JPH0413771A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
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- JPH0413771A JPH0413771A JP11793890A JP11793890A JPH0413771A JP H0413771 A JPH0413771 A JP H0413771A JP 11793890 A JP11793890 A JP 11793890A JP 11793890 A JP11793890 A JP 11793890A JP H0413771 A JPH0413771 A JP H0413771A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、樹脂組成物、より詳述すれば耐衝撃性、耐ク
ラック性、結露防止性、防曇性、保温性及び加工作業性
に優れた樹脂組成物に関する。 〔従来の技術〕 (1)背景 合成樹脂は1機械的性質、電気的性質、寸法安定性、耐
熱性等に優れているため、広範囲の用途に使用されてい
る。近年は、新たな用途の開発やより過酷な使用条件の
設定等に伴なって上記諸特性の一層の向上が要求され、
殊に耐衝撃性及び耐クラツク性の向上も強く望まれてい
る。 ここに耐衝撃性が重要視される用途としては、例えばプ
ラスチック製のハウジングに電気部品等の多数の部品を
取り付ける場合があり、一般には金属部品をインサート
成形手段を用いて埋め込み取り付ける方法が良く知られ
ている。 しかしこの場合、金属とプラスチックの熱的性質(例え
ば膨張率)が異なるため、プラスチック部に破損などの
事故がしばしば発生する。 また土木遅筆分野では、エポキシ樹脂やウレタン樹脂又
はアクリル等プラスチック類が多量に使用されているが
、硬度が高いため、耐摩耗性や引張強度が高い反面、脆
いという欠点があるので。 耐衝撃性及び耐クラツク性の改良を望まれている。 一方、施設園芸関係では多くのプラスチックフィルムが
使用され、結露防止性、防曇性及び保温性等の効果の永
続性が望まれている。 (2)従来技術の問題点 そこで、耐衝撃性及びクラック性等における欠点を改良
する目的では、例えばゴム補強スチレン系樹脂の併用(
特開昭48−65249号公報)スチレン・ブタジェン
ブロック共重合体による改良方法(特公昭59−420
21号公報)が提案されている。しかしながら、これら
方法に従いゴム成分を多量に配合すると、耐衝撃性及び
耐クラyり性は改良されるが、剛性、加工流動性などの
特性が不都合に低下する。 また、結露防止性及び防曇性等における欠点を改良する
目的では、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体樹脂等のような、水溶性樹脂やグリセ
リン脂肪酸エステル系ソルビタン脂肪酸エステル系等の
界面活性剤含有樹脂等か提案されているが、ポリビニル
アルコール、エチレン−ビニルアルコール共i合mbは
融点が比較的高いことや、樹脂骨格中に水酸基を有して
いることから高温にすると縮合反応が起こり、熱分解す
るため汎用のポリエチレン、ポリプロピレン等に比べて
成型しにくく、インフレーシ雪ン等のフィルム成形が困
難である。 さらに水溶性樹脂含有樹脂は水溶性樹脂と汎用樹脂との
相溶性が悪いため水溶性樹脂含量の大幅アップは望めな
いことや透明性が悪い等の問題点があり、界面活性剤含
有樹脂は、一般に界面活性剤が低分子であるために、例
えば結露防止や防曇性フィルムとして使用した場合ブリ
ードアウトするために性能の持続性が望めない等の問題
点がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 そこで本発明が解決意図する課題は、樹脂の耐熱性、電
気的性質2寸法安定性、加工流動性、剛性などの優れた
緒特性を低下させることなしに樹脂の耐衝撃性、耐クラ
ツク性、結露防止性、防曇性、保温性及び加工作業性に
優れた樹脂組成物を提供することである。
ラック性、結露防止性、防曇性、保温性及び加工作業性
に優れた樹脂組成物に関する。 〔従来の技術〕 (1)背景 合成樹脂は1機械的性質、電気的性質、寸法安定性、耐
熱性等に優れているため、広範囲の用途に使用されてい
る。近年は、新たな用途の開発やより過酷な使用条件の
設定等に伴なって上記諸特性の一層の向上が要求され、
殊に耐衝撃性及び耐クラツク性の向上も強く望まれてい
る。 ここに耐衝撃性が重要視される用途としては、例えばプ
ラスチック製のハウジングに電気部品等の多数の部品を
取り付ける場合があり、一般には金属部品をインサート
