JPH04133065U - 低合金鋼製圧力容器 - Google Patents
低合金鋼製圧力容器Info
- Publication number
- JPH04133065U JPH04133065U JP3990991U JP3990991U JPH04133065U JP H04133065 U JPH04133065 U JP H04133065U JP 3990991 U JP3990991 U JP 3990991U JP 3990991 U JP3990991 U JP 3990991U JP H04133065 U JPH04133065 U JP H04133065U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy steel
- low
- skirt
- pressure vessel
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低合金鋼製圧力容器の胴板とスカートバンド
等における溶接熱影響部のクリープ脆化割れを防止す
る。 【構成】 低合金鋼製材料よりなるスカートバンド4が
隅肉溶接で溶接され、かつ隅肉溶接止端部において熱影
響部が除去された低合金鋼材料からなる容器本体、及び
スカートバンド4に突合せ溶接されたスカート5からな
る。
等における溶接熱影響部のクリープ脆化割れを防止す
る。 【構成】 低合金鋼製材料よりなるスカートバンド4が
隅肉溶接で溶接され、かつ隅肉溶接止端部において熱影
響部が除去された低合金鋼材料からなる容器本体、及び
スカートバンド4に突合せ溶接されたスカート5からな
る。
Description
【0001】
本考案は、石油精製など高温、高圧下で使用される低合金鋼製圧力容器に関す
る。
【0002】
石油精製など高温、高圧下で使用される従来の低合金鋼製圧力容器を、図3に
示す。図3において、101は低合金鋼製胴板、102及び103は低合金鋼製
鏡板、104は低合金鋼製スカートバンド、105は低合金鋼製スカートである
。
【0003】
この低合金鋼製胴板101と低合金鋼製スカートバンド104及びスカートバ
ンド104と低合金鋼製スカート105の溶接を、図4に示す。図4に於て、低
合金鋼製胴板101と低合金鋼製スカートバンド104は、隅肉溶接106で溶
接され、スカートバンド104と低合金鋼製スカート105は乗せ型溶接107
で溶接される。
【0004】
前記の従来の圧力容器におけるように、低合金鋼製胴板101と低合金鋼製ス
カートバンド104を隅肉溶接106で溶接した場合、低合金鋼製胴板の隅肉溶
接止端部においては溶接熱影響部が生じる。一方、隅肉溶接止端部は形状的には
不連続部であるところから、隅肉溶接止端部に於て圧力容器運転中に応力集中が
生じる。低合金鋼製圧力容器の内特にクリープ域で運転されるものについては、
溶接熱影部の内で特にクリープ破断伸びが低下するといわれる粗粒熱影響部と応
力集中部が場所的に一致した場合、粗粒熱影響部にしばしば割れが発生し胴板壁
内面へ伝播することが多い。
【0005】
一方、低合金鋼製スカートバンド104と低合金鋼製スカート105の取付部
は形状的不連続部になることに加え、スカートバンドとスカートは乗せ型溶接の
ため、製作中の検査は、表面欠陥を検出する目的である磁粉探傷検査でのみ行な
われるにとどまり、内部欠陥を検出する目的である放射線検査が実施できず内部
欠陥を残すことになりかねない。
【0006】
以上の理由によって、従来の低合金鋼製圧力容器では、運転中に内部欠陥から
割れが伝播し、溶接部表面に開口することがある。
【0007】
本考案は、上述のような欠点を解消することができる低合金鋼製圧力容器を提
供しようとするものである。
【0008】
本考案の低合金鋼製圧力容器は、低合金鋼材料からなるスカートバンドが隅肉
溶接によって溶接され、かつ、隅肉溶接止端部において熱影響部が除去された低
合金鋼材料からなる容器本体、及び前記スカートバンドに突合せ溶接されたスカ
ートよりなることを特徴とする。
【0009】
本考案では、低合金鋼製胴板上の隅肉溶接止端部の応力集中箇所からクリープ
破断伸びが低下する熱影響部を除去し運転中のクリープ脆化割れが防止される。
【0010】
また、スカートバンドとスカートを突合せ溶接することによって、応力集中が
緩和され、かつ、放射線検査を行って溶接内部欠陥を検出して除去することがで
き、製作時の内部欠陥が運転中に進展することが防止される。
【0011】
本考案の低合金鋼製圧力容器としての一実施例を、図1及び図2によって説明
する。図1において、1は低合金鋼製胴板、2,3は低合金鋼製鏡板、4は低合
