JPH0413388Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413388Y2 JPH0413388Y2 JP1985027319U JP2731985U JPH0413388Y2 JP H0413388 Y2 JPH0413388 Y2 JP H0413388Y2 JP 1985027319 U JP1985027319 U JP 1985027319U JP 2731985 U JP2731985 U JP 2731985U JP H0413388 Y2 JPH0413388 Y2 JP H0413388Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- intake
- electromagnetic clutch
- engine
- set value
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は吸気通路に機械式過給機を備え、且つ
一部の気筒の吸気弁を停止させることにより減筒
運転を可能にした内燃機関に関する。
一部の気筒の吸気弁を停止させることにより減筒
運転を可能にした内燃機関に関する。
機関の回転軸に電磁クラツチを介して連結され
た機械式過給機を備え過給機をバイパスするバイ
パス通路を形成した内燃機関は、例えば特開昭56
−167817号公報等により知られている。バイパス
通路に設けられたバイパス制御弁を負荷に応じて
開閉することにより、低負荷時には過給機の駆動
損失をなくし、高負荷時には過給による高出力を
得ることができ、然もバイパス制御弁の切換が瞬
間的にできるので加速時の応答性が優れている機
関を提供できる。
た機械式過給機を備え過給機をバイパスするバイ
パス通路を形成した内燃機関は、例えば特開昭56
−167817号公報等により知られている。バイパス
通路に設けられたバイパス制御弁を負荷に応じて
開閉することにより、低負荷時には過給機の駆動
損失をなくし、高負荷時には過給による高出力を
得ることができ、然もバイパス制御弁の切換が瞬
間的にできるので加速時の応答性が優れている機
関を提供できる。
又、運転状態に応じて一部の気筒の吸気弁を停
止させ、従つてその一部の気筒の作用を実質的に
停止させることも公知であり、そのような弁停止
機構は数多く見られるが、特公昭55−42248号公
報、同55−42249号公報、同55−42250号公報等に
記載されている。さらに本願出願人は実願昭59−
120916号において二分割二ツ折れ式ロツカーアー
ムからなる弁停止機構を提案している。
止させ、従つてその一部の気筒の作用を実質的に
停止させることも公知であり、そのような弁停止
機構は数多く見られるが、特公昭55−42248号公
報、同55−42249号公報、同55−42250号公報等に
記載されている。さらに本願出願人は実願昭59−
120916号において二分割二ツ折れ式ロツカーアー
ムからなる弁停止機構を提案している。
又、排気過給機を備えた内燃機関において一部
の気筒へ空気が供給されないようにした例が特公
昭55−164739号公報に記載されている。又、排気
過給機と複吸気弁を組み合わせた例が特公昭58−
172422号公報に記載されている。
の気筒へ空気が供給されないようにした例が特公
昭55−164739号公報に記載されている。又、排気
過給機と複吸気弁を組み合わせた例が特公昭58−
172422号公報に記載されている。
排気過給機ではほぼ常時過給された状態にある
が加速時にタービンの回転数が上昇して十分な過
給効果が得られるまでに時間がかかることが認め
られているが、機械式過給機では上述したように
バイパス制御弁の開閉により任意に過給と無過給
状態に切換えることができるという利点があり、
しかも切換え後のレスポンスが非常に良いという
利点がある。このために、無過給状態から過給状
態に切換える場合に急激なトルクの変化によつて
シヨツクを生じ、運転感覚が悪くなることがあ
る。一方、通常走行時に相当する機関部分負荷域
における燃費の改善は今日の重要な課題の一つで
あり、このために一部の気筒の吸気弁を休止させ
てその気筒の作用を休止させ、或いは複吸気弁機
関の一方の吸気弁を休止させたりする技術が開発
されるに至つたものである。このように過給領域
