JPH0416193A - 植物における外来遺伝子発現方法 - Google Patents
植物における外来遺伝子発現方法Info
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- JPH0416193A JPH0416193A JP2118528A JP11852890A JPH0416193A JP H0416193 A JPH0416193 A JP H0416193A JP 2118528 A JP2118528 A JP 2118528A JP 11852890 A JP11852890 A JP 11852890A JP H0416193 A JPH0416193 A JP H0416193A
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- JP
- Japan
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- plant
- protein
- rna
- virus
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は植物細胞でを用遺伝子を大量に発現させる物質
生産、植物体で有用遺伝子を大量に発現させるパイオフ
アーミング、又は植物体の形質を変えるような育種等の
分野に利用できる外来遺伝子発現方法に関する。
生産、植物体で有用遺伝子を大量に発現させるパイオフ
アーミング、又は植物体の形質を変えるような育種等の
分野に利用できる外来遺伝子発現方法に関する。
〔従来技術]
従来、植物RNAウィルスを用いたベクター基は今まで
に2例の報告がある。一つはトバモウィルスの一つであ
る、タバコモザイクウィルス(TMV)ゲノムRNAに
対するcDNAのコートタンパク質をコードする領域、
あるいはコートタンパク質および30にタンパク質をコ
ードする領域を外来遺伝子(クロラムフェニコールアセ
チルトランスフェラーゼ遺伝子)に置き換え、そのキメ
ラDNAからRNAを合成し、そのRNAを植物体に接
種するかあるいは細胞に導入することにより:ウイルス
の複製様式を利用して外来遺伝子を発現させるようなベ
クター系である(Takamatsu et al。
に2例の報告がある。一つはトバモウィルスの一つであ
る、タバコモザイクウィルス(TMV)ゲノムRNAに
対するcDNAのコートタンパク質をコードする領域、
あるいはコートタンパク質および30にタンパク質をコ
ードする領域を外来遺伝子(クロラムフェニコールアセ
チルトランスフェラーゼ遺伝子)に置き換え、そのキメ
ラDNAからRNAを合成し、そのRNAを植物体に接
種するかあるいは細胞に導入することにより:ウイルス
の複製様式を利用して外来遺伝子を発現させるようなベ
クター系である(Takamatsu et al。
(1987)EMBOJ、6307−311.、特開昭
63−14693、特開平1420290)。2つめは
、ブロモウィルスのブロモモザイクウィルス(以下BM
Vと称する)ゲノムRNAに対するcDNAのコートタ
ンパク質をコードする領域に外来遺伝子を置き換え上記
と同様の方法により外来遺伝子を発現させるベクター系
である (French et al、 (1986)
5cience 23L1294−1297)。
63−14693、特開平1420290)。2つめは
、ブロモウィルスのブロモモザイクウィルス(以下BM
Vと称する)ゲノムRNAに対するcDNAのコートタ
ンパク質をコードする領域に外来遺伝子を置き換え上記
と同様の方法により外来遺伝子を発現させるベクター系
である (French et al、 (1986)
5cience 23L1294−1297)。
(発明が解決しようとする課題〕
これらの方法は、ウィルスの複製に不必要な領域、例え
ばコートタンパク質をコードする領域を外来遺伝子で置
き換えてそれを発現するような系である。しかし、ウィ
ルスゲノムの中で複製に不必要な領域はごく一部である
。また、例えばTMVの場合、ウィルスゲノムの全長は
約6.4kntであり、そこからコートタンパク質をコ
ードする領域を除いても約5.2kntであり、その領
域に外来遺伝子を挿入するような遺伝子操作をする場合
、かなり複雑な手法を取らざるをえなかった。また、接
種あるいは導入したRNAは、接種した葉、あるいは導
入した細胞でのみしか複製され発現されなかった。そこ
で、本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意研究を行
い本発明を完成した。
ばコートタンパク質をコードする領域を外来遺伝子で置
き換えてそれを発現するような系である。しかし、ウィ
ルスゲノムの中で複製に不必要な領域はごく一部である
。また、例えばTMVの場合、ウィルスゲノムの全長は
約6.4kntであり、そこからコートタンパク質をコ
ードする領域を除いても約5.2kntであり、その領
域に外来遺伝子を挿入するような遺伝子操作をする場合
、かなり複雑な手法を取らざるをえなかった。また、接
種あるいは導入したRNAは、接種した葉、あるいは導
入した細胞でのみしか複製され発現されなかった。そこ
で、本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意研究を行
い本発明を完成した。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、ウィルスの複製に関与しているタンパク
質をコードしているゲノムの領域を植物染色体に組み込
むことにより、植物体の全ての細胞でそのタンパク質を
発現する植物体あるいは細胞を作成した。その植物体あ
るいは細胞に、ウィルスの複製に必要のない領域はもち
ろん、植物体の中で発現しているタンパク質によって補
い得るウィルスゲノムの領域に相当する部分、具体的に
は植物染色体に組み込んだ複製に関与するタンパク質を
コードしている領域の大部分を削除し、そこに外来遺伝
子を挿入したキメラ遺伝子を導入することにより、ウィ
ルスの複製様式を利用して外来遺伝子を大量に発現でき
るようにした。この方法によれば、導入するベクターは
、ウィルスゲノムの大部分を削除できるため非常に小さ
くなる。
質をコードしているゲノムの領域を植物染色体に組み込
むことにより、植物体の全ての細胞でそのタンパク質を
発現する植物体あるいは細胞を作成した。その植物体あ
るいは細胞に、ウィルスの複製に必要のない領域はもち
ろん、植物体の中で発現しているタンパク質によって補
い得るウィルスゲノムの領域に相当する部分、具体的に
は植物染色体に組み込んだ複製に関与するタンパク質を
コードしている領域の大部分を削除し、そこに外来遺伝
子を挿入したキメラ遺伝子を導入することにより、ウィ
ルスの複製様式を利用して外来遺伝子を大量に発現でき
るようにした。この方法によれば、導入するベクターは
、ウィルスゲノムの大部分を削除できるため非常に小さ
くなる。
そのため、上述の問題点として上げた外来遺伝子を挿入
するための遺伝子操作が非常に容易になった。
するための遺伝子操作が非常に容易になった。
更に、先に述べたように、ヘルパーとして働くウィルス
の複製に関与するタンパク質をコードする遺伝子は植物
の染色体に組み込まれているため、全ての細胞で発現し
後代に遺伝する。よって、このベクター系の宿主として
この植物細胞、又は植物体を利用する場合は、該植物体
のどの部分を用いてもよく、更に世代を経過した植物体
をも利用できる。
