JPH04130219U - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置Info
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- JPH04130219U JPH04130219U JP882892U JP882892U JPH04130219U JP H04130219 U JPH04130219 U JP H04130219U JP 882892 U JP882892 U JP 882892U JP 882892 U JP882892 U JP 882892U JP H04130219 U JPH04130219 U JP H04130219U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が簡単で空間利用効率が高く、しかも部
品分離効率が高い部品供給装置を提供する。 【構成】 部品給送用のリニアフィーダ1とほぼ平行に
部品返送用のリニアフィーダ2を設け、リニアフィーダ
1の下流側所定位置に透光性のある板1cを設け、透光
性のある板1c上の画像を検出する画像検出部1fを設
けた。
品分離効率が高い部品供給装置を提供する。 【構成】 部品給送用のリニアフィーダ1とほぼ平行に
部品返送用のリニアフィーダ2を設け、リニアフィーダ
1の下流側所定位置に透光性のある板1cを設け、透光
性のある板1c上の画像を検出する画像検出部1fを設
けた。
Description
【0001】
この考案はリニアフィーダを用いた部品供給装置に関する。
【0002】
従来から部品供給装置として、(I)多数の部品を収容するボウル61の外周
部に、それを包囲する螺旋状の部品搬送トラック62を有しており、この部品搬
送トラック62の一端例をボウル61と連通させるとともに、他端例をリニアフ
ィーダ63と連通させて、部品搬送トラック62において部品の分離およびある
程度の整列を達成し、リニアフィーダ63により次工程への供給に適した状態と
なるように部品を整列させるようにした構成のもの(図11参照)、(II)ボ
ウルフィーダの部品搬送トラックの所定範囲における画像を画像検出部により検
出し、検出した画像に基づいて画像処理部により部品の状態を認識し、部品取り
出し用の産業用ロボットに部品取り出し指令を与える構成のものが提案されてい
る。特に、(II)の構成の部品供給装置としては、(IIa)ボウルフィーダ
の部品搬送トラックの傾斜角度を変化させて部品分離効率を高める構成を採用し
たもの(実開昭60−40325号公報参照)、(IIb)ボウルフィーダの部
品搬送トラックの所定位置に部品を分離するためのコンベアを設けたもの(特開
昭60−123974号公報参照)および(IIc)ボウルフィーダのシュート
出口にシャッタおよび回転円板を配置したもの(実開平1−140336号公報
参照)が提案されている。
【0003】
上記(I)の構成の部品供給装置は適用される部品の種類、サイズ等に応じて
ツーリングが必要であり、ツーリングに多大の労力およびコストがかかるのみな
らず適用できる部品の種類が大幅に制約されてしまうという不都合がある。また
、ボウルフィーダの平面形状が円形であるから空間利用効率が低く、複数台の部
品供給装置を組み込んだシステムにおいてはデッドスペースが著しく多くなって
しまうという不都合もある。
【0004】
上記(II)の構成の部品供給装置においては、ツーリングを不要にできるの
で、ツーリングに起因する不都合は解消できるが、空間利用効率が低いという不
都合は解消できない。また、多種類の部品に対処できる半面、必ずしも良好な部
品分離性能を発揮できないのであるから、部品分離性能を向上させるために(I
Ia)(IIb)(IIc)に示す構成が採用されている。しかし、(IIa)
の構成の部品供給装置は、部品搬送トラックの傾斜角度を適正な角度に設定する
ことが困難であり、製造が困難になってしまうという不都合があるのみならず、
十分に高い部品分離効率を達成できないという不都合もある。(IIb)の構成
の部品供給装置は、構成が複雑化するとともに、コストアップを招くという不都
合があるのみならず、部品搬送トラックの有効幅を十分には大きくできず、この
結果十分に高い部品分離効率を達成できないという不都合もある。(IIc)の
構成の部品供給装置は、構成が複雑化するとともに、コストアップを招くという
不都合があるのみならず、シャッタのON,OFF制御、回転円板を駆動するた