を制御できる機械式過給機と吸気弁休止機構とを
組み合わせれば、部分負荷域において大きな燃費
の改善を図ることができるとともに加速時や全負
荷時には応答性よく高出力を得ることができる。
ところが、簡便に考えられるように、吸気弁休止
状態から一気に全吸気弁作動且つ過給状態にする
と、トルク変化が急激になりすぎてシヨツクが大
きくなりすぎるという問題が発生した。従つて、
加速に際してはトルクの立上がりは急でなければ
ならないが、然もトルクの立上がりは滑らかでな
ければならない。さらに全気筒運転時に適正な過
給圧が得られるように過給機の容量や増速比を選
ぶと、減筒運転時には過過給となつてしまい、ノ
ツキングの発生等の機関に好ましくない現象が発
生する。
が加速時にタービンの回転数が上昇して十分な過
給効果が得られるまでに時間がかかることが認め
られているが、機械式過給機では上述したように
バイパス制御弁の開閉により任意に過給と無過給
状態に切換えることができるという利点があり、
しかも切換え後のレスポンスが非常に良いという
利点がある。このために、無過給状態から過給状
態に切換える場合に急激なトルクの変化によつて
シヨツクを生じ、運転感覚が悪くなることがあ
る。一方、通常走行時に相当する機関部分負荷域
における燃費の改善は今日の重要な課題の一つで
あり、このために一部の気筒の吸気弁を休止させ
てその気筒の作用を休止させ、或いは複吸気弁機
関の一方の吸気弁を休止させたりする技術が開発
されるに至つたものである。このように過給領域
を制御できる機械式過給機と吸気弁休止機構とを
組み合わせれば、部分負荷域において大きな燃費
の改善を図ることができるとともに加速時や全負
荷時には応答性よく高出力を得ることができる。
ところが、簡便に考えられるように、吸気弁休止
状態から一気に全吸気弁作動且つ過給状態にする
と、トルク変化が急激になりすぎてシヨツクが大
きくなりすぎるという問題が発生した。従つて、
加速に際してはトルクの立上がりは急でなければ
ならないが、然もトルクの立上がりは滑らかでな
ければならない。さらに全気筒運転時に適正な過
給圧が得られるように過給機の容量や増速比を選
ぶと、減筒運転時には過過給となつてしまい、ノ
ツキングの発生等の機関に好ましくない現象が発
生する。
上記問題点を解決するために、本考案による機
械式過給機付内燃機関は、機関の回転軸に電磁ク
ラツチを介して連結された機械式過給機を備え、
該電磁クラツチは多段に増速比を切換える機構を
有し、さらに一部の吸気弁を休止させる機構を備
え、機関負荷が第1の設定値を越えた時吸気弁の
一部を休止するとともに前記電磁クラツチの低速
段を使用し、機関負荷が前記第1の設定値より高
い第2の設定値を越えた時吸気弁の全てを作動す
るとともに前記電磁クラツチを解放し、さらに機
関負荷が前記第2の設定値より高い第3の設定値
を越えた時吸気弁の全てを作動するとともに前記
電磁クラツチの高速段を使用するよう構成したこ
とを特徴とする。
械式過給機付内燃機関は、機関の回転軸に電磁ク
ラツチを介して連結された機械式過給機を備え、
該電磁クラツチは多段に増速比を切換える機構を
有し、さらに一部の吸気弁を休止させる機構を備
え、機関負荷が第1の設定値を越えた時吸気弁の
一部を休止するとともに前記電磁クラツチの低速
段を使用し、機関負荷が前記第1の設定値より高
い第2の設定値を越えた時吸気弁の全てを作動す
るとともに前記電磁クラツチを解放し、さらに機
関負荷が前記第2の設定値より高い第3の設定値
を越えた時吸気弁の全てを作動するとともに前記
電磁クラツチの高速段を使用するよう構成したこ
とを特徴とする。
以下本考案の実施例について説明する。
機関本体2は公知のようにピストン4を有し、
ピストン4はコネクテイングロツド6によりクラ
ンクシヤフト8に結合されている。クランクシヤ
フト8にはクランクプーリ10が取付けられてい
る。機関本体2の燃焼室12には、吸気通路14
及び排気通路16が連通され、それぞれに吸気弁
18及び排気弁20が配置される。又、図に示さ
れていないが点火栓が設けられる。
ピストン4はコネクテイングロツド6によりクラ
ンクシヤフト8に結合されている。クランクシヤ
フト8にはクランクプーリ10が取付けられてい
る。機関本体2の燃焼室12には、吸気通路14
及び排気通路16が連通され、それぞれに吸気弁
18及び排気弁20が配置される。又、図に示さ
