JPH04159638A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH04159638A JPH04159638A JP28525690A JP28525690A JPH04159638A JP H04159638 A JPH04159638 A JP H04159638A JP 28525690 A JP28525690 A JP 28525690A JP 28525690 A JP28525690 A JP 28525690A JP H04159638 A JPH04159638 A JP H04159638A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- magneto
- layer
- optical recording
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、大容量メモリ、電子ファイルシステム等を構
成する光磁気記録再生装置に用いられる光磁気記録媒体
に関する。
成する光磁気記録再生装置に用いられる光磁気記録媒体
に関する。
[従来の技術]
光磁気記録媒体は、高密度で情報が記録でき、しかも、
書き換え可能な媒体として、近年盛んに開発が行われて
いる。このような媒体としては、例えば特開昭58−7
3746号に記載されているように、希土類−遷移金属
非晶質合金薄膜から成る磁気記録層を備えたものが多く
用いられている。
書き換え可能な媒体として、近年盛んに開発が行われて
いる。このような媒体としては、例えば特開昭58−7
3746号に記載されているように、希土類−遷移金属
非晶質合金薄膜から成る磁気記録層を備えたものが多く
用いられている。
上記光磁気記録媒体は、一定方向の磁界を印加しながら
情報に応じて強度変調された光ビームを照射する、或は
、光ビームを連続照射しながら情報に応じて変調された
磁界を印加する等の方法によって、磁化方向の変化とし
て情報が記録される。また、このように記録された情報
は、スポット状に集光された直線偏光の光ビームを媒体
に照射し、その反射光を検光子を通して光検出器で受光
することによって再生される。これは、反射光の偏光方
向が、磁気光学カー効果によって、磁気記録層の磁化方
向に応じて互いに逆回りに回転し、検光子を通すことに
よって、この回転を光強度の変化に変換して検出できる
からである。従って、磁気記録層が有するカー効果によ
る回転角(カー回転角)が大きいほど、高いS/N比で
情報の再生が出来ることになる。
情報に応じて強度変調された光ビームを照射する、或は
、光ビームを連続照射しながら情報に応じて変調された
磁界を印加する等の方法によって、磁化方向の変化とし
て情報が記録される。また、このように記録された情報
は、スポット状に集光された直線偏光の光ビームを媒体
に照射し、その反射光を検光子を通して光検出器で受光
することによって再生される。これは、反射光の偏光方
向が、磁気光学カー効果によって、磁気記録層の磁化方
向に応じて互いに逆回りに回転し、検光子を通すことに
よって、この回転を光強度の変化に変換して検出できる
からである。従って、磁気記録層が有するカー効果によ
る回転角(カー回転角)が大きいほど、高いS/N比で
情報の再生が出来ることになる。
上記媒体の記録密度は、光ビームのスポット径によって
制限を受ける。これは、記録層に形成された情報を示す
磁区(記録ピッ[・)がビームスポットよりも極端に小
さくなると、連続する記録ビットをこのビームスポット
で判別して読み出すことが出来なくなるからである。従
って、より高い記録密度を実現するためには、光ビーム
のスポット径をどんどん小さくしていく必要がある。
制限を受ける。これは、記録層に形成された情報を示す
磁区(記録ピッ[・)がビームスポットよりも極端に小
さくなると、連続する記録ビットをこのビームスポット
で判別して読み出すことが出来なくなるからである。従
って、より高い記録密度を実現するためには、光ビーム
のスポット径をどんどん小さくしていく必要がある。
一方、光ビームのスポット径は、このビームを媒体上に
集光する対物レンズの有効Fナンバーと、光ビームの波
長とによって決まり、波長が短いほど、スポット径を小
さくすることが出来る。このため、現在は発振波長80