の複製に関与するタンパク質をコードする遺伝子は植物
の染色体に組み込まれているため、全ての細胞で発現し
後代に遺伝する。よって、このベクター系の宿主として
この植物細胞、又は植物体を利用する場合は、該植物体
のどの部分を用いてもよく、更に世代を経過した植物体
をも利用できる。
また外来遺伝子を挿入した組換えベクターは、キメラD
NAから合成したRNA0形で導入してもウィルスの複
製様式によって発現されるが、DNAあるいは、cDN
Aをさらに上記の植物染色体に組み込むことによっても
機能する。この場合は、植物の全ての細胞で外来遺伝子
は発現され、またその発現は後代に伝わる。
NAから合成したRNA0形で導入してもウィルスの複
製様式によって発現されるが、DNAあるいは、cDN
Aをさらに上記の植物染色体に組み込むことによっても
機能する。この場合は、植物の全ての細胞で外来遺伝子
は発現され、またその発現は後代に伝わる。
即ち、本発明は、
ピ)植物ウィルスの複製に関与するタンパク質をコード
する遺伝子を植物細胞又は植物体の染色体に組み込み、
上記タンパク質を発現できる植物細胞または植物体を作
成し、 呻)上記タンパク質の認識部位を有し、該タンパク質に
より複製されるベクターに所望の外来遺伝子を挿入して
組換えベクターを作成し、次いで(ハ)上記(Ilff
)で作成した組換えベクターを上記(イ)で作成した植
物細胞又は植物体に導入することを特徴とする植物細胞
又は植物体における外来遺伝子の発現方法に関する。
する遺伝子を植物細胞又は植物体の染色体に組み込み、
上記タンパク質を発現できる植物細胞または植物体を作
成し、 呻)上記タンパク質の認識部位を有し、該タンパク質に
より複製されるベクターに所望の外来遺伝子を挿入して
組換えベクターを作成し、次いで(ハ)上記(Ilff
)で作成した組換えベクターを上記(イ)で作成した植
物細胞又は植物体に導入することを特徴とする植物細胞
又は植物体における外来遺伝子の発現方法に関する。
そして、上記ベクターとしては、植物ウィルスのゲノム
の一部を含むものが挙げられる。
の一部を含むものが挙げられる。
以下に本発明を具体的に説明する。
1)本発明における植物ウィルス
本発明で利用し得るウィルスは、植物細胞中で増殖可能
なものであれば、どのようなものをも用いることができ
る。植物ウィルスの大部分はRNAウィルスであるから
ここではRNAウィルスを例に挙げて説明するが、RN
Aウィルスの代わりにDNAウィルスを用いても全く同
じ技術で行われる。よく知られた代表的なウィルスを例
示すれば、タバコモザイクウィルス(TMV) 、ジャ
ガイモウィルスX (PVX) 、ササゲモザイクウイ
ルス(CPMV)、キュウリモザイクウィルス(CMV
) 、ブロムモザイクウィルス(BMV)等をあげるこ
とができる。これらのウィルスは種々の保存機関、例え
ばAmerican Type Cu1tureCol
lection (ATCC)から入手することができ
る。
なものであれば、どのようなものをも用いることができ
る。植物ウィルスの大部分はRNAウィルスであるから
ここではRNAウィルスを例に挙げて説明するが、RN
Aウィルスの代わりにDNAウィルスを用いても全く同
じ技術で行われる。よく知られた代表的なウィルスを例
示すれば、タバコモザイクウィルス(TMV) 、ジャ
ガイモウィルスX (PVX) 、ササゲモザイクウイ
ルス(CPMV)、キュウリモザイクウィルス(CMV
) 、ブロムモザイクウィルス(BMV)等をあげるこ
とができる。これらのウィルスは種々の保存機関、例え
ばAmerican Type Cu1tureCol
lection (ATCC)から入手することができ
る。
2)植物染色体に組み込むウィルスの複製に関与するタ
ンパク質をコードするc DNAすべでのウィルスは、
ゲノムの複製に関与しているタンパク質をコードしてお
り、そのタンパク質と、宿主のなんらかの因子がウィル
スゲノムを認識し複製させることによって増殖している
。ウィルスゲノムにおけるこれらのタンパク質をコード
する領域に対応するすべてのcDNAが、本発明の植物
ウィルスの複製に関与するタンパク質をコードする遺伝
子として利用し得る。例示するならば、TMVの130
にタンパク質と180にタンパク質(Ishikaiv
a et al、(1986) Nucleic Ac
1d Res。
ンパク質をコードするc DNAすべでのウィルスは、
ゲノムの複製に関与しているタンパク質をコードしてお
り、そのタンパク質と、宿主のなんらかの因子がウィル
スゲノムを認識し複製させることによって増殖している
。ウィルスゲノムにおけるこれらのタンパク質をコード
する領域に対応するすべてのcDNAが、本発明の植物
ウィルスの複製に関与するタンパク質をコードする遺伝
子として利用し得る。例示するならば、TMVの130
にタンパク質と180にタンパク質(Ishikaiv
a et al、(1986) Nucleic Ac
1d Res。
14、8291−8305)、BMVの1aタンパク質
と2aタンパク質(French et al、(19
86) 5cience 2311294−1297
)等をコードするcDNAが挙げられる。これらのcD
NAを植物染色体に組み込みRNAに転写させるために
は、このcDNAを植物細胞中で活性を持つプロモータ
ー(以下植物プロモーターという)の下流に連結するこ
とが必要である。
と2aタンパク質(French et al、(19
86) 5cience 2311294−1297
)等をコードするcDNAが挙げられる。これらのcD
NAを植物染色体に組み込みRNAに転写させるために
は、このcDNAを植物細胞中で活性を持つプロモータ
ー(以下植物プロモーターという)の下流に連結するこ
とが必要である。
植物プロモーターとしては、どのようなプロモーターで
も用いることができる。例示するならば、カリフラワー
モザイクウィルスの353プロモータ、ツバリン合成酵
素のプロモーター等が挙げられる。一方、該cDNAの
3゛末端にはなんらかの転写終結シグナル、例えば、ポ
リAシグナル配列を結合してもよいが、必ずしも必須の
ものではない。
も用いることができる。例示するならば、カリフラワー
モザイクウィルスの353プロモータ、ツバリン合成酵
素のプロモーター等が挙げられる。一方、該cDNAの
3゛末端にはなんらかの転写終結シグナル、例えば、ポ
リAシグナル配列を結合してもよいが、必ずしも必須の
ものではない。
ウィルスゲノムの全長に対するcDNAから、ウィルス
の複製に必要のない領域を削除したcDNAから合成し
たRNAも、細胞中で複製能を有することが知られてい
る。たとえば削除し得る領域として、TMVのコートタ
ンパク質をコードする領域、あるいは30にタンパク質
をコードする領域(Takamatsu et al、
(1987) EMBOJ、 6307−311.。
の複製に必要のない領域を削除したcDNAから合成し
たRNAも、細胞中で複製能を有することが知られてい
る。たとえば削除し得る領域として、TMVのコートタ
ンパク質をコードする領域、あるいは30にタンパク質
をコードする領域(Takamatsu et al、
(1987) EMBOJ、 6307−311.。
Meshi et al、(1987) EMBOJ、
62557−2563.)、さらには、BMVのRN
A3にコードされている領域(French and
Ahlquist J、Virol、(1987) 6
11457−1465.)などがあげられる。このよう
