JPH04129023A - 磁気記録媒体及びその処理方法 - Google Patents

磁気記録媒体及びその処理方法

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JPH04129023A
JPH04129023A JP2249413A JP24941390A JPH04129023A JP H04129023 A JPH04129023 A JP H04129023A JP 2249413 A JP2249413 A JP 2249413A JP 24941390 A JP24941390 A JP 24941390A JP H04129023 A JPH04129023 A JP H04129023A
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magnetic recording
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JP2249413A
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English (en)
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Kazuko Hanai
和子 花井
Akira Ushimaru
晶 牛丸
Hiroshi Hashimoto
博司 橋本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は非磁性支持体上に下塗層を介して磁性層及び/
又はバック層を有する磁気記録媒体に関し、その主たる
目的は非磁性支持体と磁性層及び/又はバンク層の密着
力が強く耐久性に優れ、且つ廃却する際にはアルカリ処
理で容易に非磁性支持体と磁性層及び/又はバック層が
剥離し各層を分離、回収しやすい磁気記録媒体に関する
(発明の背景) 最近、磁気記録層(以下、磁性層と称する)を有するオ
ーディオテープやビデオテープ等の磁気テープの需要が
、一般用あるいは営業用を問わず非常に増大している。
前述の如く磁気テープの需要の増大に伴ない、磁気テー
プを製造する際に出る不良品、廃品や使用済の廃品の量
も多くなってきている。
この種の磁気テープは一般にポリエステル等のフィルム
支持体(以下、ベースと称する)に強磁性酸化鉄等の強
磁性粉末を結合剤(バインダー)に分散した磁性層が設
けられたものである。
前述の如く磁気テープの需要の増大に伴ない、使用済テ
ープの廃品や、磁気テープ製造時の不良品や廃品の量も
多くなってきており、従来はその処理方法として、焼却
する方式が主として用いられ、又、その一部においてで
はあるが、その不良品や廃品を寄り揉みにし、紐などと
して利用する方法が用いられている。しかし、この廃品
や不良品等のフィルムベースから磁性層をt!IJII
L、そのベースを分離、回収して再利用すると共に、剥
離した磁性層を焼成等によりバインダーを除き、酸化鉄
等の顔料として用いることが検討された。
しかしながら、従来磁気テープの磁性層に用いられてい
るバインダーは、ベースとの結合力が大きく、その磁性
層を簡単に剥離することが困難であり、また剥離後の効
果的分離方法が見つからないため、前述した如くの焼却
等の処理方法を用いる外になかった。
又、他の処理として地中に埋設することも検討されたが
、今後の地球環境保護の観点からこのような方法は許さ
れなくなってきている。
はとんどの磁気記録媒体の非磁性支持体はポリエチレン
テレフタレート(以下PETという)フィルムが用いら
れており、焼却処理をすることは高熱が発生し焼却炉を
いためるためできない。テープごと高温で溶融成型しよ
うとすると磁性層が存在するため、PETが分解し別の
用途に用いられるような材料はできない。
従って不要テープの処理にはPETと磁性層を分離する
事が必要である。この具体的手段として特開昭53−9
4381、同54−66985、同59−52433に
アルカリ処理によりPETと磁性層を分離する方法が記
載されている。
しかしながらアルカリ処理の際PETが一部分解するた
め弱アルカリで短時間の間に分離できなければ回収後の
PETは別の用途に使える材料にはならない。
例えば、特開昭54−66985では廃磁気テープを2
5℃以上の強アルカリ溶液に浸漬処理して磁性層を非磁
性支持体から剥離する磁気テープの処理方法が開示され
