JPH04131529A - 絞りブツシユ - Google Patents
絞りブツシユInfo
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- JPH04131529A JPH04131529A JP21797090A JP21797090A JPH04131529A JP H04131529 A JPH04131529 A JP H04131529A JP 21797090 A JP21797090 A JP 21797090A JP 21797090 A JP21797090 A JP 21797090A JP H04131529 A JPH04131529 A JP H04131529A
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- Japan
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- metal fitting
- chemical conversion
- diameter
- rubber sleeve
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
この発明は、自動車等の懸架装置、ステアリング装置等
において各種ロッドの連結部緩衝用として用いられる絞
りブツシュに関するものである。
において各種ロッドの連結部緩衝用として用いられる絞
りブツシュに関するものである。
〔従来の技術]
通常、この種の絞りブツシュは、第1図に示すように、
内筒金具1に外筒金具2を外嵌し、両全具1.2の間隙
に未加硫のスリーブ用ゴムを注入し、加硫によりゴムス
リーブ3化して接着したのち、外筒金具2に対して絞り
加工を施して縮径するか、もしくは内筒金具1に対して
拡管加工を施して拡径することにより、内筒金具1.外
筒金具2間のゴムスリーブ3を軸直角方向に圧縮して製
造される。この種の絞りブツシュの具体的使用態様とし
ては、例えば第2図に示すように、自動車のシャシ−5
を板ばね6を介して車軸7に載せる懸架装置において、
板ばね6の両端部とシャシ−5とを連結する個所Cに使
用する態様があげられる。
内筒金具1に外筒金具2を外嵌し、両全具1.2の間隙
に未加硫のスリーブ用ゴムを注入し、加硫によりゴムス
リーブ3化して接着したのち、外筒金具2に対して絞り
加工を施して縮径するか、もしくは内筒金具1に対して
拡管加工を施して拡径することにより、内筒金具1.外
筒金具2間のゴムスリーブ3を軸直角方向に圧縮して製
造される。この種の絞りブツシュの具体的使用態様とし
ては、例えば第2図に示すように、自動車のシャシ−5
を板ばね6を介して車軸7に載せる懸架装置において、
板ばね6の両端部とシャシ−5とを連結する個所Cに使
用する態様があげられる。
(発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のようにして得られる絞りブツシュにお
いて、内筒金具1.外筒金具2には、予め防錆処理がな
されていないのが通例であり、それらに対する防錆は、
ブツシュの製造後に全体を防錆塗料中に浸漬して行われ
る。これはつぎのような理由による。すなわち、内外筒
金具1.2に対して、仮に金属めっき等の防錆処理を予
め施しめっき皮膜を形成しても、内外筒金具1,2に対
する拡径、縮径加工等の絞り加工時に、めっき皮膜に対
して引張応力、圧縮応力が作用してめつき皮膜が剥離し
てしまう。めっき皮膜に代えて、仮にリン酸亜鉛やリン
酸マンガンからなるリン酸塩化成皮膜を形成しても内筒
金具1.外筒金具2に対する絞り加工時に化成皮膜の剥
離が生しる。特に、上記リン酸塩化成皮膜として、リン
酸亜鉛カルシウム化成皮膜を用いる方法が提案されてい
る(特公昭3B−26073号公報)が、この方法を仮
に絞りブツシュに応用しても化成皮膜の剥離を生じる。
いて、内筒金具1.外筒金具2には、予め防錆処理がな
されていないのが通例であり、それらに対する防錆は、
ブツシュの製造後に全体を防錆塗料中に浸漬して行われ
