JPH04142329A - ポリカーボネートの製造法 - Google Patents

ポリカーボネートの製造法

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JPH04142329A
JPH04142329A JP26582890A JP26582890A JPH04142329A JP H04142329 A JPH04142329 A JP H04142329A JP 26582890 A JP26582890 A JP 26582890A JP 26582890 A JP26582890 A JP 26582890A JP H04142329 A JPH04142329 A JP H04142329A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリカーボネートの製造法に関するものであり
、更に詳しくは2価ヒドロキシ化合物とビスアリールカ
ーボネートをエステル交換法により溶融重縮合させ、ポ
リカーボネートを製造する方法に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ポリカ
ーボネートは幅広い用途、特に射出成形用または窓ガラ
スの代わりのガラスシートとしての用途を有する汎用エ
ンジニアリングサーモプラスチックスである。
従来よりこれらポリカーボネートの製造には界面重縮合
法やエステル交換法等が適用されている。
界面重縮合法は一般的にポリカーボネートの製造に効果
的であるが、有毒なホスゲンを使用することや、塩素イ
オンが生成するポリカーボネートに残存すること等の欠
点を有する。これらの欠点を解消するために、有毒なホ
スゲンの代わりにホスゲンのダイマーである液体のトリ
クロロメチルクロロホルメートを用いて特殊な2価フェ
ノールと界面重縮合反応させてポリカーボネートを製造
する方法が特開昭63−182336号公報に開示され
ている。しかしながら、特殊な2価フェノールとして9
,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン類に
ついての記載があるのみである。また、有毒なホスゲン
の代わりにトリホスゲンを用いて2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパンからポリカーボネートを得
る方法がAngew、 Chew+ (アンゲパンテ・
ヘミ−)似、922 (1987)、ドイツ特許063
440141号明細書に記載されているが、ホスゲンが
発生する反応機構も提唱されている。
エステル交換反応においては、ジフェニルカーボネート
と芳香族ジヒドロキシ化合物にエステル交換触媒を加え
て、加熱減圧下、フェノールを留出させながらプレポリ
マーを合成し、最終的に高真空下、290”C以上に加
熱してフェノールを留出させて高分子量のポリカーボネ
ートを得ている (米国特許4345062号明細書)
が、高分子量のポリカーボネートは他のエンジニアリン
グプラスチックスと異なって、溶融粘度が極めて大きい
ので、反応条件として290°C以上の高温を必要とし
、また、沸点の高いフェノールを留去させるために高真
空(10−2Torr)を必要とするため、設備の面か
らも工業化は難しく、更に生成するポリカーボネートに
フェノールが残存することにより、色相や物性に好まし
くない影響を及ぼすことが知られている。
しかしながら、エステル交換法は溶融重縮合で反応を行
なわしめることができ、工業的に経済性の優れた手法で
あることから種々の検討がなされている。特に重縮合反
応が完結に近づくと反応系の粘度が高くなることから高
粘度の反応生成物を取り扱うために、種々の形式の装置
の使用が試みられている。例えば、特公昭52−361
59号公報、特開平2−86618号公報、特開平2−
153923〜153927号公報等が開示されている
。特公昭52−36159号公報においては、スクリュ
ー蒸発器タイプの噛合型二軸押出機を使用しているが、
スクリュー溝部の滞留部に黒色の異物が発生しやすいと
いう欠点を有し、また、滞留時間のコントロールが難し
く熱履歴による生成物の着色度と副生するフェノール等
の留出物を効率的に除去するといった点で難点がある。
また、特開平2−153923〜153927号公報で
は横型攪拌重合槽を用いているが、ホールドアンプを大
きくとれるものの、液厚みが大きくなり、高粘度の反応
液中から副生ずるフェノール等の留出が律速となり、結
果的に滞留時間を長くする必要がある。従って、高温下
での熱履歴を受けることにより、反応生成物の着色要因
