JPH04149171A - 3―メルカプトプロピオニトリルの製造法 - Google Patents
3―メルカプトプロピオニトリルの製造法Info
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- JPH04149171A JPH04149171A JP26933390A JP26933390A JPH04149171A JP H04149171 A JPH04149171 A JP H04149171A JP 26933390 A JP26933390 A JP 26933390A JP 26933390 A JP26933390 A JP 26933390A JP H04149171 A JPH04149171 A JP H04149171A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C323/00—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups
- C07C323/50—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
- C07C323/51—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton
- C07C323/60—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton with the carbon atom of at least one of the carboxyl groups bound to nitrogen atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C319/00—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
- C07C319/14—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides
- C07C319/16—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides by addition of hydrogen sulfide or its salts to unsaturated compounds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はアクリロニトリルと水硫化ナトリウムの反応に
より高収率で3−メルカプトプロピオニトリルを製造す
る方法に関する。
より高収率で3−メルカプトプロピオニトリルを製造す
る方法に関する。
3−メルカプトプロピオニトリルは医薬、農薬、樹脂、
香料をはじめとする多くの有機合成品の原料として、ま
た塩化ビニルの安定剤、エポキシ樹脂やアクリル酸エス
テルポリマーの架橋剤、プラスチックレンズモノマー等
の原料として使用される3−メルカプトプロピオン酸の
合成中間体として有用な化合物である。
香料をはじめとする多くの有機合成品の原料として、ま
た塩化ビニルの安定剤、エポキシ樹脂やアクリル酸エス
テルポリマーの架橋剤、プラスチックレンズモノマー等
の原料として使用される3−メルカプトプロピオン酸の
合成中間体として有用な化合物である。
[従来の技術〕
3−メルカプトプロピオニトリルの製造法としては従来
から種々の方法が知られているが、合成繊維や合成樹脂
の原料として大量に生産され、安価なアクリロニトリル
にイオウ化合物を付加させる方法が一般的である。
から種々の方法が知られているが、合成繊維や合成樹脂
の原料として大量に生産され、安価なアクリロニトリル
にイオウ化合物を付加させる方法が一般的である。
イオウ化合物としてはチオ酢酸(IIsP 2,630
.452)、チオ尿素CJ、Org、Che11. 、
26.1443 (1961) )、チオ硫酸塩(特開
昭59−29658)、硫化水素(USP2.748.
155)、チオキサントゲン酸塩(特開昭59−715
7、特開昭59−98054)等が知られている。
.452)、チオ尿素CJ、Org、Che11. 、
26.1443 (1961) )、チオ硫酸塩(特開
昭59−29658)、硫化水素(USP2.748.
155)、チオキサントゲン酸塩(特開昭59−715
7、特開昭59−98054)等が知られている。
また、3−メルカプトプロピオニトリルを中間体とする
3−メルカプトプロピオン酸の製造法に関する特許にお
いては、イオウ化合物として水硫化ナトリウム(特開昭
58−198460)、硫化ナトリウムと水酸化ナトリ
ウムの組合せ(特公昭63−6545)の使用が示され
ている。
3−メルカプトプロピオン酸の製造法に関する特許にお
いては、イオウ化合物として水硫化ナトリウム(特開昭
