JPH04134100U - イオン照射装置におけるウインドウ装置 - Google Patents

イオン照射装置におけるウインドウ装置

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JPH04134100U
JPH04134100U JP4777291U JP4777291U JPH04134100U JP H04134100 U JPH04134100 U JP H04134100U JP 4777291 U JP4777291 U JP 4777291U JP 4777291 U JP4777291 U JP 4777291U JP H04134100 U JPH04134100 U JP H04134100U
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JP
Japan
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window
membrane
flange
sealing film
cylindrical
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Application number
JP4777291U
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English (en)
Inventor
和弘 河野
英司 岩本
Original Assignee
日新ハイボルテージ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオン照射装置において、真空封止膜の取り
付け構造の簡素化と、交換時間の短縮化を図ること。 【構成】 封止膜7は、円筒ウインドウ13の大気側端
部に接着剤で貼り付けられている。円筒ウインドウ13
は、コンフラット・フランジ12の内周部に挿入、嵌め
込まれ、この内周部にはOリング16を有する真空シ−
ル部が形成されている。封止膜が破れた場合、円筒ウイ
ンドウ13を抜取り、封止膜が接着された予備の円筒ウ
インドウと交換する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、イオン照射装置において、イオンビ−ムの大気中への取り出し部に 設けられるウインドウ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
イオンビ−ムを照射装置本体内から大気中に取り出す場合、照射装置本体内は 真空状態にあるから、イオンビ−ムの取り出し部にはイオンビ−ムの通過、取り 出しに影響を与えないよう真空封止用の薄い膜を取り付けて照射装置本体内を大 気から隔離し真空に保っている。図2は、かかる封止膜の取付け部の断面図を示 し、ビ−ムライン・ダクト1のフランジ2にウインドウ3が取り付けられ、この ウインドウ3はイオンビ−ムが通る開口4を有する。フランジ2とウインドウ3 の真空シ−ル結合には、図示を省略するが、非対称エッジと銅ガスケットによる 周知のコンフラット・フランジ方式が採用されている。ウインドウ3の大気側端 部にOリング5を有する真空シ−ル部6が形成され、この端部及び開口4を覆っ て封止膜7が配置される。膜7がOリング5に密着してウインドウ3に取り付け られるように膜7の周辺部をウインドウ3の大気側端部に押えつける膜押え8が 設けられ、この膜押え8の鍔部9はウインドウ3に形成された段部、膜押え固定 部10にボルト11で固定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来装置は、封止膜7をウインドウ3に取り付けるのに、膜押え 8を用い、この膜押えをボルト11でウインドウ3に固定することにより、膜7 をウインドウ3に密着させて取り付け照射装置本体内の真空状態を保っている。 しかしながら、数MeVないし数10MeVのイオンビ−ムを大気中に取り出す 場合、膜7の厚さは数μmという極めてデリケ−トな薄いものであるため、破れ やすく、その度に膜7を交換しなければならないが、取り付け用のボルト11の 数も多く、その締め付け方にも慎重さが要求され、膜交換に時間がかかり、交換 能率が悪いという欠点を有する。また別途要する膜押え8は、Oリングを充分に 押えつけて真空リ−クが生じないようにするため最低でも1mm程度の肉厚のも のを要するが、この厚さ分、イオンビ−ムが通過する空気層を要することになる 。
