JPH0415758B2 - - Google Patents

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JPH0415758B2
JPH0415758B2 JP59247313A JP24731384A JPH0415758B2 JP H0415758 B2 JPH0415758 B2 JP H0415758B2 JP 59247313 A JP59247313 A JP 59247313A JP 24731384 A JP24731384 A JP 24731384A JP H0415758 B2 JPH0415758 B2 JP H0415758B2
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JP
Japan
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recording
thermal transfer
ink
recording medium
transfer
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JP59247313A
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JPS61125862A (ja
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Kazuyoshi Myazaki
Soichiro Mima
Yoshito Saji
Tadao Kobashi
Hiroshi Oonishi
Hiroshi Ezaki
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0415758B2 publication Critical patent/JPH0415758B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、サーマルヘツドを利用して単色階調
画像やカラー画像等を連続階調で記録媒体に熱転
写記録する熱転写記録装置に関するものである。
従来の技術 従来の熱転写記録装置は、コンデンサ紙やポリ
エチレンテレフタレート(PET)フイルム等の
耐熱性の基本シートの一表面上に、ホツトメルト
ワツクス等のバインダー材料に顔料色材を混合し
て、ホツトメルトコーテイング法で熱転写性のイ
ンク層を形成したいわゆる溶融転写型の熱転写記
録シートを用いている。
この熱転写記録シートを用いての熱転写は、記
録紙などの記録媒体と熱転写記録シートを圧接し
た状態で、インク層が形成されていない側の基体
シート面、すなわち基体シート裏面側からサーマ
ル記録ヘツドより選択的に昇温記録制御し、バイ
ンダー材料の溶融に伴なう実質的なインク材料の
粘性低下を利用して記録媒体に転写,付着させて
いた。(例えば、特公昭49−26245号公報)。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の溶融転写型の熱転写記録シー
トの場合、いわゆるインク溶融は、基体シートと
接するインク層裏面側から始まり、昇温書き込み
熱エネルギーの増加と共にインク層厚み方向に進
行し、インク層表面部が溶融されて初めてこれに
接する記録媒体に、厚み方向に溶融したインク材
料のほとんど全てが一度に転写される特徴を有し
ている。
従つて、熱転写記録には、熱的にはインク層の
厚み方向に完全に溶融させるに必要な一定の融解
エネルギーを必要とし、この場合、不連続的にイ
ンク材料が熱転写されるため、文字などの二値濃
度記録には有用であるが、昇温書き込み熱エネル
ギーに対応して記録濃度が変化するいわゆる連続
階調記録が困難という、難点を有している。
そのため、この難点を改良するため、デイザ法
や濃度パターン法などのデイジタル擬似階調法が
広く検討されているが、実質的な解像度が低下
し、方式的にも複雑になり、その改良が望まれて
いた。
この観点から本発明者等は、インク層に多数の
貫通孔を配置して多孔性に構成し、溶融したイン
クを直ちにこの貫通孔を浸透せしめて記録媒体に
