JPH04143145A - エアーバッグカバー用樹脂組成物及びそれを用いたエアーバッグカバー - Google Patents

エアーバッグカバー用樹脂組成物及びそれを用いたエアーバッグカバー

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JPH04143145A
JPH04143145A JP2267021A JP26702190A JPH04143145A JP H04143145 A JPH04143145 A JP H04143145A JP 2267021 A JP2267021 A JP 2267021A JP 26702190 A JP26702190 A JP 26702190A JP H04143145 A JPH04143145 A JP H04143145A
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JP
Japan
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air bag
vinyl chloride
weight
airbag
compound
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JP2267021A
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English (en)
Inventor
Takayasu Kobayashi
小林 孝保
Takeichi Azumaguchi
東口 武市
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規なエアーバッグカバー用樹脂組成物、及び
この組成物から成る、エアーバッグカバーに関するもの
である。さらに詳しくいえば、本発明は、エアーバッグ
カバーの素材として好ましい性質を有する塩化ビニル系
樹脂組成物、及びこの組成物から成るエアーバッグの展
開性及びその展開時の耐飛散性に優れた、自動車などの
安全装置として用いられるエアーバッグカバーに関する
ものである。
[従来の技術] 近年、軍が衝突した際、瞬間的に袋が膨らんで人体に対
するショックを和らげるエアーバッグシステムが注目さ
れている。
このエアーバッグシステムは、自動車の衝突時にインフ
レータから発生される高圧ガスをエアーバッグ内に導入
することにより、該エアーバッグを乗員に向けて急速に
膨張展開させ、乗員の前方移動を規制したンステムであ
る。
このようなンステムに用いられるエアーバッグ装置は、
運転席用の場合には一般にステアリングホイールの中央
部に設置され、エアーバッグを折り畳んだ状態でインフ
レータと共にエアーバッゴ収納体内に収納し、運転席に
対向する面をエアーバッグカバーによって覆った1つの
ユニットとばれている。
該エアーバッグカバーは、エアーバッグが動f(膨張)
する際に、破砕され、その破片が飛散tて乗員の顔や目
などに当たって、怪我をさせるA険があることから、従
来、ナイロン系ネットなシの補強材を入れた硬質ポリウ
レタン発泡体が用しられており、そして、その中に収納
されたエアーバッグの膨張展開によって補強材のない薄
肉部ズ破裂するようになっている。
しかしながら、このような従来のエアーバックカバーに
おいては、成形時に補強材の位置合わ七に時間を要し、
かつ該補強材の位置ずれにより4良率が高い上、硬質ポ
リウレタン発泡体による成形は生産性が低く、コスト高
になるのを免れなしなどの欠点がある。
このような欠点を改良するために、ナイロン達ネットな
どの補強材を入れない熱可塑性樹脂から成るエアーバッ
グカバーも数多く検討されているが、温度−40〜90
℃におけるエアーバッグの展開性及びその展開時の耐飛
散性に優れたエアーバッグカバーはまだ開発されていな
いのが実状である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、従来のエアーバッグカバーが有する欠点を克
服し、ナイロン系ネットなどの補強材を必要としない熱
可塑性樹脂から成るものであって、温度−40〜90℃
におけるエアーバッグの展開性及びその展開時の耐飛散
性に優れる上、経済的に有利なエアーバッグカバーを提
供することを目的としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、前記の好ましい性質を有するエアーバッ
