JPH0415585Y2 - - Google Patents

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JPH0415585Y2
JPH0415585Y2 JP1986060091U JP6009186U JPH0415585Y2 JP H0415585 Y2 JPH0415585 Y2 JP H0415585Y2 JP 1986060091 U JP1986060091 U JP 1986060091U JP 6009186 U JP6009186 U JP 6009186U JP H0415585 Y2 JPH0415585 Y2 JP H0415585Y2
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recess
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、キヤブオーバ型のトラツク(トレー
ラを含む)に広く採用されているキヤブチルト装
置に関するものである。
(従来の技術) 技術上良く知られているように、キヤブの床下
にエンジンを配置したキヤブオーバ型のトラツク
においては、エンジンの点検、整備に際して、車
台フレームにその前端下部付近を枢支されたキヤ
ブを上方に廻動させ即ちチルトアツプし得るよう
に構成されている。いま、従来の上記キヤブチル
ト装置の構成の一例を第1図について説明する
と、図中符号10は車台フレーム、12はキヤブ
の下端フロア部分に配置された強度部材としての
メーンシルであつて、同メーンシル12はその前
端部下面に固着されたブラケツト14に一端を枢
着され、他端を車台フレーム10の前端に樹立さ
れたブラケツト16にチルト枢軸18によつて枢
支された連結リンク20を介して、車台フレーム
上に支持され、上記チルト枢軸18の周りを廻動
することができる。22はシリンダ24と同シリ
ンダ内に摺動自在に嵌装されたピストン(図示せ
ず)とからなるチルトシリンダであつて、シリン
ダ24はその下端を枢軸26を介して車台フレー
ム10に固着されたブラケツト28に枢着され、
又上記ピストンの軸30の端部を枢軸32を介し
て中間リンク34の一端に枢支され、更に同中間
リンク34はその他端を上記メーンシル12に固
着されたブラケツト36上に枢着されている。上
記シリンダ24には、ピストン下側室及び上側室
に夫々連通する一組の油管(図では一組の油管が
重なつているため1本の油管のように表われてい
る)38U,38Dが連結され、これら油管38
U及び38Dは、図示しないチルトアツプ・ダウ
ン切換弁を介して油圧ポンプに接続されている。
またシリンダ24には、最伸検出スイツチ40及
び最縮検出スイツチ42が固着されている。最伸
検出スイツチ40は、ピストン下側室に上記切換
弁を介して油管38Uから圧油が供給され、ピス
トン軸30が予め設定された最伸位置まで伸長し
たときに閉成されて上記油圧ポンプを停止させる
ものである。
また最縮スイツチ42は、上述のようにして、
ピストン軸30が最伸位置まで伸長し、中間リン
ク34を介してキヤブ即ちメーンシル12がチル
ト枢軸18の周りを図中反時計方向に所定の角度
廻動し、即ちキヤブがチルトアツプされて、所定
の整備作業等が終了したのち、上記切換弁を介し
てピストン上側室に油管38Dから作動油が供給
され、ピストン軸30が図示の最収縮位置まで収
縮したときに閉成されて油圧ポンプを停止させる
ものである。上記最伸検出スイツチ40を上記の
ように作動させるため、ピストン軸30には、そ
の全ストロークに相当する長大な作動棒44が固
着され、同作動棒44の下端に突設された作動板
44′がスイツチの作動ロツドに係合してこれを
押すことにより同スイツチ40が閉成される。同
様に最縮検出スイツチ42を上述したように作動
させるために、ピストン軸30には、第2の作動
板46が固着され、同作動板がスイツチの作動ロ
ツドに係合してこれを押すことにより同スイツチ
42が閉成されるようになつている。一方、上記
メーンシル12に固着されたブラケツト36に
は、チルトステイ48の上端部が枢軸50によつ
て枢支され、同ステイは、その前方の端面に複数
個の上下方向に列設された鋸歯状係止部52を具
えている。又同ステイは上下方向に延在したガイ
ド溝54を具えており、同ガイド溝54内にはロ
ーラ56が貫装されている。ローラ56の両端軸
部は、上記車台フレーム10に固着されたブラケ
ツト28上に下端部を枢支された一対の摺動腕5
8によつて支持され、同揺動腕58はスプリング
60によつて常時車体前方に向い付勢されてい
る。換言すれば、チルトステイ48は、上記ロー
ラ56を介してスプリング60によりその上端の
枢軸50の周りに常時時計方向のトルクを与えら
れていることとなる。さらにまた、上記ブラケツ
ト28上に、係止ピン62が配設され、上述した
ようにチルトシリンダ22の伸長によりキヤブ即
ちメーンシル12がチルトアツプされるとき、上
記チルトステイ48も一緒に上昇してその係止部
52と係止ピン62とが弾性的に摺接しながら同
ステイが上昇する。従つて、キヤブを上記最伸検
出スイツチ40によつて設定される所定位置まで
チルトアツプしてエンジンの整備、点検を行つて
いるとき、又はチルトアツプの途中で、例えば油
圧ポンプの故障、油圧配管の破断又は破裂によつ
て油圧が損失した場合、係止ピン62が上下数段
に設けられた係止部52の何れかに係合して、キ
ヤブの不測の落下を防止することができるのであ
る。なお、上述のようにしてキヤブをチルトアツ
プさせ、所定の整備作業等が終了したのち、キヤ
ブを最初の走行位置にチルトダウンさせる際に
は、先づ解除ケーブル64を牽引してレバー66
を枢軸の周りに反時計方向に廻動させ、同レバー
66によつて係止ピン62と係止部52との係合
を解除し、チルトステイ48の下降を阻げない位
置に退去させ、然る後、油圧切換弁をチルトダウ
ン側に切換えて、油管38Dからチルトシリンダ
22のピストン上側室に圧油を供給すればよい。
このとき、チルトシリンダ22のピストン下側室
内の作動油は、油管38Uを経てオイルリザーバ
(図示せず)に排除され、キヤブは油圧的に制御
された安全な速度でチルトダウンして図示の走行
位置に戻り、最縮検出スイツチ42が作動板46
により閉成されて油圧ポンプが停止するのであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従前のキヤブチルト装置では、チルト
シリンダ22上に、最伸検出スイツチ40及び最
縮検出スイツチ42が装着され、従つてこれらス
イツチ40及び42を作動させるための長大な作
動棒44(作動板44′を含む)及び作動板46
をピストン軸30に固着しなければならないの
で、チルトシリンダの構造が著しく複雑になり、
スペース的に窮屈で組立、整備及び点検のすべて
にわたつて不便な欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、従来のキヤブチルト装置における上
記欠点を改善するために創案されたもので、車台
フレームにその前端下部付近を枢支されたキヤブ
と、上記車台フレームと上記キヤブとの間に介装
された油圧応動式チルトシリンダと、長手方向の
一端が上記キヤブに枢支され他端が上記車台フレ
ーム側に垂下するとともに車体前後方向に沿つて
回動自在なチルトステイと、上記車台フレームに
設けられるとともに上記チルトステイの車体前方
側と対向する係止ピンと、上記チルトステイを車
体前方側に付勢して上記係止ピンと当接せしめる
付勢手段と、上記チルトステイの車体前方側下端
近傍に形成されるとともに上記チルトシリンダが
予め設定された最伸長位置にあるときに上記係止
ピンと係合する凹所と、上記チルトステイの車体
前方側で上記長手方向の一端と上記凹所との間に
形成されるとともにキヤブのチルトアツプ状態で
上記チルトシリンダが油圧を喪失した際に上記係
止ピンと係合してキヤブの落下を防止する係止部
と、上記チルトシリンダに設けられるとともに同
シリンダが予め設定された最収縮位置に達したこ
とを検出する最縮スイツチと、上記車台フレーム
に設けられるとともに上記チルトステイと当接す
ることによつて上記チルトシリンダが予め設定さ
れた最伸長位置に達したことを検出する最伸スイ
ツチとを備え、上記凹所の深さは上記係止ピンが
上記凹所に係合したときにのみ上記チルトステイ
と上記最伸スイツチとが当接するよう設定されて
いることを特徴とするトラツクのキヤブチルト装
置を要旨とするものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を、第1図の従前の構成と
比較しながら第2図及び第3図について具体的に
説明する。(なお、第1図と実質的に同一の部材
又は部分には、同一符号を付し重複説明は省略す
る。) 本考案によれば、第2図に最も良く示されてい
るように、最伸検出スイツチ40が、チルトシリ
ンダ22にではなくブラケツト28に取付金具6
8を介して支持され、チルトステイ48に隣接し
て配設されている。またチルトステイ48の上記
スイツチ40に対向する側面(前方面)の下端部
分には、係止ピン62が嵌入する凹所70が設け
られると共に、ガイド溝54の下端部分における
後方壁72にもローラ56が嵌入する凹所74が
設けられる。更に、上記ガイド溝の後方壁72の
後面に、もう一つのガイドローラ76が当接され
ている。第3図に明示されているように、上記後
方壁72は浅いU字状をなし(断面形状が一点鎖
線で示されている)、その溝内に上記ガイドロー
ラ76が嵌入して摺接転動するようになつてい
る。またガイドローラ76の支持軸78は、左右
一対の揺動腕80の上端付近に支持され、これら
一対の揺動腕80は横方向に延びた連結部82に
よつて一体的に結合されている。更に、揺動腕8
0は、ローラ56を支持する一対の揺動腕58と
共に、夫々下端部を共通の枢軸84によつて枢支
され、同枢軸84はブラケツト28に支持されて
いる。なお又、上記二組の揺動腕58と80との
間に捩りばね86が介装され、同捩りばね86に
よつて各揺動腕58及び80が互に接近する方向
に付勢されている。従つてローラ56と76と
が、常時上記後方壁72に弾性的に当接し、走行
中におけるチルトステイ48の動揺を確実に防止
し、異音を発生することがないように構成されて
いる。一方チルトシリンダ22には、最縮検出ス
イツチ42だけが設けられている。(なお、第2
図において、実線で示したチルトシリンダ22は
最伸状態における位置を示し、又一点鎖線で示し
た同シリンダは最縮状態における位置を示してい
る。) さて、第2図のチルトステイ48は、チルトシ
リンダ22が最伸位置に達した関係位置で示され
ている。チルトステイ48がこの位置に達したと
き、スプリング60の付勢力によつてステイの前
方面下端部分に設けられた凹所70に係止ピン6
2が嵌入し、同時にローラ56が後方壁72の下
端部分に設けられた対応する凹所74に嵌入する
ので、凹所70(又は凹所74が浅いときは同凹
所)の深さに相当する分だけ、ステイ48がその
上端枢支軸の周りを時計方向に廻動する。この廻
動によつて最伸検出スイツチ40の作動ロツド4
0′が左方に押込まれ、同スイツチが閉成される
のである。なお、係止ピン62が凹所70に嵌入
する直前まで、最伸検出スイツチ40の作動ロツ
ド40′の先端は、第2図中に一点鎖線で示す位
置、即ち開位置にあつて、ステイ48の上昇過程
中、その最前方面(鋸歯状係止部52の前端面5
2′)と当接しないように構成されている。上記
構成によれば、最伸検出スイツチ40をチルトシ
リンダ22から外して、チルトステイ48と協働
するように配設することによつて、チルトシリン
ダ22の構造が著しく簡素化されスペース的な余
裕も生れるので、製造、組立、点検及び整備のす
べてに渉つて、極めて有利である。
(考案の効果) 叙上のように、本考案に係るトラツクのキヤブ
チルト装置は、車台フレームにその前端下部付近
を枢支されたキヤブと、上記車台フレームと上記
キヤブとの間に介装された油圧応動式チルトシリ
ンダと、長手方向の一端が上記キヤブに枢支され
他端が上記車台フレーム側に垂下するとともに車
体前後方向に沿つて回動自在なチルトステイと、
上記車台フレームに設けられるとともに上記チル
トステイの車体前方側と対向する係止ピンと、上
記チルトステイを車体前方側に付勢して上記係止
ピンと当接せしめる付勢手段と、上記チルトステ
イの車体前方側下端近傍に形成されるとともに上
記チルトシリンダが予め設定された最伸長位置に
あるときに上記係止ピンと係合する凹所と、上記
チルトステイの車体前方側で上記長手方向の一端
と上記凹所との間に形成されるとともにキヤブの
チルトアツプ状態で上記チルトシリンダが油圧を
喪失した際に上記係止ピンと係合してキヤブの落
下を防止する係止部と、上記チルトシリンダに設
けられるとともに同シリンダが予め設定された最
収縮位置に達したことを検出する最縮スイツチ
と、上記車台フレームに設けられるとともに上記
チルトステイと当接することによつて上記チルト
シリンダが予め設定された最伸長位置に達したこ
とを検出する最伸スイツチとを備え、上記凹所の
深さは上記係止ピンが上記凹所に係合したときに
のみ上記チルトステイと上記最伸スイツチとが当
接するよう設定されていることを特徴とし、チル
トシリンダの構造を従来より著しく簡素化し、か
つ周辺にスペース的余裕を得ることもできるの
で、製造組立、調整、点検及び修理等の万般にわ
たり極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキヤブチルト装置の要部側面
図、第2図は本考案の一実施例において要部を拡
大して示した側面図、第3図は第2図の−線
に沿う断面図である。 10……車台フレーム、12……キヤブメーン
シル、14及び16……ブラケツト、18……チ
ルト枢軸、22……チルトシリンダ、28……ブ
ラケツト、30……ピストン軸、36……ブラケ
ツト、40……最伸検出スイツチ、42……最縮
検出スイツチ、44……作動棒、46……作動
板、48……チルトステイ、52……係合部、5
4……案内溝、56……ローラ、58……揺動
腕、60……スプリング、62……係止ピン、6
4……解除ケーブル、66……レバー、70……
凹所、72……後方壁、74……凹所、76……
案内ローラ、80……揺動腕、84……支持軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車台フレームにその前端下部付近を枢支された
    キヤブと、上記車台フレームと上記キヤブとの間
    に介装された油圧応動式チルトシリンダと、長手
    方向の一端が上記キヤブに枢支され他端が上記車
    台フレーム側に垂下するとともに車体前後方向に
    沿つて回動自在なチルトステイと、上記車台フレ
    ームに設けられるとともに上記チルトステイの車
    体前方側と対向する係止ピンと、上記チルトステ
    イを車体前方側に付勢して上記係止ピンと当接せ
    しめる付勢手段と、上記チルトステイの車体前方
    側下端近傍に形成されるとともに上記チルトシリ
    ンダが予め設定された最伸長位置にあるときに上
    記係止ピンと係合する凹所と、上記チルトステイ
    の車体前方側で上記長手方向の一端と上記凹所と
    の間に形成されるとともにキヤブのチルトアツプ
    状態で上記チルトシリンダが油圧を喪失した際に
    上記係止ピンと係合してキヤブの落下を防止する
    係止部と、上記チルトシリンダに設けられるとと
    もに同シリンダが予め設定された最収縮位置に達
    したことを検出する最縮スイツチと、上記車台フ
    レームに設けられるとともに上記チルトステイと
    当接することによつて上記チルトシリンダが予め
    設定された最伸長位置に達したことを検出する最
    伸スイツチとを備え、上記凹所の深さは上記係止
    ピンが上記凹所に係合したときにのみ上記チルト
    ステイと上記最伸スイツチとが当接するよう設定
    されていることを特徴とするトラツクのキヤブチ
    ルト装置。
JP1986060091U 1986-04-21 1986-04-21 Expired JPH0415585Y2 (ja)

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JPS62171379U JPS62171379U (ja) 1987-10-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075180U (ja) * 1983-10-31 1985-05-27 日産ディーゼル工業株式会社 油圧式キヤブテイルト装置

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