JPH04163150A - 空洞含有ポリエステルフイルム積層体 - Google Patents

空洞含有ポリエステルフイルム積層体

Info

Publication number
JPH04163150A
JPH04163150A JP28950190A JP28950190A JPH04163150A JP H04163150 A JPH04163150 A JP H04163150A JP 28950190 A JP28950190 A JP 28950190A JP 28950190 A JP28950190 A JP 28950190A JP H04163150 A JPH04163150 A JP H04163150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cavity
polyester
acid
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28950190A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuro Kuze
勝朗 久世
Akito Hamano
明人 濱野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP28950190A priority Critical patent/JPH04163150A/ja
Publication of JPH04163150A publication Critical patent/JPH04163150A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フィルム内部に微細な空洞を多量に含有した
隠ぺい性や措画性を有するポリエステルフィルムに関す
る。更に詳しくは、親水性ポリマー、疎水性ポリマーお
よび無機物のいずれにも接着性の良好な空洞含有ポリエ
ステルフィルムに関する。
(従来の技術) 合成樹脂を主原料とした紙代替物である合成紙は、天然
紙に比べて、耐水性、吸湿寸法安定性、表面平滑性、印
刷の光沢性と鮮明性、機械的強度などに優れている。
近年、これらの長所を活かした用途展開が進められてい
る。
合成紙の主原料としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステルなどが用いられているが、この中でも
ポリエチレンテレフタレートを代表とするポリエステル
は、耐熱性が高い点や、腰が強いという点で優れており
、広範な用途展開が可能である。
ポリエステルを主原料とした紙と類似した機能を有する
フィルムを得る方法として、従来(I)微細な空洞をフ
ィルム内部に多量に含有させる方法や通常の平坦なポリ
エステルフィルムを(2−1)サンドブラスト処理や(
2−2)ケミカルエ・2チング処理や(2−3)マット
化処理(マット荊をバインダーとともに積層する方法)
などによって表面を粗面化する方法、などが開示されて
いる。
これらの中で、(I)の微細な空洞をフィルム内部に多
量に含有させる方法には、フィルム自体を軽量化できる
点や適度な柔軟性を付与できて、鮮明な印刷や転写が可
能になるという利点がある。
微細な空洞をフィルム内部に生成させる方法として、従
来、ポリエステルと相溶しない熱可塑性樹脂を押出機で
溶融混練し、ポリエステル中に該ポリマーを微粒子状に
分散させたソートを得て更に該シートを延伸することに
よって微粒子の周囲に空洞を発生させる方法が開示され
ている。
空洞発生のため用いられるポリエステルに相溶しない熱
可塑性樹脂(以下、空洞発現剤と呼ぶ)としては、ポリ
オレフィン系樹脂(たとえば特開昭49−134755
号公報)やポリスチレン系樹脂(たとえば特公昭49−
2016号公報、特公昭54−29550号公報)やボ
リアリレート樹脂(たとえば特公昭58−28097号
公報など多数提案されている。
確かに、該方法は微細な空洞をフィルム内部に発生させ
るには有用な方法であるが、空洞発現剤として用いた熱
可塑性樹脂の熱分解物や熱可塑性樹脂に添加されている
添加剤等により、得られた空洞含有ポリエステルフィル
ムは、印刷、印字などの後加工を行う際、インキやコー
テイング液のはじきやむらが生しるという欠点があった
。またインキやコート剤の接着剤も不十分であるという
欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、前記の欠点、即ち、空洞含有ポリエステルフ
ィルム表面でのインキやコーティング剤などの濡れ不良
、接着不良を改良することによって、印刷や印字、複写
などが鮮明でかつ耐久性のあるラベル、ポスター、印画
紙、記録紙などに好適な基材を提供せんとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 即ち、本発明は、フィルムの見掛は密度が0.40〜1
.30g/cgiである空洞含有ポリエステルフィルム
の少くとも片面に、水溶性樹脂、水乳化性樹脂および水
分散性樹脂の少なくとも一種と、次式(I)で示される
有機硼素高分子化合物およびポリビニルアルコールの複
合体を主成分とする組成物が積層された空洞含有ポリエ
ステルフィルム積層体である。
ここで、Pは10〜1oooo ; qばOまたは1で
あり;qが1のときAは、−(X)、 −(Y)、−(
Z)、−であり、XおよびZは1個の末端エーテル残基
を有し炭素数の合計が100以下の含酸素炭化水素基、
であり、!、mおよびnはそれぞれ独立してOまたは1
である。
本発明でいうポリエステルとはテレフタル酸、イソフタ
ル酸、ナフタレンジカルボン酸のごとき芳香族ジカルボ
ン酸又はそのエステルとエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、I、4−フタンジオール、ネオペンチル
グリコールのごときグリコールとを重縮合させて製造さ
れるポリエステルである。これらのポリエステルは芳香
族ジカルボン酸とグリコールとを直接反応させて製造さ
れるほか、芳香族ジカルボン酸のアルキルエステルとグ
リコールとをエステル交換反応させた後重縮合させるか
、あるいは芳香族ジカルボン酸のジグリコールエステル
を重縮合させる等の方法によって製造される。かかるポ
リエステルの代表例としてはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレートあるいはポリエチレン
−2,6−ナフタレートなどが挙げられる。このポリエ
ステルはホモポリマーであつてもよく、第三成分を共重
合したものであってもよい。いずれにしても本発明にお
いては、エチレンテレフタレート単位、ブチレンテレフ
タレート単位あるいはエチレン−2,6−ナフタレート
単位が70モル%以上、好ましくは80モル%以上、更
に好ましくは90モル%以上であるポリエステルが好ま
しい。
該ポリエステルの重合度は、固有粘度にして0.3〜1
.2のものが好ましい。
本発明においては、上記ポリエステルを用いてフィルム
を製造するが、該フィルムはフィルム内部に微細な空洞
を有する見掛は密度が0.40〜1.30g/ajの範
囲であることが必要であり好ましくは0.6Q 〜1.