なcDNAから合成されたRNAは、ウィルスの複製様
式によって複製し、その過程で複製に必要なタンパク質
をも増産し得るので、植物染色体に導入し発現させる際
も、単に植物プロモーターに連結するよりもはるかに該
タンパク質を多量に発現することができる。(具体例と
しては、TMVゲノムRNAのコートタンパク質をコー
ドする領域を削除したRNAに対するcDNAを挙げる
ことができる。) ウィルスの複製のためには、転写さ
れたRNAの5゛末端の構造が、本来のウィルスのもの
となるべく同じであることが必要である(Ahlqui
stand Janda (1984) Mo1.Ce
11.Biol、 42876−2882)。
62557−2563.)、さらには、BMVのRN
A3にコードされている領域(French and
Ahlquist J、Virol、(1987) 6
11457−1465.)などがあげられる。このよう
なcDNAから合成されたRNAは、ウィルスの複製様
式によって複製し、その過程で複製に必要なタンパク質
をも増産し得るので、植物染色体に導入し発現させる際
も、単に植物プロモーターに連結するよりもはるかに該
タンパク質を多量に発現することができる。(具体例と
しては、TMVゲノムRNAのコートタンパク質をコー
ドする領域を削除したRNAに対するcDNAを挙げる
ことができる。) ウィルスの複製のためには、転写さ
れたRNAの5゛末端の構造が、本来のウィルスのもの
となるべく同じであることが必要である(Ahlqui
stand Janda (1984) Mo1.Ce
11.Biol、 42876−2882)。
このような目的を達成するための植物プロモータ、ある
いは、プロモーターとcDNAを連結する方法は、すで
に発表されており (Yamaya et al。
いは、プロモーターとcDNAを連結する方法は、すで
に発表されており (Yamaya et al。
(198B) Mol Gen Genet 211
520−525゜、特開平0180281号)、このよ
うな方法で、上記のc DNAを植物染色体に導入し、
該タンパク質を発現し得る。
520−525゜、特開平0180281号)、このよ
うな方法で、上記のc DNAを植物染色体に導入し、
該タンパク質を発現し得る。
3)本発明における植物体および植物細胞本発明におけ
る植物細胞および植物体は、外来遺伝子を含むベクター
を導入するための宿主となるものであり、具体的には、
ウィルスの複製に関与するタンパク質をコードしている
ゲノム領域に対するcDNAを、染色体に組み込むこと
により該タンパク質が発現しているものである。その際
、ウィルスの複製様式を利用して、該タンパク質が増産
するようにした方が、効果が大きいことは上記2)で述
べたとおりである。
る植物細胞および植物体は、外来遺伝子を含むベクター
を導入するための宿主となるものであり、具体的には、
ウィルスの複製に関与するタンパク質をコードしている
ゲノム領域に対するcDNAを、染色体に組み込むこと
により該タンパク質が発現しているものである。その際
、ウィルスの複製様式を利用して、該タンパク質が増産
するようにした方が、効果が大きいことは上記2)で述
べたとおりである。
本発明で使用するベクターはウィルスの複製機構を利用
し増幅させる系であるため、本発明において用いる植物
体および植物細胞は用いるウィルスの宿主範囲を考慮す
る必要がある。即ち、本発明で用いる植物が用いるウィ
ルスの宿主となっている必要がある。しかし、従来ウィ
ルスの感染しない、非宿主とされている植物でも、その
原因が−次感染細胞から周囲の細胞へのウィルスの転移
の阻害によるものであって、個々の細胞中では、該ウィ
ルスは増殖できるものが知られている(Proz an
d Bruening (1986) Ann、 R
ev、 Phytopathol。
し増幅させる系であるため、本発明において用いる植物
体および植物細胞は用いるウィルスの宿主範囲を考慮す
る必要がある。即ち、本発明で用いる植物が用いるウィ
ルスの宿主となっている必要がある。しかし、従来ウィ
ルスの感染しない、非宿主とされている植物でも、その
原因が−次感染細胞から周囲の細胞へのウィルスの転移
の阻害によるものであって、個々の細胞中では、該ウィ
ルスは増殖できるものが知られている(Proz an
d Bruening (1986) Ann、 R
ev、 Phytopathol。
24、355−381)。このような場合、非宿主植物
においても本発明方法を適用することが可能である。
においても本発明方法を適用することが可能である。
なぜなら、本発明では、ウィルスの複製に関与するタン
パク質をコードする遺伝子が植物の染色体に組み込まれ
ているため、全ての細胞で発現しており、全ての細胞で
ウィルスの複製能力を持っているためである。
パク質をコードする遺伝子が植物の染色体に組み込まれ
ているため、全ての細胞で発現しており、全ての細胞で
ウィルスの複製能力を持っているためである。
4)cDNAの植物染色体への導入および再分化2)で
述べたような植物プロモーターを連結したcDNAを、
植物染色体に組み込むためには、すでによ(知られた種
々の方法を採ることができる。たとえば、アグロバクテ
リウム・ツメファシェンスのTiプラスミドを利用する
ことができる。
述べたような植物プロモーターを連結したcDNAを、
植物染色体に組み込むためには、すでによ(知られた種
々の方法を採ることができる。たとえば、アグロバクテ
リウム・ツメファシェンスのTiプラスミドを利用する
ことができる。
これは、該cDNAを、中間ベクターと呼ばれるプラス
ミドに組み込んで、Tiプラスミドベクターを持つアグ
ロバクテリウムに導入し、ついでこのアグロバクテリウ
ムを感染させることにより、該cDNAを植物染色体に
組み込む方法(Zambryskiet al、(19
84)in″Genetic Enginieerin
g Pr1ncipies and Methods
volume 6 (Setlow and Ho1l
aender eds、)”、pp、253−278.
Plenum、特開昭59−140885号)である
。アグロバクテリウムを植物に感染させる方法について
は、種々の方法を採用することができるがcDNAを組
み込んだ植物体を再生させようとする場合に比較的容易
な方法として、植物の葉片をアグロバクテリウムの菌液
に浸す方法(Horsch et al、 (1985
) Bio/Technology 3637642、
)をあげることができる。菌液に浸した葉片を、不定芽
発生を誘導するようにホルモン濃度を調製した培地上に
置床して、カルス形成と不定芽発生を行わせる。得られ
た不定芽を切取り、ホルモンを含まない培地上に移して
、発根させることにより、形質転換植物を得ることがで
きる。植物体を再生する必要のない場合は、アグロバク
テリウム・ツメファシェンスの菌液に浸した葉片をその
ホルモン組成をカルス誘導条件に調整した培地に置床す
ることにより形質転換したカルスを得ることができる。
ミドに組み込んで、Tiプラスミドベクターを持つアグ
ロバクテリウムに導入し、ついでこのアグロバクテリウ
ムを感染させることにより、該cDNAを植物染色体に
組み込む方法(Zambryskiet al、(19
84)in″Genetic Enginieerin
g Pr1ncipies and Methods
volume 6 (Setlow and Ho1l
aender eds、)”、pp、253−278.