0 nm程度の半導体レーザを光源として用いているが
、更に短い波長の光ビームを発する光源の開発が盛んに
行われている。
集光する対物レンズの有効Fナンバーと、光ビームの波
長とによって決まり、波長が短いほど、スポット径を小
さくすることが出来る。このため、現在は発振波長80
0 nm程度の半導体レーザを光源として用いているが
、更に短い波長の光ビームを発する光源の開発が盛んに
行われている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記のようにより波長の短い光ビームが
用いられるようになった場合、従来の希土類−遷移金属
合金単層の記録媒体においては、カー回転角が小さくな
るといった問題があった。例えば、従来の媒体は、40
0〜600 nmの波長域の光に対するカー回転角は、
800 nrrlの波長を有する光に対するカー回転角
より、30〜50%はど小さくなってしまう。
用いられるようになった場合、従来の希土類−遷移金属
合金単層の記録媒体においては、カー回転角が小さくな
るといった問題があった。例えば、従来の媒体は、40
0〜600 nmの波長域の光に対するカー回転角は、
800 nrrlの波長を有する光に対するカー回転角
より、30〜50%はど小さくなってしまう。
これに対し、日本金属学会会報第28巻第9号第717
〜722頁 (19891には、遷移金属の薄膜ト、C
u、Ag、Au等の金属から成る薄膜とを交互に積層し
た周期構造膜において、カー回転角が増大する現象が記
載されている。
〜722頁 (19891には、遷移金属の薄膜ト、C
u、Ag、Au等の金属から成る薄膜とを交互に積層し
た周期構造膜において、カー回転角が増大する現象が記
載されている。
本発明は、上記周期構造膜を更に改良することによって
、短波長域の光に対しでも大きなカー回転角を示し、S
/N比の高い情報再生が可能な光磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。
、短波長域の光に対しでも大きなカー回転角を示し、S
/N比の高い情報再生が可能な光磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明の上記目的は、膜面と垂直方向に磁化容易軸を有
する磁気記録層を備えた光磁気記録媒体において、前記
磁気記録層を、Gd、Tb%Dy、Ho、Ndから選択
される1種以上の元素から成る第1の薄膜層と、Fe、
Co、Niから選択される1種以上の元素から成る第2
の薄膜層と、前記第1および第2の薄膜層を構成する元
素以外の、100 nm−11000nの波長範囲に薄
膜における吸取端を有する1種以上の元素から成る第3
の薄膜層とを順次、夫々1層以上積層して形成すること
によって達成される。
する磁気記録層を備えた光磁気記録媒体において、前記
磁気記録層を、Gd、Tb%Dy、Ho、Ndから選択
される1種以上の元素から成る第1の薄膜層と、Fe、
Co、Niから選択される1種以上の元素から成る第2
の薄膜層と、前記第1および第2の薄膜層を構成する元
素以外の、100 nm−11000nの波長範囲に薄
膜における吸取端を有する1種以上の元素から成る第3
の薄膜層とを順次、夫々1層以上積層して形成すること
によって達成される。
[実施例]
第1図は、本発明の光磁気記録媒体の一実施例を示す略
断面図である。図中、1はガラス、プラスチック等から
成る透明基板を示す。この基板1上には、第1の薄膜層
21.2□、・・・、2o、第2の薄膜層31.3□、
・・・、3oおよび第3の薄膜層4+、4m、・・・、
4、が順次に積層されている。
断面図である。図中、1はガラス、プラスチック等から
成る透明基板を示す。この基板1上には、第1の薄膜層
21.2□、・・・、2o、第2の薄膜層31.3□、
・・・、3oおよび第3の薄膜層4+、4m、・・・、
4、が順次に積層されている。
第1の薄膜層は、Gd、Tb、Dy、Ho、Ndから選
択される1種以上の元素から成る。
択される1種以上の元素から成る。
第2の薄膜層は、Fe、Co、Niから選択される1種
以上の元素から成る。また、第3の薄膜層は、上記Gd
、Tb%Dy、Ho%Nd。
以上の元素から成る。また、第3の薄膜層は、上記Gd
、Tb%Dy、Ho%Nd。
Fe、Co、Ni以外の元素で、 100 nm 〜1
