるものではない。
また、今後の高密度記録再生用として知られている、イ
ンダクテイブ型記録ヘッドと磁気抵抗効果型再生ヘッド
との複合化ヘッドにおいても、本発明の基本的な考え方
は充分適用可能である。
〔本発明の効果〕
本発明によれば、薄膜導体コイルに記録電流を流して薄
膜磁気ヘッドを励磁したときに下部ボール先端が前記上
部ボール先端より先に磁気飽和を引き起こすようになっ
て、上部ポール側の記録磁界勾配は比較的急峻のままほ
ぼ一定に保たれ、トレーリング側の記録磁界勾配が比較
的急峻のままほぼ一定に保たれ、起磁力増加による再生
出力の低下量が出力最大値の10%以下に軽減できる。
また、本発明によれば、前記薄膜磁気ヘッドにおいて、
上部ポール側の記録磁界勾配が比較的急峻に保たれた状
態において、ヘッド先端に記録磁界を効率よく発生させ
得るため、保磁力1 koe以上の磁気ディスクおいて
も充分に記録再生可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の断面図、第2図は従来の薄膜
磁気ヘッドの媒体対向部近傍での断面図、第4図、第6
図、第8図、第10図、第12図。 第14図、第16図および第18図は本発明の他の異な
る実施例の断面図、第3図、第5図、第7図、第9図、
第11図、第13図、第15図、第17図および、第1
9図は各実施例における記録磁界の説明図ある。 1.11,21,31,41,51,61,71゜81
・・・上部磁気コア、2,12,22,32,42゜5
2.62,72.82・・・下部磁気コア、3,13゜
23.33,43,53,63,73.83・・・非磁
性絶縁層、4,14,24,34,44,54゜64,
74,84・・・導体コイル、5,15.25゜35.
45,55,65,75,85・・・上部ポール、6,
16,26,36,46,56,66゜76.86・・
・下部ボール、7.1?、27,37゜47.57,6
7.77.87・・・磁気ギャップ。 第 ! 口 / 石にζfしキ゛V・ノア・ 茅 圓 /γ 磁気キャブ7゜ 第3 石改界鼎人値Hx、Atp−p< 茅q−ロ (b) 本発B111つ一介「J 第5目 / q−ルー 身dノ (仄1 第6図 茅δa ”Jlro口 第1ZIliD qJ、、L−リ ク 第1Jの fil (A−) H1輛ノ 薯 !乙口 第77の Phz F/Lt %Hs目 I岐(す zo  30  <tρ 転(・〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板と、前記基板上に薄膜磁性体によつて形成され
    る下部磁気コアと、前記下部磁気コア上に、順次、形成
    される非磁性絶縁層及び薄膜導体コイル、及び記録媒体
    に対向する側に磁気ギャップを設け、反対側で前記下部
    磁気コアと磁気的に短絡するように上部磁気コアが薄膜
    磁性体によつて積層形成される薄膜磁気ヘッドにおいて
    、 前記上部磁気コア及び前記下部磁気コアは共に先端近傍
    に段差部をもち、前記下部磁気コア先端から前記下部磁
    気コア段差部の開始位置までの距離が、前記上部磁気コ
    ア先端から前記上部磁気コア先端一段差部の開始位置ま
    での距離より短いことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。 2、基板と、前記基板上に薄膜磁性体によつて形成され
    る下部磁気コアと、前記下部磁気コア上に順次形成され
    る非磁性絶縁層及び薄膜導体コイル、及び記録媒体に対
    向する側に磁気ギャップを設け、反対側で前記下部磁気
    コアと磁気的に短絡するように上部磁気コアが薄膜磁性
    体によつて積層形成される薄膜磁気ヘッドにおいて、前
    記薄膜導体コイルに記録電流を流して前記薄膜磁気ヘッ
    ドを励磁したときに前記下部磁気コア先端が前記上部磁
    気コアの先端より先に磁気飽和を引き起こすことを特徴
    とする薄膜磁気ヘッド。 3、請求項1において、前記上部磁気コア先端から前記
    上部磁気コア先端段差部の開始位置までの距離と、前記
    下部磁気コア先端から前記下部磁気コア段差部の開始位
    置までの距離との差が1μm以上確保される薄膜磁気ヘ
    ッド。 4、請求項1において、前記下部磁気コア先端から前記
    下部磁気コア段差部の終端位置までの距離が、前記上部
    磁気コア先端から前記上部磁気コア先端段差部の開始位
    置までの距離より長いことを特徴とする薄膜磁気ヘッド
    。 5、請求項1において、薄膜磁気ヘッドにおいて前記下
    部磁気コア先端の厚さが前記上部磁気コアの先端の厚さ
    の0.9倍以上としたことを特徴とする薄膜磁気ヘッド
    。 6、請求項1に記載の薄膜磁気ヘッドにおいて、前記下
    部磁気コア先端段差部のテーパ角度を30゜以上とした
    薄膜磁気ヘッド。 7、請求項1において、前記薄膜磁気ヘッドにおいて、
    前記上部磁気コア先端から前記上部磁気コア先端段差部
    の開始位置までの距離が1μm以上確保される薄膜磁気
    ヘッド。 8、請求項1において、前記下部磁気コア段差部の高さ
    が2μm以上確保される薄膜磁気ヘッド。 9、請求項1に記載の薄膜磁気ヘッドにおいて、前気上
    部磁気コア及び前記下部磁気コアは先端部分の幅が狭く
    、前記先端部より後方の幅が広い形状からなり、前記下
    部磁気コアの幅の拡がり開始位置が前記上部磁気コアの
    幅の拡がり開始位置より前方にある薄膜磁気ヘッド。 10、請求項1において、前気上部磁気コア先端段差部
    のテーパ角度を20゜以上50゜以下とした薄膜磁気ヘ
    ッド。 11、請求項1において、Fe系又はCo系合金からな
    る磁気コアと、アルミナ等セラミック材料からなる磁気
    ギャップ、ホトレジスト等有機材料からなる非磁性絶縁
    層及びCu等の金属導体からなる励磁コイルによつて構
    成される薄膜磁気ヘッド。 12、請求項1において、下部磁気コア先端段差部を基
    板堀込み加工で形成する薄膜磁気ヘッド。 13、請求項1において、下部磁気コア先端段差部をパ
    ターニングされた磁性膜及び非磁性絶縁層の積層で形成
    する薄膜磁気ヘッド。 14、請求項1において、保磁力1kOe以上の磁気デ
    ィスクに記録再生可能で、且つ、起磁力増加による再生
    出力の低下量が出力最大値の10%以下である薄膜磁気
    ヘッド。
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