JPH04137204U - 油圧駆動弁機構におけるアクチユエータ脱落防止構造 - Google Patents
油圧駆動弁機構におけるアクチユエータ脱落防止構造Info
- Publication number
- JPH04137204U JPH04137204U JP5445191U JP5445191U JPH04137204U JP H04137204 U JPH04137204 U JP H04137204U JP 5445191 U JP5445191 U JP 5445191U JP 5445191 U JP5445191 U JP 5445191U JP H04137204 U JPH04137204 U JP H04137204U
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- actuator
- cylinder head
- valve
- pin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 HVTユニットをシリンダヘッドに組付ける
際に、アクチュエータの脱落防止ピンの組み残しを無く
する合理的な油圧駆動弁機構におけるアクチュエータ脱
落防止構造を提供する。 【構成】 アクチュエータの脱落を防止すべくその下端
に設けられた係止部と、該係止部に連絡すべくHVTユ
ニットのブロック枠に設けられた固定部と、該固定部と
前記係止部とに渡って橋架自在に設けられた係止部材と
で構成される。 【作用】 HVTユニットをシリンダヘッドに組付ける
にはブロック枠から脱落防止用係止部材が引き抜かれて
いるか否かを組付動作で確認でき、組付動作が完了する
ことは同時に前記係止部材の組み残しがないことにな
る。
際に、アクチュエータの脱落防止ピンの組み残しを無く
する合理的な油圧駆動弁機構におけるアクチュエータ脱
落防止構造を提供する。 【構成】 アクチュエータの脱落を防止すべくその下端
に設けられた係止部と、該係止部に連絡すべくHVTユ
ニットのブロック枠に設けられた固定部と、該固定部と
前記係止部とに渡って橋架自在に設けられた係止部材と
で構成される。 【作用】 HVTユニットをシリンダヘッドに組付ける
にはブロック枠から脱落防止用係止部材が引き抜かれて
いるか否かを組付動作で確認でき、組付動作が完了する
ことは同時に前記係止部材の組み残しがないことにな
る。
Description
【0001】
本考案は、内燃機関のシリンダヘッドに組付けられるバルブ駆動(HVT)ユ
ニットに関し、特に、HVTユニットを構成する油圧駆動弁機構におけるアクチ
ュエータ脱落防止構造に係るものである。
【0002】
この種の油圧駆動弁機構のHVTユニットとして、図3に示すように、ブロッ
ク枠10に油圧を介してバルブを開閉駆動する油圧弁駆動回路9を備え、かつア
クチュエータ13が下向きになっている構造が知られている。この場合、そのH
VTユニット1をシリンダヘッド2に組付ける時、可動部であるアクチュエータ
13が脱落し、組付け困難という問題があったが、従来、この脱落の問題を解決
するためにシリンダヘッドへの組付けに関連した動作、構造は考慮せず、専ら、
アクチュエータを嵌挿したシリンダ体の穴の入口を絞ってその脱落防止する図示
しない小組状態(ユニット単品状態)でのみ防止ピンを組付け、本組時(シリン
ダヘッドへの組付時)には別途、その防止ピンをシリンダ体の孔から取り脱すと
いった手法がとられている。
【0003】
しかし、上記従来の手法による場合には、防止ピンはシリンダ体の穴の入口内
壁に嵌込まれているのでその取り脱しの動作を忘れ易く防止ピンの組み残しのト
ラブルが発生し、油圧駆動弁機構の機能を十分に保証することができなかった。
【0004】
本考案は、このような問題を解決するためになされたもので、防止ピンの組み
残しを無くする合理的な油圧駆動弁機構におけるアクチュエータ脱落防止構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、油圧を介してバルブを開閉駆動する油
圧弁駆動回路が配設され、かつ、バルブに当接するアクチュエータが下向きに配
置され、内燃機関のシリンダヘッドに組付けられるバルブ駆動ユニットであって
、前記ユニットが前記シリンダヘッドに組付けられる際の前記アクチュエータの
下端が前記シリンダヘッドの吸気弁等のバルブステムエンド上端と接合されるま