成形手段を用いて埋め込み取り付ける方法が良く知られ
ている。 しかしこの場合、金属とプラスチックの熱的性質(例え
ば膨張率)が異なるため、プラスチック部に破損などの
事故がしばしば発生する。 また土木遅筆分野では、エポキシ樹脂やウレタン樹脂又
はアクリル等プラスチック類が多量に使用されているが
、硬度が高いため、耐摩耗性や引張強度が高い反面、脆
いという欠点があるので。 耐衝撃性及び耐クラツク性の改良を望まれている。 一方、施設園芸関係では多くのプラスチックフィルムが
使用され、結露防止性、防曇性及び保温性等の効果の永
続性が望まれている。 (2)従来技術の問題点 そこで、耐衝撃性及びクラック性等における欠点を改良
する目的では、例えばゴム補強スチレン系樹脂の併用(
特開昭48−65249号公報)スチレン・ブタジェン
ブロック共重合体による改良方法(特公昭59−420
21号公報)が提案されている。しかしながら、これら
方法に従いゴム成分を多量に配合すると、耐衝撃性及び
耐クラyり性は改良されるが、剛性、加工流動性などの
特性が不都合に低下する。 また、結露防止性及び防曇性等における欠点を改良する
目的では、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体樹脂等のような、水溶性樹脂やグリセ
リン脂肪酸エステル系ソルビタン脂肪酸エステル系等の
界面活性剤含有樹脂等か提案されているが、ポリビニル
アルコール、エチレン−ビニルアルコール共i合mbは
融点が比較的高いことや、樹脂骨格中に水酸基を有して
いることから高温にすると縮合反応が起こり、熱分解す
るため汎用のポリエチレン、ポリプロピレン等に比べて
成型しにくく、インフレーシ雪ン等のフィルム成形が困
難である。 さらに水溶性樹脂含有樹脂は水溶性樹脂と汎用樹脂との
相溶性が悪いため水溶性樹脂含量の大幅アップは望めな
いことや透明性が悪い等の問題点があり、界面活性剤含
有樹脂は、一般に界面活性剤が低分子であるために、例
えば結露防止や防曇性フィルムとして使用した場合ブリ
ードアウトするために性能の持続性が望めない等の問題
点がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 そこで本発明が解決意図する課題は、樹脂の耐熱性、電
気的性質2寸法安定性、加工流動性、剛性などの優れた
緒特性を低下させることなしに樹脂の耐衝撃性、耐クラ
ツク性、結露防止性、防曇性、保温性及び加工作業性に
優れた樹脂組成物を提供することである。
(1) [要
以上の課題を解決せんがため、本発明は、(イ)樹脂1
00重量部に対して、(a)ポリオキシアルキレングリ
コールと多価カルボン酸、多価カルボン酸無水物、多価
カルボン酸低級アルキルエステル及び有機ポリイソシア
ネートから選ばれた少なくとも1種類とを反応させて調
製した平均分子量10.000以上の高分子量化合物1
.0〜100重量部及び(ハ)安定剤0.01〜2.0
重量部を、樹脂に含有させてなる樹脂組成物を要旨とす
る。 尚、本発明で使用する平均分子量とは5重量モ均分子量
を表わすものである。 以下、発明を構成する諸要素事項につき項分けして説明
する。 (2)高分子量化合物 本発明組成物を構成する高分子量化合物の一成分である
ポリオキシアルキレングリコール(以下POAGという
)としては、活性水素基を2個有する有機化合物に、ア
ルキレンオキシドを付加重合させて調製したものであっ
て、好ましくは平均分子量100以上のグリコールがあ
げられる。 前記活性水素基としては、アルコール性水酸基、アミン
基、フェノール性水酸基などがある。 該活性水素基を2個有する有機化合物の具体例としては
、例えばエチレングリコール、ジエチレノグリコール、
プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、16−ヘキサンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、ビスフェノールA、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコール、ブチルアミン、オクチルアミン、ラウ
リルアミン、シクロヘキシルアミンなどがあげられる。 付加重合に使用するアルキレンオキサイドとしては、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイド及びスチレンオキサイド等があげられる。 以上の付加重合は、好ましくは水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、ナトリウムメチラート、カリウムメチラー
