JPH04139274A - 鉛筆芯及びその製造方法 - Google Patents

鉛筆芯及びその製造方法

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JPH04139274A
JPH04139274A JP26280490A JP26280490A JPH04139274A JP H04139274 A JPH04139274 A JP H04139274A JP 26280490 A JP26280490 A JP 26280490A JP 26280490 A JP26280490 A JP 26280490A JP H04139274 A JPH04139274 A JP H04139274A
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宏明 岡林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 鉛筆芯及びその製造方法に関する。垂直筆記するプロッ
ターなと、筆跡の濃度が濃いことを要求されるものに好
適である。
(従来の技術) 添付第8図は、鉛筆芯の横断面を模式的に描いたもので
ある。即ち、鉛筆芯りを折り、その断面を眺めたもので
ある。僅か外周部1に沿った部分もあるが、全体には無
秩序な模様が見える。この模様は黒鉛など体質材として
使用されるものの配向状態を示す。黒い部分2が体質材
であると考えて良い。使用する材料の種類、大きさ、製
造時の処理条件などによって黒い部分の密度や大きさは
異なったものとなるが、水を賦形材とし、粘土を結合材
として使用する、所謂、粘土芯の場合でも、また、有機
物を結合材とし高温熱処理して得られる、所謂、有機焼
成芯でも、更に、高温熱処理することなく得られる、所
謂、生芯タイプのものなどでも、共通的に見られる模様
である。体質材の偏平性が原因していると言われている
この断面構造は、鉛筆芯の特性、特に、強度を反映した
ものとなる。例えば、一般に鉛筆芯は外周部において強
度の高いものとなることが知られているが、図示した外
周部に沿う体質材の配向がこの強度に寄与している。
そこで、このような断面構造に着目した検討もなされて
いる。例えば、特公昭62−33957号公報に「材料
を第1段ノズルにて星形の様に外表面に凹凸を有する異
形線状に押し出し、次に第2段ノズルにてこの異形線状
材を所定の外径の線状に押出成形する」ことが開示され
ており、また、特公昭62−36880号公報に「材料
を第1段ノズルにて複数の細線に押し出し、次に第2段
ノズルにてこれらの細線をまとめて所定の外径の線状に
押出成形する」ことが開示されている。両方とも、公報
記載上は上述したことと若干の相違表現になっているが
、外周部に沿っての配向を内部においても形成すること
により強度を向上させようとしたものであると言える。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、断面構造が鉛筆芯の強度と関連するこ
とに着目したものはあるが、濃度との関連については見
逃されてきたようである。ある種の断面構造のものとす
ることにより、また、材料配合などを変更せずに、その
断面構造のものとすることにより、強度の低下を抑えつ
つ濃度の高いものとできれば、すでに強度については相
当の技術進歩がなされていることや、プロッタ用芯のよ
うに、強度の高さがあまり求められないものが急激に普
及しつつあるという現状に鑑みても、その価値は極めて
高いものとなる。
(課題を解決するための手段) 上述したことに基づき、本発明者等は種々の断面構造の
ものを研究してきた。その結果、ついに本発明を完成す
るに到ったものであり、即ち、本発明は、 (1)横断面における体質材の配向が中央部から外周部
に向かって放射状となっている鉛筆芯。
(2)体質材と結合材とを少なくとも主材として使用し
5混線したものをノズルから押し出して細線状物とした
後、必要に応じて焼成処理を施して鉛筆芯を製造するに
あたり、側壁に放射状溝を有する錐状体を、その頂部が
押出側となるように前記ノズルのテーパー孔部に配して
なる鉛筆芯の製造方法。
を要旨とする。
(実施例) 添付第1図から第4図に本発明の鉛筆芯の一例をいくつ
か示す。尚、参照符号は前述第8図のものと合わせであ
る。
まず、第1図のものは、外周部1に沿った部分こそ前述
した第8図におけるのと同様であるが、それ以外は中央
部から外周部に向かって直線的に黒い部分2が放射状に
延びている。また、第2図のものは、この第1図のもの
の黒い部分2の放射性に渦巻性を加えたものである。更
に、第3図のものは、第2図のものにおける黒い部分2
の渦巻放射性が外周部1に近づくにつれ薄れ、次第に第
8図のような無秩序性を高めている。そして、第4図の
ものは、渦巻放射部分の外側に外周部に沿った部分が厚
目となって同心円状に存在している。ここで、第1図と
第2図とは放射性についての基本断面構造の一例を、ま
た、第3図と第4図とは同じ基本断面構造でも種々の面
断面構造とできる一例を示している。
このような断面構造のものとする手段はいくつもあるで
あろう。しかし、材料、その配合、混線条件、熱処理条
件など、従来公知のものなどをできるだけそのまま活用
できればきわめて都合がよい。そこで、本発明の製造方
法では、押出時に使用するノズル部の構造に工夫をする
だけでよいものを提供する。即ち、例えば有機焼成芯の
場合の一例を挙げるならば、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポ
リビニルアルコール、フラン樹脂などの結合材と黒鉛、
窒化硼素、タルクなどの体質材を主材とし。
可塑剤、溶剤、安定材などを必要に応じて併用し、ヘン
シェルミキサー、ニーダ−13本ロールなどで混練した
ものを適宜寸法に成形し、高温熱処理して焼成芯体を得
、更に、必要に応じてシリコン油、スピンドル油、流動
パラフィンといった油状物質を含浸するといった工程を