での間、該アクチュエータを保持すべくその下端に設けられた係止部と、該係止
部に連絡すべく前記ユニットのブロック枠に設けられた固定部と、該固定部と前
記係止部に渡って橋架自在に設けられた係止部材と、で構成されたことを特徴と
する。
【0006】
上記構成において、バルブ駆動ユニットがシリンダヘッドと遊離して取扱われ
る際には、可動部であるアクチュエータは、下向きになっても、ブロック枠の固
定部を貫通する係止部材の先端が該アクチュエータの下端部の係止部に係止して
動きを止められているので脱落が防止される。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】
図1は、本考案の油圧駆動弁機構におけるアクチュエータ脱落防止構造の縦断
面図であり、図中、1はHVTユニット、2はシリンダヘッドである。
【0009】
HVTユニット1は、図3に示すように、カム3のプロフィールに応じて吸気
弁ステムエンド4を弁ばね5に抗して下方に押圧して開閉駆動する油圧駆動弁機
構6と、該油圧駆動弁機構6の押圧力を開弁作動途中で無効にし、もってカムプ
ロフィールに拘らず吸気弁7を閉弁する油圧解放機構8とから成る。
【0010】
油圧駆動弁機構6は、シリンダヘッド2と締付ボルト9を介して一体に構成さ
れたブロック枠10に固設される第1のシリンダ体11と、下端を吸気弁ステム
エンド4の上端に当接して前記シリンダ体11のシリンダ孔12に摺動可能に嵌
合されるアクチュエータ(弁駆動ピストン)13と、前記第1シリンダ体11及
びアクチュエータ13により画成される作動油圧室14と、前記ブロック枠10
に固設される第2のシリンダ体15と、前記カム3に摺接するリフタ16と、該
リフタ16に下端を当接させて第2のシリンダ体15の下部に摺動可能に嵌合さ
れるカム側ピストン17と、該第2シリンダ体15及びカム側ピストン17によ
って画成される油圧発生室18と、該油圧発生室18と前記作動油圧室14とを
接続する油路19とを主な構成要素とし、前記作動油圧室14内の油圧が所定値
以上のときカム3のプロフィールに従って、吸気弁7を開閉作動させるようにな
っている。
【0011】
前記アクチュエータ13の下端部には、図1に示すように、軸方向と直交する
ピン係止孔20があけられ、また、前記ブロック枠10の前記ピン係止孔20に
対向する位置には、ヘッド締付孔21と直交するピン挿通孔22が開設され、該
ピン挿通孔22及び前記ピン係止孔20に前記ブロック枠10の外側から弾性の
ある線材23を折り曲げて形成されるピン24が抜き挿し自在に挿通されるよう
になっている。
【0012】
前記ピン係止孔20に代えて、図2に示すように、アクチュエータ13の下端
部にピン係止溝25を設け、該ピン係止溝25にピン24の先端を係止させるこ
ともできる。
【0013】
ピン挿通孔22は、ヘッド締付孔21の軸心線26と直交するのが最も望まし
いが、その軸心線26を脱れて設ける場合もある。
【0014】
ピン24は、一本の弾性のある線材23を折り曲げて、並行に接近させてなる
挿通部27と、弧状膨出部の凹側を互いに対向させてなるストッパ部28と、半
リング状に形成した把持部29とを有している。
【0015】
前記挿通部27は、前記ピン挿通孔22を貫通し、該挿通部27の先端がアク
チュエータ13の下端部のピン係止孔20に挿通するようになっている。
【0016】
前記ストッパ部28は、前記挿通部27の先端が前記ピン係止孔20に挿通さ
れた際にブロック枠10のヘッド締付孔21内に位置するよう前記把持部29寄
りに形成されている。そして、該ストッパ部28の膨出径d1は線材23が有す
る付勢により拡縮自在となっていて、常態では最大に拡径してピン挿通孔22の
径d2以上に開いて当該ピン24の抜け出しを防止しており、挿入及び引抜時に
は、ピン挿通孔22の内壁によって該ピン線材が有する付勢に抗して押圧されて
該ピン挿通孔22の径以下に圧縮されて該ストッパ部28の通過を可能としてい
る。
【0017】
前記把持部29は、径d3が前記ピン挿通孔22の径d2より大であり、該把持
部29を掴んで当該ピン24を前記ピン挿通孔22に挿し込むときには、該把持
部29が該ピン挿通孔22の入口に突掛って挿し込み過ぎを防止するようになっ
ている。30はヘッド締付孔21と合致するシリンダヘッド2側の締付孔、31
は前記ユニット1を被覆すべく前記ヘッド2に固定するカバーである。
【0018】
次に、上述した実施例の作用を説明する。
