JPH04157701A - Ptc特性を有する抵抗体の製造方法 - Google Patents

Ptc特性を有する抵抗体の製造方法

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JPH04157701A
JPH04157701A JP2281786A JP28178690A JPH04157701A JP H04157701 A JPH04157701 A JP H04157701A JP 2281786 A JP2281786 A JP 2281786A JP 28178690 A JP28178690 A JP 28178690A JP H04157701 A JPH04157701 A JP H04157701A
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JP
Japan
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polymer
resistor
mixture
conductive powder
water
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Pending
Application number
JP2281786A
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English (en)
Inventor
Daisuke Tsubone
坪根 大輔
Masatoshi Yonezawa
米沢 征寿
Masaaki Iwamoto
政明 岩本
Yoshihiro Iwamoto
岩本 吉博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakusan Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hakusan Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、架橋されたポリマに導電性粉末が分散され
ている構造によって、正の抵抗温度係数(PTC特性)
を有する抵抗体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のPTC特性を有する抵抗体は、ポリエチレンなど
のポリマにカーボンブラックなどの導電性粉末を分散さ
せ、ポリマを架橋させたものである。その架橋方法には
、電子線または放射線による方法と、架橋剤による化学
的な方法とがある。
前者の方法では、液状ポリマと導電性粉末とを混練し所
望の形状の抵抗体に成形させた後、電子線または放射線
を照射することによりポリマを架橋する。後者の方法で
は、液状ポリマと導電性粉末とに架橋剤を加えて混練し
、所望の形状の抵抗体に成形するとき、成形時の熱によ
ってポリマを架橋する。
しかしながら、電子線または放射線を照射する場合には
、設備が大がかりとなって多大な設備投置を必要とする
という問題があった。また、電子線または放射線を抵抗
体の内部にまで均一に照射することは困難であり、抵抗
体の内部にまで均一に架橋できないという問題もあった
また、架橋剤による場合には、架橋温度の高い架橋剤を
用いると、成形時に高温を要しポリマが劣化することが
あった。しかし、架橋温度の低い架橋剤を用いると、混
線時に運動により生じた熱によってポリマが架橋してし
まって成形ができなくなることがあった。このように、
架橋剤はその温度の取扱いが難しいという問題があった
一方、この発明の出願人は特願平2−180396号に
おいて、水によって架橋されるポリマを用いることによ
り、電子線または放射線の照射や架橋剤を用いずに、簡
単な設備で容易にポリマに架橋できるようにしたPTC
特性を有する抵抗体を提案している。この抵抗体の製造
方法を以下に説明する。
まず、水によって架橋されるポリマと導電性粉末とを混
合する。そして、これらの混合物を加圧形ニーダ−で混
練し、冷却させた後、粉砕する。
次いで、この粉砕物と架橋促進用の触媒とをトライブレ
ンドする。そして、これを成形機に投入し、所望の形状
に射出成形して抵抗体を得る。最後に、この抵抗体を温
水に浸漬することにより架橋処理を施す。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、水によって架橋されるポリマを用いてPTC
特性を有する抵抗体を製造する際に、次のような問題が
あった。
導電性粉末は、粒径が例えば20〜100mμ(ミリミ