転写するいわゆる熱浸透方式とも称されるべき熱
転写記録方法(特願昭59−110024号)を指示し
た。
上記の記録方式によると連続階調記録が可能で
あるが、所期の連続階調特性を得るには、貫通孔
の孔径や配置密度、更にはインク層面と記録媒体
面との接触条件等に細心の配慮が必要である。こ
の接触条件の改良に、多孔性インク層に更にスペ
ーサー粒子を混入した熱転写シート(特願昭59−
110023号)も指示されているが、スペーサー粒子
の粒径がインク層よりも小なる場合には、貫通孔
の粒径や配置密度による制限が厳しい。従つて必
ずしもこのような熱浸透方式によらず、製造上、
動作上にも容易に、且つ安定した連続階調記録が
できる改良された熱転写記録シートが望まれる所
である。
又、溶融転写の場合、所期の転写記録濃度を得
るには、加熱溶融後、溶融インクが冷却し、元の
固形形態に復帰以前に、溶融インクが流動性をあ
る程度保持している状態で素早く記録媒体と熱転
写記録シートを剥離する必要がある。従来、加熱
溶融から剥離までの時間が一定でなかつたため、
所期の転写記録濃度を一定して得るのは困難であ
つた。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、製
造上、動作上にも容易に、且つ安定した連続階調
記録ができる熱転写記録シートを用い、所期の転
写記録濃度を一定して得ることのできる熱転写記
録装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、昇温記録
制御によつてその粘性が減少制御され、記録媒体
への転写性が付与される関係にあるインク材料を
有し、且つこのインク材料の構成成分にして昇温
によりその粘性が減少制御される関係にあるバイ
ンダー材料よりも高い融点乃至は流動点を有する
と共に、このインク材料から成る層の厚さ以上の
粒径を有するインク転写補助粒子を前記インク材
料に混入せしめた熱転写層を、シート状の耐熱性
基体の一方の面側に設置した熱転写記録シート
と、略々長方形の断面を有する板状基板の端面に
複数個の発熱体を直線状に備えた端面型サーマル
ヘツドを使用し、安定にモノクロ画像やフルカラ
ー画像等の階調記録が行なえるものである。
ここにインク材料とは、記録媒体に転写すべき
所期の記録材料を意味し、それらは着色,非着色
を問わないが、通常の転写記録では顔料,染料,
或いはこれらの混合材料から成る色材を含んで構
成される。また、バインダー材料とは昇温によつ
て粘性が低下し記録媒体への転写性が付与される
材料を一括して意味し、これらは単一材料に所定
されず複数種の材料で構成することができ、必要
に応じて加えられる可塑剤,柔軟剤,表面活性
剤,チキソトロピー剤その他の助剤もバインダー
材料に包含して意味するものとする。
また、インク転写補助粒子の粒形は球状が好し
いが、時にその粒形は問わず、この場合その粒径
は平均粒径で表示することができる。インク転写
補助粒子は、必要に応じて透明,不透明材料が使
用でき、また着色,非着色材料も適宜に選択でき
る。そしてバインダー材料溶融時において、バイ
ンダー材料と非相溶性であつても、部分相溶性乃
至は相溶性であつても良く、適宜、複数種を混合
して使用することもできる。
作 用 本発明は上記した構成により、すなわち、補助
粒子としてバインダー材料よりも融点(乃至は流
動点)を高く選んでいるため、耐熱性基体の表
面、更には溶融インク材料からの熱伝導による昇
温は、その融点までは連続的である。斯くして、
補助粒子において、インク材料層に埋設されてい
る部分の表面及び層表面より突出した部分の表面
に接する未溶融のインク材料は夫々、最高温度で
も融点温度である。そのため、これより高い融点
温度を有する補助粒子表面からの加熱によつて融
解熱が供給される。従つて、補助粒子の表面に沿
つてインク材料が溶融し、加えられる熱量と供
に、その溶融部分が拡大し、また溶融部は更に粘
度が低下し、流動性が増加する。
斯くして、溶融したインク材料は、その熱膨張
によつて、補助粒子表面に伝わつて、浸透、押し
出され、補助粒子の粒径がインク材料層の厚さよ
り大きいため、補助粒子表面と記録媒体表面との