25g/c+7の範囲である。密度が1.30g/cd
を越えると空洞含有率が低く、描画性が不良となるので
好ましくない。逆に0.40g/cj未満ではフィルム
の機械的強度が著しく低下するので好ましくない。
フィルム内部に微細な空洞を発現させ、フィルムの見掛
は密度を低下させるには、空洞発現剤としてポリエステ
ルに対して不溶性の熱可塑性樹脂をポリエステルに対し
て配合するのが好適である。
該空洞発現剤としては、上記したポリエステルに不溶性
の熱可塑性樹脂であれば制限なく用いることができるが
、300°C以下で融解するものであり、かつ、押出し
温度において安定性の良好なものが好ましい。
具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチ
ルペンテン等のポリオレフィン系樹脂、アイオノマー樹
脂、EPラバー等の共重合ポリオレフィン樹脂、ポリス
チレン、スチレン−アクリルニトリル共重合体、スチレ
ン−ブタジェン−アクリルニトリル共重合体等のポリス
チレン系樹脂、ボリアリレート樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂等を挙げることがで
きる。これらの中で、ポリオレフィン系樹脂およびポリ
スチレン系樹脂が特に好適である。
本発明において、上記したポリエステルとポリエステル
に不溶性の熱可塑性樹脂との配合は、両樹脂のベレット
を押出し前に混合し押出し機の中で混練してもよいし、
予じめ混練機で混練し押出機より溶融押出ししてもよい
。予しめ混練機で混練する場合は、王者を混練してもよ
いし、王者を、混練しておいて、もう一種の混線は押出
し機の中で行なってもよい。また、ポリエステルの重合
工程で添加して攪拌分散して得たチップを熔融押出して
もよい。該重合体混合物には、用途に応して顔料、着色
剤、耐光剤、螢光剤、帯電防止剤などを添加することも
可能である。
また、炭酸カルシウムのような無機微粒子よりなる空洞
発現剤を併用することも可能である。
こうして得た重合体混合物は、更に速度差をもったロー
ル間での延伸(ロール延伸)やクリンプに把持して拡げ
ていくことによる延伸(テンター延伸)や空気圧によっ
て拡げることによる延伸(インフレーション延伸)など
によって少なくとも1軸に配向処理する。このときに分
散された空洞発現剤と該ポリエステルとの界面ではく離
が起こり重合体混合物に空洞が多数発生する。
該重合体混合物を配向処理する条件も空洞の生成と密接
に関連がある。たとえば最も一般的に行われている逐次
2軸延伸工程を例に挙げると、該重合体混合物の連続シ
ートを長手方向にロール延伸した後に中方向にテンター
延伸する逐次2軸延伸法の場合、延伸条件は空洞発現剤
の種類により異なるが一般にはロール延伸の温度は50
〜140℃、倍率は1.2倍〜5倍が、テンター延伸の
温度は60〜150℃、倍率は1.2〜5倍が好ましい
、更に延伸配向処理した空洞含有フィルムは、130℃
以上好ましくは180℃以上で熱固定処理を行うと高温
での寸法安定性を向上させることができる。
又、−軸方向にのみ配向させた空洞含有フィルムは、収
縮性フィルムや易引裂き性フィルムなどに有用である。
本発明は、配向処理によって空洞を発生させた空洞含有
ポリエステルフィルムに関するものであるので、少なく
とも1軸に配向させることが必要である。
本発明の空洞含有ポリエステルフィルム積層体は、前記
した方法で製造された空洞含有ポリエステルフィルムの
少なくとも片面に、水溶性樹脂、水乳化性樹脂および水
分散性樹脂の少なくとも一種と、次式(+)で示される
有機硼素高分子化合物およびポリビニルアルコールの複
合体とを主成分とする組成物が積層された空洞含有ポリ
エステルフィルム積層体であり、そのことにより上記目
的が達成される: ここで、Pは10〜10000 ; QはOまたは1で
あり;qが1のときAは、−(X)l−(Y)、−(Z
)轟−であり、XおよびZは1個の末端エーテル残基を
有し炭素数の合計が100以下の含酸素炭化水素基、0
0  素基)もしくは であり、i、mおよびnはそれぞれ独立して0または1
である。
本発明の空洞含有ポリエステルフィルム積層体に用いら
れる上記複合体を形成する有機硼素高分子化合物([)
は、次の方法により調製され得る。
(I)  分子末端に2個のグリセリン残基を有する下
記化合物(II)と、ホウ酸、ホウ酸トリエステルもし
くは無水ホウ酸とを反応させる:ここで、qはOまたは
1であり;qが1のときAは、−(X)、−(Y)、−
(Z)、−r アリ、XおよびZは1個の末端エーテル
残基を有し炭素数の合計が100以下の含酸素炭化水素
基、 Yは−0−C−11−C−基(但し、Rは炭素数1〜3
4の炭化水I  ll 00  素基)もしくは −0−C−N−R’−N−C−基(但し、R′は炭素数
2〜13の炭化Ill  Il+ OHHO水素基) であり、!、mおよびnはそれぞれ独立してOまたはl
である。
上記ホウ酸トリエステルとしては、ホウ酸と、炭素数4
以下の低級アルコールとのエステルが利用される。化合
物(■)1モルに対して、ホウ酸およびホウ酸トリエス
テルは1モルの割合で、無水ホウ酸は0.5モルの割合
で反応させる。
(2)  ジ(グリセリン)ボラート、もしくは分子内
にジ(グリセリン)ボラート残基を含み炭素数の合計が
206以下のジオールにエチレンオキシドなどを付加さ
せることによりポリエーテル化反応を行なう。あるいは
、ジ(グリセリン)ボラートもしくは上記ジ(グリセリ
ン)ボラート残基を有するジオールに対して、炭素数3
〜36のジカルボン酸;炭素数4以下の低級アルコール
と上記ジカルボン酸とのエステル;上記ジカルボン酸の
ハライド;もしくは炭素数4〜15のジイソソアナート
を当モル量反応させる。
上記(I)および(2)の調製法において、使用する原
料は2種以上が混合して用いられ得る。例えば、上記(
I[)式の化合物は−(A)、−で示される基の異なる
2種以上の化合物が併用され得る。