ト等のアルカリ触媒や三フッ化ホウ素等の酸触媒を用い
、約50〜200℃の温度で約2〜30時間行なわれる
。 得られたPOAGの平均分子量が100未満の場合は、
本発明の目的が達成されない。 次に、POAGと反応せしめる多価カルホン酸、その無
水物又はその低級アルキルエステルとしては、例えば、 (a)マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸、イタコン酸、トリメリド酸、ピロメリト酸も
しくはダイマー酸、(b) (a)に記載した酸の無水
物又は。 (C) (a)のモノメチルエステル、ジメチルエステ
ル、モノエチルエステル、ジエチルエステル。 モノプロピルエステル、ジプロピルエステル、モノブチ
ルエステル、もしくはジブチルエステル等が挙げられる
。 POAGと多価カルボン酸若しくはその無水物又はその
低級アルキルエステルを反応させる場合、エステル化反
応又はエステル交換反応により官能基比として等量混合
し、120〜250℃、 104〜l0Torrのよう
な減圧条件下で行う。 さらにPOAGと反応せしめる有機ポリイソシアネート
としては、例えばトリレンジイソシアネート、4,4°
−メチレン−ビス−(フェニルイソシアネート)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート。 インホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、4,4゛−メチレン−ビス−(シクロヘキシルイ
ソシアネー)) 、 4.4’−イソプロピリデン−ビ
ス−(シクロヘキシルイソシアネート)、トリメチルへ
キサメチレンジイソシアネート等があげられる。 POAGと有機ポリイソシアネートを反応させる場合、
例えば両者を10010R当量比1.5〜0.5の範囲
でウレタン化触媒存在下で混合し、80〜150℃で1
〜5時間反応させる。 以上いづれの場合でも、得られた高分子量化合物の平均
分子量は10,000以上であることが好ましい、該分
子量が10,000未満になると1本発明の目的が達成
されない。 (3)安定剤 高分子量化合物と併用する安定剤としては、ベンゾキノ
ン、ハイドロキノン、gイドロキノン、2.5−ジ−t
−ブチルハイドロキノン。 ブチルヒドロキシアニソール、ピロガロール、ビ素、ヒ
ドラジン誘導体、オクタデシル−3−(3,5−デク−
シャリ−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオ
ネート等があげられる。 (4)対象樹脂 本発明樹脂組成物における樹脂としては何ら限定はなく
、例えばポリフェニレンエーテル、ポリスチレン、ゴム
補強ポリスチレン、ポリフェニレンエーテル・ポリスチ
レングラフト共重合体、ポリカーボネート、メラミン樹
脂、尿素樹脂、ポリアミド、フェノール樹脂、ポリアセ
タール、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル
、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
アクリル、アクリロニトリル・スチレン共重合体、エチ
レン酢ビ、アクリロニトリル曝ブタジェン・スチレン共
重合体、ポリアクリレート、シリコン、フッ素等があげ
られる。 (5)配合比 本発明の樹脂組成物は、高分子量化合物を樹脂100重
量部に対して1.0〜100重量部、好ましくは1.0
〜30重量部及び安定剤0.001〜2.0重量部含有
する。高分子量化合物の含有量が樹脂100重量部に対
して1.0重量部よりも少ないときは、得られた樹脂組
成物の耐衝撃性、結露防止性、防曇性、保温性、加工作
業性が十分でなく、一方100重量部よりも多量に含有
すると樹脂の機械強度が落ちる傾向がある。 また、安定剤が0.001重1部よりも少ない場合、成
型時に高分子量化合物の劣化が起こり、2.0重量部よ
り多い場合、着色したり、経済的でない。 (8)組成物の調製 本発明樹脂組成物は、高分子量化合物及び安定剤と樹脂
とが事実上均一に混じり合っていればよいので、その調
製法に特別の制限はなく、混錬方法として、例えば押出
機、ロールミキサー、バンバリーミキサ−、ニーダ−ミ
キサー等で溶融、混練する手段を採用できる。 なお、本発明組成物では、必要に応じ可塑剤、滑剤、着
色剤、充填剤、難燃剤、界面活性剤等を含有させてもよ
い。 さらに本発明樹脂組成物は、成膜性、成膜性が良好であ
るために、フィルム、シート、糸状物、粉末状物、成型
品等いずれにも加工できる。成型方法としては、押出成
形、カレンダ、圧縮成形、射出成形、トランスファ成形
