JPH04139228A - 磁気記録媒体用ポリエステル系フィルム - Google Patents
磁気記録媒体用ポリエステル系フィルムInfo
- Publication number
- JPH04139228A JPH04139228A JP26073290A JP26073290A JPH04139228A JP H04139228 A JPH04139228 A JP H04139228A JP 26073290 A JP26073290 A JP 26073290A JP 26073290 A JP26073290 A JP 26073290A JP H04139228 A JPH04139228 A JP H04139228A
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- JP
- Japan
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- polyester
- film
- sulfonic acid
- acid metal
- metal base
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- Granted
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[a業上の利用分野]
本発明は磁気記録媒体用のベースフィルムとして使用さ
れるポリエステル系フィルムに関し、詳細にはポリエス
テル系樹脂よりなる基材フィルムの表面に、スルホン酸
金属塩基を有する特定のポリエステルよりなる薄層が形
成され、その上に形成される磁気記録層やバックコート
層との接着性が改善され、且つ平滑性が良好で電磁変換
特性の優れた磁気記録媒体を与える磁気記録媒体用ポリ
エステル系フィルムに関するものである。
れるポリエステル系フィルムに関し、詳細にはポリエス
テル系樹脂よりなる基材フィルムの表面に、スルホン酸
金属塩基を有する特定のポリエステルよりなる薄層が形
成され、その上に形成される磁気記録層やバックコート
層との接着性が改善され、且つ平滑性が良好で電磁変換
特性の優れた磁気記録媒体を与える磁気記録媒体用ポリ
エステル系フィルムに関するものである。
[従来の技術]
ポリエステル系樹脂よりなる2軸延伸フイルムは耐熱性
、寸法安定性、強度等に優れたものであるところから、
磁気記録媒体用のフィルム基材として広く利用されてい
る。しかしながら2軸延伸ポリエステルフィルムは高度
に結晶配向しており、磁気記録層やバックコート層との
接着性が悪いので、磁気記録媒体用基材フィルムとして
使用するに当たっては、 ■その表面に接着性改善のためのブライマー層を設ける
方法、 ■表面に各種ガス雰囲気下のコロナ放電処理、紫外線照
射第埋、プラズマ処理、火焔処理等を施す方法、あるい
は ■基材表面に酸、アルカリ、アミン水溶液、トリクロル
酢酸、フェノール類等によってケミカルエツチング処理
を施す方法、更には■上記■〜■の処理を併用する方法 等によって接着性を高める方法が採用されている。これ
らの中でもののポリエステル系フィルム基材上にブライ
マー層を設ける方法は、処理の容易性、作業の安全性、
コスト、密着性改善効果等のすべてにおいて優れたもの
であるところから広く実用化されている。ここで使用さ
れるブライマー処理剤として多くの組成物が提案されて
おり、中でもポリエステル樹脂を主成分とするブライマ
ー処理剤は、ポリエステル系フィルム基材への塗布性、
塗布層の接着性、耐ブロッキング性等に優れたものとし
て注目されている。
、寸法安定性、強度等に優れたものであるところから、
磁気記録媒体用のフィルム基材として広く利用されてい
る。しかしながら2軸延伸ポリエステルフィルムは高度
に結晶配向しており、磁気記録層やバックコート層との
接着性が悪いので、磁気記録媒体用基材フィルムとして
使用するに当たっては、 ■その表面に接着性改善のためのブライマー層を設ける
方法、 ■表面に各種ガス雰囲気下のコロナ放電処理、紫外線照
射第埋、プラズマ処理、火焔処理等を施す方法、あるい
は ■基材表面に酸、アルカリ、アミン水溶液、トリクロル
酢酸、フェノール類等によってケミカルエツチング処理
を施す方法、更には■上記■〜■の処理を併用する方法 等によって接着性を高める方法が採用されている。これ
らの中でもののポリエステル系フィルム基材上にブライ
マー層を設ける方法は、処理の容易性、作業の安全性、
コスト、密着性改善効果等のすべてにおいて優れたもの
であるところから広く実用化されている。ここで使用さ
れるブライマー処理剤として多くの組成物が提案されて
おり、中でもポリエステル樹脂を主成分とするブライマ
ー処理剤は、ポリエステル系フィルム基材への塗布性、
塗布層の接着性、耐ブロッキング性等に優れたものとし
て注目されている。
しかしながら従来のブライマー処理剤は、特定の磁性塗
料に対してはそれなりの効果を示すものであっても、塗
料の種類が変わるとその効果が得られないなど、汎用性
に欠けるという欠点がある。しかも基材フィルム上にブ
ライマー層を形成してからロール状に巻き取ったときに
、フィルム同士がブロッキングを起こし易いという問題
も指摘されている。
料に対してはそれなりの効果を示すものであっても、塗
料の種類が変わるとその効果が得られないなど、汎用性
に欠けるという欠点がある。しかも基材フィルム上にブ
ライマー層を形成してからロール状に巻き取ったときに
、フィルム同士がブロッキングを起こし易いという問題
も指摘されている。
[発明が解決しようとする課1!!!]本発明は上記の
様な事情に着目してなされたものであって、その目的は
、ブロッキング等の問題を生ずることなく、磁気記録層
やバックコート層に対して優れた接着性を示す様な磁気
記録媒体用ポリエステル系フィルムを提供しようとする
ものである。
様な事情に着目してなされたものであって、その目的は
、ブロッキング等の問題を生ずることなく、磁気記録層
やバックコート層に対して優れた接着性を示す様な磁気
記録媒体用ポリエステル系フィルムを提供しようとする
ものである。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決することのできた本発明に係る磁気記録
媒体用ポリエステル系フィルムの構成は、 ポリエステル系樹脂よりなる基材フィルムの少なくとも
片面に、 分子中にスルホン酸金属塩基を有する、水分散性である
が水不溶性のスルホン酸金属塩基含有ポリエステルであ
って、フィルム状としたときの下記の方法によりて求め
られる粗大突起数が100c膳2当たり10個以下であ
るスルホン酸金属塩基含有ポリエステル を被覆したものであるところに要旨を有するものである
。
媒体用ポリエステル系フィルムの構成は、 ポリエステル系樹脂よりなる基材フィルムの少なくとも
片面に、 分子中にスルホン酸金属塩基を有する、水分散性である
が水不溶性のスルホン酸金属塩基含有ポリエステルであ
って、フィルム状としたときの下記の方法によりて求め
られる粗大突起数が100c膳2当たり10個以下であ
るスルホン酸金属塩基含有ポリエステル を被覆したものであるところに要旨を有するものである
。
(粗大突起数の測定法)
クリーンルーム内で、平滑なガラス板上にスルホン酸金