金鋼製スカートバンド、5は低合金鋼製スカートである。
【0012】
前記の胴板1とスカートバンド4及びスカート5の溶接部の拡大断面図を図2
に示す。図2において、低合金鋼製胴板1と低合金鋼製スカートバンド4は、隅
肉溶接部6で隅肉溶接されている。
【0013】
この隅肉溶接部6は、通常数回の溶接によって形成される。溶接によって、母
材である胴板1の低合金鋼は粗粒化するが、後続する溶接の盛上げによって粗粒
化したものが再粒化し溶接による影響がなくなる。従って隅肉溶接による胴板1
の熱影響部は、隅肉溶接止端部、即ち、図2において、隅肉溶接部6に接する上
方と下方の部分に発生する。
【0014】
本実施例では、この胴板1の熱影響部1aが、図2に示すように、約深さ3mm
、高さ30mmにわたって機械加工及びグラインダによって除去される。
【0015】
その上で低合金鋼製のスカートバンド4と低合金製のスカート5が突合せ溶接
部7において突合せ溶接される。
【0016】
このように、本実施例では、低合金鋼製胴板1の隅肉溶接の熱影響部を除去す
ることによって、同熱影響部に発生するクリープ脆化割れを防止することができ
る。また、スカートバンドとスカートの突合せ溶接部の内部欠陥は放射線検査で
容易に検出して除去することができ、運転中に於ける製作時の内部欠陥からの割
れを防止することができると共に、スカートバンドとスカートを突合せ溶接する
ことによって、応力的連続性を保持することができる。
【0017】
以上説明したように、本考案によれば、低合金鋼製胴板の隅肉止端部熱影響部
に発生するクリープ脆化割れを防止することができると共に、スカートバンドと
スカートとの突合せ溶接部の製作時の内部欠陥を容易に除去することができ、運
転中における同部の製作時の内部欠陥による割れの進展を防止することができる
。
【図1】本考案の一実施例に係る低合金鋼製圧力容器の
断面図である。
断面図である。
【図2】同実施例における低合金鋼製胴板と低合金鋼製
スカートバンド及び同スカートバンドと低合金鋼製スカ
ートの溶接部の拡大断面図である。
スカートバンド及び同スカートバンドと低合金鋼製スカ
ートの溶接部の拡大断面図である。
【図3】従来の低合金鋼製圧力容器の断面図である。
【図4】前記従来の低合金鋼製圧力容器の低合金鋼製胴
板と低合金鋼製スカートバンド及び同スカートバンドと
低合金鋼製スカートの溶接部の拡大断面図である。
板と低合金鋼製スカートバンド及び同スカートバンドと
低合金鋼製スカートの溶接部の拡大断面図である。
1 胴板
1a 胴板の除去部
2,3 鏡板
4 スカートバンド
5 スカート
6 隅肉溶接部
7 突合せ溶接部
Claims (1)
- 【請求項1】 低合金鋼材料からなるスカートバンドが
隅肉溶接によって溶接され、かつ、隅肉溶接止端部にお
いて熱影響部が除去された低合金鋼材料からなる容器本
体、及び前記スカートバンドに突合せ溶接されたスカー
トよりなることを特徴とする低合金鋼製圧力容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3990991U JPH04133065U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 低合金鋼製圧力容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3990991U JPH04133065U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 低合金鋼製圧力容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04133065U true JPH04133065U (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=31921069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3990991U Withdrawn JPH04133065U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 低合金鋼製圧力容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04133065U (ja) |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3990991U patent/JPH04133065U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950810 |