となる。
これらの方法は、無色透明のポリカーボネートを工業的
に効率良く製造する2方法として十分であるとは言いが
たいものである。
従って本発明の目的はこのような従来のエステル交換反
応によるポリカーボネートの製造法が有する欠点を克服
し、無色透明で高分子量のポリカーボネートを効率よく
製造する方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、ポリカーボネートの製造法において、槽
型反応槽又は横型重合機並びにパドル形セルフクリーニ
ング二軸押出機にて反応を行い、粘度平均分子量を段階
的に高くする方法によれば無色透明で高分子量のポリカ
ーボネートが効率よく製造できることを見出し、本発明
を完成するに至った。
すなわち本発明は、2価ヒドロキシ化合物とビスアリー
ルカーボネートをエステル交換法により溶融重縮合させ
、ポリカーボネートを製造する方法において、第一工程
として調整槽にて上記モノマーを溶融させ、第二工程と
して上記モノマー混合物の溶融下に槽型反応槽で重縮合
反応を行い、粘度平均分子量が5000〜30000で
あるポリカーボネートを得た後、第三工程として少なく
とも1基以上のパドル形セルフクリーニングニ軸押出機
を使用し、粘度平均分子量が12000〜60000の
ポリカーボネートを得ることを特徴とするポリカーボネ
ートの製造法、及び上記第一工程の後に、第二工程とし
て上記モノマー混合物の溶融下に槽型反応槽で重縮合反
応を行い、粘度平均分子量が5000〜20000のポ
リカーボネートプレポリマーを生成させ、第三工程とし
て上記第二工程で得られたプレポリマーの重縮合反応を
更に槽型反応槽又は横型重合機で進め、粘度平均分子量
が10000〜30000であるポリカーボネートを得
た後、第四工程として少なくとも1基以上のパドル形セ
ルフクリーニング二軸押出機を使用し、粘度平均分子量
が12000〜60000のポリカーボネートを得るこ
とを特徴とするポリカーボネートの製造法を提供するも
のである。
本発明に用いられる2価ヒドロキシ化合物としては、例
えば下記一般式(I )、 (II )、 (I[[)
又は(IV)で表される化合物が挙げられる。
R。
(式中、R+、 Rz、Ri、R4,Rsはそれぞれ水
素原子、炭素数1〜8の直鎖又は枝分かれを含むアルキ
ル基、又はフェニル基を表し、Xはハロゲン原子を表し
、n=o〜4、+a=1〜4である。) 具体的には2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
ブタン、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
4−メチルペンタン、2.2−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)オクタン、4.4’−ジヒドロキシ−2,2
,2−トリフェニルエタン、2.2−ビス−(3,5−
ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2
−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロ
パン、2,2ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピ
ルフェニル)プロパン、2.2−ビス−(4−ヒドロキ
シ−5−sec、ブチルフェニル)プロパン、2.2−
ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、2.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ター
シャリ−ブチルフェニル)プロパン、1.1’−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−P−ジイソプロピルベン
ゼン、1,1゛−ビス=(4−ヒドロキシフェニル)−
m−ジイソプロピルベンゼン、l11−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロヘキサン等が挙げられる。
更に、これらの2種又は3種以上の2価ヒドロキシ化合
物を組み合わせて共重合ポリカーボネートを製造するこ
とも可能である。
本発明に用いられるビスアリールカーボネートとしては
、ジフェニルカーボネート、ビス(2,4−ジクロルフ
ェニル)カーボネート、ビス(2,4,6−ドリクロル
フエニル)カーボネート、ビス(2−シアノフェニル)
カーボネート、ビス(0−ニトロフェニル)カーボネー