属塩基含有ポリエステルよりなる厚さ0.1μ票のフィ
ルムを形成し、その上に厚さ10μ層の平滑なフィルム
を重ね合わせて密着した後上方からNaのD線を照射し
、上記ポリエステル中に含まれる未分散物や異物に基づ
く突起によって形成される干渉リングの次数が3以上で
あるものの数を粗大突起数として求める。
属塩基含有ポリエステルよりなる厚さ0.1μ票のフィ
ルムを形成し、その上に厚さ10μ層の平滑なフィルム
を重ね合わせて密着した後上方からNaのD線を照射し
、上記ポリエステル中に含まれる未分散物や異物に基づ
く突起によって形成される干渉リングの次数が3以上で
あるものの数を粗大突起数として求める。
[作用コ
本発明で使用される基材フィルムとしては、熱可塑性の
ポリエステル系樹脂フィルム、例えば、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレートなどのフィルムが挙げられる。中でも
特に好ましいのは、樹脂成分の80%以上がポリエチレ
ンテレフタレートである単独もしくは共重合ポリエステ
ルフィルム、あるいはポリエチレンテレフタレートを8
0%以上の割合で含有するポリエステルブレンドフィル
ムである。
ポリエステル系樹脂フィルム、例えば、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレートなどのフィルムが挙げられる。中でも
特に好ましいのは、樹脂成分の80%以上がポリエチレ
ンテレフタレートである単独もしくは共重合ポリエステ
ルフィルム、あるいはポリエチレンテレフタレートを8
0%以上の割合で含有するポリエステルブレンドフィル
ムである。
上記共重合ポリエステルやポリエステルブレンド物にお
けるポリエチレンテレフタレート成分以外のポリエステ
ル成分には格別の制限はなく、任意のポリエステル成分
を組合わせることができる。そのようなポリエステルを
構成するジカルボン酸成分としては、芳香族、脂肪族お
よび脂環族のジカルボン酸がいずれも使用できる。芳香
族ジカルボン酸としては、イソフタル酸、オルソフタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などが、また脂肪
族ジカルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸、セバ
シン酸、シュウ酸などが、モして脂環族ジカルボン酸と
しては、1.3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸などが例示される。尚上
記ジカルボン酸の一部に代えてp−ヒドロキシ安息香酸
などのオキシカルボン酸を併用することも有効である。
けるポリエチレンテレフタレート成分以外のポリエステ
ル成分には格別の制限はなく、任意のポリエステル成分
を組合わせることができる。そのようなポリエステルを
構成するジカルボン酸成分としては、芳香族、脂肪族お
よび脂環族のジカルボン酸がいずれも使用できる。芳香
族ジカルボン酸としては、イソフタル酸、オルソフタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などが、また脂肪
族ジカルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸、セバ
シン酸、シュウ酸などが、モして脂環族ジカルボン酸と
しては、1.3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸などが例示される。尚上
記ジカルボン酸の一部に代えてp−ヒドロキシ安息香酸
などのオキシカルボン酸を併用することも有効である。
上記ポリエステルを構成するグリコール成分としては、
炭素数2〜8個の脂肪族グリコールまたは炭素数6〜1
2個の脂環族グリコールが好ましい。このようなグリコ
ールとしては、エチレングリコール、1.2−プロパン
ジオール、1.3−プロパンジオール、1.4−ブタン
ジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、1.2−シクロヘキサンジメタツール、1,
3−シクロヘキサンジメタツール、1.4−シクロヘキ
サンジメタツール、p−キシレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコールなどが挙げられ
る。この他、脂肪族グリコールとしてポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコールなどのポリエーテルグリコールを使用する
ことも可能である。
炭素数2〜8個の脂肪族グリコールまたは炭素数6〜1
2個の脂環族グリコールが好ましい。このようなグリコ
ールとしては、エチレングリコール、1.2−プロパン
ジオール、1.3−プロパンジオール、1.4−ブタン
ジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、1.2−シクロヘキサンジメタツール、1,
3−シクロヘキサンジメタツール、1.4−シクロヘキ
サンジメタツール、p−キシレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコールなどが挙げられ
る。この他、脂肪族グリコールとしてポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコールなどのポリエーテルグリコールを使用する
ことも可能である。
上記の酸成分とグリコール成分とは、通常の方法で重縮
合することによりポリエステルとされる。このポリエス
テルは、単独で、もしくは必要により2種以上を適宜併
用してもよく、またポリエステルの製造過程で他の共重
合性成分を少量共重合させたり、あるいはポリエステル
以外の樹脂を少量ブレンドしてもよく、更には必要に応
じて酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔料、紫外線吸収剤
等を適量配合してもよい、これらの樹脂は、通常溶融・
押出法により、あるいは溶剤に溶解して流延させるキャ
スティング法により基材フィルムとされる。この基材フ
ィルムは未延伸状態で使用してもよく、あるいは必要に
応じて1軸もしくは2軸延伸して用いてもよい。
合することによりポリエステルとされる。このポリエス
テルは、単独で、もしくは必要により2種以上を適宜併
用してもよく、またポリエステルの製造過程で他の共重
合性成分を少量共重合させたり、あるいはポリエステル
以外の樹脂を少量ブレンドしてもよく、更には必要に応
じて酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔料、紫外線吸収剤
等を適量配合してもよい、これらの樹脂は、通常溶融・
押出法により、あるいは溶剤に溶解して流延させるキャ
スティング法により基材フィルムとされる。この基材フ
ィルムは未延伸状態で使用してもよく、あるいは必要に
応じて1軸もしくは2軸延伸して用いてもよい。
次に、上記基材フィルムの少なくとも片面に密着性改善
層として形成されるスルホン酸金属塩基含有ポリエステ
ルは、分子中にスルホン酸金属塩基を有し、水分散性で
あるが水溶性のスルホン酸金属塩基含有ポリエステルで
ある。
層として形成されるスルホン酸金属塩基含有ポリエステ