このようにして得られる有機硼素高分子化合物としては
、例えば、次の化合物が挙げられる:Pl=100〜1
0000 P2=5〜5000 上記有機硼素高分子化合物(r)とともに複合体を形成
するポリビニルアルコール(PVA )としては、ポリ
酢酸ビニルがら得られる鹸化度70〜100モル%、重
合度100〜3000のPVAが用いられる。
PVAの鹸化度は、好ましくは85モル%以上、重合度
は200以上である。有機硼素高分子化合物(I)とP
VAとの複合体は、両者を溶液もしくは懸濁液の状態で
混合し、必要に応じて加熱することにより形成される。
このときの有機硼素高分子化合物(I)とPVAとの混
合割合は重量比で5:95〜95:5、好ましくは10
 : 90〜50 : 50である。具体的には、例え
ば、PVA水溶液を調製し、これに有機硼素高分子化合
物(I)を攪拌下で滴下しながら加える。このときの反
応温度は20〜100°C1好ましくは50〜80°C
である。形成された複合体の詳細な構造は不明であるが
、例えば、PVA鎖が有機硼素高分子化合物により架橋
されたような構造であると考えられる。
本発明フィルムに使用される組成物に含有され樹脂のう
ち、水溶性樹脂としては、天然高分子化合物、半合成高
分子化合物および合成高分子化合物のいずれもが用いら
れる。天然高分子化合物としては、例えば澱粉類、アル
ギン酸ナトリウム、タンパク質(ゼラチンなど)がある
。半合成高分子化合物としては、例えば、カルボキシセ
ルロースなどのセルロース系樹脂、可溶性澱粉などの澱
粉系樹脂がある。合成高分子化合物としては、例えば、
ポリ(メタ)アクリル酸塩、ポリ(メタ)アクリル酸塩
含有共重合体、ポリエチレンオキシド、および上記ポリ
マーの変成体がある。さらに合成高分子化合物としては
、エチレングリコールやペンタエリスリトールなどの多
価アルコールを用いて調製されるエポキシ樹脂;スルホ
ン酸塩基、ホスフィン酸塩基、アンモニウム塩基などの
親水性基を高含量で含有するアクリル系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂な
どが挙げられる。
水乳化性樹脂および水分散性樹脂の素材としては、ポリ
ブタジェン、ポリ−(スチレン−ブタジェン)、ポリ(
アクリロニトリル−ブタジェン)などのゴム系樹脂;ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンお
よびその共重合体などのビニル系樹脂;アクリル酸、メ
チルメタクリレート、ヒドロキシメチルアクリレート、
スチレン、グリンジルメタクリレート、メチルアクリレ
ート、エチルアクリレートなどを用いて調製されるアク
リル系樹脂;イソフタル酸、アジピン酸、セハチン酸、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、茅オペン
チルグリコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコールなどを用いて調製されるポリエステ
ル系樹脂;および上記グリコール類と、ジイソノアネー
ト類とにより調製されるポリエステル系樹脂などがある
水乳化性樹脂および水分散性樹脂としては、この他にも
、分子内に親水性基を有するため水系溶媒において分散
性を示すか、もしくは分子内に親水性基を有するため分
散助剤を少量加えることにより水系溶媒において分散性
を示す高分子化合物が包含される。上記親水性基として
は、ホスホン酸基、ホスフィン酸基、スルホン酸基、ア
ンモニウム基、カルボキシル基などが挙げられる。この
ような親水性基を有する樹脂としては、ポリエステル、
ポリウレタン、ポリアミド、アクリル系樹脂、エポキシ
系樹脂、ポリオレフィン系樹脂などがある。
上記水乳化性樹脂または水分散性樹脂は、例えば、モノ
マーを乳化した状態で重合させる乳化重合法により有利
に調製される。その他の通常の方法で調製することもも
ちろん可能であり、組成物の場合には、得られたポリマ
ーを界面活性剤や有機溶媒を用いて水に乳化状態で分散
させることにより、後述のフィルム調製に都合よく利用
され得る。
上記水溶性樹脂、水乳化性樹脂および水分散性樹脂とし
て挙げられた樹脂のうち、特にポリエステル、ポリウレ
タンおよびアクリル系樹脂が好ましい、これらについて
、以下に、さらに詳細に記載する。
ポリエステルを構成するカルボン酸成分およびジオール
成分のうち、カルボン酸成分としては、テレフタル酸、
イソフタル酸、オルソフタル酸、1.5−ナフタル酸な
どの芳香族ジカルボン酸;p−オキシ安患香酸、p−(
ヒドロキシエトキシ)安息香酸などの芳香族オキシカル
ボンM;コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ドデカンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸
;フマール酸、マレイン酸、イタコン酸、テトラヒドロ
フタル酸などの不飽和脂肪族ジカルボン酸;ヘキサヒド
ロフタル酸などの脂環族ジカルボン酸;トリメリット酸
、トリメシン酸、ピロメリフト酸などのトリおよびテト
ラカルボン酸などが挙げられる。
ポリエステルを構成するグリコール成分としては、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、1.3−プロ
パンジオール、1.4−ブタンジオール、1.5−ベン
タンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレング
リコール、2,2.4− トリメチル−1,3−ベンタ
ンジオール、1.4−シクロヘキサンジメタツール、ビ
スフェノールへのエチレンオキサイド付加物、ビスフェ
ノールAのプロピレンオキサイド付加物、水素化ビスフ
ェノールへのエチレンオキサイド付加物、水素化ビスフ
ェノール八〇ブロビレンオキサイド付加物、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコールなどのジオール類がある。トリメチ
ロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセリン、
ペンタエリスリトールなどのトリおよびテトラオールを
併用してもよい。上記以外に、比較的高分子量のジオー
ルとしては、ポリエステルポリオールが挙げられ、それ
には、ε−カプロラクトンなどのラクトン類を開環重合
して得られるラクトン系ポリエステルジオール類がある
ポリエステル、および下記のポリウレタン系樹脂、アク
リル系樹脂など、本発明のフィルムに使用される組成物
に含有される樹脂は、上記のように、親水性の基を有し
ていてもよい0例えば、ポリエステルおよびポリウレタ
ン系樹脂に好適な親水性基、および該基を含む化合物を
次に例示する。
(I)  迎4 (Mは水素原子、アルカリ金属、テトラアルキルアンモ
ニウムまたはテトラアルキルスルホニウムを示す) ポリカルボン酸、グリセリン酸、ジメチロールプロピオ
ン酸、N、N−ジェタノールグリシン、ヒドロキシエチ
ルオキシ安息香酸などのオキシカルボン酸;ジアミノプ
ロピオン酸、ジアミノ安息香酸などのアミノカルボン酸
およびその誘導体など。
1R1 (2)  −N  または−N”−R2RZ     
R3 (R1−R8ばそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1
〜8のアルキル基、アリール基、アラルキル基を示す) N−メチルジェタノールアミン、2−メチル−2−ジメ
チルアミノメチル−1,3−プロパツール、2−メチル
−2−ジメチルアミノ−1,3−プロパンジオールなど
の含窒素アルコールおよびその誘導体など。
(R+は上記と同意義を有する) ピコリン酸、ジピコリン酸、アミノピリジン、ジアミノ
ピリジン、ヒドロキシピリジン、ジヒドロキシピリジン
、アミノヒドロキシピリジン、ピリジニルジメタツール
、ピリジニルプロパンジオール、ピリジニルエタノール
などのピリジン環含有化合物およびその誘導体など。
(4)  迦L (Mは上記と同意義を有する) 5−ナトリウムスルホイソフタル酸、スルホイソフタル
酸、ナトリウムスルホコハク酸なとのポリカルボン酸、
およびそれらの誘導体;ナトリウムスルホハイドロキノ
ンおよびそのアルキレンオキサイド付加物;ナトリウム
スルホビスフェノールAおよびそのアルキレンオキサイ
ド付加物など。
(5)■ユヱl氷U 0M+         OM+ R,−P−R−(ml) −3)t lR・−P−R?−(m) −4 R6− R5−0−P=O(II[) −5 0M。
(R,は炭素数3〜10の3価の炭化水素基;RSは炭
素数1〜12のアルキル基、シクロアルキル基、アリー
ル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、シクロアルコキ
シ基またはアリールオキシ基であり[核子り−ル基およ
びアリールオキシ基は、それぞれハロゲン原子、ヒドロ
キシ基、−0Mz (Mzはアルカリ金属を示す)また
はアミノ基で置換されていてもよい」;R6およびR1
は、それぞれ炭素数1〜12のアルキレン基、シクロア
ルキレン基、アリーレン基または式 →(JIzORs
 Hで示される基(R1は炭素数1〜12のアルキレン
基を示し、シクロアルキレン基またはアリーレン基を示
し、rは1〜4である);そして、Mlはアルカリ金属
原子、水素、1価の炭化水素基、またはアミノ基を示す
〕工 ■ −1で六    人 の II    ll Na0 OHKO0H ll    11 Na00HKOOf( ll Na0     Na0 上記カルボン酸成分、グリコール成分および必要に応し
て上記親水性基を有する単量体を用い、通常、溶融重縮
合法により、ポリエステルが調製される。例えば、上記
各成分を直接反応させて水を留去しエステル化するとと
もに、重縮合を行なう直接エステル化法;あるいは上記
ジカルボン酸成分のジメチルエステルとグリコール成分
とを反応させてメチルアルコールを留出しエステル交換
を行わせるとともに重縮合を行なうエステル交換法など
により調製される。溶融重合法の他、溶液重縮合法、界
面重縮合法なども採用され得る。
本発明のフィルムに用いられる組成物に含有される樹脂
のうち、ポリウレタンは、例えば、ポリアルキレングリ
コールなどをポリイソシアネートで鎖延長することによ
り;またはポリエステルポリオール(カルボン酸成分と
グリコール成分とを重縮合させて得られる)をポリイソ
シアネートで鎖延長することにより調製される。
上記ポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレン
グリコール、ポリブチレングリコール、ポリプロピレン
グリコールなどが用いられる。上記ポリエステルポリオ
ールの原料となるカルボン酸成分およびグリコール成分
としては、上記ポリエステル調製の項で挙げたカルボン
酸成分およびグリコール成分がいずれも利用され得る。
上記ポリイソシアネートとしては、2.4− トリレン
ジイソシアネート、2.6−ドリレンジイソシア茅−ト
、p−フェニレンジイソシアネート、ビフェニルメタン
ジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイ
ソシアネート、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ビフ
ェニレンジイソシアネート、2.4−ナフタレンジイソ
シアネート、3.3’−ジメチル−4,4′−ビフェニ
レンジイソシアネート、4.4’−ジフェニレンジイソ
シアネート、4.4’−ジイソシアネート−ジフェニル
エーテル、L5’−ナフタレンジイソシアネート、p−
キシリレンジイソシアネート、m−キシリレンジイソシ
アネート、1.3−ジイソシアネートメチルシクロヘキ
サン、1,4−ジイソシアネートメチルシクロヘキサン
、4,4′−ジイソシアネートシンクロヘキサン、4.