000 nmの波長範囲に薄膜における吸取端を有する
1種以上の元素から成る。
000 nmの波長範囲に薄膜における吸取端を有する
1種以上の元素から成る。
第3の薄膜層の材料として用いられる元素は、例えば、
A1、Zn、Au、Ag、Bi、Cr、Mo、Si、G
e、Cuなどが挙げられる。これらの元素の光の吸取端
(反射率、透過率の変化が起こる波長)を、表1に示す
。
A1、Zn、Au、Ag、Bi、Cr、Mo、Si、G
e、Cuなどが挙げられる。これらの元素の光の吸取端
(反射率、透過率の変化が起こる波長)を、表1に示す
。
表1
前記第1および第2の薄膜層の各層は、夫々1〜20人
の厚さに形成されるのが望ましく、更に望ましくは1〜
10人に形成される。−方、第3の薄膜層の各層は、短
波長域の光に対するカー回転角を増大させるために、夫
々2人〜10人の厚さに形成されるのが良い。これらの
層がこれ以上厚くなると、磁化容易軸が膜面に垂直にな
りにくい。
の厚さに形成されるのが望ましく、更に望ましくは1〜
10人に形成される。−方、第3の薄膜層の各層は、短
波長域の光に対するカー回転角を増大させるために、夫
々2人〜10人の厚さに形成されるのが良い。これらの
層がこれ以上厚くなると、磁化容易軸が膜面に垂直にな
りにくい。
第1、第2および第3の薄膜層を合わせた磁気記録層の
総膜厚は、100〜1000人に形成されるのが良い。
総膜厚は、100〜1000人に形成されるのが良い。
ただし、この記録層の基板1と反対側に金属膜等から成
る反射層を設けた場合には、記録層の総膜厚は、100
〜300人とされるのが好ましい。
る反射層を設けた場合には、記録層の総膜厚は、100
〜300人とされるのが好ましい。
本発明のような薄膜層の周期的構造(超格子構造)は、
例えばマグネトロンスパッタリング装置を用いて作成す
ることが出来る。マグネトロンスパッタリング装置は、
第2図のような構成を有している。第2図において、真
空槽10内には、回転する基台11が設けられている。
例えばマグネトロンスパッタリング装置を用いて作成す
ることが出来る。マグネトロンスパッタリング装置は、
第2図のような構成を有している。第2図において、真
空槽10内には、回転する基台11が設けられている。
この基台11の下面には、記録媒体の基板12が保持さ
れる。基台11に対向した位置には、基台の回転軸を中
心に等間隔に複数個のスパッタ源13,14.15が設
けられている。I6は、スパッタ源からの薄膜材料の放
射範囲を規制するマスクである。また、17はスパッタ
源からの放射を制御するシャッター、18.1920は
マグネットを示す。
れる。基台11に対向した位置には、基台の回転軸を中
心に等間隔に複数個のスパッタ源13,14.15が設
けられている。I6は、スパッタ源からの薄膜材料の放
射範囲を規制するマスクである。また、17はスパッタ
源からの放射を制御するシャッター、18.1920は
マグネットを示す。
上記のような構成において、基台11を回転させながら
、スパッタ源13.14および15より第1、第2およ
び第3の薄膜層の材料をそれぞれ放射させ、基板12上
に交互に堆積させる。この際、真空槽10中の残留ガス
圧は、1.0X10−’Pa以下、スパッタリング中の
Arガ、ス圧は、1〜5xlO−’Paとされている。
、スパッタ源13.14および15より第1、第2およ
び第3の薄膜層の材料をそれぞれ放射させ、基板12上
に交互に堆積させる。この際、真空槽10中の残留ガス
圧は、1.0X10−’Pa以下、スパッタリング中の
Arガ、ス圧は、1〜5xlO−’Paとされている。
また、スパッタ源は負極側とされている。
スパッタ源に置かれるターゲットは、単一元素のターゲ
ット、合金ターゲット或いは、これらを組み合わせたも
のなど、様々なものを用いて、薄膜層の組成を所要のも
のとすることが出来る。
ット、合金ターゲット或いは、これらを組み合わせたも
のなど、様々なものを用いて、薄膜層の組成を所要のも
のとすることが出来る。
以下に、本発明の更に具体的な実施例を示す。
医1目11
第2図々示のようなスパッタリング装置を用いて、第1
図のような光磁気記録媒体を作製した。基板1としては
、予めプリフォーマット信号および案内溝が刻まれたポ
リカーボネートディスク板を用いた。スパッタ源13と
しては第1の薄膜層を形成するDyo、 eMOo、