れていないが点火栓が設けられる。
吸気通路14は公知のように吸気管、吸気マニ
ホールド、吸気ポートにより形成され、本考案に
おいてはその上流側から順にエアクリーナ22、
エアフローメータ24、スロツトル弁26、過給
機28、サージタンク30、燃料噴射弁32が配
置される。過給機28は二葉状のロータ34を有
するルーツポンプにより構成され、一方のロータ
34のロータシヤフト36には電磁クラツチ38
が取付けられる。電磁クラツチ38のプーリ部と
クランクプーリ10とがタイミングベルト40に
より連結され、従つて過給機28が機関により機
械的に駆動される。過給機28はベーンポンプ等
により構成されることもできる。
ホールド、吸気ポートにより形成され、本考案に
おいてはその上流側から順にエアクリーナ22、
エアフローメータ24、スロツトル弁26、過給
機28、サージタンク30、燃料噴射弁32が配
置される。過給機28は二葉状のロータ34を有
するルーツポンプにより構成され、一方のロータ
34のロータシヤフト36には電磁クラツチ38
が取付けられる。電磁クラツチ38のプーリ部と
クランクプーリ10とがタイミングベルト40に
より連結され、従つて過給機28が機関により機
械的に駆動される。過給機28はベーンポンプ等
により構成されることもできる。
本考案による電磁クラツチ38は増速比を2段
に切換えることができるように構成されており、
その詳細が第2図に示されている。第2図におい
て、ロータシヤフト36には径の異つた2個のプ
ーリ38a,38bがそれぞれ軸受38c,38
dを介して取付けられ、両プーリ38a,38b
間において、ロータシヤフト36にはホルダ38
eが固着される。ホルダ38eの外周部にはさら
にゴム等のリング状弾性体38fを介して永久磁
石からなるクラツチ板38gが取付けられる。弾
性体38fの変形許容性により、クラツチ板38
gはプーリ38a,38bのいずれかに係合され
ることができる。プーリ38a,38bが前述し
たクランクプーリ10に連結されることは明らか
であろう。そして、過給機本体から延びるサポー
ト部材38hにはソレノイド38iが取付けら
れ、このソレノイド38iは通電制御に応じてそ
の極性を変えることができることができるように
なつており、従つて、永久磁石からなるクラツチ
板38gを引き付けてプーリ38bに係合させ、
或いはクラツチ板38gを反撥させてプーリ38
aに係合させることができる。プーリ38aが高
速段を形成し、プーリ38bが低速段を形成す
る。
に切換えることができるように構成されており、
その詳細が第2図に示されている。第2図におい
て、ロータシヤフト36には径の異つた2個のプ
ーリ38a,38bがそれぞれ軸受38c,38
dを介して取付けられ、両プーリ38a,38b
間において、ロータシヤフト36にはホルダ38
eが固着される。ホルダ38eの外周部にはさら
にゴム等のリング状弾性体38fを介して永久磁
石からなるクラツチ板38gが取付けられる。弾
性体38fの変形許容性により、クラツチ板38
gはプーリ38a,38bのいずれかに係合され
ることができる。プーリ38a,38bが前述し
たクランクプーリ10に連結されることは明らか
であろう。そして、過給機本体から延びるサポー
ト部材38hにはソレノイド38iが取付けら
れ、このソレノイド38iは通電制御に応じてそ
の極性を変えることができることができるように
なつており、従つて、永久磁石からなるクラツチ
板38gを引き付けてプーリ38bに係合させ、
或いはクラツチ板38gを反撥させてプーリ38
aに係合させることができる。プーリ38aが高
速段を形成し、プーリ38bが低速段を形成す
る。
本考案においては、第1図に示されるように、
過給機28をバイパスして、吸気通路14にバイ
パス通路42が接続される。このバイパス通路4
2の上流側の接続部はスロツトル弁26と過給機
28との間にあり、下流側の接続部は過給機28
とサージタンク30との間にある。バイパス通路
42の途中にはバイパス制御弁44が配置され、
これは負圧作動ダイヤフラムアクチユエータ46
により作動される。即ち、バイパス制御弁44が
連結されたダイヤフラム46aの両側に負圧室4
6bと大気圧室46cとが形成され、負圧室46
b内のばね46dがダイヤフラム46aを付勢し
ている。よつて、負圧室46bに負圧を導入する