る。これはつぎのような理由による。すなわち、内外筒
金具1.2に対して、仮に金属めっき等の防錆処理を予
め施しめっき皮膜を形成しても、内外筒金具1,2に対
する拡径、縮径加工等の絞り加工時に、めっき皮膜に対
して引張応力、圧縮応力が作用してめつき皮膜が剥離し
てしまう。めっき皮膜に代えて、仮にリン酸亜鉛やリン
酸マンガンからなるリン酸塩化成皮膜を形成しても内筒
金具1.外筒金具2に対する絞り加工時に化成皮膜の剥
離が生しる。特に、上記リン酸塩化成皮膜として、リン
酸亜鉛カルシウム化成皮膜を用いる方法が提案されてい
る(特公昭3B−26073号公報)が、この方法を仮
に絞りブツシュに応用しても化成皮膜の剥離を生じる。
すなわち、上記の方法によれば、かなり緻密な化成皮膜
を形成することができるが、そのままでは化成皮膜が脆
いためやはり上記のような絞り加工時に化成皮膜がひび
割れ、剥離してしまう。したがって、従来から、内外筒
金具12に対する防錆は、前記のように絞りブツシュ製
造後、全体を防錆塗料中に浸漬して行っているのが実情
であり、絞り加工を考慮すると、内外筒金具1,2に対
してめっき皮膜や化成皮膜を形成することは無駄である
という固定観念が形成されている。しかしながら、上記
防錆塗料による塗装では、内外筒金具1,2に対して充
分な防錆を行うことができないため、水、塩水等がふり
かかるような腐食条件下における使用において、ゴムス
リーブ3と内外筒金具1.2との接触面から水、塩水等
が侵入し、それが防錆の不完全な内外筒部分に作用して
局部電池現象が起き、腐食が生じそれが拡大して内外筒
金具1,2の接触面全体が侵され薄肉化が生じる。その
結果、ゴムスリーブ3の内外筒金具1.2に対する接着
性が損なわれゴムスリーブ3の遊離状態を招くという実
用上重大な問題が生じる。
を形成することができるが、そのままでは化成皮膜が脆
いためやはり上記のような絞り加工時に化成皮膜がひび
割れ、剥離してしまう。したがって、従来から、内外筒
金具12に対する防錆は、前記のように絞りブツシュ製
造後、全体を防錆塗料中に浸漬して行っているのが実情
であり、絞り加工を考慮すると、内外筒金具1,2に対
してめっき皮膜や化成皮膜を形成することは無駄である
という固定観念が形成されている。しかしながら、上記
防錆塗料による塗装では、内外筒金具1,2に対して充
分な防錆を行うことができないため、水、塩水等がふり
かかるような腐食条件下における使用において、ゴムス
リーブ3と内外筒金具1.2との接触面から水、塩水等
が侵入し、それが防錆の不完全な内外筒部分に作用して
局部電池現象が起き、腐食が生じそれが拡大して内外筒
金具1,2の接触面全体が侵され薄肉化が生じる。その
結果、ゴムスリーブ3の内外筒金具1.2に対する接着
性が損なわれゴムスリーブ3の遊離状態を招くという実
用上重大な問題が生じる。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、塩
水等がふりかかるような過酷な使用条件下においても金
具等に腐食が生じず長寿命な絞りブツシュの提供をその
目的とする。
水等がふりかかるような過酷な使用条件下においても金
具等に腐食が生じず長寿命な絞りブツシュの提供をその
目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の絞りブツシュは
、内筒金具と外筒金具との間にゴムスリーブが配設され
、内筒金具の拡径および外筒金具の縮径の少なくとも一
方により、ゴムスリーブが軸直角方向に圧縮されている
絞りブツシュであって、拡径がなされた内筒金臭または
縮径がなされた外筒金具に、その少なくとも拡径部分ま
たは縮径部分を被覆した状態で結晶サイズが2〜5μm
のリン酸亜鉛−カルシウム化成皮膜が形成されていると
いう構成をとる。
、内筒金具と外筒金具との間にゴムスリーブが配設され
、内筒金具の拡径および外筒金具の縮径の少なくとも一
方により、ゴムスリーブが軸直角方向に圧縮されている
絞りブツシュであって、拡径がなされた内筒金臭または
縮径がなされた外筒金具に、その少なくとも拡径部分ま