Plenum、特開昭59−140885号)である
。アグロバクテリウムを植物に感染させる方法について
は、種々の方法を採用することができるがcDNAを組
み込んだ植物体を再生させようとする場合に比較的容易
な方法として、植物の葉片をアグロバクテリウムの菌液
に浸す方法(Horsch et al、 (1985
) Bio/Technology 3637642、
)をあげることができる。菌液に浸した葉片を、不定芽
発生を誘導するようにホルモン濃度を調製した培地上に
置床して、カルス形成と不定芽発生を行わせる。得られ
た不定芽を切取り、ホルモンを含まない培地上に移して
、発根させることにより、形質転換植物を得ることがで
きる。植物体を再生する必要のない場合は、アグロバク
テリウム・ツメファシェンスの菌液に浸した葉片をその
ホルモン組成をカルス誘導条件に調整した培地に置床す
ることにより形質転換したカルスを得ることができる。
このcDNAを植物細胞の染色体に組み込むための別の
方法としては、植物細胞をプロトプラスト化した後、化
学的あるいは物理的な処理を施して、直接、該cDNA
をプロトプラストに導入する方法があげられる。そのよ
うな処理を例示するならば、リン酸カルシュウムとポリ
エチレングリコールで処理する方法(Krenzu e
t al、 (1985)Nature 29672−
74゜Paszkowski et al、(2984
)EMBOJ、 32717−2722.)、電気パル
スを与える方法(エレクトロポレーション)(Lang
ridge et al。
方法としては、植物細胞をプロトプラスト化した後、化
学的あるいは物理的な処理を施して、直接、該cDNA
をプロトプラストに導入する方法があげられる。そのよ
うな処理を例示するならば、リン酸カルシュウムとポリ
エチレングリコールで処理する方法(Krenzu e
t al、 (1985)Nature 29672−
74゜Paszkowski et al、(2984
)EMBOJ、 32717−2722.)、電気パル
スを与える方法(エレクトロポレーション)(Lang
ridge et al。
(1986) PlantCell Rep、 435
5−359..0kada et al。
5−359..0kada et al。
(1986) Plant Ce1l Physiol
、 27619−626.)などをあげることができる
。
、 27619−626.)などをあげることができる
。
なお、植物細胞を植物体に再分化させる技術は、一般に
知られている。この技術は、植物を適当な培地で培養す
ることからなるが、具体的な条件は、植物によって異な
るので、それぞれの植物に応じて適した条件を設定する
ことになる。
知られている。この技術は、植物を適当な培地で培養す
ることからなるが、具体的な条件は、植物によって異な
るので、それぞれの植物に応じて適した条件を設定する
ことになる。
5)ベクターの構成
本発明に用いるベクターは、3)で述べた植物細胞、又
は植物体に導入したとき細胞内で発現している植物ウィ
ルスの複製に関与するタンパク質によって認識され、か
つウィルスの複製様式によって複製され、その結果増幅
されるような構成を有するものである必要がある。その
ために、基本的にはウィルスゲノムの構造を有するcD
NAから転写されたRNAであることが望ましい。しか
し、ウィルスゲノムの中でイ)ウィルスの複製に必要の
ない領域や、口)ウィルスの複製に必要な領域であって
も3)で述べた植物体あるいは細胞中で発現しているタ
ンパク質により、補充できるような領域は削除できる。
は植物体に導入したとき細胞内で発現している植物ウィ
ルスの複製に関与するタンパク質によって認識され、か
つウィルスの複製様式によって複製され、その結果増幅
されるような構成を有するものである必要がある。その
ために、基本的にはウィルスゲノムの構造を有するcD
NAから転写されたRNAであることが望ましい。しか
し、ウィルスゲノムの中でイ)ウィルスの複製に必要の
ない領域や、口)ウィルスの複製に必要な領域であって
も3)で述べた植物体あるいは細胞中で発現しているタ
ンパク質により、補充できるような領域は削除できる。
具体的には、上記イ)に相当する領域はさきに述べた通
りであり、例えば、TMVのコートタンパク質をコード
する領域、あるいは30にタンパク質をコードする領域
、BM■のRNA3にコードされている領域などであり
、上記口)に相当する領域は、植物染色体に組み込んだ
cDNAの領域の全部、あるいは大部分の領域である。
りであり、例えば、TMVのコートタンパク質をコード
する領域、あるいは30にタンパク質をコードする領域
、BM■のRNA3にコードされている領域などであり
、上記口)に相当する領域は、植物染色体に組み込んだ
cDNAの領域の全部、あるいは大部分の領域である。
一方、ウィルスゲノムの5°非翻訳領域や、3゛非翻訳
領域の中にも、ウィルスの複製に不可欠な領域があるこ
とが知られている。例えば、TMVの5′末端の25番
目の塩基から、翻訳開始コドンの直前までの47塩基を
欠失させると、複製能は失われてしまうことが知られて
いる(第11回日本分子生物学会年会講演集、p296
)。また、TMVの5′非翻訳領域の中に存在するp
seudoknot構造を完全に失うと増殖能を失うが
、少なくとも3”末端側の1つのpseudoknot
構造と、その下流に存在するtRNA様の構造が存在す
ればウィルスは増殖することができる(第10回日本分
子生物学会年会講演集、p124)。少なくとも上記し
た領域はベクターの中に残しておく必要がある。
領域の中にも、ウィルスの複製に不可欠な領域があるこ
とが知られている。例えば、TMVの5′末端の25番
目の塩基から、翻訳開始コドンの直前までの47塩基を
欠失させると、複製能は失われてしまうことが知られて
いる(第11回日本分子生物学会年会講演集、p296
)。また、TMVの5′非翻訳領域の中に存在するp
seudoknot構造を完全に失うと増殖能を失うが
、少なくとも3”末端側の1つのpseudoknot
構造と、その下流に存在するtRNA様の構造が存在す
ればウィルスは増殖することができる(第10回日本分
子生物学会年会講演集、p124)。少なくとも上記し
た領域はベクターの中に残しておく必要がある。
本発明におけるベクターにおいては、ウィルスの複製様
式によって外来遺伝子が発現されるため、外来遺伝子を
挿入する場所は、従来知られているコートタンパク質等
のサブゲノムRNAをコードしている領域と置換しても
充分に機能するが(Tak−amatsu et al
、 (1987) EMBOJ、 6307−311)
、ゲノムのRNAに相当する領域の大部分が削除し得
るため、直接ゲノムのRNAから翻訳させるような構造
にすることもできる。直接ゲノムのRNAから翻訳させ
る際には、所望の外来遺伝子の翻訳開始コドンの上流に
翻訳開始コドンが存在しないことが少な(とも必要であ
る。以上のような構成は、実際にはウィルスゲノムに対
