JPH0414315B2 - - Google Patents
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- JPH0414315B2 JPH0414315B2 JP19024184A JP19024184A JPH0414315B2 JP H0414315 B2 JPH0414315 B2 JP H0414315B2 JP 19024184 A JP19024184 A JP 19024184A JP 19024184 A JP19024184 A JP 19024184A JP H0414315 B2 JPH0414315 B2 JP H0414315B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- escape wheel
- wheel
- piece
- balance
- escape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B15/00—Escapements
- G04B15/14—Component parts or constructional details, e.g. construction of the lever or the escape wheel
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とす
る。
る。
(産業上の利用分野)
この発明はゼンマイ式タイマーに関し、詳しく
はゼンマイの付勢力によつて急動しようとするカ
ム軸をガンギ車と天府との関連動作によつて極め
てゆつくりと定時回動させるようにしたタイマー
の調速機構に関するものである。
はゼンマイの付勢力によつて急動しようとするカ
ム軸をガンギ車と天府との関連動作によつて極め
てゆつくりと定時回動させるようにしたタイマー
の調速機構に関するものである。
(従来の技術)
従来のタイマーの調速機構にあつて天府やガン
ギ車を金属で形成したものはその作動音が大き
く、またそれらを樹脂材料で形成したものは天府
の慣性が小さい為その天府が速く往復回動してガ
ンギ車が非常に速く回つてしまうという欠点があ
つた。これを解決する為にガンギ車を樹脂材料で
形成する一方、天府における天輪を金属材料で形
成し、その天輪にガンギ車の歯と噛合う為の樹脂
性の係合片を植設したものがある。しかし一般に
それらを支えるケースは樹脂製である為、周囲温
度が変化した場合におけるケース、ガンギ車及び
天輪の伸び縮み寸法にアンバランスがあり、例え
ば高音時と低温時にガンギ車の歯に対する係合片
の噛合い深さが変化し、天府の揺動ピツチが変化
してガンギ車の回動の時間精度を狂わせてしまう
問題点があつた。
ギ車を金属で形成したものはその作動音が大き
く、またそれらを樹脂材料で形成したものは天府
の慣性が小さい為その天府が速く往復回動してガ
ンギ車が非常に速く回つてしまうという欠点があ
つた。これを解決する為にガンギ車を樹脂材料で
形成する一方、天府における天輪を金属材料で形
成し、その天輪にガンギ車の歯と噛合う為の樹脂
性の係合片を植設したものがある。しかし一般に
それらを支えるケースは樹脂製である為、周囲温
度が変化した場合におけるケース、ガンギ車及び
天輪の伸び縮み寸法にアンバランスがあり、例え
ば高音時と低温時にガンギ車の歯に対する係合片
の噛合い深さが変化し、天府の揺動ピツチが変化
してガンギ車の回動の時間精度を狂わせてしまう
問題点があつた。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は上記従来の問題点を除き、天輪を金
属性にすることによつてその往復回動の周期が長
く、その結果ガンギ車を比較的ゆつくりと回動さ
せることができ、またそのようにしたものであつ
ても係合片及びガンギ車が樹脂性であることによ
つて静かな作動をさせることができ、更にその
上、そのように金属性の部材と樹脂性の部材を混
用したものであつても、天輪に備える伸縮片によ
つて係合片をガンギ車の側へまたはその反対側へ
移動させることができて、周囲温度の変化に拘ら
ずガンギ車の歯に対する係合片の噛合い深さを一
定にすることができて、極めて高い時間精度が得
られるようにしたタイマーの調速機構を提供しよ
うとするものである。
属性にすることによつてその往復回動の周期が長
く、その結果ガンギ車を比較的ゆつくりと回動さ
せることができ、またそのようにしたものであつ
ても係合片及びガンギ車が樹脂性であることによ
