JPH04132638U - テープカセツトローデイング装置 - Google Patents
テープカセツトローデイング装置Info
- Publication number
- JPH04132638U JPH04132638U JP4252991U JP4252991U JPH04132638U JP H04132638 U JPH04132638 U JP H04132638U JP 4252991 U JP4252991 U JP 4252991U JP 4252991 U JP4252991 U JP 4252991U JP H04132638 U JPH04132638 U JP H04132638U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- tape
- tape cassette
- plate
- cassette holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープカセットがカセットホルダ内の所定位
置まで引き込まれない限り、このカセットホルダがテー
プ再生位置へ移動しないようにしたテープカセットロー
ディング装置を提供すること。 【構成】 カセット引き込み用スライダ13がテープカ
セット8をカセットホルダ11内の所定位置まで引き込
む前に、ローディングストッパ29によりカセットホル
ダ昇降制御板21の移動が禁止される。また、テープカ
セット8がカセットホルダ11内の所定位置まで引き込
まれると、このテープカセット8がローディングストッ
パ29によるカセットホルダ昇降制御板21の移動禁止
が解除されるようにした。
置まで引き込まれない限り、このカセットホルダがテー
プ再生位置へ移動しないようにしたテープカセットロー
ディング装置を提供すること。 【構成】 カセット引き込み用スライダ13がテープカ
セット8をカセットホルダ11内の所定位置まで引き込
む前に、ローディングストッパ29によりカセットホル
ダ昇降制御板21の移動が禁止される。また、テープカ
セット8がカセットホルダ11内の所定位置まで引き込
まれると、このテープカセット8がローディングストッ
パ29によるカセットホルダ昇降制御板21の移動禁止
が解除されるようにした。
Description
【0001】
本考案は、テープカセットがカセットホルダ内の所定位置まで引き込まれない
限り、このカセットホルダがテープ再生位置へ移動しないようにしたテープカセ
ットローディング装置に関する。
【0002】
従来、カセットホルダ内にテープカセットを挿入することにより該テープカセ
ットでカセット引き込み用スライダをカセット引き込み方向へ僅かに移動させ、
前記カセット引き込み用スライダでモータスイッチを投入してローディングモー
タを回転させ、このローディングモータでカセットホルダ昇降制御板を移動させ
て前記カセット引き込み用スライダを更にカセット引き込み方向へ移動させ、該
カセット引き込み用スライダで前記テープカセットを前記カセットホルダ内の所
定位置まで引き込んだ後、該カセットホルダをカセット挿入・排出位置からテー
プ再生位置へ移動するようにしたテープカセットローディング装置は公知である
。
【0003】
斯かる従来のテープカセットローディング装置にあっては、モータスイッチの
投入によりローディングモータが回転した後は、このローディングモータを停止
させない限り、カセットホルダがテープ再生位置へ移動してしまう。
【0004】
従って、例えば、テープカセットがローディングモータの力でカセットホルダ
内の所定の位置まで引き込まれる途中で、このテープカセットをカセットホルダ
から引き抜いたとき、このカセットホルダはテープカセットが挿入されていない
空の状態で再生位置へ移動してしまったり、或は、テープカセットがカセットホ
ルダの途中位置に引っ掛かったようなとき、この状態のまま、カセットホルダが
テープ再生位置へ移動することにより、テープカセットが噛み込まれた状態とな
って、装置が破損する虞がある。
【0005】
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、テープカセットがカセットホルダ
内の所定位置まで引き込まれない限り、このカセットホルダがテープ再生位置へ
移動しないようにしたテープカセットローディング装置を提供することを目的と
している。
【0006】
斯かる目的を達成するため本考案は、カセットホルダ内にテープカセットを挿