狭い間隙を介してその一種の毛細管現象により、
補助粒子表面を伝わつて、記録媒体表面に付着、
転写される。
このとき、加える熱量を変えることにより、付
着,転写される溶融インク材料を容易に変えるこ
とができ、従つて容易に連続階調記録を行なうこ
とができる。
又、この時、熱を加える手段として、略々長方
形の断面を有する板状基板の端面に複数個の発熱
体を直線状に備えた端面型サーマルヘツドを使用
することにより、記録媒体からすぐに熱転写記録
シートを剥離することができ、従つて、溶融した
インク材料が冷却し、元の図形形態に復帰以前の
ある程度流動性を保持した状態で剥離することが
でき、安定した連続階調記録を行なうことができ
る。
実施例 第1図は本発明の熱転写記録装置の一実施例の
概略図で、第2図はこの熱転写記録装置に使用さ
れる熱転写記録シートの断面構造、第3図は熱転
写シートの熱転写層の表面平面図、第4図a,b
は第2図の熱転写記録シートを例にとつての転写
原理説明図である。
100は熱転写記録シート(略して転写体)、
200は記録媒体で、第1図の実施例の場合、先
端をホルダー600で挾持され、プラテン610
に巻回されている。510は端面に複数個の発熱
体520を直線状に備えた(第1図では断面の略
図として示す。)断面幅寸法Tが1mm≦T≦2.5mm
とした(特願昭58−129728に示されている。)端
面サーマルヘツドである。転写体100に設けら
れた熱転写層130と対向するように転写体10
0に記録媒体200を重ねて、プラテン610を
矢印620方向に回転させ(駆動手段は図示省
略)、転写体100を矢印方向に巻取り(駆動手
段は図示省略)発熱体520で加熱し、溶融転写
させる。300は電気信号501,502等のパ
ルス幅変調の信号を発熱体520に加えてること
により発熱する昇温記録信号を示し、400は転
写体100と記録媒体200とる圧接するための
端面型サーマルヘツド510の押圧力である。
転写体100は、耐熱性更には透光性である薄
いフイルムやシート状の基体110の表面110
a側に、顔料乃至は染料の少くとも何れかを含む
着色色材122と、昇温によつてその粘度が低下
する関係にあるバインダー材122、例えばホツ
トメルトバインダー材との混合材料から或る薄い
厚さのインク材料120から成る層が形成され
る。
インク材料層120には、昇温記録信号30
1,302に対応した記録画素310夫々に対応
してその面内に、単数乃至は図に例示した如く複
数個のインク転写補助粒子(以下補助粒子と略称
する)123が設置さて熱転写層130が構成さ
れる。本例では補助粒子123は球状の場合が例
示され、その粒径φは、粒子123間に位置する
インク材料層120部の厚さt以上に選ばれる。
従つて、補助粒子123は、粒子123が存在し
ない部分のインク材料層表面12aよりも部分的
に突出し、熱転写層130表面は微細な凹凸を形
成する。なお、本例では補助粒子123の突出表
面123b上にも薄くインク材料120′が位置
しているが、これは必ずしも存在していなくても
良く、この部分の補助粒子表面123bは露出さ
せることもできる。
昇温記録信号300の印加によつて、インク材
料層120は裏面120b側から昇温し、融点に
達してなお所要の融解熱が供給されると、この一
定の融点温度下においてホツトメルトバインダー
材121は溶融,液状化し、実質的に粘性が低下
したいわゆる溶融インク材料140aを生成す
る。
更に記録信号300が印加された状態では、こ
の溶融インク材料140aの温度は、層裏面(す
なわち基体表面110a)側から、融点を越えて
再び上昇を開始し、その昇温に対応して材料14
0は更に粘度が低下し、流動性が付与されると同
時に、この溶融インク材料140aを介しての熱
伝導により、溶融はインク材料層表面120a側
へと進行する。
一方、補助粒子123としてバインダー材料1
21よりもその融点(乃至は流動点)を高く選ん
でおくと、基体表面110a、更には溶融インク
材料140aからの熱伝導による昇温は、その融
点迄は連続的である。
斯くして、補助粒子123において、インク材
料層120に埋設されている部分の表面123
a、及び層表面120aより突出した部分の表面