そのまま利用できるものである。
そのために本発明の製造方法では錐状体を使用する。
添付第5図は、第1図に示したようなものを得るのに使
用する錐状体の一例を示す。符号A1で示すが、全体と
して円錐であると見たとき、その頂部3を下側にするよ
うに描いである。また、側壁には、この頂部3に収斂す
る直線的な溝4が放射状に形成しである。
この錐状体A1を第6図に示すように配する。
参照符号Bはノズル、同じくCは固定具である。ここで
重要なのは、錐状体A1の頂部3を押出側にし、しかも
、この頂部3をノズルBのテーパー孔部5に位置させる
ことである。
第6図において、テーパー孔部5より上に描いた部分は
案内あるいは位置固定のためのものである。実際、第6
図のものではノズルBを押出機(図示せず)に固定する
固定具Cにより錐状体A1も位置決めされている。
また、第2図乃至第4図に示したようなものを得るのに
使用する錐状体の一例を第7図に示す。符号A2で示す
が、錐状体A1との違いは溝4にある。即ち、放射状に
形成されている点では同様であるが、直線的に頂部3に
向かって収斂せず、多条螺子状になっている。この錐状
体A2を、第6図で錐状体A1に代えて使用すると第2
図のようなものが得られる。
ノズルBのテーパー孔部5に対する錐状体の位置関係を
変化させたり、ノズルBのランド長さを変化させたりす
るなど、ノズル部全体の構造を調整すると面断面構造が
得られる。
第3図のものは、例えば環状体を錐状体A2と固定具C
との間に介在させるなどして、錐状体A2をノズルBに
対して幾分図面上側に位置するようにしたとき得られる
。また、第4図のものは、ノズルBの欄度長さを長くす
ると得られる。
以下、第1図及び第2図の断面構造のものの製造例を示
す。尚、単に部とあるのはN置部を示す。
く製造例1〉(第1図の断面構造のもの)ポリ塩化ビニ
ル         50部黒鉛          
    50部ジオクチルフタレート(可塑剤) 15
部ステアリン酸塩(安定剤)     2部上記配合物
をヘンシェルミキサー及び3本ロールで混練し、これを
押出材料として、第6図のノズル部構造<m状体A1使
用)を設けた押出機で細線状に押出成形した。この細線
状物を空気中で300’Cまでゆっくり加熱し、更に、
不活性雰囲気中で100o℃まで昇温する熱処理を施し
、直径約0.5mnの焼成芯体を得、これにスピンドル
油を含浸した。
〈製造例2〉(第1図の断面構造のもの)ニトロセルロ
ース        60部タルク         
     5o部カーボンブラック        2
5部ポリエチレンワックス      20部メチルエ
チルケトン(溶剤)  100部上記配合物をヘンシェ
ルミキサー及び3本ロールで混練し溶剤分を調整したも
のを押出材料として、製造例1同様に押出成形し、溶剤
分を完全に除去した。
〈製造例3〉(第2図の断面構造のもの)製造例1にお
いて、錐状体A1の代わりに錐状体A2を使用したノズ
ル部構造とした以外、すへて製造例1と同様にした。
〈製造例4〉(第2図の断面構造のもの)製造例3にお
いて、黒鉛の代わりに窒化硼素を使用した以外、すへて
製造例3と同様にした。
上記各製造例で得たものの強度、摩耗量及び濃度を測定
した結果を表−1に示す。尚、各製造例と対応的に示し
た比較例は、各製造例において、錐状体A1や錐状体A
2を使用しなかった以外、各製造例と同様にして得たも
のである(製造例3に対する比較例は製造例1に対する
比較例と同じである)。
表−1 げ強さを測定した値(単位:MPa)−摩耗量はプロッ
ター(武藤工業■製;F−610)でトレーシングペー
パー(■きもと製;KGT−55)に直線を筆圧600
gで垂直筆記したときの値(単位:m/m)。
濃度は摩耗量測定の筆記線をJIS  S  6005
に準じて測定した値(単位:D)。
上記表−1より分かるように、各製造例のものは筆跡の
濃度が高いものとなる。この理由は定かではないが、濃
度が高くなるとともに摩耗量も大きくなっていることか
ら、恐らく、比較例のもの(第8図に示したような無秩
序な断面構造を示す)は体質材が相互に支え合って摩耗
阻害を生じてしまうのに対し、製造例のものは、秩序性
が高い分、このような摩耗阻害が生じ難くなっているも
のと思料される。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の鉛筆芯は強度低下すること
なく濃度向上したものとなる。
また1本発明の鉛筆芯の製造方法によれば、このような
鉛筆芯を製造するにあたり、ノズル構造部を変更するだ
けできわめて容易になせる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、それぞれ本発明の鉛筆芯の断面構
造の一例を示す横断面図、第5図は本発明の製造方法で
使用する錐状体の一例を示す斜視図、第6図は錐状体の
使用状態の一例を説明するためのノズル構造部の断面図
、第7図は錐状体の他の一例を示す斜視図第8図は従来
の鉛筆芯の断面構造を示す横断面図。 L・・・鉛筆芯、1・・・外周部、2・・・黒い部分、
A1、A2・・・錐状体、3・・・頂部、4・・・溝。 B・・・ノズル、5・・・テーパー孔部、C・・・固定
具。 特許出願人   ぺんてる株式会社 第5図 第6図 第8図 A]

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)横断面における体質材の配向が中央部から外周部
    に向かって放射状となっている鉛筆芯。
  2. (2)体質材と結合材とを少なくとも主材として使用し
    、混練したものをノズルから押し出して細線状物とした
    後、必要に応じて焼成処理を施して鉛筆芯を製造するに
    あたり、側壁に放射状溝を有する錐状体を、その頂部が
    押出側となるように前記ノズルのテーパー孔部に配して
    なる鉛筆芯の製造方法。
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