58−198460)、硫化ナトリウムと水酸化ナトリ
ウムの組合せ(特公昭63−6545)の使用が示され
ている。
イオウ化合物としてチオ酢酸、チオ尿素は高価でアリ、
チオg酸塩、チオキサントゲン酸塩を含めこれらのイオ
ウ化合物をアクリロニトリルへ付加した後、中間体を加
水分解することが必要で製造工程が複雑となる。
チオg酸塩、チオキサントゲン酸塩を含めこれらのイオ
ウ化合物をアクリロニトリルへ付加した後、中間体を加
水分解することが必要で製造工程が複雑となる。
硫化水素、水硫化ナトリウム、硫化ナトリウムと水酸化
ナトリウムの組合せによる方法の製造工程は比較的単純
であるが、3,3“−チオジブロピオニトリルの副生が
避けられず、これが原因で3−メルカプトプロピオニト
リルの収率は60〜80%程度と不十分である。また、
硫化水素の場合はアクリロニトリルに対して硫化水素を
大過剰に使用し加圧下Sこ行うことが必要であり、硫化
水素の回収を含めると複雑なプロセスとなる。
ナトリウムの組合せによる方法の製造工程は比較的単純
であるが、3,3“−チオジブロピオニトリルの副生が
避けられず、これが原因で3−メルカプトプロピオニト
リルの収率は60〜80%程度と不十分である。また、
硫化水素の場合はアクリロニトリルに対して硫化水素を
大過剰に使用し加圧下Sこ行うことが必要であり、硫化
水素の回収を含めると複雑なプロセスとなる。
水硫化ナトリウムの場合は、アクリロニトリルを水硫化
ナトリウムに加える速度及びモル比を制御する必要があ
り、硫化ナトリウムと水酸化ナトリウムの組合せでは付
加反応と同時にニトリルの加水分解が進行し、3−メル
カプトプロピオン酸のみならず、3,3゛−チオジプロ
ピオン酸が多量に副生ずるという問題がある。
ナトリウムに加える速度及びモル比を制御する必要があ
り、硫化ナトリウムと水酸化ナトリウムの組合せでは付
加反応と同時にニトリルの加水分解が進行し、3−メル
カプトプロピオン酸のみならず、3,3゛−チオジプロ
ピオン酸が多量に副生ずるという問題がある。
本発明の目的は、これらの問題点を解決し3−メルカプ
トプロピオニトリルを高収率で得るための製造方法を提
供することである。
トプロピオニトリルを高収率で得るための製造方法を提
供することである。
(f題を解決するための手段〕
本発明者等は、安価で取扱い易い水硫化ナトリウムとア
クリロニトリルの反応による3−メルカプトプロピオニ
トリルの製造方法を検討した結果、水硫化ナトリウム水
溶液にアクリロニトリルを加えると3−メルカプトプロ
ピオニトリルと同時に多量の3,3゛−チオジブロピオ
ニトリルの副生を確認したが6驚くべきことにアクリロ
ニトリルを加えた後の反応液を撹拌し続けると3,3”
−チオジブロビオニトリルが3−メルカプトプロピオニ
トリルに徐々に変換され高収率で3−メルカプトプロピ
オニトリルが得られることを見出した。また、3,3チ
オジブロビオニトリルは水に不溶でありアクリロニトリ
ルを加えた直後の反応液は2層に分離する。そこで、反
応液に相間移動触媒を添加すると3.3゛−チオジブロ
ビオニトリルから3−メルカプトプロピオニトリルへの
変換が短時間で完結することを見出し、本発明を完成す
るに至った。
クリロニトリルの反応による3−メルカプトプロピオニ
トリルの製造方法を検討した結果、水硫化ナトリウム水
溶液にアクリロニトリルを加えると3−メルカプトプロ
ピオニトリルと同時に多量の3,3゛−チオジブロピオ
ニトリルの副生を確認したが6驚くべきことにアクリロ
ニトリルを加えた後の反応液を撹拌し続けると3,3”
−チオジブロビオニトリルが3−メルカプトプロピオニ
トリルに徐々に変換され高収率で3−メルカプトプロピ
オニトリルが得られることを見出した。また、3,3チ
オジブロビオニトリルは水に不溶でありアクリロニトリ
ルを加えた直後の反応液は2層に分離する。そこで、反
応液に相間移動触媒を添加すると3.3゛−チオジブロ
ビオニトリルから3−メルカプトプロピオニトリルへの
変換が短時間で完結することを見出し、本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明は水硫化ナトリウム水溶液にアクリロ
ニトリルを加え3−メルカプトプロピオニトリルを製造
する方法において、アクリロニトリルを加えた後、相関
移動触媒存在下に撹拌塾成することにより副生した3、
3′−チオジプロピオニトリルを3−メルカプトプロピ
オニトリルに短時間で変換することを特徴とする3−メ
ルカプトプロピオニトリルの製造方法である。
ニトリルを加え3−メルカプトプロピオニトリルを製造
する方法において、アクリロニトリルを加えた後、相関
移動触媒存在下に撹拌塾成することにより副生した3、
3′−チオジプロピオニトリルを3−メルカプトプロピ
オニトリルに短時間で変換することを特徴とする3−メ
ルカプトプロピオニトリルの製造方法である。
水砕化ナトリウムに対するアクリロニトリルのモル比は