ことによりバイパス制御弁44を開くことができ
る。負圧の導入は図示しないチエツク弁を介して
吸気通路14に連結されたバキユームタンク48
から、三方電磁弁51を介して行われ、三方電磁
弁51が制御手段50により通電を制御される。
三方電磁弁51及びアクチユエータ46により、
バイパス制御弁44は機関の負荷に応じて負荷が
予め定められた値より大きいときに閉じられ、電
磁クラツチ38はバイパス制御弁44が閉じられ
る前に所定の負荷で継がれている。従つて、バイ
パス制御弁44を閉じることにより過給機28の
実質的な過給が開始され、バイパス制御弁44が
開かれているときは、電磁クラツチ38が継がれ
て過給機28されていてもバイパス通路42から
圧力が逃げるので過給機28には実質的な負荷は
かからないことになる。
過給機28をバイパスして、吸気通路14にバイ
パス通路42が接続される。このバイパス通路4
2の上流側の接続部はスロツトル弁26と過給機
28との間にあり、下流側の接続部は過給機28
とサージタンク30との間にある。バイパス通路
42の途中にはバイパス制御弁44が配置され、
これは負圧作動ダイヤフラムアクチユエータ46
により作動される。即ち、バイパス制御弁44が
連結されたダイヤフラム46aの両側に負圧室4
6bと大気圧室46cとが形成され、負圧室46
b内のばね46dがダイヤフラム46aを付勢し
ている。よつて、負圧室46bに負圧を導入する
ことによりバイパス制御弁44を開くことができ
る。負圧の導入は図示しないチエツク弁を介して
吸気通路14に連結されたバキユームタンク48
から、三方電磁弁51を介して行われ、三方電磁
弁51が制御手段50により通電を制御される。
三方電磁弁51及びアクチユエータ46により、
バイパス制御弁44は機関の負荷に応じて負荷が
予め定められた値より大きいときに閉じられ、電
磁クラツチ38はバイパス制御弁44が閉じられ
る前に所定の負荷で継がれている。従つて、バイ
パス制御弁44を閉じることにより過給機28の
実質的な過給が開始され、バイパス制御弁44が
開かれているときは、電磁クラツチ38が継がれ
て過給機28されていてもバイパス通路42から
圧力が逃げるので過給機28には実質的な負荷は
かからないことになる。
本考案においては、機関本体2の吸気弁18を
休止させる機構が設けられており、弁休止機構は
第3図及び第4図を参照して次に説明される電磁
弁52を介して制御手段50により制御される。
尚、第1図に示す実施例においては弁休止機構は
例えば4気筒機関の2気筒の吸気弁18に適用さ
れ、残りの2気筒の吸気弁は機関に同期して常時
駆動される。吸気弁18が休止されたきにはその
吸気弁は閉じ続けられることになり、そのときに
関連する燃料噴射弁32からの燃料供給も停止さ
れ、従つてその気筒では燃焼作用が行われなくな
り、機関の運転は残りの気筒のみによつて行われ
る。この明細書ではこの状態を減筒運転という。
これに対して、全ての吸気弁18が機関に同期し
て作動され、同様に全ての気筒に燃料が供給され
る運転状態を全筒運転という。又、吸気弁休止機
構は各気筒に吸気弁を2個備えた多吸気弁機関に
適用されることもでき、この場合、各気筒の一方
の吸気弁が休止されることができる。この状態と
前記減筒運転を含めて、この明細書では部分休筒
運転と呼ぶ。以下は主に減筒運転について説明さ
れているが、これは部分休筒運転についてあては
まる。
休止させる機構が設けられており、弁休止機構は
第3図及び第4図を参照して次に説明される電磁
弁52を介して制御手段50により制御される。
尚、第1図に示す実施例においては弁休止機構は
例えば4気筒機関の2気筒の吸気弁18に適用さ
れ、残りの2気筒の吸気弁は機関に同期して常時
駆動される。吸気弁18が休止されたきにはその
吸気弁は閉じ続けられることになり、そのときに
関連する燃料噴射弁32からの燃料供給も停止さ
れ、従つてその気筒では燃焼作用が行われなくな
り、機関の運転は残りの気筒のみによつて行われ
る。この明細書ではこの状態を減筒運転という。
これに対して、全ての吸気弁18が機関に同期し
て作動され、同様に全ての気筒に燃料が供給され
る運転状態を全筒運転という。又、吸気弁休止機
構は各気筒に吸気弁を2個備えた多吸気弁機関に
適用されることもでき、この場合、各気筒の一方
の吸気弁が休止されることができる。この状態と
