JPH0413362Y2 - - Google Patents
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- JPH0413362Y2 JPH0413362Y2 JP20307886U JP20307886U JPH0413362Y2 JP H0413362 Y2 JPH0413362 Y2 JP H0413362Y2 JP 20307886 U JP20307886 U JP 20307886U JP 20307886 U JP20307886 U JP 20307886U JP H0413362 Y2 JPH0413362 Y2 JP H0413362Y2
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- movable scroll
- scroll
- fitting hole
- keys
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 10
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、空調装置の圧縮機などとして使用
するスクロール形流体機械における自転防止装
置、詳しくは可動スクロールを固定スクロールに
対し公転駆動させる自転防止装置に関する。
するスクロール形流体機械における自転防止装
置、詳しくは可動スクロールを固定スクロールに
対し公転駆動させる自転防止装置に関する。
(従来の技術)
一般にスクロール形流体機械は、例えば第4図
に示したごとく、密閉ケーシングの内部に、固定
スクロール2と可動スクロール3とを架構4を介
して上下対向状に支持すると共に、該架構4に上
下方向に延びる駆動軸5を回転自由に支持して、
この駆動軸5の下端側をモータに連結し、かつ上
端側を伝動手段Dを介して前記可動スクロール3
に連結する一方、この可動スクロール3と伝動手
段Dとの間に自転防止装置Oを介装させ、該自転
防止装置Oにより前記伝動手段Dで回転される前
記可動スクロール3の自転を阻止して、この可動
スクロール3を前記固定スクロール2に対して公
転駆動させるようにしている。
に示したごとく、密閉ケーシングの内部に、固定
スクロール2と可動スクロール3とを架構4を介
して上下対向状に支持すると共に、該架構4に上
下方向に延びる駆動軸5を回転自由に支持して、
この駆動軸5の下端側をモータに連結し、かつ上
端側を伝動手段Dを介して前記可動スクロール3
に連結する一方、この可動スクロール3と伝動手
段Dとの間に自転防止装置Oを介装させ、該自転
防止装置Oにより前記伝動手段Dで回転される前
記可動スクロール3の自転を阻止して、この可動
スクロール3を前記固定スクロール2に対して公
転駆動させるようにしている。
前記可動スクロール3は、円盤状をなす鏡板3
aと、該鏡板3aの下面中央部から円弧状の連続
部3bを介して下方に突出されるボス部3cとを
備え、このボス部3cを前記伝動手段Dに連結支
持させている。
aと、該鏡板3aの下面中央部から円弧状の連続
部3bを介して下方に突出されるボス部3cとを
備え、このボス部3cを前記伝動手段Dに連結支
持させている。
また前記自転防止装置Oは、長円形状をなすリ
ング本体9の外周部に、前記可動スクロール3に
設けたガイド溝12に係合する一対の第1キー1
0と、前記架構4に設けたガイド溝13に係合す
る一対の第2キー11とをそれぞれ直交状に形成
すると共に、前記リング本体9の中央内部に、長
孔形状の嵌合孔9aを設けて成り、該嵌合孔9a
を前記可動スクロール3の鏡板3aとボス部3c
との間に形成される連続部3bに挿嵌させてい
る。
ング本体9の外周部に、前記可動スクロール3に
設けたガイド溝12に係合する一対の第1キー1
0と、前記架構4に設けたガイド溝13に係合す
る一対の第2キー11とをそれぞれ直交状に形成
すると共に、前記リング本体9の中央内部に、長
孔形状の嵌合孔9aを設けて成り、該嵌合孔9a
を前記可動スクロール3の鏡板3aとボス部3c
との間に形成される連続部3bに挿嵌させてい
る。
(考案が解決しようとする問題点)
しかして以上のごとき自転防止装置Oにおいて
は、前記リング本体9の強度をできるだけ強化す
ることが望ましく、このためには前記リング本体
9に形成する嵌合孔9aを小となし、このリング
本体9の幅を広幅となすことが考えられる。
