JPH04144924A - 非磁性黒色顔料粉末の製造法 - Google Patents

非磁性黒色顔料粉末の製造法

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JPH04144924A
JPH04144924A JP2266078A JP26607890A JPH04144924A JP H04144924 A JPH04144924 A JP H04144924A JP 2266078 A JP2266078 A JP 2266078A JP 26607890 A JP26607890 A JP 26607890A JP H04144924 A JPH04144924 A JP H04144924A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、Haが固溶している鉄を主成分とするヘマタ
イト構造を有する粒子からなる非磁性黒色顔料粉末の製
造法に関するものである。
本発明に係る黒色顔料粒子粉末の主な用途は、現像トナ
ー、塗料、樹脂用着色材等である。
〔従来の技術〕
一黒色顔料粒子粉末は、樹脂に混線分散させた後、成形
することにより現像用トナーとして、また、ビヒクル中
に混合分散させることにより塗料として広く使用されて
いる。
近時、省エネルギー時代における作業能率の向上、安全
衛生、並びに緒特性の向上という観点から非磁性であっ
て安全、無害であり、且つ、作業性と耐熱性に優れた黒
色顔料粉末が強く要求されている。
作業性の向上の為には、顔料粉末が非磁性であって適当
な大きさを有することによって分散性が優れていること
によって取り扱いやすい粉末であることが肝要である。
耐熱性について言えば、近年、複写機器の普及に伴って
、需要が増大している現像用トナーは、その製造工程に
おいて150℃以上の高温となる為、現像用トナーに用
いられる黒色顔料粉末は、150℃以上の温度において
も色彩が安定していることが必要である。
更に、塗膜を高温で乾燥する焼付塗装においては、塗料
樹脂により異なるが100〜400℃の温度で硬化を行
っているので400℃の高温においても変色しない顔料
が求められている。
従来、黒色顔料粉末としてマグネタイト粒子粉末、カー
ボンブラック粒子粉末が広く一般に使用されている。
また、鉄及びマンガンの混合酸化物からなる非磁性黒色
顔料粉末としては、特公昭43−17288号公報及び
特公昭47−30085号公報などの各公報に開示され
ている先行技術が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
非磁性であって安全、無害であり、且つ、作業性と耐熱
性に優れている黒色顔料粉末は、現在量も要求されてい
るところであるが、公知のマグネタイト粒子粉末は、磁
性を有する為粒子相互間で再凝集が生じ分散性が困難と
なり、作業性が悪いものであった。また、マグネタイト
粒子粉末は、150℃以上の温度でマグヘマイトへの変
化が生起しはじめる為、黒色から茶褐色に変色し耐熱性
に問題があった。
また、カーボンブラックは、耐熱性に優れてはいるが、
0.01−0.1 a−程度の超微細粒子であり、かさ
高い粉末である為取り扱いが困難で作業性が悪いもので
ある。また、発ガン性等の安全、衛生面からの問題も指
摘されている。
一方、特公昭47−30085号公報に示される鉄化合
物とマンガン化合物とを800〜920℃で焼成して鉄
及びマンガンとの混合酸化物とする技術手段においては
、原料を乾式混合して焼成するため、褐色が強く黒色度
に劣るものである。
また、特公昭43−17288号公報に示される、工程
をpi値約3.5乃至6.5で、マンガン金属および(
または)マンガン化合物を工程期間中に均質に分布する
ように添加して得られた顔料混捏物を600〜800℃
で焼成する技術手段においては、そのほとんどが褐色系
であり、Fe、0.についての方法は、より黒色の完全