たは縮径部分を被覆した状態で結晶サイズが2〜5μm
のリン酸亜鉛−カルシウム化成皮膜が形成されていると
いう構成をとる。
[作用]
すなわち、本発明者は、上記リン酸亜鉛−カルシウム化
成皮膜の結晶サイズがかなり緻密である点に着目し、そ
の脆さを改善すれば、絞り・拡径工程において強い引っ
張り応力2圧縮応力が作用しても化成皮膜がひび割れ、
剥離しなくなると着想し、リン酸亜鉛−カルシウム化成
皮膜の脆さの改善を中心に研究を重ねた。その結果、上
記化成皮膜は、結晶サイズが通常10μm程度であると
ころ、それを2〜5μmと極めて微細化すると、絞り加
工時に強い応力が作用しても、化成皮膜にひび割れ、剥
離が生じなくなることを見いだしこの発明に到達した。
成皮膜の結晶サイズがかなり緻密である点に着目し、そ
の脆さを改善すれば、絞り・拡径工程において強い引っ
張り応力2圧縮応力が作用しても化成皮膜がひび割れ、
剥離しなくなると着想し、リン酸亜鉛−カルシウム化成
皮膜の脆さの改善を中心に研究を重ねた。その結果、上
記化成皮膜は、結晶サイズが通常10μm程度であると
ころ、それを2〜5μmと極めて微細化すると、絞り加
工時に強い応力が作用しても、化成皮膜にひび割れ、剥
離が生じなくなることを見いだしこの発明に到達した。
すなわち、この発明に係る絞りブツシュは、内筒金具と
外筒金具との間にゴムスリーブが配設され、内筒金具の
拡径および外筒金具の縮径の少なくとも一方により、ゴ
ムスリーブが軸直角方向に圧縮されている絞りブツシュ
であって、拡径がなされた内筒金具または縮径がなされ
た外筒金具に対して、その少なくとも拡径部分または縮
径部分を被覆した状態で結晶サイズが2〜5μmのリン
酸亜鉛−カルシウム化成皮膜層が形成されている。
外筒金具との間にゴムスリーブが配設され、内筒金具の
拡径および外筒金具の縮径の少なくとも一方により、ゴ
ムスリーブが軸直角方向に圧縮されている絞りブツシュ
であって、拡径がなされた内筒金具または縮径がなされ
た外筒金具に対して、その少なくとも拡径部分または縮
径部分を被覆した状態で結晶サイズが2〜5μmのリン
酸亜鉛−カルシウム化成皮膜層が形成されている。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて説明する。
[実施例]
第3図はこの発明の一実施例によって得られた絞りブツ
シュを示している。図において、8は内筒金具、9は外
筒金臭、10はゴムスリーブである。内筒金具8の外周
面および外筒金具9の内周面は、それぞれグリッドプラ
スト ショツトブラスト等の粗面加工がなされて粗面に
形成されておリ、内筒金具8.外筒金具9全体がリン酸
亜鉛−カルシウムによる化成皮膜層で被覆されている。
シュを示している。図において、8は内筒金具、9は外
筒金臭、10はゴムスリーブである。内筒金具8の外周
面および外筒金具9の内周面は、それぞれグリッドプラ
スト ショツトブラスト等の粗面加工がなされて粗面に
形成されておリ、内筒金具8.外筒金具9全体がリン酸
亜鉛−カルシウムによる化成皮膜層で被覆されている。
そして、ゴムスリーブ10は、外筒金具9の縮径により
、軸直角方向に圧縮されている。
、軸直角方向に圧縮されている。
上記絞りブツシュは、例えばつぎのようにして製造され
る。すなわち、内筒金具8および外筒金具9に対してパ
ークレン蒸気脱脂洗浄(蒸気温度120°C4洗浄時間
5〜30分)を施したのち、内筒金具8の外周面および
外筒金具9の内周面に対してグリッドブラスト処理等の
機械的研磨を施し、上記周壁面の錆や油分、特に錆を瞭
去する。
る。すなわち、内筒金具8および外筒金具9に対してパ
ークレン蒸気脱脂洗浄(蒸気温度120°C4洗浄時間
5〜30分)を施したのち、内筒金具8の外周面および
外筒金具9の内周面に対してグリッドブラスト処理等の
機械的研磨を施し、上記周壁面の錆や油分、特に錆を瞭
去する。
これによって、同時に、上記周壁面が粗面化する。粗面
化は表面粗度5〜50μm、好ましくは10〜40μm
の範囲に設定することが好ましい。
化は表面粗度5〜50μm、好ましくは10〜40μm