前記減筒運転を含めて、この明細書では部分休筒
運転と呼ぶ。以下は主に減筒運転について説明さ
れているが、これは部分休筒運転についてあては
まる。
第3図及び第4図において、18aは休止され
るべき吸気弁18のバルブステムを示し、バルブ
ステム18aはロツカシヤフト54に回動可能に
支持されたロツカアーム56により駆動されるよ
うになつている。18bはバルブリターンスプリ
ング、18cはスプリングリテーナ、58は公知
のカムである。ロツカアーム56は共通の連結ピ
ン60に回動可能に取付けられた2つのアーム部
分56a,56bからなる。第1のアーム部分5
6aと第2のアーム部分56bとの対向表面を貫
通してロツク手段が形成される。即ち、第1のア
ーム部分56aにはシリンダボア62が形成され
てそこに段付ピストン64が挿入され、第2のア
ーム部分56bにはシリンダボア66が形成され
てそこにロツクピン68が挿入されるとともにば
ね70によつて第1のアーム部分56aの方向に
付勢されている。第1のアーム部分56aのシリ
ンダボア62は連通路72により中空ロツカシヤ
フト54内の油圧通路74に連通され、この油圧
通路74は前述した電磁弁52を介してポンプを
含む圧油供給源76に接続される。従つて、電磁
弁52の通電制御を行うことにより吸気弁休止機
構を制御することができる。即ち、第1のアーム
部分56aのシリンダボア62に油圧を作用させ
ることによりピストン64が2つのアーム部分5
6a,56bの接合面まで達し、従つてこれに押
されて、ロツクピン68が前記接合面まで後退す
る。これらのアーム部分56a,56bにカム5
8の力が加わると、これらのアーム部分56a,
56bにカム58の力が加わると、これらのアー
ム部分56a,56bは連結ピン60の回りで回
動しつつ二ツ折れになり、従つて、第2のアーム
部分56bの先端部がバルブステム18aを押下
げるに至らない(吸気弁18は閉じ続ける)。カ
ム58のベース円部に係合しているときには両ア
ーム部分56a,56bを連結しているリターン
スプリング78によりカム58に追従することが
できる。シリンダボア62の油圧が解除されてい
るときには、第2のアーム部分56bのシリンダ
ボア66内のばね70の力によりロツクピン68
が押され、これはカム58がベース円部にあると
きにピストン64を押しつつ第1のアーム部分5
6aのシリンダボア62に進入する。かくして、
第1のアーム部分56aと第2のアーム部分56
bとが連結ピン60及びロツクピン68により一
体化されるのでもはや二ツ折りになることはな
く、カム58の運動に追従してバルブリフト18
aを押下げることができる。このような吸気弁休
止機構は前述した減筒運転機関及び複吸気弁機関
のいずれにも適用できるものであり、又、図示し
た以外の吸気弁休止機構を用いることもできる。
るべき吸気弁18のバルブステムを示し、バルブ
ステム18aはロツカシヤフト54に回動可能に
支持されたロツカアーム56により駆動されるよ
うになつている。18bはバルブリターンスプリ
ング、18cはスプリングリテーナ、58は公知
のカムである。ロツカアーム56は共通の連結ピ
ン60に回動可能に取付けられた2つのアーム部
分56a,56bからなる。第1のアーム部分5
6aと第2のアーム部分56bとの対向表面を貫
通してロツク手段が形成される。即ち、第1のア
ーム部分56aにはシリンダボア62が形成され
てそこに段付ピストン64が挿入され、第2のア
ーム部分56bにはシリンダボア66が形成され
てそこにロツクピン68が挿入されるとともにば
ね70によつて第1のアーム部分56aの方向に
付勢されている。第1のアーム部分56aのシリ
ンダボア62は連通路72により中空ロツカシヤ
フト54内の油圧通路74に連通され、この油圧
通路74は前述した電磁弁52を介してポンプを
含む圧油供給源76に接続される。従つて、電磁
弁52の通電制御を行うことにより吸気弁休止機
構を制御することができる。即ち、第1のアーム
部分56aのシリンダボア62に油圧を作用させ
ることによりピストン64が2つのアーム部分5
6a,56bの接合面まで達し、従つてこれに押
されて、ロツクピン68が前記接合面まで後退す
る。これらのアーム部分56a,56bにカム5
8の力が加わると、これらのアーム部分56a,
56bにカム58の力が加わると、これらのアー