【0004】 本考案は、かかる従来装置の問題点を解消するものであって、封止膜の取り付 け構造を簡単にして、その取外し、交換が容易に行えるようにすると共に、イオ ンビ−ムの被照射体をできるだけ膜に近付けることができるようにしたウインド ウ装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、イオン照射装置におけるウインドウ装置において、ビ−ムライン・ ダクトに結合され、その内周面の溝にOリングを有するフランジと、前記フラン ジの内周面に嵌合する円筒ウインドウと、前記ウインドウの端面部に貼り付けら れた封止膜とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
円筒ウインドウに封止膜を接着剤で貼り付けておき、このウインドウをビ−ム ライン・ダクトに結合されたフランジの内周面に嵌め込むことによりウインドウ をフランジに取り付ける。ウインドウの外周部がフランジの内周面部に配置され たOリングに密着し、ビ−ムライン・ダクト内したがって照射装置本体内は真空 状態に保たれる。円筒ウインドウは、貼り付けられた膜に真空圧と大気圧との差 圧が作用するから、フランジに保持される。膜が取り付けられた円筒ウインドウ を用意しておくことにより、簡単に交換でき、従来装置における膜押えのような 膜面より大気側に位置する部材がないから、その分、被照射体を膜に近付けて配 置できる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の断面図を示し、ビ−ムライン・ダクト1のフランジ 2にコンフラット・フランジ12が結合され、このコンフラット・フランジ12 の内周面に円筒ウインドウ13が嵌合している。円筒ウインドウ13の大気側の 端部に膜取り付け部14が形成され、この取り付け部14に封止膜7が接着剤を 用いて貼り付られている。この封止膜7は、厚さが7.5μm程度のものであっ て、樹脂製のものとしてはカプトン膜、金属によるものとしては、チタン箔、ア ルミニュウム箔、ベリリュウム箔、ハ−バ−フォイル等が用いられる。コンフラ ット・フランジ12の内周部に形成された溝15にOリング16が配置され、真 空シ−ル部を構成している。円筒ウインドウ13の膜取り付け部14の反対側に 鍔部17が形成され、この鍔部はコンフラット・フランジ12の段部18に着座 し、大気圧の真空シ−ル部への到達距離を長くして、真空シ−ル作用を助長して いる。
【0008】 円筒ウインドウ13に予め封止膜7を接着剤で貼り付けておいてから、ウイン ドウをコンフラット・フランジ12に挿入、嵌め込む。真空状態は、封止膜7と 円筒ウインドウ13間は貼り付け用の接着剤によって、円筒ウインドウ13とコ ンフラット・フランジ12間はOリング16によって保たれる。円筒ウインドウ 13に貼り付られた封止膜7に真空圧と大気圧との差圧が作用するから、円筒ウ インドウ13はコンフラット・フランジ12に保持され、外れることはない。
【0009】
【考案の効果】
封止膜を接着した予備の円筒ウインドウ13を常時2、3個用意しておくこと により、膜が破れた場合には直ちに交換することができる。交換作業は、単に、 コンフラット・フランジから膜が破れた円筒ウインドウを抜取り、新しいものを フランジに挿入、嵌め込むだけであるから、従来技術のようにボルトの締め付け トルクを考慮しなければならない熟練を要するものと比べると極めて簡単であり 、殆ど時間もかからずに実施でき、交換時間が著しく短縮される。
【0010】 また、構造にしても、封止膜を接着した円筒ウインドウを、内周部にOリング による真空シ−ル部を有するコンフラット・フランジに嵌合させるものであるか ら、部品点数も少なく、非常にシンプルであり、各部材の加工も簡単であり、費 用も安価で済む。
【0011】 そして、従来技術にあっては、封止膜より大気側に1mm程度ではあるが膜押 えの肉厚部分が存在するが、本考案では膜の面より大気側に位置する部材が存在 しないから、その分だけ、たとえ1mm以内とは言え被照射物を膜に近付けて配 置することが可能となり、イオンビ−ムの通過実効空気層を薄くすることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の断面図である。
【図2】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ビ−ムライン・ダクト 7 真空封止膜 12 コンフラット・フランジ 13 円筒ウインドウ 14 膜取り付け部 15 溝 16 Oリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビ−ムライン・ダクトに結合され、その
    内周面の溝にOリングを有するフランジと、前記フラン
    ジの内周面に嵌合する円筒ウインドウと、前記ウインド
    ウの端面部に貼り付けられた封止膜とを備えたことを特
    徴とするイオン照射装置におけるウインドウ装置。
JP4777291U 1991-05-29 1991-05-29 イオン照射装置におけるウインドウ装置 Pending JPH04134100U (ja)

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