4′−ジイソンアネートシクロヘキノルメタン、イソホ
ロンジイソンアネートなどのジイソシアネート化合物が
ある。これらのポリイソシアネートには、2.4−1−
リレンジイソシアネートの三量体、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートの三量体などのトリイソシアネート化合物
が、全イソシアネート基のうち7モル%以下の割合で含
有されてもよい。
ポリウレタンは、上記各成分を用いて通常の方法により
調製される。ポリエステル調製の項で記載した親水性基
を有する単量体を使用し、これらをポリウレタン主鎖の
中に組み込むことも可能である。
アクリル系樹脂は、アクリル酸もしくはその誘導体、お
よび必要に応してビニル基を有するアクリル酸(誘導体
)以外の単量体を重合させて得られる。使用される単量
体としては、次の化合物が挙げられる。
CH,=C−C−0R,、(TV) −1R,は、Hま
たは炭素数1〜4のアルキル基;R1゜は、炭素数1〜
8のアルキル基である。
R11は、Hまたは炭素数1〜4のアルキル基:R1□
およびR+3は、それぞれ独立してHまたは炭素数1〜
8のアルキル基である。
CHz=C−C−0−R+s    (TV)  3R
I4は、Hまたは炭素数1〜4のアルキル基;R15は
、Hl−(CI+2)、−OH,−(CI(2)、−R
OI6. +(OH2)、−0−1t−R+t  また
は−GHz−CH−GHz基であり;Sおよびtは、そ
れぞれ独立\1 して1〜3の整数;そして、RI6およびR+7はそれ
ぞれ独立して炭素数1〜4のアルキル基でアル。
Lsは、Hまたは炭素数1〜4のアルキル基;R+9お
よびRよ。は、それぞれ独立してcl、−0)1または
炭素数1〜8のアルコキシ基である。
ZI ■ CHCH2=C−3O3(IV) −5−1RZIは、
Hまたは炭素数1〜4のアルキル基;R3は、H,アル
カリ金属または−NH4である。
p、。
R1は、Hまたは炭素数1〜4のアルキル基であり、h
は上記と同意義を有する。
CH,=CH3O3R1ff     (IV) −5
−3R0は、Hまたは炭素数1〜8のアルキル基である
RZ4およびLsは、それぞれ独立してHまたは炭素数
1〜4のアルキル基である。
RZ& CH2=C−COOCH,CH2O−P −01((T
V)−6OH R26は、Hまたは炭素数1〜4のアルキル基である。
これらのうち、(IV)−1式で示される化合物として
は、アクリル酸、メタアクリル酸(以下、アクリル酸お
よび/またはメタクリル酸を(メタ)アクリル酸とする
)、(メタ)アクリル酸の低級アルキルエステル(例え
ば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、アミル、ヘキ
シル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシルエステ
ル)などがある。(IV)−2弐で示される化合物(そ
の類似体を含む)としては、スチレン;低級アルキル基
(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、アミル
、ヘキシル、ヘプチルまたはオクチル基)を有する0、
m、p−モノアルキルスチレン;2.4− (または2
,5−12,6−13,4−13.5−)ジアルキルス
チレンi 2,4.5− (または2,4.6−)  
)リアルキルスチレン; 2.3,4.5−テトラアル
キルスチレン;これらスチレンおよびその誘導体のα−
メチル置換体などがある。(IV)−3式で示される化
合物としては、(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキ
ルエステル、アルコキシアルキルエステル、アルキルア
ルキレングリコールエステル、グリシジルエステルなど
がある。(IV)−4で示される化合物(その類似体を
含む)としては、o−(またはm−1p−)モノクロル
スチレン、2.3− (または2,4−12,5−12
,6−13.4−13.5−)ジクロルスチレン、2,
3.4− (または2,4.5−)  トリクロルスチ
レン、テトラクロルスチレン、ペンタクロルスチレンな
どのハロゲン置換スチレン;2−クロル−5−メチルス
チレン、4−クロル−3−メチルスチレン、p−クロル
メチルスチレンなどのハロゲン−アルキル置換スチレン
;0−(またはm−1p−)ヒドロキシスチレン、0−
(またはm−1p−)メトキシスチレン、o−(または
m−1p−)エトキシスチレン、3−メトキシ−4−ヒ
ドロキソスチレンなどのヒドロキシもしくはアルコキシ
スチレン誘導体などがある。(IV)−5−1〜(IV
)−5−4で示される化合物としては、エチレンスルホ
ン酸、エチレンスルホン酸アルカリ金属塩(例えば、ナ
トリウム塩、カリウム塩);ビニルエチルスルホン、ビ
ニルエチルスルホン、ビニルブチルスルホンなどのビニ
ルアルキルスルホン類;ビニルスルホンアミド、ビニル
スルホンアニリド、ビニルスルホンメチルアニリドなど
のビニルスルホンアミド類;スチレンスルホン酸、スチ
レンスルホン酸アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩
、カリウム塩);モノ(2−メタクリロイロキシエチル
)アシッドホスフェート、モノ(2−アクリロイロキシ
エチル)アシッドホスフェートなどがある。これら(I
V)−1〜(■)=5に挙げられる化合物のうちでも、
特に(メタ)アクリル酸、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)ア
シッドホスフェート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レートなどが好適である。
アクリル系樹脂は、上記単量体を用い、常法により調製
され得る。例えば、上記単量体を水溶性重合開始剤の共
存下で、水性媒体中で反応させる方法(懸濁重合法)に
より調製される。上記重合開始剤としては、硝酸第二セ
リウムアンモニウム、硫酸セリウムアンモニウム、過硫
酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素などが用
いられる。
重合反応は、通常、0〜100°C1好ましくは5〜8
0’Cの範囲で行うのが適当である。0°Cを下まわる
と重合速度が遅< 、100°Cを越えると重合開始剤
が分散し、重合系の安定性が低下するためゲル化しやす
くなる。上記1QWa重合法の他、溶液重合法あるいは
塊状重合法を用いても調製され得る。
本発明に使用される樹脂組成物は、上記水溶性樹脂、水
乳化性樹脂および水分散性樹脂(これらを水性樹脂と総
称する)の少なくとも一種と、上記有機硼素高分子化合
物(I)およびポリビニルアルコールとの複合体とを主
成分とする。水性樹脂と上記複合体との含を割合は、9
515〜5/95(W/W) 、好ましくは80 / 
20〜20/80 (縁/何)である。水性樹脂が5重
量%を下まわると、得られるフィルムと疎水性ポリマー
の接着性がやや悪い。
逆に複合体が5重量%を下まわると、得られるフィルム