めのモータの回転制御が必要になり、制御が複雑化するという不都合がある。
【0005】
この考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、構成が簡単で、空間利
用効率が高く、しかも部品分離効率が高い部品供給装置を提供することを目的と
している。
【0006】
上記の目的を達成するための、請求項1の部品供給装置は、リニアフィーダと
並列に、リニアフィーダの最も下流側所定位置から送り出される部品を最も上流
側所定位置に戻す部品搬送機構を配置してあり、さらにリニアフィーダの下流側
所定範囲における画像を検出する画像検出手段を配置してある。
【0007】
請求項2の部品供給装置は、リニアフィーダとして複数のリニアフィーダを直
列に配置してなるものを用いている。
請求項3の部品供給装置は、下流側のリニアフィーダの部品給送速度が大きく
設定されている。
請求項4の部品供給装置は、リニアフィーダの振動源としてソレノイドを用い
ている。
【0008】
請求項5の部品供給装置は、部品搬送機構としてリニアフィーダを用いており
、両リニアフィーダの所定範囲が画像検出手段による画像取り込みを許容すべく
透光性のある板で構成されている。
請求項6の部品供給装置は、一方のリニアフィーダの下流側所定範囲が透光性
のある板で構成されているとともに、他方のリニアフィーダの上流側所定範囲が
透光性のある板で構成されている。
【0009】
請求項7の部品供給装置は、リニアフィーダの上流側所定範囲および部品搬送
機構の下流側所定範囲を包囲するドラム式フィーダをさらに含んでいる。
【0010】
請求項1の部品供給装置であれば、リニアフィーダを動作させることにより部
品を振動させながら下流側に移動させ、かつ部品同士をある程度分離する。そし
て、リニアフィーダの下流側所定範囲における画像を画像検出部により検出する
のであるから、検出画像に基づいて分離された部品、分離されていない部品の認
識、分離された部品の位置の認識等を行なうことができ、これら認識結果に基づ
いて部品取り出し用の産業用ロボットに対して部品取り出し指令を与えることに
より部品供給を達成できる。そして、取り出し対象にならなかった部品は部品搬
送機構によりリニアフィーダの最も上流側所定位置に戻され、再びリニアフィー
ダによる処理を受ける。したがって、比較的少ない回数だけ部品を循環させるこ
とにより殆ど全ての部品を分離して産業用ロボットによる取り出しを行なうこと
ができる。
【0011】
また、リニアフィーダの平面形状が方形であり、部品搬送機構もベルトコンベ
ア、リニアフィーダ等で構成されることを考慮すれば平面形状が方形であり、こ
の結果、部品供給装置全体としての平面形状も方形になるのであるから、部品供
給装置が1つだけ配置される場合のみならず、複数個配置される場合においても
デッドスペースを大幅に低減して著しく高い空間利用効率を達成できる。
【0012】
さらに、全体として構成を簡素化できるのであるから簡単に製造できるととも
にコストダウンを達成できる。
請求項2の部品供給装置であれば、リニアフィーダが複数のリニアフィーダを
直列に配置してなるものであるから、各リニアフィーダに与える振動パターンを
それぞれ独自に設定でき、多種類の部品の分離効率を高めて多品種少量生産に簡
単に適用できる。
【0013】
請求項3の部品供給装置であれば、下流側のリニアフィーダの部品給送速度が
大きく設定されているのであるから、上流側のリニアフィーダから順次下流側の
リニアフィーダに給送される場合に、リニアフィーダによる送り方向における部
品同士の距離を十分に大きくでき、良好な部品分離効率を達成できる。
請求項4の部品供給装置であれば、機械的な構成部分を変更することなくソレ
ノイドに対する供給電流のスイッチング周期を変更するだけでリニアフィーダの
振動数を変更でき、しかも供給電流値を変更するだけでリニアフィーダの振幅を
変更できる。この結果、部品の種類、サイズ等に応じて最適の振動数および振幅
を設定することができ、適用可能な部品の範囲を拡大できる。
【0014】
請求項5の部品供給装置であれば、部品搬送機構としてリニアフィーダを用い
ており、両リニアフィーダの所定範囲が画像検出手段による画像取り込みを許容
すべく透光性のある板で構成されているので、部品が1回循環する間に画像検出
手段による画像取り込みが2回行なわれることになる。したがって、各取り込み
画像に基づいて取り出し可能な部品であるか否かを判別することにより、部品が