つて静かな作動をさせることができ、更にその
上、そのように金属性の部材と樹脂性の部材を混
用したものであつても、天輪に備える伸縮片によ
つて係合片をガンギ車の側へまたはその反対側へ
移動させることができて、周囲温度の変化に拘ら
ずガンギ車の歯に対する係合片の噛合い深さを一
定にすることができて、極めて高い時間精度が得
られるようにしたタイマーの調速機構を提供しよ
うとするものである。
本願発明の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段)
本願発明は前記請求の範囲記載の通りの手段を
講じたものであつてその作用は次の通りである。
講じたものであつてその作用は次の通りである。
(作用)
天輪の往復回動によりそれに備えた二本の係合
片がガンギ車の歯に対して交互に係脱を繰り返
す。その結果ガンギ車はゆつくりと刻み送りされ
る。高温時にケースがガンギ車に比べて大きい寸
法だけ伸長し、その結果として天輪がガンギ車か
ら離れる方向に変位した場合には、天輪に備える
伸縮片が伸長して係合片はガンギ車の側に押動さ
れる。その結果ガンギ車の歯に対する係合片の噛
合い深さがほぼ一定に保たれる。また反対に、ケ
ースの収縮によつてガンギ車に対して天輪が近接
移動することとなつた場合には、伸縮片は収縮し
て係合片がガンギ車とは反対方向に引動される。
その結果ガンギ車の歯に対する係合片の噛合い深
さが一定に保たれる。
片がガンギ車の歯に対して交互に係脱を繰り返
す。その結果ガンギ車はゆつくりと刻み送りされ
る。高温時にケースがガンギ車に比べて大きい寸
法だけ伸長し、その結果として天輪がガンギ車か
ら離れる方向に変位した場合には、天輪に備える
伸縮片が伸長して係合片はガンギ車の側に押動さ
れる。その結果ガンギ車の歯に対する係合片の噛
合い深さがほぼ一定に保たれる。また反対に、ケ
ースの収縮によつてガンギ車に対して天輪が近接
移動することとなつた場合には、伸縮片は収縮し
て係合片がガンギ車とは反対方向に引動される。
その結果ガンギ車の歯に対する係合片の噛合い深
さが一定に保たれる。
(実施例)
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図乃至第8図において、1はケースで、
本体2とこれに合着させた蓋体3とから成つてお
り、これらはポリアセタール、ナイロン、ポリカ
ーボネート等の合成樹脂材料で形成される。4は
カム軸で、本体2及び蓋体3により回動自在に支
承されており、且つ周知の如くゼンマイ(図示省
略)を連結させてある。5はカム軸4に固定した
カムで、図示はしないが、周知の如く時限動作を
行なわせるべき部材例えば接点機構やベル打機構
が連繋させてある。
る。第1図乃至第8図において、1はケースで、
本体2とこれに合着させた蓋体3とから成つてお
り、これらはポリアセタール、ナイロン、ポリカ
ーボネート等の合成樹脂材料で形成される。4は
カム軸で、本体2及び蓋体3により回動自在に支
承されており、且つ周知の如くゼンマイ(図示省
略)を連結させてある。5はカム軸4に固定した
カムで、図示はしないが、周知の如く時限動作を
行なわせるべき部材例えば接点機構やベル打機構
が連繋させてある。
次に7は調速機構を示す。これにおいて、8は
支持軸で、一端は本体2の一部に形成した支持部
2aに止着されており、他端は蓋体3の内面に形
成した軸受3aに支承されている。9は支持軸8
に回動自在に装着したガンギ車で、ABS、AS、
ポリカーボネート、ノリル、PBT等の合成樹脂
材料で形成される。このガンギ車9において、1
0は全周に備えられている歯を示し、また11は
減速用の歯輪列12の一端と噛合わせた歯車を示
す。歯輪列12の他端はカム軸4に連繋させてあ
る。次に14は支持軸で、その一端は本体2の一
部に形成した支持部2bに止着されており、他端
は蓋体3の内面に形成した軸受3bに支承されて
いる。15は天府を示し、支持軸14に対し回動
自在に装着されている。この天府15において、
16は天輪で、黄銅あるいは鉄等の金属材料で形
成される。17は筒状のボスで、ガンギ車9と同
様の合成樹脂材料で形成してある。このボス17
において、18は欠如部で、ガンギ車9の歯10
を避ける為の部分である。19は止付部を示す。
これにおいて20は嵌合部で、天輪16に形成さ
れた透孔21内に位置している。22,22は鍔
で、嵌合部20と一体形成されており天輪16の
一面側及び他面側において透孔21の孔縁と対接
している。これら嵌合部20、鍔22から成る止
付部19によつてボス17は天輪16にしつかり