と親水性ポリマーとの接着性がやや悪い。
組成物には、さらに必要に応じて、着色剤、静電防止剤
、架橋剤、耐ブロッキング剤、無機または有機素材の粒
子などを用いた滑剤、その他の重合体、紫外線吸収剤、
劣化防止剤などが、得られるフィルムの特性を損なわな
い程度の割合で含有されていてもよい。
上記組成物を、水もしくは水系溶媒に溶解、分散もしく
は乳化させる。これは、例えば、ラテックスに有機硼素
高分子化合物とポリビニルアルコールとの複合体を添加
する方法;樹脂と該複合体とを溶融状態で混練しながら
水もしくは水系溶媒を添加する方法などにより行われ得
る。上記水系溶媒とは、例えば、水の他に50重量%以
下の割合でアルコールII(例工4;L’、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール)
などの有機溶媒を含有する溶媒である。有機溶媒は、組
成物を含む塗工液のヘースフィルムへのコーテイング性
を向上させる目的で、さらに塗工後の乾燥性を向上させ
る目的で添加される。有機溶媒の含有量が50重量%以
下であれば、塗工液が引火もしくは増発する危険がない
。コーテイング性の向上などを目的として、組成物に添
加側として、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、界面活
性剤などを含有させることも推奨される。
本発明の空洞含有ポリエステルフィルム積層体は、該塗
工液を上記した空洞含有ポリエステルフィルムの少なく
とも片面に塗布することにより製造される。
塗布層を設ける方法としては、グラビアコート方式、キ
スコート方式、デイツプ方式、スプレィコート方式、カ
ーテンコート方式、エアーナイフコート方式、ブレード
コート方式、リバースロールコート方式など通常用いら
れている方法が適用できる。塗布する段階としては、配
向処理を行う前の混合重合体物表面に予め塗布する方法
、1軸方向に配向した空洞含有フィルム表面に塗布し、
それを更に直角方向に配向させる方法、配向処理の終了
した空洞含有フィルム表面に塗布する方法などのいづれ
の方法も可能であるが、配向処理を行なう前の混合重合
体物表面に予め塗布する方法および1軸方向に配向した
空洞含有フィルム表面に塗布し、それを更に直角方向に
配向させる方法が特に推奨される。
本発明においては、該塗工液を塗布する場合に、塗布す
る段階をとわずいずれにおいても塗布されるべき表面は
、水の接触角が90’以下に制御することが推奨される
。該制御により、塗工液のはじきがなく均一な塗布がで
き、かつ、塗布層とへ一ス層との間の接着力が強固なも
のになる。もし、水の接触角が90°以上の表面に塗布
した場合は、たとえ塗布面とインキやコーティング剤等
との接着性が良好であっても、該塗布層とベース層との
界面ではく離が起り接着力が低下するので好ましくない
該塗布面の水の接触角の制御は、塗工液を塗布するまで
に、塗布面をコロナ放電処理、紫外線照射処理、プラズ
マ処理、電子線照射処理、火炎処理等の活性エネルギー
処理するとか、ベースフィルムを形成する前記した重合
体混合物にポリアルキレングリコールおよび/またはポ
リアルキレングリコール誘導体等の親水性の重合体を配
合する等の手段により達成される。勿論、これらの方法
を併用する方法も好適である。
なお、塗布層の厚みは、目的のレベルにより異なるが通
常、最終の空洞含有ポリエステルフィルム上の塗布量と
してO,OO’3〜5g/rrf、好ましくは0.01
〜3g/イである。 0.03g/ボを下まわると、得
られたフィルムと、接着を目的とする他の樹脂との接着
性に劣り、5g/n(を上まわると、得られたフィルム
の滑り性および耐ブロッキング性に劣る。
(実施例) 次に本発明の実施例および比較例を示す。
本発明に用いる測定、評価方法を以下に示す。
1) ポリエステルの固有粘度 ポリエステルをフェノール(6重量部)とテトラクロロ
エタン(4重量部)の混合溶媒に溶解し、30’Cで測
定した。
2) ポリスチレン系樹脂中のn−ヘキサン抽出骨の量 ポリスチレン系樹脂10gをソンクスレー抽出器を用い
、n−へキサンで24時間抽出を行った後、n−ヘキサ
ンを蒸発乾固し、残量から抽出骨の重量%を求めた。
3) ポリスチレン系樹脂のメルトフローインデンクス JTS K−7210ニ準じて200°C2荷重5kg
で測定した。
4) 結晶性ポリプロピレン樹脂のメルトフローインデ
ンクス JI K−6758に準じて230°C1荷重2.16
kgで測定した。
5) フィルムの見掛は比重 フィルムを5.00(] X 5.00C11の正方形
に正確に切り出して、それの厚みを50点測定し平均厚
みtμmとし、それの重さを0.1■まで測定しwgと
し、下式によって計算した。
見掛は比重(−) =W15 x5 x t ×1oo
006) フィルムの空洞含有率 下式によって計算した。
空洞含有率(体積%)= 100X(I−真比容積/見掛は比容積)但し、 真比容積=xI/d++xz/dz+x、/ds+−+
xI/d++−・・見掛は比容積=1/フィルムの見掛
は比重上式におけるxlはI成分の重量分率、d、はi
成分の真比重を表わす。
実施例中の計算において用いた真比重の値は、ポチエチ
レンテレフタレート1.4o、アナターゼ型二酸化チタ
ン3.90、一般用ボリスチレン樹脂1.05、結晶性
ポリプロピレン樹脂0.91を用いた。
7) 空洞含有フィルムの隠蔽性 JIS K6714に準じ、ボイック積分球式11.T
、Rメーター(日本精密光学型)を用い、フィルムの光
線透過率を測定した。この値が小さいほど隠蔽性が高い
0通常用いられている静電複写用バルブ紙を測定したと
ころ27%であった。
8) 鉛筆による描画性 ユニ0.5−100HBのシャープペン替芯(三菱鉛筆
型)を用いたシャープペンで空洞含をフィルムの手描き
Nijの可否を判定した。
9) 水の接触角 20℃、60%相対温度の雰囲気のもとで、接触角測定
器CA−A (協和科学社製)を用い、水の接触角を測
定した。この値が小さい程、空洞含有フィルムの表面の
水性インキや極性溶媒系インキに対する濡れ性が良いこ
とを示している。
10)接着性 ポリビニルアルコール(PVA、親水性ポリマー)の1
0%水溶液、およびポリ塩化ビニル(pvc、疎水性ポ
リマー)の10%DMF (ジメチルホルムアミド)W
I液を調製した。各溶液を赤色染料で着色し、空洞含有
フィルムの樹脂組成物層側に、いずれも塗工量2g/r
rrとなるように、別々に印刷した。
得られた印刷層にカッターナイフで1−間隔に基盤白杖
に切り込みを入れ、100個の枡目を形成した。
この熱可塑性樹脂積層フィルムの各印刷画に、セロハン
テープ(Lバック、ニチハン社製)を均一に貼着した後
、このテープを180度方向に速やかに引き剥がした。
3回剥離テストを繰り返した後の印刷面において、枡目
の残存個数を数えた。
実施例I A) 塗工液の調製 ジカルボン酸単位が、テレフタル酸50モル%、イソフ
タル酸45モル%および5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸5モル%から構成され、そしてグリコール単位力、