、強アルカリ溶液としては5%以上の苛性ソーダ水溶液
等が用いられると記載している。又特開昭53−704
04では70℃以上に加温した、濃度0.5%以上の苛
性アルカリ溶液を用いている。そして炭酸ソーダのよう
な弱アルカリでは剥離しないと記載している。又塩基性
物質(苛性ソーダ、炭酸ソーダ、ピリジンなど)を含む
グリコール溶液で処理する方法も特開昭53−9438
L同53−92879には記載しているが、実施例で実
証しているのは苛性ソーダのみである。このように従来
の磁気記録媒体では苛性ソーダのような強アルカリを用
いないと剥がれず、又このような強アルカリを用いると
PETが加水分解されてしまい、良好な回収品は得られ
なかった。
従来の磁気記録媒体に用いられている下塗層は特公昭4
7−22071号、同49−10243、特開昭49−
46406、同49−46407、同50−32905
、同50−32906、同50−32907、同5B−
125231、同59−19230、同59−1652
39などで知られているように、非磁性支持体と磁性層
の密着力を強くし耐久性を高くすることだけを考えて設
計されていたため、このようなアルカリ処理で磁性層と
非磁性支持体を分離しようとしても全く分離できないが
、あるいはできたとしてもNaOH水溶液のような強ア
ルカリで長時間処理しなければ分解できず、分離回収後
のPETは部分分解されたものになっていた。
そこで本発明者らは水系溶液を用いて、短時間に、かつ
PETも加水分解されないような条件で非磁性支持体よ
り磁性層及び又はバンク層を分離することのできる下塗
層について鋭意検討した結果極めて容易に剥離しうる下
塗層を見出し、本発明に至った。
(発明の目的) 本発明の目的は非磁性支持体と磁性層及び/又はバック
層の密着力が強く耐久性に優れ、且つ廃却する際には弱
いアルカリ処理で容易に非磁性支持体と磁性層及び/又
はバック層が剥離し各層を分離、回収しやすい磁気記録
媒体を提供しようとするものである。
(発明の構成) すなわち本発明の上記目的は非磁性支持体と磁性層及び
/又はバンク層の間に下塗層を設けてなる磁気記録媒体
において、前記下塗層が蛋白質系又はセルロース系接着
剤を含有することを特徴とする磁気記録媒体によって達
成できる。
好ましくは前記蛋白質系接着剤がゼラチン、カゼイン等
より選ばれる少なくとも1種であり、又前記セルロース
系接着剤が澱粉、デキストリン、アラビアゴム、アルギ
ン酸等より選ばれる少なくとも1種であることを特徴と
する磁気記録媒体によって達成できる。
又本発明の上記目的は非磁性支持体と磁性層及び/又は
バンク層の間に蛋白質系又はセルロース系接着剤を含む
下塗層を設けてなる磁気記録媒体を水系溶液に浸漬処理
して磁性層及び/又はバック層を非磁性支持体から剥離
することを特徴とする磁気記録媒体の処理方法によって
達成でき、更に好ましくは前記水系溶液が加温した水で
あることを特徴とする磁気記録媒体の処理方法によって
達成できる。
すなわち本発明は磁気テープ等の磁性層と非磁性支持体
とのアルカリによる剥離処理による回収を下塗層、すな
わち下塗剤の改良をすることによって解決したものであ
るン従来の下塗剤は非磁性支持体と磁性層との密着を改
良するため、剥れにくいような下塗剤を開発し、実用し
てきた。そこでこのように強力に貼りついた下塗層より
剥がすためには苛性アルカリのような強アルカリを用い
て温度をかけて処理するようなことが行なわれてきたが
、本発明では磁気記録媒体の使用時には適度な、必要な
密着力を有する下塗剤であるが、しかし廃品として磁性
層と非磁性支持体を剥がす時には簡単に水系溶液に溶け
るような下塗剤を用いればPETベースが加水分解され
て変化することのない方法が提供できることに気付いた
0本発明ではこのような下塗剤として、下塗に用いる接
着剤として蛋白質系、又はセルロース系接着剤を用いる
ことによって密着力を低下させないで、水系溶液処理に
より容易に溶解する下塗層が得られたものである。
本発明において水系溶液とはPETが加水分解しないよ
うな程度のアルカリ又は中性の水系溶液を意味し、例え
ば苛性ソーダを用いても25℃1%未満の苛性ソーダ水
溶液や70℃0.5%未満の苛性ソーダ水溶液でPET
を加水分解しないもの、又炭酸ソーダ、炭酸カリウム、
重炭酸ソーダ、重炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、リ
ン酸ナトリウム、ピリジン、トリエタノールアミンなど
