JPH07293288A - 休筒式内燃機関 - Google Patents

休筒式内燃機関

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JPH07293288A
JPH07293288A JP8872794A JP8872794A JPH07293288A JP H07293288 A JPH07293288 A JP H07293288A JP 8872794 A JP8872794 A JP 8872794A JP 8872794 A JP8872794 A JP 8872794A JP H07293288 A JPH07293288 A JP H07293288A
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cylinder
throttle valve
cylinder deactivation
target opening
normal operation
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Toyoaki Fukui
豊明 福井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、吸排気弁を停止させることにより
気筒の作動を停止するタイプの独立吸気系式休筒エンジ
ンに関し、クロスポイントで切り替えるという思想にと
らわれずに、全筒と休筒との切り替えを行なうことによ
り、全筒・休筒切替時のショックを低減できるようにす
ることを目的とする。 【構成】 常動用スロットル弁を駆動する常動用アクチ
ュエータ44と、休筒用スロットル弁を駆動する休筒用
アクチュエータ45と、常動用スロットル弁目標開度設
定手段62と、休筒用スロットル弁目標開度設定手段6
3と、常動用スロットル弁目標開度設定手段62で得ら
れた目標開度となるように常動用スロットル弁を制御す
る常動用制御手段64と、休筒用スロットル弁目標開度
設定手段63で得られた目標開度となるように休筒用ス
ロットル弁を制御する休筒用制御手段65とをそなえ、
休筒用気筒の作動停止モードと作動モードとの切替負荷
レベルにおいて、休筒用スロットル弁のための目標開度
を、機関の無負荷相当開度となるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機関の特定運転状態下
ではその吸排気弁を停止させることにより一部の気筒の
作動を停止する休筒式内燃機関(以下、「休筒エンジ
ン」ということがある)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多気筒内燃機関における複数
の気筒を、常に作動する常動用気筒と、機関の低負荷運
転状態のごとき特定運転状態下ではその吸排気弁を停止
させることにより作動を停止する休筒用気筒とに分け、
上記の常動用気筒及び休筒用気筒を共通の吸気通路を接
続した非独立吸気系式休筒エンジンが種々提案されてい
るが、かかる休筒エンジンにおいては、あるエンジン回
転数(機関回転数)においてスロットルバルブの開度が
小さい時には休筒運転の方が大きい出力軸トルクが得ら
れ、スロットルバルブの開度が大きくなると、全筒運転
の方が大きい出力軸トルクが得られることが知られてい
る。
【0003】したがって、このような休筒エンジンにお
ける休筒運転と全筒運転との切り替えは、図11で示す
ような、休筒運転時と全筒運転時の等スロットル開度で
出力軸トルクが等しい点(クロスポイント)で行なうの
が通例である。このような点で切り替えれば、本来トル
ク差がなく切替ショックを発生しない。また、多気筒内
燃機関における複数の気筒を、常に作動する常動用気筒
と、機関の低負荷運転状態のごとき特定運転状態下では
その吸排気弁を停止させることにより作動を停止する休
筒用気筒とに分け、上記の常動用気筒及び休筒用気筒に
それぞれ独立した吸気通路を接続した独立吸気系式休筒
エンジンも提案されているが、かかる休筒エンジンにお
いても、休筒運転と全筒運転との切り替えは、休筒運転
時と全筒運転時の等スロットル開度で出力軸トルクが等
しい点(クロスポイント)で行なう必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな独立吸気系式休筒エンジンでは、吸気系が独立して
いるため、各吸気通路に設けられるスロットル弁を同一
開度で動かすと、全筒,休筒のクロスポイントが、図1
0に示すように、トルク0の無負荷点になり、このた
め、休筒運転範囲が無負荷より低負荷側となってしま
い、これにより燃費利得がほとんどなくなるという課題
がある。
【0005】ところで、吸排気弁を停止させないで気筒
への燃料供給を停止させることにより作動を停止する休
筒用気筒をもった独立吸気系式休筒エンジンにおいて、
全筒・休筒切替時のショックの低減をはかれるようにし
たものも提案されている(特公昭59−2789号公報
参照)。しかし、このようなタイプの休筒エンジンにつ
いての技術を、吸排気弁を停止させることにより気筒の
作動を停止するタイプの休筒エンジンに単に適用するこ
とは難しい。
【0006】本発明は、吸排気弁を停止させることによ
り気筒の作動を停止するタイプの独立吸気系式休筒エン
ジンにおいて、クロスポイントで切り替えるという思想
にとらわれずに、全筒と休筒との切り替えを行なうこと
により、全筒・休筒切替時のショックを低減できるよう
にした、休筒式内燃機関を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の休筒
式内燃機関は、多気筒内燃機関における複数の気筒を、
常に作動する常動用気筒と、機関の特定運転状態下では
その吸排気弁を停止させることにより作動を停止する休