ト、ジトリルカーボネート、m−クレジルカーボネート
、ジナフチルカーボネート、ビス(ジフェニル)カーボ
ネ−ト等が挙げられる。好ましくは、ジフェニルカーボ
ネートである。
また、本発明においては、所望により重合触媒を用いる
ことができ、重合触媒としては通常のエステル交換触媒
が使用できる。
本発明に使用し得るエステル交換触媒の代表例としては
、(a)金属を含んだ触媒に類する触媒として、水素化
ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ
素カリウム、水素化ホウ素ルビジウム、水素化ホウ素セ
シウム、水素化ホウ素ベリリウム、水素化ホウ素マグネ
シウム、水素化ホウ素カルシウム、水素化ホウ素ストロ
ンチウム、水素化ホウ素バリウム、水素化ホウ素アルミ
ニウム、水素化ホウ素チタニウム、水素化ホウ素スズ、
水素化ホウ素ゲルマニウム、テトラフェノキシリチウム
、テトラフェノキシカリウム、テトラフェノキシカリウ
ム、テトラフェノキシルビジウム、テトラフェノキシセ
シウム、千オ硫酸ナトリウム、酸化ベリリウム、酸化マ
グネシウム、酸化スズ(IV)、ジブチルスズオキシド
、水酸化ベリリウム、水酸化マグネシウム、水酸化ゲル
マニウム、酢酸ベリリウム、酢酸マグネシウム、酢酸ス
ズ(■)、酢酸ゲルマニウム、炭酸リチウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸ベリリウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸スズ(■)、炭酸ゲルマニウム、硝酸スズ(
■)、硝酸ゲルマニウム、二酸化アンチモン、ビスマス
トリメチルカルボキシレート等が挙げられる。
ら)電子供与性アミン化合物に類する触媒としては、N
、N−ジメチル−4−アミノピリジン、4−ジエチルア
ミノピリジン、4−アミノピリジン、2−アミノピリジ
ン、2−ヒドロキシピリジン、2−メトキシピリジン、
4−メトキシピリジン、4−ヒドロキシピリジン、2−
ジメチルアミノイミダゾール、2−メトキシイミダゾー
ル、2−メルカプトイミダゾール、アミノキノリン、イ
ミダゾール、2−メチルイミダゾール、4−メチルイミ
ダゾール、ジアザビシクロオクタン(DABCO)等が
挙げられる。
また、(C)上記電子供与性アミン化合物の炭酸、酢酸
、ギ酸、硝酸、亜硝酸、しゅう酸、フン化ホウ素酸、フ
ッ化水素酸塩等が挙げられる。
(d)電子供与性リン化合物に類する触媒としては、ト
リエチルホスフィン、トリーn−プロピルホスフィン、
トリイソプロピルホスフィン、トリーn−ブチルホスフ
ィン、トリフェニルホスフィン、トリー〇−ジメトキシ
フェニルホスフィン、トリーp−1リルホスフイン、ト
リーo−トリルホスフィン、トリブチルホスファイト、
トリフェニルホスファイト、トリーP−)リルホスファ
イト、トリーp−1リルホスフイン等が挙げられる。
更に、(e)ボラン錯体に類する触媒としては、ボラン
と以下の化合物との錯体、すなわちアンモニア、ジメチ
ルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、t−
ブチルアミン、ジメチルアニリン、ピリジン、ジメチル
アミノピリジン、モルホリン、ピペラジン、ビロール、
テトラヒドロフラン、ジメチルスルフィド、トリーn−
ブチルホスフィン、トリフェニルホスフィン、トリフェ
ニルホスファイト等との錯体が挙げられる。
これらの触媒は1種用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよく、その使用量は2価ヒドロキシ化合
物に対し、通常lXl0−’〜1モルの範囲で使用する
ことができるが、好ましくは5X10−S〜5X10−
”モルである。触媒の使用量が1xio−”モル未満で
は重合速度が遅くなり着色の原因となる。また、1モル
を越えると、得られるポリカーボネートに残存する触媒
が物性に悪影響、例えば機械的な物性低下を及ぼす要因
となる。
本発明において一般に2価ヒドロキシ化合物とビスアリ
ールカーボネートを用い、エステル交換法によりポリカ
ーボネートを製造する方法としては、2段反応方式が用
いられる。すなわち、前記原料をエステル交換触媒存在
下、エステル交換反応により溶融状態で比較的分子量の
低いポリカーボネートを生成させる第1段反応と、更に
高粘度下で重合を進め、目的とする高分子量のポリカー
ボネートを得る第2段反応である。
第1段反応における反応温度は、100°C以上300
℃以下、好ましくは130°C以上280°C以下であ
る。反応温度が100°C未満であると反応速度が遅く