エチレングリコール80モル%およびネオペンチルグリ
コール20モル%から構成されるスルホン酸変性ポリエ
ステル(分子量約2万)を合成した。このポリエステル
を10重量%の割合で水に分散させた。別に、鹸化度が
88%で重合度が500のポリビニルアルコールの水溶
液に有機硼素高分子化合物(I) −1(P、=100
0)をPVAと有機硼素高分子化合物との重量比が1=
4となるように加え、40〜50°Cで30分間攪拌し
て複合体水溶液を得た。この複合体水溶液を、上記ポリ
エステル水溶液に、該ポリエステルに対して複合体が固
形分換算で50重量%となるような割合で添加し、塗工
液を調製した。
B) 積層フィルムの調製 原料として(I)固有粘度0.62のポリエチレンテレ
フタレート樹脂82重量%(2)アナターゼ型二酸化チ
タン8重量%と(3)メルトフローインデックス3.0
g/10分でn−ヘキサン抽出分の量が4.5重量%で
ある一般用ボリスチレンlO重量%を、2軸スクリユ一
押出機でT−ダイスより285℃で溶融押出し、静電気
的に冷却回転ロールに密着固化し、ひき続きロール延伸
機で80℃で3.0倍縦延伸を行なう、この延伸フィル
ム表面にコロナ放電処理を施し、該コロナ放電処理面に
A)で調製した塗工液をエアーナイフ方式で塗布し、7
0”Cの熱風で乾燥し、次いでテンターで130℃で3
.2倍横延伸をし、220″Cで熱固定し厚さ57μ−
(樹脂組成物層0.20tI+w)の白色ポリエステル
フィルムを得た。得られたポリエステルフィルムの特性
を表1に示す。
本実施例で得られたフィルムの見掛は密度は1.20で
あり紙のような外観を有し、鉛筆で描画可能であった。
また、塗工液を塗布する前のフィルム表面の水接触角は
73°であり、塗工液ははじきがなく均一に塗布できた
更に、PVA、 PVC共に接着性が良好で高品質であ
った。
比較例1、および2 それぞれ、有機ホウ素高分子化合物とポリビニールアル
コールとの付加体およびスルホン酸変性ポリエステル単
独よりなる塗工液を用いる以外実施例1と同し方法で得
たポリエステルフィルムの特性を表1に示す。
これらの比較例で得られたフィルムは見掛は密度が低く
、紙のような外観を有し、鉛筆で描画可能であるが接着
性が不良である。
比較例3 実施例Iの方法において、塗工液の塗布を施さない以外
実施例1と同し方法で得たポリエステルフィルムの特性
を表1に示す。
本比較例で得られたフィルムは接着性が極めて不良であ
る。
比較例4 実施例1の積層フィルムの調製においてポリスチレンの
配合を取り止め、その分ポリエチレンテレフタレートの
配合量を増す以外実施例1と同し方法で得たポリエステ
ルフィルムの特性を表1に示す。
本比較例で得られたフィルムは、接着力は良好であるが
、見掛は密度が1.45と高く、鉛筆で描画することが
できなかった。
比較例5(不要なら削除) 実施例1の方法においてコロナ放電処理を取りやめる以
外実施例1と同し方法で得たポリエステルフィルムの特
性を表1に示す。
本比較例で得られたフィルムは接着力が極めて不良であ
った。
実施例2 A) 塗り液の調製 実施例1と同様の方法により、反応時間を短くして、分
子量4000のスルホン酸変性ポリエステルの10%水
分散液を調整した。このポリエステル100重量部を、
メチルエチルケトン72重量部およびトルエン72重量
部に熔解させた後、この溶液に4.4′−ジフェニルメ
タンジイソノアネート21重量部およびジブチル錫ジラ
ウレート0.05重量部を加え、70〜80℃にて3時
間反応させた。溶剤を遺発させて、ポリエステルポリウ
レタンを含む水分散液を得た。
別に、鹸化度が92%で重合度が650のPVAの水溶
液に有機硼素高分子化合物を、PVAと該有機硼素高分
子化合物との重量比が1=9となるように加え、40〜
50°Cで30分間攪拌して複合体水溶液を得た。有機
硼素高分子化合物としては、(I) −8(x6+zz
=100 : Pb= 2 )を用いた。上記ポリエス
テルポリウレタンの水分散液に、この複合体水溶液を固
形分比が100 : 50 (重量比)となるように添
加して塗工液を得た。
B) 積層フィルムの調整 実施例1の方法において、ポリスチレンに替えて、メル
トフローインデックス2.5g/10分の結晶性ポリプ
ロピレンを用い、かつ、コロナ放電処理に替えて、紫外
線照射処理を施するよう変更する以外実施例1と同様の
方法で得たフィルムの特性を表1に示す。
得られたフィルムの特性を表1に示す。
本実施例で得られたフィルムは実施例1と同様に高品質
なものであった。
比較例6 実施例2の方法において塗工液の塗布を施さない以外実
施例2と同し方法で得たフィルムの特性を表1に示す。
本比較例で得られたフィルムは接着性が不良であった。
比較例7(不要なら削除) 比較例1の方法において紫外線照射処理を取りやめる以
外実施例2と同し方法で得たフィルムの特性を表1に示
す。
本比較例で得られたフィルムは接着性が極めて悪かった
実施例3 A) 塗工液の調整 (A)燐含有ポリウレタンの合成 温度計および攪拌機を備えたオートクレーブ中に、ジメ
チルテレフタレート485重量部、ジメチルイソフタレ
ート485重量部、エチレングリコール4091F1部
、ネオペンチルグリコール485重量部およびテトラブ
トキシチタネート0.68重!部を仕込み、150〜2
30°Cで120分間加熱しエステル交換を行った。次
いで本明細書に記載の含燐化合物((In)−2−2)
50.1重量部を加え、220〜230°Cでさらに1
時間反応を行った。
この反応系を30分間で250’Cにまで昇温し、系の
圧力を徐々に滅じて45分後にlosingとし、この
条件でさらに60分間反応を続けた。
得られたポリエステルジオールAの分子量は2500 
、燐含有率ハ1600ppm T:あった。
次に、上記ポリエステルジオールA 100重量部をト
ルエン72重量部およびメチルエチルケトン72重量部
に溶解後、4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト21重量部およびジブチル錫ジラウレート0.05重
量部を加え、70〜80°Cで3時間反応させ燐含有ポ
リウレタンを得た。
該燐含有ポリウレタン300重量部とn−ブチルセロソ
ルブ140重量部とを容器中で150〜170”Cにて
約3時間攪拌し、均一で粘稠な溶融液を得た。
この溶融液に水560重量部を徐々に添加し、約1時間
後に均一な淡白色の水分散液(固形分濃度30%)を得
た。
別に鹸化度が95%で重合度が300のPVAの水溶液
に有機硼素高分子化合物(N)−6;’X5=200、
pa = 10 )をPVAと該有機硼素高分子化合物
との重量比が3=7となるように加え、40〜50°C
で30分間攪拌して複合体水溶液を得た。上記水分散液
に、この複合体水溶液を固形分比が100 : 150
 (重量比)となるように加え、さらにユチルアルコー
ルを加えて希釈し、固形分濃度4.5%の塗工液を得た
B) 積層フィルムの調整 実施例1の方法においてアナターゼ型二酸化チタンの配
合を止め、その分ポリエチレンテレフタレート樹脂の配