0.5〜1で好適に実施されるが、0.8〜1の水硫化
ナトリウム少過剰で十分である。モル比が1より高いと
3,3”−チオジブロビオニトリルは軌成しても消失せ
ず残り、モル比が0.5より低いと反応後に多量の水硫
化ナトリウムが残り、中和時に硫化水素として損失する
ため不経済である。
0.5〜1で好適に実施されるが、0.8〜1の水硫化
ナトリウム少過剰で十分である。モル比が1より高いと
3,3”−チオジブロビオニトリルは軌成しても消失せ
ず残り、モル比が0.5より低いと反応後に多量の水硫
化ナトリウムが残り、中和時に硫化水素として損失する
ため不経済である。
水硫化ナトリウム水溶液濃度は5〜50重量%が好まし
く、5%より低いと容積効率が悪く、50%より高いと
反応液の粘度が高く撹拌に支障がある。
く、5%より低いと容積効率が悪く、50%より高いと
反応液の粘度が高く撹拌に支障がある。
しかし、水硫化ナトリウム水溶液の濃度は本発明の効果
自体にはほとんど影響しない。
自体にはほとんど影響しない。
水硫化ナトリウム水溶液にアクリロニトリルを加える時
、及び熟成時の温度は0〜60℃が好ましく、より好ま
しくは10〜50℃の範囲である。、0℃より低いと反
応液が固化する恐れがあり好ましくない。
、及び熟成時の温度は0〜60℃が好ましく、より好ま
しくは10〜50℃の範囲である。、0℃より低いと反
応液が固化する恐れがあり好ましくない。
温度が高いほどアクリロニトリルを加え終わった直後の
3,3゛−チオジブロビオニトリルの副生量は少なく、
軌成による3、3′−チオジプロビオニトリルの3−メ
ルカプトプロピオニトリルへの変換も速いが、60’C
より高いとニトリルの加水分解による3−メルカプトプ
ロピオン酸、3.3゛−チオジプロピオン酸の副生が増
加し、3−メルカプトプロピオニトリルの収率が低下し
好ましくない。
3,3゛−チオジブロビオニトリルの副生量は少なく、
軌成による3、3′−チオジプロビオニトリルの3−メ
ルカプトプロピオニトリルへの変換も速いが、60’C
より高いとニトリルの加水分解による3−メルカプトプ
ロピオン酸、3.3゛−チオジプロピオン酸の副生が増
加し、3−メルカプトプロピオニトリルの収率が低下し
好ましくない。
水硫化ナトリウム水溶液にアクリロニトリルを加える速
度は反応熱の除去により反応温度を0〜60℃に保つに
支障のない限り、出来るだけ速く加えるのが好ましく、
通常1時間以内で好適に実施される。アクリロニトリル
を加え終わった直後の3.3“−チオジプロピオニトリ
ルの副生量はアクリロニトリルを加える速度にほとんど
影響されないため、加える速度が遅いほど生産に要する
時間が延び好ましくない。また、この事実は反応液を熟
成することが3−メルカプトプロピオニトリルを高収率
で得るための必須要件であることを示している。
度は反応熱の除去により反応温度を0〜60℃に保つに
支障のない限り、出来るだけ速く加えるのが好ましく、
通常1時間以内で好適に実施される。アクリロニトリル
を加え終わった直後の3.3“−チオジプロピオニトリ
ルの副生量はアクリロニトリルを加える速度にほとんど
影響されないため、加える速度が遅いほど生産に要する
時間が延び好ましくない。また、この事実は反応液を熟
成することが3−メルカプトプロピオニトリルを高収率
で得るための必須要件であることを示している。
熟成時間はアクリロニトリルを加え絆わった直後の3,
3゛−チオジプロビオニトリルの副生量及び軌成温度に
より異なるが約1〜5時間を要し、反応液を高速液体ク
ロマトグラフィーで分析し3,3チオジプロピオニトリ
ルがほぼ完全に消失した時点を終点とする。 3.3’
−チオジプロビオニトリルが消失後も熟成を続けるとニ
トリルの加水分解による3−メルカプトプロピオン酸等
の副生物が徐々に増加するため、熟成時間は]〜5時間
とするのが好ましい。
3゛−チオジプロビオニトリルの副生量及び軌成温度に
より異なるが約1〜5時間を要し、反応液を高速液体ク
ロマトグラフィーで分析し3,3チオジプロピオニトリ
ルがほぼ完全に消失した時点を終点とする。 3.3’
−チオジプロビオニトリルが消失後も熟成を続けるとニ
トリルの加水分解による3−メルカプトプロピオン酸等
の副生物が徐々に増加するため、熟成時間は]〜5時間
とするのが好ましい。
相間移動触媒としては、トリメチルベンジルアンモニウ
ム、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニ
ウム等の水酸化物、塩化物で代表される第4級アンモニ
ウム塩が適当であり、これらによって熟成時間は無添加
のときの1/2以下に短縮される。
ム、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニ
ウム等の水酸化物、塩化物で代表される第4級アンモニ
ウム塩が適当であり、これらによって熟成時間は無添加
のときの1/2以下に短縮される。
相間移動触媒の添加量はアクリロニトリルに対して0.