が弱アルカリとして用いられ、又、中性の水溶液である
水そのものが最も好ましく用いられる。
即ち本発明は、非磁性支持体と磁性層の間に下塗層を設
けてなる磁気記録媒体において、該下塗層がゼラチン、
カゼイン等の蛋白質系、澱粉、デキストリン、アラビア
ゴム、アルギン酸等のセルロース系接着剤を含有するこ
とを特徴とするものである。
本発明に用いられる接着剤は接着力は強いが耐水性に乏
しいという特徴を有している。これら接着剤は天然物で
あることが好ましい。
コレらの天然物はヒドロキシル基、アミノ1.するいは
カルボキシル基のような極性基を有しPETベース上に
塗布されるとPETヘースに強固に接着し、磁性層ある
いはバック層との密着を良化する。また水溶液中に浸さ
れると容易に溶解し、PETベースフィルムと磁性層あ
るいはバンク層は分離する。
これらの処理はごく弱い水系の条件で行うことができる
ためPETベースの物性低下はほとんど無く、PETベ
ースは資源として再利用しやすい。
また有機溶剤を用いないため磁性層からのバインダーの
溶出もない、下塗層として用いられた接着剤は生分解性
を有するため、容品に従来の活性汚泥処理等により分解
することが可能である。
なお耐候性を改良するために従来より知られているポリ
エステル樹脂、ポリビニル化合物あるいは合成ゴム等の
合成接着剤あるいはラテフクスを併用することも可能で
ある。
ただし環境を汚さないために少な(とも30%望ましく
は50%以上の比率で接着剤を用いることが重要である
本発明の下塗層の厚みは0.01〜0.5μmが好まし
く、さらに好ましくは0.05〜0. 3μmである。
これより1いと密着力が不足し、厚いと平滑な下塗り面
を得にくく磁性層の平滑性を損ないで電磁変換特性を低
下させることがある。
以下に本発明の処理方法について述べる。
本発明の磁気テープの処理方法は基本的に二つの工程の
組合せからなる。その一つは弱アルカリ性溶液で磁気テ
ープを処理する工程である。水系溶液としては何でも使
用することができるが炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、炭酸
アンモニウム、リン酸ナトリウム、ピリジン、トリエタ
ノールアミン、などを含有した水溶液でも、又低濃度で
あればカセイソーダ、カセイカリなどもPETを加水分
解しない程度で使用してもよい。アルカリ土類金属塩(
例えばCaなど)の水酸化物、酸化物、炭酸塩、第3級
アミン水溶液等も使用してもよい。
しかし後処理の点から考えて水又は水と他の溶削との混
合物のみが好ましい。水系溶液の溶削は水又はエタノー
ル、アセトン、ジオキサン、THFなどの有m溶媒又は
これらの混合物が使用できるが水が最も好ましい。
水系溶液の濃度は0゜001〜20重量%である。
処理温度はO℃〜200℃である。0℃未満では剥離の
速度が遅く、200℃より高いとポリエステルフィルム
が溶解したり加水分解したりなどの問題が発生する。
水系溶液で処理するに際しては廃磁気テープは切断、粉
細等、適当な手段によって後の処理工程に都合のよい形
状に変えられる。
処理時間は磁気記録媒体の種類、形状、弱アルカリ物質
の濃度、温度によって自由に変えられるが、剥離を有効
に行なわしめ、PETの溶解、加水分解を最小限度に抑
制するよう決定する。
二つ目の工程は分離工程である。
通常が遇によって分離することもできるが、が過によっ
て分離しにくい場合は磁気分離、比重差による分離が適
当である0例えば市販のヘンシェルミキサー(三井三池
製作所製)を用いることが好ましい。これは加熱装置を
備えた混合槽とこの混合槽中に配置された高速回転翼と
から構成されており、水系溶液と共に収容された磁気テ
ープ細片を回転翼を高速で回転することによりベースと
磁性粉末を分離し、ベースは上層に浮き、磁性粉は下に
沈み、分離が容易である。
本発明に使用される磁気記録媒体は以下のような構成を
有する。
強磁性粉末塗布型磁気記録媒体の場合使用される強磁性
粉末の組成(#化鉄、コバルト含有酸化鉄、鉄を主成分
とする合金、バリウムフェライト等)、サイズや表面処
理に特に制限はない。
強磁性粉末の形状に特に制限はないが通常は、針状、粒
状、サイコロ状、米粒状および板状のものなどが使用さ
れる。
磁性層を形成する結合剤は通常の結合剤から選ぶことが
できる。結合剤の例としては、塩化ビニル・酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニル、酢酸ビニルとビニルアルコール