の範囲に設定することが好ましい。
この粗面化は、リン酸亜鉛−カルシウムの化成皮膜の結
晶サイズを2〜5μmと微細化することに好結果をもた
らす。この実施例では13μmに設定している。ついで
、上記金具8.9に対し、必要に応じてアルカリ洗浄(
ケイ酸ナトリウム水溶液等)および水洗を施したのち、
化成皮膜処理を施す。すなわち、第1リン酸亜鉛、第1
リン酸カルシウムに遊離リン酸を混合したものを主成分
とし、これに促進剤として亜硝酸ナトリウムのような亜
硝酸塩や塩素酸等を添加し、pHを2〜3程度に調節す
る。そして、液温を70〜80″Cに設定して内筒金具
8.外筒金具9を浸漬し、3〜10分間処理する。この
とき、化成皮膜の平均付着量は0.5〜6g/rrfに
設定することが好ましく、最も好ましいのは1〜3g/
rrfである。このようにして形成されたリン酸亜鉛−
カルシウム化成皮膜は、結晶サイズが2〜5μmと小さ
く、かつ粒状結晶であって緻密であり、柔軟性にも冨ん
でいる。この化成皮膜処理により、前記機械的研磨によ
って生成した粗面上に、粗面の凹凸に沿った状態でリン
酸亜鉛−カルシウムの微細粒子が緻密に付着し、粗面の
微細なささくれ、傷を修正し平滑化する。これにより、
上記周壁面は、粗面の凹凸に沿って形成されたリン酸亜
鉛−カルシウムの微粒子層により、表面が緻密な凹凸面
(凹凸の度合が粗面の凹凸よりかなり緩和されている)
になる。なお、上記化成皮膜処理は、上記の条件に限定
されるものではなく、液温50〜95°C1処理時間3
〜30分の範囲内で適宜選択して行えばよい。つぎに、
上記のように化成皮膜処理がなされた内外筒金具8,9
に対して水洗処理を施したのち、内筒金具8の外周面お
よび外筒金具9の内周面に接着剤を塗布する。接着剤と
しては、上記化成皮膜に対するぬれ性が良好なゴム−金
属用の一液型または二液型加硫接着剤が使用される。こ
の場合、上記両金具の上記両開壁面には化成皮膜が形成
され粗面の凹凸が緻密な化成皮膜で被覆されて凹凸度合
が緩和されていることから、接着剤塗布に際して比較的
均一厚での塗布が可能になると同時に、上記緻密な化成
皮膜からなる面は機械研磨されたままの粗面よりも濡れ
性がよいことから接着剤の塗布性も良好になる。このよ
うにして接着剤が塗布された内外筒金具8,9を加硫成
形金型内に配置し、その状態で未加硫ゴムを注入して一
体加硫接着せしめることにより、内外筒金具89が二重
管構造となり、かつ両金具8.9間にゴムスリーブ10
が存在しているゴムブツシュが得られる。ついで、この
ゴムブツシュに対してダイスを用い絞り加工することに
より外筒金具9を縮径させ(縮径率6%)ゴムスリーブ
10を軸直角方向に圧縮せしめ絞りブツシュを得る。こ
の場合、上記化成皮膜は、前記のように結晶サイズが2
〜5μmの粒状結晶であって緻密であり、かつ柔軟性に
冨んでいるため、上記の絞り加工のような表面積が大幅
に変化するような加工によって歪みが生じてもそれに追
従しひび割れ、剥離しない。
晶サイズを2〜5μmと微細化することに好結果をもた
らす。この実施例では13μmに設定している。ついで
、上記金具8.9に対し、必要に応じてアルカリ洗浄(
ケイ酸ナトリウム水溶液等)および水洗を施したのち、
化成皮膜処理を施す。すなわち、第1リン酸亜鉛、第1
リン酸カルシウムに遊離リン酸を混合したものを主成分
とし、これに促進剤として亜硝酸ナトリウムのような亜
硝酸塩や塩素酸等を添加し、pHを2〜3程度に調節す
る。そして、液温を70〜80″Cに設定して内筒金具
8.外筒金具9を浸漬し、3〜10分間処理する。この
とき、化成皮膜の平均付着量は0.5〜6g/rrfに
設定することが好ましく、最も好ましいのは1〜3g/
rrfである。このようにして形成されたリン酸亜鉛−
カルシウム化成皮膜は、結晶サイズが2〜5μmと小さ
く、かつ粒状結晶であって緻密であり、柔軟性にも冨ん
でいる。この化成皮膜処理により、前記機械的研磨によ
って生成した粗面上に、粗面の凹凸に沿った状態でリン
酸亜鉛−カルシウムの微細粒子が緻密に付着し、粗面の
微細なささくれ、傷を修正し平滑化する。これにより、