、中空成形、異形押出、回転成形、ラミネート、流延、
インフレーク1ン等いずれの方法も可能である。 〔作用〕 本発明の樹脂組成物は、特定のポリオキシアルキレング
リコールを原料とした高分子量化合物及び安定剤を含む
ため、樹脂本来の耐熱性1機械物性1寸法安定性及び外
観を損なうことなしに、耐衝撃性、加工流動性、耐クラ
ツク性、結露防止性、防曇性及び保温性が改良された樹
脂材料である。しかも、その性質は長期間にわたって安
定に持続される。 〔実施例〕 以下実施例及び比較例により発明実施の態様及び効果に
つき述べるが、例示は単に説明用のものであって、発明
思想の限定又は制限を意図したものではない、尚、実施
例中、部及び%は重量部及び重量%を表わす。 実施例1 減圧ニーダ−中に平均分子量5,000のポリエチレン
グリコール100部及びテレフタル酸ジメチル3.88
部、フレーク状水酸化カリウム(10%水溶液)0.1
部を加え、1Tarrの減圧下で200℃に昇温させ、
メタノールを除去しながら3時間反応させて高分子量化
合物を得た。 得られた高分子量化合物分子量を高速液体クロマトグラ
フィーにより測定したところ、平均分子量的130.0
00であった。 上記で得た高分子量化合物3部、安定剤として・\イド
ロキノンo、ooe部、市販ポリスチレン樹脂100部
を均一に混合し、二軸押出機にて混練してペレットを得
た。このペレットをシリンダー温度200℃に設定した
インラインスクリュー式射出成形機を用いて射出成形し
て試験片を得た。この試験片の物性測定結果を表−1に
示す。 比較例1 実施例1において高分子量化合物及び安定剤を混合しな
かった場合の物性を測定した。結果を表−1に示す。 実施例2 ポリ(2,8−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテ
ル50部と、ポリブタジェン8%を含むゴム補強ポリス
チレン50部、安定剤として、オクタデシル−3−(3
,5−ジターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシフェノー
ル)プロピオネート1部及び末端−級化ポリプロピレン
グリコール(平均分子i4,000 )とへキサメチレ
ンジイソシアネートのNC010H当量比1.0の反応
より得られた高分子量化合物(平均分子量200,00
0 ) 2部とをシリンダー温度290℃に設定したイ
ンラインスクリュー式射出成形機により試験片を得た。 結果を表−1に示す。 比較例2 実施例2において、高分子量化合物及び安定剤を混合し
なかった場合の物性測定結果を表−工に示す。 実施例3 市販ポリカーボネート樹脂100部と安定剤として、千
オメ素0.1部、高分子量化合物としてビスフェノール
Aのエチレンオキサイド付加物(平均分子量3,000
)と無水:ハク酸の縮合物(平均分子量150,00
0 ) 5部をシリンダー温度250℃の射出成形機で
試験片を得た。物性の測定結果を表1に示す。 比較例3 実施例3において、高分子量化合物及び安定剤を混合し
なかった場合の物性測定結果を表−1に示す。 実施例4 ポリエチレングリコール(重量平均分子量20.000
)とへキサメチレンジイソシアネートのNGOlo)l
当量比1.0の反応により得られた高分子量化合物(平
均分子量200,000 ) 5部と安定剤としてチオ
尿素0.001部とポリエチレンテレフタレート100
部をオートクレーブ内で窒素ガスシールして285℃、
10分間混練して得た混合物を熱プレスによリーシート
化した。このシートの試験片を用いてアイゾツト衝撃強
さを測定すると、23℃において45kg−c層/c■
であり、高分子量化合物及び安定剤無添加の場合の15
kg−Cm/c■と比較して大幅な耐衝撃性の改善が見
られた。 (以下余白) 表−1 本I JIS K7110 本2 JIS K7113 実施例5 低密度ポリエチレン樹脂90部と実施例1の高分子量化
合物10部とベンゾキノン0.02部を混合した後、4
01/−押出機(押出温度190℃)で溶融しベレット
化した。 次に、インフレーション成形機を使用してグイ温度19
0℃、押出量5 kg/hF−、ブローアツプ比1.9
の条件で膜厚40延のフィルムを得た。 このフィルムの強度は、破断点強度(ASTMI)8B
2A法に準拠、以下同じ) 290kg/c■2.破断
点伸度(ASTM0882A法に準拠、以下同じ)69
0%であり、透明性ヘーズ(ASTMDI003に準拠
、以下同じ)は8.5%であった。 また、このフィルムを50℃恒温水槽の上方に補助具を
用いて水平から30°傾斜させた状態で密封被覆して防
曇効果の持続性およびフィルム表面の濡れ状態を観察し