、マレイン酸および/またはアクリル酸との共重合体、
塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル・ア
ルリロ二トリル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、ニトロセルロース樹脂などのセルロース誘導体、ア
クリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリカーボネートポリウレタン樹脂等を挙
げることができる。分散性・耐久性を更に高めるために
以上列挙の結合剤分子中に、極性基(エポキシ基、CO
□H,OH。
NHz −SOs M、03Os M、POs Mz、
OPO3M□、ただしMは水素、アルカリ金属またはア
ンモニウムであり、一つの基の中に複数のMがあるとき
は互いに異なっていてもよい)を導入したものが好まし
い、極性基の含有量としてはポリマー1グラム当り10
−b〜10−4当量が好ましい範囲である。
以上列挙の高分子結合剤は単独または数種混合で使用さ
れ、しばしばイソシアネート系の公知の架橋剤を添加し
て硬化処理される。
また、アクリル酸エステル系のオリゴマーと、千ツマ−
を結合剤としてもちい、放射線照射によって硬化する結
合剤系にも、本発明の有機シリコーン化合物は適用され
る。
非磁性支持体の材質としては、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレン2,6ナフタレートなどのポリエス
テル類;ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレ
フィン類、セルローストリアセテートなどのセルロース
誘導体、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミドイ
ミド等の樹脂を用いることができ、必要に応じアルミニ
ウム等の金属でメタライズしてあってもよい。
支持体の厚みは3〜100μ、磁気テープとしては好ま
しくは3〜20μ、磁気ディスクとしては20〜100
μが通常使用される範囲である。
本発明の磁気記録媒体の磁性層中の全結合剤の含有量は
、通常は強磁性粉末100重量部に対して10〜60重
量部であり、好ましくは20〜40部である。
本発明の磁気記録媒体の磁性層には、さらにモース硬度
5以上の無機質粒子を含有することが好ましい。
使用される無機質粒子は、モース硬度が5以上であれば
特に制限はない。モース硬度が5以上の無機質粒子の例
としてはA Ito、s (モース硬度9)、Ti0(
同6) 、T i Ox(同6.5)、SiO□(同7
)、Sno!(同6.5) 、Cr、○、(同9)、お
よびα−Fe、O,(同5.5)を挙げることができ、
これらを単独あるいは混合して用いることができる。
とくに好ましいのはモース硬度が8以上の無機質粒子で
ある。モース硬度が5よりも低い無機質粒子を用いた場
合には、磁性層から無機質粒子が脱落しやすく、またへ
、ドの研磨作用も殆どないためヘッド目詰まりを発生し
やすく、また走行耐久性も乏しくなる。
無機質粒子の含有量は、通常、強磁性粉末100重景部
に対して0.1〜20重量部の範囲であり、好ましくは
1〜10重量部の範囲である。
また磁性層には上記の無機質粒子以外にも、カーボンブ
ランク(特に、平均粒径が10〜300nm (ナノメ
ートル; 10−qm)のもの)などを含有させること
が望ましい。
つぎに本発明の磁気記録媒体を製造する方法の例を述べ
る。
まず、非磁性支持体上に下塗層を塗布する。下塗剤のポ
リマーは適当な溶媒、例えばシクロヘキサノン、MEK
、アセトン、MIBK、酢酸ブチルなどに溶解され塗布
される。塗布の方法は通常の方法が使用できる。
次に、強磁性粉末と結合剤、そして必要に応じて、他の
充填材、添加剤などを溶剤として混練し、磁性塗料を調
製する。混練の際に使用する溶剤としては、磁性塗料の
調製に通常使用されている溶剤を使用することができる
混練の方法にも特に制限はなく、また各成分の添加順序
などは適宜設定することができる。
すなわち、結合剤、溶剤、磁性粉体を予め混線分散した
後硬化剤溶液を添加する方法や潤滑剤を最後に溶液状態
で添加する方法がとられる場合もある。
磁性塗料を調製する際には、分散剤、帯電防止剤、同滑
荊等の公知の添加剤を併せて使用することもできる。
分散剤の例としては、炭素数12〜22の脂肪酸、その