+ 、スパッタ源14としては第2の薄膜層を形成する
Feo、 scO口、 4、スパッタ源15としては第
3の薄膜層を形成するCuを用いた。
図のような光磁気記録媒体を作製した。基板1としては
、予めプリフォーマット信号および案内溝が刻まれたポ
リカーボネートディスク板を用いた。スパッタ源13と
しては第1の薄膜層を形成するDyo、 eMOo、
+ 、スパッタ源14としては第2の薄膜層を形成する
Feo、 scO口、 4、スパッタ源15としては第
3の薄膜層を形成するCuを用いた。
第1の薄膜層の厚さは各5人、第2の薄膜層の厚さは各
4人、第3の薄膜層の厚さは各3人とし、これらの薄膜
層を、記録層全体の厚さが約600人となるように繰り
返し積層した。形成された記録層の磁化容易軸は、膜面
に垂直な方向であった。更に、この記録層の上にSxm
Naから成る保護層を400人の厚さに形成した。
4人、第3の薄膜層の厚さは各3人とし、これらの薄膜
層を、記録層全体の厚さが約600人となるように繰り
返し積層した。形成された記録層の磁化容易軸は、膜面
に垂直な方向であった。更に、この記録層の上にSxm
Naから成る保護層を400人の厚さに形成した。
Lk亘ユ
実施例1と同一の装置において、スパッタ源13および
14のみを用いて、これらを同時にスパッタし、実施例
1と同様の基板上に(Dye、 eMao、 r l
−(Feo、 5cOo41の単一膜を形成した。この
膜の厚さは、600人とした。また、成膜時のスパッタ
速度はスパッタ源13が5人/see、スパッタ源14
を4人/SeCとした。この膜の上に、5isN4から
成る保護層を400人の厚さに形成した。
14のみを用いて、これらを同時にスパッタし、実施例
1と同様の基板上に(Dye、 eMao、 r l
−(Feo、 5cOo41の単一膜を形成した。この
膜の厚さは、600人とした。また、成膜時のスパッタ
速度はスパッタ源13が5人/see、スパッタ源14
を4人/SeCとした。この膜の上に、5isN4から
成る保護層を400人の厚さに形成した。
Ll目1ヱ
実施例1と同一の装置を用い、スパッタ源13.14お
よび15を同時にスパッタし、実施例1と同様の基板上
に(Dyo、 e Moo、 +1fFea、 aCo
o、 <1−Cuの単一膜を形成した。この膜の厚さは
、600人とした。また、成膜時のスパッタ速度は、ス
パック源13を5人/sec、スパッタ源14を4人/
sec、スパッタ源15を3人/seeとした。この膜
の上に、 51mN4から成る保護層を400人の厚さ
に形成した。
よび15を同時にスパッタし、実施例1と同様の基板上
に(Dyo、 e Moo、 +1fFea、 aCo
o、 <1−Cuの単一膜を形成した。この膜の厚さは
、600人とした。また、成膜時のスパッタ速度は、ス
パック源13を5人/sec、スパッタ源14を4人/
sec、スパッタ源15を3人/seeとした。この膜
の上に、 51mN4から成る保護層を400人の厚さ
に形成した。
上記実施例1、比較例1および比較例2のカー回転角の
波長依存性を、基板を通して測定した。この結果を第3
図に示す。第3図において、横軸は読み出し光の波長、
縦軸はその波長におけるカー回転角を示す。
波長依存性を、基板を通して測定した。この結果を第3
図に示す。第3図において、横軸は読み出し光の波長、
縦軸はその波長におけるカー回転角を示す。
第3図から、以下のことがわかる。実施例1は比較例2
と比較すると、400〜600 nm付近の波長域にお
いて、カー回転角の増大が見られる。これは、吸取端の
波長が550 nm付近にあるCu膜(第3の薄膜層)
の効果と考えられる。一方、比較例2は、実施例1およ
び比較例1のいずれに対してもカー回転角が低下してい
る。これは、DyFeCoMo中に分散したCuが、こ
の膜の磁性を希釈してしまうためと考えられる。
と比較すると、400〜600 nm付近の波長域にお
いて、カー回転角の増大が見られる。これは、吸取端の
波長が550 nm付近にあるCu膜(第3の薄膜層)
の効果と考えられる。一方、比較例2は、実施例1およ
び比較例1のいずれに対してもカー回転角が低下してい
る。これは、DyFeCoMo中に分散したCuが、こ
の膜の磁性を希釈してしまうためと考えられる。
医mユニュ」
第1の薄膜層および第2の薄膜層の材料を表2に示すよ
