JPH041389Y2 - - Google Patents

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JPH041389Y2
JPH041389Y2 JP1986160573U JP16057386U JPH041389Y2 JP H041389 Y2 JPH041389 Y2 JP H041389Y2 JP 1986160573 U JP1986160573 U JP 1986160573U JP 16057386 U JP16057386 U JP 16057386U JP H041389 Y2 JPH041389 Y2 JP H041389Y2
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piston
cylinder
opening
hole
inner hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車のグローブボツクスの
ように物品を収納した状態で開閉を行なう収納箱
等において、該収納箱等の開閉動を均一な速度で
行なうことが出来る様にする緩衝装置に関するも
のである。
[従来の技術] 従来の上記収納箱においては、開閉時に荷重あ
るいは外力を受けて急激に作動したり、不快な衝
撃音が発生したりするのを防止して円滑な開閉作
動を行なうことができるように、所定の緩衝装置
を設けた例がある。
かかる従来技術の一例として、特開昭61−
136029号が知られている。
前記技術によれば、第4図に図示される様に、
シリンダー31に、その一端側に通気孔33を貫
通した開通端32が形成され、前記シリンダー3
1の他端側は全開状態の開通端38として形成さ
れている。
更に、前記シリンダ31の周壁34には調整通
孔35が、長手方向ほぼ中央部に穿設されてお
り、図示の如く長手方向へ所定間隔だけ離間させ
た左端側から順次大径の調整通孔35a、小径の
調整通孔35b,35cが構成されている。
そして、前記シリンダ31には、その右端側に
あつて作動ピストン36が摺動自在に嵌合され、
ピストン36の作動杆37は前記開通端38から
外側へ延出されている。また、図中の43は作動
ピストン36の外周に嵌合されたOリングであ
る。
次に、前記シリンダー31の左端側には調整ピ
ストン39が、第1調整空間41を介して開通端
32に対向した状態で摺動自在に嵌合されてお
り、調整ピストン39と開通端32とが、シリン
ダー1の内面に配設されたばね40によつて連結
されている。ここで、符号44も前記調整ピスト
ン39に嵌合されたOリングを示している。
そして、前記作動ピストン36と調整ピストン
39との間には、第2調整空間42が形成され、
ここで、常時においては大径の調整通孔35a
は、調整ピストン39のOリング44の間にあつ
て通気を遮断し、小径の調整通孔35b,35c
は、常時第2調整空間42と外気とを流通した状
態にある。
[考案が解決しようとする問題点] 然し乍ら、かかる従来の緩衝装置にあつては、
図示の如く、シリンダー1に形成する通気孔33
及び複数の調整通孔35a,35b,35cは、
それぞれ調整空間41及び42内の空気圧を一定
に保持するために、正確で、かつ究めて小径な穿
設孔の形成を必要とし、また、ピストン36及び
39の2個を相対して配設しなければならなかつ
た。
更に、調整ピストン39にはばね40を取付け
るために、前記調整通孔35aの位置決めと絡ん
で、加工上の工数が増大した。
しかも、各孔の所定位置を決めるためには使用
状態との兼合いによつて加工がなされねばなら
ず、量産性にも問題点が生じた。
[問題点を解決するための手段] 本考案はかかる従来の緩衝装置の問題点を有効
に解決するために開発されたもので、一方端には
作動杆16が自由に摺動する摺動口20を有する
側壁11を形成し、他方端は開放口13としたシ
リンダー10にあつて、前記シリンダー10の内
孔21には、長尺の作動杆16が前記摺動口20
より一部を突出した状態で前記開放口13側に位
置するようにピストン15を保有してなり、前記
開放口13側のシリンダー10の肉厚は、所定肉
厚寸法の内孔21側から外方に行くに従つて、全
体にわたつてテーパー状に次第に薄くなるように
して、シリンダー傾斜部14が形成されており、
ピストン15が前記開放口13側の初期位置か
ら、急激な外力を受けて内孔21方向に向かう初
期の移動を、前記シリンダー傾斜部14と前記ピ
ストン15外周との間にある空間22の変化によ
る通気量の変動でもつて制動調整するとともに、
前記内孔21内での外力によるピストン15の作
動速度は、前記側壁11に形成された通気孔12
とピストン15に形成された調整孔17の両者の
空気流動量のバランスによつて均一に制動調整す