塩またはエステル化物およびその化合物の水素の一部あ
るいは全部をフッ素原子で置換した化合物、上記の脂肪
酸のアミド、脂肪族アミン、高級アルコール、ポリアル
キレンオキサイドアルキル燐酸エステル、アルキル燐酸
エステル、アルキルホウ酸エステル、サルコシネート類
、アルキルエーテルエステル類、トリアルキルポリオレ
フィン、オキシ第4級アンモニウム塩およびレシチンな
どの公知の分散剤を挙げることができる。
分散剤を使用する場合は、通常は使用する強磁性粉末1
00重量部に対し、O,1〜10重量部の範囲で使用さ
れる。
帯電防止剤の例としては、カーボンプラ、り、カーボン
ブランクグラフトポリマーなどの導電性微粉末;サポニ
ンなどの天然界面活性剤;アルキレンオキサイド系、グ
リセリン系およびグリシドール系などのノニオン系界面
活性側;高級アルキルアミン類、第4級アンモニウム塩
類、ピリジンその他の複素環化合物の塩類、ホスホニウ
ムまたはスルホニウム類などのカチオン性界面活性荊;
カルボン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基等
の酸性基を含むアニオン性界面活性剤;アミノ酸類、ア
ミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸または燐酸
エステル類等の両性界面活性側等を挙げることができる
。帯電防止剤として上記の導電性微粉末を使用する場合
には、例えば強磁性粉末100重量部に対し0.1〜1
0重量部の範囲で使用され、界面活性剤を使用する場合
にも同様に0.12〜10重量部の範囲で使用される。
なお、上述した分散剤、帯電防止剤、潤滑剤などの添加
剤は、厳密に上述した作用効果のみを有するものである
との限定の下に記載したものではなく、例えば、分散剤
が潤滑剤あるいは帯電防止剤として作用することも有り
うる。従って、上記分類により例示した化合物などの効
果作用が、上記分類に記載された事項に限定されないこ
とは勿論であり、また複数の作用効果を奏する物質を使
用する場合には、添加量は、その作用効果を考慮して決
定することが好ましい。
このようにして調製された磁性塗料は前述の非磁性支持
体上に塗設された下塗層の上に塗布される。
また下塗層と磁性層の間に帯電防止のための中間層を設
けても構わない。中間層とは結合剤中にカーボン等の非
磁性微粉末を分散してなる複合膜層等である。
カーボンを含有する中間層は結合剤として磁性層に用い
られる種々の結合剤のなかから任意に選ぶことができる
。カーボンの粒径は10〜50n−(ナノメートル; 
10−”m)のものが好ましく、バインダー:カーボン
は重量比にして100:10から100:150が好ま
しい、中間層の厚みは非磁性粉体を含む複合層の場合0
.5〜4μmが好ましい。
中間層にはこのほか磁性層を用いている潤滑剤と同じま
たは異なる潤滑剤を添加してもよい。
また非磁性支持体の磁性層側と反対側にハックコート層
を設けても構わない。この場合非磁性支持体とバックコ
ート層の間に本発明の下塗層を設ける事が好ましい、バ
ックコート層の厚みは0゜1〜2μm、好ましくは0.
3〜1μmである。
バンクコート層は公知のものが使える。
上記の強磁性粉末と結合剤の分散方法および支持体への
塗布方法などの詳細は特開昭54−46011号および
同54−21805号等の各公報に記載されている。
このようにして塗布される磁性層の厚さは、乾燥後の厚
さで一般には約0.5〜10μmの範囲、通常は0.7
〜6.0pmの範囲になるように塗布される。
非磁性支持体上に塗布された磁性層は磁気配録媒体がテ
ープ状で使用される場合通常、磁性層中の強磁性粉末を
配向させる処理、即ち磁場配向処理を施したあと、乾燥
される。また逆にディスク状媒体の場合は磁気特性の異
方性をとりのぞくために、磁場による無配向処理が施さ
れる。こののち必要により表面平滑化処理が施される。
(発明の効果) 本発明の磁気記録媒体は下塗層中に蛋白質系又はセルロ
ース系接着剤を含有することによって非磁性支持体と磁
性層及び/又はバンク層の間の密着が良好であると共に
廃磁気記録媒体とした時には水系溶液に浸漬処理するこ
とにより、非磁性支持体と磁性層及び/又はバンク層と
の間がきれいに剥離し、はぼ完全な形で非磁性支持体が
回収できる。使用時には密着に優れ、廃却時には剥離し
やすい新規な下塗層を有する磁気記録媒体が得られ、非
磁性支持体の回収が容易にできるようになった。水系溶
液で処理するためにPET等のベース材料は溶解したり
