JPH0416675B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416675B2 JPH0416675B2 JP59105342A JP10534284A JPH0416675B2 JP H0416675 B2 JPH0416675 B2 JP H0416675B2 JP 59105342 A JP59105342 A JP 59105342A JP 10534284 A JP10534284 A JP 10534284A JP H0416675 B2 JPH0416675 B2 JP H0416675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible tube
- tube
- alloy
- martensitic transformation
- alloy member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
技術分野
この発明は、たとえば医療機器においてガスも
しくは液体等の流体を送排するのにするのに使用
されているような可撓性管の構造の改良に関す
る。
しくは液体等の流体を送排するのにするのに使用
されているような可撓性管の構造の改良に関す
る。
従来の技術
医療機器あるいは計測機器等において、ガスま
たは液体等の送排する必要がある場合、作業性あ
るいは取付位置の関係から送排管を可撓性を有す
るもので構成しなければならない場合がある。従
来、この種の可撓管しては、第4図に示すよう
に、表面に蛇腹形状2が形成されたステンレス管
1や、第5図に縦断面図で示すようにフツ素樹脂
等の合成樹脂管3の周囲に金属偏組4が被着され
た可撓性管11などが用いられている。
たは液体等の送排する必要がある場合、作業性あ
るいは取付位置の関係から送排管を可撓性を有す
るもので構成しなければならない場合がある。従
来、この種の可撓管しては、第4図に示すよう
に、表面に蛇腹形状2が形成されたステンレス管
1や、第5図に縦断面図で示すようにフツ素樹脂
等の合成樹脂管3の周囲に金属偏組4が被着され
た可撓性管11などが用いられている。
しかしながら、第4図に示したような蛇腹形状
2を有する可撓性管1では、金属材料よりなるた
め本質的に可撓性に乏しく、また屈曲させた後除
荷したとしても元の直線形状になかなか戻らない
ので、操作性の点で問題があつた。もつとも、第
4図に示した可撓性管1において、蛇腹形状2の
山部および谷部を深く形成することにより、可撓
性を向上させることも可能であるが、全体の径が
太くなり、小型化が要求される用途では適しない
ものとなる。
2を有する可撓性管1では、金属材料よりなるた
め本質的に可撓性に乏しく、また屈曲させた後除
荷したとしても元の直線形状になかなか戻らない
ので、操作性の点で問題があつた。もつとも、第
4図に示した可撓性管1において、蛇腹形状2の
山部および谷部を深く形成することにより、可撓
性を向上させることも可能であるが、全体の径が
太くなり、小型化が要求される用途では適しない
ものとなる。
他方、第5図に示した可撓性管11では、合成
樹脂管3を用いるものであるため或る程度可撓性
は有するが、可撓性を向上させようとすれば、い
きおい肉厚を薄くしなければならず、その場合に
は強度あるいは耐衝撃性に問題があるという欠点
があつた。また、金属編組4との複合構造である
ため、やはり第4図に示した可撓性管1と同様
に、全体の径が太くなり、小型化が要請される用
途には適しないものであつた。
樹脂管3を用いるものであるため或る程度可撓性
は有するが、可撓性を向上させようとすれば、い
きおい肉厚を薄くしなければならず、その場合に
は強度あるいは耐衝撃性に問題があるという欠点
があつた。また、金属編組4との複合構造である
ため、やはり第4図に示した可撓性管1と同様
に、全体の径が太くなり、小型化が要請される用
途には適しないものであつた。
発明が解決しようとする問題点
それゆえに、この発明の目的は、上述の問題点
を解消し、可撓性に優れ、除荷したとしても迅速
に元の形状に戻り得る、操作性に優れた可撓性管
を提供することにある。
を解消し、可撓性に優れ、除荷したとしても迅速
に元の形状に戻り得る、操作性に優れた可撓性管
を提供することにある。
発明の構成
問題点を解決するための手段
この発明は、要約すれば、少なくとも一部が、
使用温度域にて外力が加えられると応力誘起マル
テンサイト変態を生じて変形し、外力を除去する
と元の相に戻ることにより超弾性挙動を示す熱弾