グカバーを開発すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリオー
ル含有塩化ビニル系重合体とイソシアネート化合物との
反応生成物に、特定の塩化ビニル系樹脂及び場合により
可塑剤を、それぞれ所定の割合で配合したものであって
、JISK−6301A型による硬度が40〜90の範
囲にある樹脂組成物から成るエアーバッグカバーが、そ
の目的に適合しうろことを見い出し、この知見に基づい
て本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(A)ポリオール含有塩化ビニル
系重合体とイソシアネート化合物とのポリウレタン含有
量30〜60重量%の反応生成物と、その100重量部
当たり(B)テトラヒドロフランに不溶なゲル分含有量
が8〜90重量%の塩化ビニル系樹脂10〜300重量
部及び(C)可塑剤0〜200重量部とを含有し、かつ
JISK−6301A型による硬度が40〜90である
ことを特徴とするエアーバッグカバー用樹脂組成物、及
びこの樹脂組成物から成るエアーバッグカバーを提供す
るものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明組成物においては、(A)成分としてポリオール
含有塩化ビニル系重合体とインシアネート化合物との反
応生成物が用いられる。
該ポリオール含有塩化ビニル系重合体は、塩化ビニルに
溶解可能なポリオールの存在下、水性媒体中で塩化ビニ
ルを重合させることにより得られる。前記ポリオールと
しては、短鎖ポリオール及び長鎖ポリオールのいずれも
用いることができる。
短鎖ポリオールとしては、脂肪族、脂環式、芳香族、置
換脂肪族又は複素環式のジヒドロキシ化合物、トリヒド
ロキシ化合物、テトラヒドロキシ化合物などがあり、具
体的には1.2−エタンジオール、1.2−プロパンジ
オール、1,4−ブタンジオール、ブチンジオール、l
、6−ヘキサンジオール、l、10−デカメチレンジオ
ール、2゜5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール、
ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、l。
4−シクロヘキサンジメタツール、ビス(β−ヒドロキ
シエトキン)ベンゼン、p−キシレンジオール、ジヒド
ロキシエチルテトラヒドロフタレート、トリメチロール
プロパン、グリセリン、2−メチルプロパン−1,2,
3〜トリオール、1,2゜4−ヘキサントリオール、ペ
ンタエリトリットなどが挙げられる。
一方、長鎖ポリオールとしては、例えばポリエステルポ
リオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネート
ポリオール、ビニル系ポリオール、ジエン系ポリオール
、ひまし油系ポリオール、シリコーンポリオール、ポリ
オレフィン系ポリオール及びこれらの共重合体などが挙
げられる。
これらの長鎖ポリオールは、分子量が300〜10.0
00、好ましくは500〜8,000の範囲にあるもの
が好適である。
該ポリオール含有塩化ビニル系重合体の製造においては
、懸濁重合法、微細懸濁重合法、乳化重合法のいずれの
重合方法も用いることができる。
この際、ポリオールと塩化ビニルの使用割合については
、通常ポリオールが塩化ビニルに対し、200重量%以
下の割合で用いられる。重合反応は、一般に通常の重合
用オートクレーブ中で、30〜70℃、好ましくは40
〜70℃の範囲の温度において実施される。
この際、所望に応じ、塩化ビニルと共重合可能な単量体
を併用してもよい。このような共重合可能な単量体とし
ては、例えば塩化ビニリデン、7ツ化ビニリデンなどの
ビニリデン系単量体、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸シアノエチルなどのアクリル酸エステル類、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチ
ルなどのメタクリル酸エステル類、スチレン、メチルス
チレン、ビニルトルエン どのスチレン誘導体、アクリロニトリル、エチルビニル
ベンゼン、ビニルナフタレンなどのビニル系単量体、ブ
タジェン、イソプレン、クロロプレンなどのジオレフィ
ン類などが挙げられる。
前記ポリオール含有塩化ビニル系重合体と反応させるイ
ンシアネート化合物としては、例えば2。
4−及び2.6−ドリレンジイソシアネート、m−及び
p−フェニレンジイソシアネート、l−クロロフェニレ