ルは、分子中にスルホン酸金属塩基を有し、水分散性で
あるが水溶性のスルホン酸金属塩基含有ポリエステルで
ある。
ここで「水不溶性」とは、対象となるスルホン酸金属塩
基含有ポリエステルを80℃の熱水に浸漬して攪拌した
場合でも、この熱水中に該重合体が溶解しない性買を言
い、より具体的には、スルホン酸金属塩基含有ポリエス
テルをチップ状とし、これを大過剰の熱水(80℃)に
入れて、24時間攪拌を行なったときに、該重合体の溶
解による重量減少が5重量%以下であるものを水不溶性
のものとする。
基含有ポリエステルを80℃の熱水に浸漬して攪拌した
場合でも、この熱水中に該重合体が溶解しない性買を言
い、より具体的には、スルホン酸金属塩基含有ポリエス
テルをチップ状とし、これを大過剰の熱水(80℃)に
入れて、24時間攪拌を行なったときに、該重合体の溶
解による重量減少が5重量%以下であるものを水不溶性
のものとする。
この様なスルホン酸金属塩基含有ポリエステルは、ジカ
ルボン酸成分として分子中にスルホン酸金属塩基を有す
るジカルボン酸を共重合させることによって得ることが
できる。ここで使用されるスルホン酸金属塩基含有ジカ
ルボン酸としては、スルホテレフタル酸、5−スルホイ
ソフタル酸、4−スルホフタル酸、4−スルホナフタレ
ン−2,7−ジカルボン酸、5−[4−スルホフェノキ
シュイソフタル酸などの金属塩が挙げられる。特に5−
ナトリウムスルホイソフタル酸、ナトリウムスルホテレ
フタル酸が好ましいものとして挙げられる。
ルボン酸成分として分子中にスルホン酸金属塩基を有す
るジカルボン酸を共重合させることによって得ることが
できる。ここで使用されるスルホン酸金属塩基含有ジカ
ルボン酸としては、スルホテレフタル酸、5−スルホイ
ソフタル酸、4−スルホフタル酸、4−スルホナフタレ
ン−2,7−ジカルボン酸、5−[4−スルホフェノキ
シュイソフタル酸などの金属塩が挙げられる。特に5−
ナトリウムスルホイソフタル酸、ナトリウムスルホテレ
フタル酸が好ましいものとして挙げられる。
これらのスルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸は、使用
される全ジカルボン酸に対して0.5〜15モル%、よ
り好ましくは0.5〜10モル%の範囲で使用するのが
よく、0.5モル%未満では得られるスルホン酸金属塩
基含有ポリエステルの水に対する分散性が十分に上がら
ないため、均一な被覆層が形成され難くなり、逆に15
モル%を超えると、得られる被覆層の耐ブロッキング性
が低下する。
される全ジカルボン酸に対して0.5〜15モル%、よ
り好ましくは0.5〜10モル%の範囲で使用するのが
よく、0.5モル%未満では得られるスルホン酸金属塩
基含有ポリエステルの水に対する分散性が十分に上がら
ないため、均一な被覆層が形成され難くなり、逆に15
モル%を超えると、得られる被覆層の耐ブロッキング性
が低下する。
上記スルホン酸金属塩基を有するジカルボン酸以外のジ
カルボン酸としては、芳香族、脂肪族、脂環族のジカル
ボン酸がいずれも使用できるが、本発明においては、ス
ルホン酸金属塩基を含有するジカルボン酸以外のジカル
ボン酸として芳香族ジカルボン酸を50モル%以上、好
ましくは70モル%以上の割合で使用するのがよい、好
ましい芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、2−6−ナフタレンジカルボン
酸などが例示される。芳香族ジカルボン酸が少ない場合
は、得られるスルホン酸金属塩基含有ポリエステルによ
り形成される被膜の機械的強度がやや低くなるほか、耐
ブロッキング性も相対的に悪くなる傾向が見られる。尚
スルホン酸金属塩基における金属としては、ナトリウム
、カリウム、リチウム等のアルカリ金属、カルシウム、
バリウム等のアルカリ土類金属等が例示されるが、最も
一般的なのはナトリウム、カリウム等である。
カルボン酸としては、芳香族、脂肪族、脂環族のジカル
ボン酸がいずれも使用できるが、本発明においては、ス
ルホン酸金属塩基を含有するジカルボン酸以外のジカル
ボン酸として芳香族ジカルボン酸を50モル%以上、好
ましくは70モル%以上の割合で使用するのがよい、好
ましい芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、2−6−ナフタレンジカルボン
酸などが例示される。芳香族ジカルボン酸が少ない場合
は、得られるスルホン酸金属塩基含有ポリエステルによ
り形成される被膜の機械的強度がやや低くなるほか、耐
ブロッキング性も相対的に悪くなる傾向が見られる。尚
スルホン酸金属塩基における金属としては、ナトリウム
、カリウム、リチウム等のアルカリ金属、カルシウム、
バリウム等のアルカリ土類金属等が例示されるが、最も
一般的なのはナトリウム、カリウム等である。
芳香族ジカルボン酸と併用される脂肪族ジカルボン酸と
しては、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸などが、ま
た脂環族ジカルボン酸としては、1.3−シクロペンタ
ンジカルボン酸、1.2−シクロヘキサンジカルボン酸
、1.3−シクロヘキサンジカルボン酸、1.4−シク
ロヘキサンジカルボン酸などが挙げられる。これらの非
芳香族ジカルボン酸成分は、得られるスルホン酸金属塩
基含有ポリエステルの水分散性や該ポリエステルによっ
て形成される被覆層の接着性を高めるうえで有効である
場合もあるが、使用量が多過ぎると、被覆層の機械的強
度や耐ブロッキング性が不十分になることがあるので、
使用量は少なめに抑えるのがよい。
しては、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸などが、ま
た脂環族ジカルボン酸としては、1.3−シクロペンタ
ンジカルボン酸、1.2−シクロヘキサンジカルボン酸
、1.3−シクロヘキサンジカルボン酸、1.4−シク
ロヘキサンジカルボン酸などが挙げられる。これらの非
芳香族ジカルボン酸成分は、得られるスルホン酸金属塩
基含有ポリエステルの水分散性や該ポリエステルによっ
て形成される被覆層の接着性を高めるうえで有効である
場合もあるが、使用量が多過ぎると、被覆層の機械的強
度や耐ブロッキング性が不十分になることがあるので、
使用量は少なめに抑えるのがよい。
上記ジカルボン酸成分と組合せられるグリコール成分と
しては、炭素数2〜8個の脂肪族グリコールまたは炭素
数6〜12個の脂環族グリコールが用いられる。このよ
うなグリコールとしては、エチレングリコール、1.2
−プロパンジオール、1.3−プロパンジオール、1.
4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1.6
−ヘキサンジオール、1.2−シクロヘキサンジメタツ
ール、1.3−シクロヘキサンジメタツール、1.4−
シクロヘキサンジメタツール、p−キシリレングリコー
ル、ビスフェノール系化合物、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコールなどがある。
しては、炭素数2〜8個の脂肪族グリコールまたは炭素
数6〜12個の脂環族グリコールが用いられる。このよ
うなグリコールとしては、エチレングリコール、1.2
−プロパンジオール、1.3−プロパンジオール、1.