筒用気筒とに分け、上記の常動用気筒及び休筒用気筒に
それぞれ独立した吸気通路を接続し、且つ、各吸気通路
に、吸気通過量を調整するスロットル弁を設けてなる休
筒式内燃機関において、上記の休筒用気筒に通じる吸気
通路に配設された休筒用スロットル弁を駆動するための
休筒用アクチュエータをそなえ、該休筒用気筒が休筒状
態にあるときに、該休筒用スロットル弁が機関の無負荷
相当開度となるように、該休筒用アクチュエータを介し
て該休筒用スロットル弁を制御する休筒用制御手段が設
けられたことを特徴としている(請求項1)。
【0008】また、本発明の休筒式内燃機関は、該休筒
用気筒が休筒状態にあるときに設定される機関無負荷相
当の該休筒用スロットル弁開度が機関回転数に応じて設
定されていることを特徴としている(請求項2)。さら
に、本発明の休筒式内燃機関は、多気筒内燃機関におけ
る複数の気筒を、常に作動する常動用気筒と、機関の特
定運転状態下ではその吸排気弁を停止させることにより
作動を停止する休筒用気筒とに分け、上記の常動用気筒
及び休筒用気筒にそれぞれ独立した吸気通路を接続し、
且つ、各吸気通路に、吸気通過量を調整するスロットル
弁を設けてなる休筒式内燃機関において、上記の常動用
気筒に通じる吸気通路に配設された常動用スロットル弁
を駆動するための常動用アクチュエータと、上記の休筒
用気筒に通じる吸気通路に配設された休筒用スロットル
弁を駆動するための休筒用アクチュエータとをそなえる
とともに、該常動用スロットル弁の目標開度を機関負荷
レベルに応じて設定する常動用スロットル弁目標開度設
定手段と、該休筒用スロットル弁の目標開度を機関負荷
レベルに応じて設定する休筒用スロットル弁目標開度設
定手段と、該常動用スロットル弁目標開度設定手段で得
られた目標開度となるように、該常動用アクチュエータ
を介し該常動用スロットル弁を制御する常動用制御手段
と、該休筒用スロットル弁目標開度設定手段で得られた
目標開度となるように、該休筒用アクチュエータを介し
該休筒用スロットル弁を制御する休筒用制御手段とをそ
なえ、該休筒用気筒の作動停止モードと作動モードとの
切替負荷レベルにおいて、該休筒用スロットル弁のため
の目標開度が、機関の無負荷相当開度となるように設定
されていることをことを特徴としている(請求項3)。
【0009】また、本発明の休筒式内燃機関は、該休筒
用スロットル弁のための目標開度が機関回転数をパラメ
ータ要素として含んでいることを特徴としている(請求
項4)。さらに、本発明の休筒式内燃機関は、該常動用
スロットル弁のための目標開度が機関回転数をパラメー
タ要素として含んでいることを特徴としている(請求項
5)。
【0010】また、本発明の休筒式内燃機関は、機関負
荷が該切替負荷レベルよりも小さい領域においては、該
休筒用スロットル弁のための目標開度が機関の無負荷相
当開度に設定されるとともに、該常動用スロットル弁の
ための目標開度が開度増加特性となるように設定されて
いることを特徴としている(請求項6)。さらに、本発
明の休筒式内燃機関は、機関負荷が該切替負荷レベルか
ら該切替負荷レベルよりも大きい全筒域設定負荷レベル
までの領域においては、該休筒用スロットル弁のための
目標開度が開度増加特性となるように設定されるととも
に、該常動用スロットル弁のための目標開度が所定の一
定開度となるように設定されていることを特徴としてい
る(請求項7)。
【0011】また、本発明の休筒式内燃機関は、該全筒
域設定負荷レベルにおける該休筒用スロットル弁のため
の目標開度と、該常動用スロットル弁のための目標開度
とが等しくなるように設定されていることを特徴として
いる(請求項8)。さらに、本発明の休筒式内燃機関
は、機関負荷が該全筒域設定負荷レベルよりも大きい領
域においては、該休筒用スロットル弁のための目標開度
及び該常動用スロットル弁のための目標開度がそれぞれ
開度増加特性となるように設定されていることを特徴と
している(請求項9)。
【0012】また、本発明の休筒式内燃機関は、機関負
荷が該全筒域設定負荷レベルよりも大きい領域において
は、該休筒用スロットル弁のための目標開度及び該常動
用スロットル弁のための目標開度がそれぞれ同一の開度
増加特性となるように設定されていることを特徴として
いる(請求項10)。
【0013】
【作用】上述の本発明の休筒式内燃機関(請求項1)で
は、休筒用制御手段によって、休筒用気筒が休筒状態に
あるときに、休筒用スロットル弁が機関の無負荷相当開
度となるように、休筒用アクチュエータを介して休筒用
スロットル弁を制御する。
【0014】また、本発明の休筒式内燃機関(請求項
2)では、休筒用気筒が休筒状態にあるときに設定され
る機関無負荷相当の該休筒用スロットル弁開度が機関回
転数に応じて設定される。さらに、本発明の休筒式内燃
機関(請求項3)では、常動用スロットル弁目標開度設
定手段で得られた目標開度となるように、常動用制御手
段で、常動用アクチュエータを介し常動用スロットル弁
を制御するとともに、休筒用スロットル弁目標開度設定
手段で得られた目標開度となるように、休筒用制御手段
で、休筒用アクチュエータを介し休筒用スロットル弁を
制御することが行なわれるが、このとき、休筒用気筒の
作動停止モードと作動モードとの切替負荷レベルにおい
て、休筒用スロットル弁のための目標開度が、機関の無
負荷相当開度となるように設定される。
【0015】また、本発明の休筒式内燃機関では、休筒
用スロットル弁のための目標開度が機関回転数をパラメ
ータ要素として含んでおり(請求項4)、更に常動用ス
ロットル弁のための目標開度が機関回転数をパラメータ
要素として含んでいる(請求項5)。また、本発明の休
筒式内燃機関(請求項6)では、機関負荷が切替負荷レ
ベルよりも小さい領域においては、休筒用スロットル弁