入することにより該テープカセットでカセット引き込み用スライダをカセット引
き込み方向へ僅かに移動させ、前記カセット引き込み用スライダでモータスイッ
チを投入してローディングモータを正回転させ、このローディングモータでカセ
ットホルダ昇降制御板を移動させて前記カセット引き込み用スライダを更にカセ
ット引き込み方向へ移動させ、該カセット引き込み用スライダで前記テープカセ
ットを前記カセットホルダ内の所定位置まで引き込んだ後、該カセットホルダを
カセット挿入・排出位置からテープ再生位置へ移動するようにしたテープカセッ
トローディング装置において、
前記カセット引き込み用スライダが前記テープカセットを前記カセットホルダ
内の所定位置に引き込むまで前記カセットホルダ昇降制御板の移動を禁止するロ
ーディングストッパを設け、該ローディングストッパに前記所定位置に引き込ま
れたテープカセットを当接させて該ローディングストッパによる前記カセットホ
ルダ昇降制御板の移動禁止を解除することを特徴とするものである。
【0007】
カセット引き込み用スライダがテープカセットをカセットホルダ内の所定位置
に引き込むまで、ローディングストッパによりカセットホルダ昇降制御板の移動
が禁止されるので、前記テープカセットが前記カセットホルダ内の所定位置まで
引き込まれない限り、前記カセットホルダが再生位置へ移動しない。
【0008】
そして、前記テープカセットが前記カセットホルダ内の所定位置まで引き込ま
れると、このテープカセットが前記ローディングストッパに当接することにより
、このローディングストッパによる前記カセットホルダ昇降制御板の移動禁止が
解除されて、前記カセットホルダが再生位置へ移動する。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
【0010】
図1は本考案に係るテープカセットローディング装置を備えたテープレコーダ
の停止状態の平面図、図2は同再生状態の平面図であり、両図中、1はテープレ
コーダ基板(以下、単に基板という)で、その上面にはテープ駆動用モータ2、
各1対のリール受け3a,3b、キャプスタン4a,4b、ピンチローラ5a,
5bがそれぞれ配置されている。
【0011】
これらのリール受け3a,3b及びキャプスタン4a,4bはテープ駆動用モ
ータ2によって回転駆動される。ピンチローラ5a,5bを回転自在に支持した
ピンチローラアーム51,52は、基板1の上面に矢印A,B方向に往復動自在に
装着されたヘッド取付板6に連結されている。
【0012】
ヘッド取付板6が復帰位置(停止位置)にあるときは、図1及び図3に示す如
く各ピンチローラ5a,5bはキャプスタン4a,4bから離間している。また
、ヘッド取付板6が矢印A方向に往動して再生位置になると、図2及び図5に示
す如くピンチローラ5a,5bは対応するキャプスタン4a,4bに圧接する。
ヘッド取付板6の上面には磁気ヘッド7が取り付けられている。この磁気ヘッ
ド7は、ヘッド取付板6が再生位置にあるときのみ、図2及び図5に示す如くテ
ープカセット8のテープに接触する。ヘッド取付板6は、戻しばね(図示省略)
により非再生位置側(矢印B方向)に付勢されている。
【0013】
このヘッド取付板6は、テープカセット8が再生位置に装填されるのに伴い回
転するテープ駆動用モータ2の力で蓄積される、図示しないばねの付勢力によっ
て矢印A方向に前進するようになっている。
【0014】
基板1の上方には回動板9が軸10を中心に上下方向に回動自在に装着されて
いる(図1,図2,図5及び図6参照)。この回動板9の下側にはカセットホル
ダ11が回動自在に装着されている。このカセットホルダ11はテープカセット
8を保持するもので、その一端面側にテープカセット挿脱口11aを有しており
、このテープカセット挿脱口11aからテープカセット8がヘッド取付板6の移
動方向と直交方向(矢印C,D方向)に挿脱し得る。
【0015】
そして、カセットホルダ11内の所定位置にテープカセット8が挿入された状
態で、回動板9がカセットホルダ11と一体に下方に回動することにより、テー
プカセット8の各リール中心孔8a,8bが対応するリール受け3a,3bに係
合して、このテープカセット8が再生位置に装填される(図2,図4及び図6参
照)。
【0016】
回動板9の略中央のガイド孔12にはカセット引き込み用スライダ(以下、単
にスライダという)13が、テープカセット8の挿脱方向(矢印C,D方向)と
同方向に移動自在に係合されている(図1及び図2参照)。このスライダ13の