01〜5モル%の使用が好ましく、0,01モル%より
少ないと十分な効果が発揮されず、5モル%より多いと
熟成温度によってはニトリルの加水分解が加速され好ま
しくない。相間移動触媒の添加は熟成に入る直前でも、
アクリロニトリルを加える前の水硫化ナトリウム水溶液
にあらかしめ添加しておいても良い。
01〜5モル%の使用が好ましく、0,01モル%より
少ないと十分な効果が発揮されず、5モル%より多いと
熟成温度によってはニトリルの加水分解が加速され好ま
しくない。相間移動触媒の添加は熟成に入る直前でも、
アクリロニトリルを加える前の水硫化ナトリウム水溶液
にあらかしめ添加しておいても良い。
熟成後、反応液中には3−メルカプトプロピオニトリル
がナトリウム塩として存在する。3−メルカプトプロピ
オニトリルの単離は一般的な方法で良く、まず酸を加え
て中和後、遊離する3−メルカプトプロピオニトリルを
有機溶媒で抽出し、抽出液を脱溶媒後、茅留することに
より行われる。中和に使用する酸としては塩酸、硫酸、
リン酸等の鉱酸が好適に使用される。
がナトリウム塩として存在する。3−メルカプトプロピ
オニトリルの単離は一般的な方法で良く、まず酸を加え
て中和後、遊離する3−メルカプトプロピオニトリルを
有機溶媒で抽出し、抽出液を脱溶媒後、茅留することに
より行われる。中和に使用する酸としては塩酸、硫酸、
リン酸等の鉱酸が好適に使用される。
[実施例〕
以下、実施例及び比較例により本発明の詳細な説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。
実施例1
70%水硫化ナトリウム40 g (0,5モル)に水
40gを加え熔解した後、40〜45℃に保ちながらア
クリロニトリル26.5 g (0,5モル)を30分
間で滴下した。
40gを加え熔解した後、40〜45℃に保ちながらア
クリロニトリル26.5 g (0,5モル)を30分
間で滴下した。
滴下直後の反応液組成を液体クロマトグラフィーで定量
し、表1に示す結果を得た。この時点では3.3゛−チ
オジプロビオニトリルが45%副生じていた。
し、表1に示す結果を得た。この時点では3.3゛−チ
オジプロビオニトリルが45%副生じていた。
次に、トリメチルベンジルアンモニウムクロリド0.5
gを反応液に加え40〜45℃に保ったまま、さらに3
時間撹拌を続けた後、再び反応液組成を液体クロマトグ
ラフィーで定量し、表1に示す結果を得た。この熟成後
の3,3′−チオジブロピオニトリルは不検出であり、
3−メルカプトプロピオニトリルの反応収率は95%に
達した。
gを反応液に加え40〜45℃に保ったまま、さらに3
時間撹拌を続けた後、再び反応液組成を液体クロマトグ
ラフィーで定量し、表1に示す結果を得た。この熟成後
の3,3′−チオジブロピオニトリルは不検出であり、
3−メルカプトプロピオニトリルの反応収率は95%に
達した。
3時間の熟成後35%塩酸60gを加え、クロロホルム
50gで2回抽出した。有機層を合せ、溶媒を減圧で除
去し、残液を45〜48℃/ 3 Torrで減圧蒸留
し、純度99.8%の3−メルカプトプロピオニトリル
39.9g (収率91%)を得た。
50gで2回抽出した。有機層を合せ、溶媒を減圧で除
去し、残液を45〜48℃/ 3 Torrで減圧蒸留
し、純度99.8%の3−メルカプトプロピオニトリル
39.9g (収率91%)を得た。
実施例2
実施例1において水酸化トリメチルヘンシルアンモニウ
ムの40%水溶液1.0gをあらかしめ水硫化ナトリウ
ム水溶液に添加し、同様にアクリロニトリルを加えた。
ムの40%水溶液1.0gをあらかしめ水硫化ナトリウ
ム水溶液に添加し、同様にアクリロニトリルを加えた。
続いて40〜45℃に保ち、さらに3時間撹拌熟成を続
けた。この時点で3,3°−チオジプロピオニトリルは
不検出であり、3−メルカプトプロピオニトリルの反応
収率は94%に達した。
けた。この時点で3,3°−チオジプロピオニトリルは
不検出であり、3−メルカプトプロピオニトリルの反応
収率は94%に達した。
結果を表1に示した。
実施例3
70%水硫化ナトリウム40 g (0,5モル)に水
40gを加え熔解した後、40〜45℃に保ちアクリロ
ニトリル24g (0,45モル)を6時間で滴下した
。滴下直後の反応液中には3,3゛−チオジブロビオニ
トリルが42%副生じていた。トリメチルヘンシルアン
モニウムクロリド2gを添加し、同温度で2時間撹拌を
続けると3,3゛−チオジプロビオニトリルは不検出と
なり、3−メルカプトプロピオニトリルの反応収率は9
3%に達した。分析結果を表1に示した。