4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1.6
−ヘキサンジオール、1.2−シクロヘキサンジメタツ
ール、1.3−シクロヘキサンジメタツール、1.4−
シクロヘキサンジメタツール、p−キシリレングリコー
ル、ビスフェノール系化合物、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコールなどがある。
前記スルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸と上記化のジ
カルボン酸成分および多価アルコール成分を使用し、溶
融重縮合法、溶液重縮合法、界面重縮合法等により重縮
合を行なうと、スルホン酸金属塩基を有するスルホン酸
金属塩基含有ポリエステルが得られる0例えば、上記各
成分を直接反応させて水を留去しエステル化するととも
に、重縮合を行なう直接エステル化法、あるいは上記ジ
カルボン酸成分のジアルキルエステルとグリコール成分
とを反応せしめ、アルコールを留出させつつエステル交
換を行なわせるとともに重縮合を行なうエステル交換法
などが採用される。
カルボン酸成分および多価アルコール成分を使用し、溶
融重縮合法、溶液重縮合法、界面重縮合法等により重縮
合を行なうと、スルホン酸金属塩基を有するスルホン酸
金属塩基含有ポリエステルが得られる0例えば、上記各
成分を直接反応させて水を留去しエステル化するととも
に、重縮合を行なう直接エステル化法、あるいは上記ジ
カルボン酸成分のジアルキルエステルとグリコール成分
とを反応せしめ、アルコールを留出させつつエステル交
換を行なわせるとともに重縮合を行なうエステル交換法
などが採用される。
このようにして得られる水不溶性であるが水分散性のス
ルホン酸金属塩基含有ポリエステルは、そのガラス転移
温度(Tg)が100℃以下であるものが好ましく、よ
り好ましいガラス転移温度は80℃以下、ざらに好まし
くは20〜80℃である。ガラス転移温度が100℃を
超えるものでは、該スルホン酸金属塩基含有ポリエステ
ルを含む組成物を基材フィルムに塗布するときの造膜性
が悪いため、得られる被覆層と基材フィルムとの接着性
が十分に改善されず、その結果、得られる被覆フィルム
とこれに積層される磁気記録層やバックコート層との接
着性も不十分となる。一方ガラス転移温度が低過ぎると
耐ブロッキング性が悪くなるので、20℃以上のものを
使用することが望まれる。
ルホン酸金属塩基含有ポリエステルは、そのガラス転移
温度(Tg)が100℃以下であるものが好ましく、よ
り好ましいガラス転移温度は80℃以下、ざらに好まし
くは20〜80℃である。ガラス転移温度が100℃を
超えるものでは、該スルホン酸金属塩基含有ポリエステ
ルを含む組成物を基材フィルムに塗布するときの造膜性
が悪いため、得られる被覆層と基材フィルムとの接着性
が十分に改善されず、その結果、得られる被覆フィルム
とこれに積層される磁気記録層やバックコート層との接
着性も不十分となる。一方ガラス転移温度が低過ぎると
耐ブロッキング性が悪くなるので、20℃以上のものを
使用することが望まれる。
尚、該スルホン酸金属塩基含有ポリエステルを単独で使
用するのはもちろんのこと、他の各種水分散性樹脂を併
用することによって、平滑性や接着性、耐ブロッキング
性等をより改善することも可能である。
用するのはもちろんのこと、他の各種水分散性樹脂を併
用することによって、平滑性や接着性、耐ブロッキング
性等をより改善することも可能である。
好適に併用される水分散性樹脂としてはポリ酢酸ビニル
、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンおよびその共重
合体などのビニル系樹脂ニアクリル酸、メチルメタクリ
レート、ヒドロキシメチルアクリレート、スチレン、グ
リシジルメタクリレート、メチルアクリレート、エチル
アクリレートなどを用いて調製されるアクリル系樹脂:
イソフタル酸、アジピン酸、セパチン酸、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コールなどのグリコール類と、ジイソシアネート類とか
ら調製されるポリウレタン系樹脂などがある。
、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンおよびその共重
合体などのビニル系樹脂ニアクリル酸、メチルメタクリ
レート、ヒドロキシメチルアクリレート、スチレン、グ
リシジルメタクリレート、メチルアクリレート、エチル
アクリレートなどを用いて調製されるアクリル系樹脂:
イソフタル酸、アジピン酸、セパチン酸、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コールなどのグリコール類と、ジイソシアネート類とか
ら調製されるポリウレタン系樹脂などがある。
水分散性樹脂としては、この他にも、分子内に親木性基
を有するため水系溶媒において分散性を示すか、もしく
は分子内に親木性基を有するため分散助剤を少量加える
ことにより水系溶媒において分散性を示す高分子化合物
が包含される。上記親水性基としては、ホスホン酸基、
ホスフィン酸基、スルホン酸基、アンモニウム基、カル
ボキシル基などが挙げられる。このような親木性基を有
する樹脂としては、ポリウレタン、ポリアミド、アクリ
ル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリオレフィン系樹脂など
がある。
を有するため水系溶媒において分散性を示すか、もしく
は分子内に親木性基を有するため分散助剤を少量加える
ことにより水系溶媒において分散性を示す高分子化合物
が包含される。上記親水性基としては、ホスホン酸基、
ホスフィン酸基、スルホン酸基、アンモニウム基、カル
ボキシル基などが挙げられる。このような親木性基を有
する樹脂としては、ポリウレタン、ポリアミド、アクリ
ル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリオレフィン系樹脂など
がある。
特に、ポリウレタン及び/又はアクリル系樹脂を適当量
併用することにより、接着性、耐ブロッキング性の改善
のみならず、耐溶剤性、制電性等の向上が達成される。
併用することにより、接着性、耐ブロッキング性の改善
のみならず、耐溶剤性、制電性等の向上が達成される。
該スルホン酸金属塩基含有ポリエステルにはさらに他の
添加剤として例えば、その他の各種水分散性樹脂やシリ
カ、炭酸カルシウム、カオリナイト、アルミナ、タルク
、硫酸バリウムなどの無機質不活性粒子;ベンゾグアナ
ミン系樹脂、ポリスチレン系樹脂などの有機質不活性粒
子(いずれも粒径0.001〜2μm程度)を添加する
ことができ、これらを添加することにより、滑り性や耐
ブロッキング性を更に改善することができる。さらに必
要に応じて顔料;有機系、無機系の制電剤;防腐剤:消
泡剤;紫外線吸収剤などを併用することも可能である。
添加剤として例えば、その他の各種水分散性樹脂やシリ
カ、炭酸カルシウム、カオリナイト、アルミナ、タルク
、硫酸バリウムなどの無機質不活性粒子;ベンゾグアナ
ミン系樹脂、ポリスチレン系樹脂などの有機質不活性粒
子(いずれも粒径0.001〜2μm程度)を添加する
ことができ、これらを添加することにより、滑り性や耐
ブロッキング性を更に改善することができる。さらに必
要に応じて顔料;有機系、無機系の制電剤;防腐剤:消
泡剤;紫外線吸収剤などを併用することも可能である。
このスルホン酸金属塩基含有ポリエステルは、例えば、
該スルホン酸金属塩基含有ポリエステルよりなる微粒子
を熱水中に加えて強攪拌することにより分散させる方法
;上記水不溶性ポリエステルを水溶性有機化合物と混合
して水に分散させる方法、などによって水分散液とされ