するcDNAを用いて操作され、上記のような外来遺伝
子を挿入したキメラDNA (以後キメラDNA)から
転写されたRNAが、本発明の組換えベクターに相当す
る。
式によって外来遺伝子が発現されるため、外来遺伝子を
挿入する場所は、従来知られているコートタンパク質等
のサブゲノムRNAをコードしている領域と置換しても
充分に機能するが(Tak−amatsu et al
、 (1987) EMBOJ、 6307−311)
、ゲノムのRNAに相当する領域の大部分が削除し得
るため、直接ゲノムのRNAから翻訳させるような構造
にすることもできる。直接ゲノムのRNAから翻訳させ
る際には、所望の外来遺伝子の翻訳開始コドンの上流に
翻訳開始コドンが存在しないことが少な(とも必要であ
る。以上のような構成は、実際にはウィルスゲノムに対
するcDNAを用いて操作され、上記のような外来遺伝
子を挿入したキメラDNA (以後キメラDNA)から
転写されたRNAが、本発明の組換えベクターに相当す
る。
導入する外来遺伝子については特に制限はないが、例示
するならば、甘味料、医薬物質等の有用物質をコードし
ている遺伝子や、耐冷性、耐暑性、多収性、除草剤耐性
などの植物の形質を改善させるような遺伝子等があげら
れる。
するならば、甘味料、医薬物質等の有用物質をコードし
ている遺伝子や、耐冷性、耐暑性、多収性、除草剤耐性
などの植物の形質を改善させるような遺伝子等があげら
れる。
上記のキメラDNAを、上記3)で述べた植物細胞、又
は植物体で発現させるためには、該キメラDNAから合
成したRNAを導入する方法と、該キメラDNAを植物
染色体に組み込み、植物内で転写させる方法が用いられ
る。合成RNAを導入する方法においては、該キメラD
NAをRNA転写ベクターに挿入することが必要である
。このRNA転写ベクターは、RNAポリメラーゼによ
るRNA合成を行うためのプロモーターを持ち、プロモ
ーターの転写開始点の直後にDNAの挿入部位があり、
挿入されたDNAのすぐ下流に制限酵素切断部位(例え
ば、Mlu I )が位置するような構造を有すること
が望ましい。なぜなら、先に述べたように、転写された
RNAの5゛末端と3゛末端が、キメラDNAのものと
、なるべく同じになるような構成になることが必要であ
り、そのようなRNAは、上記のベクターを3゛末端に
ある制限酵素切断部位で切断し線状化した後、RNAの
合成を行うことにより実施できる。このようなベクター
は、公知のものである (特開昭61−5779号。
は植物体で発現させるためには、該キメラDNAから合
成したRNAを導入する方法と、該キメラDNAを植物
染色体に組み込み、植物内で転写させる方法が用いられ
る。合成RNAを導入する方法においては、該キメラD
NAをRNA転写ベクターに挿入することが必要である
。このRNA転写ベクターは、RNAポリメラーゼによ
るRNA合成を行うためのプロモーターを持ち、プロモ
ーターの転写開始点の直後にDNAの挿入部位があり、
挿入されたDNAのすぐ下流に制限酵素切断部位(例え
ば、Mlu I )が位置するような構造を有すること
が望ましい。なぜなら、先に述べたように、転写された
RNAの5゛末端と3゛末端が、キメラDNAのものと
、なるべく同じになるような構成になることが必要であ
り、そのようなRNAは、上記のベクターを3゛末端に
ある制限酵素切断部位で切断し線状化した後、RNAの
合成を行うことにより実施できる。このようなベクター
は、公知のものである (特開昭61−5779号。
Ahlquist and Janda (1984)
Mo1.Ce11.Biol、 42876−288
2.)。また、上記該キメラDNAを植物染色体に組み
込む方法においては、上記2)で述べたような、植物プ
ロモーターを必要とする。
Mo1.Ce11.Biol、 42876−288
2.)。また、上記該キメラDNAを植物染色体に組み
込む方法においては、上記2)で述べたような、植物プ
ロモーターを必要とする。
6)組み換えベクターの植物体または植物細胞への導入
法 上記キメラDNAから合成した組み換えRNAベクター
は、上記4)で述べた化学的あるいは物理的処理を施し
て上記3)で述べた細胞より調整した、プロトプラスト
に導入することができる。
法 上記キメラDNAから合成した組み換えRNAベクター
は、上記4)で述べた化学的あるいは物理的処理を施し
て上記3)で述べた細胞より調整した、プロトプラスト
に導入することができる。
また、上記3)で述べた植物体に直接接種することによ
っても目的を達成することができる。上記5)で述べた
該キメラDNAを植物染色体に組み込むような構成のベ
クターは、上記4)で述べた方法で植物の染色体へ組み
込むことによって目的を達成することができる。さらに
、上記4)で述べた方法で、染色体に組み込んだ植物体
と、上記3)で述べた植物体を交配し、その次世代の植
物体あるいは植物細胞を取ることによっても、目的を達
成することができる。
っても目的を達成することができる。上記5)で述べた
該キメラDNAを植物染色体に組み込むような構成のベ
クターは、上記4)で述べた方法で植物の染色体へ組み
込むことによって目的を達成することができる。さらに
、上記4)で述べた方法で、染色体に組み込んだ植物体
と、上記3)で述べた植物体を交配し、その次世代の植
物体あるいは植物細胞を取ることによっても、目的を達
成することができる。
以下の実施例において本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
以下の実施例では、ウィルスとしてTMVを、また植物
としてはタバコを用いたものである。
としてはタバコを用いたものである。
また、TMVcDNAは、常法(Ohno et al
、(1984) J、 Biochem、 96.19
15−1923)にしたがって作成したトマト系TMV
の野生型TMV−り株のRNAに対するもの(以下、T
MV −LcDNAと記す)を用いている。
、(1984) J、 Biochem、 96.19
15−1923)にしたがって作成したトマト系TMV
の野生型TMV−り株のRNAに対するもの(以下、T
MV −LcDNAと記す)を用いている。
実施例I
TMVの複製に関与するタンパク質(130K及び18
0にタンパク質)の、タバコでの発現。
0にタンパク質)の、タバコでの発現。
1)pOKLDcの作成
第1図で示すように、カリフラワーモザイクウィルス3
5Sプロモーター(図中Caで示す)に、転写開始点が
ウィルス本来のものと一致するようにTMV−LcDN
Aが連結され、かつアグロバクテリウムツメファシェン
スによる植物染色体への遺伝子組み込みのための、中間
ベクターとして機能する既知のプラスミド、p OK
L 4 (Yamaya etal、(1988) M
ol Gen Genet 211,520−525)
と、TMV−LcDNAのコートタンパク質領域を削除
したプラスミド、p L D C329(Takama
tsu etal、 EMBOJ、(1987) 6,