ン−2,4−ジイソシアネート、1。
5−ナフタレンジイソシアネート、メチレンビスフェニ
レン−4.4′−ジインシアネート%m−及びp−キシ
リレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、リジンジイソシアネート、4、4′−メチレンビ
ス(シクロヘキシルイソシアネート)、インホロンジイ
ソシアネート、トリメチルへキサメチレンジイソシアネ
ートなどのジイソシアネート類,1,6.11−ウンデ
カントリイソシアネート、リジンエステルイソシアネー
ト、4−インシアネートメチル−1.8−オクタメチル
ジイソシアネートなどのトリイソシアネート類、ポリフ
ェニルメタンポリイソシアネートなどの多官能性インシ
アネート類及びこれらのインシアネート化合物の二量体
や二量体及び前記の短鎖、長鎖のポリオール類、水、ア
ミノ化合物などの活性水素化合物と前記のインシアネー
ト化合物との反応によって得られる末端インシアネート
基を有する化合物などが挙げられる。
前記ポリオール含有塩化ビニル系重合体とインシアネー
ト化合物との反応生成物中のポリウレタン含有量は、3
0〜60重量%、好ましくは50〜60重量%の範囲に
あることが必要である。この含有量が30重量%未満で
は本発明の目的が十分に達せられないし、60重量%を
超えると重合時の分散が不安定となり、細粒子の重合体
が生成しにくく、このような重合体は乾燥中に粒子間で
融着を起こすなど、好ましくない事態を招来する。
本発明でいうポリウレタン含有量とは、ポリオール含有
塩化ビニル系重合体とインシアネート化合物との反応生
成物をソックスレー抽出器を用いて熱テトラヒドロ7ラ
ンで20時間抽出し、350メツシユフイルターにて分
離される抽出残渣について、n−ヘキサンで可塑剤を抽
出した後の残渣の量を意味する。
本発明組成物において、(B)成分として、用いられる
塩化ビニル系樹脂は、テトラヒドロ7ランに不溶なゲル
分含有量が8〜90重量%、好ましくは20〜60重量
%の範囲にあることが必要である。このゲル分含有量が
8重量%未満では低温におけるエアーバッグの展開が不
十分であるし、90重量%を超えるとエアーバッグ展開
時に、工アーバッグ力バーの開裂部以外に亀裂が発生す
る傾向がみられる。
ここでいうテトラヒドロ7ランに不溶なゲル分とは、ソ
ックスレー抽出器を用いて熱テトラヒドロフランで22
時間抽出し、350メツシユフイルターにて分離される
抽出残渣を意味する。
該塩化ビニル系樹脂のテトラヒドロフラン可溶分の平均
重合度は、400〜10000、好ましくは700〜7
000の範囲にあることが望ましい。この平均重合度が
、400未満ではエアーバッグ展開時にエアーバッグカ
バーの開裂部以外に亀裂が生じ、カバーが飛散するおそ
れがあるし、10000を超えると高温溶融を必要とし
、エアーバッグカバーの外観に70−マークなどが発生
する傾向がみられる。
このような塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニルの重合系に
ジアリルフタレート、ジアリルイソ7タレート、ジアリ
ルテレフタレートなどの7タル酸のジアリルエステル類
、ジアリルマレエート、ジアリルフマレート、ジアリル
イタコネートなどのエチレン性不飽和二塩基酸のジアリ
ルエステル、ジアリルアジペート、ジアリルアゼレート
、ジアリルセバケートなどの飽和二塩基酸のジアリルエ
ステル類、ジアリルエーテル、トリアリルシアヌレート
、トリアリルインシアヌレート、トリアリルトリメリテ
ート及びエチレングリコールジビニルエーテル、n−ブ
タンジオールジビニルエーテル、デカンジビニルエーテ
J呟オクタデカンジビニルエーテルなどのジビニルエー
テル類、エチレングリフールジメタクリレート、ジエチ
レングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコ
ールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリ
レート、トリエチレングリコールジアクリレートなどの
多価アルコールのジメタクリルエステルあるいはジアク
リルエステル類、トリメチロールプロパントリメタクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
トリメチロールエタントリメタクリレート、トリメチロ
ールプロノくントリアクリレート、トリメチロールエタ
ントリアクリレート、テトラメチロ−Jレメタントリア