クロン)程度の非常に微細な大きさである。そのため、
単位体積当たりの表面積が橿めて大きく、その表面に付
着している水分も多量なものとなる。すなわち、導電性
粉末は極めて吸湿性が高い。
このような導電性粉末と水によって架橋されるポリマと
を混練する際、導電性粉末表面に付着している水分と、
混線時に生ずる熱とによって、ポリマの一部または全部
が架橋してしまうことがある。その結果、ポリマの熱可
塑性が失われ抵抗体の成形が困難となったり、抵抗体の
抵抗率が設計値以上に大きくなったりすることにより、
抵抗体の品質および歩留りの低下を招いていた。
そこで、この発明の目的は、導電性粉末と水によって架
橋されるポリマとの混線時に、導電性粉末表面に付着し
ている水分によってこのポリマが架橋しない、PTC特
性を有する抵抗体の製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段1 請求項1記載のPTC特性を有する抵抗体の製造方法は
、水によって架橋されない第1のポリマと導電性粉末と
を混合して第1の混合物を得る工程と、水によって架橋
される第2のポリマと上記第1の混合物とを混合して第
2の混合物を得る工程と、この第2の混合物中の第2の
ポリマを水によって架橋する工程とを含むものである。
また、請求項2記載のPTC特性を有する抵抗体の製造
方法は、請求項1記戦のPTC特性を有する抵抗体の製
造方法において、上記第1のポリマがポリオレフィン系
樹脂であり、かつ上記導電性粉末がカーボンブランクで
あることを特徴とするものである。
[作用] この発明に係るPTC特性を有する抵抗体の製造方法で
は、まず、水によって架橋されない第1のポリマと導電
性粉末とを混合して第1の混合物を得る。このとき、導
電性粉末表面に付着している水分は、混合時の熱や摩擦
によって蒸発する。
次に、水によって架橋される第2のポリマと上記第1の
混合物とを混合して第2の混合物を得る。
このとき、導電性粉末表面には水分が付着していないの
で、第2のポリマは架橋されない、そして、この第2の
混合物中の第2のポリマを水によって架橋する。
〔実施例] 以下、この発明に係るPTC特性を有する抵抗体の製造
方法の一実施例を詳細に説明する。
この実施例では、水によって架橋されない第1のポリマ
としてはポリオレフィン系樹脂である粉末状の高密度ポ
リエチレン(チッソ石油化学株式会社製「チッソポリエ
チM850J)、導電性粉末としてはカーボンブラック
(デグサジャパン社製「プリンテックスG」)、水によ
って架橋可能な第2のポリマとしては粉末状の架橋用ポ
リエチレン(住友ベークライト株式会社製「モルデック
ス5181J)を用いる。なお、モルデックス3181
は、活性シラン基を有するポリエチレンからなるA成分
と、架橋促進用の触媒としてのジブチルティンジラウレ
ートからなるB成分とを95:5の割合で均一に混合し
て用いる。
まず、高密度ポリエチレンを60〜40重量%、カーボ
ンブラックを40〜60重量%それぞれ用意する。そし
て、ニーグーの混合槽の温度を約150℃にし、この混
合槽内へ高密度ポリエチレンを投入して約5分間混練す
る0次いで、カーボンブラックを数回に分けて投入しな
がら約10分間混練する。この混線の時間および温度は
、カーボンブラック表面に付着している水分を蒸発させ
るのに十分な値を設定する。さらに、この混線物を粉砕
した後、乾燥器により約60℃で4時間程度乾燥させ、
第1の混合物が得られる。
次に、第1の混合物を40〜60重量%好ましくは50
重量%、A成分を40〜60重量%好ましくは50重量
%、これらの第1の混合物とA成分との混合物97.4
重量%に対してB成分を2゜6重量%用意する。そして
これらをトライブレンドにより混合させ第2の混合物を
得る。
ここで、第2の混合物に含まれるカーボンブラックの量
を最小とするには、第1の混合物においてカーボンブラ
ックを40重量%かつ高密度ポリエチレンを60重量%
とじ、第1の混合物40重量%にA成分を60重量%混
合すればよい、このとき、第2の混合物に含まれるカー
ボンブラックの量が約16重量%となり、比抵抗が最大
となる。
また、第2の混合物に含まれるカーボンブラックの量を
最大とするには、第1の混合物においてカーボンブラッ
クを60重量%かつ高密度ポリエチレンを40重量%と
し、第1の混合物60重量%にA成分を40重量%混合
すればよい、このとき、第2の混合物に含まれるカーボ
ンブラックの量が約36重量%となり、比抵抗が最小と
なる。
次に、この第2の混合物を乾燥器により約60℃で4時