る。このとき、水溶性有機化合物(通常、有機溶剤)を
併用すれば、均一な水分散液が得られ易いので有利であ
る。併用される有機化合物としては、その沸点が60〜
200℃で、20℃におけるtILの水に対する溶解量
が20g以上のものが好ましく、具体例としては脂肪族
および脂環族のアルコール、エーテル、エステル、ケト
ンなどが挙げられる。
該スルホン酸金属塩基含有ポリエステルよりなる微粒子
を熱水中に加えて強攪拌することにより分散させる方法
;上記水不溶性ポリエステルを水溶性有機化合物と混合
して水に分散させる方法、などによって水分散液とされ
る。このとき、水溶性有機化合物(通常、有機溶剤)を
併用すれば、均一な水分散液が得られ易いので有利であ
る。併用される有機化合物としては、その沸点が60〜
200℃で、20℃におけるtILの水に対する溶解量
が20g以上のものが好ましく、具体例としては脂肪族
および脂環族のアルコール、エーテル、エステル、ケト
ンなどが挙げられる。
アルコール類としては、メタノール、エタノール、イン
プロパツール、n−ブタノールなどの1価アルコール類
;エチレングリコール、プロピレングリコールなどのグ
リコール類;およびメチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、n−ブチルセロソルブなどのグリコール訪導体が例
示される。
プロパツール、n−ブタノールなどの1価アルコール類
;エチレングリコール、プロピレングリコールなどのグ
リコール類;およびメチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、n−ブチルセロソルブなどのグリコール訪導体が例
示される。
エーテル類としては、ジオキサン、テトラヒドロフラン
などが;エステル類としては、酢酸エチルなどが:ケト
ン類としては、メチルエチルケトンなどが挙げられる。
などが;エステル類としては、酢酸エチルなどが:ケト
ン類としては、メチルエチルケトンなどが挙げられる。
これらの水溶性有機化合物は、単独で添加し得るばか2
種以上を併用することもできる。上記化合物のうち、水
への分散性、およびフィルムへの塗装性を加味して最も
好ましいのはブチルセロソルブおよびエチルセロソルブ
である。
種以上を併用することもできる。上記化合物のうち、水
への分散性、およびフィルムへの塗装性を加味して最も
好ましいのはブチルセロソルブおよびエチルセロソルブ
である。
このような水溶性有機化合物を用いてスルホン酸金属塩
基含有ポリエステルの水分散液を調製するには、上記ス
ルホン酸金属塩基含有ポリエステルチップと上記水溶性
有機化合物とを50〜200℃で混合し、これに水を加
えて攪拌することにより分散させる方法;上記と同様に
50〜200℃で混合して得られる混合物を水に加え、
攪拌して分散させる方法;あるいは、上記スルホン酸金
属塩基含有ポリエステル、水溶性有機化合物および水の
3者を40〜120℃で攪拌して分散させる方法などが
採用される。又、被覆層の耐ブロッキング性や表面特性
を低下させない範囲内で、分散を促進させるために乳化
剤を使用することも差支えない。
基含有ポリエステルの水分散液を調製するには、上記ス
ルホン酸金属塩基含有ポリエステルチップと上記水溶性
有機化合物とを50〜200℃で混合し、これに水を加
えて攪拌することにより分散させる方法;上記と同様に
50〜200℃で混合して得られる混合物を水に加え、
攪拌して分散させる方法;あるいは、上記スルホン酸金
属塩基含有ポリエステル、水溶性有機化合物および水の
3者を40〜120℃で攪拌して分散させる方法などが
採用される。又、被覆層の耐ブロッキング性や表面特性
を低下させない範囲内で、分散を促進させるために乳化
剤を使用することも差支えない。
ところで基材フィルム上に被覆層として形成される該ス
ルホン酸金属塩基含有ポリエステルよりなる樹脂層は、
磁気記録層やバックコート層に対する接着性を高めるも
のであるが、この被覆層中に混入することのある不溶性
の異物に由来する粗大突起は、その上に磁性層を形成し
た場合におけるドロップアウト等の信号欠陥を生ずる原
因になる。従って該被覆層に存在する粗大突起は極力少
なくしなければならず、従って本発明では、磁気記録媒
体用フィルムとして必要な平滑度を確保するための基準
として、以下に示す粗大突起数を規定する。
ルホン酸金属塩基含有ポリエステルよりなる樹脂層は、
磁気記録層やバックコート層に対する接着性を高めるも
のであるが、この被覆層中に混入することのある不溶性
の異物に由来する粗大突起は、その上に磁性層を形成し
た場合におけるドロップアウト等の信号欠陥を生ずる原
因になる。従って該被覆層に存在する粗大突起は極力少
なくしなければならず、従って本発明では、磁気記録媒
体用フィルムとして必要な平滑度を確保するための基準
として、以下に示す粗大突起数を規定する。
即ちクリーンルーム内で、平滑なガラス板上に上記スル
ホン酸金属塩基含有ポリエステルよりなる厚さ0.1μ
mのフィルムを形成し、その表面に厚さ10μmの平滑
なフィルムを重ね合わせて密着させた後、上方からNa
のD線を照射したとき、該スルホン酸金属塩基含有ポリ
エステル中に含まれる未分散物や異物に基づく粗大突起
によって形成される干渉リングの次数が3以上であるも
のが100 ca+2当たり10個以下、より好ましく
は3個以下でなければならない、これよりも粗大突起数
が多くなると、磁気記録媒体として使用したときにドロ
ップアウト等の欠陥が多くなり、本発明の目的に適合し
得なくなる。この様な清浄度の高い水分散液を得るには
、塗装前に該水分散液を孔径3μm程度以下、より好ま
しくは1.5μ諺程度以下のフィルターに通し、粗大不
溶物を除去すればよい。尚上記干渉リングが2次以下で
ある微小突起については、磁気特性に殆んど悪影響を及
ぼすことがないので、本発明では特に問題としないが、
これらの微小突起についても少ない方が好ましいことは
勿論である。
ホン酸金属塩基含有ポリエステルよりなる厚さ0.1μ
mのフィルムを形成し、その表面に厚さ10μmの平滑
なフィルムを重ね合わせて密着させた後、上方からNa
のD線を照射したとき、該スルホン酸金属塩基含有ポリ
エステル中に含まれる未分散物や異物に基づく粗大突起
によって形成される干渉リングの次数が3以上であるも
のが100 ca+2当たり10個以下、より好ましく
は3個以下でなければならない、これよりも粗大突起数
が多くなると、磁気記録媒体として使用したときにドロ
ップアウト等の欠陥が多くなり、本発明の目的に適合し
得なくなる。この様な清浄度の高い水分散液を得るには
、塗装前に該水分散液を孔径3μm程度以下、より好ま
しくは1.5μ諺程度以下のフィルターに通し、粗大不
溶物を除去すればよい。尚上記干渉リングが2次以下で
ある微小突起については、磁気特性に殆んど悪影響を及
ぼすことがないので、本発明では特に問題としないが、
これらの微小突起についても少ない方が好ましいことは
勿論である。
かくして得られる本発明の磁気記録媒体用ポリエステル
系フィルムは、基材と被覆層との層間接着性、および該
被覆層とその表面に形成される磁気記録層やバックコー
ト層との接着性が共に良好であり、またロール状に巻回
した場合でもブロッキングを起こすことがない。しかも
該フィルムの粗大突起は少なく表面平滑度の高いもので
あるから、これをベースフィルムとして使用することに
よって優れた電磁変換特性の磁気記録媒体を得ることが
できる。
系フィルムは、基材と被覆層との層間接着性、および該
被覆層とその表面に形成される磁気記録層やバックコー
ト層との接着性が共に良好であり、またロール状に巻回
した場合でもブロッキングを起こすことがない。しかも
該フィルムの粗大突起は少なく表面平滑度の高いもので
あるから、これをベースフィルムとして使用することに