合比を増し、かつ、塗工液を上記A)で調整したものに
変更する以外、実施例1と同し方法で得たフィルムの特
性を表1に示す。
表1より明らかなごとく本実施例で得られたフィルムも
高品質であった。
実施例4 A) 塗工液の調整 還流冷却器を備えた22の4つロフラスコに水650g
、上記表に示す単量体(合計量350g)のうち、ビニ
ルスルホン酸ナトリウムの全量、その他の単量体のそれ
ぞれ5分の1量、ドデシルメルカプタン0.85 gお
よび過硫酸カリウム(触媒:全量0.2g)の4分の1
量を仕込んだ。窒素気流下で撹拌しなから80’Cまで
昇温させて、同温度で残りの単量体および触媒を1時間
30分をかけて徐々に添加した。同温度でさらに1時間
撹拌を継続し、反応を完了させた。乳白色液状の均一で
安定な無乳化剤ラテックスが得られた。
一方、鹸化度が80%、重合度が1000のPVA水溶
液に有機硼素高分子化合物(I)−1;  (P、−1
000)を、PVA (!l:該有機硼素高分子化合物
との重量比がl:9となるように加え、40〜50’C
で30分間攪拌して複合体水溶液を得た。上記ラテンラ
ス1000重量部にこの水溶液を固形分比が2:1とな
るように加え、さらに水を加えて3000重量部として
、塗工液を得た。
B) 積層フィルムの調製 塗工液を上記A)jJil製したものに変更する以外、
実施例1と同し方法で得たフィルムの特性を表1に示す
表1から明らかなように、本実施例で得られたフィルム
は高品質であった。
以下余白 (発明の効果) 本発明の空洞含有ポリエステルフィルムおよびその積層
体は、従来のポリスチレンやポリプロピレンを空洞発現
剤として用いて得られる空洞含有ポリエステルフィルム
と同様に、通常の窓泡を含まないポリエステルフィルム
に無い、軽量性、柔軟性、隠蔽性、艶消し性、描画性な
どを有しているとともに、従来のポリスチレンやポリプ
ロピレンを空洞発現剤として用いて得られる空洞含有ポ
リエステルフィルムに比べ、親水性ポリマー、疎水性ポ
リマーおよび無機物のいずれとも接着性が極めて良好で
ある。従って本発明の空洞含有ポリエステルフィルムは
、ラベル、ポスター、記録紙、印画紙、包装材料などの
極めて広い分野で使用でき、得られる製品の印刷や印字
は鮮明かつ耐久性のあるものが期待できる。
特許出願人  東洋紡績株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フィルムの見掛け密度が0.40〜1.30g/cm^
    3である空洞含有ポリエステルフィルムの少くとも片面
    に、水溶性樹脂、水乳化性樹脂および水分散性樹脂の少
    なくとも一種と、次式( I )で示される有機硼素高分
    子化合物およびポリビニルアルコールの複合体を主成分
    とする組成物が積層された空洞含有ポリエステルフィル
    ム積層体。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) ここで、pは10〜10000;qは0または1であり
    ;qが1のときAは、−(X)_l−(Y)_m−(Z
    )_n−であり、XおよびZは1個の末端エーテル残基
    を有し炭素数の合計が100以下の含酸素炭化水素基、 Yは▲数式、化学式、表等があります▼(但し、Rは炭
    素数1〜34の炭化水素基)もしくは ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、R’は炭素
    数2〜13の炭化水素基) であり、l、mおよびnはそれぞれ独立して0または1
    である。
JP28950190A 1990-10-26 1990-10-26 空洞含有ポリエステルフイルム積層体 Pending JPH04163150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28950190A JPH04163150A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 空洞含有ポリエステルフイルム積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28950190A JPH04163150A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 空洞含有ポリエステルフイルム積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04163150A true JPH04163150A (ja) 1992-06-08

Family

ID=17744093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28950190A Pending JPH04163150A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 空洞含有ポリエステルフイルム積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04163150A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100316985B1 (ko) 대전방지성폴리에스테르필름및대전방지성필름적층체
EP1000962B1 (en) Coated film
KR19990006872A (ko) 적층 폴리에스테르 필름
US5073455A (en) Thermoplastic laminated film
JP3774982B2 (ja) 離型フィルム
JPH1029288A (ja) 離型フィルム
JP3137874B2 (ja) 積層フイルム
JP4742470B2 (ja) 積層ポリエステルフィルム
JPH07101022A (ja) 難燃性コーティング積層体
JPH09202040A (ja) インクジェット記録シート用支持体およびインクジェット記録シート
JP2586664B2 (ja) 積層フィルム
JPH01139258A (ja) 易接着性ポリエステル系積層フィルム
JP3314821B2 (ja) 空洞含有ポリエステル系フィルム
JP3327345B2 (ja) 空洞含有ポリエステル系フィルム
JPH09141798A (ja) 積層フイルム
JPH0912754A (ja) 積層フイルム
JPH08118572A (ja) 積層ポリエステルフィルム及びその製造方法
JP3019394B2 (ja) 空洞含有ポリエステルフイルム積層体
JP3484225B2 (ja) 帯電防止ポリエステルフィルム
JPH01190450A (ja) 熱可塑性樹脂積層フィルム
JPH0359909A (ja) 導電性フイルム
JPH064710B2 (ja) ポリエステル積層フィルム
JP2782817B2 (ja) 情報記録用フイルム
JP2001200075A (ja) 再生フィルム
JPH0239935A (ja) 熱可塑性樹脂積層フィルム