た。その結果、防曇性は良好で、しかもその効果は3ケ
月後も変わらなかった。 一方、フィルム成形1日後に50℃の恒温槽に1週間挿
入し、取り出して18置いてブルーミングの有無を観察
した結果、ブルーミングは全く見られなかった。 実施例6 ジエチレングリコールにエチレンオキサイド/プロピレ
ンオキサイド重量比50150を付加して得られた平均
分子量4.000のポリオキシアルキレングリコールと
へキサメチレンジイソシアネートとの反応により得られ
た高分子量化合物(平均分子量320,000 ) 1
0部とブチルヒドロキシアニソール0.02部と結晶性
ポリプロピレン90部と防曇剤としてソルビタンエステ
ル0.5部を実施例5と同様にして、膜厚30井のフィ
ルムを得た。 このフィルムの破断点強度は305kg/cm2.破断
点伸度は450%、透明性ヘーズは9.0%であった。 実施例5と同様の試験において、防曇効果とその持続性
、ブルーミングも良好であった。 比較例4 低密度ポリエチレン100部に防曇剤としてソルビタン
モノラウレート1.0部を練り込み、実施例5と同様に
して膜厚40μのフィルムを得た。 このフィルムの防曇効果は1週間で失われた。 また、ブルーミングも大きく、使用に耐えなかった。
00重量部に対して、(a)ポリオキシアルキレングリ
コールと多価カルボン酸、多価カルボン酸無水物、多価
カルボン酸低級アルキルエステル及び有機ポリイソシア
ネートから選ばれた少なくとも1種類とを反応させて調
製した平均分子量10.000以上の高分子量化合物1
.0〜100重量部及び(ハ)安定剤0.01〜2.0
重量部を、樹脂に含有させてなる樹脂組成物を要旨とす
る。 尚、本発明で使用する平均分子量とは5重量モ均分子量
を表わすものである。 以下、発明を構成する諸要素事項につき項分けして説明
する。 (2)高分子量化合物 本発明組成物を構成する高分子量化合物の一成分である
ポリオキシアルキレングリコール(以下POAGという
)としては、活性水素基を2個有する有機化合物に、ア
ルキレンオキシドを付加重合させて調製したものであっ
て、好ましくは平均分子量100以上のグリコールがあ
げられる。 前記活性水素基としては、アルコール性水酸基、アミン
基、フェノール性水酸基などがある。 該活性水素基を2個有する有機化合物の具体例としては
、例えばエチレングリコール、ジエチレノグリコール、
プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、16−ヘキサンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、ビスフェノールA、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコール、ブチルアミン、オクチルアミン、ラウ
リルアミン、シクロヘキシルアミンなどがあげられる。 付加重合に使用するアルキレンオキサイドとしては、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイド及びスチレンオキサイド等があげられる。 以上の付加重合は、好ましくは水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、ナトリウムメチラート、カリウムメチラー
ト等のアルカリ触媒や三フッ化ホウ素等の酸触媒を用い
、約50〜200℃の温度で約2〜30時間行なわれる
。 得られたPOAGの平均分子量が100未満の場合は、
本発明の目的が達成されない。 次に、POAGと反応せしめる多価カルホン酸、その無
水物又はその低級アルキルエステルとしては、例えば、 (a)マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸、イタコン酸、トリメリド酸、ピロメリト酸も
しくはダイマー酸、(b) (a)に記載した酸の無水
物又は。 (C) (a)のモノメチルエステル、ジメチルエステ
ル、モノエチルエステル、ジエチルエステル。 モノプロピルエステル、ジプロピルエステル、モノブチ
ルエステル、もしくはジブチルエステル等が挙げられる
。 POAGと多価カルボン酸若しくはその無水物又はその
低級アルキルエステルを反応させる場合、エステル化反
応又はエステル交換反応により官能基比として等量混合
し、120〜250℃、 104〜l0Torrのよう
な減圧条件下で行う。 さらにPOAGと反応せしめる有機ポリイソシアネート
としては、例えばトリレンジイソシアネート、4,4°
−メチレン−ビス−(フェニルイソシアネート)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート。 インホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、4,4゛−メチレン−ビス−(シクロヘキシルイ