なり、また300°Cを越えると副反応が起こりやすく
なる。減圧下で所定のフェノール等を留出物を除去した
後、第2段反応で更に高分子量化がはかられる。
第2段反応における反応温度は、180 ’C以上35
0℃以下、好ましくは200°C以上320 ’C以下
である。反応温度が180°C未満であると高分子量化
をはかるためのフェノール等の除去が難しく、また35
0°Cを越えると樹脂の着色や副反応が促進されるので
望ましくない。更にこの反応は高真空下で行なわれるの
が好ましく、真空度として10 Torr以下、好まし
くはI Torr以下である。
また触媒の添加時期としては、−括初期仕込みもしくは
第1段反応と第2段反応にそれぞれ適切な触媒を使用す
ることも可能である。
更に本発明の製造法の詳細を説明するが、本発明の製造
法はこれらによって限定されるものではない。
l】進二口」− まず、第一工程は一般的な攪拌槽にて行なえばよく、か
かる攪拌槽は原料モノマーである2価ヒドロキシ化合物
とビスアリールカーボネート等を溶融、溶解させるため
の調整槽である。
第二工程は回分式又は連続式のいずれの形式で行なって
もよい。回分式で反応を行なう場合、反応装置は通常の
攪拌機を備えた槽型反応槽を1基用いて反応を行なって
もよいし、該反応槽を複数個用いて反応を行なってもよ
い。攪拌機はタービン翼、パドル翼、アンカー翼、ヘリ
カルリボン翼、更にこれらの翼の改良型の翼を具備した
ものである。特に好ましくは分子量分布及び熱履歴の点
からヘリカルリボン翼又はその改良型の高粘度種型に使
用される翼が適当である。ただし反応の後段では反応生
成物の粘度が高くなるため、更に高粘度用の攪拌機とし
て櫂形、格子翼形、へりコーン翼形等を具備した槽型反
応槽も好適である。第二工程の反応は、窒素パージ下の
上記槽型反応槽において原料モノマーとして2価ヒドロ
キシ化合物とビスアリールカーボネートの溶融下、エス
テル交換触媒を添加し、反応の進行に伴い温度を徐々に
上げ、かつ圧力を徐々に減少していくことにより副生の
フェノール類を除去していく。フェノール等の副生物の
除去にあたり、系内の原料が同伴して留出液側へ留去さ
れるをできるだけ避けるために反応槽には蒸留塔が具備
されているのが好ましい。またフェノール等の副生物の
除去に伴い、蒸発潜熱による熱量不足を補うために反応
器にドラフトチューブ等を設置する熱量補給の方法も本
発明の製造法に包含されるものである。
反応温度は130°C〜300″C1真空度は400 
Torr〜0.5 Torrの範囲が好ましい。第二工
程で得られるポリカーボネートの粘度平均分子量は50
00〜30000である。
第三工程は上記第二工程で得られたポリカーボネートを
更に高分子量とする工程である。
第三工程では、反応混合物の粘度が非常に高く、高分子
量ポリマーを合成する後重縮合段階では特殊な重縮合装
置が要求される。従来、適用可能な装置として(強制)
薄膜蒸発機や横型二輪重合機等の高粘度処理装置が用い
られているが、黒色のこげ状の異物が発生したり、高分
子量化のため滞留時間を比較的長くとる必要があり、必
ずしも十分な高分子量のポリカーボネートポリマーが得
難く、工業的に有効であると言い難い0本発明において
は、第三工程で少なくとも1基以上のパドル形セルフク
リーニング二軸押出機を使用することにより前述の欠点
を克服し得るものである。ここでパドル形とはスクリュ
ーとの対比として不連続な(すなわち羽根の谷の部分が
連続的なつながりのない)羽根をいい、凸レンズ型もし
くは擬三角形等があるが、これらに限定されるものでは
ない。またセルックリーニング機能とは、二本のシャフ
トに組み込まれた左右一対のパドルの位相がずれており
、一方のパドルの先端が他方のパドルの側面をクリーニ
ングするように一定の微少な間隙を保ちながら回転する
ことによりもたらされるものである。通常L/D=1〜
35(Lはジャケットの長さ、Dはパドルの回転直径)
の範囲で、好ましくはL/D=1〜20である。ただし
本発明においては必ずしも制限されるものではない。
第三工程における反応温度は通常、200’C〜320
℃、真空度はI Torr〜0.I Torrの範囲で
ある。
滞留時間は0.2〜2時間、好ましくは0.4〜1.0
時間であり、連続的に操作されるものである。
反応混合物は系内で表面更新に伴い、副生のフェノール
等は真空系に連結された留出口より除去される。第三工
程で得られたポリカーボネートの粘度平均分子量は12
000〜60000である。
1遺抜fil また本発明のその他の方法は、第一工程は製造法(1)