間程度乾燥させる。そして、乾燥後め第2の混合物を成
形機のホッパーへ投入し所望の形状の抵抗体に成形する
。このとき、成形機の金型の温度は例えば60℃であり
、成形機のシリンダの温度は、ノズル側からホッパー側
へかけて、例えば220℃、240℃、200℃、17
0℃である。
最後に、このようにして得られた抵抗体を、例えば90
℃の温水中に3時間浸漬して架橋処理を施す、このとき
、架橋用ポリエチレン中の活性シラン基が水と接触する
ことで架橋反応を起こして綱目状高分子となる。つまり
、下記■、■式の二段反応によって架橋が進行する。
一5t−OR+  H・ OH −−3i −OH+  ROI(・・・■−3t −O
H+  −3i−OR → −3t −0−St −+  ROM  ・・・0
次に、このようにして架橋された抵抗体のPTC特性を
第1図に、PTC特性を測定した試料の斜視図を第2図
にそれぞれ示す。
抵抗体10は、幡Wが6mm、厚さtが2.5mm、高
さHが10mmの直方体状に成形されたものである。抵
抗体10の厚さ方向の両端面12.14に導電ペースト
16.18によって金属電極20.22を接続し試料を
作成した。、これらの電極20.22間に通電して抵抗
体10の各温度における抵抗値を測定した。このときの
PTC特性が第1図に示す(A)である。
また、第1図に示す(B)は、この抵抗体10の表裏に
電子線を750kVで30Mrad照射した場合のPT
C特性である。電子線によりさらに抵抗体10の架橋が
進み、抵抗値が1桁程度増加している。
なお、カーボンブラックは、吸湿性があるので、使用前
に充分に脱水しておくことが望ましい、この脱水は、加
熱、真空乾燥等により行うことができる。
また、カーボンブラックの混合比は、高密度ポリエチレ
ンに対して、40〜60重量部が好ましく、これより多
いと混線が難しくなり、これより少ないと抵抗値が高(
なり過ぎる。
さらに、カーボンブラックの粒径は、20〜100mμ
(ミリミクロン)が好ましく、これより大きいと抵抗値
が高(なり過ぎ、これより小さいと混線が難しくなる。
さらに最も好ましくは、30〜80mμである。
また、第1のポリマとしては、ポリオレフィン系樹脂以
外に、熱可塑性の結晶性樹脂ならばどのようなものを用
いてもよい、さらに、導電性粉末としては、カーボンブ
ラック以外に、金属、導電性非酸化物等を用いてもよい
この発明に係る抵抗体は、電流制限用のPTCサーミス
タや一定温度に加熱するヒーターに好適に用いられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係るPTC特性を有す
る抵抗体の製造方法によれば、水によって架橋されない
第1のポリマと導電性粉末とを混合させて第1の混合物
を得る工程によって、導電性粉末表面に付着している水
分を除去した後、水によって架橋される第2のポリマと
第1の混合物とを混合することにより、この混合時に第
2のポリマが架橋してしまうことを防止できる。したが
って、抵抗体の成形を支障なくできるとともに抵抗体の
抵抗率を設計値通りでき、抵抗体の品質および歩留りを
同上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明に係るPTC特性を有する
抵抗体の一実施例を示し、第1図は抵抗体のPTC特性
を示すグラフ、第2図はPTC特性を測定した試料を示
す斜視図である。 10・・・抵抗体 20.22・・・電極 特許出願人  株式会社 白山製作所 代 理 人  弁理士 吉1)芳春

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水によって架橋されない第1のポリマと導電性粉
    末とを混合して第1の混合物を得る工程と、水によって
    架橋される第2のポリマと上記第1の混合物とを混合し
    て第2の混合物を得る工程と、この第2の混合物中の第
    2のポリマを水によって架橋する工程とを含むPTC特
    性を有する抵抗体の製造方法。
  2. (2)請求項1記載のPTC特性を有する抵抗体の製造
    方法において、上記第1のポリマがポリオレフィン系樹
    脂であり、かつ上記導電性粉末がカーボンブラックであ
    ることを特徴とするPTC特性を有する抵抗体の製造方
    法。
JP2281786A 1990-10-22 1990-10-22 Ptc特性を有する抵抗体の製造方法 Pending JPH04157701A (ja)

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