ソシアネー)) 、 4.4’−イソプロピリデン−ビ
ス−(シクロヘキシルイソシアネート)、トリメチルへ
キサメチレンジイソシアネート等があげられる。 POAGと有機ポリイソシアネートを反応させる場合、
例えば両者を10010R当量比1.5〜0.5の範囲
でウレタン化触媒存在下で混合し、80〜150℃で1
〜5時間反応させる。 以上いづれの場合でも、得られた高分子量化合物の平均
分子量は10,000以上であることが好ましい、該分
子量が10,000未満になると1本発明の目的が達成
されない。 (3)安定剤 高分子量化合物と併用する安定剤としては、ベンゾキノ
ン、ハイドロキノン、gイドロキノン、2.5−ジ−t
−ブチルハイドロキノン。 ブチルヒドロキシアニソール、ピロガロール、ビ素、ヒ
ドラジン誘導体、オクタデシル−3−(3,5−デク−
シャリ−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオ
ネート等があげられる。 (4)対象樹脂 本発明樹脂組成物における樹脂としては何ら限定はなく
、例えばポリフェニレンエーテル、ポリスチレン、ゴム
補強ポリスチレン、ポリフェニレンエーテル・ポリスチ
レングラフト共重合体、ポリカーボネート、メラミン樹
脂、尿素樹脂、ポリアミド、フェノール樹脂、ポリアセ
タール、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル
、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
アクリル、アクリロニトリル・スチレン共重合体、エチ
レン酢ビ、アクリロニトリル曝ブタジェン・スチレン共
重合体、ポリアクリレート、シリコン、フッ素等があげ
られる。 (5)配合比 本発明の樹脂組成物は、高分子量化合物を樹脂100重
量部に対して1.0〜100重量部、好ましくは1.0
〜30重量部及び安定剤0.001〜2.0重量部含有
する。高分子量化合物の含有量が樹脂100重量部に対
して1.0重量部よりも少ないときは、得られた樹脂組
成物の耐衝撃性、結露防止性、防曇性、保温性、加工作
業性が十分でなく、一方100重量部よりも多量に含有
すると樹脂の機械強度が落ちる傾向がある。 また、安定剤が0.001重1部よりも少ない場合、成
型時に高分子量化合物の劣化が起こり、2.0重量部よ
り多い場合、着色したり、経済的でない。 (8)組成物の調製 本発明樹脂組成物は、高分子量化合物及び安定剤と樹脂
とが事実上均一に混じり合っていればよいので、その調
製法に特別の制限はなく、混錬方法として、例えば押出
機、ロールミキサー、バンバリーミキサ−、ニーダ−ミ
キサー等で溶融、混練する手段を採用できる。 なお、本発明組成物では、必要に応じ可塑剤、滑剤、着
色剤、充填剤、難燃剤、界面活性剤等を含有させてもよ
い。 さらに本発明樹脂組成物は、成膜性、成膜性が良好であ
るために、フィルム、シート、糸状物、粉末状物、成型
品等いずれにも加工できる。成型方法としては、押出成
形、カレンダ、圧縮成形、射出成形、トランスファ成形
、中空成形、異形押出、回転成形、ラミネート、流延、
インフレーク1ン等いずれの方法も可能である。 〔作用〕 本発明の樹脂組成物は、特定のポリオキシアルキレング
リコールを原料とした高分子量化合物及び安定剤を含む
ため、樹脂本来の耐熱性1機械物性1寸法安定性及び外
観を損なうことなしに、耐衝撃性、加工流動性、耐クラ
ツク性、結露防止性、防曇性及び保温性が改良された樹
脂材料である。しかも、その性質は長期間にわたって安
定に持続される。 〔実施例〕 以下実施例及び比較例により発明実施の態様及び効果に
つき述べるが、例示は単に説明用のものであって、発明
思想の限定又は制限を意図したものではない、尚、実施
例中、部及び%は重量部及び重量%を表わす。 実施例1 減圧ニーダ−中に平均分子量5,000のポリエチレン
グリコール100部及びテレフタル酸ジメチル3.88
部、フレーク状水酸化カリウム(10%水溶液)0.1
部を加え、1Tarrの減圧下で200℃に昇温させ、
メタノールを除去しながら3時間反応させて高分子量化
合物を得た。 得られた高分子量化合物分子量を高速液体クロマトグラ
フィーにより測定したところ、平均分子量的130.0
00であった。 上記で得た高分子量化合物3部、安定剤として・\イド
ロキノンo、ooe部、市販ポリスチレン樹脂100部
を均一に混合し、二軸押出機にて混練してペレットを得