の第−工程と同様に行なえばよく、第二工程として前記
モノマー混合物の溶融下に槽型反応槽で重縮合反応を行
い、粘度平均分子量が5000〜20000のポリカー
ボネートプレポリマーを生成させ、第三工程として上記
第二工程で得られたプレポリマーの重縮合反応を更に槽
型反応槽又は横型重合機で進め、粘度平均分子量が1o
ooo〜30000であるポリカーボネートを得る。
この方法の第二工程も製造法(1)の第二工程と同様に
回分式又は連続式のいずれの形式で行なってもよい。回
分式で反応を行なう場合、反応装置は前述の如き通常の
攪拌機を備えた槽型反応槽を1基或いは複数個用いて反
応を行なえばよい。攪拌機はタービン翼、パドル翼、ア
ンカー翼、ヘリカルリボン翼、更にこれらの翼の改良型
の翼を具備したものである。第二工程で得られるポリカ
ーボネートプレポリマーの粘度平均分子量は5000〜
20000である。
次に第三工程として、上記第二工程で得られたポリカー
ボネーブレボリマーの重縮合を更に槽型反応槽又は横型
重合機で進めるが、ここで使用する槽型反応槽としては
上記第二工程で使用する槽型反応槽と同様のものが使用
可能である。ただし更に高粘度用の攪拌機として櫂形、
格子翼形、へりコーン翼形等を具備した槽型反応槽も好
適である。また、本方法においては、横型重合機を使用
することもできる。ここで横型重合機とは一本もしくは
二本の水平な回転軸を有し、これらに円板型、ビン型、
メガネ型、車輪型等の翼を有するもので、通常滞留時間
が1時間以上で、横型の中では高ホールドタイプのもの
を意味する。第三工程における反応温度は200”C〜
320’C、真空度は10 Torr〜0.5 Tor
rの範囲が好ましい。第三工程で得られるポリカーボネ
ートの粘度平均分子量は10000〜30000の範囲
である。
第四工程は第三工程で得られるポリカーボネートを更に
高分子量とする工程であり、製造法(1)の第三工程と
同様に少なくとも1基以上のパドル形セルフクリーニン
グニ軸押出機を使用し、同様の条件で反応を行うことに
よって粘度平均分子量が12000〜60000のポリ
カーボネートを得る。
〔実 施 例〕
以下実施例にて本発明を説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
実施例1 ビスフェノールA 4566g (20モル)、ジフェ
ニルカーボネート4392 g (20,5モル)、4
−ジメチルアミノピリジン4.88 g (0,04モ
ル)及び酢酸ナトリウム0.033 g  (0,00
04モル)を201の種型攪拌槽に仕込み、窒素置換し
た後、180°Cまで昇温し溶解した。
次に、蒸留塔を具備した20!槽型反応槽に上記モノマ
ー混合物を供給し、180°Cから260°Cまで徐々
に昇温しなから2Torrまで減圧し、副生ずるフェノ
ールを留去していく、約4時間後、粘度平均分子量13
000のポリカーボネートプレポリマーを得た。
更にギヤポンプにて温度280°C1圧力0.2 To
rrにコントロールされたパドル形セルフクリーニング
ニ軸押出機(L/D=8.9 、パドル回転直径50■
、シャフト長445 、5 m )に上記のポリカーボ
ネートプレポリマーを送り込み、850g/Hrでギヤ
ポンプにて排出を行なった。滞留時間は約45分である
。得られたポリカーボネートの粘度平均分子量(Mv)
を測定するとMv = 28000であった。
また、色相はA38O−A580=0.110であった
。
ここで、粘度平均分子量の測定方法は、20°Cにおけ
る塩化メチレン溶液の固有粘度[η1をウベローデ粘度
計を用いて測定し、次式によって粘度平均分子量(Hν
)を計算した。
[77] =1.11X10−’(Mv)””また、色
相の評価はポリカーボネートを10%塩化メチレン溶液
として、Uv@定装置で380−と580Inの波長領
域での吸光度の差を測定し、表示したものであり、値が
大きいほど着色していることを示す。
実施例2 実施例1において、粘度平均分子量13000のポリカ
ーボネートプレポリマーを得た後、20f槽型反応槽に
このポリカーボネートプレポリマーをギヤポンプで移液
し、温度280℃、圧力ITorrの条件で更に重縮合
反応を進めた。この段階でポリカーボネートの粘度平均
分子量は20000であった。
更にギヤポンプにて温度280°C1圧力0.2 To
rrにコントロールされたパドル形セルフクリーニング
二軸押出機(L/D=8.9 、パドル回転直径50踵
、シャフト長445.5論)に上記のポリカーボネート
を送り込み、800 g/Hrでギヤポンプにて排出を
行なった。滞留時間は約45分である。得られたポリカ