取り出し可能になる確率を高めることができる。また、一方のリニアフィーダの
透光性のある板を含む所定範囲の画像を取り込んでいる間に他方のリニアフィー
ダによる部品搬送を行なわせることができるので、画像取り込みと部品搬送とを
並行して行なわせることができ、画像取り込み可能期間を大幅に増加させること
ができる。
【0015】
請求項6の部品供給装置であれば、一方のリニアフィーダの下流側所定範囲が
透光性のある板で構成されているとともに、他方のリニアフィーダの上流側所定
範囲が透光性のある板で構成されているのであるから、両透光性のある板の上か
ら部品を取り出すための産業用ロボット等を共用でき、しかも、画像検出手段に
よる画像取り込みのための光源を選択的に何れかの透光性のある板と正対する位
置に移動させることにより光源をも共用でき、部品供給装置全体としての構成を
簡素化できるとともに、小形化できる。
【0016】
請求項7の部品供給装置であれば、リニアフィーダの上流側所定範囲および部
品搬送機構の下流側所定範囲を包囲するドラム式フィーダをさらに含んでいるの
で、ドラム式フィーダが部品貯蔵部を兼ねることになり、部品収容量を増加させ
ることができる。また、リニアフィーダを用いることによる空間利用効率の高さ
を余り損なうことなく、部品のばらまき特性を著しく高めることができる。
【0017】
以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
図1はこの考案の部品供給装置の一実施例を示す概略平面図、図2は概略側面
図であり、所定長さの給送用リニアフィーダ1とほぼ平行に、部品を逆方向に搬
送する返送用リニアフィーダ2が配置されている。上記給送用リニアフィーダ1
は中央部所定位置に部品の分離を促進するためのピン1aを有しているとともに
、下流側所定位置に形成した開口を覆う透光性のある板1bを有しており、さら
に、最も下流側に部品を返送用リニアフィーダ2に導く部品ガイド部1cを有し
ている。上記返送用リニアフィーダ2は給送用リニアフィーダ1の下流側よりも
低く、かつ給送用リニアフィーダ1の上流側よりも高くなるように傾斜されてい
るとともに、返送用リニアフィーダ2の最も下流側に部品を給送用リニアフィー
ダ1に導く部品ガイド部2cを有している。また、給送用リニアフィーダ1およ
び返送用リニアフィーダ2は共に板バネ1d,2dにより支持されているととも
に、ソレノイド1e,2eにより所定の振動が与えられる。
【0018】
さらに、上記透光性のある板1bの下方にCCDカメラ等からなる画像検出部
1fが設けられているとともに、透光性のある板1bの上方および下方に照明装
置1g,1hが設けられている。
上記構成の部品供給装置の作用は次のとおりである。
給送用リニアフィーダ1または返送用リニアフィーダ2上に部品を投入した状
態でソレノイド1e,2eを動作させればよく、給送用リニアフィーダ1上の部
品はリニアフィーダ1の振動により分離されつつ透光性のある板1bに向かって
給送される。そして、給送用リニアフィーダ1の中央部に設けたピン1aにより
部品の分離が促進されるので、部品の分離効率が向上し、透光性のある板1b上
の部品はかなり高い割合で分離されていることになる。
【0019】
この透光性のある板1bは照明装置1g,1hにより上方および下方から照ら
されているのであるから、照明装置1gによる部品のシルエット像および照明装
置1hによる表面反射像が画像検出部1fにより検出され、図示しない画像処理
部において分離した部品か否かの認識および分離した部品の位置等の認識を行な
って図示しない部品取り出し用の産業用ロボットに部品取り出し指令を与えるこ
とにより部品の取り出しを達成できる。
【0020】
透光性のある板1b上に分離した部品が存在しなくなれば、両リニアフィーダ
1,2を動作させて部品の給送および部品の返送を行ない、再び部品の取り出し
を行なう。また、取り出し対象とならなかった部品は給送用リニアフィーダ1の
部品ガイド部1cから返送用リニアフィーダ2上に落下され、部品の反転、分離
していない部品の分離等を達成する。同様に返送用リニアフィーダ2の部品ガイ
ド部2cからも部品が給送用リニアフィーダ1上に落下され、部品の反転、分離
していない部品の分離等を達成する。
【0021】
以上の動作を反復することにより良好な部品供給を達成できる。
また、以上の説明から明らかなように、1対のリニアフィーダを逆向きに配置
するだけの簡単な構成であるから、部品供給装置全体としての製造が容易である