た。このペレットをシリンダー温度200℃に設定した
インラインスクリュー式射出成形機を用いて射出成形し
て試験片を得た。この試験片の物性測定結果を表−1に
示す。 比較例1 実施例1において高分子量化合物及び安定剤を混合しな
かった場合の物性を測定した。結果を表−1に示す。 実施例2 ポリ(2,8−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテ
ル50部と、ポリブタジェン8%を含むゴム補強ポリス
チレン50部、安定剤として、オクタデシル−3−(3
,5−ジターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシフェノー
ル)プロピオネート1部及び末端−級化ポリプロピレン
グリコール(平均分子i4,000 )とへキサメチレ
ンジイソシアネートのNC010H当量比1.0の反応
より得られた高分子量化合物(平均分子量200,00
0 ) 2部とをシリンダー温度290℃に設定したイ
ンラインスクリュー式射出成形機により試験片を得た。 結果を表−1に示す。 比較例2 実施例2において、高分子量化合物及び安定剤を混合し
なかった場合の物性測定結果を表−工に示す。 実施例3 市販ポリカーボネート樹脂100部と安定剤として、千
オメ素0.1部、高分子量化合物としてビスフェノール
Aのエチレンオキサイド付加物(平均分子量3,000
)と無水:ハク酸の縮合物(平均分子量150,00
0 ) 5部をシリンダー温度250℃の射出成形機で
試験片を得た。物性の測定結果を表1に示す。 比較例3 実施例3において、高分子量化合物及び安定剤を混合し
なかった場合の物性測定結果を表−1に示す。 実施例4 ポリエチレングリコール(重量平均分子量20.000
)とへキサメチレンジイソシアネートのNGOlo)l
当量比1.0の反応により得られた高分子量化合物(平
均分子量200,000 ) 5部と安定剤としてチオ
尿素0.001部とポリエチレンテレフタレート100
部をオートクレーブ内で窒素ガスシールして285℃、
10分間混練して得た混合物を熱プレスによリーシート
化した。このシートの試験片を用いてアイゾツト衝撃強
さを測定すると、23℃において45kg−c層/c■
であり、高分子量化合物及び安定剤無添加の場合の15
kg−Cm/c■と比較して大幅な耐衝撃性の改善が見
られた。 (以下余白) 表−1 本I JIS K7110 本2 JIS K7113 実施例5 低密度ポリエチレン樹脂90部と実施例1の高分子量化
合物10部とベンゾキノン0.02部を混合した後、4
01/−押出機(押出温度190℃)で溶融しベレット
化した。 次に、インフレーション成形機を使用してグイ温度19
0℃、押出量5 kg/hF−、ブローアツプ比1.9
の条件で膜厚40延のフィルムを得た。 このフィルムの強度は、破断点強度(ASTMI)8B
2A法に準拠、以下同じ) 290kg/c■2.破断
点伸度(ASTM0882A法に準拠、以下同じ)69
0%であり、透明性ヘーズ(ASTMDI003に準拠
、以下同じ)は8.5%であった。 また、このフィルムを50℃恒温水槽の上方に補助具を
用いて水平から30°傾斜させた状態で密封被覆して防
曇効果の持続性およびフィルム表面の濡れ状態を観察し
た。その結果、防曇性は良好で、しかもその効果は3ケ
月後も変わらなかった。 一方、フィルム成形1日後に50℃の恒温槽に1週間挿
入し、取り出して18置いてブルーミングの有無を観察
した結果、ブルーミングは全く見られなかった。 実施例6 ジエチレングリコールにエチレンオキサイド/プロピレ
ンオキサイド重量比50150を付加して得られた平均
分子量4.000のポリオキシアルキレングリコールと
へキサメチレンジイソシアネートとの反応により得られ
た高分子量化合物(平均分子量320,000 ) 1
0部とブチルヒドロキシアニソール0.02部と結晶性
ポリプロピレン90部と防曇剤としてソルビタンエステ
ル0.5部を実施例5と同様にして、膜厚30井のフィ
ルムを得た。 このフィルムの破断点強度は305kg/cm2.破断
点伸度は450%、透明性ヘーズは9.0%であった。 実施例5と同様の試験において、防曇効果とその持続性
、ブルーミングも良好であった。 比較例4 低密度ポリエチレン100部に防曇剤としてソルビタン
モノラウレート1.0部を練り込み、実施例5と同様に
して膜厚40μのフィルムを得た。 このフィルムの防曇効果は1週間で失われた。 また、ブルーミングも大きく、使用に耐えなかった。
本発明は、樹脂本来の耐熱性、電気的性質1寸法安定性
、加工流動性、剛性などの優れた緒特性を低下させるこ
となしに、該樹脂に優れた耐衝撃性及び耐クラツク性を