123bに接する未溶融のインク材料120、及
び120′は夫々、最高温度でも融点温度である。
そのため、これより高い融点温度を有する補助粒
子表面123a,123bからの加熱によつて融
解熱が供給される。したがつて第4図aの如くそ
の表面123a,123bに沿つて溶融インク材
料140b,140cが発生し、記録信号300
の印加パルス幅と共に、その溶融部分が拡大し、
また溶融部は更に粘度が低下し、流動性が増加す
る。
斯くして、溶融インク材料140a、更には1
40bは、その熱膨張によつて、補助粒子表面1
23aを伝わつて矢印150の如く、浸透、押し
出され、補助粒子表面123bと記録媒体表面2
00aとの狭い間隙を介してその一種の毛細管現
象により、補助粒子表面123bを伝わつて、記
録媒体表面200aに付着,転写される。
この場合、記録媒体200が多孔質紙等の如く
吸インク性が大なる場合には、上記の付着,転写
が促進され、また、押圧力400が適当に大であ
ると、補助粒子123と基本表面110a間に介
在する溶融インク材料140aがこの押圧力40
0で強制的に表面123a,123bを介して、
より効果的な浸透、押し出されることになる。
記録媒体表面200aに、付着した溶融インク
材料は記録媒体200により熱を奪われ、粘性が
増大したり、更には固化する。
記録信号300のパルス幅PWが適当に小なる
場合には、そのパルス幅PWに対応して付着,転
写量も少ないが、第3図aにおいてパルス幅PW
=PW1の如く、PWが適当に大きく、低粘性化した
溶融インク材料140a,140bの存在によつ
て補助粒子123に可動性が付与される場合に
は、上記の浸透、押し出し150に連なつて、信
号301印加終了後、溶融インク材料140a,
140bが冷却して元の例えば固体状態に復帰す
る以前、すなわち末だ流動状態を保持し、且つ補
助粒子123が可動性を失なわない状態で、記録
媒体200と記録シートを剥がすと、第4図bに
例示する如く、溶融インク材料140a,140
b,140cの残部は、補助粒子表面に付着して
補助粒子123と共に記録媒体表面200aへ付
着,転着され、色材122を含んだ転写記録16
1が得られる。
第1図の実施例の場合、前述したとうり、断面
寸法幅Tが1mm≦T≦2.5mmと従来一般的に使用
されている平面型サーマルヘツドと比較して断面
寸法幅の狭い端面型サーマルヘツド510を使用
しているので、溶融インク材料140a,140
bが冷却して元の状態に復帰する以前、すなわち
未だ流動状態を保持し、且つ補助粒子123が可
動性を失なわい状態で、記録媒体200と転写体
100を容易に剥離することができる。
記録信号300のパルス幅PWがPW=PW2と更
に広くなると、溶融は遂にはインク材料層表面1
20aに迄達し、インク材料層120の全厚み部
分が補助粒子123と共に媒体表面200に付
着,転写し、この場合の転写記録162が転写光
学記録濃度の最大値となる。
斯くして、記録信号300に対応してインク材
料層120が溶融,低粘度化し、この低粘度化に
対応して補助粒子123と共に、記録媒体表面2
00aに転写記録160を生ずるので、パルス幅
PWに対応して補助粒子123を単位としてその
光学濃度が、濃度変調と面積変調が共存した形
で、連続階調で転写記録できる。この場合、補助
粒子123の密度を適当に高く選ぶと、視覚的に
は記録画素310そのものが濃度階調で制御され
る利点がある。
以上は、バインダー材料121は明確な融点を
もち、しかもその溶融時に粘度が急激に低下する
場合の例について説明したが、バインダー材料1
21が例えば天然のワツクス材の如く多種材料の
混合体から成り、明確な融点をもたず昇温に対す
る粘度の低下が緩やかで、或いは針入度が大きく
常温固形,乃至は半固形材料である場合にも階調
記録できる。更には融点が常温(例えば25゜)以
下であつて例えばポリブタンの如く常温粘着性の
バインダー材料121においても、その粘着によ
るインク材料120のかぶり転写(熱転写層12
0と記録媒体200を圧接しただけでインク材料
120が転写する現象)を防止するため、常温
(例えば25℃)における粘度を例えば2×04セン
チポアズ以上、好しくは5×104センチポアズ以