のための目標開度が機関の無負荷相当開度に設定される
とともに、常動用スロットル弁のための目標開度が開度
増加特性となるように設定される。
【0016】さらに、本発明の休筒式内燃機関(請求項
7)では、機関負荷が切替負荷レベルから切替負荷レベ
ルよりも大きい全筒域設定負荷レベルまでの領域におい
ては、休筒用スロットル弁のための目標開度が開度増加
特性となるように設定されるとともに、常動用スロット
ル弁のための目標開度が所定の一定開度となるように設
定される。
【0017】また、本発明の休筒式内燃機関(請求項
8)では、全筒域設定負荷レベルにおいて、休筒用スロ
ットル弁のための目標開度と、常動用スロットル弁のた
めの目標開度とが等しくなるように設定される。さら
に、本発明の休筒式内燃機関では、機関負荷が全筒域設
定負荷レベルよりも大きい領域においては、休筒用スロ
ットル弁のための目標開度及び該常動用スロットル弁の
ための目標開度がそれぞれ開度増加特性となるように設
定されるが(請求項9)、各開度増加特性は同一の開度
増加特性としてもよい(請求項10)。
【0018】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例につい
て説明すると、図1〜9は本発明の一実施例としての休
筒式内燃機関を示すもので、図1はその要部制御ブロッ
ク図、図2はその全体概略構成図、図3はその作用を説
明するためのフローチャート、図4はそのスロットル弁
目標開度特性を説明する図、図5はその要求変換トルク
特性図、図6はその休筒機構の摸式的分解斜視図、図
7,8はそれぞれその休筒機構の摸式的断面図、図9は
その休筒機構の制御ブロック図である。
【0019】さて、図2に示すように、本実施例にかか
るエンジン31は片バンク3気筒ずつ配置された例えば
V型6気筒エンジンとして構成されており、一方のバン
ク32には、常に作動する常動用気筒#1〜#3が設け
られており、他方のバンク33には、機関の低負荷運転
状態(特定運転状態)下ではその吸排気弁を停止させる
ことにより作動を停止する休筒用気筒#4〜#6が設け
られている。
【0020】また、常動用気筒#1〜#3及び休筒用気
筒#4〜#6には、それぞれ独立した吸気マニホルド3
4,35及び吸気マニホルド34,35に接続される吸
気管36,37からなる吸気通路が接続されている。そ
して、各吸気通路、詳細には吸気マニホルド34,35
と吸気管36,37との接続部には、それぞれ吸気通過
量を調整する常動用スロットル弁42,休筒用スロット
ル弁43が設けられている。
【0021】なお、各吸気通路の吸気導入部には、図示
しないエアクリーナが取り付けられている。さらに、常
動用気筒#1〜#3に通じる吸気通路に配設された常動
用スロットル弁42を駆動するための常動用アクチュエ
ータ44が設けられるとともに、休筒用気筒#4〜#6
に通じる吸気通路に配設された休筒用スロットル弁43
を駆動するための休筒用アクチュエータ45が設けられ
ている。
【0022】ところで、エンジン回転数RPMを検出す
るエンジン回転数センサ51及びアクセルペダル52の
踏込み量VACCを検出するアクセル開度センサ53が
設けられている。その他には、ブーストセンサや各スロ
ットル開度を検出するスロットル開度センサ等のエンジ
ン負荷センサあるいは空燃比検出用のO2 センサ等、エ
ンジンの運転状態を検出するための各種センサが設けら
れている。
【0023】そして、これらのセンサは、休筒用気筒#
4〜#6用吸排気弁装置の作動・停止制御あるいはアク
チュエータ44,45を介してのスロットル弁42,4
3の制御を行なう制御装置(ECU)26へ入力される
ようになっている。なお、この制御装置(ECU)26
は、その他、燃料供給や点火時期の制御も行なうように
なっている。
【0024】ところで、アクチュエータ44,45を介
してのスロットル弁42,43の制御に着目すると、こ
の制御装置26は、図1に示すように、要求トルク変換
手段61,常動用スロットル弁目標開度設定手段62,
休筒用スロットル弁目標開度設定手段63,常動用制御
手段64,休筒用制御手段65の各機能を有している。
【0025】ここで、要求トルク変換手段61は、アク
セルペダル踏込み量VACCを要求トルクT(=F(V
ACC))に変換するためのマップ61A(図5参照)
をそなえており、このマップ61Aに基づいて、アクセ
ル開度センサ53で検出されたアクセルペダル踏込み量
VACCから要求トルクTを求めることができるように
なっている。
【0026】常動用スロットル弁目標開度設定手段62
は、常動用スロットル弁42の目標開度THAを機関負
荷レベルTに応じて設定するもので、休筒用スロットル
弁目標開度設定手段63は、休筒用スロットル弁43の
目標開度THBを機関負荷レベルTに応じて設定するも
のである。また、常動用制御手段64は、常動用スロッ
トル弁目標開度設定手段62で得られた目標開度THA
となるように、常動用アクチュエータ44を介し常動用
スロットル弁42を制御するものであり、休筒用制御手
段65は、休筒用スロットル弁目標開度設定手段63で
得られた目標開度THBとなるように、休筒用アクチュ
エータ45を介し休筒用スロットル弁43を制御するも
のである。
【0027】ところで、常動用スロットル弁42の目標
開度THA及び休筒用スロットル弁43の目標開度TH
Bは、図4に示すような特性をもつようにしてマップ
(記憶手段)66に設定されている。まず、機関負荷が
切替負荷レベルTMDよりも小さい領域(休筒ゾーン)
においては、休筒用スロットル弁43のための目標開度
THBは機関の無負荷相当開度THNL(図4のb1参
照)に設定されるとともに、常動用スロットル弁42の
ための目標開度THAは機関の無負荷相当開度THNL