先端部13aに設けられた係合部(図示省略)がテープカセット8の一方のリー
ル中心孔8aの縁部に係脱自在に係合することにより、このスライダ13と一体
にテープカセット8がカセットホルダ11内を矢印C,D方向に移動する。
【0017】
スライダ13は回動アーム14の一端に連結されている。この回動アーム14
は回動板9の上側に位置し、その他端部が軸15により回動板9の一側上面に回
動自在に取り付けられている。
【0018】
回動アーム14の下側に位置して回動板9の上側には、この回動アーム14と
同軸回動自在に回動体16が設けられている。回動アーム14と回動体16との
間にはトーションばね17が介装されている。このトーションばね17により、
回動アーム14は時計回り方向に、回動体16は反時計回り方向にそれぞれ付勢
されている。
【0019】
回動体16に設けられたストッパ突起18に回動アーム14が当接しているこ
とにより、トーションばね17の付勢力による回動アーム14と回動体16の回
動限界角度が規制されている。
【0020】
回動体16には、回動板9の下側にテープカセット8の挿脱方向(矢印C,D
方向)と同方向にスライド自在に配設されたスライド板19が連結されている(
図5〜図11参照)。このスライド板19がスライドすることにより、回動体1
6と回動アーム14とが一体回動し、この回動に伴いスライダ13がスライドす
るようになっている。
【0021】
スライド板19は、スライダ13がテープカセット8と共に矢印C方向に移動
してカセットホルダ11内の所定位置に引き込まれた状態となった後において、
単独で所定ストローク矢印C方向にスライドし得るようになっている。
【0022】
スライド板19に突設された係合ピン20がカセットホルダ昇降制御板(以下
、単に昇降制御板という)21の係合凹部22に回動自在に係合されている(図
5及び図6参照)。この昇降制御板21は、基板1の一側壁1aの内側にテープ
カセット8の挿脱方向(矢印C,D方向)と同方向に往復動自在に装着されてい
る。そして、この昇降制御板21の往復動に伴いスライド板19がスライドする
ようになっている。
【0023】
昇降制御板21は、図13に示す如くその一端部と略中間部に突設された係合
突起23a,23bを、基板1の一側壁1aの前後に設けられた係合長孔24a
,24bに移動自在に係合することにより、この一側壁1aの内側に移動自在に
装着されている。
【0024】
昇降制御板21の前後には一対のガイド孔25,26が設けられている。これ
らのガイド孔25,26は互いに同一形状をなすもので、水平部25a,26a
の一端部に、下方に向かって傾斜する傾斜部25b,26bを連接した略く字状
となっている。
【0025】
これらのガイド孔25,26に、カセットホルダ11の一側面に突設された係
合突起27,28が相対的に移動自在に係合されている(図5及び図6参照)。
係合突起27,28がガイド孔25,26の水平部25a,26aに係合位置し
ている限り、図5に示す如く回動板9は上方回動位置に保持され且つカセットホ
ルダ11は上昇位置に保持されている。
【0026】
そして、昇降制御板21が矢印C方向へ往動するのに伴い、係合突起27,2
8がガイド孔25,26の水平部25a,26aから傾斜部25b,26bに移
行することにより、回動板9は軸10を中心に下方に回動し且つカセットホルダ
11は水平状態を保って下降する(図6参照)。
【0027】
また、昇降制御板21が矢印D方向へ復動するのに伴い、係合突起27,28
がガイド孔25,26の傾斜部25b,26bから水平部25a,26aに移行
することにより、回動板9は軸10を中心に上方に回動し且つカセットホルダ1
1は水平状態を保って上昇する。
【0028】
回動板9の下面には図8〜図11に示す如くローディングストッパ29が設け
られている。このローディングストッパ29は、軸30により回動板9に回動自
在に取り付けられている。ローディングストッパ29は、テープカセット8がカ
セットホルダ11内の所定位置(テープ再生位置上方)に引き込むまで昇降制御
板21の矢印C方向への移動を禁止するものである。
【0029】
ローディングストッパ29は、スライド板19の前端角部19aが係脱自在に
当接する第1当接部29aと、テープカセット8の前端縁部8cが当接する第2
当接部29bとを有している。ローディングストッパ29が図7,図11及び図
12の状態にあるときは、その第1当接部29aにスライド板19の前端角部1
9aが当接することによって昇降制御板21が矢印C方向へ移動することができ