【0019】
締付ボルト9がブロック枠10のヘッド締付穴21から抜かれてHVTユニッ
ト1がシリンダヘッド2から遊離しているときには、図1に示すように、ピン2
4をブロック枠10のヘッド締付穴21の軸心線26と交叉してピン挿通孔22
及び該ピン挿通孔22の延長線上にあるアクチュエータ13の下端の係止孔20
に前記ブロック枠10の外方から挿入する。その際、該ピン24のストッパ部2
8は弾性に抗して前記ピン挿通孔22の入口に絞られつつ縮径して該ピン挿通孔
22の内壁を摺動して前進しヘッド締付孔21に到達すると同時に前記内壁によ
り受けていた押圧力が解除され弾性による付勢が復元して前記ピン挿通孔22の
径以上に拡径し、半リング状把持部29が前記ピン挿通孔22の入口に突掛って
その挿入が止り該ピン24の先端はアクチュエータ13の下端の係止孔20に挿
入する。
【0020】
このような状態でHVTユニット1を移動し、アクチュエータ13が動くこと
があっても、ピン24はストッパ部28によりヘッド締付孔21の内側に突掛っ
て常態での抜出しが阻止されているから、前記アクチュエータ13が脱落するこ
とがない。
【0021】
一方、HVTユニット1をシリンダヘッド2に組付けるときには、ピン24を
アクチュエータ13の下方に挿入した状態で、図1に示すように、ブロック枠1
0のヘッド締付穴21をシリンダヘッド2側の締付穴30に芯合せする。その際
、アクチュエータ13の下端は吸気弁ステムエンド4の上端に接合している。
【0022】
その後、ピン24を外方に引張ると、ストッパ部28はピン挿入穴22の内側
に絞られて縮径して該ピン挿入孔22の内壁を摺動して後退し該ピン挿入孔22
の入口まで後退すると弾性が復元して拡径すると同時に引抜かれ、ブロック枠1
0のヘッド締付穴21は空白となり、そこにボルト9を螺合するとHVTユニッ
ト1がシリンダヘッド2に組付けられる。
【0023】
以上述べたように、上記実施例では、油圧を介してバルブを開閉駆動する油圧
弁駆動回路9が配設され、かつ、バルブに当接するアクチュエータ13が下向き
に配置され、内燃機関のシリンダヘッド2に組付けられるバルブ駆動ユニット1
であって、前記ユニット1が前記シリンダヘッド2に組付けられる際の前記アク
チュエータ13の下端が前記シリンダヘッド2の吸気弁等のバルブステムエンド
4上端と接合されるまでの間、該アクチュエータ13を保持すべくその下端に設
けられたピン係止部20と、該係止部20に連絡すべく前記ユニット1のブロッ
ク枠10にあけたヘッド締付孔21を横断して設けられたピン挿通孔22と、該
ピン挿通孔22と前記ピン係止部20に挿通自在に設けられたピン24と、で構
成されたので、防止ピン24を引き抜かない限り、ボルト9がヘッド締付穴21
に挿入できないから、ボルト9の挿入動作が防止ピン24の引き抜き完了を合理
的かつ自動的に確認させることになり、よって、アクチュエータ13の脱落防止
ピン24を組み脱すのを忘れ、該防止ピン24の組み残しのままでバルブ駆動ユ
ニット1をシリンダヘッド2に組み付けることがなくなる。
【0024】
なお、上記実施例のピン24を弾性のある線材以外の材質からなる係止部材に
代えることもできる。また、前記ピン挿通孔22をヘッド締付孔21と交叉しな
い位置に貫通してそこに挿通される係止部材の固定部とすることもある。
【0025】
以上述べたように、本考案は、油圧を介してバルブを開閉駆動する油圧弁駆動
回路が配設され、かつ、バルブに当接するアクチュエータが下向きに配置され、
内燃機関のシリンダヘッドに組付けられるバルブ駆動ユニットであって、前記ユ
ニットが前記シリンダヘッドに組付けられる際の前記アクチュエータの下端が前
記シリンダヘッドの吸気弁等のバルブステムエンド上端と接合されるまでの間、
該アクチュエータを保持すべくその下端に設けられた係止部と、該係止部に連絡
すべく前記ユニットのブロック枠に設けられた固定部と、該固定部と前記係止部
に渡って橋架自在に設けられた係止部材と、で構成されたことを特徴とするので
、係止部材を引き抜かない限り、最終的な組付化粧カバー等の固定が不能となっ
ており、よって、係止部材の組み残しのままバルブ駆動ユニットをシリンダヘッ
ドに組み付けることがなくなり、これにより、トラブルのない信頼性の高い油圧
駆動弁機構が得られる。
【図1】本考案の油圧駆動弁機構におけるアクチュエー
タ脱落防止構造の縦断面図である。
タ脱落防止構造の縦断面図である。