から開度が増加していく開度増加特性(図4のa1参
照)となるように設定されている。
【0028】即ち、休筒用気筒#4〜#6の作動停止モ
ードと作動モードとの切替負荷レベルTMDにおいて、
休筒用スロットル弁43のための目標開度THBが、機
関の無負荷相当開度THNLとなるように設定されてい
るのである。また、機関負荷が切替負荷レベルTMDか
ら切替負荷レベルTMDよりも大きい全筒域設定負荷レ
ベルTA(例えばこのレベルは全負荷レベルWOTの8
0%程度に設定される)までの領域(非休筒ゾーン)に
おいては、休筒用スロットル弁43のための目標開度T
HBは開度増加特性(図4のb2参照)となるように設
定されるとともに、常動用スロットル弁42のための目
標開度THAは所定の一定開度(図4のa2参照)とな
るように設定されている。
【0029】このとき、全筒域設定負荷レベルTAにお
ける休筒用スロットル弁42のための目標開度THB
と、常動用スロットル弁43のための目標開度THAと
が等しくなるように設定されている。さらに、機関負荷
が全筒域設定負荷レベルTAよりも大きい領域(全負荷
(WOT)ゾーン)においては、休筒用スロットル弁4
3のための目標開度THB及び常動用スロットル弁42
のための目標開度THAはそれぞれ同一の開度増加特性
(図4のa3,b3参照)となるように設定されてい
る。なお、休筒用スロットル弁43のための目標開度T
HB及び常動用スロットル弁42のための目標開度TH
Aは異なった開度増加特性となるように設定されてもよ
い。
【0030】なお、休筒用スロットル弁43のための目
標開度THB及び常動用スロットル弁42のための目標
開度THAは、それぞれ機関回転数RPMをパラメータ
要素として含んでいる。すなわち、目標開度THA,T
HBはそれぞれ要求トルクT,機関回転数RPMを変数
パラメータとする関数として表すことができる。具体的
には、図4に示すように、機関回転数RPM毎に異なる
マップ66−1〜66−N(Nは2以上の整数)が用意
されている。
【0031】ところで、上述の休筒用気筒#4〜#6の
休筒運転状態を実現すべき吸排気弁装置1は図6〜9に
示すように構成されている。すなわち、カムシャフト2
とロッカーシャフト3とが設けられ、カムシャフト2に
は、小リフト量の低速用カム4および大リフト量の高速
用カム5とが固着されている。
【0032】そして、ロッカーシャフト3には、メイン
ロッカーアーム6と一対のサブロッカーアーム7,8が
装着されている。上述のメインロッカーアーム6は、例
えばスプライン結合により基端をロッカーシャフト3に
固着されており、揺動端を吸気弁9のバルブステムエン
ドに当接するように装備されている。
【0033】一方、サブロッカーアーム7,8は、それ
ぞれの基端をロッカーシャフト3に枢支されて回転可能
に装備されており、揺動端にはローラベアリング10が
取り付けられている。そして、このサブロッカーアーム
7,8における揺動端は、低速用カム4側を示している
図7に見られるように、ローラベアリング10の支持部
とは異なる方向に延在して、アーム部7A(8A)を形
成されている。
【0034】このアーム部7A(8A)は、シリンダヘ
ッド11に嵌挿されたプランジャ13の上端に当接して
おり、プランジャ13はロストモーションスプリング1
2により図中上方へ付勢され、サブロッカーアーム7,
8が時計方向に付勢されて、ローラベアリング10を低
速用カム4および高速用カム5に圧接させるようになっ
ている。
【0035】一方、サブロッカーアーム7,8には、中
心部から所要の一半径方向に向け貫通する係合孔7B,
8Bが形成されており、この係合孔7B,8Bは、連結
プランジャ14が外方へ突出する際に、その嵌挿を許容
しうるように構成されている。また、ロッカーシャフト
3の内部には、軸中心部において軸線方向に延在する油
圧通路3Aが形成されるとともに、この油圧通路3Aに
直交し半径方向に延在して、開口部を上記係合孔7B,
8Bと整合しうる貫通孔3B,3Bが形成されている。
【0036】そして、貫通孔3B,3Bには、連結プラ
ンジャ14が装填されており、連結プランジャ14はそ
の基端に、拡径された鍔部14Aをそなえ、鍔部14A
と貫通孔3B,3B内壁の段部との間に圧縮バネ15を
介装されている。これにより、連結プランジャ14は、
通常時に図中下方へ向け付勢されて、頭部を係合孔7
B,8Bから貫通孔3B,3B内へ向け後退して、没入
した態位をとるようになっている。
【0037】一方、上述したロッカーシャフト3内の油
圧通路3Aには、油圧設定手段16の出力路が接続され
ている。この油圧設定手段16は、運転状態に応じて上
述した油圧通路3A内の圧力を設定すべく、低速・高速
用の電磁駆動式方向切換弁16A,16Bをそなえると
ともに、これらの電磁駆動式方向切換弁16A,16B
を、前述の制御装置(ECU)26で制御するように構
成されている。
【0038】そして、電磁駆動式方向切換弁16A,1
6Bは、低速用と高速用との2経路にそれぞれ装備され
ており、そのそれぞれが、オイルポンプ17からの通路
と、大気圧開放圧を設定されている帰還路と、ロッカー
シャフト3内の油圧通路3Aとの3方向へ連結しうるよ
うに構成されており、励磁されない通常時にはオイルポ
ンプ17からのオイルが帰還路へ導入されるように構成
されている。
【0039】なお、図9中、電磁駆動式方向切換弁16
Aの高速側への接続状態は図示省略されている。一方、
制御装置(ECU)26には、エンジン回転数センサ、
空燃比検出用のO2 センサ、負荷状態検出用のスロット
ルポジションセンサをはじめとする、運転状態検出用の
各種センサからの情報が入力されており、これらの各セ
ンサからの入力に応じて低速状態および高速状態ならび
に負荷状態を判別して低速、高速の両系統への連結状態