ム部分56a,56bは連結ピン60の回りで回
動しつつ二ツ折れになり、従つて、第2のアーム
部分56bの先端部がバルブステム18aを押下
げるに至らない(吸気弁18は閉じ続ける)。カ
ム58のベース円部に係合しているときには両ア
ーム部分56a,56bを連結しているリターン
スプリング78によりカム58に追従することが
できる。シリンダボア62の油圧が解除されてい
るときには、第2のアーム部分56bのシリンダ
ボア66内のばね70の力によりロツクピン68
が押され、これはカム58がベース円部にあると
きにピストン64を押しつつ第1のアーム部分5
6aのシリンダボア62に進入する。かくして、
第1のアーム部分56aと第2のアーム部分56
bとが連結ピン60及びロツクピン68により一
体化されるのでもはや二ツ折りになることはな
く、カム58の運動に追従してバルブリフト18
aを押下げることができる。このような吸気弁休
止機構は前述した減筒運転機関及び複吸気弁機関
のいずれにも適用できるものであり、又、図示し
た以外の吸気弁休止機構を用いることもできる。
以上説明した燃料噴射弁32、電磁クラツチ3
8、バイパス切換用電磁弁51、吸気弁休止機構
の電磁弁52及びソレノイド38iへの通電は全
て制御手段50により制御されることができる。
8、バイパス切換用電磁弁51、吸気弁休止機構
の電磁弁52及びソレノイド38iへの通電は全
て制御手段50により制御されることができる。
制御手段50は中央処理装置(CPU)、リード
オンメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ
(RAM)を備えた公知のデジタルコンピユータ
により構成され、これらはバスにより相互に連結
されるとともに、A/Dコンバータおよび入力イ
ンターフエースを介して検出入力値を取り入れ、
その検出入力値を処理して出力インターフエース
を介して燃料噴射弁32その他へ制御信号を送
る。このために、CPUが演算、制御機能を有し、
ROMにプログラムが記憶され、RAMに検出入
力値その他が記憶されることは公知の通りであ
る。
オンメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ
(RAM)を備えた公知のデジタルコンピユータ
により構成され、これらはバスにより相互に連結
されるとともに、A/Dコンバータおよび入力イ
ンターフエースを介して検出入力値を取り入れ、
その検出入力値を処理して出力インターフエース
を介して燃料噴射弁32その他へ制御信号を送
る。このために、CPUが演算、制御機能を有し、
ROMにプログラムが記憶され、RAMに検出入
力値その他が記憶されることは公知の通りであ
る。
検出入力値は、エアフローメータ24、機関冷
却水温センサ、スロツトル弁26の位置検出する
スロツトルセンサ、フロントアクスルに取付けら
れた車速センサ、機関回転数及びクランクシヤフ
トの位置を表すデイストリビユータ内のセンサ、
トランスミツシヨンの位置を表すシフトスイツチ
等からの検出信号として与えられる。これらの検
出値信号は電子制御燃料噴射機関においてよく用
いられるものであり、又、燃料噴射制御自体もよ
く知られているのでこれらの詳細な説明は省略す
る。
却水温センサ、スロツトル弁26の位置検出する
スロツトルセンサ、フロントアクスルに取付けら
れた車速センサ、機関回転数及びクランクシヤフ
トの位置を表すデイストリビユータ内のセンサ、
トランスミツシヨンの位置を表すシフトスイツチ
等からの検出信号として与えられる。これらの検
出値信号は電子制御燃料噴射機関においてよく用
いられるものであり、又、燃料噴射制御自体もよ
く知られているのでこれらの詳細な説明は省略す
る。
第5図はバイパス制御弁44及び吸気弁休止機
構の電磁弁52を制御するためのプログラムの流
れを表したフローチヤートであり、これは詳述し
ない燃料噴射の制御のプログラムの中に例えば
8msec毎に割込まれる処理として実施される。
尚、燃料噴射の制御のためには前述した検出入力
値がすでに取込まれており、第5図のフローチヤ
ートを実施するためにはそのような値が使用でき
るものとする。燃料噴射制御のためには、負荷を
表すパラメータとして吸入空気量(又は吸気負
圧)が使用され、これはQ/N(1回転当りの吸
入空気量、l/rev)として使用されるのが一般