な色調を与えることが判ったとされているが、当該技術
手段では黒色度はC)まだ不充分である。
そこで、本発明は、非磁性であって安全、無害であり、
且つ、作業性と耐熱性に優れている黒色度が良い顔料粉
末を得ることを技術的課題とするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明者は、前述の技術的課題について種々検討を重ね
た結果、本発明に到達したのである。
即ち、本発明は、第一鉄塩水溶液と該第一鉄塩水溶液中
のFe2+に対して1.01〜1.3当量の水酸化アル
カリ水溶液とを反応させて得られた水酸化第一鉄コロイ
ドを含む懸濁液を、45〜100℃の温度範囲に加熱し
ながら酸素含有ガスを通気するマグネタイト生成反応に
より前記水酸化第一鉄コロイドを酸化してマグネタイト
粒子を生成させることによってマグネタイト粒子を含む
懸濁液とし、当該マグネタイト粒子を含む懸濁液にMn
又はMnとFe2゛とを水溶液の状態で添加して液中の
全Feに対し18〜32原子%のMnを存在させた後、
当該懸濁液を前記マグネタイト生成反応と同条件下で加
熱酸化することによってマグネタイト粒子表面をMn化
合物又はMn化合物とFe化合物とによって被覆し、次
いで、当該Mn化合物又はMn化合物とFe化合物とを
被覆したマグネタイト粒子をp別、水洗、乾燥し、次い
で、750〜1000°Cの温度範囲で加熱焼成するこ
とによって、Mnが固溶している鉄を主成分とするヘマ
タイト構造を有する平均径0.2〜0.8μmの粒状粒
子を得ることからなる非磁性黒色顔料粉末の製造法及び 第一鉄塩水溶液と該第一鉄塩水溶液中のFe2+に対し
て0.80〜0.99当量の水酸化アルカリ水溶液とを
反応させて得られた水酸化第一鉄コロイドを含む懸濁液
を、45〜100℃の温度範囲に加熱しながら酸素含有
ガスを通気するマグネタイト生成反応により前記水酸化
第一鉄コロイドを酸化してマグネタイト粒子を生成させ
ることによってマグネタイト粒子を含む懸濁液とし、当
該マグネタイト粒子を含む懸濁液に液中の全Feに対し
18〜32原子%のMn化合物の水溶液と当該Mn化合
物と残存p e l *とに対して1.00当量を越え
る量の水酸化アルカリ水溶液とを添加した後、前記マグ
ネタイト生成反応と同条件下で加熱酸化することによっ
てマグネタイト粒子表面をMn化合物とPe化合物とに
よって被覆し、次いで、当該Mn化合物とFe化合物と
を被覆したマグネタイト粒子をp別、水洗、乾燥し、次
いで、750〜1000℃の温度範囲で加熱焼成するこ
とによって、Mnが固溶している鉄を主成分とするヘマ
タイト構造を有する平均粒子径0.2〜0.8μmの球
状粒子を得ることからなる非磁性黒色顔料粉末の製造法
である。
次に、本発明の実施にあたっての諸条件について述べる
。
本発明における第一鉄塩水溶液としては、硫酸第一鉄、
塩化第−鉄等を使用することができる。
本発明におけるMn化合物の水溶液としては、硫酸マン
ガン、塩化マンガン等を使用することができ、マグネタ
イト粒子の粒子表面に均一に被覆するためには、水溶液
の状態で添加することが好ましい。
本発明における水酸化アルカリ水溶液としては、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等を使用することができる
。
本発明における粒状粒子の非磁性黒色顔料粉末が得られ
る粒状を呈したマグネタイト粒子を生成させる製造法と
しては、例えば、特公昭44−668号公報に開示され
ている技術手段を用いることができる。
水酸化アルカリ水溶液の量は、第一鉄塩水溶液中のFa
2+に対し1.01〜1.3当量である。 1.01当
量未満の場合には、アルカリ添加比のコントロールが難
しく、場合により当量比が1.0未満となることもあり
、また、粒子サイズ等のコントロールも難しくなる。1
.3当量を越える場合には、針状ゲータイト粒子が混在
してくる。
また、反応温度は45〜100 ”Cの温度範囲であり