ないため、カセットホルダ11の係合突起27,28がガイド孔25,26の水
平部25a,26aに係合位置してカセットホルダ11は水平状態に保持されて
いる。
【0030】
そして、テープカセット8がカセットホルダ11内の所定位置まで引き込まれ
るのに伴い、このテープカセット8の前端縁部8cがローディングストッパ29
の第2当接部29bに当接する。すると、このローディングストッパ29が図7
,図11及び図12の状態から時計回り方向に回動して図9及び図10の状態と
なって、ローディングストッパ29の第1当接部29aとスライド板19の前端
角部19aとの当接が解除される。これにより、昇降制御板21の矢印C方向へ
の移動が許容されて、カセットホルダ11の係合突起27,28がガイド孔25
,26の傾斜部25b,26bに移動し、カセットホルダ11が下方に回動する
。
【0031】
ローディングストッパ29は、図12に示すようにトーションばね55により
、図8中、反時計回り方向、即ち、第1当接部29aがスライド板19の前端角
部19aに当接する方向に回動付勢されている。
【0032】
基板1の一側壁1aと昇降制御板21との間にはヘッド取付板6の矢印A方向
への前進を阻止する前進阻止板31が、この昇降制御板21と同方向に往復動自
在に配設されている。この前進阻止板31は、図13に示す如くその略中間部に
突設された係合突起32を、基板1の一側壁1aの後側の係合長孔24bに移動
自在に係合することにより、この一側壁1aの内側に移動自在に装着されている
。
【0033】
前進阻止板31の係合突起32を設けた部分には角孔31aが穿設されている
。この角孔31a内を昇降制御板21の中間部の係合突起23bが移動自在に貫
通されている。この角孔31aの横幅の分だけ昇降制御板21と前進阻止板31
は、互いに相対的に単独で往復動するようになっている。
【0034】
前進阻止板31の下側縁部には係合辺部33が設けられ、この係合辺部33の
一端部33aは傾斜面となっている。係合辺部33の縁部には、図3に示す如く
円形状の係合体34の外周面が摺動自在に係合されている。
【0035】
係合体34は基板1に設けられた円弧状の係合孔35内に移動自在に係合され
ている。この係合体34は、基板1の一側下面に軸36を中心に回動自在に装着
された回動レバー37の上面に突設されている(図13参照)。
【0036】
この回動レバー37の先端上面には円形状の押圧体38が所定範囲移動自在に
装着されている。この押圧体38は、基板1に設けた長孔39内をヘッド取付板
6と同方向(矢印A,B方向)に移動自在に介して基板1上に表出している。押
圧体38の外周面がヘッド取付板6の先端の被押圧部6aに当接する。
【0037】
そして、図3に示す如く前進阻止板31の係合辺部33に係合体34が係合し
ている間は、回動レバー37が時計回り方向に回動した状態に保持され、この回
動レバー37の反時計回り方向への回動が阻止される。これに伴い、押圧体38
が矢印B方向に移動した状態に保持されて、ヘッド取付板6の矢印A方向への前
進を阻止し、ヘッド取付板6は停止位置に保持される。
【0038】
また、図4に示す如く前進阻止板31の係合辺部33から係合体34が外れる
と、回動レバー37の反時計回り方向への回動が許容される。このため、ヘッド
取付板6は矢印A方向に前進し、これに伴い押圧体38も矢印A方向に移動して
再生位置に達し且つ回動レバー37は反時計回り方向へ回動する。
【0039】
前進阻止板31の上縁部にはラック40が固定されている(図5,図6,図7
及び図13参照)。このラック40には、歯車減速機構41の終段歯車41nが
噛合している。この歯車減速機構41の初段歯車411は正逆回転自在なローデ
ィングモータ42の回転軸42aに固着されたピニオン43に噛合している(図
5及び図6参照)。
【0040】
そして、ローディングモータ42の回転力が、ピニオン43、歯車減速機構4
1及びラック40を介して前進阻止板31に伝達されて、この前進阻止板31が
往復動する。
【0041】
歯車減速機構41は基板1の一側壁1aと、この一側壁1aの外面に設けた外
側板44との間に配設されている。また、ローディングモータ42は、外側板4
4の外面に固定されている。
【0042】
ラック40の端部には第1係合部45が設けられ、これと対向する如く昇降制
御板21の上側縁部には第2係合部46が設けられている(図1〜図4及び図1
3参照)。
【0043】
外側板44の上縁略中間部には、図13に示す如く回動部材47の一端が軸4