は、前記リング本体9の強度をできるだけ強化す
ることが望ましく、このためには前記リング本体
9に形成する嵌合孔9aを小となし、このリング
本体9の幅を広幅となすことが考えられる。
ところが前記自転防止装置Oは、通常焼結加工
手段などにより形成され、その嵌合孔9aの開口
端縁は、前記リング本体9に対し垂直状となつて
いるために、前記嵌合孔9aを小として、前記リ
ング本体9の幅を広幅となした場合、前記嵌合孔
9aの開口端縁の上部側が、前記可動スクロール
3の鏡板3aとボス部3cとの間に設けられる円
弧状の連続部3bに干渉して、自転防止装置とし
ての機能を損なう致命的な問題が発生したのであ
る。
手段などにより形成され、その嵌合孔9aの開口
端縁は、前記リング本体9に対し垂直状となつて
いるために、前記嵌合孔9aを小として、前記リ
ング本体9の幅を広幅となした場合、前記嵌合孔
9aの開口端縁の上部側が、前記可動スクロール
3の鏡板3aとボス部3cとの間に設けられる円
弧状の連続部3bに干渉して、自転防止装置とし
ての機能を損なう致命的な問題が発生したのであ
る。
以上のごとき問題を解決するための前提手段と
して、前記自転防止装置Oの全体的な応力解析を
行つた所、第5図及び第6図に示すごとき結果を
得たのであり、この第5図は前記自転防止装置O
の上部側から見た斜面図に、等応力の部分を線で
結んだ応力分布曲線を記載しており、また第6図
は前記自転防止装置Oの下面図に、同じく等応力
の部分を結んだ応力分布曲線を記載している。
して、前記自転防止装置Oの全体的な応力解析を
行つた所、第5図及び第6図に示すごとき結果を
得たのであり、この第5図は前記自転防止装置O
の上部側から見た斜面図に、等応力の部分を線で
結んだ応力分布曲線を記載しており、また第6図
は前記自転防止装置Oの下面図に、同じく等応力
の部分を結んだ応力分布曲線を記載している。
しかして前記自転防止装置Oの上部側、つまり
前記可動スクロール3側には、第5図で明らかな
ごとく、同図の矢印で示した前記可動スクロール
3の旋回方向に対して、前記第1キー10の後部
側部分と前記第2キー11の前部側部分とを結ぶ
前記リング本体9の外周部分Aには、顕著な応力
集中が認められたものゝ、前記嵌合孔9a側に位
置する前記リング本体9の内周部分Bには、さほ
ど大きな応力集中は認められないのであつた。
前記可動スクロール3側には、第5図で明らかな
ごとく、同図の矢印で示した前記可動スクロール
3の旋回方向に対して、前記第1キー10の後部
側部分と前記第2キー11の前部側部分とを結ぶ
前記リング本体9の外周部分Aには、顕著な応力
集中が認められたものゝ、前記嵌合孔9a側に位
置する前記リング本体9の内周部分Bには、さほ
ど大きな応力集中は認められないのであつた。
一方、前記自転防止装置Oの下部側には、第6
図で明らかなごとく、同図の矢印で示した前記可
動スクロール3の旋回方向に対して、前記第1キ
ー10の前部側部分と前記第2キー11の後部側
部分とを結ぶ前記リング本体9の外周部分Cの他
に、前記嵌合孔9a側に位置する前記リング本体
9の内周部分Dにも顕著な応力集中が認められた
のであつた。
図で明らかなごとく、同図の矢印で示した前記可
動スクロール3の旋回方向に対して、前記第1キ
ー10の前部側部分と前記第2キー11の後部側
部分とを結ぶ前記リング本体9の外周部分Cの他
に、前記嵌合孔9a側に位置する前記リング本体
9の内周部分Dにも顕著な応力集中が認められた
のであつた。
即ち、前記リング本体9の内周部分に生じる応
力は、その可動スクロール側の内周部分Bに対
し、下部側の内周部分Dが著しく高いのであり、
図示した解析結果によれば、下部側の内周部分D
の方が約40%程度高いのであつた。
力は、その可動スクロール側の内周部分Bに対
し、下部側の内周部分Dが著しく高いのであり、
図示した解析結果によれば、下部側の内周部分D
の方が約40%程度高いのであつた。
本考案は以上のごとき鑑点に基づいて考案した
もので、前記リング本体における嵌合孔側の内周
部分にあつては、可動スクロール側で応力集中が
ほとんどなく、反対にその下部側で顕著な応力集
中が認められた点に着目したのであり、その目的
とするところは前記リング本体における嵌合孔の
内側縁部で、前記可動スクロール側の角部を切欠
いて、前記リング本体が、前記可動スクロールに
おける鏡板とボス部との連続部に干渉しないよう
にした回避部を設けると共に、この回避部の下部