上記周壁面は、粗面の凹凸に沿って形成されたリン酸亜
鉛−カルシウムの微粒子層により、表面が緻密な凹凸面
(凹凸の度合が粗面の凹凸よりかなり緩和されている)
になる。なお、上記化成皮膜処理は、上記の条件に限定
されるものではなく、液温50〜95°C1処理時間3
〜30分の範囲内で適宜選択して行えばよい。つぎに、
上記のように化成皮膜処理がなされた内外筒金具8,9
に対して水洗処理を施したのち、内筒金具8の外周面お
よび外筒金具9の内周面に接着剤を塗布する。接着剤と
しては、上記化成皮膜に対するぬれ性が良好なゴム−金
属用の一液型または二液型加硫接着剤が使用される。こ
の場合、上記両金具の上記両開壁面には化成皮膜が形成
され粗面の凹凸が緻密な化成皮膜で被覆されて凹凸度合
が緩和されていることから、接着剤塗布に際して比較的
均一厚での塗布が可能になると同時に、上記緻密な化成
皮膜からなる面は機械研磨されたままの粗面よりも濡れ
性がよいことから接着剤の塗布性も良好になる。このよ
うにして接着剤が塗布された内外筒金具8,9を加硫成
形金型内に配置し、その状態で未加硫ゴムを注入して一
体加硫接着せしめることにより、内外筒金具89が二重
管構造となり、かつ両金具8.9間にゴムスリーブ10
が存在しているゴムブツシュが得られる。ついで、この
ゴムブツシュに対してダイスを用い絞り加工することに
より外筒金具9を縮径させ(縮径率6%)ゴムスリーブ
10を軸直角方向に圧縮せしめ絞りブツシュを得る。こ
の場合、上記化成皮膜は、前記のように結晶サイズが2
〜5μmの粒状結晶であって緻密であり、かつ柔軟性に
冨んでいるため、上記の絞り加工のような表面積が大幅
に変化するような加工によって歪みが生じてもそれに追
従しひび割れ、剥離しない。
したがって、得られる絞りブツシュは、化成皮膜によっ
て内筒金具8.外筒金具9が充分被覆され防錆された状
態にあるため、水、塩水等がふりかかるような腐食条件
下における使用においても、内外筒金具8.9の、ゴム
スリーブ10に対する接触面が全く腐食されない。しか
も社その接触面は、凹凸面(化成皮膜は凹凸に沿って生
成しているため凹凸の度合が小さくなっている)になっ
ていて接触面積が大になっているため、ゴムスリーブ1
0に対する接着が強固に行われている。そのため、水、
塩水等がふりかかるような苛酷な使用条件下においても
、ゴムスリーブ10の内外筒金具8,9に対する接着性
が全く損なわれず、ゴムスリーブエ0の遊離状態の発生
がほぼ完全に防止されるようになる。
て内筒金具8.外筒金具9が充分被覆され防錆された状
態にあるため、水、塩水等がふりかかるような腐食条件
下における使用においても、内外筒金具8.9の、ゴム
スリーブ10に対する接触面が全く腐食されない。しか
も社その接触面は、凹凸面(化成皮膜は凹凸に沿って生
成しているため凹凸の度合が小さくなっている)になっ
ていて接触面積が大になっているため、ゴムスリーブ1
0に対する接着が強固に行われている。そのため、水、
塩水等がふりかかるような苛酷な使用条件下においても
、ゴムスリーブ10の内外筒金具8,9に対する接着性
が全く損なわれず、ゴムスリーブエ0の遊離状態の発生
がほぼ完全に防止されるようになる。
なお、この実施例では、外筒金具9の縮径を行っている
が、内筒金具8の拡径を施すようにしてもよい。また、
内外筒金具8,9として筒状のものを用いているが、一
端にフランジを有するものを用いてもよい。
が、内筒金具8の拡径を施すようにしてもよい。また、
内外筒金具8,9として筒状のものを用いているが、一
端にフランジを有するものを用いてもよい。
つぎに、上記のようにして得られた絞りブツシュに対し
て、内筒金具8.ゴムスリーブ10の引抜き試験を施し
、その結果を第1表に示した。なお同表には、他の実施
例2.3(外筒金具に対する縮径率のみを8%、10%
と変えたもの、ただし化成皮膜の結晶サイズは2〜5μ
m)、比較例1〜3(実施例1〜3の化成皮膜に代えて
リン酸亜鉛化成皮膜を形成したもの)2比較例4,5゜
6(実施例1〜3の化成皮膜を形成しなかったもの)の
結果を併せて示した。