を選択設定すべく、電磁駆動式方向切換弁16A,16
Bへの駆動信号を出力するように構成されている。
【0040】そして、電磁駆動式方向切換弁16Aが励
磁されると、オイルポンプ17からのオイルが油圧通路
3Aに供給されて、その通路内の圧力が高められるよう
に構成されている。したがって、制御装置(ECU)2
6において、エンジン回転数、空燃比およびアクセル開
度等の入力情報により、比較的低速の状態を判別した場
合には、低速側に位置する電磁駆動式方向切換弁16A
が励磁され、高速側の電磁駆動式方向切換弁16Bが通
常態位に設定されるようになっている。
【0041】そして、低速側の電磁駆動式方向切換弁1
6Aが励磁されると、オイルポンプ17からのオイルを
油圧通路3Aに向け圧送するように切り替えられ、ま
た、高速側の電磁駆動式方向切換弁16Bは励磁され
ず、高速側の油圧通路3A内へのオイル供給を行なわな
い状態を維持されるように構成されている。これによ
り、低速側に位置する連結プランジャ14は、図8にお
いて二点鎖線で示すように、圧縮バネ15の付勢に抗し
て第1のサブロッカーアーム7における係合孔7Bに向
け突出し、ロッカーシャフト3と第1のサブロッカーア
ーム7とを一体化するようになっている。
【0042】これにより、第1のサブロッカーアーム7
からロッカーシャフト3への駆動力伝達を行なわれるよ
うになっており、ロッカーシャフト3を介し第1のサブ
ロッカーアーム7に係合する低速用カム4により弁の開
閉駆動が行なわれるようになっている。このとき、高速
側の連結プランジャ14は、図8に実線で示すようにロ
ッカーシャフト3の貫通孔3B内に没入した状態に保た
れ、高速側の第2のサブロッカーアーム8とロッカーシ
ャフト3との間の駆動力伝達を断状態に維持して、高速
用カム5による弁の開閉駆動が行なわれないようになっ
ている。
【0043】ところで、エンジンの回転が上昇して高速
回転域に達すると、上述した低速時での電磁駆動式方向
切換弁16A,16Bに対する励磁設定とは逆に、高速
側の対応する励磁設定が行なわれるようになっている。
これにより、図8における高速側(図中右側)の連結プ
ランジャ14を、第2のサブロッカーアーム8の係合孔
8B内に向け突出させ、二点鎖線で示すような状態にし
て、ロッカーシャフト3と第2のサブロッカーアーム8
とを一体化させるように構成されている。
【0044】したがって、この状態では第2のサブロッ
カーアーム8とロッカーシャフト3との駆動力伝達が行
なわれるようになり、第2のサブロッカーアーム8およ
びロッカーシャフト3を介し弁が高速用カム5により開
閉駆動されるように構成されている。このとき、低速側
の連結プランジャ14は、第1のサブロッカーアーム7
内の係合孔7Bから後退して、ロッカーシャフト3の貫
通孔3B内に没入した状態になり、低速側の第1のサブ
ロッカーアーム7とロッカーシャフト3との間の駆動力
伝達を断状態に維持して、高速用カム4による弁の開閉
駆動が行なわれないようになっている。
【0045】一方、制御装置(ECU)26において、
機関が低負荷運転状態等の特定運転状態になって、休筒
運転状態にすべき判定が行なわれた場合には、選択され
た気筒における低速用カム4および高速用カム5による
開閉駆動を行なわないように、制御装置(ECU)26
により電磁駆動式方向切換弁16A,16Bに対する励
磁設定が解除されるように構成されている。
【0046】したがって、この場合には、低速側および
高速側のいずれの電磁駆動式方向切換弁16A,16B
についても圧送状態に設定されず、ロッカーシャフト3
内の油圧通路3Aは圧力上昇が生じない。これにより、
連結プランジャ14,14はいずれも圧縮バネ15,1
5の付勢により貫通孔3B,3B内に没入した状態に保
たれ、第1および第2のサブロッカーアーム7,8とロ
ッカーシャフト3との間の駆動力伝達を断状態に維持さ
れるようになっている。
【0047】このような構成は、低速用カム4および高
速用カム5による弁開閉が行なわれない弁停止の状態で
あり、休筒を実現される状態である。この休筒状態は、
低負荷状態が解除された時点で、エンジン回転数に応じ
た連結プランジャ14の作動状態に切り替えられる。な
お、排気弁の弁作動停止機構については、弁を1つにし
た上記吸気弁の弁作動停止機構とほぼ同様の機構で構成
される。
【0048】上述の構成により、本実施例にかかる休筒
式内燃機関では、図3に示すようなフローチャートに沿
った動作を行なう。即ち、まず、この図3のステップA
1で、エンジン回転数PPMを読み取り、ステップA2
で、アクセル開度センサ出力VACCを読み取ってか
ら、ステップA3で、要求トルクTを求め、更にステッ
プA4で、休筒フラグFMDが「1」かどうかを判定す
る。
【0049】最初、休筒フラグFMDが「0」であると
すると、比較基準値Aを切替負荷レベルTMDとおいて
(ステップA5)、ステップA6で、要求トルクTがこ
のA(この場合TMD)より大きいかどうか、即ち要求
トルクTが切替負荷レベルTMDより大きいかどうかを
判定する。当初、要求トルクTがTMD以下であるとす
ると、ステップA7で、休筒フラグFMDを「1」にし
て、ステップA8で、休筒をセットする。これにより、
吸排気弁装置は弁作動停止モードへ移行する。
【0050】その後は、ステップA4で、YESルート
をとり、比較基準値Aを切替負荷レベルにヒステリシス
分を加味した値(TMD+THYS)において(ステッ
プA9)、ステップA10で、要求トルクTがA(この
場合TMD+THYS)より大きいかどうかを判定す
る。依然として、要求トルクTが(TMD+THYS)
以下の場合は、ステップA11で、休筒用スロットル弁
43のための目標開度THBとして、機関の無負荷相当