8により回動自在に取り付けられている。この回動部材47の他端(回動端部)
下面には係合ピンよりなる介挿部49が設けられている。
【0044】
そして、前進阻止板31と昇降制御板21とが矢印D方向に復動して復帰位置
にあるとき、図1及び図3に示す如く第1係合部45と第2係合部46との間に
回動部材47の介挿部49が介挿される。
【0045】
従って、前進阻止板31が復帰位置から矢印C方向に往動時、介挿部49を介
して昇降制御板21も前進阻止板31と一体に所定ストローク往動する。また、
この前進阻止板31の往動に伴い回動部材47が反時計回り方向に回動すること
により、介挿部49が図2及び図4に示す如く第1,第2係合部45,46間か
ら外れる。
【0046】
更に、前進阻止板31が最大限往動した位置から矢印D方向への復動に伴い回
動部材47が時計回り方向に回動することにより、介挿部49が第1,第2係合
部45,46間に再び介挿される。
【0047】
ローディングモータ42はカセットホルダ11内へのテープカセット8の挿入
動作に関連して正回転され、イジェクト操作により逆回転される。
【0048】
即ち、カセットホルダ11内の所定位置までテープカセット8を挿入すると、
このテープカセット8と共に矢印C方向に移動するスライダ13により押圧回動
されるスイッチ押圧部材50が、回動板9の下面に、軸51を中心に回動自在に
設けられている(図1,図2,図8,図9及び図11参照)。
【0049】
このスイッチ押圧部材50が図1中、反時計回り方向に回動することにより、
このスイッチ押圧部材50に押圧されてオンとなる常開型のローディングモータ
スイッチ52が設けられている。
【0050】
スイッチ押圧部材50は、ばね53により図1中、時計回り方向(ローディン
グモータスイッチ52を押圧しない方向)に付勢されている。
【0051】
次に、上記構成になる本考案のテープカセットローディング装置を備えたテー
プレコーダの動作を説明する。
【0052】
図1は停止状態を示す。この状態においては、図3及び図5に示す如く前進阻
止板31と昇降制御板21は共に復帰位置にあり、回動部材47の介挿部49は
第1係合部45と第2係合部46との間に介挿されている。また、係合体34が
前進阻止板31の係合辺部33に係合していることにより、押圧体38は矢印B
方向に移動しており、ヘッド取付板6はその前進が阻止されて停止位置に保持さ
れている。
【0053】
更に、カセットホルダ11の係合突起27,28が図5に示す如くガイド孔2
5,26の水平部25a,26aに係合位置していることにより回動板9及びカ
セットホルダ11は上昇位置に保持されている。そして、スライド板19とロー
ディングストッパ29は図8に示す状態にある。
【0054】
このような停止状態において、テープカセット8をカセットホルダ11内にそ
のカセット挿脱口11aから矢印C方向に挿入すると、このテープカセット8の
一方のリール中心孔8aにスライダ13の先端部13aが係合する。このような
状態になった後、テープカセット8を更にカセットホルダ11内方に向けて矢印
C方向に若干挿入すると、このテープカセット8と一体にスライダ13が矢印C
方向に移動することにより、このスライダ13に押圧されてスイッチ押圧部材5
0がばね53の付勢力に抗して図1中、反時計方向に回動してローディングモー
タスイッチ52がオンする。
【0055】
なお、このスライダ13が矢印C方向にスライドする際、回動体16は昇降制
御板21が矢印C方向に往動しない限り回動不可能となっているため、回動アー
ム14がトーションばね17を撓ませながら図1中、反時計回り方向に回動する
。
【0056】
上記ローディングモータスイッチ52のオンにより、ローディングモータ42
が正回転し、このモータ42の回転力は、ピニオン43、歯車減速機構41及び
ラック40を介して前進阻止板31に伝わり、この前進阻止板31が矢印C方向
に往動する。
【0057】
また、この前進阻止板31の動きは、第1,第2係合部45,46間に回動部
材47の介挿部49が介挿されていることにより、昇降制御板21に伝わり、前
進阻止板31と昇降制御板21とが互いに一体となって矢印C方向に往動する。
【0058】
この昇降制御板21の往動により、これと一体にスライド板19が往動し、こ
れに伴って回動体16と回動アーム14とが互いに一体となって軸15を中心に
図1中、反時計回り方向に回動し、この回動に伴ってスライダ13と共にテープ
カセット8が矢印C方向に往動してカセットホルダ11内方に挿入される。