40gを加え熔解した後、40〜45℃に保ちアクリロ
ニトリル24g (0,45モル)を6時間で滴下した
。滴下直後の反応液中には3,3゛−チオジブロビオニ
トリルが42%副生じていた。トリメチルヘンシルアン
モニウムクロリド2gを添加し、同温度で2時間撹拌を
続けると3,3゛−チオジプロビオニトリルは不検出と
なり、3−メルカプトプロピオニトリルの反応収率は9
3%に達した。分析結果を表1に示した。
実施例4
実施例1において反応温度5〜10゛Cでアクリロニト
リルを滴下した。滴下直後の反応液中には33゛−チオ
ジブロビオニトリルが71%副生じ、アクリロニトリル
が6%残っていた。テトラエチルアンモニウムクロリド
1.0gを加え同温度で5時間撹拌を続けると3,3”
−チオジプロビオニトリル、アクリロニトリルは不検出
となり、3−メルカプトプロピオニトリルの反応収率は
95%に達した。結果を表1に示した。
リルを滴下した。滴下直後の反応液中には33゛−チオ
ジブロビオニトリルが71%副生じ、アクリロニトリル
が6%残っていた。テトラエチルアンモニウムクロリド
1.0gを加え同温度で5時間撹拌を続けると3,3”
−チオジプロビオニトリル、アクリロニトリルは不検出
となり、3−メルカプトプロピオニトリルの反応収率は
95%に達した。結果を表1に示した。
実施例5
実施例1において反応温度55〜60℃でアクリロニト
リルを滴下した。滴下直後の反応液中には33゛、チオ
ジブロビオニトリル28%が副生じていた。
リルを滴下した。滴下直後の反応液中には33゛、チオ
ジブロビオニトリル28%が副生じていた。
テトラエチルアンモニウムクロリドIgを加え同温度で
1時間撹拌熟成により3,3゛−チオジプロピオン酸は
不検出となり、3−メルカプトプロピオニトリルの反応
収率は94%に達した。結果を表1に示した。
1時間撹拌熟成により3,3゛−チオジプロピオン酸は
不検出となり、3−メルカプトプロピオニトリルの反応
収率は94%に達した。結果を表1に示した。
比較例1
実施例1においてトリメチルヘンシルアンモニウムクロ
リドを添加セす、40〜45℃で撹拌熟成を行った。3
.3゛−チオジブロビオニトリルが不検出となるまでに
6時間を要し、3−メルカプトプロピオニトリルの反応
収率は94%であった。結果を表1に示した。
リドを添加セす、40〜45℃で撹拌熟成を行った。3
.3゛−チオジブロビオニトリルが不検出となるまでに
6時間を要し、3−メルカプトプロピオニトリルの反応
収率は94%であった。結果を表1に示した。
比較例2
実施例】において熟成時間を10時間行った以外は同様
に反応した。熟成後の反応液中には3.3チオジプロビ
オニトリルは不検出であったが、ニトリルの加水分解物
による3−メルカプトプロピオン酸等の副生が11%と
多く、3−メルカプトプロピオニトリルの収率が低下し
た。結果を表1に示す。
に反応した。熟成後の反応液中には3.3チオジプロビ
オニトリルは不検出であったが、ニトリルの加水分解物
による3−メルカプトプロピオン酸等の副生が11%と
多く、3−メルカプトプロピオニトリルの収率が低下し
た。結果を表1に示す。
比較例3
実施例1において反応温度70〜75℃でアクリロニト
リルを滴下した。滴下直後の反応液中には33゛−チオ
ジブロビオニトリル17%、3−メルカプトプロピオン
酸8%、3,3゛−チオジプロピオン酸3%が副生して
いた。テトラエチルアンモニウムクロリド1gを加え同
温度で1時間熟成により3□3′チオジブロビオニトリ
ルは不検出となったが、ニトリルの加水分解物が多く、
3−メルカプトプロピオニトリルの収率は70%と低か
った。結果を表1にボした。
リルを滴下した。滴下直後の反応液中には33゛−チオ
ジブロビオニトリル17%、3−メルカプトプロピオン
酸8%、3,3゛−チオジプロピオン酸3%が副生して
いた。テトラエチルアンモニウムクロリド1gを加え同
温度で1時間熟成により3□3′チオジブロビオニトリ
ルは不検出となったが、ニトリルの加水分解物が多く、
3−メルカプトプロピオニトリルの収率は70%と低か
った。結果を表1にボした。
比較例4
70%水硫化ナトリウム55g、水酸化ナトリウム38
5gを水]00gに溶解し、40〜50″CT7りlJ
t:+ニトリル26.5 gを40分間で滴下した。滴
下直後の反応液中には3,3゛−チオジブロビオニトリ
ル28%、3−メルカプ1−プロピオン酸15%、3,
3゛−チオジプロピオン酸8%が副生していた。滴下後
45〜50”Cで1時間撹拌すると3,3”−チオジブ
ロビオニトリルは2%まで減少しでぃたが、3−メルカ