側を前記連続部側に延長させて補強部を形成する
ことにより、前記リング本体の機能を損なうこと
なく、応力集中の認められる部分を有効的に補強
し、強度的に優れた自転防止装置を提供すること
にある。
もので、前記リング本体における嵌合孔側の内周
部分にあつては、可動スクロール側で応力集中が
ほとんどなく、反対にその下部側で顕著な応力集
中が認められた点に着目したのであり、その目的
とするところは前記リング本体における嵌合孔の
内側縁部で、前記可動スクロール側の角部を切欠
いて、前記リング本体が、前記可動スクロールに
おける鏡板とボス部との連続部に干渉しないよう
にした回避部を設けると共に、この回避部の下部
側を前記連続部側に延長させて補強部を形成する
ことにより、前記リング本体の機能を損なうこと
なく、応力集中の認められる部分を有効的に補強
し、強度的に優れた自転防止装置を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、図面の実施例で示したごとく、可動
スクロール3を固定スクロール2に対し公転駆動
させるスクロール形流体機械における自転防止装
置であつて、前記可動スクロール3におけるボス
部3cの鏡板3aとの円弧状連続部3bに嵌合す
る嵌合孔9aをもつリング本体9に、前記可動ス
クロール3に設けるガイド溝12と摺動自由に係
合する一対の第1キー10と、該第1キー10と
直交し、前記固定スクロール2を支持する架構4
に設けるガイド溝13と摺動自由に係合する一対
の第2キー11とを設けると共に、前記嵌合孔9
aの内側縁部で、かつ前記可動スクロール3側の
角部を切欠いて、前記接続部3bの曲面3dを回
避する回避部9bを形成する一方、前記嵌合孔9
aにおける前記可動スクロール3の反対側内側縁
部を半径方向内方に延長して補強部9cを形成し
たことを特徴とするものである。
スクロール3を固定スクロール2に対し公転駆動
させるスクロール形流体機械における自転防止装
置であつて、前記可動スクロール3におけるボス
部3cの鏡板3aとの円弧状連続部3bに嵌合す
る嵌合孔9aをもつリング本体9に、前記可動ス
クロール3に設けるガイド溝12と摺動自由に係
合する一対の第1キー10と、該第1キー10と
直交し、前記固定スクロール2を支持する架構4
に設けるガイド溝13と摺動自由に係合する一対
の第2キー11とを設けると共に、前記嵌合孔9
aの内側縁部で、かつ前記可動スクロール3側の
角部を切欠いて、前記接続部3bの曲面3dを回
避する回避部9bを形成する一方、前記嵌合孔9
aにおける前記可動スクロール3の反対側内側縁
部を半径方向内方に延長して補強部9cを形成し
たことを特徴とするものである。
(作用)
以上のごとく前記リング本体9における嵌合孔
9aの内側縁部で、かつ前記可動スクロール3側
の角部を切欠いて、前記連続部3bの曲面3dを
回避する回避部9bを形成し、また前記嵌合孔9
aにおける前記可動スクロール3の反対側内側縁
部を半径方向内方に延長して補強部9cを形成し
たことにより、前記リング本体9と前記連続部3
bとの間の干渉が回避できると共に、応力集中の
ある部分を有効的に補強できるのである。
9aの内側縁部で、かつ前記可動スクロール3側
の角部を切欠いて、前記連続部3bの曲面3dを
回避する回避部9bを形成し、また前記嵌合孔9
aにおける前記可動スクロール3の反対側内側縁
部を半径方向内方に延長して補強部9cを形成し
たことにより、前記リング本体9と前記連続部3
bとの間の干渉が回避できると共に、応力集中の
ある部分を有効的に補強できるのである。
(実施例)
以下本考案にかかるスクロール形流体機械の自
転防止装置を図面の実施例によつて説明する。
転防止装置を図面の実施例によつて説明する。
第1図に示したスクロール形流体機械は、密閉
ケーシング1の内方上部に、固定スクロール2と
可動スクロール3とを、実施例ケーシング1に固
定した架構4を介して上下対向状に支持すると共
に、該架構4に上下方向に向けて延びる駆動軸5
を回転自由に支持して、この駆動軸5の下端側を
前記ケーシング1に内装したモータMに連結し、
かつ前記駆動軸5の上端側を、伝動手段Dを介し
て前記可動スクロール3に連結する一方、該可動
スクロール3と伝動手段Dとの間に自転防止装置
Oを介装させ、この自転防止装置Oにより、前記
モータMの駆動に伴い前記駆動軸5及び伝動手段
Dを介して駆動される前記可動スクロール3の自
転を阻止し、該可動スクロール3を前記固定スク