【図2】同上アクチュエータ脱落防止構造の変形例の縦
断面図である。
断面図である。
【図3】図1のアクチュエータ脱落防止構造を備えたH
VTユニットをシリンダヘッドに組み付けた状態の縦断
面図である。
VTユニットをシリンダヘッドに組み付けた状態の縦断
面図である。
1 HVTユニット
2 シリンダヘッド
4 吸気弁ステムエンド
6 油圧駆動弁機構
7 吸気弁
9 締付ボルト
10 ブロック枠
12 シリンダ孔
13 アクチュエータ
19 油路
20 ピン係止孔
21 ヘッド締付孔
22 ピン挿通孔
23 線材
24 ピン
25 ピン係止溝
27 挿通部
28 ストッパ部
29 把持部
Claims (3)
- 【請求項1】 油圧を介してバルブを開閉駆動する油圧
弁駆動回路が配設され、かつ、バルブに当接するアクチ
ュエータが下向きに配置され、内燃機関のシリンダヘッ
ドに組付けられるバルブ駆動ユニットであって、前記ユ
ニットが前記シリンダヘッドに組付けられる際の前記ア
クチュエータの下端が前記シリンダヘッドの吸気弁等の
バルブステムエンド上端と接合されるまでの間、該アク
チュエータを保持すべくその下端に設けられた係止部
と、該係止部に連絡すべく前記ユニットのブロック枠に
設けられた固定部と、該固定部と前記係止部に渡って橋
架自在に設けられた係止部材と、で構成されたことを特
徴とする油圧駆動弁機構におけるアクチュエータ脱落防
止構造。 - 【請求項2】 前記ブロック枠に設けられた固定部はブ
ロック枠にあけたヘッド締付孔を横断して設けられた挿
通孔から成り、該挿通孔に係止部材を挿通自在に設けた
ことを特徴とする請求項1記載の油圧駆動弁機構におけ
るアクチュエータ脱落防止構造。 - 【請求項3】 係止部材は、弾性線材を折り曲げて直線
状挿通部と弧状に膨出するストッパ部と、半リング状に
形成された把持部とを有したピンから成ることを特徴と
する請求項1又は2記載の油圧駆動弁機構におけるアク
チュエータ脱落防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5445191U JPH04137204U (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 油圧駆動弁機構におけるアクチユエータ脱落防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5445191U JPH04137204U (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 油圧駆動弁機構におけるアクチユエータ脱落防止構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04137204U true JPH04137204U (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=31929561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5445191U Pending JPH04137204U (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 油圧駆動弁機構におけるアクチユエータ脱落防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04137204U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008138645A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Otics Corp | ロッカアーム組付モジュール |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP5445191U patent/JPH04137204U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008138645A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Otics Corp | ロッカアーム組付モジュール |
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