プトプロピオン酸37%、3.3”−チオジプロピオン
酸14%とニトリルの加水分解物が多く、3−メルカプ
トプロピオニトリルの反応収率は43%と低かった。結
果を表1に示した。
5gを水]00gに溶解し、40〜50″CT7りlJ
t:+ニトリル26.5 gを40分間で滴下した。滴
下直後の反応液中には3,3゛−チオジブロビオニトリ
ル28%、3−メルカプ1−プロピオン酸15%、3,
3゛−チオジプロピオン酸8%が副生していた。滴下後
45〜50”Cで1時間撹拌すると3,3”−チオジブ
ロビオニトリルは2%まで減少しでぃたが、3−メルカ
プトプロピオン酸37%、3.3”−チオジプロピオン
酸14%とニトリルの加水分解物が多く、3−メルカプ
トプロピオニトリルの反応収率は43%と低かった。結
果を表1に示した。
(以下余白)
〔発明の効果〕
水硫化ナトリウムとアクリロニトリルの反応による3−
メルカプトプロピオニトリルの製造において、3.3°
−チオジブロビオニトリルの副生を回避することは困難
と考えられていたが、本発明により相関移動触媒存在下
に熟成し副生じたチオジプロビオニトリルを目的物3−
メルカプトプロピオニトリルに短時間で変換することが
でき、高収率で3−メルカプトプロピオニトリルが製造
される。
メルカプトプロピオニトリルの製造において、3.3°
−チオジブロビオニトリルの副生を回避することは困難
と考えられていたが、本発明により相関移動触媒存在下
に熟成し副生じたチオジプロビオニトリルを目的物3−
メルカプトプロピオニトリルに短時間で変換することが
でき、高収率で3−メルカプトプロピオニトリルが製造
される。
特許出願人 三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、水硫化ナトリウム水溶液にアクリロニトリルを加え
3−メルカプトプロピオニトリルを製造する方法におい
て、0〜60℃で水硫化ナトリウムに対して0.5〜1
.0モル比のアクリロニトリルを加えた後、相間移動触
媒の存在下0〜60℃で1〜5時間撹拌熟成することを
特徴とする3−メルカプトプロピオニトリルの製造法。 2、相間移動触媒が第4級アンモニウム塩である請求項
1記載の製造法。 3、相間移動触媒量がアクリロニトリルに対して0.0
1〜5モル%である請求項1記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2269333A JP2854955B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 3―メルカプトプロピオニトリルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2269333A JP2854955B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 3―メルカプトプロピオニトリルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04149171A true JPH04149171A (ja) | 1992-05-22 |
| JP2854955B2 JP2854955B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=17470906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2269333A Expired - Fee Related JP2854955B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 3―メルカプトプロピオニトリルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2854955B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100491346C (zh) * | 2005-12-20 | 2009-05-27 | 顾建荣 | 3-巯基丙酸的制备方法 |
-
1990
- 1990-10-09 JP JP2269333A patent/JP2854955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2854955B2 (ja) | 1999-02-10 |
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