クリレートなどの多価アルコールのトリメタクリルエス
テルあるいはトリアクリルエステル類、さらにはビスメ
タクリロイルオキシエチレンフタレート、1,3.5−
トリアクリロイルへキサヒドロトリアジンなどの多官能
性化合物を添加し、重合することにより、所望量のゲル
分を含有するものを直接製造してもよいし、あるいは塩
化ビニルと前記の多官能性化合物を重合させてゲルを生
成し、これを通常の方法によって製造されたテトラヒド
ロフランに可溶の垣化ビニル樹脂と混合することにより
製造してもよい。
本発明組成物において、該(B)成分として用いられる
塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニル単独重合体であっても
よいし、塩化ビニルを主体とし、これと共重合可能な単
量体との共重合体であってもよい。該共重合可能な単量
体としては、例えば脂肪酸ビニルエステル、ビニリデン
ノ1ライド、アクリル酸アルキルエステル、メタクリル
酸アルキルエステル、アクリロニトリル、アルキルビニ
ルエーテル、スチレン及びその誘導体などが挙げられる
。また、該(B)成分の塩化ビニル系樹脂は1種用いて
もよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよく、その
配合量は、前記(A)成分のポリウレタン含有反応生成
物100重量部当たり、10〜300重量部の範囲で選
ばれる。この量が10重量部未満では混線機への付着が
多く、作業性に劣るし、300重量部を超えると硬度が
高くなりすぎ、満足しうるエアーバッグカバーが得られ
にくくなる。
本発明組成物において、場合により(C)成分として用
いられる可塑剤については特に制限はなく、従来塩化ビ
ニル系樹脂の可塑剤として慣用されているものの中から
任意のものを選択して用いることができる。該可塑剤と
しては、例えばジメチル7タレート、ジエチル7タレー
ト、ジブチルフタレート、ジー(2−エチルヘキシル)
フタレート、ジ−n−オクチルフタレート、ジイソブチ
ル7タレート、ジアリルアゼレート、ジフェニルフタレ
ート、ジイソデシルフタレート、ジトリデシルフタレー
ト、ジイソデシルフタレート、ジ(ヘプチル、ノニル、
ウンデシル)フタレート、ベンジルフタレート、プチル
ベンジルフクレートジイソノニルフタレート、ジシクロ
ヘキシルフタレートなどの7タル酸誘導体、ジメチルイ
ソフタレート、ジー(2−エチルヘキシル)イン7タレ
ート、ジイソオクチルイソフタレートなどのイソフタル
酸誘導体、ジー(2−エチルヘキシル)テロラヒドロフ
タレート、ジ−n−オクチルテトラヒドロフタレート、
ジイソデシルテトラヒドロフタレートなどのテトラヒド
ロフタル酸誘導体、ジ−n−ブチルアジペート、ジー(
2−エチルヘキシル)アジペート、ジイソデシルアジペ
ート、ジイソノニルアジペートなどのアジピン酸誘導体
、ジー(2−エチルヘキシル)アゼレート、ジイソオク
チルアゼレート、ジ−n−ヘキシルアゼレートなどのア
ゼライン酸誘導体、ジ−n−ブチルセバケート、ジー(
2−エチルヘキシル)セバケートなどのセバシン酸誘導
体、ジ−n−ブチルマレート、ジメチルマレート、ジエ
チルマレート、ジー(2−エチルヘキシル)マレートな
どのマレイン酸誘導体、ジ−n−ブチル7マレート、ジ
ー(2−エチルヘキシル)フマレートなどの7マル酸誘
導体、トリー(2−エチルヘキシル)トリメリテート、
トリーn−オクチルトリメリテート、トリイソデシルト
リメリテート、トリイソオクチルトリメリテート、トリ
ーn−へキシルトリメリテート、トリイソノニルトリメ
リテートなどのトリメリット酸誘導体、テトラ−(2−
エチルヘキシル)ピロメリテート、テトラ−n−オクチ
ルピロメリテートなどのピロメリット酸誘導体、トリエ
チルシトレート、トリーn−ブチルシトレート、アセチ
ルトリエチルシトレート、アセチル−トリー(2−エチ
ルヘキシル)シトレートなどのクエン酸誘導体、モノメ
チルイタコネート、モツプチルイタコネート、ジメチル
イタコネート、ジエチルイタコネート、ジブチルイタコ
ネート、ジー(2−エチルヘキシル)イタコネートなど
のイタコン酸誘導体、ブチルオレート、グリセリルモノ
オレート、ジエチレングリコールモノオレートなどのオ
レイン酸誘導体、メチルアセチルリシルレート、ブチル
アセチルリシルレート、グリセリルモノリシルレート、
ジエチレングリコールモノリシルレートなどのリシノー
ル酸誘導体、n−ブチルステアレート、グリセリルモノ
ステアレート、ジエチレングリコールジステアレートな
どのステアリン厳誘導体、ジエチレングリコールモノラ