るように構成したことを特徴とするものである。
[作用] 依つて、本考案にあつては、一つのピストンの
みで、シリンダー内の空気圧を負圧化させること
が出来、また、ピストンが初期位置から急激な外
力を受けて移動する際には、シリンダー傾斜部の
存在により制動調整がなされ、ピストンが内孔内
にまで移動した状態では、調整孔と通気孔の存在
に依つて、急速な作動杆の変位を受けたとしても
ピストンの制動力を常に一定に保持した状態を与
えることが出来る。
これによつて、収納箱の開閉を常時一定速度に
保つ事が出来るのである。
また、部品点数が省略されるため、軽量化が計
れるにかかわらず、従来技術と同一の作用を保有
しているものである。
[実施例] 以下、本考案を、図示する実施例に依つて説明
する。
本実施例に係る緩衝装置は、第1図に示される
如く、樹脂材料によつて成型され、長尺体の円筒
形になるシリンダー10にあつて、前記シリンダ
ー10の一方端は、作動杆16が自由に摺動し得
る摺動口20を有する側壁11を形成し、他方端
は開放口13としたものである。
そして、前記シリンダー10の内孔21には、
長尺の作動杆16が前記摺動口20より一部を外
部に突出した状態で前記開放口13側にピストン
15を保有してなり、外力によるピストン15の
作動速度を、側壁11の形成された通気孔12と
ピストン15に形成された調整孔17とによつ
て、調整する様に構成したものである。
即ち、具体的にはシリンダー10は、全周ほぼ
均一な厚さを有する樹脂材により成るものであ
り、一方の端末部には、前記シリンダー10の内
孔21内に配設された作動杆16が自由に摺動で
きる様な摺動口20を中央部に穿設した側壁11
が形成されている。
そして、前記内孔21にそつて側壁11を貫通
した小径の通気孔12が1個穿設されている。
また、前記摺動口20には、摺動する作動杆1
6に密着して気密を保持する固定Oリング19が
配設されている。
前記シリンダー10の他の一方端は開放口13
となつており、図示の如く、該シリンダー10の
肉厚は、所定肉厚寸法の内孔21側から外方に行
くに従つて全体にわたつてテーパー状に次第に薄
くなるようにシリンダー傾斜部14が形成されて
いる。
そして、シリンダー10の内孔21には、上記
したようにピストン15を具備した作動杆16
が、一方の端部を摺動口20より突出させて配設
されている。
更に、前記ピストン15には、作動杆16に平
行状に貫通した調整孔17が穿設されている。ま
た、ピストン15の外周には、摺動Oリング18
がシリンダー10の内径に合致するように固定さ
れている。
かくして、上記した構成からなる緩衝装置を収
納箱(図示せず)に取り付けるには、上記従来例
に準じ、例えば、緩衝装置本体を該収納箱の側面
位置で対向する他部材等に固定し、更に作動杆1
6の端末部を収納箱に直接固定する。
今、前記収納箱がゆつくりと開作動するとき
は、作動杆16は同じくゆつくりと外方にひつぱ
られるので、ピストン15は第1図に示すように
シリンダー傾斜部14を通過し、その後第2図に
示すようにシリンダー10の内径を移動する。
この際、空気は、ピストン15の移動速度に合
せて通気孔12及び調整孔17を通して逃げるの
で、均一な移動速度が保証される。
また、第1図の状態から急激な外力を与えて、
第2図の様にピストン15が移動する際には、第
3図に図示される様に、シリンダー傾斜部14と
摺動リング18との間にある空間22からシリン
ダー10内の空気は急激に放出されるとともに、
ピストン15の移動速度を前記シリンダー傾斜部
14と前記ピストン15外周との間にある空間2
2空間の変化による通気量の変動でもつて制動調
整することができる。
即ち、シリンダー傾斜部14により空間22が
順次小さくなつていくため、該空間22を通過す
る通気量も急激に減少してゆき、これにより急激
なピストン15の移動に対して有効な制動がなさ
れて、ピストン15を内孔21に円滑に移動させ
ることができる。
換言すれば、ピストン15の初期移動は速やか
で、開閉時間が短縮され、しかも、ダンパー効果
は必要最小限が確保されることとなる。
そして、一旦ピストン15が第2図の様にシリ
ンダー10の内孔21の位置まで移動したとき
は、外力の大きさに応じて、通気孔12及び調整
孔17から空気を放出するのである。
従つて、ピストン15の外力による緩急自在な
移動は、初期の速やかな移動を空間22で調整す
るが、その後は通気孔12と調整孔17との協働
作用に依つて流動空気のバランスを保ち、移動速
度を緩やかで、かつ均一に制動調整しうることに
なる。
ここで、通気孔12と調整孔17との孔径が問
題となるが、いずれか一方を大きくし、いずれか
一方を小さくし、即ち大小の径にすることによ
り、空気圧の調整が有効に計られるのである。
以上の作用は、シリンダー10の左右にある摺