と固定されている。次に23は係合片で、上記ボ
ス17と同様の合成樹脂材料で形成してある。こ
の係合片23において、24は元部に備えられた
止付部を示し、前記止付部19と同様の構造に形
成されている。即ち25は嵌合部、26は透孔、
27は鍔を夫々示す。尚この止付部24は天輪1
6に対しがたつきなくかつ回動自在となつてい
る。28は中間部で、十分な機械的強度が得られ
るよう断面だるま状に形成してある。29は自由
端部で、極めて細径(例えば0.3mmΦ程度)に形
成してある。またこの自由端部29は嵌合部25
の軸芯25aから僅かな寸法Lだけ偏心させてあ
る。次に31は止付部材で、止付部19と同様に
形成してある。即ち32は嵌合部、33は透孔、
34は鍔を夫々示す。次に35は伸縮片で、係合
片23の止付部24と止付部材31との間に介在
させてあり図示される如く円弧状に形成して天輪
16の一面及び他面に夫々沿わせて配設してあ
る。36は連結部材で、ボスの止付部19と止付
部材31とを連結するものであり、伸縮片35と
同様に形成してある。なお上記天輪16に形成さ
れた透孔21,26,33は、第2図に示すよう
に透孔21の位置を中心に透孔26,33の位置
が対称的な位置関係となるよう設けられて、天輪
16の透孔21を中心とするバランスが保たれて
いる。
支持軸で、一端は本体2の一部に形成した支持部
2aに止着されており、他端は蓋体3の内面に形
成した軸受3aに支承されている。9は支持軸8
に回動自在に装着したガンギ車で、ABS、AS、
ポリカーボネート、ノリル、PBT等の合成樹脂
材料で形成される。このガンギ車9において、1
0は全周に備えられている歯を示し、また11は
減速用の歯輪列12の一端と噛合わせた歯車を示
す。歯輪列12の他端はカム軸4に連繋させてあ
る。次に14は支持軸で、その一端は本体2の一
部に形成した支持部2bに止着されており、他端
は蓋体3の内面に形成した軸受3bに支承されて
いる。15は天府を示し、支持軸14に対し回動
自在に装着されている。この天府15において、
16は天輪で、黄銅あるいは鉄等の金属材料で形
成される。17は筒状のボスで、ガンギ車9と同
様の合成樹脂材料で形成してある。このボス17
において、18は欠如部で、ガンギ車9の歯10
を避ける為の部分である。19は止付部を示す。
これにおいて20は嵌合部で、天輪16に形成さ
れた透孔21内に位置している。22,22は鍔
で、嵌合部20と一体形成されており天輪16の
一面側及び他面側において透孔21の孔縁と対接
している。これら嵌合部20、鍔22から成る止
付部19によつてボス17は天輪16にしつかり
と固定されている。次に23は係合片で、上記ボ
ス17と同様の合成樹脂材料で形成してある。こ
の係合片23において、24は元部に備えられた
止付部を示し、前記止付部19と同様の構造に形
成されている。即ち25は嵌合部、26は透孔、
27は鍔を夫々示す。尚この止付部24は天輪1
6に対しがたつきなくかつ回動自在となつてい
る。28は中間部で、十分な機械的強度が得られ
るよう断面だるま状に形成してある。29は自由
端部で、極めて細径(例えば0.3mmΦ程度)に形
成してある。またこの自由端部29は嵌合部25
の軸芯25aから僅かな寸法Lだけ偏心させてあ
る。次に31は止付部材で、止付部19と同様に
形成してある。即ち32は嵌合部、33は透孔、
34は鍔を夫々示す。次に35は伸縮片で、係合
片23の止付部24と止付部材31との間に介在
させてあり図示される如く円弧状に形成して天輪
16の一面及び他面に夫々沿わせて配設してあ
る。36は連結部材で、ボスの止付部19と止付
部材31とを連結するものであり、伸縮片35と
同様に形成してある。なお上記天輪16に形成さ
れた透孔21,26,33は、第2図に示すよう
に透孔21の位置を中心に透孔26,33の位置
が対称的な位置関係となるよう設けられて、天輪
16の透孔21を中心とするバランスが保たれて
いる。
上記構成のものにあつては、カム軸4はゼンマ
イによつて周知の如く時限回動方向に付勢され
る。この付勢力は歯輪列12を介して調速機構7
のガンギ車9に伝わる。調速機構7においては、
周知のものと同様に天府15が揺動し、その揺動
によつて2本の係合片23の夫々の自由端がガン
ギ車9の歯10と交互に噛合い(係脱し)、その
結果ガンギ車9は一定速度で回動する。この回動
は歯輪列12で減速されて前記カム軸4に伝わ
り、カム軸4はゆつくりとした一定速度で回動す
る。
イによつて周知の如く時限回動方向に付勢され