とともに、コストダウンを達成でき、しかも全体としての平面形状が方形である
から複数個の部品供給装置を配置する場合におけるデッドスペースを大幅に低減
できる。
【0022】
【実施例2】
図3はこの考案の部品供給装置のさらに他の実施例を示す概略平面図、図4は
概略側面図であり、実施例1と大きく異なる点は、給送用リニアフィーダ1に代
えて直列に配置された複数個の給送用リニアフィーダ4a,4b,4cを設け、
返送用リニアフィーダ2に代えて返送用ベルトコンベア3を設けた点のみである
。尚、最も下流側の給送用リニアフィーダ4cに透光性のある板1bが設けられ
ている。
【0023】
上記複数個の給送用リニアフィーダ4a,4b,4cはそれぞれ偏心カム4a
1,4b1,4c1により所定の振動が与えられるとともに、給送用リニアフィ
ーダ4aの下流端部から給送用リニアフィーダ4bの上流端部に部品が落下し、
給送用リニアフィーダ4bの下流端部から給送用リニアフィーダ4cの上流端部
に部品が落下するように各給送用リニアフィーダが配置されている。また、偏心
カム4b1,4c1は、それぞれ変速機構4b2,4c2を介して1つのモータ
4dに連結されている。尚、偏心カム4a1は直接モータ4dに連結されている
。そして、変速機構4b2,4c2は、部品給送速度が給送用リニアフィーダ4
a,4b,4cの順に大きくなるように変速比が設定されている。
【0024】
上記構成の部品供給装置の作用は次のとおりである。
返送用ベルトコンベア3の最も下流側から給送用リニアフィーダ4a上に落下
された部品は、偏心カム4a1により与えられる振動数、振幅に基づいて分離さ
れつつ所定速度で給送され、下流側端部から給送用リニアフィーダ4b上に落下
する。給送用リニアフィーダ4b上に落下された部品は、偏心カム4b1により
与えられる振動数、振幅に基づいて分離されつつ所定速度で給送され、下流側端
部から給送用リニアフィーダ4c上に落下する。給送用リニアフィーダ4c上に
落下された部品は、偏心カム4c1により与えられる振動数、振幅に基づいて分
離されつつ所定速度で給送され、透光性のある板1bに到達する。
【0025】
以上の一連の動作を行なっている間において、各給送用リニアフィーダによる
部品給送速度が異なるのであるから、給送方向における部品の分離効率を高める
ことができ、かなり高い精度で分離された部品が透光性のある板1bの上に到達
し、画像検出部1fにより検出された画像に基づいて図示しない画像処理部にお
いて部品の分離状態、部品の位置等が認識されるので、認識結果に基づいて図示
しない部品取り出し用の産業用ロボットを動作させることにより部品取り出しを
達成できる。尚、透光性のある板1b上の取り出し可能な全ての部品が取り出さ
れるまでは給送用リニアフィーダ4a,4b,4cおよび返送用ベルトコンベア
3の動作を停止させておく。そして、透光性のある板1b上の取り出し可能な全
ての部品が取り出された場合には、給送用リニアフィーダ4a,4b,4cおよ
び返送用ベルトコンベア3の動作を再開して取り出し対象にならなかった部品を
返送用ベルトコンベア3の上流側に落下させる。
【0026】
以下、上記一連の動作を反復することにより部品の取り出しを継続させること
ができる。
この実施例においては、1つのモータ4dにより全ての給送用リニアフィーダ
4a,4b,4cを異なる給送速度となるように制御しているが、同じ給送速度
となるようにすることが可能であるほか、各偏心カム4a1,4b1,4c1を
それぞれ対応するモータと連結して振動数を自由に制御することが可能であり、
さらに、図5に示すように、各給送用リニアフィーダ4a,4b,4cをそれぞ
れソレノイド4a3,4b3,4c3により駆動することにより振動数および振
幅を自由に制御することが可能である。そして、各給送用リニアフィーダの駆動
源を互に独立させた場合には、部品の種類、サイズ等に応じて最適の分離状態を
得ることができるように各給送用リニアフィーダの振幅、振動数を制御できる。
また、以上の説明から明らかなように、駆動源または変速機構が複数必要にな
るが、ボウルフィーダと比較して給送路の製作コストが著しく低く、また全体構
成も簡単であるから、複数個の給送用リニアフィーダを直列に配置することに伴
なう不都合は余りない。
【0027】
【実施例3】
図6はこの考案の部品供給装置のさらに他の実施例を示す概略平面図であり、
図1の実施例と異なる点は、返送用リニアフィーダ2の中央部所定位置に部品の
分離を促進するためのピン2aを有しているとともに、下流側所定位置に形成し