的である。
構の電磁弁52を制御するためのプログラムの流
れを表したフローチヤートであり、これは詳述し
ない燃料噴射の制御のプログラムの中に例えば
8msec毎に割込まれる処理として実施される。
尚、燃料噴射の制御のためには前述した検出入力
値がすでに取込まれており、第5図のフローチヤ
ートを実施するためにはそのような値が使用でき
るものとする。燃料噴射制御のためには、負荷を
表すパラメータとして吸入空気量(又は吸気負
圧)が使用され、これはQ/N(1回転当りの吸
入空気量、l/rev)として使用されるのが一般
的である。
第5図において、ステツプ80において負荷が
第1の設定値(0.3)より大きいか否かを判定し、
ノーの場合にはステツプ82にて減筒運転をすべ
き信号を出力する。これはバイパス制御弁44を
開かせ且つ一部の気筒の吸気弁18を閉じ続けさ
せる状態を作り出す。ステツプ80にイエスの場
合にはステツプ84へ進み、電磁クラツチ38の
低速段を継がせ、ステツプ86にて減筒低過給運
転すべき信号を出力する。これはバイパス制御弁
44を閉じさせ且つ一部の気筒の吸気弁18を閉
じ続けさせる状態を作り出す。尚、電磁クラツチ
38はもつと早い時期に継がれることもできる。
又、バイパス通路42及びバイパス制御弁44が
ない場合には電磁クラツチ38の断続が直接的に
過給機28の作動、非作動を支配することにな
る。
第1の設定値(0.3)より大きいか否かを判定し、
ノーの場合にはステツプ82にて減筒運転をすべ
き信号を出力する。これはバイパス制御弁44を
開かせ且つ一部の気筒の吸気弁18を閉じ続けさ
せる状態を作り出す。ステツプ80にイエスの場
合にはステツプ84へ進み、電磁クラツチ38の
低速段を継がせ、ステツプ86にて減筒低過給運
転すべき信号を出力する。これはバイパス制御弁
44を閉じさせ且つ一部の気筒の吸気弁18を閉
じ続けさせる状態を作り出す。尚、電磁クラツチ
38はもつと早い時期に継がれることもできる。
又、バイパス通路42及びバイパス制御弁44が
ない場合には電磁クラツチ38の断続が直接的に
過給機28の作動、非作動を支配することにな
る。
次にステツプ88にて負荷が第2の設定値
(0.5、第2の設定値>第1の設定値)より大きい
か否かを判定し、ノーであれば減筒低過給状態を
維持し、このときに過給機28は電磁クラツチ3
8の低速段により駆動されているので比較的ゆつ
くりと回転し、作動している方の気筒にのみ過給
空気を供給する。ステツプ88にてイエスであれ
ば、ステツプ90に進み、全筒運転をすべき信号
を出力する。これは電磁クラツチ38を解放し、
バイパス制御弁44を開放し且つ全ての吸気弁1
8を作動させる状態を作り出し、全筒無過給運転
となる。次にステツプ92に進んで負荷が第3の
設定値(0.7、第3の設定値>第2の設定値)よ
り大きいか否かを判定し、ノーであれば全筒無過
給運転を維持する。イエスであれば、ステツプ9
2にて電磁クラツチ38の高速段を継ぎ、ステツ
プ96にて全筒高過給運転すべき信号を出力す
る。これはバイパス制御弁44を閉じさせ且つ全
ての吸気弁18を作動させる状態を作り出す。
(0.5、第2の設定値>第1の設定値)より大きい
か否かを判定し、ノーであれば減筒低過給状態を
維持し、このときに過給機28は電磁クラツチ3
8の低速段により駆動されているので比較的ゆつ
くりと回転し、作動している方の気筒にのみ過給
空気を供給する。ステツプ88にてイエスであれ
ば、ステツプ90に進み、全筒運転をすべき信号
を出力する。これは電磁クラツチ38を解放し、
バイパス制御弁44を開放し且つ全ての吸気弁1
8を作動させる状態を作り出し、全筒無過給運転
となる。次にステツプ92に進んで負荷が第3の
設定値(0.7、第3の設定値>第2の設定値)よ
り大きいか否かを判定し、ノーであれば全筒無過
給運転を維持する。イエスであれば、ステツプ9
2にて電磁クラツチ38の高速段を継ぎ、ステツ
プ96にて全筒高過給運転すべき信号を出力す
る。これはバイパス制御弁44を閉じさせ且つ全
ての吸気弁18を作動させる状態を作り出す。
以上説明したように、本考案によれば過給機の
作動状態と一部の吸気弁の休止状態を組み合わせ
て負荷の増加に応じて運転状態を減筒低過給、全
筒無過給及び全筒高過給の多段階に順次切換える
ようにしているので、減筒運転から全筒運転への