る。この付勢力は歯輪列12を介して調速機構7
のガンギ車9に伝わる。調速機構7においては、
周知のものと同様に天府15が揺動し、その揺動
によつて2本の係合片23の夫々の自由端がガン
ギ車9の歯10と交互に噛合い(係脱し)、その
結果ガンギ車9は一定速度で回動する。この回動
は歯輪列12で減速されて前記カム軸4に伝わ
り、カム軸4はゆつくりとした一定速度で回動す
る。
上記のようにガンギ車9及び天府15が作動す
る場合、ガンギ車9及び天府15における係合片
23が合成樹脂材料で形成してあり、しかも係合
片23は極めて細径に形成された自由端部29が
ガンギ車9の歯10と噛合う為、極めて静かな作
動が行なわれる。
る場合、ガンギ車9及び天府15における係合片
23が合成樹脂材料で形成してあり、しかも係合
片23は極めて細径に形成された自由端部29が
ガンギ車9の歯10と噛合う為、極めて静かな作
動が行なわれる。
次に気候の変化によつてこのタイマーの周囲温
度が変化した場合について説明する。
度が変化した場合について説明する。
(1) 周囲温度が高くなつた場合
この場合にはケース1、ガンギ車9、天輪1
6共に伸びる。この場合金属で形成された天輪
16に比べ合成樹脂材料で形成されているケー
ス1やガンギ車9は一般に大きく伸びる。その
上ケース1における軸8,14相互間の距離L
1はガンギ車9の半径(例えば歯の谷部までの
半径L2)よりも大きい為、上記ケース1の伸
び寸法の方が大きい。その結果、ガンギ車9と
天輪16とは遠ざかり、ガンギ車9の歯10に
対する天府15の係合片23の噛合いは浅くな
ろうとする。しかしこの場合、天府15におけ
る伸縮片35の働きによつて係合片23はガン
ギ車9の側に押され、上記噛合いが浅くなるこ
とを防いでその噛合い深さをほぼ一定にする。
即ち上記のような温度上昇があると伸縮片35
は伸長する。この伸縮片35の一端は止付部材
31をもつて天輪16に止付けられている一
方、他端は係合片23の止付部24に連結され
ている。その上その止付部24は天輪16の透
孔26に対して回動自在となつている。従つて
上記のように伸縮片35が伸長した場合、上記
止付部24は第3図において矢印37方向に回
動する。その結果ガンギ車9の歯10と噛合う
係合片23の自由端部29はガンギ車9の側に
移動し、これにより上記噛合い深さがほぼ一定
に保たれる。
6共に伸びる。この場合金属で形成された天輪
16に比べ合成樹脂材料で形成されているケー
ス1やガンギ車9は一般に大きく伸びる。その
上ケース1における軸8,14相互間の距離L
1はガンギ車9の半径(例えば歯の谷部までの
半径L2)よりも大きい為、上記ケース1の伸
び寸法の方が大きい。その結果、ガンギ車9と
天輪16とは遠ざかり、ガンギ車9の歯10に
対する天府15の係合片23の噛合いは浅くな
ろうとする。しかしこの場合、天府15におけ
る伸縮片35の働きによつて係合片23はガン
ギ車9の側に押され、上記噛合いが浅くなるこ
とを防いでその噛合い深さをほぼ一定にする。
即ち上記のような温度上昇があると伸縮片35
は伸長する。この伸縮片35の一端は止付部材
31をもつて天輪16に止付けられている一
方、他端は係合片23の止付部24に連結され
ている。その上その止付部24は天輪16の透
孔26に対して回動自在となつている。従つて
上記のように伸縮片35が伸長した場合、上記
止付部24は第3図において矢印37方向に回
動する。その結果ガンギ車9の歯10と噛合う
係合片23の自由端部29はガンギ車9の側に
移動し、これにより上記噛合い深さがほぼ一定
に保たれる。
(2) 周囲温度が低下した場合
この場合は前記(1)の場合と反対に寸法L1,
L2共に小さくなる。この場合寸法L1が小さ
くなる量に比べて寸法L2が小さくなる量が小
さい為、ガンギ車9と天輪16とは近づき、ガ
ンギ車9の歯10に対する係合片23の噛合い
深さは深くなろうとする。しかし伸縮片35も
同様に収縮する為、係合片23の止付部24は
矢印37とは反対方向に回動し、自由端部29
はガンギ車9とは反対の側に移動する。その結
果ガンギ車9の歯10と天府15の係合片23
との噛合い深さが一定に保たれる。
L2共に小さくなる。この場合寸法L1が小さ
くなる量に比べて寸法L2が小さくなる量が小
さい為、ガンギ車9と天輪16とは近づき、ガ
ンギ車9の歯10に対する係合片23の噛合い
深さは深くなろうとする。しかし伸縮片35も
同様に収縮する為、係合片23の止付部24は
矢印37とは反対方向に回動し、自由端部29
はガンギ車9とは反対の側に移動する。その結