ロール2に対して公転駆動させるようにしてい
る。
ケーシング1の内方上部に、固定スクロール2と
可動スクロール3とを、実施例ケーシング1に固
定した架構4を介して上下対向状に支持すると共
に、該架構4に上下方向に向けて延びる駆動軸5
を回転自由に支持して、この駆動軸5の下端側を
前記ケーシング1に内装したモータMに連結し、
かつ前記駆動軸5の上端側を、伝動手段Dを介し
て前記可動スクロール3に連結する一方、該可動
スクロール3と伝動手段Dとの間に自転防止装置
Oを介装させ、この自転防止装置Oにより、前記
モータMの駆動に伴い前記駆動軸5及び伝動手段
Dを介して駆動される前記可動スクロール3の自
転を阻止し、該可動スクロール3を前記固定スク
ロール2に対して公転駆動させるようにしてい
る。
前記伝動手段Dは、前記駆動軸5の上端部に一
体にカウンタウエイト6と、該カウンタウエイト
6上に突設させたドライブピン7a及びリミツト
ピン7bと、これら各ピン7a,7bを介して前
記カウンタウエイト6の上部に連結したスイング
リンク8とから構成している。
体にカウンタウエイト6と、該カウンタウエイト
6上に突設させたドライブピン7a及びリミツト
ピン7bと、これら各ピン7a,7bを介して前
記カウンタウエイト6の上部に連結したスイング
リンク8とから構成している。
また前記可動スクロール3は、円盤状をなす鏡
板3aと、該鏡板3aの下面中央部から円弧状に
延びる連続部3bを介して下方に突出されるボス
部3cとを備え、このボス部3cを前記伝動手段
Dを構成する前記スイングリンク8の中央部位に
連結支持させている。
板3aと、該鏡板3aの下面中央部から円弧状に
延びる連続部3bを介して下方に突出されるボス
部3cとを備え、このボス部3cを前記伝動手段
Dを構成する前記スイングリンク8の中央部位に
連結支持させている。
しかして以上のごときスクロール形流体機械に
使用される前記自転防止装置Oを、次のような構
造としたのである。
使用される前記自転防止装置Oを、次のような構
造としたのである。
即ち、前記自転防止装置Oは、長円形状をなす
リング本体9の中央内部に、前記可動スクロール
3のボス部3cが挿嵌可能な長円形状の嵌合孔9
aを形成すると共に、前記リング本体9の長径方
向外周部に、外方上部に向けて突出する一対の第
1キー10,10を設ける一方、前記リング本体
9の短径方向外周部に、前記各第1キー10に対
して直交するごとく、外方に向けて突出する一対
の第2キー11,11を設けて構成するのであ
る。
リング本体9の中央内部に、前記可動スクロール
3のボス部3cが挿嵌可能な長円形状の嵌合孔9
aを形成すると共に、前記リング本体9の長径方
向外周部に、外方上部に向けて突出する一対の第
1キー10,10を設ける一方、前記リング本体
9の短径方向外周部に、前記各第1キー10に対
して直交するごとく、外方に向けて突出する一対
の第2キー11,11を設けて構成するのであ
る。
そして前記各第1キー10を、前記可動スクロ
ール3に設けたガイド溝12に摺動自由に係合さ
せ、かつ前記各第2キー11を前記架構4に設け
たガイド溝13に摺動自由に係合させると共に、
前記リング本体9の嵌合孔9aを、前記可動スク
ロール3の鏡板3aとボス部3cとの間に形成さ
れた円弧状連続部3bに挿嵌させるのである。
ール3に設けたガイド溝12に摺動自由に係合さ
せ、かつ前記各第2キー11を前記架構4に設け
たガイド溝13に摺動自由に係合させると共に、
前記リング本体9の嵌合孔9aを、前記可動スク
ロール3の鏡板3aとボス部3cとの間に形成さ
れた円弧状連続部3bに挿嵌させるのである。
また前記リング本体9には、第2図で詳しく示
したごとく、前記嵌合孔9aの内側縁部で上部側
の角部を切欠き、この切欠部分に前記可動スクロ
ール3における連続部3bの曲面3dを回避可能
とした回避9bを形成すると共に、前記嵌合孔9
aの内側縁部で下部側部分を半径方向内方に延長
させて、補強部9cを形成したのである。
したごとく、前記嵌合孔9aの内側縁部で上部側
の角部を切欠き、この切欠部分に前記可動スクロ
ール3における連続部3bの曲面3dを回避可能
とした回避9bを形成すると共に、前記嵌合孔9
aの内側縁部で下部側部分を半径方向内方に延長
させて、補強部9cを形成したのである。
具体的には、前記リング本体9における嵌合孔
9aの内縁上部側に、前記可動スクロール3にお
ける連続部3bの曲面3dと対向状に斜め内方に