動Oリング18,19の存在による空気遮断が完
全であることによつて有効となる。
なお、収納箱は当然に開閉が考えられるもので
あり、本実施例では収納箱の閉止時に相当する作
動杆16の内側方向への移動、即ち第2図の状態
から第1図の状態への移動に対しても、当然に以
上の説明と同一の作用効果が具現されるものであ
る。
なお、上記実施例とは逆に、収納箱の開作動時
に作動杆16が第1図中左方向に移動し、閉止時
には該作動杆16が図中右方向に引き出されるよ
うな構成にしてもよく、この場合でも上記実施例
と同様な作用効果を奏しうる。
また、上記収納箱以外であつても、本考案に係
る緩衝装置を適用しうるものである等、本考案の
要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能で
ある。
[考案の効果] 本考案は、以上の様に構成されており、例え
ば、収納箱の様な荷重の掛かる装置に使用する
と、単に制動を与えるというだけでなく、前記収
納箱の開閉作動力を常に一定に保持することがで
きる。
即ち、収納箱に対する荷重が大きい場合であつ
ても、また小さい場合であつても、開閉に対する
制動速度は常に一定となり、よつて収納物品を保
護し、静かな制動音によつて雰囲気を和らげるこ
とができる。
そして、これは開時であつても、また閉時であ
つても同一であり、更には、急激な外力が加わつ
た時でも制動力が有効に働き、特にピストンが開
放口側の初期位置から、急激な外力を受けて内孔
方向に向かう初期の移動を、シリンダー傾斜部と
ピストン外周との間にある空間の変化による通気
量の変動でもつて有効に制動調整することができ
る点に大きな特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図及び第2図は本実施例に係る緩衝装置の構
成及び作動態様を示す説明図、第3図は開放口側
のシリンダー等の構成を示す要部断面図、第4図
は従来の緩衝装置の例を示す説明図である。 10……シリンダー、11……側壁、12……
通気孔、13……開放口、15……ピストン、1
6……作動杆、17……調整孔、20……摺動
孔、21……内孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方端には作動杆16が自由に摺動する摺動口
    20を有する側壁11を形成し、他方端は開放口
    13としたシリンダー10にあつて、前記シリン
    ダー10の内孔21には、長尺の作動杆16が前
    記摺動口20より一部を突出した状態で前記開放
    口13側に位置するようにピストン15を保有し
    てなり、前記開放口13側のシリンダー10の肉
    厚は、所定肉厚寸法の内孔21側から外方に行く
    に従つて、全体にわたつてテーパー状に次第に薄
    くなるようにしてシリンダー傾斜部14が形成さ
    れており、ピストン15が前記開放口13側の初
    期位置から、急激な外力を受けて内孔21方向に
    向かう初期の移動を、前記シリンダー傾斜部14
    と前記ピストン15外周との間にある空間22の
    変化による通気量の変動でもつて制動調整すると
    ともに、前記内孔21内での外力によるピストン
    15の作動速度は、前記側壁11に形成された通
    気孔12とピストン15に形成された調整孔17
    の両者の空気流動量のバランスによつて均一に制
    動調整するように構成したことを特徴とする緩衝
    装置。
JP1986160573U 1986-10-20 1986-10-20 Expired JPH041389Y2 (ja)

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JP1986160573U JPH041389Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JPS6366634U JPS6366634U (ja) 1988-05-06
JPH041389Y2 true JPH041389Y2 (ja) 1992-01-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5379993U (ja) * 1976-12-07 1978-07-03
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JPS598028U (ja) * 1982-07-05 1984-01-19 黒後 晴二 単一孔圧力噴霧バ−ナにおいて良好な燃焼を達成する為のバ−ナ・チツプの構造

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