果ガンギ車9の歯10と天府15の係合片23
との噛合い深さが一定に保たれる。
次に上記天府15の製造について説明する。
まず二つの成形型41,42を準備する。成形
型41には鍔22,27,34の成形部45,
46,47あるいは伸縮片35や連結部材の成
形部48,49を備えさせておく。また成形部
材を注入する為のノズル44も成形部47と対
向する位置に備えさせておく。一方成形型42
にはボス17の主体部を成形する為の成形部5
0や係合片23の中間部と自由端部29を夫々
成形する為の成形部53,54、あるいは鍔2
2,27,34を形成する為の成形部51,5
2,55、伸縮片35や連結部材36を成形す
る為の成形部56,57を備えさせておく。次
にそれらの成形型41,42を第6図及び第8
図に示されるように相互間に天輪16を位置さ
せた状態で向い合わせる。この場合、ボス17
の孔を成形する為の丸棒43も配設しておく。
この状態においてノズル44から成形材料を射
出する。この場合射出初期においては成形材料
は第5図及び第6図に夫々矢印で示されるよう
に進んで各成形部に送り込まれる。この場合、
成形材料はノズル44から射出された後すぐに
成形部55の壁でその向きを変えられ、また成
形部56,57,48,49などにおいてもそ
れらに曲がりが付けられている為、成形材料は
長い距離を直進することはない。この為樹脂の
噴射現象(ジエツテイング)の発生が押えられ
る。上記のように成形材料が流れる結果、射出
初期の比較的流動性が悪かつたり或いは多少の
異物等が混入している材料は、第7図及び第8
図に示されるように各成形部45,46,4
7,51,52,55等の縁部に入り込む。上
記のようにして初期の成形材料が流れ込んだ後
引き続いて流れ込む成形材料即ち流動性が高く
しかも粒子が均一となつている良質な樹脂材料
は第7図及び第8図に夫々矢印で示されるよう
に流れて天府15としての重要な機能部分であ
るところのボス17の成形部50や係合片23
における中間部28や自由端部29のの成形部
53,54に流れ込むと共に、その他の各成形
部において上記初期の成形材料が充填されてい
なかつた部分にも密に充填される。上記のよう
な充填が済んで成形材料が固化した後、成形型
41,42を相互に離間させることにより天府
15が完成する。
まず二つの成形型41,42を準備する。成形
型41には鍔22,27,34の成形部45,
46,47あるいは伸縮片35や連結部材の成
形部48,49を備えさせておく。また成形部
材を注入する為のノズル44も成形部47と対
向する位置に備えさせておく。一方成形型42
にはボス17の主体部を成形する為の成形部5
0や係合片23の中間部と自由端部29を夫々
成形する為の成形部53,54、あるいは鍔2
2,27,34を形成する為の成形部51,5
2,55、伸縮片35や連結部材36を成形す
る為の成形部56,57を備えさせておく。次
にそれらの成形型41,42を第6図及び第8
図に示されるように相互間に天輪16を位置さ
せた状態で向い合わせる。この場合、ボス17
の孔を成形する為の丸棒43も配設しておく。
この状態においてノズル44から成形材料を射
出する。この場合射出初期においては成形材料
は第5図及び第6図に夫々矢印で示されるよう
に進んで各成形部に送り込まれる。この場合、
成形材料はノズル44から射出された後すぐに
成形部55の壁でその向きを変えられ、また成
形部56,57,48,49などにおいてもそ
れらに曲がりが付けられている為、成形材料は
長い距離を直進することはない。この為樹脂の
噴射現象(ジエツテイング)の発生が押えられ
る。上記のように成形材料が流れる結果、射出
初期の比較的流動性が悪かつたり或いは多少の
異物等が混入している材料は、第7図及び第8
図に示されるように各成形部45,46,4
7,51,52,55等の縁部に入り込む。上
記のようにして初期の成形材料が流れ込んだ後
引き続いて流れ込む成形材料即ち流動性が高く
しかも粒子が均一となつている良質な樹脂材料
は第7図及び第8図に夫々矢印で示されるよう
に流れて天府15としての重要な機能部分であ
るところのボス17の成形部50や係合片23
における中間部28や自由端部29のの成形部
53,54に流れ込むと共に、その他の各成形
部において上記初期の成形材料が充填されてい
なかつた部分にも密に充填される。上記のよう
な充填が済んで成形材料が固化した後、成形型
41,42を相互に離間させることにより天府
15が完成する。
次に本願の異なる実施例を示す図面第9図に
ついて説明する。この図は伸縮片35eの一端