性型マルテンサイト変態を生じる合金部材により
構成されていることを特徴とする、可撓性管であ
る。
使用温度域にて外力が加えられると応力誘起マル
テンサイト変態を生じて変形し、外力を除去する
と元の相に戻ることにより超弾性挙動を示す熱弾
性型マルテンサイト変態を生じる合金部材により
構成されていることを特徴とする、可撓性管であ
る。
「少なくとも一部が」であるから、全体がこの
ような熱弾性型マルテンサイト変態を生じる合金
により構成されていてもよく、一部のみが該合金
により構成されていてもよい。
ような熱弾性型マルテンサイト変態を生じる合金
により構成されていてもよく、一部のみが該合金
により構成されていてもよい。
また、「超弾性挙動を示す熱弾性型マルテンサ
イト変態を生じる合金」としては、たとえばNi
−Ti系合金、Cu−Al−Ni系合金、Cu−Al−Zn
系合金などの種々の公知の熱弾性型マルテンサイ
ト変態を生じる合金を用いることができる。
イト変態を生じる合金」としては、たとえばNi
−Ti系合金、Cu−Al−Ni系合金、Cu−Al−Zn
系合金などの種々の公知の熱弾性型マルテンサイ
ト変態を生じる合金を用いることができる。
「使用温度域にて…超弾性挙動を示す」とは、
言い換えれば、逆変態温度が使用温度範囲より低
い温度であることを意味する。したがつて、この
ような特性を示す熱弾性型マルテンサイト変態を
生じる合金を用いればよい。
言い換えれば、逆変態温度が使用温度範囲より低
い温度であることを意味する。したがつて、この
ような特性を示す熱弾性型マルテンサイト変態を
生じる合金を用いればよい。
なお、必要に応じ、上記のような合金部材の少
なくとも一方面に、たとえばフツ素樹脂、ナイロ
ン等の有機材料を被着してもよい。
なくとも一方面に、たとえばフツ素樹脂、ナイロ
ン等の有機材料を被着してもよい。
作 用
この発明は、上記したように超弾性挙動を利用
するものであり、したがつて通常の弾性変形を利
用するものに比べてはるかにしなやかに変形する
ことが可能である。これを、第3図の応力−歪み
特性曲線を参照して説明する。第3図において曲
線Iは、この発明に用いる合金部材としてのNi
−44.8重量%Ti合金線についての応力−歪み特性
曲線を示す。この曲線Iから明らかなように、こ
の部材では、O→A→B→Cのように変化する応
力−歪み特性曲線を描く。したがつて、変形がA
点を越えてB点に至るまでは、応力はあまり増加
せず、しなやかに変形し得ることがわかる。ま
た、B点に至るまでの変形を与えた後に、該応力
を除去した場合には、ほぼB→A→Oに近い曲線
を描いて歪みが除去される。この挙動が超弾性挙
動と呼ばれるものである。
するものであり、したがつて通常の弾性変形を利
用するものに比べてはるかにしなやかに変形する
ことが可能である。これを、第3図の応力−歪み
特性曲線を参照して説明する。第3図において曲
線Iは、この発明に用いる合金部材としてのNi
−44.8重量%Ti合金線についての応力−歪み特性
曲線を示す。この曲線Iから明らかなように、こ
の部材では、O→A→B→Cのように変化する応
力−歪み特性曲線を描く。したがつて、変形がA
点を越えてB点に至るまでは、応力はあまり増加
せず、しなやかに変形し得ることがわかる。ま
た、B点に至るまでの変形を与えた後に、該応力
を除去した場合には、ほぼB→A→Oに近い曲線
を描いて歪みが除去される。この挙動が超弾性挙
動と呼ばれるものである。
なお、曲線Iから明らかなように、B点を越え
ると、超弾性挙動を示し得る限界歪み量を越え、
通帳の弾性変形領域となる。したがつて、B点を
越えると、かなり変形し難くなり、それゆえに合
金部材の組成および厚み等を調整することによ
り、超弾性挙動を利用する変形量を用途に応じて
調整することができる。
ると、超弾性挙動を示し得る限界歪み量を越え、
通帳の弾性変形領域となる。したがつて、B点を
越えると、かなり変形し難くなり、それゆえに合
金部材の組成および厚み等を調整することによ
り、超弾性挙動を利用する変形量を用途に応じて
調整することができる。
また、この発明の可撓性管の内部に、可撓性を
有するが過度の変形が与えられると折損したりす
るような部材を挿入して用いる場合には、保護さ
れる部材の変形許容限度歪みを与える応力が与え
られたときのこの発明の合金部材の歪み量を第3
図のB点より小さな量となるように、該合金部材
を構成することにより、保護されるべき部材を確
実に保護することが可能となる。すなわち、保護
されるべき部材が変形許容限度に至るまでに、こ