開度THNL(=f(RPM))(図4の特性b1参
照)を設定し、アクチュエータ45を駆動して、休筒用
気筒#4〜#6のスロットル弁43を、上記の目標開度
THNLにする(ステップA12)。
【0051】このとき、常動用気筒(非休筒側気筒)#
1〜#3のスロットル弁42のための目標開度THAを
マップ66(図4のa1の特性参照)から求め、アクチ
ュエータ44を駆動して、常動用気筒#1〜#3のスロ
ットル弁42を、上記の目標開度THAにする(ステッ
プA13)。その後、要求トルクTが(TMD+THY
S)よりも大きくなると、ステップA10でYESルー
トをとって、ステップA14で、休筒フラグFMDを
「0」にして、ステップA15で、休筒を解除する。こ
れにより、吸排気弁装置は弁作動モードへ移行する。
【0052】これにより、ステップA4では、NOルー
トをとって、再度比較基準値AをTMDとおいて(ステ
ップA9)、ステップA6で、要求トルクTがA(この
場合TMD)より大きいかどうかを判定する。このとき
は、要求トルクTがTMDよりも大きいから、ステップ
A6でYESルートをとり、ステップA16で、要求ト
ルクTが全筒域設定負荷レベルTAより大きいかどうか
を判定する。
【0053】要求トルクTがTMDよりも大きくなった
直後は、ステップA16でNOルートをとって、常動用
気筒(非休筒側気筒)#1〜#3のスロットル弁42の
ための目標開度THAを所定の開度h(TA,RPM)
に固定し(図4の特性a2参照)、常動用気筒#1〜#
3のスロットル弁42を、上記の目標開度THAにセッ
トする(ステップA17)。また、休筒用スロットル弁
43のための目標開度THBをk(T,RPM,TH
A)(図4の特性b2参照)としてマップ66から求め
(ステップA18)、アクチュエータ45を駆動して、
休筒用気筒#4〜#6のスロットル弁43を、上記の目
標開度THBにセットする(ステップA19)。
【0054】その後、全開運転に近くなって、要求トル
クTがTAよりも大きくなると、ステップA16でYE
Sルートをとって、常動用気筒(非休筒側気筒)#1〜
#3のスロットル弁42のための目標開度THA及び休
筒用気筒#4〜#6のスロットル弁43のための目標開
度THBをマップ66(図4のa3,b3の特性参照)
から読み取り、これをTHとおいて(ステップA2
0)、両スロットル42,43がこのTHとなるよう
に、アクチュエータ44,45を制御する(ステップA
21)。
【0055】このようにして、まず、機関負荷が切替負
荷レベルTMD(又はTMD+THYS)よりも小さい
領域(休筒ゾーン)においては、休筒用スロットル弁4
3のための目標開度THBは機関の無負荷相当開度TH
NL(図4の特性b1参照)に設定されるとともに、常
動用スロットル弁42のための目標開度THAは開度増
加特性(図4の特性a1参照)となるように設定される
ので、休筒用スロットル弁43は機関の無負荷相当開度
THNLとなるように制御されるとともに、常動用スロ
ットル弁42はこの開度増加特性a1に従って制御され
る。これにより、休筒用気筒#4〜#6の作動停止モー
ドと作動モードとの切替負荷レベルTMD(又はTMD
+THYS)において、休筒用スロットル弁43のため
の目標開度THBが、機関の無負荷相当開度THNLと
なるので、休筒運転(作動停止モード)から全筒運転
(作動モード)への切替復帰時に、復帰気筒(休筒用気
筒)のトルクが0であるため、切替ショックが発生しな
い。また、逆に全筒運転から休筒運転への切替時におい
ても、休筒用気筒のトルクが0であるため、切替ショッ
クが発生しないのである。
【0056】また、機関負荷が切替負荷レベルTMD
(又はTMD+THYS)から全筒域設定負荷レベルT
Aまでの領域(非休筒ゾーン)においては、休筒用スロ
ットル弁43のための目標開度THBは開度増加特性b
2となるように設定されるとともに、常動用スロットル
弁42のための目標開度THAは所定の一定開度(エン
ジン回転数を固定した場合)(図4の特性a2参照)と
なるように設定されるので、休筒用スロットル弁43は
この開度増加特性b2に従って制御されるとともに、常
動用スロットル弁42は所定の一定開度となるように制
御される。従って、この非休筒ゾーンにおいても、一方
のスロットル弁(常動用スロットル弁43)だけを制御
しているので、制御が簡単になる。
【0057】このとき、全筒域設定負荷レベルTAにお
ける休筒用スロットル弁42のための目標開度THB
と、常動用スロットル弁43のための目標開度THAと
が等しくなるように設定されているので、その後に続く
全開運転時での制御への移行が容易になる。さらに、機
関負荷が全筒域設定負荷レベルTAよりも大きい領域
(全負荷(WOT)ゾーン)においては、休筒用スロッ
トル弁43のための目標開度THB及び常動用スロット
ル弁42のための目標開度THAはそれぞれ同一の開度
増加特性a3,bとなるように設定されるので、休筒用
スロットル弁43及び常動用スロットル弁42は同期し
て同一の開度増加特性に従って制御される。このように
両スロットル弁42,43が同期して同じ開度で開閉駆
動されるので、全開運転への対応を速やかに行なうこと
ができるほか、弁開閉のための制御が容易になる。
【0058】なお、休筒用スロットル弁43のための目
標開度THB及び常動用スロットル弁42のための目標
開度THAをそれぞれ異なった開度増加特性に設定して
もよい。このようにすれば、自由度の高い制御が可能に
なる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の休筒式内
燃機関によれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。 (1)吸排気弁を停止させることにより作動を停止する