307−11)を、制限酵素KpnI(宝酒造■製)と
Mlul(宝酒造■製)で完全消化し、pOKL4から
は、植物プロモーターとTMV−LcDNAの5゛領域
を含む12kbpの断片と、pLDcs29からは、コ
ートタンパク質の削除された、TMV−LcDNAの3
゛領域を含む約1.5kpbの断片を電気泳動により分
離し抽出した。
5Sプロモーター(図中Caで示す)に、転写開始点が
ウィルス本来のものと一致するようにTMV−LcDN
Aが連結され、かつアグロバクテリウムツメファシェン
スによる植物染色体への遺伝子組み込みのための、中間
ベクターとして機能する既知のプラスミド、p OK
L 4 (Yamaya etal、(1988) M
ol Gen Genet 211,520−525)
と、TMV−LcDNAのコートタンパク質領域を削除
したプラスミド、p L D C329(Takama
tsu etal、 EMBOJ、(1987) 6,
307−11)を、制限酵素KpnI(宝酒造■製)と
Mlul(宝酒造■製)で完全消化し、pOKL4から
は、植物プロモーターとTMV−LcDNAの5゛領域
を含む12kbpの断片と、pLDcs29からは、コ
ートタンパク質の削除された、TMV−LcDNAの3
゛領域を含む約1.5kpbの断片を電気泳動により分
離し抽出した。
この両断片を混合し、T4DNAリガーゼにより連結し
、これを大腸菌HBIOI(宝酒造■製)に形質転換す
ることにより、中間ベクターpOKLDCを得た。
、これを大腸菌HBIOI(宝酒造■製)に形質転換す
ることにより、中間ベクターpOKLDCを得た。
2)タバコ細胞への導入および再分化
Van Haute et al、 (EMBO−J、
2,411−417.(1983)]の方法により、p
OKLDcを、接合によりアグロバクテリウムに移し、
TiプラスミドベクターとpOKLDcのコインテグレ
ートをつくらせた。
2,411−417.(1983)]の方法により、p
OKLDcを、接合によりアグロバクテリウムに移し、
TiプラスミドベクターとpOKLDcのコインテグレ
ートをつくらせた。
すなわち、pOKLDcを持つ大腸菌HBIOIと、ヘ
ルパープラスミドをもつ大腸菌GJ23株との培養液を
等量ずつ抗生物質の入っていない培地上に加え、37°
C2時間保ったのち、アンピシリンとテトラサイクリン
の入った培地上にまき、pOKLDCとヘルパープラス
ミドの双方をもつ大腸菌を選抜した。次に、この大腸菌
の培養液と、改変Tiプラスミドベクター1) G V
3850(Zambrysky et al。
ルパープラスミドをもつ大腸菌GJ23株との培養液を
等量ずつ抗生物質の入っていない培地上に加え、37°
C2時間保ったのち、アンピシリンとテトラサイクリン
の入った培地上にまき、pOKLDCとヘルパープラス
ミドの双方をもつ大腸菌を選抜した。次に、この大腸菌
の培養液と、改変Tiプラスミドベクター1) G V
3850(Zambrysky et al。
(1983) EMBOJ、 22143−2150)
を持つアグロバクテリウム・ツメファシェンスC58C
I Pr1f’株の培養液とを、等量ずつ混合し、抗生
物質の人っていない培地に加え、37°C2時間、つい
で28°Cに一夜保った後、リファンピシンとカナマイ
シンを含む培地上にまき、pGV3850とpOKLD
cのコインテグレートを持つアグロバクテリウムを選抜
した。
を持つアグロバクテリウム・ツメファシェンスC58C
I Pr1f’株の培養液とを、等量ずつ混合し、抗生
物質の人っていない培地に加え、37°C2時間、つい
で28°Cに一夜保った後、リファンピシンとカナマイ
シンを含む培地上にまき、pGV3850とpOKLD
cのコインテグレートを持つアグロバクテリウムを選抜
した。
タバコへの導入には、リーフディスク法(llousc
het al、(1985) Bio/Technol
ogy 3.637−642) )を用いた。タバコ
(サムスン)の葉を直径8薗の円形に打ち抜き、これを
pGV3850とp 0KLDCのコインテグレートを
持つアグロバクテリウム・ツメファシェンスの培養液に
浸した。数分後に弓き上げ、抗生物質を含まないMS培
地(フローラボラトリー社製)上に48時間置いた後、
カナマイシンを含むMS培地(フローラボラトリー社製
)上に置いて25°Cに保った。カナマイシンの添加は
、形質転換植物細胞を選抜するためである。3−4週間
後、葉片の周辺部にカルスが形成され、不定芽が誘導さ
れた。この不定芽を切取り、ホルモンを含まないMS培
地に移して、上記と同じ条件に保った。約2週間後に発
根した植物体を、形質転換植物体とした。
het al、(1985) Bio/Technol
ogy 3.637−642) )を用いた。タバコ
(サムスン)の葉を直径8薗の円形に打ち抜き、これを
pGV3850とp 0KLDCのコインテグレートを
持つアグロバクテリウム・ツメファシェンスの培養液に
浸した。数分後に弓き上げ、抗生物質を含まないMS培
地(フローラボラトリー社製)上に48時間置いた後、
カナマイシンを含むMS培地(フローラボラトリー社製
)上に置いて25°Cに保った。カナマイシンの添加は
、形質転換植物細胞を選抜するためである。3−4週間
後、葉片の周辺部にカルスが形成され、不定芽が誘導さ
れた。この不定芽を切取り、ホルモンを含まないMS培
地に移して、上記と同じ条件に保った。約2週間後に発
根した植物体を、形質転換植物体とした。
3)LDC−RNAのタバコ細胞中の複製上記の形質転
換植物の葉から、常法によりトータルRNAを抽出した
。このRNA 1μgを、グリオキサールで変性させた
のち、1%アガロースで電気泳動し、ナイロンフィルタ
ーに移した後、TMV−LcDNAをプローブとしてノ
ーザンプロット分析を行った。その結果を第2図に示し
た。
換植物の葉から、常法によりトータルRNAを抽出した
。このRNA 1μgを、グリオキサールで変性させた
のち、1%アガロースで電気泳動し、ナイロンフィルタ
ーに移した後、TMV−LcDNAをプローブとしてノ
ーザンプロット分析を行った。その結果を第2図に示し
た。
レーン1−3は、夫々独立の形質転換体より抽出したR
NAであることを示している。またレーン4は、普通の
タバコより抽出したRNAを、また、レーン5は、精製
したTM V −RNAlopgを泳動したものである
。第2図に示したように、染色体に組み込んだLDCに
由来するRNAが生成されている。LDC−RNAの発
現量が、単に353プロモーターから転写されるRNA
と比較して非常に多いことは、転写されたLDC−RN
Aが、細胞中で複製されていることを裏づけでいる。
NAであることを示している。またレーン4は、普通の
タバコより抽出したRNAを、また、レーン5は、精製
したTM V −RNAlopgを泳動したものである
。第2図に示したように、染色体に組み込んだLDCに
由来するRNAが生成されている。LDC−RNAの発
現量が、単に353プロモーターから転写されるRNA