延びる前記回避部9bを形成し、この回避部9b
の下部側部分を、前記連続部3bの曲面3d近く
まで半径方向内方に延長させて、前記補強部9c
を形成したのである。
9aの内縁上部側に、前記可動スクロール3にお
ける連続部3bの曲面3dと対向状に斜め内方に
延びる前記回避部9bを形成し、この回避部9b
の下部側部分を、前記連続部3bの曲面3d近く
まで半径方向内方に延長させて、前記補強部9c
を形成したのである。
以上の構成とするときには、前記自転防止装置
Oの上部側、即ち前記可動スクロール3側に、第
3図に示したような応力分布曲線が得られ、同図
の矢印で示した可動スクロール3の旋回方向に対
して、前記第1キー10の後部側部分と前記第2
キー11の前部側部分とを結ぶ前記リンク本体9
の外周部分Aには、顕著な応力集中が認められる
のは従来通りであるが、前記嵌合孔9a側に位置
する前記リンク本体9の内周部分Bには、大きな
応力集中は認められないのである。
Oの上部側、即ち前記可動スクロール3側に、第
3図に示したような応力分布曲線が得られ、同図
の矢印で示した可動スクロール3の旋回方向に対
して、前記第1キー10の後部側部分と前記第2
キー11の前部側部分とを結ぶ前記リンク本体9
の外周部分Aには、顕著な応力集中が認められる
のは従来通りであるが、前記嵌合孔9a側に位置
する前記リンク本体9の内周部分Bには、大きな
応力集中は認められないのである。
即ち、前記第3図の応力分布曲線は、第5図で
示した従来のものと殆ど変化がなく、換言すれば
前記リング本体9における嵌合孔9aの内側上部
側を切欠いて、前記回避部9bを形成したにも拘
わらず、前記自転防止装置Oの上部側には、強度
の劣化が殆ど起こらないのである。しかも前記回
避部9bの下部側に形成した前記補強部9cによ
り、前記自転防止装置Oの上部側に対し、約40%
も高い応力が生じる前記自転防止装置Oの下部側
が強化されるのであり、即ちこの自転防止装置O
の上部側に、強度の劣化を招くことなく、下部側
の強度が強化できて、この自転防止装置Oの全体
強度が効果的に補強できるのである。
示した従来のものと殆ど変化がなく、換言すれば
前記リング本体9における嵌合孔9aの内側上部
側を切欠いて、前記回避部9bを形成したにも拘
わらず、前記自転防止装置Oの上部側には、強度
の劣化が殆ど起こらないのである。しかも前記回
避部9bの下部側に形成した前記補強部9cによ
り、前記自転防止装置Oの上部側に対し、約40%
も高い応力が生じる前記自転防止装置Oの下部側
が強化されるのであり、即ちこの自転防止装置O
の上部側に、強度の劣化を招くことなく、下部側
の強度が強化できて、この自転防止装置Oの全体
強度が効果的に補強できるのである。
(考案の効果)
以上説明したごとく本考案にかかるスクロール
型流体機械の自転防止装置では、可動スクロール
3の鏡板3aとボス部3cとの間に設けた円弧状
の連続部3bに嵌合する嵌合孔9aをもつたリン
グ本体9に、前記可動スクロール3に設けたガイ
ド溝12に係合する一対の第1キー10と、この
第1キー10と直交し、固定スクロール2を支持
する架構4に設けたガイド溝13に係合する一対
の第2キー11とを設けると共に、前記嵌合孔9
aの内側縁部で、かつ前記可動スクロール3側の
角部を切欠いて、前記連続部3bの曲面3dを回
避する回避部9bを形成する一方、前記嵌合孔9
aにおける前記可動スクロール3の反対側内側縁
部を半径方向内方に延長して補強部9cを形成し
たから、前記リング本体9と前記連続部3bとの
間の干渉が確実に回避できると共に、応力集中の
ある部分を有効的に補強でき、自転防止装置の全
体強度を効果的に向上できるに至つたのである。
型流体機械の自転防止装置では、可動スクロール
3の鏡板3aとボス部3cとの間に設けた円弧状
の連続部3bに嵌合する嵌合孔9aをもつたリン
グ本体9に、前記可動スクロール3に設けたガイ
ド溝12に係合する一対の第1キー10と、この
第1キー10と直交し、固定スクロール2を支持
する架構4に設けたガイド溝13に係合する一対
の第2キー11とを設けると共に、前記嵌合孔9
aの内側縁部で、かつ前記可動スクロール3側の
角部を切欠いて、前記連続部3bの曲面3dを回
避する回避部9bを形成する一方、前記嵌合孔9
aにおける前記可動スクロール3の反対側内側縁
部を半径方向内方に延長して補強部9cを形成し
たから、前記リング本体9と前記連続部3bとの