付与しうろこと並びに結露防止性 防曇性及び保温性を付与しうることにより、 樹脂利用分野の拡大に貢献しうる。
、加工流動性、剛性などの優れた緒特性を低下させるこ
となしに、該樹脂に優れた耐衝撃性及び耐クラツク性を
付与しうろこと並びに結露防止性 防曇性及び保温性を付与しうることにより、 樹脂利用分野の拡大に貢献しうる。
Claims (1)
- 1(イ)樹脂100重量部に対して、(ロ)ポリオキシ
アルキレングリコールと多価カルボン酸、多価カルボン
酸無水物、多価カルボン酸低級アルキルエステル及び有
機ポリイソシアネートから選ばれた少なくとも1種類と
を反応させて調製した平均分子量10,000以上の高
分子量化合物1.0〜100重量部、及び(ハ)安定剤
0.001〜2.0重量部を、樹脂に含有させてなる樹
脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2117938A JPH0733484B2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2117938A JPH0733484B2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0413771A true JPH0413771A (ja) | 1992-01-17 |
| JPH0733484B2 JPH0733484B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=14723937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2117938A Expired - Lifetime JPH0733484B2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733484B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008501054A (ja) * | 2004-05-28 | 2008-01-17 | トータル・ペトロケミカルズ・リサーチ・フエリユイ | 回転成形でのポリエーテルエステルの使用 |
| JP2008501056A (ja) * | 2004-05-28 | 2008-01-17 | トータル・ペトロケミカルズ・リサーチ・フエリユイ | 熱可塑性ポリウレタンを含む熱可塑性組成物の添加剤としての使用 |
| JP2010241939A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアセタール樹脂組成物及びその製造方法 |
Citations (4)
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| JPS50108352A (ja) * | 1974-02-04 | 1975-08-26 | ||
| JPS50161593A (ja) * | 1974-06-22 | 1975-12-27 | ||
| JPS5692919A (en) * | 1979-12-26 | 1981-07-28 | Toyobo Co Ltd | Production of modified polyester |
| JPS61145236A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-02 | Kao Corp | クロロプレンゴム組成物 |
-
1990
- 1990-05-07 JP JP2117938A patent/JPH0733484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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| JP2008501056A (ja) * | 2004-05-28 | 2008-01-17 | トータル・ペトロケミカルズ・リサーチ・フエリユイ | 熱可塑性ポリウレタンを含む熱可塑性組成物の添加剤としての使用 |
| JP2010241939A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアセタール樹脂組成物及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0733484B2 (ja) | 1995-04-12 |
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