と比較して非常に多いことは、転写されたLDC−RN
Aが、細胞中で複製されていることを裏づけでいる。
4)130K及び180にタンパク質の発現上記の形質
転換植物の葉から、常法により全タンパク質を抽出し、
その20μgをポリアクリルアミド電気泳動し、ニトロ
セルロースフィルターに移した後、抗130にタンパク
質抗体を用いてウェスタンプロット分析を行ったその結
果を、第3図に示す。レーン1.2は、各々独立の形質
転換体、またレーン3は、普通のタバコより抽出したタ
ンパク質を泳動したことを示している。この図は、LD
C−cDNAを組み込んだタバコで、130にタンパク
質が、発現していることを示している。
転換植物の葉から、常法により全タンパク質を抽出し、
その20μgをポリアクリルアミド電気泳動し、ニトロ
セルロースフィルターに移した後、抗130にタンパク
質抗体を用いてウェスタンプロット分析を行ったその結
果を、第3図に示す。レーン1.2は、各々独立の形質
転換体、またレーン3は、普通のタバコより抽出したタ
ンパク質を泳動したことを示している。この図は、LD
C−cDNAを組み込んだタバコで、130にタンパク
質が、発現していることを示している。
又、180にタンパク質は、130にタンパク質のり一
ドスルー産物であり、130にタンパク質が発現された
ことから、180にタンパク質も発現されていると考え
られる。
ドスルー産物であり、130にタンパク質が発現された
ことから、180にタンパク質も発現されていると考え
られる。
実施例2
ベクターの構築と上記形質転換クハコ細胞中での複製と
発現 1)pLFLDRシリーズの作成。
発現 1)pLFLDRシリーズの作成。
作成の一連の過程と、その構成を、第4図に示した。
ア)pLFLDR21の作成。(「第4図(a)参照」
)既に知られている、RNA合成用のベクターにTMV
の全長に対するc DNAを、RNAポリメラーゼによ
り、RNA合成を行うためのプロモーター(図中Prr
lで示す。)の下流に、5゛末端がTMVのものと同じ
くなるように連結し、かつ3゛末端に制限酵素Mlul
の切断部位をもつような構造で組み込んだTMV−RN
A合成用のベクターpL F W 3 (Meshi
et al、 (1988) Proc、 Natl、
Acad。
)既に知られている、RNA合成用のベクターにTMV
の全長に対するc DNAを、RNAポリメラーゼによ
り、RNA合成を行うためのプロモーター(図中Prr
lで示す。)の下流に、5゛末端がTMVのものと同じ
くなるように連結し、かつ3゛末端に制限酵素Mlul
の切断部位をもつような構造で組み込んだTMV−RN
A合成用のベクターpL F W 3 (Meshi
et al、 (1988) Proc、 Natl、
Acad。
Sci、([ISA、 835043−5047.)5
μgを、制限酵素Stu I (宝酒造株製)で完全消
化し、プロモーターTMV−LcDNAの5°領域さら
に3゛領域を含む約4.7kbpの断片を抽出し、T4
リガーゼ(全酒造■製)により連結し、大腸菌HBIO
I(全酒造■製)に形質転換し、プラスミドpLFLD
R21を作成した。
μgを、制限酵素Stu I (宝酒造株製)で完全消
化し、プロモーターTMV−LcDNAの5°領域さら
に3゛領域を含む約4.7kbpの断片を抽出し、T4
リガーゼ(全酒造■製)により連結し、大腸菌HBIO
I(全酒造■製)に形質転換し、プラスミドpLFLD
R21を作成した。
イ)pLFLDR22の作成。(「第4図(b)参照J
)上記のpLFW3 (5μg)を制限酵素Stu
IとMlu Iで完全消化して得たプロモーターとベク
ターの部分を含む約3.7kbpの断片と、pLFW3
をKpn IとMlu Iで完全消化して得たTMV−
LcDNAの3゛領域を含む断片とを、それぞれ電気泳
動にかけて分離し抽出した。また、pUc19をHin
dlll (全酒造■製)で切断し得られる断片をDN
Aポリメラーゼのクレノーフラグメント(全酒造■製)
により平滑末端にした後、Kpn Iで完全消化し、電
気泳動にかけてリンカ−サイトの部分を分離し抽出した
。これら3つのフラグメントを混合し、T4リガーゼに
より結合させ、大腸菌HB 101に形質転換すること
によってプラスミドPLFLDR22を作成した。
)上記のpLFW3 (5μg)を制限酵素Stu
IとMlu Iで完全消化して得たプロモーターとベク
ターの部分を含む約3.7kbpの断片と、pLFW3
をKpn IとMlu Iで完全消化して得たTMV−
LcDNAの3゛領域を含む断片とを、それぞれ電気泳
動にかけて分離し抽出した。また、pUc19をHin
dlll (全酒造■製)で切断し得られる断片をDN
Aポリメラーゼのクレノーフラグメント(全酒造■製)
により平滑末端にした後、Kpn Iで完全消化し、電
気泳動にかけてリンカ−サイトの部分を分離し抽出した
。これら3つのフラグメントを混合し、T4リガーゼに
より結合させ、大腸菌HB 101に形質転換すること
によってプラスミドPLFLDR22を作成した。
つ)pLFLDR23の作成。(「第4図(a)参照」
)上記のpLFW3(5μg)を、制限酵素Bglで完
全消化した後、電気泳動により、プロモーターTMV−
LcDNAの5′領域さらに3゛領域を含む約7.8k
bρの断片を抽出しT4リガーゼにより連結し、大腸菌
HBIOIに形質転換することによりプラスミドpLF
LDR23を作成した。
)上記のpLFW3(5μg)を、制限酵素Bglで完
全消化した後、電気泳動により、プロモーターTMV−
LcDNAの5′領域さらに3゛領域を含む約7.8k
bρの断片を抽出しT4リガーゼにより連結し、大腸菌
HBIOIに形質転換することによりプラスミドpLF
LDR23を作成した。
2)pLFLDRシリーズのRNAの合成pLFLDR
のプラスミド(pLFLDR21,22,又は23)
10μgを、制限酵素旧ulで完全消化した後、既知の
方法(Meshi et al、(1988)Proc
、Natl、Acad。
のプラスミド(pLFLDR21,22,又は23)
10μgを、制限酵素旧ulで完全消化した後、既知の
方法(Meshi et al、(1988)Proc
、Natl、Acad。
USA、7,83.5043−5047)により、m
7 GpppGの存在下で大腸菌由来のRNAポリメラ
ーゼ(ファルマシア社製)で処理してRNAの5゛末端
にキャンプ構造を持つRNA約0.3μgを合成した。
7 GpppGの存在下で大腸菌由来のRNAポリメラ
ーゼ(ファルマシア社製)で処理してRNAの5゛末端
にキャンプ構造を持つRNA約0.3μgを合成した。
3)合成したRNAの植物細胞への導入上記の130K
及び180にタンパク質が発現している形質転換植物の
葉を、セルラーゼオノズヵR101,4% マセロザイ
ムR−100,4%0.4M シュークo−ス(pH5
,5)の液中で、25°C−晩保温することにより、プ
ロトプラストを調製した。このプロトプラストを、Ca
C1z 2.75%MES 0.05%で洗浄後、0.