うに種々に変化させ、実施例1と同様の方法で周期構造
膜をを有する光磁気記録媒体を作製した。形成された記
録層の磁化容易軸は、いずれも膜面に垂直な方向であっ
た。
うに種々に変化させ、実施例1と同様の方法で周期構造
膜をを有する光磁気記録媒体を作製した。形成された記
録層の磁化容易軸は、いずれも膜面に垂直な方向であっ
た。
ll−3−1および3−2
比較例2と同様にして、基板上に +Tb、。6Nba
、 + sl −(Feo、 1cOa4Sba、 +
1の単層膜を成膜し、更に保護層を形成して、比較例
3−1を作製した。同様に、Tb−(Feo、 4CO
o、 ellの単層膜を有する比較例3−2を作製した
。
、 + sl −(Feo、 1cOa4Sba、 +
1の単層膜を成膜し、更に保護層を形成して、比較例
3−1を作製した。同様に、Tb−(Feo、 4CO
o、 ellの単層膜を有する比較例3−2を作製した
。
上記実施例1〜2−11および比較例1〜3−2のAr
ガスレーザ(波長488 nm )とHe−Neレーザ
(波長633 nm )に対する夫々の性能指数を、表
2に示す。ここで、性能指数とは、その波長における磁
気光学効果の大きさを示すもので、表2において各側の
性能指数は、比較例1の性能指数を1として、これとの
比で表した。
ガスレーザ(波長488 nm )とHe−Neレーザ
(波長633 nm )に対する夫々の性能指数を、表
2に示す。ここで、性能指数とは、その波長における磁
気光学効果の大きさを示すもので、表2において各側の
性能指数は、比較例1の性能指数を1として、これとの
比で表した。
性能指数は、第4図のような装置を用いて測定した。第
4図において、ガスレーザ21から発したレーザ光は、
偏光子22を通してサンプル23に照射される。そして
、サンプル23で反射された光は、検光子24を通って
パワーメータ25で検知される。測定は、次のような過
程で行われた。まず、サンプル23を不図示の電磁石で
一方向に着磁した。次に、このサンプル23にレーザ光
を照射した状態で、偏向子22と検光子24の透過軸方
位を調整して、消光状態とした。続いて、サンプル23
を電磁石によって反対方向に磁化し、偏向子22と検光
子24の透過軸方位は変えずに、パワーメータ25に入
射する光量を測定した。この測定値は、サンプルの反射
率とカー回転角にほぼ比例した値で、光磁気記録媒体の
性能を示す指数となる。例えば、基準値とした比較例1
の測定光量は、波長488 nmにおいて530μW1
波長633 nmにおいて450μWであった。
4図において、ガスレーザ21から発したレーザ光は、
偏光子22を通してサンプル23に照射される。そして
、サンプル23で反射された光は、検光子24を通って
パワーメータ25で検知される。測定は、次のような過
程で行われた。まず、サンプル23を不図示の電磁石で
一方向に着磁した。次に、このサンプル23にレーザ光
を照射した状態で、偏向子22と検光子24の透過軸方
位を調整して、消光状態とした。続いて、サンプル23
を電磁石によって反対方向に磁化し、偏向子22と検光
子24の透過軸方位は変えずに、パワーメータ25に入
射する光量を測定した。この測定値は、サンプルの反射
率とカー回転角にほぼ比例した値で、光磁気記録媒体の
性能を示す指数となる。例えば、基準値とした比較例1
の測定光量は、波長488 nmにおいて530μW1
波長633 nmにおいて450μWであった。
表2において、実施例2−1〜2−4と比較例3−1、
実施例2−5と比較例3−2を夫々比較すると、本発明
のような周期構造膜を用いることによって、短波長の光
に対する磁気光学効果が大きくなることがわかる。
実施例2−5と比較例3−2を夫々比較すると、本発明
のような周期構造膜を用いることによって、短波長の光
に対する磁気光学効果が大きくなることがわかる。
また、上記のサンプルを、100’Cのオーブン内に5
0時間放置した後、その保磁力の低下を測定した。その
結果、実施例1.2−3.2−5などは約20%保磁力
が低下したが、実施例2−1.2−4では、はとんど保
磁力の低下が見られなかった。このことから、第1、第
2および第3の薄膜のいずれかに、MOlNb、Sb、
W、Zr、In、Sn、Ta等の元素が添加されている
と、高温環境下での磁気特性の変化を小さくする効果が
得られることが分かった。