上に高く選び、補助粒子123の配置密度を適当
に高く選ぶことにより、同様にパルス幅PWに対
応して連続階調で転写記録160が得られる。
これらの場合、記録信号300のパルス幅PW
に対応してインク材料120,120′が粘性低
下しこれらの全体が流動性になると、この粘性低
下に対応して記録媒体表面200aと粒子表面1
23b間の一種の毛細管現象により、補助粉子表
面123b、更には123aを介して、インク材
料120′,120が記録媒体表面200aへと
浸透付着,転写される。また、インク材料層12
0部における流動性化したインク材料が流動状態
を失なわない状態で、記録媒体200と転写シー
ト100とを剥離すると、低粘性化したインク材
料を表面123a,123bに付着した補助粒子
123が転写されて、パルス幅PWに対応した連
続階調の転写記録160が記録媒体表面200a
に得らる。
本発明にかゝる熱転写記録シート100を用い
た記録方法では以上の動作説明からも明らかな如
く溶融,低粘性化インク材料に対して、補助粒子
表面123a,123b及び記録媒体表面200
aは、良好な濡れ性が必要で、これらの表面に対
する濡れれ角(接触角)は少くとも90゜以内で、
可能な範囲で小なるよう設定される。
補助粒子123の粒形は必ずしも球状に限定さ
れず、多角形状等その粒形は必ずしも問わない。
また粒径φも全て単一径である必要もなく、適
当な粒径分布をもつていても良い。この場合、イ
ンク層面120aの厚さt以上の粒径φを持ち、
インク層面120a以上に突出した補助粒子12
3が連続階調の転写記録に寄与し、それ以下の粒
径の補助粒子123は、色材122としての顔料
と類似の挙動を示す。
従つて実用的には、粒径φは平均孔径で表示す
るのが便利である。
補助粒子123の平均粒径φは、インク材料層
120の厚さtとの相関の下に、連続階調転写特
性や転写記録最高濃度の両方から、好しい範囲が
実用的に選定される。
平均粒径φnが1.5μm未満では、インク材料層1
20の厚さtが過小となり、転写記録160の最
高濃度が大きく取れず、また製作的に均一な熱転
写層120が困難となり、かぶり転写を生じ易く
なる。一方、補助粒子123の平均粒径φn
15μmを越えると、補助粒子123の熱容量が過
大となり、所期の昇温が困難となると共、浸透、
押し出し150の経路が過度に長くなつて低感度
化し、最高記録濃度も低下する。
従つて好しい平均粒径φnの範囲は1.5μm〜
15μmである。時に平均粒径φnを2μm〜10μmの範
囲内に選ぶと、かぶり転写が容易に防止でき、連
続階調性や記録感度等も良好にできるため推奨さ
れる。この場合、粒径分布において最大粒径値が
15μmを越えぬことが望ましい。
一方、補助粒子123の配置密度は、記録画素
310の密度及び熱転写記録特性を考慮して選定
される。
補助粒子123の最低の配置密度は記録画素3
10夫々に対して単数個、位置する場合である。
通常、公知のリニヤ型サーマル記録ヘツドを利
用して階調画像を記録する場合、画質の点から記
録密度、すなわち記録画素310の密度dは4ド
ツト/mm以上に選ばれる。
それ故、φ>tを満足する本発明に有効な補助
粒子123に限定したその隠蔽率(基体表面11
0aの単位面積に占める粒子123の面積率)S
の最小値は、その粒径φの好ましい最小値、φ=
φmin(=1.5μm)は(πφ2mind2)/4で与えられ d=4ドツト/mmでは2.8×10-5(2.8×0-3)と
なる。
一方、Sの最大値は、φ>tの補助粒子123
が互に重なることなく基体表面110aに最稠密
に配置された場合で、π/4=0.785(78.5%)で
与えられる。Sは上記の範囲内で適宜、選択でき
る。
上記において補助粒子123の配置密度が少な
過ぎると、粒子123を介しての転写記録160
の濃度が不充分となり、また記録画像も粗く見え
る。これらの防止には、粒子123の配置密度は
16個/mm(265個/mm2 φmin=1.5μmで S=4.5×10-2%)以上に選ぶことが望ましい。
第2図には記録画素310夫々に補助粒子12
3が4個配置された場合が例示されている。
補助粒子123は、転写記録160の色彩鮮明