の発明の可撓管が超弾性挙動を示す領域を越えて
歪み、かなり変形し難くなるからである。
有するが過度の変形が与えられると折損したりす
るような部材を挿入して用いる場合には、保護さ
れる部材の変形許容限度歪みを与える応力が与え
られたときのこの発明の合金部材の歪み量を第3
図のB点より小さな量となるように、該合金部材
を構成することにより、保護されるべき部材を確
実に保護することが可能となる。すなわち、保護
されるべき部材が変形許容限度に至るまでに、こ
の発明の可撓管が超弾性挙動を示す領域を越えて
歪み、かなり変形し難くなるからである。
実施例の説明
第1図は、この発明の一実施例を示す縦断面図
である。ここでは、Cu−14重量%Al−3.8重量%
Ni合金からなる合金部材としての蛇腹状金属管
22と、金属管22の外面に被着された有機材料
層としてのポリウレタン層23とを備える。第1
図に示した可撓性管21を、歯科治療機器の送風
管として用いて試験したところ、第4図に示した
従来の可撓性管1に比べて、はるかにしなやかに
変形することができ、また除荷した場合直ちに元
の直線形状に戻ろうとするため、極めて作業性に
優れることが確かめられた。
である。ここでは、Cu−14重量%Al−3.8重量%
Ni合金からなる合金部材としての蛇腹状金属管
22と、金属管22の外面に被着された有機材料
層としてのポリウレタン層23とを備える。第1
図に示した可撓性管21を、歯科治療機器の送風
管として用いて試験したところ、第4図に示した
従来の可撓性管1に比べて、はるかにしなやかに
変形することができ、また除荷した場合直ちに元
の直線形状に戻ろうとするため、極めて作業性に
優れることが確かめられた。
第2図は、この発明の他の実施例を示す部分切
欠き斜視図である。第2図に示した可撓性管31
は、フツ素樹脂管32と、フツ素樹脂管32の周
囲に外装された合金部材としてのNi−44.8重量%
Ti合金管33と、該合金管33の外面に被着さ
れた有機材料層としてのナイロン被覆層34とか
らなる。この第2図に示した可撓性管31を、医
療機器の冷塩水を送液する管として用いたとこ
ろ、第5図に示した従来の可撓性管11に比較し
て、はるかにしなやかに屈曲することができ、し
たがつて作業性において優れていることが確かめ
られた。また、耐食性についても全く問題は生じ
なかつた。なお、第5図に示した従来の可撓性管
11では、動きがぎこちなく、また除荷した場合
に、変形された形状を維持しようとするため作業
性が極めて悪かつた。
欠き斜視図である。第2図に示した可撓性管31
は、フツ素樹脂管32と、フツ素樹脂管32の周
囲に外装された合金部材としてのNi−44.8重量%
Ti合金管33と、該合金管33の外面に被着さ
れた有機材料層としてのナイロン被覆層34とか
らなる。この第2図に示した可撓性管31を、医
療機器の冷塩水を送液する管として用いたとこ
ろ、第5図に示した従来の可撓性管11に比較し
て、はるかにしなやかに屈曲することができ、し
たがつて作業性において優れていることが確かめ
られた。また、耐食性についても全く問題は生じ
なかつた。なお、第5図に示した従来の可撓性管
11では、動きがぎこちなく、また除荷した場合
に、変形された形状を維持しようとするため作業
性が極めて悪かつた。
発明の効果
以上のように、この発明によれば、少なくとも
一部が、使用温度域にて外力が加えられと応力誘
起マルテンサイト変態を生じて変形し、外力を除
去すると元の相に戻ることにより超弾性挙動を示
す熱弾性型マルテンサイト変態を生じる合金部材
により構成されているので、可撓性に優れかつ作
業性に優れた可撓管を得ることが可能となる。ま
た、蛇腹形状を併用してより一層良好な可撓性を
得る場合であつても、管自身がしなやかに変形し
得る合金部材により構成されているので、蛇腹の
山および谷の形状を小とくてもよく、したがつて
小径でありながらも可撓性に優れた可撓性管を得
ることができる。
一部が、使用温度域にて外力が加えられと応力誘
起マルテンサイト変態を生じて変形し、外力を除
去すると元の相に戻ることにより超弾性挙動を示
す熱弾性型マルテンサイト変態を生じる合金部材
により構成されているので、可撓性に優れかつ作
業性に優れた可撓管を得ることが可能となる。ま
た、蛇腹形状を併用してより一層良好な可撓性を
得る場合であつても、管自身がしなやかに変形し
得る合金部材により構成されているので、蛇腹の
山および谷の形状を小とくてもよく、したがつて
小径でありながらも可撓性に優れた可撓性管を得
ることができる。