0時間放置した後、その保磁力の低下を測定した。その
結果、実施例1.2−3.2−5などは約20%保磁力
が低下したが、実施例2−1.2−4では、はとんど保
磁力の低下が見られなかった。このことから、第1、第
2および第3の薄膜のいずれかに、MOlNb、Sb、
W、Zr、In、Sn、Ta等の元素が添加されている
と、高温環境下での磁気特性の変化を小さくする効果が
得られることが分かった。
本発明において、第3の薄膜層を、500 nmより短
い波長域に薄膜における吸取端を有する元素(例えばA
1、Zn、Mo、Si、Ge等)と、500 nmより
長い波長域に薄膜における吸取端を有する元素(例えば
Au、Ag、Bi、Cr、Cu等)との合金とすると、
所望の波長で大きなカー回転角を示す媒体を得ることが
出来る。これは、合金の組成を変化させることによって
、第2の薄膜層の吸取端を所望の値に調整することが出
来るからである。この例を以下に説明する。
い波長域に薄膜における吸取端を有する元素(例えばA
1、Zn、Mo、Si、Ge等)と、500 nmより
長い波長域に薄膜における吸取端を有する元素(例えば
Au、Ag、Bi、Cr、Cu等)との合金とすると、
所望の波長で大きなカー回転角を示す媒体を得ることが
出来る。これは、合金の組成を変化させることによって
、第2の薄膜層の吸取端を所望の値に調整することが出
来るからである。この例を以下に説明する。
3−1〜3−4
実施例1と同様の方法により、光磁気記録媒体を作製し
た。この際、スパッタ源13としては第1の薄膜層を形
成するTbを、スパッタ源14として第2の薄膜層を形
成するF eo、 gcQo、 sを、スパッタ源15
として第3の薄膜層を形成するAl−Cu合金を用いた
。A1とCuとの組成比は、表3に示すように各実施例
ごとに異ならせた。
た。この際、スパッタ源13としては第1の薄膜層を形
成するTbを、スパッタ源14として第2の薄膜層を形
成するF eo、 gcQo、 sを、スパッタ源15
として第3の薄膜層を形成するAl−Cu合金を用いた
。A1とCuとの組成比は、表3に示すように各実施例
ごとに異ならせた。
第1の薄膜層の厚さは各6人、第2の薄膜層の厚さは各
4人、第3の薄膜層の厚さは各3人とし、これらの薄膜
層を、記録層全体の厚さが約600人となるように繰り
返し積層した。形成された記録層の磁化容易軸は、いず
れも膜面に垂直な方向であった。更に、この記録層の上
に5ixNaから成る保護層を400人の厚さに形成し
た。
4人、第3の薄膜層の厚さは各3人とし、これらの薄膜
層を、記録層全体の厚さが約600人となるように繰り
返し積層した。形成された記録層の磁化容易軸は、いず
れも膜面に垂直な方向であった。更に、この記録層の上
に5ixNaから成る保護層を400人の厚さに形成し
た。
各実施例の吸取端波長は、表3に示すように変化した。
表3
比[豆
実施例3−1〜3−4と同一の装置において、スパッタ
源13.14および15を同時スパッタし、基板上に6
00人の厚さの単層のTbFeCoAlCu膜を形成し
た。そして、この膜の上に、 5ixN4から成る保護
層を400人の厚さに形成した。
源13.14および15を同時スパッタし、基板上に6
00人の厚さの単層のTbFeCoAlCu膜を形成し
た。そして、この膜の上に、 5ixN4から成る保護
層を400人の厚さに形成した。
成膜時のスパッタ速度は、スパッタ源13を6人/se
c、スパッタ源14を4人/sec、スパッタ源15を
3人/seeとした。
c、スパッタ源14を4人/sec、スパッタ源15を
3人/seeとした。
上記実施例3−1〜3−4オよび比較例4のカー回転角
の波長依存性を、基板を通して測定した。この結果を第
5図に示す。第5図において、横軸は読み出し光の波長
、縦軸はその波長におけるカー回転角を示す。
の波長依存性を、基板を通して測定した。この結果を第
5図に示す。第5図において、横軸は読み出し光の波長
、縦軸はその波長におけるカー回転角を示す。
第5図かられかるように、本発明のような周期構造を用
いることによって、A18よびCuを含む単層の磁性膜
を用いた媒体に比べ、短波長におけるカー回転角を増大
させることが出来る。また、本発明の構成において、第
3の薄膜層を合金とし、その組成を変化させることによ
って、カー回転角の波長依存性を所望のものに調整する
ことが出来る。