て、内筒金具8.ゴムスリーブ10の引抜き試験を施し
、その結果を第1表に示した。なお同表には、他の実施
例2.3(外筒金具に対する縮径率のみを8%、10%
と変えたもの、ただし化成皮膜の結晶サイズは2〜5μ
m)、比較例1〜3(実施例1〜3の化成皮膜に代えて
リン酸亜鉛化成皮膜を形成したもの)2比較例4,5゜
6(実施例1〜3の化成皮膜を形成しなかったもの)の
結果を併せて示した。
第1表より、実施例品は、ゴムスリーブの接着力が極め
て強く、塩水噴霧を施しても内外筒金具の接触面は腐食
されず、したがって、ゴムスリーブの接着力は殆ど低下
していないことがわかる。
て強く、塩水噴霧を施しても内外筒金具の接触面は腐食
されず、したがって、ゴムスリーブの接着力は殆ど低下
していないことがわかる。
これに対して、リン酸亜鉛化成皮膜を施した比較例1〜
3では、実施例よりも引き抜きやすくなっている。しか
も、塩水噴霧により内外筒金具の腐食が生じゴムスリー
ブの接着性が撚り損なわれるため、引き抜きが一層容易
となる。また、化成皮膜を全く施さない比較例4〜6は
、ゴムスリーブの初期の接着性は優れているが、塩水噴
霧後には極端にそれが低下している。したがって、ゴム
スリーブの遊離現象を生じやすい。
3では、実施例よりも引き抜きやすくなっている。しか
も、塩水噴霧により内外筒金具の腐食が生じゴムスリー
ブの接着性が撚り損なわれるため、引き抜きが一層容易
となる。また、化成皮膜を全く施さない比較例4〜6は
、ゴムスリーブの初期の接着性は優れているが、塩水噴
霧後には極端にそれが低下している。したがって、ゴム
スリーブの遊離現象を生じやすい。
なお、リン酸亜鉛−カルシウム化成皮膜とリン酸亜鉛化
成皮膜の強度試験の結果は、第2表のとおりであり、前
者が柔軟性に冨んでいることがわかる。
成皮膜の強度試験の結果は、第2表のとおりであり、前
者が柔軟性に冨んでいることがわかる。
(以下余白)
】−」L−表
註:○皮膜剥離なし、△剥離20%未満、×剥離20%
以上 なお、上記性能試験はJIS K5400に準拠し、
皮膜形成面をマンドレルに接触させて試験片を曲成し、
試験片の折曲げ部分に対して、粘着テープによる剥離試
験を施し皮膜の剥離をみることにより行った。
以上 なお、上記性能試験はJIS K5400に準拠し、
皮膜形成面をマンドレルに接触させて試験片を曲成し、
試験片の折曲げ部分に対して、粘着テープによる剥離試
験を施し皮膜の剥離をみることにより行った。
〔発明の効果]
以上のように、この発明は、絞りブツシュの内外筒金具
の周壁面に対して、結晶サイズが2〜5μmと微細なリ
ン酸亜鉛−カルシウム化成皮膜を形成するため、生成化
成皮膜の脆さが改善され、可撓性に冨むようになる。し
たがって、絞りブツシュ製造の際の絞り工程等において
、表面積が大幅に変化するような強い力を加えても、上
記化成皮膜にひび割れ、剥離が生じない。したがって、
得られる絞りブツシュは、海水がふりかかる等の過酷な
使用条件下においても内外筒金具の腐食が生じず長寿命
となる。
の周壁面に対して、結晶サイズが2〜5μmと微細なリ
ン酸亜鉛−カルシウム化成皮膜を形成するため、生成化
成皮膜の脆さが改善され、可撓性に冨むようになる。し
たがって、絞りブツシュ製造の際の絞り工程等において
、表面積が大幅に変化するような強い力を加えても、上
記化成皮膜にひび割れ、剥離が生じない。したがって、
得られる絞りブツシュは、海水がふりかかる等の過酷な
使用条件下においても内外筒金具の腐食が生じず長寿命
となる。
第1図は従来例の断面図、第2図は絞りブツシュの装着
対象の説明図、第3図はこの発明の一実施例の斜視図で
ある。 8・・・内筒金具 9・・・外筒金具 10・・・ゴム
スリーブ 特許出願人 東海ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 西 藤 征 彦 第1図 第3図
対象の説明図、第3図はこの発明の一実施例の斜視図で
ある。 8・・・内筒金具 9・・・外筒金具 10・・・ゴム
スリーブ 特許出願人 東海ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 西 藤 征 彦 第1図 第3図