ウレート、ジエチレングリコールジステアレ−ト、ペン
タエリスリトール脂肪酸エステルなどのその他の脂肪酸
誘導体、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェ
ート、トリー(2−エチルヘキシル)ホスフェート、ト
リプトキシエチルホスフェート、トリフェニルホスフェ
ート、タレジルジフェニルホスフェート、トリクレジル
ホスフェート、トリキシレニルホスフェート、トリクロ
ロエチルホスフェートなどのリン酸誘導体、ジエチレン
グリコールジベンゾエート、ジプロピレングリコールジ
ベンゾエート、トリエチレングリコールジベンゾエート
、トリエチレングリコールジー(2−エチルブチレート
)、トリエチレングリコールジー(2−エチルヘキソエ
ート)、ジブチルメチレンビスチオグリコレートなどの
グリコール誘導体、グリセロールモノアセテート、グリ
セロールトリアセテート、グリセロールトリブチレート
などのグリセリン誘導体、エポキシ化大豆油、エポキシ
ブチルステアレート、エポキシへキサヒドロフタル酸ジ
ー2−エチルヘキシル、エポキシへキサヒドロフタル酸
ジイソデシル、エポキシトリグリセライド、エポキシ化
オレイン酸オクチル、エポキシ化オレイン酸デシルなど
のエポキシ誘導体、アジピン酸系ポリエステル、セバシ
ン酸系ポリエステル、フタル酸系ポリエステルなどのポ
リエステル系可塑剤などが挙げられる。
これらの可塑剤は1種用いてもよいし、2種以上を組み
合わせて用いてもよく、その配合量は、前記(A)成分
の反応生成物100重量部当たり、0〜200重量部の
範囲で選ばれる。この量が200重量部を超えると生産
性や加工性が低下するとともに、高温でのエアーバッグ
展開時にエアーバッグカバーの開裂部具外に亀裂が生じ
るおそれが出てくる。
本発明組成物には、所望に応じ、本発明の目的を損なわ
ない範囲で、他の熱可塑性樹脂、ゴム、熱安定剤、充填
剤、顔料、加工助剤などを配合してもよい。
他の熱可塑性樹脂としては、例えば一般の塩化ビニル系
樹脂、エチレン−酢酸ビニル共電合体、塩素化ポリエチ
レン、ABS樹脂、AS樹脂、ポリウレタン、アクリル
系樹脂などが挙げられ、ゴムとしては、NBR,CRな
どが用いられる。
熱安定剤としては、例えば三塩基性硫酸鉛などの鉛系熱
安定剤、ジブチルスズマレートなどのスズ系安定剤、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸バリウムなどの金属セッケンなどを挙げることができ
、その添加量は(A)成分の反応生成物100重量部に
対し、一般に5重量部以下である。
充填剤としては、例えばカーボンブラック、炭酸カルシ
ウム、酸化チタン、タルク、マイカ、アスベスト、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどが挙げられ、
その添加量は、(A)成分の反応生成物100重量部に
対し、一般に100重量部以下である。
顔料としては、カーボンブラック、クロムイエロー、酸
化チタン、フタロシアニングリーンなどを挙げることが
でき、その添加量は一般に5重量部以下である。
加工助剤としては低分子量ポリエチレン、高級脂肪酸エ
ステルなど通常塩化ビニル系樹脂に使用されるものが用
いられる。
本発明のエアーバッグカバー用樹脂組成物の調製方法に
ついては特に制限はなく、従来塩化ビニル系樹脂組成物
の調製において慣用されている方法を用いることができ
る。例えば前記の(A)成分の反応生成物、(B)成分
の塩化ビニル系樹脂及び場合により用いられる(C)成
分の可塑剤や各種添加成分を、スーパーミキサーやブレ
ンダーなどの混合機により混合したのち、この混合物を
バンバリーミキサ−、ミキシングロール、押出機などで
造粒混練することにより、本発明組成物を調製すること
ができる。
このようにして調製された本発明組成物は、JIS  
K−6301A型による硬度が40−90の範囲にある
ことが必要である。この硬度が前記範囲を逸脱すると、
エアーバッグの展開性及びその展開時の耐飛散性に優れ
t;エアーバッグカバーが得られにくく、本発明の目的
が十分に達せられない。
前記樹脂組成物を、一般の軟質塩化ビニル系樹脂と同様
に、射出成形、ブロー成形、圧縮成形などの方法で成形
することにより、本発明のエア−バッグカバーが得られ
る。
このエアーバッグカバーは、前記したような硬度を有し
一40℃〜90℃の範囲の温度において、エアーバッグ
の展開性及びその展開時の耐飛散性に優れている上、良
好な外観を有している。