5Mマンニトール5mM MB270mMにC1に懸濁
した。このプロトプラス) 5 XIO’個に、上記2
)で合成したRNAを混合して、既成のエレクトロポレ
ーションの方法(Okada et al、(1986
)Plant Ce1l Physiol、 27,6
19−626)により、RNAを細胞中に導入した。R
NAを導入した細胞は、NT培地に懸濁し、25°Cで
、−日培養した。
及び180にタンパク質が発現している形質転換植物の
葉を、セルラーゼオノズヵR101,4% マセロザイ
ムR−100,4%0.4M シュークo−ス(pH5
,5)の液中で、25°C−晩保温することにより、プ
ロトプラストを調製した。このプロトプラストを、Ca
C1z 2.75%MES 0.05%で洗浄後、0.
5Mマンニトール5mM MB270mMにC1に懸濁
した。このプロトプラス) 5 XIO’個に、上記2
)で合成したRNAを混合して、既成のエレクトロポレ
ーションの方法(Okada et al、(1986
)Plant Ce1l Physiol、 27,6
19−626)により、RNAを細胞中に導入した。R
NAを導入した細胞は、NT培地に懸濁し、25°Cで
、−日培養した。
4)導入したRNAの複製
RNAを導入し、−日培養した上記の細胞より、常法に
より全タンパク質を抽出し、アクリルアミド電気泳動後
、ニトロセルロースフィルターに移し、抗コートタンパ
ク質抗体によってウェスタンプロット分析を行った。結
果を第5図に示す。
より全タンパク質を抽出し、アクリルアミド電気泳動後
、ニトロセルロースフィルターに移し、抗コートタンパ
ク質抗体によってウェスタンプロット分析を行った。結
果を第5図に示す。
第5図においてレーン1は、RNAを導入していない形
質転換細胞より、またレーン2.3.4は、それぞれL
DR23,LDR211LDR22のRNAを上記の細
胞に導入し、その細胞より抽出したタンパク質であるこ
とを示している。また、レーン5は、上記のpLFW3
より合成したRNAを、普通の細胞に導入し、その細胞
より抽出したタンパク質であることを示している。
質転換細胞より、またレーン2.3.4は、それぞれL
DR23,LDR211LDR22のRNAを上記の細
胞に導入し、その細胞より抽出したタンパク質であるこ
とを示している。また、レーン5は、上記のpLFW3
より合成したRNAを、普通の細胞に導入し、その細胞
より抽出したタンパク質であることを示している。
130K及び180にタンパク質の欠如したpLFLD
RシリーズのRNAを、形質転換植物細胞中に導入した
細胞からサブゲノムのRNAより発現されるコートタン
パク質が発現された。このことは、とりもなおさず、こ
の導入したLDRシリーズのRNAが、形質転換細胞中
で発現している130K及び180にタンパク質の働き
によって、ウィルスの複製様式によって増幅されたこと
を示すものである。
RシリーズのRNAを、形質転換植物細胞中に導入した
細胞からサブゲノムのRNAより発現されるコートタン
パク質が発現された。このことは、とりもなおさず、こ
の導入したLDRシリーズのRNAが、形質転換細胞中
で発現している130K及び180にタンパク質の働き
によって、ウィルスの複製様式によって増幅されたこと
を示すものである。
本発明において簡単な遺伝子操作により、植物体または
植物細胞により大量の有用物質を発現、第1図はベクタ
ーpOKLDc構築の図、第2図はLDC形質形質転換
コバ3葉抽出したRNAのノーザンプロット分析の結果
を示す図、第3図はLDC形質形質転換コバ3葉抽出し
たタンパク質の抗130にタンパク質抗体によるウェス
タンプロット分析の結果を示す図、第4図はヘクターP
LFLDRシリーズ作成の一連の過程とその構成を示す
図、第5図はLDCプロトプラストにLDRシリーズR
NAを導入した細胞より抽出したタンパク質の抗コート
タンパク質抗体によるウェスタンプロット分析の結果を
示す図である。
植物細胞により大量の有用物質を発現、第1図はベクタ
ーpOKLDc構築の図、第2図はLDC形質形質転換
コバ3葉抽出したRNAのノーザンプロット分析の結果
を示す図、第3図はLDC形質形質転換コバ3葉抽出し
たタンパク質の抗130にタンパク質抗体によるウェス
タンプロット分析の結果を示す図、第4図はヘクターP
LFLDRシリーズ作成の一連の過程とその構成を示す
図、第5図はLDCプロトプラストにLDRシリーズR
NAを導入した細胞より抽出したタンパク質の抗コート
タンパク質抗体によるウェスタンプロット分析の結果を
示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、イ)植物ウィルスの複製に関与するタンパク質をコ
ードする遺伝子を植物細胞または植物体の染色体に組み
込み、上記タンパク質を発現できる植物細胞または植物
体を作成し、 ロ)上記タンパク質の認識部位を有し、該タンパク質に
より複製されるベクターに、所望の外来遺伝子を挿入し
、組換えベクターを作成し、 ハ)上記組換えベクターを、上記イ)で作成した植物体
及び細胞に導入することを特徴とする植物細胞または植
物体における外来遺伝子の発現方法。 2、組換えベクターが植物ウィルスのゲノムの一部を含
むことを特徴とする請求項1記載の外来遺伝子の発現方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2118528A JPH0416193A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 植物における外来遺伝子発現方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2118528A JPH0416193A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 植物における外来遺伝子発現方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0416193A true JPH0416193A (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=14738834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2118528A Pending JPH0416193A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 植物における外来遺伝子発現方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0416193A (ja) |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP2118528A patent/JPH0416193A/ja active Pending
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