た開口を覆う透光性のある板2bを有している点、および特には図示していない
が、透光性のある板1b,2bの上方および下方に照明装置を設けている点とと
もに、各透光性のある板と下方の照明装置との間にハーフミラーを設け、ハーフ
ミラーにより導かれる光の光路上に画像検出部を設けているのみである。尚、図
示しない画像処理部は両画像検出部に共通としている。
【0028】
したがって、この実施例においては、1対のリニアフィーダ1,2が共に部品
供給用として機能するだけでなく、他方のリニアフィーダに対して部品返送用と
して機能する。さらに詳細に説明すれば、何れのリニアフィーダにおいても、部
品が振動により分離されつつ透光性のある板に向かって給送され、リニアフィー
ダの中央部に設けたピンにより部品の分離が促進されるので、十分に分離された
状態で部品が透光性のある板の上に到達する。その後は、図1の実施例と同様に
画像検出部により部品のシルエット像および該当する場合には反射像が取り込ま
れ、取り込み画像に基づく部品識別、位置認識等を行なって産業用ロボットに対
して部品取り出し指令を与えることにより部品の取り出しを達成できる。
【0029】
以上の説明から明らかなように、部品が1回循環する間に透光性のある板1b
,2bの上においてそれぞれ画像取り込みおよび取り込み画像に基づく必要な処
理を行なうのであるから、部品が取り出し可能であると認識される確率が高くな
る。また、画像の取り込みおよび取り込み画像に基づく必要な処理を行なってい
る間は該当するリニアフィーダの動作を停止しておくことが必要であるが、この
期間に他方のリニアフィーダを動作させて部品の搬送を行なわせることができ、
画像取り込みおよび画像処理と部品搬送とを並行して行なわせることに起因して
ロスタイムの発生を大幅に低減でき、この面からも部品取り出し効率を大幅に向
上できる。さらに、部品取り出し効率を向上させるために2つの部品供給装置を
配置する場合と比較して構成を大幅に簡素化できるとともに、占有空間を大幅に
低減できる。
【0030】
また、この実施例においては、各リニアフィーダ1,2に設けられていたピン
1a,2aを省略することが可能である。さらに、少なくとも一方のリニアフィ
ーダとして複数個のリニアフィーダを直列に配置してなるものを採用することが
可能である。さらにまた、給送用リニアフィーダ、返送用リニアフィーダという
明瞭な区分がなくなる。
【0031】
【実施例4】
図7はこの考案の部品供給装置のさらに他の実施例を示す概略平面図であり、
図6の実施例と異なる点は、リニアフィーダ2の下流側所定位置に透光性のある
板2bを設ける代わりに上流側所定位置に透光性のある板2bを設けた点、およ
びピン2aを省略した点のみである。
【0032】
したがって、この実施例の場合には、リニアフィーダ1の下流側所定位置に設
けた透光性のある板1b上において部品同士の重なり合い、表裏反転状態等に起
因して取り出しを行なうことができなかった部品について、リニアフィーダ2の
上流側所定位置に設けた透光性のある板2aに到達するまでの短い時間の経過後
に取り出し可能になる可能性がかなり高いので、部品取り出し効率を向上できる
。
【0033】
図8は図7の部品供給装置の変更例を示す概略縦断面図であり、透光性のある
板1b,2bの下方に反射像用の照明装置1h,2hをそれぞれ配置してあると
ともに、透光性のある板1b,2bと照明装置1h,2hとの間にハーフミラー
1j,2jを配置してある。また、ハーフミラー1j,2jを介して導かれる光
を受光する画像検出部1f,2fを配置してある。さらに、シルエット像用の照
明装置1gを透光性のある板1b,2bの上方に配置してある。この照明装置1
gは、ガイドレール1kにより往復動可能に支持されてあり、アクチュエータ1
mによって、透光性のある板1bの直上位置と透光性のある板2bの直上位置と
の間を往復動させられる。さらに、上記各構成部分を一体的に包囲する非透光性
材料からなるケーシング1nが配置されてあり、ケーシング1nの上面のうち、
透光性のある板1b,2bと正対する領域を開放して部品取り出し用開口1pと
している。この1対の部品取り出し用開口1pは照明装置1gよりもやや小さい
開口であり、産業用ロボットによる部品の取り出しを行なわない側の部品取り出
し用開口1pを照明装置1gにより覆うようにしている。
【0034】
この構成を採用すれば、2箇所でシルエット像の取り込みを行なう必要がある
にも拘らず、シルエット像用の照明装置1gを1つだけ設ければよいので構成を