【0059】
そして、テープカセット8がカセットホルダ11内の所定位置、即ち、再生位
置の上方位置まで挿入されるのに伴い、このテープカセット8の先端縁部8cが
ローディングストッパ29の第2当接部29bに当接する。すると、このローデ
ィングストッパ29がトーションばね55の付勢力に抗して図7中、時計回り方
向に回動して図9及び図10に示す状態となり、このローディングストッパ29
第1当接部29aにスライド板19が当接しない状態となる。
【0060】
従って、この後、昇降制御板21と共にスライド板19が更に矢印C方向に移
動して図9及び図10に示す状態となることによって、カセットホルダ11の係
合突起27,28がガイド孔25,26の傾斜部25b,26bに係合位置する
。この結果、回動板9は軸10を中心に下方に回動し且つカセットホルダ11は
水平状態を保って下降して図6に示す状態となる。そして、テープカセット8の
両リール中心孔8a,8bが図4に示す如く対応するリール受け3a,3bに係
合してテープ再生位置に装填される。
【0061】
このようにして、テープカセット8がテープ再生位置に装填されると、図示し
ないスイッチがオンしてテープ駆動用モータ2が回転し、このモータ2の力で、
ヘッド取付板6を矢印A方向に前進させるための付勢力が蓄積されると共に、一
方のリール受け2a及びキャプスタン4a,4bが回転される。
【0062】
一方、前進阻止板31が初期位置から昇降制御板21と一体に矢印C方向に往
動するのに伴い、回動部材47は図1中、反時計回り方向に回動する。そして、
上述したテープカセット8がテープ再生位置に装填された時点で、図2及び図4
に示す如く回動部材47の介挿部49は、第1,第2係合部45,46間から外
れる。この結果、前進阻止板31と昇降制御板21との連動関係は解除され、昇
降制御板21はその位置に停止し、前進阻止板31のみが単独で往動可能状態と
なる。
【0063】
そして、前進阻止板31のみが単独で矢印C方向に往動すると、係合体34が
前進阻止板31の係合辺部33から外れて、回動レバー37の反時計回り方向へ
の回動が許容される。すると、ヘッド取付板6は、蓄積された付勢力により矢印
A方向へ前進してテープ再生位置に達し、図2及び図4に示す如く磁気ヘッド
7がテープカセット8のテープに接触する。同時に、一方のピンチローラ5aが
対応するキャプスタン4aにテープを介して圧接し、テープがリール受け3b側
からリール受け3a側に走行されて再生状態となる。
【0064】
再生終了に伴い、イジェクト操作すると、ローディングモータ42が逆回転し
て、その回転力がピニオン43,歯車減速機構41及びラック40を介して前進
阻止板31に伝達されることにより、この前進阻止板31が単独で矢印D方向に
復動する。この前進阻止板31の復動により、係合体34が傾斜面33aを介し
て係合辺部33に係合することにより、回動レバー37が軸36を中心に時計回
り方向に回動する。これに伴い、押圧体38がヘッド取付板6を矢印B方向に押
圧することにより、このヘッド取付板6は、矢印B方向に復動されて磁気ヘッド
7及びピンチローラ5a,5bはテープカセット8の外方に移動位置する。
【0065】
一方、前進阻止板31が図2,図4及び図6に示す状態から矢印D方向に復動
するのに伴い、回動部材47が図2中、軸48を中心に時計回り方向に回動する
ことにより、その介挿部49が再び第1,第2係合部45,46間に介挿される
。このとき、前進阻止板31の角孔31aの一側縁部に昇降制御板21の係合突
起23bが当接することにより、昇降制御板21が前進阻止板31と一体に復動
し得る状態となる。
【0066】
従って、前進阻止板31と一体に昇降制御板21が矢印D方向に復動すること
により、カセットホルダ11の係合突起27,28がガイド孔25,26の傾斜
部25b,26bから水平部25a,26aに係合位置する。これに伴い、カセ
ットホルダ11が水平状態を保って上昇すると共に、回動板9が軸10を中心に
上方に回動する。これにより、テープカセット8のリール中心孔8a,8bがリ
ール受け3a,3bから抜け外れて、再生位置上方に位置する。
【0067】
なお、この昇降制御板21が前進阻止板31と一体に復動を開始してから、回
動板9が上方に回動し且つカセットホルダ11が上昇するまでの間、前進阻止板
31と一体にスライド板19は矢印D方向に復動するが、このときのスライド板
19の動きは回動体16には伝わらない。
【0068】
そして、前進阻止板31と一体に昇降制御板21が更に矢印D方向に復動する