、45℃未満の場合には、針状ゲータイト粒子が混在す
るおそれがあり、100℃を越える場合にも粒状を呈し
たマグネタイト粒子は生成するが経済的ではない。
本発明における粒状を呈したマグネタイト粒子の粒子表
面にMn化合物又はMn化合物とFe化合物とを被覆す
るMnの量は懸濁液中の全Feに対して18〜32原子
%である。 Mnが18原子%未満又は32原子%を越
える場合にも、非磁性の顔料粉末は得られるが褐色が強
くなり好ましくなく、黒色度の良い顔料粉末は18〜3
2原子%で得られる。さらに好ましくは20〜25原子
%である。
また、MnにFe”を添加するのは、マグネタイト粒子
の粒子表面にMnを被覆し易くするためであり、添加す
るFe”の量としては懸濁液中の全Feに対して25原
子%未満であり、25原子%を越える場合にも非磁性黒
色顔料粉末は得られるが、黒色度においてや一劣るもの
となる。
尚、添加するFe”の化合物は、マグネタイト粒子の生
成に用いた第一鉄塩水溶液と同じものを使用することが
望ましく、被覆処理において、さらに水酸化アルカリ水
溶液を追加して添加してもよい、また、被覆するための
処理温度等の条件はマグネタイト粒子の生成条件と同一
でよい。
本発明における球状粒子の非磁性黒色顔料粉末が得られ
る球状を呈したマグネタイト粒子を生成する製造法とし
ては、例えば、特公昭62−当該08号公報に開示され
ている技術手段を用いることができる。
水酸化アルカリ水溶液の量は、第一鉄塩水溶液中のFe
2+に対して0.80〜0.99当量である。0.80
当量未満又は0.99当量を越える場合には、球状を呈
したマグネタイト粒子を生成することが困難であまた、
反応温度は45〜100°Cの温度範囲であり、45℃
未満である場合には、針状ゲータイト粒子が混在するお
それがあり、100℃を越える場合にも球状を呈したマ
グネタイト粒子を生成することができるが経済的ではな
い。
本発明における球状を呈したマグネタイト粒子に添加す
るMnの量も懸濁液中の全Feに対して18〜32原子
%である。その理由は前記粒状を呈したマグネタイト粒
子の場合と同様である。
また、Mn化合物とFe化合物とを被覆するために添加
する水酸化アルカリ水溶液の量は、添加するMn化合物
と残存するFe”とに対し1.00当量を越える量であ
る。1.00当量未満の場合には、MnとPe”とが全
量沈澱しないので均一に被覆することができなくなる。
1.00当量を越える場合には、経済性を勘案した量で
あり、好ましくは1.01〜1.3当量である。
尚、添加する水酸化アルカリ水溶液は、マグネタイト粒
子の生成に用いた水酸化アルカリ水溶液と同じものを使
用することが望ましく、被覆するための処理温度等の条
件はマグネタイト粒子の生成条件と同一でよい。
本発明の両方のマグネタイト粒子の製造法における反応
の酸化手段としては、酸素含有ガス(例えば、空気)を
反応懸濁液に通気することにより行うことができ、攪拌
機能が設置された反応器で行うのが好ましい。
本発明において得られる非磁性黒色顔料粉末の粒子径は
、平均径0.2〜0.8μmである。0.2μ園未満の
場合には、マグネタイト粒子の粒子径が0.15μm未
満のものが必要となり、0.15μm未満のマグネタイ
ト粒子を焼成する場合には反応活性が高くなるため、非
磁性黒色顔料粉末の粒子径のコントロールが難しくなる
。0.8μmを越える場合には、粒子が大きくなりすぎ
て着色力が低下するので好ましくないため、マグネタイ
ト粒子の粒子径を0.5μm未満とするのが望ましい。
従って、本発明における両方のマグネタイト粒子の製造
法によって得られるマグネタイト粒子の粒子径はいずれ
も0.15〜0.5a−が好ましく、0゜15〜0.5
μ嘗の粒子径のマグネタイト粒子にMn化合物又はMn
化合物とPe化合物とを被覆して加熱焼成することによ
り、粒子の大きさはや−大きくなり、上記粒子径の黒色
顔料粉末が得られる。
本発明においては、Mn化合物又はMn化合物とFe化
合物とを被覆したマグネタイト粒子を加熱焼成する温度