ーボネートの粘度平均分子量Uv)を測定するとMv−
27000であった。また、色相はA38O−A580
=0.101であった。
実施例3 実施例2において、触媒として4−ジメチルアミノピリ
ジンの代わりに2−メチルイミダゾール3.28 g 
(0,04モル)を使用した以外は実施例2と同様な仕
込み条件で、実、施例2で用いた槽型反応槽で粘度平均
分子量14000のポリカーボネートプレポリマーを得
た後、更にギヤポンプで同様な種型反応層で更に重縮合
を行い、粘度平均分子量18000のポリカーボネート
を得た。
次に、この反応混合物をギヤポンプで温度280°C1
圧力0,2 Torrにコントロールされたパドル形セ
ルフクリーニングニ軸押出機に送り込み、900g/H
rでギヤポンプにて排出を行なった。
得られたポリマーの粘度平均分子量は29000であっ
た。また、色相はA380− A380 = 0.10
5であった。
実施例4 実施例2と同様な仕込み条件で槽型反応槽で粘度平均分
子量14000のポリカーボネートプレポリマーを得た
後、これを更にギヤポンプで横型重合機に仕込み、温度
280°C1圧力I Torrの条件下で反応を行い、
粘度平均分子量20000のポリカーボネートを得た後
、ギヤポンプで温度280°C1圧力0,2 Torr
にコントロールされたパドル形セルフクリーニングニ軸
押出機に送り込み、900 g /l(rで排出を行な
った。得られたポリマーの粘度平均分子量は30000
であった。
また、色相はA380− A380 = 0.102で
あった。
比較例1 実施例2と同様の条件でポリカーボネートを得た後、更
にこのポリカーボネートをパドル形セルフクリーニング
二軸押出機の代わりに、横型二軸重合機に送り込み、温
度280°C5圧力0.2Torrの条件下で800g
/Hrでギヤポンプにて排出した。滞留時間は約3時間
であり、得られたポリマーの粘度平均分子量は2200
0であった。
また、色相はA380− A380 = 0.27であ
った。
比較例2 実施例2と同様の条件でポリカーボネートを得た後、更
にこのポリカーボネートをパドル形セルフクリーニング
二軸押出機の代わりに、スクリュー蒸発器に送り込み、
300℃、圧力0.2Torrの条件下で900g/H
rでギヤポンプにて排出した。滞留時間は約10分であ
り、得られたポリマーの粘度平均分子量は24000で
あった。また、色相はA380− A380 = 0.
50で、局所的に黒色のコゲ状のものが見受けられた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、無色透明で高分子量のポリカーボネー
トを効率よく製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2価ヒドロキシ化合物とビスアリールカーボネート
    をエステル交換法により溶融重縮合させ、ポリカーボネ
    ートを製造する方法において、第一工程として調整槽に
    て上記モノマーを溶融させ、第二工程として上記モノマ
    ー混合物の溶融下に槽型反応槽で重縮合反応を行い、粘
    度平均分子量が5000〜30000であるポリカーボ
    ネートを得た後、第三工程として少なくとも1基以上の
    パドル形セルフクリーニング二軸押出機を使用し、粘度
    平均分子量が12000〜60000のポリカーボネー
    トを得ることを特徴とするポリカーボネートの製造法。 2 2価ヒドロキシ化合物とビスアリールカーボネート
    をエステル交換法により溶融重縮合させ、ポリカーボネ
    ートを製造する方法において、第一工程として調整槽に
    て上記モノマーを溶融させ、第二工程として上記モノマ
    ー混合物の溶融下に槽型反応槽で重縮合反応を行い、粘
    度平均分子量が5000〜20000のポリカーボネー
    トプレポリマーを生成させ、第三工程として上記第二工
    程で得られたプレポリマーの重縮合反応を更に槽型反応
    槽又は横型重合機で進め、粘度平均分子量が10000
    〜30000であるポリカーボネートを得た後、第四工
    程として少なくとも1基以上のパドル形セルフクリーニ
    ング二軸押出機を使用し、粘度平均分子量が12000
    〜60000のポリカーボネートを得ることを特徴とす
    るポリカーボネートの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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