簡素化できる。この変更例においては、両透光性のある板1b,2bに対して同
時にシルエット像用の光を照射することが不可能になってしまうが、以下に示す
作用から明らかなように特に不都合はない。例えば、リニアフィーダ1による部
品搬送を停止し、リニアフィーダ2による部品搬送を継続している状態において
、照明装置1gを透光性のある板1bの直上に位置させてシルエット像用の光を
照射し、画像検出部1fによりシルエット像を取り込んで部品識別、位置認識等
を行なう。次いで、照明装置1gを他方のリニアフィーダ2の透光性のある板2
bの直上にまで移動させる。照明装置1gの移動に伴なって透光性のある板1b
に正対する部品取り出し用開口1pが開放されるので、部品識別結果、位置認識
結果等に基づいて産業用ロボットによる部品の取り出しを開始させる。リニアフ
ィーダ2の透光性のある板2bに正対する部品取り出し用開口1pが照明装置1
gにより完全に覆われた後は、リニアフィーダ2による部品搬送を停止するとと
もに、シルエット像用の光を透光性のある板2bに向かって照射し、画像検出部
2fによりシルエット像を取り込んで部品識別、位置認識等を行なう。その後、
照明装置1gを透光性のある板1bの直上まで移動させて上記一連の処理を反復
するのであるが、この時点において産業用ロボットによる透光性のある板1bか
らの部品の取り出しが終了していなければ、部品の取り出しが終了するまで待っ
てから照明装置1gの移動を行なう。
【0035】
また、この実施例において、下流側所定位置に透光性のある板1bを設けてな
るリニアフィーダ1として複数個のリニアフィーダを直列に配置してなるものを
採用することが可能である。
【0036】
【実施例5】
図9はこの考案の部品供給装置のさらに他の実施例を示す概略側面図であり、
図1の実施例と異なる点は、給送用リニアフィーダ1の上流側と返送用リニアフ
ィーダ2の下流側との連通、即ち、返送用リニアフィーダ2の下流側から給送用
リニアフィーダ1の上流側への直接的な部品供給、を解除した点、給送用リニア
フィーダ1の上流側所定範囲および返送用リニアフィーダ2の下流側所定範囲を
包囲するドラム式フィーダ1rをさらに設けた点のみである。
【0037】
上記の構成の部品供給装置の作用は次のとおりである。
給送用リニアフィーダ1により搬送されて透光性のある板1bの上に到達した
部品についてはシルエット像および該当する場合には反射像に基づいて部品識別
、位置認識等が行なわれ、産業用ロボットによる取り出しが行なわれなかった部
品は返送用リニアフィーダ2に移動させ、返送用リニアフィーダ2上を搬送され
てドラム式フィーダ1r内に落下される。ドラム式フィーダ1r内に落下した部
品は、ドラム式フィーダ1rの内部のかきあげ羽根によりかきあげられ(図10
参照)、ある程度かきあげられた後は自然落下してある程度の量の部品が給送用
リニアフィーダ1に供給される。したがって、図1の実施例と比較して部品の貯
蔵量を著しく増加させることができるのみならず、リニアフィーダを用いること
による空間利用効率の高さを余り損なうことなく部品のばらまき性を高めること
ができる。
【0038】
また、この実施例において、返送用リニアフィーダ2に代えて返送用ベルトコ
ンベアを用いることが可能である。
【0039】
以上のように請求項1の考案は、比較的少ない回数だけ部品を循環させること
により殆ど全ての部品を分離して産業用ロボットによる取り出しを行なうことが
できるので部品供給効率を高めることができ、全体としての平面形状が方形であ
るから、部品供給装置が1つだけ配置される場合のみならず、複数個配置される
場合においてもデッドスペースを大幅に低減して著しく高い空間利用効率を達成
でき、さらに、全体として構成を簡素化できるのであるから簡単に製造できると
ともにコストダウンを達成できるという特有の実用的効果を奏する。
【0040】
請求項2の考案は、各リニアフィーダに与える振動パターンをそれぞれ独自に
設定でき、多種類の部品の分離効率を高めて多品種少量生産に簡単に適用できる
という特有の実用的効果を奏する。
請求項3の考案は、上流側のリニアフィーダから順次下流側のリニアフィーダ
に供給される場合に、リニアフィーダによる送り方向における部品同士の距離を
十分に大きくでき、良好な部品分離効率を達成できるという特有の実用的効果を
奏する。
【0041】
請求項4の考案は、電気的制御を行なうだけでリニアフィーダに与える振動パ
ターンを任意に設定でき、適用可能な部品の範囲を拡大できるとともに、多品種