をボス17eの止付部19eに連結した例を示
すものである。このような構造のもにおいても
前記実施例のものと同様に、伸縮片35eの伸
縮によつて係合片23eの自由端部29eをガ
ンギ車9eの側に移動させたりそれとは反対側
に移動させたりすることができる。
ついて説明する。この図は伸縮片35eの一端
をボス17eの止付部19eに連結した例を示
すものである。このような構造のもにおいても
前記実施例のものと同様に、伸縮片35eの伸
縮によつて係合片23eの自由端部29eをガ
ンギ車9eの側に移動させたりそれとは反対側
に移動させたりすることができる。
なお、機能上前図のものと同一又は均等構成
と考えられる部分には、前図と同一の符号にア
ルフアベツトのeを付して重複する説明を省略
した。(また次図のものにおいても同様の考え
でアルフアベツトのfを付して重複する説明を
省略する。) 次に第10図は本願の更に異なる実施例を示
すもので係合片23fがスライド移動するよう
にした例を示すものである。図において61は
天輪16fに形成された長孔で、この長孔61
に係合片23fの元部が矢印方向へ進退自在に
取り付けてある。
と考えられる部分には、前図と同一の符号にア
ルフアベツトのeを付して重複する説明を省略
した。(また次図のものにおいても同様の考え
でアルフアベツトのfを付して重複する説明を
省略する。) 次に第10図は本願の更に異なる実施例を示
すもので係合片23fがスライド移動するよう
にした例を示すものである。図において61は
天輪16fに形成された長孔で、この長孔61
に係合片23fの元部が矢印方向へ進退自在に
取り付けてある。
このような構成のものにおいては伸縮片35
fの伸縮により係合片23fがガンギ車9fの
側に移動したりガンギ車9fとは反対側に移動
したりすることができる。
fの伸縮により係合片23fがガンギ車9fの
側に移動したりガンギ車9fとは反対側に移動
したりすることができる。
(発明の効果)
以上のようにこの発明にあつては、ゼンマイの
付勢力によつてガンギ車9が回る場合、天輪16
が周知の如く往復回動し、その天輪16に取付け
てある二つの係合片23,23がガンギ車9の歯
10と係脱を繰り返してガンギ車9を刻み送りで
き、ガンギ車9の回動を所定の速度に制御できる
特長がある。
付勢力によつてガンギ車9が回る場合、天輪16
が周知の如く往復回動し、その天輪16に取付け
てある二つの係合片23,23がガンギ車9の歯
10と係脱を繰り返してガンギ車9を刻み送りで
き、ガンギ車9の回動を所定の速度に制御できる
特長がある。
しかも上記の場合、金属製の天輪16は重くて
大きい慣性があり、上記往復回動の周期が比較的
長い特長がある。このことは、ガンギ車9の回動
速度が比較的遅いことであり、その結果、例えば
ガンギ車9の回動を減速してカム軸4に伝える為
の歯輪列12の歯車数を減少させてタイマーの機
構を簡素化できる効果がある。
大きい慣性があり、上記往復回動の周期が比較的
長い特長がある。このことは、ガンギ車9の回動
速度が比較的遅いことであり、その結果、例えば
ガンギ車9の回動を減速してカム軸4に伝える為
の歯輪列12の歯車数を減少させてタイマーの機
構を簡素化できる効果がある。
更に上記の場合、天輪16が金属製であつて
も、それに植設した係合片23は樹脂製であり、
またガンギ車9も樹脂製であるから上記係脱は静
かに行なわれ、騒音少なく作動が行なわれる効果
もある。
も、それに植設した係合片23は樹脂製であり、
またガンギ車9も樹脂製であるから上記係脱は静
かに行なわれ、騒音少なく作動が行なわれる効果
もある。
その上、上記天輪16が金属製である一方、ガ
ンギ車9やそれらを支えるケース1が樹脂製であ
つて、猛暑又は極寒によつてそれらが伸び又は縮
みした場合に、それらの伸び又は縮み率の違いに
よつて天輪16とガンギ車9とが相対的に遠又は
近移動しても、伸縮片35が夫々伸び又は縮みし
て、天輪16を基準にして係合片23をガンギ車
9の側又は反対側に移動させる特長がある。この
ことは、天輪16とガンギ車9との相対移動を相
殺して、係合片23とガンギ車9の歯10との噛
み合い深さを温度条件に拘わらず略一定にするこ
とができて、時間精度を高く保持できる効果があ
る。
ンギ車9やそれらを支えるケース1が樹脂製であ
つて、猛暑又は極寒によつてそれらが伸び又は縮
みした場合に、それらの伸び又は縮み率の違いに
よつて天輪16とガンギ車9とが相対的に遠又は
近移動しても、伸縮片35が夫々伸び又は縮みし
て、天輪16を基準にして係合片23をガンギ車