範囲は750〜1000℃である。  750’C未満
の場合には、黒色度が不足し、1000’Cを越える場
合には、粒子が大きくなりすぎて着色力が出なくなる。
尚、加熱焼成する場合の雰囲気は空気中で行う。
空気中で加熱焼成するのは、マグネタイトを酸化してヘ
マタイトに変態させるためである。
本発明においては、St、 AI、 P 、 B 、、
Cu、 Zn。
Cr、 Co、 Sn、 Cd、 V 、 Mo等の金
属化合物を両方の製造法における反応前又は反応途中に
おいて添加してもよく、また、反応終了後のMn化合物
若しくはMn化合物とFe化合物を被覆したマグネタイ
ト粒子の粒子表面を前記金属化合物で被覆処理を施して
粒子形状の形成とか形状保持を行っても本発明の目的を
損なうものではない。
〔作  用〕
本発明においては、Mn化合物又はMn化合物とFe化
合物とを被覆したマグネタイト粒子を750−1000
℃の温度範囲で加熱焼成することにより、マグネタイト
が酸化されてヘマタイトに変化すると共に被覆したMn
化合物が粒子内部に拡散されて固溶して、Mnが固溶し
ている鉄を主成分とするヘマタイト構造を有する粒子を
形成しているので黒色度の良い非磁性黒色顔料粉末が得
られる。
その理由は明らかではないが、粒子表面にMn化合物を
被覆したことに起因して、ヘマタイト構造中にMnが絶
妙なバランスで固溶するために黒色度が向上したのでは
ないかと考えている。
本発明で得られる非磁性黒色顔料粉末は、反応工程で得
られた両方のマグネタイト粒子とも粒度が均斉なもので
あり、次いで、Mn化合物又はMn化合物とFe化合物
とを被覆した後に焼成しているのであるから、均斉な粒
度が保持されている。
尚、本発明における粒状のマグネタイト粒子を加熱焼成
して焼き締めることにより、粒状の粒子は丸みを帯びた
粒子となる。
また、ヘマタイト構造となり非磁性となったことから、
粒子同志が磁性による凝集を起こすこともなくなったの
で、分散性、作業性にも優れている。
更に、750〜1000℃の温度範囲の高温で焼成して
得られているので塗料用又はトナー用として用いる場合
の加熱によっても変色することがない耐熱性にも優れた
黒色顔料粉末である。
尚、本発明により得られた非磁性黒色顔料粉末が黒色度
に優れているということは、HunterのLab空間
によりじ値、a0値、ビ値をそれぞれ潤色した値による
と、ビ値が21.0〜0、all値が1.0〜o、b”
値が−0,7〜−1,7の各範囲内であるから黒色度が
良い顔料粉末であるといえる。
〔実施例〕
次に、実施例並びに比較例により、本発明を説明する。
尚、以下の実施例並びに比較例における粒子の平均径は
電子顕微鏡写真から測定した数値の平均値で示した。
磁化値は粉末状態で10 KOeの磁場において測定し
たものである。
また、ビ値(明度)、a0値及びb* [は、測定用試
料片を多光源分光測色計MSC−Is−2D (スガ試
験機■製)を用いてI(unterのLab空間により
r値、a0値、b3値をそれぞれ測色した値で示した。
測定用試料片は、非磁性黒色顔料粒子粉末0.5gとヒ
マシ油1 、 Occをツーバー式マーラーで練ってペ
ースト状とし、このペーストにクリヤラッカー4.5.
を加え混練し塗料化して、キャストコート紙上に6m1
lのアプリケーターを用いて塗布することによって得た
。
実施例I Pe”  1.35mol/ I!を含むPe5o a
水溶液19.911を、あらかじめ攪拌機付反応器中に
準備された2゜758NのNaOH水溶液22.09f
fiに加え(Fe”量に対し1.08当量に該当する。
) 、pH13以上、温度85℃においてFe(OR)
zを含む第一鉄塩水溶液の生成を行った。
上記Fe (OH) zを含む第一鉄水溶液に温度90
’Cにおいて毎分1002の空気を150分間通気して
マグネタイト粒子を生成した。
次いで、上記マグネタイトを含む懸濁液にMn”。
1.68mol/ j!を含むMn5O,水溶液57!