よって優れた電磁変換特性の磁気記録媒体を得ることが
できる。
[実施例]
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
尚実施例で採用した性能評価法は下記の通りである。ま
た下記実施例において「部」とあるのは特記しない限り
「重量部」を意味する。
た下記実施例において「部」とあるのは特記しない限り
「重量部」を意味する。
Co−y−Fe、Os
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体
ウレタン変性飽和ポリエステル樹脂
α−アルミナ
カーボンブラック
トルエン
メチルエチルケトン
シクロヘキサノン
上記原料配合でボールミルにより約1
分散した後、これに
パルミチン酸
ドデシルステアレート
オレイン酸
を加えて更に30分間混合する。
100部
15部
15部
3部
1部
105部
105部
105部
2時間混合
1部
次にトリイソシアネート化合物の固形分75%酢酸エチ
ル溶液を10部加えて更に1時間混合し磁性塗料とする
。
ル溶液を10部加えて更に1時間混合し磁性塗料とする
。
評価用塗料−2(バックコート塗料)
カーボンブラック 50部塩化ビニル
・酢酸ビニル共重合体 30部トリイソシアネート
30部ポリウレタンエラストマー
30部ニトロセルロース 30
部ステアリン酸アミド 5部トルエン
120部メチルエチル
ケトン 120部をボールミルで均一に
混合し、バックコート塗料とする。
・酢酸ビニル共重合体 30部トリイソシアネート
30部ポリウレタンエラストマー
30部ニトロセルロース 30
部ステアリン酸アミド 5部トルエン
120部メチルエチル
ケトン 120部をボールミルで均一に
混合し、バックコート塗料とする。
尚、磁性塗料は、供試フィルム上に乾燥後の厚さが3μ
mとなる様に塗布し、磁場配向処理を施した後60℃で
乾燥してから100℃でカレンダー処理し、更に60℃
で72時間キュアを行う。
mとなる様に塗布し、磁場配向処理を施した後60℃で
乾燥してから100℃でカレンダー処理し、更に60℃
で72時間キュアを行う。
またバックコート塗料については、供試フィルム上に乾
燥後の厚さが1μmとなる様に塗布し、60℃で乾燥し
た後100℃でカレンダー処理し、更に60℃で72時
間キュアを行う。
燥後の厚さが1μmとなる様に塗布し、60℃で乾燥し
た後100℃でカレンダー処理し、更に60℃で72時
間キュアを行う。
塗料接着性の評価
供試フィルム上に、上記磁性塗料またはバックコート塗
料を所定の条件でコーティングした後、得られたフィル
ムの塗布面に23℃X50%RHの雰囲気下で、スコッ
チテープ(スリーエム社製r No、610J )
(巾10mmX長さ10c+a)を気泡の入らないよう
に貼り付け、この上にロールを押しつけてならす。次い
で東洋ボールドウィン社製のテンシロンを使用し、引張
速度1000cm/分で360度剥離を行なう。チャッ
ク間は18cm、粘着部分は5ca+とする。
料を所定の条件でコーティングした後、得られたフィル
ムの塗布面に23℃X50%RHの雰囲気下で、スコッ
チテープ(スリーエム社製r No、610J )
(巾10mmX長さ10c+a)を気泡の入らないよう
に貼り付け、この上にロールを押しつけてならす。次い
で東洋ボールドウィン社製のテンシロンを使用し、引張
速度1000cm/分で360度剥離を行なう。チャッ
ク間は18cm、粘着部分は5ca+とする。
灸l批l立上j
供試ポリエステルフィルムの表面に真空蒸着によって膜
厚2000AのCo−Ni合金薄膜を形成する。この蒸
着フィルムの蒸着面に、23℃×50%RHの雰囲気下
でスコッチテープ(スリーエム社製r No、610J
) (巾18■×長さ15ca+)を気泡の入らな
い様に張り付け、この上をロールで圧接した後、180
°方向に手ですみやかに剥離し、フィルムに残った蒸着
層を目視判定する。
厚2000AのCo−Ni合金薄膜を形成する。この蒸
着フィルムの蒸着面に、23℃×50%RHの雰囲気下
でスコッチテープ(スリーエム社製r No、610J
) (巾18■×長さ15ca+)を気泡の入らな
い様に張り付け、この上をロールで圧接した後、180
°方向に手ですみやかに剥離し、フィルムに残った蒸着
層を目視判定する。
○:全く剥れないもの
△;一部に剥れが見られたもの
×:号以上が剥れたもの
虹1」コヨLとL五
片面にスルホン酸金属塩基含有ポリエステル被覆を施し
た2枚のフィルム(3cmx 3 cm)の、塗布面と
非塗布面を重ね合わせ、これを6cmX6cmのシリコ
ーンラバーおよび同寸法で厚さ7mmのガラス板によっ
て両側から挟む。これに2kgの荷重をかけ、50℃×
85%RHの雰囲気で48時間放置した後、フィルムを
剥離したと幹の粘着状態を観察する。
た2枚のフィルム(3cmx 3 cm)の、塗布面と
非塗布面を重ね合わせ、これを6cmX6cmのシリコ
ーンラバーおよび同寸法で厚さ7mmのガラス板によっ
て両側から挟む。これに2kgの荷重をかけ、50℃×
85%RHの雰囲気で48時間放置した後、フィルムを
剥離したと幹の粘着状態を観察する。
○:粘着が全く見られない
△:所々にフィルムの粘着が起こっているX:全面で粘
着が起こっている 1人叉血二里頂 バーコーターを使用し、スルホン酸金属塩基含有ポリエ
ステルの水分散液をクラス1000のクリーンルーム内
で平滑なガラス板上に乾燥膜厚が0.1μmとなる様に
コーティングし乾燥する。次いで該コーテイング膜上に
、異物の混入を極力少なくした厚さ10μmのポリエス
テルフィルムを重ね合わせ、ローラーで隙間の空気を押
し出して密着させた後、上からNaのD線を当て、生じ
る干渉リングを観察する。そして該干渉リングの縞の数
が3以上であるものの数を調べ、100 c++2当た
りの個数として求める。
着が起こっている 1人叉血二里頂 バーコーターを使用し、スルホン酸金属塩基含有ポリエ
ステルの水分散液をクラス1000のクリーンルーム内
で平滑なガラス板上に乾燥膜厚が0.1μmとなる様に
コーティングし乾燥する。次いで該コーテイング膜上に
、異物の混入を極力少なくした厚さ10μmのポリエス
テルフィルムを重ね合わせ、ローラーで隙間の空気を押
し出して密着させた後、上からNaのD線を当て、生じ
る干渉リングを観察する。そして該干渉リングの縞の数
が3以上であるものの数を調べ、100 c++2当た
りの個数として求める。
1旦又迫!崖
供試フィルムの片面に厚さ3μmの磁性塗膜を形成した
後、局インチ幅にスリットして、VHS規格のビデオテ
ープを得る。このテープの標準テープ(比較例1)に対
するクロマS/Nを、■シバツク製TG−7形NTC5
T V試験信号発生器および925D/INTCSカラ
ービデオノイズ測定器を用いて測定し、下記の基準でラ
ンク付けした。
後、局インチ幅にスリットして、VHS規格のビデオテ
ープを得る。このテープの標準テープ(比較例1)に対
するクロマS/Nを、■シバツク製TG−7形NTC5
T V試験信号発生器および925D/INTCSカラ
ービデオノイズ測定器を用いて測定し、下記の基準でラ
ンク付けした。
X・・・−1dB未満
△・・・−1dB以上+1dB未満
O・・・+1dB以上
実施例1
(A)スルホン酸金属塩基含有ポリエステルおよび水分
散液の調製: まずスルホン酸金属塩基含有ポリエステル(a)を次の
方法により調製した。ジカルボン酸成分としてジメチル
テレフタレート49モル%、ジメチルイソフタレート4
9モル%および5−スルホイソフタル酸ナトリウム2モ
ル%を使用し、グリコール成分としてエチレングリコー
ル5oモル%およびネオペンチルグリコール50モル%
を用いて、常法によりエステル交換反応および重縮合反
応を行なった。得られたスルホン酸金属塩基含有ポリエ
ステルのガラス転移温度は69℃であった。このスルホ