いることによって、A18よびCuを含む単層の磁性膜
を用いた媒体に比べ、短波長におけるカー回転角を増大
させることが出来る。また、本発明の構成において、第
3の薄膜層を合金とし、その組成を変化させることによ
って、カー回転角の波長依存性を所望のものに調整する
ことが出来る。
本発明は、以上説明した実施例の他にも様々な応用が可
能である。例えば、前述のように記録層の基板とは反対
側に反射層を設けたり、記録層と基板との間に5ijN
4等の誘電体から成る保護層を設けても良い。また、前
述のように第1の薄膜層、第2の薄膜層および/または
第3の薄膜層にMo、Nb、Sb、W、Zr、In、S
n、Ta等の元素を添加しても構わない。ただし、この
場合に添加元素は、薄膜層の特性を損なわないように、
全体の組成に対して30atmic%以下とされるのが
好ましい。
能である。例えば、前述のように記録層の基板とは反対
側に反射層を設けたり、記録層と基板との間に5ijN
4等の誘電体から成る保護層を設けても良い。また、前
述のように第1の薄膜層、第2の薄膜層および/または
第3の薄膜層にMo、Nb、Sb、W、Zr、In、S
n、Ta等の元素を添加しても構わない。ただし、この
場合に添加元素は、薄膜層の特性を損なわないように、
全体の組成に対して30atmic%以下とされるのが
好ましい。
[発明の効果〕
以上説明したように、本発明は光磁気記録媒体の記録層
を、希土類元素から成る第1の薄膜層と、遷移金属から
成る第2の薄膜層と、100 nm−1000nmの波
長範囲に薄膜における吸取端を有する1種以上の元素か
ら成る第3の薄膜層との周期構造としたので、短い波長
の読み出し光に対するカー回転角を増大させ、情報再生
におけるS/N比を向上させる効果が得られた。また、
第3の薄膜層を形成する複数の元素の組成を調整するこ
とによって、所望の波長において、大きなカー回転角を
示す媒体を作製することが出来た。
を、希土類元素から成る第1の薄膜層と、遷移金属から
成る第2の薄膜層と、100 nm−1000nmの波
長範囲に薄膜における吸取端を有する1種以上の元素か
ら成る第3の薄膜層との周期構造としたので、短い波長
の読み出し光に対するカー回転角を増大させ、情報再生
におけるS/N比を向上させる効果が得られた。また、
第3の薄膜層を形成する複数の元素の組成を調整するこ
とによって、所望の波長において、大きなカー回転角を
示す媒体を作製することが出来た。
第1図は本発明の光磁気記録媒体の一実施例を示す略断
面図、第2図は本発明の媒体を作製するための装置を示
す概略図、第3図は実施例と比較例のカー回転角の波長
依存性を示す図、第4図はカー回転角を測定するための
装置を示す概略図、第5図は他の実施例と比較例のカー
回転角の波長依存性を示す図である。 1 ・・・ 透明基板
面図、第2図は本発明の媒体を作製するための装置を示
す概略図、第3図は実施例と比較例のカー回転角の波長
依存性を示す図、第4図はカー回転角を測定するための
装置を示す概略図、第5図は他の実施例と比較例のカー
回転角の波長依存性を示す図である。 1 ・・・ 透明基板
Claims (2)
- (1)膜面と垂直方向に磁化容易軸を有する磁気記録層
を備えた光磁気記録媒体において、 前記磁気記録層が、Gd、Tb、Dy、Ho、Ndから
選択される1種以上の元素から成る第1の薄膜層と、F
e、Co、Niから選択される1種以上の元素から成る
第2の薄膜層と、前記第1および第2の薄膜層を構成す
る元素以外の、100nm〜1000nmの波長範囲に
薄膜における吸取端を有する1種以上の元素から成る第
3の薄膜層とを順次、夫々1層以上積層することによっ
て形成されたことを特徴とする光磁気記録媒体。 - (2)前記第3の薄膜層がAl、Zn、Au、Ag、B
i、Cr、Mo、Si、Ge、Cuから選択される1種
以上の元素から成る特許請求の範囲第1項記載の光磁気
記録媒体。(3)前記第3の薄膜層が、500nmより
短い波長域に薄膜における吸取端を有する元素と、50
0nmより長い波長域に薄膜における吸取端を有する元
素とを組み合わせた材料から成る特許請求の範囲第1項