休筒用気筒をもった独立吸気系式休筒エンジンにおい
て、休筒用気筒が休筒状態にあるときに、休筒用スロッ
トル弁が機関の無負荷相当開度となるように、休筒用ア
クチュエータを介して休筒用スロットル弁を制御する休
筒用制御手段をそなえているので(請求項1)、休筒運
転と全筒運転との切替時に、切替ショックが発生しな
い。
【0060】(2)休筒用気筒が休筒状態にあるときに
設定される機関無負荷相当の休筒用スロットル弁開度が
機関回転数に応じて設定されているので(請求項2)、
機関回転数の変動にも十分に追従して、休筒運転と全筒
運転との切替時の切替ショックを確実に防止できる。 (3)吸排気弁を停止させることにより作動を停止する
休筒用気筒をもった独立吸気系式休筒エンジンにおい
て、常動用アクチュエータと休筒用アクチュエータとを
そなえるとともに、常動用スロットル弁の目標開度を機
関負荷レベルに応じて設定する常動用スロットル弁目標
開度設定手段と、休筒用スロットル弁の目標開度を機関
負荷レベルに応じて設定する休筒用スロットル弁目標開
度設定手段と、常動用スロットル弁目標開度設定手段で
得られた目標開度となるように、常動用アクチュエータ
を介し該常動用スロットル弁を制御する常動用制御手段
と、休筒用スロットル弁目標開度設定手段で得られた目
標開度となるように、休筒用アクチュエータを介し休筒
用スロットル弁を制御する休筒用制御手段とをそなえ、
休筒用気筒の作動停止モードと作動モードとの切替負荷
レベルにおいて、休筒用スロットル弁のための目標開度
が、機関の無負荷相当開度となるように設定されている
ので(請求項3)、休筒運転と全筒運転との切替時に、
切替ショックが発生しない。
【0061】(4)休筒用スロットル弁のための目標開
度及び常動用スロットル弁のための目標開度が機関回転
数をパラメータ要素として含んでいるので(請求項4,
5)、機関回転数の変動にも十分に追従して、休筒運転
と全筒運転との切替時の切替ショックを確実に防止でき
る。 (5)機関負荷が切替負荷レベルよりも小さい領域にお
いては、休筒用スロットル弁のための目標開度が機関の
無負荷相当開度に設定されるとともに、常動用スロット
ル弁のための目標開度が開度増加特性となるように設定
されているので(請求項6)、切替時に切替ショックが
発生しない。
【0062】(6)機関負荷が切替負荷レベルから全筒
域設定負荷レベルまでの領域においては、休筒用スロッ
トル弁のための目標開度が開度増加特性となるように設
定されるとともに、常動用スロットル弁のための目標開
度が所定の一定開度となるように設定されているので
(請求項7)、この運転領域(非休筒ゾーン)において
も、一方のスロットル弁(常動用スロットル弁)を制御
するだけでよく、これにより、制御が簡単になる。
【0063】(7)全筒域設定負荷レベルにおける休筒
用スロットル弁のための目標開度と、常動用スロットル
弁のための目標開度とが等しくなるように設定されてい
るので(請求項8)、その後に続く全開運転時での制御
への移行が容易になる。 (8)機関負荷が全筒域設定負荷レベルよりも大きい領
域においては、休筒用スロットル弁のための目標開度及
び常動用スロットル弁のための目標開度がそれぞれ開度
増加特性となるように設定されているので(請求項
9)、全開運転への対応を速やかに行なうことができ
る。
【0064】(9)機関負荷が全筒域設定負荷レベルよ
りも大きい領域においては、休筒用スロットル弁のため
の目標開度及び常動用スロットル弁のための目標開度が
それぞれ同一の開度増加特性となるように設定されてい
るので(請求項10)、全開運転への対応を速やかに行
なうことができるほか、弁開閉のための制御が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての休筒式内燃機関の要
部制御ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としての休筒式内燃機関の全
体概略構成図である。
【図3】本発明の一実施例としての休筒式内燃機関の作
用を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例としての休筒式内燃機関のス
ロットル弁目標開度特性を説明する図である。
【図5】本発明の一実施例としての休筒式内燃機関の要
求変換トルク特性図である。
【図6】本発明の一実施例としての休筒式内燃機関の休
筒機構の摸式的分解斜視図である。
【図7】本発明の一実施例としての休筒式内燃機関の休
筒機構の摸式的断面図である。
【図8】本発明の一実施例としての休筒式内燃機関の休
筒機構の摸式的断面図である。
【図9】本発明の一実施例としての休筒式内燃機関の休
筒機構の制御ブロック図である。
【図10】独立吸気系式休筒エンジンにおけるクロスポ
イントを説明する図である。
【図11】非独立吸気系式休筒エンジンにおけるクロス
ポイントを説明する図である。
【符号の説明】
1 弁装置 2 カムシャフト 3 ロッカーシャフト 3A 油圧通路 3B 貫通孔 4 低速用カム 5 高速用カム 6 メインロッカーアーム 7 第1のサブロッカーアーム 7A アーム部 7B 係合孔 8 第2のサブロッカーアーム 8A アーム部 8B 係合孔 9 吸気弁 10 ローラベアリング 11 シリンダヘッド 12 ロストモーションスプリング 13 プランジャ 14 連結プランジャ 15 圧縮バネ 16 油圧設定手段 16A 電磁駆動式方向切換弁 16B 電磁駆動式方向切換弁 17 オイルポンプ 26 制御装置(ECU) 31 エンジン 32,33 バンク 34,35 吸気マニホルド 36,37 吸気管 42 常動用スロットル弁 43 休筒用スロットル弁 44 常動用アクチュエータ 45 休筒用アクチュエータ 51 エンジン回転数センサ 52 アクセルペダル 53 アクセル開度センサ 61 要求トルク変換手段 61A マップ 62 常動用スロットル弁目標開度設定手段 63 休筒用スロットル弁目標開度設定手段 64 常動用制御手段 65 休筒用制御手段 66,66−1〜66−N マップ #1〜#3 常動用気筒 #4〜#6 休筒用気筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 9/02 351 M 361 J 13/02 J