9の側又は反対側に移動させる特長がある。この
ことは、天輪16とガンギ車9との相対移動を相
殺して、係合片23とガンギ車9の歯10との噛
み合い深さを温度条件に拘わらず略一定にするこ
とができて、時間精度を高く保持できる効果があ
る。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は調
速機構の縦断面及びその調速機構とカム軸との関
連を略示する図、第2図は調速機構の平面図、第
3図は第2図の要部拡大図、第4図は天府の縦断
面部分図、(第2図における−線断面図)、第
5図は射出成形時の初期における成形材料の流れ
を示す図、第6図は同縦断面図(第5図における
−線断面図)、第7図は射出成形後期におけ
る樹脂材料の流れを示す図、第8図は同縦断面
図、第9図は天府の構造の異なる例を示す第3図
と類型の図、第10図は天府の構造の更に異なる
例を示す平面図。 1……ケース、9……ガンギ車、10……歯、
15……天府、16……天輪、23……係合片、
35……伸縮片。
速機構の縦断面及びその調速機構とカム軸との関
連を略示する図、第2図は調速機構の平面図、第
3図は第2図の要部拡大図、第4図は天府の縦断
面部分図、(第2図における−線断面図)、第
5図は射出成形時の初期における成形材料の流れ
を示す図、第6図は同縦断面図(第5図における
−線断面図)、第7図は射出成形後期におけ
る樹脂材料の流れを示す図、第8図は同縦断面
図、第9図は天府の構造の異なる例を示す第3図
と類型の図、第10図は天府の構造の更に異なる
例を示す平面図。 1……ケース、9……ガンギ車、10……歯、
15……天府、16……天輪、23……係合片、
35……伸縮片。
Claims (1)
- 1 樹脂製のケースには、ゼンマイの付勢力によ
つて回動するようにしてある樹脂製のガンギ車
と、夫々樹脂製の2本の係合片が植設してある金
属製の天輪とを夫々軸着し、しかも上記天輪にお
ける2本の係合片は天輪の往復回動によつて上記
ガンギ車の周縁に設けられた歯に交互に係脱し得
るようガンギ車の周縁に対向させてあるタイマー
の調速機構において、上記天輪に対する2本の係
合片の夫々の植設部分の構造は、天輪に対し夫々
の係合片が上記ガンギ車の側へ向けての進退を自
在に構成し、更に上記天輪には、高温時には伸張
して各係合片をガンギ車の側へ押動し、低温時に
は収縮して各係合片をガンギ車とは反対の側へ引
動するようにした伸縮片を付設したことを特徴と
するタイマーの調速機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19024184A JPS6166984A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | タイマ−の調速機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19024184A JPS6166984A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | タイマ−の調速機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6166984A JPS6166984A (ja) | 1986-04-05 |
| JPH0414315B2 true JPH0414315B2 (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=16254849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19024184A Granted JPS6166984A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | タイマ−の調速機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6166984A (ja) |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP19024184A patent/JPS6166984A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6166984A (ja) | 1986-04-05 |
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