ことにより、回動体16と回動アーム14が軸15を中心に時計回り方向に回動
する。この回動に伴い、スライダ13が矢印D方向に復動し、テープカセット8
がカセットホルダ11のカセット挿脱口11aから矢印D方向へ押し出されて、
再び図1,図3及び図5に示す停止状態となる。
【0069】
一方、上述した如くカセットホルダ11内へのテープカセット8の挿入に伴い
、ローディングモータ42が回転して、スライダ13と共にテープカセット8が
カセットホルダ11内の所定位置まで引き込まれる途中において、このテープカ
セット8をカセットホルダ11の外方へ引き抜いた場合は、ローディングモータ
42により昇降制御板21が矢印C方向へ移動するのに伴い、この昇降制御板2
1と一体に移動するスライド板19の前端角部19aが図11及び図12に示す
如くローディングストッパ29の第1当接部29aに当接することにより、昇降
制御板21の矢印C方向への移動が禁止される。
【0070】
このため、カセットホルダ11の係合突起27,28がガイド孔25,26の
傾斜部25b,26bへ移動できず水平部25a,26aに係合位置したままの
状態が保持され、カセットホルダ11が下方に回動しない。この状態を図示しな
い検出手段により検出し、その検出信号に基づいてローディングモータ42を逆
回転させることにより、初期の停止状態に戻すことができる。
【0071】
以上の如く本考案のテープカセットローディング装置によれば、カセット引き
込み用スライダがテープカセットをカセットホルダ内の所定位置に引き込むまで
、ローディングストッパによりカセットホルダ昇降制御板の移動が禁止されるの
で、前記テープカセットが前記カセットホルダ内の所定位置まで引き込まれない
限り、前記カセットホルダが再生位置へ移動しないので、テープカセットがカセ
ットホルダ内に引き込まれている途中で、このテープカセットを引き抜いたよう
な場合、カセットホルダはテープ再生位置へ移動することがない。
【0072】
従って、カセットテープが空のままでカセットホルダがテープ再生位置に移動
したり、テープカセットが噛み込まれて装置が故障するということがない。
【図1】本考案の一実施例に係るテープカセットローデ
ィング装置を備えたテープレコーダの停止状態の平面図
である。
ィング装置を備えたテープレコーダの停止状態の平面図
である。
【図2】同テープレコーダの再生状態の平面図である。
【図3】同テープレコーダの停止状態の回動板とカセッ
トホルダを除去した状態の平面図である。
トホルダを除去した状態の平面図である。
【図4】同テープレコーダの再生状態の図3と同状図で
ある。
ある。
【図5】同装置の停止状態の側面図である。
【図6】同装置のテープカセットの再生状態の側面図で
ある。
ある。
【図7】同装置のテープカセットの挿入途中の状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図8】同装置の停止状態の回動板の底面図である。
【図9】同装置の再生状態の回動板の底面図である。
【図10】図8の要部の斜視図である。
【図11】同装置のローディングストッパが機能した状
態の図8と同状図である。
態の図8と同状図である。
【図12】図10の要部の斜視図である。
【図13】同装置のテープカセットローディング装置の
一部の分解斜視図である。
一部の分解斜視図である。
8 テープカセット
11 カセットホルダ
13 カセット引き込み用スライダ
21 カセットホルダ昇降制御板
29 ローディングストッパ
42 ローディングモータ
52 モータスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 カセットホルダ内にテープカセットを挿
入することにより該テープカセットでカセット引き込み
用スライダをカセット引き込み方向へ僅かに移動させ、
前記カセット引き込み用スライダでモータスイッチを投
入してローディングモータを正回転させ、このローディ
ングモータでカセットホルダ昇降制御板を移動させて前
記カセット引き込み用スライダを更にカセット引き込み
方向へ移動させ、該カセット引き込み用スライダで前記
テープカセットを前記カセットホルダ内の所定位置まで
引き込んだ後、該カセットホルダをカセット挿入・排出
位置からテープ再生位置へ移動するようにしたテープカ
セットローディング装置において、前記カセット引き込
み用スライダが前記テープカセットを前記カセットホル
ダ内の所定位置に引き込むまで前記カセットホルダ昇降