移行過程に無過給運転が介在し、そのためトルク
の急激の増大によりシヨツクが大となることが回
避され、燃費の改善及び滑らかな加速応答性を得
ることができる。さらに、一部の吸気弁が休止さ
れているときには低速段で過給機を駆動すること
により過過給を防止し、全ての吸気弁が作動する
ときには高速段で過給機を駆動することにより大
きな出力を確保することができる。
作動状態と一部の吸気弁の休止状態を組み合わせ
て負荷の増加に応じて運転状態を減筒低過給、全
筒無過給及び全筒高過給の多段階に順次切換える
ようにしているので、減筒運転から全筒運転への
移行過程に無過給運転が介在し、そのためトルク
の急激の増大によりシヨツクが大となることが回
避され、燃費の改善及び滑らかな加速応答性を得
ることができる。さらに、一部の吸気弁が休止さ
れているときには低速段で過給機を駆動すること
により過過給を防止し、全ての吸気弁が作動する
ときには高速段で過給機を駆動することにより大
きな出力を確保することができる。
第1図は本考案による内燃機関の構成図、第2
図は電磁クラツチの詳細図、第3図は吸気弁休止
機構の正面図、第4図は第3図の断面図、第5図
は本考案の制御のフローチヤートである。 18……吸気弁、28……過給機、38……電
磁クラツチ、42……バイパス通路、44……バ
イパス制御弁、56……二ツ折れロツカアーム。
図は電磁クラツチの詳細図、第3図は吸気弁休止
機構の正面図、第4図は第3図の断面図、第5図
は本考案の制御のフローチヤートである。 18……吸気弁、28……過給機、38……電
磁クラツチ、42……バイパス通路、44……バ
イパス制御弁、56……二ツ折れロツカアーム。
Claims (1)
- 機関の回転軸に電磁クラツチを介して連結され
た機械式過給機を備え、該電磁クラツチは多段に
増速比を切換える機構を有し、さらに一部の吸気
弁を休止させる機構を備え、機関負荷が第1の設
定値を越えた時吸気弁の一部を休止するとともに
前記電磁クラツチの低速段を使用し、機関負荷が
前記第1の設定値より高い第2の設定値を越えた
時吸気弁の全てを作動するとともに前記電磁クラ
ツチを解放し、さらに機関負荷が前記第2の設定
値より高い第3の設定値を越えた時吸気弁の全て
を作動するとともに前記電磁クラツチの高速段を
使用するよう構成したことを特徴とする機械式過
給機付内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985027319U JPH0413388Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985027319U JPH0413388Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61144225U JPS61144225U (ja) | 1986-09-05 |
| JPH0413388Y2 true JPH0413388Y2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=30524161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985027319U Expired JPH0413388Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0413388Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55164739A (en) * | 1979-06-07 | 1980-12-22 | Nissan Motor Co Ltd | Turbocharged engine |
| JPS57184224U (ja) * | 1981-05-18 | 1982-11-22 |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP1985027319U patent/JPH0413388Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61144225U (ja) | 1986-09-05 |
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