ン酸金属塩基含有ポリエステル300部とn−ブチルセ
ロソルブ150部とを加熱攪拌して粘稠な溶液とし、更
に攪拌しつつ水550部を徐々に加えて、固形分30%
の均一な淡白色の水分散液を得た。
散液の調製: まずスルホン酸金属塩基含有ポリエステル(a)を次の
方法により調製した。ジカルボン酸成分としてジメチル
テレフタレート49モル%、ジメチルイソフタレート4
9モル%および5−スルホイソフタル酸ナトリウム2モ
ル%を使用し、グリコール成分としてエチレングリコー
ル5oモル%およびネオペンチルグリコール50モル%
を用いて、常法によりエステル交換反応および重縮合反
応を行なった。得られたスルホン酸金属塩基含有ポリエ
ステルのガラス転移温度は69℃であった。このスルホ
ン酸金属塩基含有ポリエステル300部とn−ブチルセ
ロソルブ150部とを加熱攪拌して粘稠な溶液とし、更
に攪拌しつつ水550部を徐々に加えて、固形分30%
の均一な淡白色の水分散液を得た。
この分散液をさらに水とイソプロパツールの等量混合液
中に加え、固形分が5%のスルホン酸金属塩基含有ポリ
エステル水分散液(塗布液)を調製した。
中に加え、固形分が5%のスルホン酸金属塩基含有ポリ
エステル水分散液(塗布液)を調製した。
(B)基材フィルムの調製:
平均粒径0.8μmの炭酸カルシウム微粒子が2500
ppmの濃度で分散されたポリエチレンテレフタレー
トを280〜300℃で溶融押出しし、15℃の冷却ロ
ールで冷却して、厚さ約150μ−の未延伸フィルムを
得た。この未延伸フィルムを、85℃に加熱された周速
の異なる一対のロール間で縦方向に3.5倍延伸して基
材フィルムとした。
ppmの濃度で分散されたポリエチレンテレフタレー
トを280〜300℃で溶融押出しし、15℃の冷却ロ
ールで冷却して、厚さ約150μ−の未延伸フィルムを
得た。この未延伸フィルムを、85℃に加熱された周速
の異なる一対のロール間で縦方向に3.5倍延伸して基
材フィルムとした。
(C)被覆ポリエステルフィルム(磁気記録媒体用ベー
スフィルム)の調製: 上記(^)で得たスルホン酸金属塩基含有ポリエステル
水分散液を孔径1.0μmのフィルターに通した後、上
記(B)で得た基材フィルムの表面にロールコータ−法
によって塗布し、70℃で熱風乾燥する0次いでテンタ
ーにより98℃で横方向に3.5倍延伸した後、200
〜210℃で熱固定し、厚さ12μ■の2軸延伸被覆ポ
リエステルフイルムを得た。該フィルムにおける最終的
な被覆剤(スルホン酸金属塩基含有ポリエステル)の付
着量は約0.04g/m2であった。
スフィルム)の調製: 上記(^)で得たスルホン酸金属塩基含有ポリエステル
水分散液を孔径1.0μmのフィルターに通した後、上
記(B)で得た基材フィルムの表面にロールコータ−法
によって塗布し、70℃で熱風乾燥する0次いでテンタ
ーにより98℃で横方向に3.5倍延伸した後、200
〜210℃で熱固定し、厚さ12μ■の2軸延伸被覆ポ
リエステルフイルムを得た。該フィルムにおける最終的
な被覆剤(スルホン酸金属塩基含有ポリエステル)の付
着量は約0.04g/m2であった。
得られたフィルムの耐ブロッキング性、接着性、粗大突
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
嶌】II且
ジカルボン酸成分として、ジメチルテレフタレート45
モル%、ジメチルイソフタレート45モル%および5−
スルホイソフタル酸ナトリウム10モル%を使用し、グ
リコール成分としてエチレングリコール50%およびネ
オペンチルグリコール40モル%、ジエチレングリコー
ル10モル%を使用した以外は実施例1と同様にして、
スルホン酸金属塩基含有ポリエステル水分散液を調製す
ると共に、基材フィルムへの塗布延伸を行なって2軸延
伸被覆ポリエステルを得た。
モル%、ジメチルイソフタレート45モル%および5−
スルホイソフタル酸ナトリウム10モル%を使用し、グ
リコール成分としてエチレングリコール50%およびネ
オペンチルグリコール40モル%、ジエチレングリコー
ル10モル%を使用した以外は実施例1と同様にして、
スルホン酸金属塩基含有ポリエステル水分散液を調製す
ると共に、基材フィルムへの塗布延伸を行なって2軸延
伸被覆ポリエステルを得た。
得られたフィルムの耐ブロッキング性、接着性、粗大突
起数及び電磁変換特性を′tS1表に示す。
起数及び電磁変換特性を′tS1表に示す。
医1d辻ユ
スルホン酸金属塩基含有ポリエステル水分散液の濾過処
理に用いたフィルターの孔径を2.5μIに変更した以
外は実施例1と全く同様にして2軸延伸被覆ポリエステ
ルフイルムを得た。
理に用いたフィルターの孔径を2.5μIに変更した以
外は実施例1と全く同様にして2軸延伸被覆ポリエステ
ルフイルムを得た。
得られたフィルムの耐ブロッキング性、接着性、粗大突
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
比!」01
平均粒径0.8μ■のCaC0,微粒子が2500 p
pmの濃度で分散されたポリエチレンテレフタレートを
用いて290℃でフィルム状に溶融押出しした後25℃
の冷却ロールで冷却し、厚さ150μmの未延伸フィル
ムを得た。
pmの濃度で分散されたポリエチレンテレフタレートを
用いて290℃でフィルム状に溶融押出しした後25℃
の冷却ロールで冷却し、厚さ150μmの未延伸フィル
ムを得た。
この未延伸フィルムを、90℃に加熱された周速の異な
る一対のロール間で縦方向に3.5倍延伸し、次いでテ
ンターを用いて98℃で横方向に3.5倍延伸した後2
00〜210℃で熱固定し、厚さ12μmの2軸延伸ポ
リエステルフイルムを得た。
る一対のロール間で縦方向に3.5倍延伸し、次いでテ
ンターを用いて98℃で横方向に3.5倍延伸した後2
00〜210℃で熱固定し、厚さ12μmの2軸延伸ポ
リエステルフイルムを得た。
得られたフィルムの耐ブロッキング性、接着性、粗大突
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
ルJ■1ユ
実施例1で用いたフィルターの孔径を5μ■に変えた以
外は実施例1と全く同様にして2軸延伸被覆ポリエステ
ルフイルムを得た。
外は実施例1と全く同様にして2軸延伸被覆ポリエステ
ルフイルムを得た。
得られたフィルムの耐ブロッキング性、接着性、粗大突
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
比較例3
実施例2で用いたフィルターの孔径を5μIに変えた以
外は実施例2と全く同様にして2軸延伸被覆ポリエステ
ルフイルムを得た。
外は実施例2と全く同様にして2軸延伸被覆ポリエステ
ルフイルムを得た。
得られたフィルムの耐ブロッキング性、接着性、粗大突
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
比1U1丘
ジカルボン酸成分として、ジメチルテレフタレート40
モル%、ジメチルイソフタレート40モル%および5−
スルホイソフタル酸ナトリウム20モル%を使用し、グ
リコール成分としてはエチレングリコール50%および
ネオペンチルグリコール49.5モル%および平均分子
量的1000のポリエチレングリコール0.5モル%を
用いて、常法によりエステル交換および重縮合を行なっ
てスルホン酸金属塩基含有ポリエステルを得た。得られ
たスルホン酸金属塩基含有ポリエステルを水と共に加熱
攪拌して固形分5%の水溶液状の塗布液を調製した。こ
の塗布液を用いた以外は実施例1と全く同様にして2軸
延伸被覆ポリエステルフイルムを得た。
モル%、ジメチルイソフタレート40モル%および5−
スルホイソフタル酸ナトリウム20モル%を使用し、グ
リコール成分としてはエチレングリコール50%および