度から無色透明乃至は白色であることが望ましい
が、着色していても良い。
無色透明乃至は白色の粒子123としては、例
えば透明ガラス粉末溶融石英粉末,エポキシ樹脂
などの熱硬化性樹脂粒子や、ポリアミド,ポリカ
ーボネート樹脂などの熱可塑性樹脂粒子,酸化ア
ルミニウム(Al2O3),酸化チタン,酸化珪素
(SIO2),酸化錫,硫酸バリウム等の無機粉末粒
子等が用いられる。
補助粒子123としては、常温乃至はインク材
料層120製作時にバインダー材料121と完全
相溶しないが溶媒に完全溶解しないホツトメルト
材料、例えばカルナウバワツクスやサゾールワツ
クス粒子を用いることもできる。この場合、熱転
写時にバインダー材料121と相溶するように選
ぶと転写感度が改良され、強固な転写記録160
が得られる利点がある。
これらの補助粒子123は複数種を混合して用
いることもできる。
インク材料層120を構成するバインダー材料
121は、昇温記録制御によつてその粘性が低下
し、転写付着性が付与されることが条件で、常温
(例えば25℃)で必ずしも固体である必要はない
が、転写記録160の保存性から常温固形のホツ
トメルト材料の使用が好しい。
ホツトメルト材料として、例えばカルナバワツ
クス,ミツロウ,パラフイン,マイクロクリスタ
ンワツクス等のワツクス類、あるいは低分子量ポ
リエチレン,低分子量ポリスチレン,ポリステア
リン酸ビニル,石油樹脂等ポリアミド樹脂,脂環
族飽和炭化水素樹脂,ロジン変性マレイン酸樹脂
等が挙げられるが、転写感度や転写記録物の堅ろ
う性等から、融点または流動点は50〜170℃、好
ましくは60〜120℃が選ばれる。また、柔軟性を
バインダー剤に持たせるため混合させる柔軟剤も
同様に、たとえばポリ酢酸ビニル,セルロースエ
ステル類,アクリル系樹脂類、あるいはステアリ
ン酸,ラノリンなどからそれらの溶融または軟化
温度に基づいて適宜使用される。バインダー剤と
して、それ自体柔軟性を富む、たとえば石油樹
脂,低分子量ポリスチレン等が使用される場合に
は、特に、柔軟剤を加えないこともある。さらに
また、昇温と共に粘度が低下し粘着性が増大する
関係にあつて且つ常温で流動性の粘着材料をバイ
ンダー剤に含むことにより、より一層、昇温に対
する粘度の低下および転写効率を上げることがで
き、例えばポリブテン,ポリイソブチレン,ポリ
ブタジエン,シリコンオイルなど粘着材料をホツ
トメルト材料に混合して熱特性を調整し、バイン
ダー剤として使用することもできる。
色材122としては、着色記録においては、通
常の印刷用インク,塗料等に用いられる有機乃至
無機顔料や染料、更にはこれらの混合色材が、適
宜に選択して使用できる。
例えば黒色転写記録において顔料としてはカー
ボンブラツク,ダイヤモンドブラツク,染料とし
てはC I Solvent Black3等を用いる。
また、フルカラー転写記録には上記の他に、シ
アン色としてはC I Piqment Blue15(顔
料),C I Solvent Blue25(染料),マゼンタ
色にはC I Piqment Red57(顔料),C I
SolventRed49,イエロー色にはC I
Pigment Yellow12(顔料),C I
PigmentYellow17(顔料),C I Solvent
Yellow16等、顔料,染料乃至はこれらの混合物
の3原色乃至は黒を加えた4原色のインク材料1
20をもつて、熱転写層130を同一の基本シー
ト110上にフレーム順次で順番に配設し、プラ
テン610を3乃至4回回転し、記録媒体200
に順次重ねて転写させることによりフルカラー記
録が達成される。これら色材122とバインダー
材料121との混合重量%は、転写記録特性を考
慮して定められる。
色材122として例えば染料を用いる場合、イ
ンク材料層120に占める重量%が、2%以下で
あると転写記録濃度が不足し、一方、色材122
が顔料である場合、重量%が60%を越えるとイン
ク材料120全体としての溶融時の粘性低下が不
足し、記録媒体表面200への転写が困難とな
り、転写記録濃度が不足する。従つて色材122
の重量%は2〜60%の範囲内で適当に選び、それ
故バインダー材料121はこれに対応して98〜40
%の範囲内に選ぶのが望ましい。