Claims (1)
- (1)内筒金具と外筒金具との間にゴムスリーブが配設
され、内筒金具の拡径および外筒金具の縮径の少なくと
も一方により、ゴムスリーブが軸直角方向に圧縮されて
いる絞りブッシュであつて、拡径がなされた内筒金具ま
たは縮径がなされた外筒金具に、その少なくとも拡径部
分または縮径部分を被覆した状態で結晶サイズが2〜5
μmのリン酸亜鉛−カルシウム化成皮膜が形成されてい
ることを特徴とする絞りブッシュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21797090A JPH04131529A (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | 絞りブツシユ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21797090A JPH04131529A (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | 絞りブツシユ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33101488A Division JPH01237128A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 絞りブツシユの製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04131529A true JPH04131529A (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=16712590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21797090A Pending JPH04131529A (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | 絞りブツシユ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04131529A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007285513A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-11-01 | Tokai Rubber Ind Ltd | 金具付きゴム部材およびその製法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2774710A (en) * | 1952-12-15 | 1956-12-18 | Organon | Pharmaceutical preparation for the treatment of hyperacidity |
-
1990
- 1990-08-17 JP JP21797090A patent/JPH04131529A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2774710A (en) * | 1952-12-15 | 1956-12-18 | Organon | Pharmaceutical preparation for the treatment of hyperacidity |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007285513A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-11-01 | Tokai Rubber Ind Ltd | 金具付きゴム部材およびその製法 |
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