(Mn量は全Feに対し25原子%に該当する。)及び
Fe” 1.344m。
l/lを含むFe3O4水溶液51 (Fe”量はマグ
ネタイト粒子生成の全Feに対し20原子%に該当する
。
)と6.05NのNaOH水溶液5j!(Mn量と添加
Fe”量に対し1,14当量に該当する。) とを加え
、ptl13以上、温度90℃において毎分100 f
fiの空気を40分間通気してMn化合物とFe化合物
とを被覆しているマグネタイト粒子を生成した。
生成した粒子は、常法により、炉別、水洗、乾燥、粉砕
して黒色の粒子粉末とした。
続いて、得られた黒色の粒子粉末を磁製ルッポに入れ、
電気炉により空気中800℃、2時間焼成し、黒色粒子
粉末を得た。
得られた黒色粒子粉末は、図1の電子顕微鏡(X20.
0OO)に示す通り、平均径0.5μmの粒状粒子であ
って、Mr+含有量は、蛍光X線分析の結果14.5e
+t%であり、その色彩は、明度L1が18.89、a
0値が0.60、b0値が−1,54であった。
また、図2のX線回折図に示す通り、ヘマタイトのピー
クが認められた。
磁性は外部磁場10koeを印加した時の磁化値0゜6
9esu/gであり、略ヘマタイトと同程度であった。
更に、上記黒色顔料粉末10gを500℃で空気中60
分間熱処理して耐熱処理試験を行った。熱処理物の色彩
は、明度ばか19.53、as値が0.44、b”値が
−1,70であり、熱処理前と比べほとんど変色は認め
られず、耐熱性に優れていることが認められた。
実施例2 Fe”″ 1,5 mol/Ilを含むFe5Oa水溶
液20 ffiを、あらかじめ攪拌機付反応器中に準備
された2、64NのNaOH水溶液201に加え(Fe
2+に対し0.88当量に該当する。) 、pH6,9
、温度90℃においてFe(OR)zを含む第一鉄塩水
溶液の生成を行った。
丘記Fe (OR) tを含む第一鉄水溶液に温度90
℃において毎分100!の空気を120分間通気してマ
グネタイト粒子を含む第一鉄塩水溶液を生成した。
次いで、上記マグネタイト粒子と残存Fe2+とを含む
懸濁液にMn”″ 1.2 mol/j!を含むMnS
O4水溶液54!(Mn量は全Feに対し20原子%に
該当する。
)及び4.64NのNaOH水溶液54ICMn量と残
存Fe”とに対し1.21当量に該当する。)とを加え
、pH13以上、温度90℃において毎分1001の空
気を40分間通気してMn化合物とFe化合物とを被覆
しているマグネタイト粒子を生成した。
生成した粒子は、常法により、炉別、水洗、乾燥、粉砕
して茶褐色の粒子粉末とした。
続いて、得られた茶褐色の粒子粉末を磁製ルツボに入れ
、電気炉により空気中800℃、2時間焼成し、黒色粒
子粉末を得た。
得られた黒色粒子粉末は、図3の電子顕微鏡(X20.