特に、色材122を10〜50%、バインダー材料
121を90〜50%の範囲内としたインク材料12
0は、転写記録濃度や連続階調性に優れ、推奨さ
れる範囲である。この範囲は、色材122として
顔料を用いる時に特に有効である。
シート状基体2としては、例えば厚さが3.5〜
15μm程度のポリエチレンテレフタレート,ポリ
イミド,セロフアン,ポリカーボネイト,トリア
セチルゼルロース,ナイロンなどの樹脂フイルム
あるいは上質紙,グラシン紙,トレーシング紙,
コンデンサ紙などの耐熱紙を用いることができ
る。
記録媒体200としては、上質紙,コート紙,
アート紙,合成紙等の紙類やポリエチレンテレフ
タレート,ポリプロビレン,セロフアン等のプラ
スチツクフイルム等を使用することができる。
熱転写シート100は、以上の構成を適宜、組
み合わせて例えばホツトメルトコーテイング法や
ソルベントコーテイング法によつて基体シート表
面110a上に熱転写層130を塗布,成層して
製造できる。
なお、インク材料層120を多孔性に構成し、
更に階調特性を改良することができる。
発明の効果 以上述べたように、本発明は昇温記録制御によ
つてその粘性が減少制御され、記録媒体への転写
性が付与される関係にあるインク材料を有し、且
つこのインク材料の構成成分にして昇温によりそ
の粘性が減少制御される関係にあるバインダー材
料よりも高い融点乃至は流動点を有すると共に、
このインク材料から成る層の厚さ以上の粒径を有
するインク転写補助粒子を前記インク材料に混入
せしめた熱転写層を、シート状の耐熱性基体の一
方の面側に設置した熱転写記録シートと、略々長
方形の断面を有する板状基板の端面に複数個の発
熱体を直線状に備えた端面型サーマルヘツドを使
用した事により、安定したモノクロ画像やフルカ
ラー画像等の連続した階調記録が行なえるにな
り、その産業上の効果は極めて大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における熱転写記録
装置の概略図、第2図はこの熱転写記録装置に使
用される熱転写記録シートの断面構造図、第3図
は熱転写シートの熱転写層の表面平面図、第4図
a,bは第2図の熱転写記録シートを例にとつて
の転写原理説明図である。 100…熱転写記録シート、110…耐熱性基
体、120…インク材料、121…バインダー材
料、122…色材、123…インク転写補助粒
子、130…熱転写層、200…記録媒体、30
0…昇温記録信号、310…記録画素、400…
押圧力、501,502…電気信号、510…端
面型サーマルヘツド、520…発熱体、610…
プラテン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録媒体と、昇温記録制御によつてその粘性
    が減少制御され、前記記録媒体への転写性が付与
    される関係にあるインク材料を有し、且つこのイ
    ンク材料の構成成分たるバインダー材料よりも高
    い融点乃至は流動点を有すると共に、少くともそ
    の一部の粒径が前記インク材料から成る層の厚さ
    以上の粒径を有するインク転写補助粒子を前記イ
    ンク材料に混入せしめた熱転写層を、シート状の
    耐熱性基体の一方の面側に設置した熱転写記録シ
    ートと、プラテンと、略々長方形の断面を有する
    板状基板の端面に複数個の発熱体を直線状に備え
    た端面型サーマルヘツドとより構成され、前記記
    録媒体を前記熱転写記録シートの熱転写層に対向
    させ、前記記録媒体と前記熱転写記録シートを前
    記プラテンと前記端面型サーマルヘツドで挾持圧
    接し、記録を行なう熱転写記録装置。
JP59247313A 1984-11-22 1984-11-22 熱転写記録装置 Granted JPS61125862A (ja)

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JPS61125862A JPS61125862A (ja) 1986-06-13
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