この発明は、歯科用機器を含めた医療機器等に
おけるガスあるいは液体の送排管に好適のもので
あることを指摘しておく。
おけるガスあるいは液体の送排管に好適のもので
あることを指摘しておく。
第1図は、この発明の一実施例を示す縦断面図
である。第2図は、この発明の他の実施例を示す
部分切欠き斜視図である。第3図は、この発明の
合金部材の応力−歪み特性曲線を示す図である。
第4図は、従来の可撓性管の一例を示す縦断面図
である。第5図は、従来の可撓性管の他の例を示
す縦断面図である。 図において、21,31は可撓性管、22は合
金部材としての金属管、23は有機材料層として
のポリウレタン層、33は合金部材としての合金
管、34は有機材料層としてのナイロン被覆層を
示す。
である。第2図は、この発明の他の実施例を示す
部分切欠き斜視図である。第3図は、この発明の
合金部材の応力−歪み特性曲線を示す図である。
第4図は、従来の可撓性管の一例を示す縦断面図
である。第5図は、従来の可撓性管の他の例を示
す縦断面図である。 図において、21,31は可撓性管、22は合
金部材としての金属管、23は有機材料層として
のポリウレタン層、33は合金部材としての合金
管、34は有機材料層としてのナイロン被覆層を
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも一部が、使用温度域にて外力が加
えられると応力誘起マルテンサイト変態を生じて
変形し、外力を除去すると元の相に戻ることによ
り超弾性挙動を示す熱弾性型マルテンサイト変態
を生じる合金部材により構成されていることを特
徴とする、可撓性管。 2 前記合金部材は少なくとも一方面に有機材料
層が被着されている、特許請求の範囲第1項記載
の可撓性管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59105342A JPS60249788A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | 可撓性管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59105342A JPS60249788A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | 可撓性管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60249788A JPS60249788A (ja) | 1985-12-10 |
| JPH0416675B2 true JPH0416675B2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=14405060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59105342A Granted JPS60249788A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | 可撓性管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60249788A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2528011B2 (ja) * | 1989-12-20 | 1996-08-28 | テルモ株式会社 | カテ―テル |
| JP2557276B2 (ja) * | 1990-05-24 | 1996-11-27 | 日本ゼオン株式会社 | 医療用チューブ |
| JP2007084404A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Casio Comput Co Ltd | 反応装置 |
| JP2007091499A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Casio Comput Co Ltd | 反応装置 |
-
1984
- 1984-05-23 JP JP59105342A patent/JPS60249788A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60249788A (ja) | 1985-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |