JPH04157192A - 銀回収装置 - Google Patents

銀回収装置

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Publication number
JPH04157192A
JPH04157192A JP28156190A JP28156190A JPH04157192A JP H04157192 A JPH04157192 A JP H04157192A JP 28156190 A JP28156190 A JP 28156190A JP 28156190 A JP28156190 A JP 28156190A JP H04157192 A JPH04157192 A JP H04157192A
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JP
Japan
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silver
cathode
specific gravity
liquid
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP28156190A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakamura
敬 中村
Hirohisa Ogawa
小川 裕久
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば、写真処理液のような銀イオンを含む
液中から、電解により銀を回収する銀回収装置に関する
〈従来の技術〉 ハロゲン化銀写真感光材料(以下、感光材料という)の
処理工程の一つである定着は、ハロゲン化銀溶解剤によ
る脱銀工程を意味する。
この脱銀処理を続ける間に定着機能を有する処理液中に
は銀錯塩等が蓄積し、定着成分の活性度が低下し疲労現
象を呈するようになる。
これを防止するために、処理の際に、定着機能を荷する
処理液の補充液を補充し、使用済の処理液を処理槽から
オーバーフロー液として排出する方式が採られている。
ところで、このような感光材料の処理に際しても、近年
、環境保全、資源節減が要望されてきており、処理液の
再利用や排出量の低減、水洗水の節減等が望まれている
このようなし点から、例えば定着機能を有する処理液に
ついては、その排液から銀を回収し、同時に再生するこ
とが試みられている。
このような銀回収法としては、 1)銀よりもイオン化傾向の大きい金属と液とを接触さ
せる方法(金属置換法)、 2)不活性銀塩を形成する試薬を添加する方法(沈殿法
)や還元沈殿法、 3)イオン交換樹脂を用いる方法(イオン交換法璽 4)銀を電解装置の陰極上に析出させる方法(電解法)
、 などが挙げられる。 これらの方法についての詳細はM
、 L、 5chrelbo著rPresent 5t
atusof 5iver Recovery in 
Motion−PictureLaboratorie
s、 J、 SMPTE、、 74 、504〜514
頁、1965年)に記載されている。
このような銀回収に関する技術のうち、4)に示す電解
法として、本出願人により、先に、特開平01−200
355号として、 「ハロゲン化銀感光材料を現像処理した後、定着処理を
行うにあたり、0.5V以下の電圧をかけて電流密度が
10μA〜1mA/cm2となるように定着液に通電し
つつ定着処理を行うことを特徴とするハロゲン化銀感光
材料の処理方法。」 が開示されている。
この方法では、従来法に比べて、通電条件が温和である
ため、定着剤の分解等が抑制され、るという利点がある
しかしながら、この方法では、安定した電解を継続維持
するために、時々陰極を取り外し、析出した銀を陰極か
ら除去して、回収しなければならず、従って、バッチ式
となり、手間と時間がかかるという問題がある。
しかも、バッチ式であるために、陰極からの銀の除去、
回収を行なう度に装置を停止しなければならず、従って
感光材料を連続的に大量に処理する場合には不利である
また、陰極からの銀の除去、回収の頻度を下げるべ(、
電極面積を太き(することも可能であるが、この場合に
は、装置が大型化し、しかも電極に通電する電流値を高
くする必要があるので、大容量の電源等が必要となると
いう問題もある。
また、定着機能を有する処理液のうち、漂白・定着液は
、定着液に比べ電解効率が悪いという問題がある。
その理由は、漂白・定着液中には漂白剤である鉄(■)
、コバルト(m)、クロム(Vl)、m (I[)など
の多価金属の化合物ないし錯塩、特に、アミノポリカル
ボン酸鉄(m)錯塩が含まれているが、電解により銀に
代り、液中の3価の鉄イオンが2価の鉄イオンとなる現
象が生じること、および、これにより一旦析出した金属
銀が銀イオンに戻るという現象が生じることにある。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、効率の良い銀回収を連続的に行なう
ことができる銀回収装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記(1)〜(1o)の本発明によ
り達成される。
(1)銀イオンを含む液を貯留するタンクと、このタン
ク内に設置された陰極および陽極と、前記陰極に析出し
た銀を陰極から離脱させる銀離脱手段と、前記タンクの
底部に入れられた前記銀イオンを含む液より比重の高い
高比重液と、この高比重液を循環する循環手段と、この
循環手段の循環路の途中に設置されたフィルターとを有
し、 前記陰極および陽極間に通電して陰極に銀を析出せしめ
、この析出銀を前記銀離脱手段により陰極から離脱させ
て前記高比重液中に沈降させるとともに、前記循環装置
の作動により前記高比重液を循環させ、前記フィルター
により前記高比重液中の銀を濾別、回収することを特徴
とする銀回収装置。
(2)前記銀離脱手段は、前記陰極を回転および/また
は振動させるものである上記(1)に記載の銀回収装置
(3)前記銀離脱手段は、前記高比重液を前記陰極に衝
突させるものである上記(1)または(2)に記載の銀
回収装置。
(4)前記高比重液の比重は、1.2以上である上記(
1)ないしく3)のいずれかに記載の銀回収装置。
(5)前記タンク内の銀イオンを含む液の液交換を行う
手段を有する上記(1)ないしく4)のいずれかに記載
の銀回収装置。
(6)複数個の前記フィルターを交換可能に設置した上
記(1)ないしく5)のいずれかに記載の銀回収装置。
(7)前記銀イオンを含む液は、ハロゲン化銀写真感光
材料を脱銀処理する処理液である上記(1)ないしく6
)のいずれかに記載の銀回収装置。
(8)前記処理液は、漂白定着液である上記(7)に記
載の銀回収装置。
(9)前記陰極および陽極間に通電する際の陰極の電流
密度が0.05〜50 A/di2である上記(7)ま
たは(8)に記載の銀回収装置・ (10)前記タンクがハロゲン化銀写真感光材料を脱銀
処理する処理槽と連通している上記(7)ないしく9)
のいずれかに記載の銀回収装置。
〈作用〉 本発明によれば、陰極に析出した銀を銀離脱手段により
離脱させ、さらにその離脱した銀を高比重液中に沈降さ
せてトラップする。 そして、この高比重液を循環装置
で循環し、高比重液中の銀をフィルターで濾別、回収す
る。
この場合、銀離脱手段の作用により、陰極は、必要以上
の銀が付着した状態とならず、銀の析出を継続的に行な
うことができる。
また、析出した銀は、陰極より離脱して高比重液中にト
ラップされるため、特に、銀イオンを含む液に漂白剤が
含まれている場合に生じ易い銀イオンへの逆戻りを生じ
ることな(、効率良く回収される。
〈実施例〉 以下、本発明の銀回収装置を添付図面に示す好適実施例
について詳細に説明する。
第1図は、本発明の銀回収装置の構成例を示す断面側面
図である。
同図に示すように、銀回収装置IAは、底壁がテーパ状
に傾斜しているタンク2を有し、このタンク2の内壁に
は、板状、シート状または棒状等の陽極3が固定的に設
置されている。
この陽極3の構成材料としては、例えば、炭素や、ステ
ンレス(例えば、5US316.5US317.5US
317L)チタン、ハステロイ等の耐食性に優れる金属
が用いられる。
具体的には、日本カーボン社製のカーボン板EG−NP
L等を用いることができる。
また、タンク2内に設置される陽極3の合計有効表面積
は、20〜20000cC程度、特に200〜2000
 cm2程度とするのが好ましい。
なお、このような陽極3は、図示しない電源のプラス端
子に接続される。
タンク2内のほぼ中心・部には、円筒または円柱状の陰
極4が回転可能に設置されている。
そして、陰極4の回転軸は、直接または所定の変速磯(
図示せず)を介してモータ5のシャフト51と連結され
ている。
陰極4の構成材料としては、例えば、前記陽極3と同様
の材料を用いることができる。
また、陰極4の有効表面積は、20〜 20000 cm”程度、特に100〜20oOcm”
程度とするのが好ましい。
なお、このような陰極4は図示しない電源のマイナス端
子に接続される。
陰極4を回転させる手段であるモータ5、シャフト51
等は、陰極4の外周面42のほぼ全面に銀を均一に析出
させる機能を有するとともに、析出した銀を陰極4から
離脱させる銀離脱手段として機能する。
このような機能を十分に発揮させるために、陰極4の回
転数は、3〜l OOOr、p、m程度、特に10〜5
00 r、p、m程度とするのが好ましい。
タンク2内には、銀イオンを含む液(以下、含銀液とい
う)10が所定レベルまで入れられている。
この含銀液10は、銀イオンを含む液であればいかなる
ものでもよく、例えばメツキ液等でもよいが、カラーま
たは黒白のネガフィルム、リバーサルフィルム、カラー
または黒白の印画紙のようなな感光材料を脱銀処理する
処理液、すなわち漂白定着液または定着液であるのが好
ましい。
このような脱銀処理液に対し、本発明の銀回収装置1を
用いて銀回収を行なえば、液中の定着成分の活性が復活
し、再生される。
さらに、脱銀処理液のなかでは、漂白定着液が特に好ま
しい。
すなわち、漂白定着液では、鉄(■)、コバルト(m)
、クロム(VT)または銅(II)等の漂白剤に由来す
る金属イオンが含まれている。
このため、電解により、例えば液中の3価の鉄イオンが
2価の鉄イオンになる現象が生じ、これにより、−旦析
出した金属銀が銀イオンに戻ることが起こりやすいが、
本発明では、析出した銀を早急に除去、回収するので、
このような脱銀処理液からの銀回収に適している。
なお、含銀液10が前記脱銀処理液、特に漂白定着液で
ある場合、陽極3と陰極4との平均極間距離は、3〜2
00II1m程度、特に10〜100m+++程度とす
るのが好ましい。
また、銀回収装置1は、タンク2内の含銀液10の液交
換を行なう手段を有する。 すなわち、タンク2には、
含銀液10をタンク2内へ供給する給液管6aおよびタ
ンク2内の液を排出する排液管6bが、それぞれタンク
壁を貫通して設けられている。
この場合、給液管6aによる含銀液10の送液は、例え
ば、高所からの落差や、給液管6aの途中に設けられた
ポンプ(図示せず)の作動によりなされる。 また、排
液管6bからの排液は、好ましくはオーバーフローによ
りなされる。
タンク2内の底部付近には、含銀液10の比重より高い
比重の高比重液9が入れられている。
この高比重液9は、陰極4から離脱、沈降した銀をトラ
ップする役割を果すものであり、この高比重液9中に沈
降した銀は、銀イオンに戻ることが阻止される。
高比重液9の比重が含銀液10の比重に近いと、両者が
混合してしまうので好ましくない。 従って、高比重液
9の比重は、1.2以上とするのが好ましく、より好ま
しくは1.4〜2.9である。
また、高比重液9は、水に対し不溶性または難溶性のも
の、すなわち、水に対する溶解度が10重量%以下のも
のが好ましく、より好ましくは1重量%以下、さらに好
ましくは0.1重量%以下のものである。
このような高比重液9としては、ハロゲン化炭化水素系
のもの、二硫化炭素、炭酸エチレン、0−ニトロアニソ
ール、ニトロベンゼン、モノクロル酢酸、トリクロル酢
酸、グリセリン−α、γ−ジクロルヒドリン等が挙げら
れるが、そのなかでも、特にハロゲン化炭化水素系のも
のが好ましい。
その具体例としては、テトラクロルエチレン(比重1.
62〜1.63.水への溶解度160mg#) 、  
トリフッ化トリ塩化エタン(比重1.57.水への溶解
度90 mg/D 、塩化メチレン(比重1.33)、
クロロホルム(比重1.49)、四塩化炭素(比重1.
59)、1゜1.1−トリクロルエタン(比重1.35
)、1.1.2−)ジクロルエタン (比重1.44)、テトラクロルエタン(比重1.59
〜1.60)、ペンタクロルエタン(比重1.68)、
ヘキサクロルエタン(比重j、09)、hジクロルエチ
レン(比重1.46)、テトラクロルエチレン(比重1
.62)、1,2.3−トリクロルプロパン(比重1.
39)、臭化エチレン(比重2.16)、テトラブロム
エタン(比重2.96)、クロルブロムメタン (比重1.92)、エチレンクロルプロミド(比重1.
74)、o−ジクロルベンゼン(比重1.31)、1,
2.4−トリクロルベンゼン(比重1.46)、o−ジ
ブロムベンゼン(比重1.97)、フルオロジクロルメ
タン(比重1.43)、ジクロルジフルオルメタン(比
重1.33)、フルオルトリクロルメタン(比重1.4
9)、  トリフルオルモノブロムメタン(比重1.5
7) 、1,1.2−トリクロル−1,2,2−トリフ
ルオルエタン(比重1.58)等が挙げられる。
このような高比重液9のタンク2内への充填量は、タン
ク2の容積の3〜50%程度、特に10〜30%程度と
するのが好ましい。
また、タンク2の底部には、高比重液9を循環する循環
手段7が設置されている。
この循環手段7は、一端(吸入側端部)がタンク底壁の
最下部に接続され、他端(吐出側端部)がタンク2の底
部側壁に接続された管路71と、この管路の途中に設置
されたポンプ72とで構成されている。
このような循環手段7による高比重液9の循環量(ポン
プ72の吐出量)は特に限定されないが、通常、0.5
〜50j/分程度、特に1〜101/分程度とするのが
好ましい。
また、管路71の途中には、高比重液9中に含まれる銀
を濾別するフィルターを有するフィルター濾過装置8が
設置されている。 この濾過装置8は、複数個のフィル
ター(図示の例では4個のフィルター8a、8b、8c
および8d)を保持し、そのうちの1つのフィルター(
図示の例ではフィルター8c)を選択的に管路71の途
中に装填することができるような構成となっている。
フィルター80が十分な量の金属銀を捕獲し、その機能
が低下したら、他のフィルター8a、8b、または8d
に交換し、銀回収を続行することができる。
フィルター8a〜8dとしては、一般にフィルターとし
て用いられるものであればよく、例えば、ガラス繊維や
樹脂繊維の集合体、織布、不織布、発泡性材料、または
多孔性焼結体、多孔性セラミックス、多孔性プラスチッ
クスのような多孔性材料等が挙げられる。
なお、各フィルター8a〜8dを交換可能な濾過装置8
の構成例としては、第4図に示すように、軸81を中心
に回転しうる円盤82の外周部に各フィルター8a〜8
dを設置したターレット状のものが挙げられる。 この
濾過装置8において、フィルターの交換は、円盤82を
回転し、新たに交換するフィルターを管路71の位置に
移動することにより行なう。
次に、第1図に示す銀回収装置IAの作動について説明
する。
第1図に示すように、タンク2内に高比重液9および含
銀液10を入れた状態で、モータ5を作動して陰極4を
回転させるとともに、マイナス端子およびプラス端子を
介して陰極4および陽極3に通電し、電解する。 これ
により、陰極3の外周面42に金属銀が折圧する。
含銀液10が前記感光材料の脱銀処理液、特に漂白定着
液である場合、陰極4および陽極3間に通電する際の陰
極の電流密度は、0.05〜50A/dm2、特に0 
、 1〜l OA/dm”とするのが好ましい。 電流
密度が0 、05 A/dm”未満では、電流密度が小
さすぎて銀の析出が不十分となり、また、50 A/d
m2を超えると、定着成分であるチオ硫酸ナトリウムや
保恒剤の酸化分解が増大し、脱銀処理液を再利用するに
あたりこれらを補充する必要が生じるからである。
このようにして、陰極4の外周面42に析出した銀があ
る程度成長すると、陰極4の回転により生じる含銀液1
0の液流等により、陰極9の表面から金属銀が例えば、
鱗片状、粉粒状、塊状をなして離脱し、含銀液10中を
沈降し、さらに高比重液9中に沈降してトラップされる
一方、タンク2内の高比重液9は、循環手段7のポンプ
72の作動により管路71の一端より吸入され、フィル
ター80にて高比重液9中に含まれる金属銀が濾別され
、さらに管路71を通ってタンク2内へ戻される。
フィルター8cが十分な量の銀を捕獲し、その機能が低
下したら、他のフィルター8a、8bまたは8dに交換
する。 これにより、銀回収を続行することができる。
また、捕獲した銀は、フ、イルター8Cごと回収する。
このように、本発明では、陰極4に所定量の銀が析出す
ると、その銀が銀離脱手段により離脱するため、陰極9
に必要以上の銀が付着した状態とならず、よって陰極4
の有効面積を小さ(することができ、装置の小型化に寄
与するとともに、陰極4を脱着して交換する必要もない
ため、手間がかからない。
しかも、上述した電流密度、すなわち、小量の電流で電
解処理することができ、−旦析出した金属銀は、銀イオ
ンに戻る前に高比重液9にトラップされ、フィルター8
a〜8cにより濾別、回収されるので、効率の良い銀回
収を行なうことができる。
さらに、複数のフィルター8a〜8dを、例えば第4図
に示すようなターレットの回転により順次交換して使用
することができるので、銀回収の長期継続に寄与する。
また、タンク2内の含銀液10は、銀の除去により銀イ
オン濃度が低下し、廃液に適した状態となるかまたは再
利用に供される。
図示の銀回収装置IAでは、タンク2の容量以上の量の
含銀液10を連続的に処理することができる。 すなわ
ち、上述した電解処理を行なっている間に、給液管6a
を介してタンク2内に新たな含銀液10を補充し、電解
処理により銀イオン濃度が低減した液を例えばオーバー
フローにより排液管6bを介してタンク2外へ排出する
これにより、小型の装置で大量の含銀液を連続的に電解
処理することができるという利点がある。
また、このような含銀液10の液交換を行なう手段の設
置は、含銀液10が感光材料の脱銀処理液の場合に有効
である。 すなわち、例えば自動現像機のような感光材
料処理装置(図示せず)は、感光材料を現像液にて処理
した後、脱銀処理を行なうが、この脱銀処理を行なう処
理槽(漂白定着槽または定着槽)と、銀回収装置IAの
タンク2とを、前記給液管6aおよび排液管6bを介し
て連通し、前記処理槽において脱銀処理の継続により疲
労(銀イオンの増加)した脱銀処理液を給液管6aを通
じてタンク2内へ導入して銀除去を行ない、再生された
脱銀処理液を排液管6bを通じて処理槽内へ戻すといつ
脱銀処理液循環システムを構成することができる。
これにより、脱銀処理槽における脱銀処理液の自動的な
再生が可能となり、脱銀処理液の補充量の大幅な低減ま
たは無補充を実現することが可能となる。 しかも、こ
の場合、前述したように、脱銀処理液からの銀の除去、
回収は、長期間にわたり自動的に継続実行されるため、
感光材料を連続的に大量に処理する場合に有利であり、
また、装置のメインテナンスも極めて容易である。
第2図は、本発明の銀回収装置の他の構成例を示す断面
側面図である。
同図に示す銀回収装置IBは、高比重液9の循環手段の
構成が前記銀回収装置IAと異なっており、その他の構
成は同様である。
すなわち、循環手段7°における管路71は、タンク2
の上方まで延長され、その吐出側端部73は、タンク2
の上部側壁を貫通して陰極4の外周面42に向けて設置
されている。
、この循環手段7°では、ポンプ72を作動すると、タ
ンク2の底部から吸入された高比重液9が、管路71を
通って吐出側端部73より噴出され、回転する陰極4の
外周面42に衝突する。 これにより、陰極4の外周面
42に析出した銀が離脱する。 さらに、衝突した高比
重液9は、陰極4の外周面42に沿って下方へ沈降し、
その間に外周面42に付着した銀を陰極長手方向全域に
わたってかき落とす。 従って、銀回収装置IBにおけ
る循環手段7゛は、銀離脱手段としての機能も兼ね備え
ている。
このような構成の循環手段7°、すなわち銀離脱手段で
は、前記陰極4の回転のみに比べ、より確実に銀の離脱
を行なうことができる。
なお、同様の機能を有するものとして、含銀液10の循
環手段を設け、その吐出側にて陰極4の外周面42に含
銀液10の噴流を吹き付けることにより銀の離脱を行な
うような構成とすることもできる。
第3図は、本発明の銀回収装置のさらに他の構成例を示
す断面側面図である。
同図に示す銀回収装置ICは、電極の構造、配置および
銀離脱手段の構成が前記銀回収装置IAと異なっており
、その他の構成は同様である。
すなわち、銀回収装置ICにおいては、例えば板状の陰
極11および陽極12が好ましくは平行にかつ交互に配
置されている。 そして、これらの各陰極11および陽
極12は、それらの極間距離が一定に維持されるように
、その上端部にて支持部材13により支持されている。
このような電極の構造、配置とすることにより、小型の
サイズで電極の有効面積を太き(とることができ、より
一層装置の小型に寄与することができるとともに、可動
部がないため故障も少ない。
また、電極の支持部材13には、銀離脱手段として、加
振器(パイブレーク−)14が設置されている。 この
加振器14を作動することにより、各陰極11に振動が
与えられ、陰極11の表面に析出した金属銀が離脱する
加振器14としては、揺動、低周波〜高周波、または超
音波振動を与えるもの等、いかなるものでもよい。
なお、加振器14は、電解処理中常時作動してもよいが
、間欠的に、すなわち、陰極11に付着する銀の量が所
定量に達するごとに作動し、銀の離脱を行なうのが効率
的で好ましい。
以上、本発明の銀回収装置を第1図〜第3図に示す構成
例について説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではない。 例えば、銀回収装置IAまたはIBにお
いて、第3図に示すような加振器を設け、陰極4を振動
させて銀を離脱させる構成とする等、第1図〜第3図に
示す構成を適宜組み合わせてもよい。
なお、陰極4を加振する方法としては、陰極4を偏心回
転させることによって行なうこともできる。
また、銀離脱手段の他の構成として、陰極4の外周面4
2に接触するスクイズブレードやブラシ等の銀かき落し
部材を設け、陰極4の回転に伴なって、この銀かき落し
部材が外周面42に析出した銀をかき落して離脱させる
ものを用いることもできる。
また、電極配置についても任意の構成が可能であり、例
えば、第1図および第2図に示すような円筒状の陰極と
、この陰極の内部に設置された陽極とを用い、陰極の内
周面に銀を析出させるような構成としてもよい。
く実験例〉 以下、本発明の銀回収装置の実験例について説明する。
(本発明例) 第2図に示す構成の銀回収装置を用い、下記条件下でラ
ンニング状態の漂白定着液30I2を2時間電解処理し
、銀回収を行なった。
なお、漂白定着液の処方は、富士写真フィルム社製カラ
ーペーパー用処理剤cp−40FAHの漂白定着tip
g(含有銀量5.8g/j)である。
タンク容量=45℃ 陰極外径:275mm 陰極有効表面積:1600cm2 陰極回転数: 325 r、p、m 陽極有効表面積:1600cm″ 平均極間距離ニア0mm 電流密度: I A/dm2 高比重液ニトリフッ化トリ塩化エタン (比重1.57) 高比重充填量:6I2 高比重循環量二6i/分 濾過装置:第4図に示すターレット式 フィルター二京セラ社製多孔質セラミックスフィルター (比較例) タンク内壁に陽極が固定され、その内側で円筒状の陰極
が回転する構造の電解装置を用い、上記本発明例と同様
の漂白定着液を電流密度2 、 5 A/drn”で2
時間電解処理し、銀回収を行なった。
なお、この電解装置において、陰極の有効表面積は73
0cm”、陽極の有効表面積は540cI112である
上記本発明例および比較例において、2時間の電解処理
後、1日間放置し、タンク内の漂白定着液中の銀量を分
析した。 その結果を下記表1に示す。
なお、表1中の電解効率は、下記式より算出した値であ
る。
表       1 上記表1に示すようにして、本発明例の銀回収装置は、
比較例の装置に比べ、電極の有効表面積や電流密度が小
さいにもかかわらず、電解効率が大幅に向上している。
なお、第1図および第3図に示す構成の本発明の電解装
置についても、それぞれ前記と同様の条件で銀回収を行
なったところ、いずれも50〜60%以上の電解効率が
得られた。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明の銀回収装置によれば、銀イ
オンを含む液からの銀の除去、回収を連続的に行なうこ
とができ、従来に比ベメインテナンスにかかる手間と時
間が大幅に軽減される。
また、本発明の銀回収装置は、陰極の表面積を小さくす
ることができるので装置の小型化が図れ、また電解効率
が優れており、小量の電流で効率の良い銀回収を行なう
ことができる。
特に、鉄(m)イオンのような銀より駿化還元電位の高
い金属のイオンを含む含銀液、すなわち漂白定着液より
銀回収をする場合でも、高い電解効率が得られるので、
ハロゲン化銀写真感光材料を脱銀処理する脱銀処理液、
特に漂白定着液の再生に適用するのに有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、それぞれ、本発明の銀
回収装置の構成例を示す断面側面図である。 第4図は、本発明に用いられる濾過装置の構成例を示す
斜視図である。 行帰の説明 LA、IB、IC・・・銀回収装置 2・・・タンク 3・・・陽極 4・・・陰極 41・・・回転軸 42・・・外周面 5・・・モータ 51・・・シャフト 6a・・・給液管 6b・・・排液管 7.7°・・・循環手段 71・・・管路 72・・・ポンプ 73・・・吐出側端部 8・・・濾過装置 8a、8b、8c、8d・−フィルター81・・・軸 82・・・円盤 9・・・高比重液 10・・・含銀液 11・・・陰極 12・・・陽極 13・・・支持部材 14・・・加振器 出 願 人 富士写真フィルム株式会社代  理  人
  弁理士   石  井  陽  −同     弁
理士   増  1) 達  哉F I G、 1 ら FIG、2 FIG、3

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銀イオンを含む液を貯留するタンクと、このタン
    ク内に設置された陰極および陽極と、前記陰極に析出し
    た銀を陰極から離脱させる銀離脱手段と、前記タンクの
    底部に入れられた前記銀イオンを含む液より比重の高い
    高比重液と、この高比重液を循環する循環手段と、この
    循環手段の循環路の途中に設置されたフィルターとを有
    し、 前記陰極および陽極間に通電して陰極に銀を析出せしめ
    、この析出銀を前記銀離脱手段により陰極から離脱させ
    て前記高比重液中に沈降させるとともに、前記循環装置
    の作動により前記高比重液を循環させ、前記フィルター
    により前記高比重液中の銀を濾別、回収することを特徴
    とする銀回収装置。
  2. (2)前記銀離脱手段は、前記陰極を回転および/また
    は振動させるものである請求項1に記載の銀回収装置。
  3. (3)前記銀離脱手段は、前記高比重液を前記陰極に衝
    突させるものである請求項1または2に記載の銀回収装
    置。
  4. (4)前記銀イオンを含む液は、ハロゲン化銀写真感光
    材料を脱銀処理する処理液である請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の銀回収装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000157286A (ja) * 1998-09-03 2000-06-13 Japan Science & Technology Corp アミノ酸輸送蛋白及びその遺伝子
WO2005026412A1 (en) * 2003-09-16 2005-03-24 Global Ionix Inc. An electrolytic cell for removal of material from a solution
JP2011083284A (ja) * 1998-09-03 2011-04-28 Japan Science & Technology Agency アミノ酸輸送蛋白及びその遺伝子
CN101363126B (zh) 2008-09-05 2011-11-23 江苏技术师范学院 制备纳米级金属粉体的装置
CN102560537A (zh) * 2012-03-09 2012-07-11 哈尔滨工业大学 含银废液的银回收装置

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