制御板の移動を禁止するローディングストッパを設け、
該ローディングストッパに前記所定位置に引き込まれた
テープカセットを当接させて該ローディングストッパに
よる前記カセットホルダ昇降制御板の移動禁止を解除す
ることを特徴とするテープカセットローディング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252991U JPH04132638U (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | テープカセツトローデイング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252991U JPH04132638U (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | テープカセツトローデイング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04132638U true JPH04132638U (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=31923001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4252991U Withdrawn JPH04132638U (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | テープカセツトローデイング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04132638U (ja) |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP4252991U patent/JPH04132638U/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0348765Y2 (ja) | ||
| JPS6334534B2 (ja) | ||
| JPH0522982B2 (ja) | ||
| JPS61292261A (ja) | カ−トリツジ取扱装置 | |
| JPH05983Y2 (ja) | ||
| JPS6141056B2 (ja) | ||
| JPH04132638U (ja) | テープカセツトローデイング装置 | |
| US20040218481A1 (en) | Slot-in type reproducing/recording apparatus | |
| JPS6356619B2 (ja) | ||
| JP2661724B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH0124776Y2 (ja) | ||
| JPS6343827B2 (ja) | ||
| JPH0650845Y2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| US5055954A (en) | Cassette loading apparatus in which cassette is loaded short side first | |
| US6188541B1 (en) | Magnetic recording-reproducing device | |
| JPS6034115Y2 (ja) | カセツトテ−プレコ−ダの検出スイツチ装置 | |
| JP2978578B2 (ja) | カートリッジ自動装着装置 | |
| JPH0124781Y2 (ja) | ||
| JPS6343825B2 (ja) | ||
| JP2671579B2 (ja) | カセット装着装置 | |
| JPH0755706Y2 (ja) | カセット装填装置のロック・イジェクト機構 | |
| JP2898909B2 (ja) | テープレコーダのカセット装填装置 | |
| JPH0739071Y2 (ja) | テープレコーダのヘッド取付板動作制御装置 | |
| JPH04132639U (ja) | テープカセツトローデイング装置 | |
| JP2919107B2 (ja) | カートリッジ自動装着装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950810 |