ネオペンチルグリコール49.5モル%および平均分子
量的1000のポリエチレングリコール0.5モル%を
用いて、常法によりエステル交換および重縮合を行なっ
てスルホン酸金属塩基含有ポリエステルを得た。得られ
たスルホン酸金属塩基含有ポリエステルを水と共に加熱
攪拌して固形分5%の水溶液状の塗布液を調製した。こ
の塗布液を用いた以外は実施例1と全く同様にして2軸
延伸被覆ポリエステルフイルムを得た。
得られたフィルムの耐ブロッキング性、接着性、粗大突
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
起数及び電磁変換特性を第1表に示す。
第1表より次の様に考えることができる。
実施例1〜3:本発明の規定要件を満たすもので、磁性
塗膜やバックコート塗膜の 密着性および蒸着層との密着性並び に耐ブロッキング性がいずれも良好 であり、しかも被覆層に粗大突起が 全く見られず、優れた電磁変換特性 を有している。
塗膜やバックコート塗膜の 密着性および蒸着層との密着性並び に耐ブロッキング性がいずれも良好 であり、しかも被覆層に粗大突起が 全く見られず、優れた電磁変換特性 を有している。
比較例1:被覆層の形成されていない通常のベースフィ
ルムであり、磁性塗膜お よびバックコート塗膜との密着性が 悪く、蒸着層との密着性も悪い。
ルムであり、磁性塗膜お よびバックコート塗膜との密着性が 悪く、蒸着層との密着性も悪い。
比較例2.3:スルホン酸金属塩基含有ポリエステル水
分散液を用いて被覆したも のであるが、フィルターの孔径が大 ぎいため粗大突起数が多く、電磁変 換特性に欠ける。
分散液を用いて被覆したも のであるが、フィルターの孔径が大 ぎいため粗大突起数が多く、電磁変 換特性に欠ける。
比較例4:水溶性のスルホン酸金属塩基含有ポリエステ
ルを用いたものであり、密 着性は良好であるが耐ブロッキング 性が悪く、また粗大突起数は少ない にもかかわらず、電磁変換特性が悪 い。
ルを用いたものであり、密 着性は良好であるが耐ブロッキング 性が悪く、また粗大突起数は少ない にもかかわらず、電磁変換特性が悪 い。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されており、ポリエステル系樹
脂よりなる基材フィルムの表面を、スルホン酸金属塩基
の導入された特定のスルホン酸金属塩基含有ポリエステ
ルで被覆することによって、磁気記録層、バックコート
層および蒸着金属層との密着性に優れ、且つ耐ブロッキ
ング性の良好な磁気記録媒体用ベースフィルムを提供し
得ることになった。しかもこのフィルムは表面平滑度が
高く粗大突起が非常に少ないので、これをベースフィル
ムとして使用することによって電磁変換特性の一段と優
れた磁気記録媒体を得ることができる。
脂よりなる基材フィルムの表面を、スルホン酸金属塩基
の導入された特定のスルホン酸金属塩基含有ポリエステ
ルで被覆することによって、磁気記録層、バックコート
層および蒸着金属層との密着性に優れ、且つ耐ブロッキ
ング性の良好な磁気記録媒体用ベースフィルムを提供し
得ることになった。しかもこのフィルムは表面平滑度が
高く粗大突起が非常に少ないので、これをベースフィル
ムとして使用することによって電磁変換特性の一段と優
れた磁気記録媒体を得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリエステル系樹脂よりなる基材フィルムの少なくとも
片面に、 分子中にスルホン酸金属塩基を有する、水分散性である
が水不溶性のスルホン酸金属塩基含有ポリエステルであ
って、フィルム状としたときの下記の方法によって求め
られる粗大突起数が100cm^2当たり10個以下で
あるスルホン酸金属塩基含有ポリエステル を被覆したものであることを特徴とする磁気記録媒体用
ポリエステル系フィルム。 (粗大突起数の測定法) クリーンルーム内で、平滑なガラス板上にスルホン酸金
属塩基含有ポリエステルよりなる厚さ0.1μmのフィ
ルムを形成し、その上に厚さ10μmの平滑なフィルム
を重ね合わせて密着した後上方からNaのD線を照射し
、上記ポリエステル中に含まれる未分散物や異物に基づ
く突起によって形成される干渉リングの次数が3以上で
あるものの数を粗大突起数として求める。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2260732A JPH0673944B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 磁気記録媒体用ポリエステル系フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2260732A JPH0673944B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 磁気記録媒体用ポリエステル系フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04139228A true JPH04139228A (ja) | 1992-05-13 |
| JPH0673944B2 JPH0673944B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=17351985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2260732A Expired - Lifetime JPH0673944B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 磁気記録媒体用ポリエステル系フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673944B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60248232A (ja) * | 1984-05-24 | 1985-12-07 | Teijin Ltd | 易接着性ポリエステルフィルムの製造方法 |
| JPS6185436A (ja) * | 1984-10-02 | 1986-05-01 | Teijin Ltd | ポリエステル水分散体 |
| JPH023419A (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-09 | Teijin Ltd | 水分散体用ポリエステル、これを塗布したフイルム及びその製造法 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2260732A patent/JPH0673944B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60248232A (ja) * | 1984-05-24 | 1985-12-07 | Teijin Ltd | 易接着性ポリエステルフィルムの製造方法 |
| JPS6185436A (ja) * | 1984-10-02 | 1986-05-01 | Teijin Ltd | ポリエステル水分散体 |
| JPH023419A (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-09 | Teijin Ltd | 水分散体用ポリエステル、これを塗布したフイルム及びその製造法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0673944B2 (ja) | 1994-09-21 |
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