000)に示す通り、平均径0.5μmの球状粒子であ
って、Mn含有量は、蛍光X線分析の結果12.3wt
%であり、その色彩は、明度ピが19.74、a0値が
0.86、b”値が−1.32であった。
また、図4のX線回折図に示す通り、ヘマタイトのピー
クが認められた。
磁性は外部磁場10kOeを印加した時の磁化値0゜5
1esu/gであり、略ヘマタイトと同程度であった。
更に、上記黒色顔料粉末10gを500℃で空気中60
分間熱処理して耐熱処理試験を行った。熱処理物の色彩
は、明度ばか20.45、a 11値が0.71、b0
値が−1,49であり熱処理前と比べほとんど変色は認
められず、耐熱性に優れていることが認められた。
実施例3〜5、比較例1〜5 マグネタイト生成反応の第一鉄塩水溶液の種類と量、水
酸化アルカリ水溶液の種類と量、酸化反応時間、Mn化
合物又はMn化合物とFe化合物との被覆処理のMn塩
水溶液の種類と量及び添加時期、添加第一鉄塩水溶液の
種類と量、追加添加した水酸化アルカリ水溶液の種類と
量並びに加熱焼成温度を種々変化させた以外は実施例1
と同様にして黒色顔料粉末を得た。
この時の主要製造条件及び緒特性を表1〜3に示す。
〔発明の効果〕
本発明に係る黒色顔料粉末は、前出実施例に示した通り
、非磁性であって安全、無害であり、Mnが固溶してい
る鉄を主成分とするヘマタイト構造を有する粒子からな
る。黒色粒子粉末であるので、分散性、作業性と耐熱性
に優れ、しかも、黒色度が良く、現像トナー、塗料樹脂
用着色材として好適である。
【図面の簡単な説明】
図1及び図3は、実施例1及び実施例2で得られた黒色
顔料粉末の粒子構造を示す電子顕微鏡写真(X 20 
、000)である。 図2及び図4は、実施例1及び実施例2で得られた黒色
顔料粉末のX線回折図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第一鉄塩水溶液と該第一鉄塩水溶液中のFe^2^
    +に対して1.01〜1.3当量の水酸化アルカリ水溶
    液とを反応させて得られた水酸化第一鉄コロイドを含む
    懸濁液を、45〜100℃の温度範囲に加熱しながら酸
    素含有ガスを通気するマグネタイト生成反応により前記
    水酸化第一鉄コロイドを酸化してマグネタイト粒子を生
    成させることによってマグネタイト粒子を含む懸濁液と
    し、当該マグネタイト粒子を含む懸濁液にMn又はMn
    とFe^2^+とを水溶液の状態で添加して液中の全F
    eに対し18〜32原子%のMnを存在させた後、当該
    懸濁液を前記マグネタイト生成反応と同条件下で加熱酸
    化することによってマグネタイト粒子表面をMn化合物
    又はMn化合物とFe化合物とによって被覆し、次いで
    、当該Mn化合物又はMn化合物とFe化合物とを被覆
    したマグネタイト粒子をろ別、水洗、乾燥し、次いで、
    750〜1000℃の温度範囲で加熱焼成することによ
    って、Mnが固溶している鉄を主成分とするヘマタイト
    構造を有する平均径0.2〜0.8μmの粒状粒子を得
    ることを特徴とする非磁性黒色顔料粉末の製造法。 2、第一鉄塩水溶液と該第一鉄塩水溶液中のFe^2^
    +に対して0.80〜0.99当量の水酸化アルカリ水
    溶液とを反応させて得られた水酸化第一鉄コロイドを含
    む懸濁液を、45〜100℃の温度範囲に加熱しながら
    酸素含有ガスを通気するマグネタイト生成反応により前
    記水酸化第一鉄コロイドを酸化してマグネタイト粒子を
    生成させることによってマグネタイト粒子を含む懸濁液
    とし、当該マグネタイト粒子を含む懸濁液に液中の全F
    eに対し18〜32原子%のMn化合物の水溶液と当該
    Mn化合物と残存Fe^2^+とに対して1.00当量
    を越える量の水酸化アルカリ水溶液とを添加した後、前
    記マグネタイト生成反応と同条件下で加熱酸化すること
    によってマグネタイト粒子表面をMn化合物とFe化合
    物とによって被覆し、次いで、当該Mn化合物とFe化
    合物とを被覆したマグネタイト粒子をろ別、水洗、乾燥
    し、次いで、750〜1000℃の温度範囲で加熱焼成
    することによって、Mnが固溶している鉄を主成分とす
    るヘマタイト構造を有する平均粒子径0.2〜0.8μ
    mの球状粒子を得ることを特徴とする非磁性黒色顔料粉
    末の製造法。
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