間の干渉が確実に回避できると共に、応力集中の
ある部分を有効的に補強でき、自転防止装置の全
体強度を効果的に向上できるに至つたのである。
また、自転防止装置を焼結で形成する場合に
は、前記回避部9bを設けることにより、前記嵌
合孔9aの内側縁部の角がとれるので、バリ発生
の防止にも役立つのである。
は、前記回避部9bを設けることにより、前記嵌
合孔9aの内側縁部の角がとれるので、バリ発生
の防止にも役立つのである。
第1図は本考案にかかる自転防止装置を備えた
スクロール形流体機械の縦断面図、第2図は同要
部の拡大断面図、第3図は同自転防止装置にかか
る応力分布曲線を記載した斜面図、第4図は従来
例を示す断面図、第5図及び第6図はそれぞれ従
来例の応力分布曲線を示す図面である。 2……固定スクロール、3……可動スクロー
ル、3a……鏡板、3b……連続部、3c……ボ
ス部、3d……曲面、4……架構、9……リング
本体、9a……嵌合孔、9b……回避部、10…
…第1キー、11……第2キー、12……ガイド
溝、13……ガイド溝、O……自転防止装置。
スクロール形流体機械の縦断面図、第2図は同要
部の拡大断面図、第3図は同自転防止装置にかか
る応力分布曲線を記載した斜面図、第4図は従来
例を示す断面図、第5図及び第6図はそれぞれ従
来例の応力分布曲線を示す図面である。 2……固定スクロール、3……可動スクロー
ル、3a……鏡板、3b……連続部、3c……ボ
ス部、3d……曲面、4……架構、9……リング
本体、9a……嵌合孔、9b……回避部、10…
…第1キー、11……第2キー、12……ガイド
溝、13……ガイド溝、O……自転防止装置。
Claims (1)
- 可動スクロール3を固定スクロール2に対し公
転駆動させるスクロール形流体機械における自転
防止装置であつて、前記可動スクロール3におけ
るボス部3cの鏡板3aとの円弧状連続部3bに
嵌合する嵌合孔9aをもつリング本体9に、前記
可動スクロール3に設けるガイド溝12と摺動自
由に係合する一対の第1キー10と、該第1キー
10と直交し、前記固定スクロール2を支持する
架構4に設けるガイド溝13と摺動自由に係合す
る一対の第2キー11とを設けると共に、前記嵌
合孔9aの内側縁部で、かつ前記可動スクロール
3側の角部を切欠いて、前記連続部3bの曲面3
dを回避する回避部9bを形成する一方、前記嵌
合孔9aにおける前記可動スクロール3の反対側
内側縁部を半径方向内方に延長して補強部9cを
形成したことを特徴とするスクロール形流体機械
における自転防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20307886U JPH0413362Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20307886U JPH0413362Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105701U JPS63105701U (ja) | 1988-07-08 |
| JPH0413362Y2 true JPH0413362Y2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=31168068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20307886U Expired JPH0413362Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0413362Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016205153A (ja) * | 2015-04-16 | 2016-12-08 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機用オルダム継手 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP20307886U patent/JPH0413362Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63105701U (ja) | 1988-07-08 |
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