少量生産に簡単に適用できるという特有の実用的効果を奏する。
請求項5の考案は、部品が1回循環する間に画像検出手段による画像取り込み
を2回行なって部品が取り出し可能になる確率を高めることができるとともに、
一方のリニアフィーダにおける画像取り込みと他方のリニアフィーダにおける部
品搬送とを並行して行なわせることにより、画像取り込み可能期間を大幅に増加
できるという特有の実用的効果を奏する。
【0042】
請求項6の考案は、両透光性のある板の上から部品を取り出すための産業用ロ
ボット等を共用でき、しかも、画像検出手段による画像取り込みのための光源を
選択的に何れかの透光性のある板と正対する位置に移動させることにより光源を
も共用でき、部品供給装置全体としての構成を簡素化できるとともに、小形化で
きるという特有の実用的効果を奏する。
【0043】
請求項7の考案は、部品収容量を増加させることができるとともに、リニアフ
ィーダを用いることによる空間利用効率の高さを余り損なうことなく、部品のば
らまき特性を著しく高めることができるという特有の実用的効果を奏する。
【図1】この考案の部品供給装置の一実施例を示す概略
平面図である。
平面図である。
【図2】図1の部品供給装置の概略側面図である。
【図3】この考案の部品供給装置のさらに他の実施例を
示す概略平面図である。
示す概略平面図である。
【図4】図3の部品供給装置の概略側面図である。
【図5】図3の部品供給装置の変更例の概略側面図であ
る。
る。
【図6】この考案の部品供給装置のさらに他の実施例を
示す概略平面図である。
示す概略平面図である。
【図7】この考案の部品供給装置のさらに他の実施例を
示す概略平面図である。
示す概略平面図である。
【図8】図7の部品供給装置の変更例を示す概略縦断面
図である。
図である。
【図9】この考案の部品供給装置のさらに他の実施例を
示す概略側面図である。
示す概略側面図である。
【図10】ドラム式フィーダによる部品ばらまき動作を
説明する概略図である。
説明する概略図である。
【図11】部品供給装置の従来例を示す概略平面図であ
る。
る。
1,4,4a,4b,4c 給送用リニアフィーダ
1b,2b 透光性のあ る板1f,2f 画像検出部 1r ドラム式フィー
ダ 2 返送用リニア フィーダ 3 返送用ベルトコンベア 1e,4a3,4b3,
4c3 ソレノイド
1b,2b 透光性のあ る板1f,2f 画像検出部 1r ドラム式フィー
ダ 2 返送用リニア フィーダ 3 返送用ベルトコンベア 1e,4a3,4b3,
4c3 ソレノイド
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 原田 浩一
大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン
工業株式会社淀川製作所内
(72)考案者 佐藤 公俊
大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン
工業株式会社淀川製作所内
Claims (7)
- 【請求項1】 リニアフィーダ(1)(4a)(4b)
(4c)と並列に、リニアフィーダ(1)(4)の最も
下流側所定位置から送り出される部品を最も上流側所定
位置に戻す部品搬送機構(2)(3)を配置してあり、
さらにリニアフィーダ(1)(4a)(4b)(4c)
の下流側所定範囲における画像を検出する画像検出手段
(1f)を配置してあることを特徴とする部品供給装
置。 - 【請求項2】 リニアフィーダ(4a)(4b)(4
c)が複数のリニアフィーダ(4a)(4b)(4c)
を直列に配置してなるものである請求項1に記載の部品
供給装置。 - 【請求項3】 下流側のリニアフィーダ(4c)の部品
給送速度が大きく設定されている請求項2に記載の部品
供給装置。 - 【請求項4】 リニアフィーダ(1)(4a)(4b)
(4c)の振動源がソレノイド(1e)(4a3)(4
b3)(4c3)である請求項1から請求項3の何れか
に記載の部品供給装置。 - 【請求項5】 部品搬送機構(2)がリニアフィーダ
(2)であり、両リニアフィーダ(1)(2)の所定範
囲が画像検出手段(1f)(2f)による画像取り込み
を許容すべく透光性のある板(1b)(2b)で構成さ
れている請求項1に記載の部品供給装置。 - 【請求項6】 一方のリニアフィーダ(1)の下流側所
定範囲が透光性のある板(1b)で構成されているとと
もに、他方のリニアフィーダ(2)の上流側所定範囲が