記載の光磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28525690A JPH04159638A (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28525690A JPH04159638A (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 光磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04159638A true JPH04159638A (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=17689146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28525690A Pending JPH04159638A (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04159638A (ja) |
-
1990
- 1990-10-22 JP JP28525690A patent/JPH04159638A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0376375B1 (en) | Method of thermomagnetic recording of information and optical read-out of the stored information, and also a recording element suitable for use in this method | |
| EP0530913B1 (en) | Magneto-optical recording medium | |
| US4710431A (en) | Magnetooptical recording element and a magnetooptical recording device | |
| JPS61196445A (ja) | 光磁気デイスク | |
| US5359579A (en) | Magneto-optical recording method and medium for recording three-value information | |
| JPH0519213B2 (ja) | ||
| US5529854A (en) | Magneto-optic recording systems | |
| JP2647958B2 (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JPH04142007A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JP2674275B2 (ja) | 光磁気記録媒体および光磁気記録方法 | |
| JPS6189604A (ja) | 金属酸化物磁性体および磁性膜 | |
| JPS6332748A (ja) | 情報記録媒体 | |
| EP0305666A1 (en) | Amorphous magneto optical recording medium | |
| JP2679704B2 (ja) | 光磁気記録装置および担体 | |
| JPS63269348A (ja) | 光磁気記録用媒体 | |
| JPH04142008A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JP3381960B2 (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JP2921794B2 (ja) | 光磁気ディスク | |
| KR0176748B1 (ko) | 광자기기록매체 | |
| JPS6120244A (ja) | 磁気光学記録媒体 | |
| JPH02199648A (ja) | 光磁気記録方法及び光磁気記録媒体 | |
| JPS63308752A (ja) | 光熱磁気記録媒体 | |
| JPS6139250A (ja) | 記録媒体及びその記録再生方法 | |
| JPH08315435A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JPS63261555A (ja) | 光磁気デイスク |