、加水分解したりして変質したりすることがなく、回収
後はぼ完全な形で次の使用に供される。
〔実施例〕
次に実施例をもって本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例中の「部」との表示は「重量部」を示すも
のとする。
〔実施例、比較例〕
下記の組成物をボールミルを用いて48時間混線分散し
たあと、これにポリイソシアネート5部を加え、さらに
1時間混線分散したあと、1μmの平均孔径を有するフ
ィルタを用いてろ過し、磁性塗料を調製した。次に厚さ
10μmのポリエチレンテレフタレート支持体の表面に
第1表の樹脂をアセトン/シクロへキサノン=8/2の
混合溶媒で溶解した液を乾燥膜厚0.1μmになるよう
に塗布、乾燥し、この上に得られた磁性塗料を乾燥後の
厚さが4.0μmになるように、リバースロールを用い
て塗布した。
磁性塗料組成 強磁性合金粉末(組成:Fe94%、 Zn4%、Ni2%;抗磁カニ15000e;比表面積
54rrr/g)        100部ポリエステ
ル系ポリウレタン(重量平 均分子量4万、数平均分子量2.5万、1分子当り平均
2個の5OsNa基を持つ)            
        5部塩化ビニル/酢酸ビニル/無水マ
レイ ン酸共重合体(日本ゼオン■製 400XIIOA、重
合度400)       12部研磨材(α−アルミ
ナ、平均粒径0゜ 3μm)5部 ステアリン酸              1部オレイ
ン酸               1部ステアリン酸
ブチル          2部カーボンブラック(平
均粒径40nm)   2部メチルエチルケトン   
     300部磁性塗料が塗布された非磁性支持体
を、磁性塗料が未乾燥の状態で3000ガウスの磁石で
磁場配向を行ない、さらに乾燥後、スーパーカレンダー
処理を行なった&8m111幅にスリットして、8mm
ビデオテープを製造した。
得られたテープサンプルについて下記の試験を行い、第
2表の結果を得た。
試験1 磁性層の密着強度 磁性層表面に粘着テープをはりつけた後、テープサンプ
ルを180度剥離したときの密着強度を測定した。
試験2 走行による磁性層の粉落ち VTR(富士写真フィルム@:FUJIX−8)を用い
てテープサンプルを23℃10%RHの環境で200バ
ス繰り返し走行させた後、テープエツジ部の磁性層の粉
落ちの有無を調べた。粉落ちが起きたものを×、起きな
かったものを○で表した。
試験3 水系処理での磁性層の剥離性 テープサンプルを60℃の水溶液中に10分間浸漬して
磁性層が支持体より剥離するか否かを調べた。剥離した
ものを○、しなかったものを×で表した。
第2表 第1.2表から明らかなように本発明の下塗層を設けた
サンプルは通常の状態では磁性層と支持体との密着を高
め、走行耐久性に優れる。さらに弱い水系処理を行うと
容易に磁性層が支持体から剥離することが分かる。一方
下塗層として従来使用されている5TAFIXの如き下
塗剤を用いた場合は水溶液では剥離しないことがわかる
(比較例1)、また下塗層を有しない比較例2では粉落
ちがあると共に水溶液の剥離性も不良であった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体と磁性層及び/又はバック層の間に
    下塗層を設けてなる磁気記録媒体において、前記下塗層
    が蛋白質系又はセルロース系接着剤を含有することを特
    徴とする磁気記録媒体。
  2. (2)前記蛋白質系接着剤がゼラチン、カゼイン等より
    選ばれる少なくとも1種であり、又前記セルロース系接
    着剤が澱粉、デキストリン、アラビアゴム、アルギン酸
    等より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする
    請求項(1)記載の磁気記録媒体。
  3. (3)非磁性支持体と磁性層及び/又はバック層の間に
    蛋白質系又はセルロース系接着剤を含む下塗層を設けて
    なる磁気記録媒体を水系溶液に浸漬処理して磁性層及び
    /又はバック層を非磁性支持体から剥離することを特徴
    とする磁気記録媒体の処理方法。
  4. (4)前記水系溶液が加温した水であることを特徴とす
    る請求項(3)記載の磁気記録媒体の処理方法。
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