透光性のある板(2b)で構成されている請求項5に記
載の部品供給装置。 - 【請求項7】 リニアフィーダ(1)の上流側所定範囲
および部品搬送機構(2)の下流側所定範囲を包囲する
ドラム式フィーダ(1r)をさらに含んでいる請求項1
に記載の部品供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP882892U JPH04130219U (ja) | 1991-03-11 | 1992-02-26 | 部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-21884 | 1991-03-11 | ||
| JP2188491 | 1991-03-11 | ||
| JP882892U JPH04130219U (ja) | 1991-03-11 | 1992-02-26 | 部品供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04130219U true JPH04130219U (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31948210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP882892U Pending JPH04130219U (ja) | 1991-03-11 | 1992-02-26 | 部品供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04130219U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10202569A (ja) * | 1997-01-28 | 1998-08-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 部品供給方法及び装置 |
| JP2006199416A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Sankyo Mfg Co Ltd | 物品搬送装置 |
| JP2023175304A (ja) * | 2022-05-30 | 2023-12-12 | セイコーエプソン株式会社 | 振動発生装置およびピックアップシステム |
| JP2024003659A (ja) * | 2022-06-27 | 2024-01-15 | ヤマハ発動機株式会社 | 搬送物供給装置、搬送システムおよび搬送物供給方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS522544A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Measuring device utilizing irregular signal |
| JPH02198909A (ja) * | 1988-10-04 | 1990-08-07 | Satake Eng Co Ltd | 粒状物等の振動供給方法 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP882892U patent/JPH04130219U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS522544A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Measuring device utilizing irregular signal |
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Cited By (4)
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| JP2023175304A (ja) * | 2022-05-30 | 2023-12-12 | セイコーエプソン株式会社 | 振動発生装置およびピックアップシステム |
| JP2024003659A (ja) * | 2022-06-27 | 2024-01-15 | ヤマハ発動機株式会社 | 搬送物供給装置、搬送システムおよび搬送物供給方法 |
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