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒内燃機関における複数の気筒を、
    常に作動する常動用気筒と、機関の特定運転状態下では
    その吸排気弁を停止させることにより作動を停止する休
    筒用気筒とに分け、上記の常動用気筒及び休筒用気筒に
    それぞれ独立した吸気通路を接続し、且つ、各吸気通路
    に、吸気通過量を調整するスロットル弁を設けてなる休
    筒式内燃機関において、 上記の休筒用気筒に通じる吸気通路に配設された休筒用
    スロットル弁を駆動するための休筒用アクチュエータを
    そなえ、 該休筒用気筒が休筒状態にあるときに、該休筒用スロッ
    トル弁が機関の無負荷相当開度となるように、該休筒用
    アクチュエータを介して該休筒用スロットル弁を制御す
    る休筒用制御手段が設けられたことを特徴とする、休筒
    式内燃機関。
  2. 【請求項2】 該休筒用気筒が休筒状態にあるときに設
    定される機関無負荷相当の該休筒用スロットル弁開度が
    機関回転数に応じて設定されていることを特徴とする、
    請求項1記載の休筒式内燃機関。
  3. 【請求項3】 多気筒内燃機関における複数の気筒を、
    常に作動する常動用気筒と、機関の特定運転状態下では
    その吸排気弁を停止させることにより作動を停止する休
    筒用気筒とに分け、上記の常動用気筒及び休筒用気筒に
    それぞれ独立した吸気通路を接続し、且つ、各吸気通路
    に、吸気通過量を調整するスロットル弁を設けてなる休
    筒式内燃機関において、 上記の常動用気筒に通じる吸気通路に配設された常動用
    スロットル弁を駆動するための常動用アクチュエータ
    と、 上記の休筒用気筒に通じる吸気通路に配設された休筒用
    スロットル弁を駆動するための休筒用アクチュエータと
    をそなえるとともに、 該常動用スロットル弁の目標開度を機関負荷レベルに応
    じて設定する常動用スロットル弁目標開度設定手段と、 該休筒用スロットル弁の目標開度を機関負荷レベルに応
    じて設定する休筒用スロットル弁目標開度設定手段と、 該常動用スロットル弁目標開度設定手段で得られた目標
    開度となるように、該常動用アクチュエータを介し該常
    動用スロットル弁を制御する常動用制御手段と、 該休筒用スロットル弁目標開度設定手段で得られた目標
    開度となるように、該休筒用アクチュエータを介し該休
    筒用スロットル弁を制御する休筒用制御手段とをそな
    え、 該休筒用気筒の作動停止モードと作動モードとの切替負
    荷レベルにおいて、該休筒用スロットル弁のための目標
    開度が、機関の無負荷相当開度となるように設定されて
    いることをことを特徴とする、休筒式内燃機関。
  4. 【請求項4】 該休筒用スロットル弁のための目標開度
    が機関回転数をパラメータ要素として含んでいることを
    特徴とする、請求項3記載の休筒式内燃機関。
  5. 【請求項5】 該常動用スロットル弁のための目標開度
    が機関回転数をパラメータ要素として含んでいることを
    特徴とする、請求項3又は請求項4に記載の休筒式内燃
    機関。
  6. 【請求項6】 機関負荷が該切替負荷レベルよりも小さ
    い領域においては、該休筒用スロットル弁のための目標
    開度が機関の無負荷相当開度に設定されるとともに、該
    常動用スロットル弁のための目標開度が開度増加特性と
    なるように設定されていることを特徴とする、請求項3
    〜5のいずれかに記載の休筒式内燃機関。
  7. 【請求項7】 機関負荷が該切替負荷レベルから該切替
    負荷レベルよりも大きい全筒域設定負荷レベルまでの領
    域においては、該休筒用スロットル弁のための目標開度
    が開度増加特性となるように設定されるとともに、該常
    動用スロットル弁のための目標開度が所定の一定開度と
    なるように設定されていることを特徴とする、請求項6
    記載の休筒式内燃機関。
  8. 【請求項8】 該全筒域設定負荷レベルにおける該休筒
    用スロットル弁のための目標開度と、該常動用スロット
    ル弁のための目標開度とが等しくなるように設定されて
    いることを特徴とする、請求項7記載の休筒式内燃機
    関。
  9. 【請求項9】 機関負荷が該全筒域設定負荷レベルより
    も大きい領域においては、該休筒用スロットル弁のため
    の目標開度及び該常動用スロットル弁のための目標開度
    がそれぞれ開度増加特性となるように設定されているこ
    とを特徴とする、請求項8記載の休筒式内燃機関。
  10. 【請求項10】 機関負荷が該全筒域設定負荷レベルよ
    りも大きい領域においては、該休筒用スロットル弁のた
    めの目標開度及び該常動用スロットル弁のための目標開
    度がそれぞれ同一の開度増加特性となるように設定され
    ていることを特徴とする、請求項9記載の休筒式内燃機
    関。
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