[実施例] 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。
なお、樹脂組成物の硬度及びエアーバッグカバの物性は
次のようにして求めた。
(1)樹脂組成物の硬度 樹脂組成物ペレットからプレスシートを作成し、JIS
  K〜6 :Lo 1 A型により、硬度を求めた。
(2)エアーバッグカバーの物性 (イ)外観 目視観察により、次の判定基準に従って評価しt二。
O:良好、Δ:やや不良、×:不良 (ロ)エアーバッグの展開性 エアーバッグの展開試験により、次の判定基準に従って
評価した。
○:エアーバッグ力バーの開裂部より、良好に展開した
X:エアーバッグカバーの開裂部具外に亀裂が生じたり
、カバーが飛散し、 エアーバッグが良好に展開しなかった。
実施例1〜13、比較例1〜5 第1表に示す種類と量の各成分をバンバリーミキサ−で
混練し、ペレット化して硬度を求めた。
次に、このペレットを用いて、射出成形機により、エア
ーバッグ展開時のエアーバッグカバーの開裂部の厚み0
 、5111%エアーバッグカバーの開裂部以外の厚み
2〜5msのエアーバッグカバーの成形品を作成し、外
観及び90℃、23℃、−40℃におけるエアーバッグ
展開性を評価した。
これらの結果を第1表に示す。
なお、各成分の商品名及び略号は次を意味するに550
F: 東しく株)製、ドミナスに550F ポリウレタン含有量55重量% に650F: 東しく株)製、ドミナスに650F ポリウレタン含有量50重量% に700F: 東しく株)製、ドミナスに700F ポリウレタン含有量45重量% に800F: 東しく株)製、ドミナスに800F ポリウレタン含有量40重量% に900F: 東しく株)製、ドミナスに900F ポリウレタン含有量30重量% DOP: 2−エチルへキシルフタレート DO2: アゼライン酸ジオクチル TOTMニ トリメリット酸トリオクチル ポリサイザーP−103: 大日本インキ(株)製、 ポリエステル系可塑剤 (以下余白) 箪 l 書 [発明の効果] 本発明のエアーバッグカバー用樹脂組成物は、特定のポ
リウレタン含有樹脂に、特定の塩化ビニル系撒脂及び場
合により可塑剤を配合したものであって、この組成物か
ら成るエアーバッグカバーは、−40〜90℃の範囲の
温度において、エアーバッグ展開時に開裂部具外に亀裂
が生じたり、該カバーが飛散することがなく、エアーバ
ッグ展開性に優れている。
また、耐候性、耐熱老化性も良好なため、長期信頼性に
優れている上、従来のポリウレタンと補強用ナイロン系
ネットの組合せに比べ、成形加工性及び生産性が良好で
ある、色合せが簡単である、リサイクルが可能である、
コストが安価であるなどの特徴を有し、利用価値は極め
て大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)ポリオール含有塩化ビニル系重合体とイソシア
    ネート化合物とのポリウレタン含有量30〜60重量%
    の反応生成物と、その100重量部当たり(B)テトラ
    ヒドロフランに不溶なゲル分含有量が8〜90重量%の
    塩化ビニル系樹脂10〜300重量部及び(C)可塑剤
    0〜200重量部とを含有し、かつJISK−6301
    A型による硬度が40〜90であることを特徴とするエ
    アーバッグカバー用樹脂組成物。 2 請求項1記載のエアーバッグカバー用樹脂組成物か
    ら成るエアーバッグカバー。
JP2267021A 1990-10-04 1990-10-04 エアーバッグカバー用樹脂組成物及びそれを用いたエアーバッグカバー Pending JPH04143145A (ja)

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JP2267021A JPH04143145A (ja) 1990-10-04 1990-10-04 エアーバッグカバー用樹脂組成物及びそれを用いたエアーバッグカバー

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JP2267021A JPH04143145A (ja) 1990-10-04 1990-10-04 エアーバッグカバー用樹脂組成物及びそれを用いたエアーバッグカバー

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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