JPH04169531A - 脂溶性白金錯体を含有するリポソーム製剤 - Google Patents
脂溶性白金錯体を含有するリポソーム製剤Info
- Publication number
- JPH04169531A JPH04169531A JP2297861A JP29786190A JPH04169531A JP H04169531 A JPH04169531 A JP H04169531A JP 2297861 A JP2297861 A JP 2297861A JP 29786190 A JP29786190 A JP 29786190A JP H04169531 A JPH04169531 A JP H04169531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platinum complex
- phospholipid
- liposome
- liposome preparation
- purity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/127—Synthetic bilayered vehicles, e.g. liposomes or liposomes with cholesterol as the only non-phosphatidyl surfactant
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野;・
本発明はリポソーム製剤に関するものであり、更に詳し
くは脂溶性白金錯体を含有させた抗癌作用に優れたリポ
ソーム製剤に関する。
くは脂溶性白金錯体を含有させた抗癌作用に優れたリポ
ソーム製剤に関する。
〔従来の技術:
シスプラチンは既に上布され、大きな抗腫瘍効果を示す
ことが知られている優れた抗腫瘍剤であるが、特に腎毒
性や神経毒性等の副作用のために投与量が制限されると
いう欠点を持っている。その欠点を克服するために、い
くつかのシスプラチン誘導体が合成され、例えば特開昭
62−96号公報には (上式中、R1およびR2は有機基置換または無置換の
アンミンを表わし、但しこれら2個のアンミンは2価の
有機基を介して連結されていてもよく、R3は飽和また
は不飽和高級脂肪酸残基を表わす。)で示される脂溶性
白金錯体及びその抗腫瘍活性について記されている。し
かしながら、この化合物は水への溶解度が極めて低いの
で静注、点滴製剤等の水性製剤とするのは困難である。
ことが知られている優れた抗腫瘍剤であるが、特に腎毒
性や神経毒性等の副作用のために投与量が制限されると
いう欠点を持っている。その欠点を克服するために、い
くつかのシスプラチン誘導体が合成され、例えば特開昭
62−96号公報には (上式中、R1およびR2は有機基置換または無置換の
アンミンを表わし、但しこれら2個のアンミンは2価の
有機基を介して連結されていてもよく、R3は飽和また
は不飽和高級脂肪酸残基を表わす。)で示される脂溶性
白金錯体及びその抗腫瘍活性について記されている。し
かしながら、この化合物は水への溶解度が極めて低いの
で静注、点滴製剤等の水性製剤とするのは困難である。
リポソームは脂質二重層よりなる小胞であり、形態学的
には■小さな直径の一枚膜リポソーム(SUV)■大き
な直径の一枚膜リポソーム(LUV)■多重層リポソー
ム(MLV)に分類される。リポソームは生体由来のリ
ン脂質をその構成成分としているため、薬物担体として
1970年代から利用され始めた。リポソームは水のコ
ンパートメントばかりでなく、疎水性のコンパートメン
トを有しているので、疎水性の薬物の保持も可能である
。また、リポソームに薬物を保持させることにより、薬
物の徐放化及び体内分布の変化をもたらせ、薬物の毒性
、副作用を低減できることも知られてきている。たとえ
ば、シスプラチンをMLVに保持させることにより腎毒
性が低減することが8忍められている。
には■小さな直径の一枚膜リポソーム(SUV)■大き
な直径の一枚膜リポソーム(LUV)■多重層リポソー
ム(MLV)に分類される。リポソームは生体由来のリ
ン脂質をその構成成分としているため、薬物担体として
1970年代から利用され始めた。リポソームは水のコ
ンパートメントばかりでなく、疎水性のコンパートメン
トを有しているので、疎水性の薬物の保持も可能である
。また、リポソームに薬物を保持させることにより、薬
物の徐放化及び体内分布の変化をもたらせ、薬物の毒性
、副作用を低減できることも知られてきている。たとえ
ば、シスプラチンをMLVに保持させることにより腎毒
性が低減することが8忍められている。
このように、リポソーム製剤は大変有望な医薬製剤であ
り、勅記弐[3の白金錯体についても、これをリポソー
ム製剤とすることが考えられる。
り、勅記弐[3の白金錯体についても、これをリポソー
ム製剤とすることが考えられる。
ところが、前記式〔r〕の白金錯体を通常用いられる天
然型リン脂質によりリポソームとした場合には、白金錯
体自体が経時的に分解して、安定な製剤を得ることはで
きなかった。
然型リン脂質によりリポソームとした場合には、白金錯
体自体が経時的に分解して、安定な製剤を得ることはで
きなかった。
リン脂質としては卵黄、大豆、その他の動植物に由来す
る天然型リン脂質やそれらの水素添加物、及び合成によ
って得られる脂肪鎖が均一な合成リン脂質が知られてい
る。合成リン脂質を用いることにより、前記式〔1〕の
白金錯体の安定なりポソームを得ることができたが、合
成リン脂質は高価であり、実用的ではないので、安価で
経済的な天然型リン脂質を用いて安定な製剤を製造する
ことが望まれた。
る天然型リン脂質やそれらの水素添加物、及び合成によ
って得られる脂肪鎖が均一な合成リン脂質が知られてい
る。合成リン脂質を用いることにより、前記式〔1〕の
白金錯体の安定なりポソームを得ることができたが、合
成リン脂質は高価であり、実用的ではないので、安価で
経済的な天然型リン脂質を用いて安定な製剤を製造する
ことが望まれた。
前記式〔I〕で表される脂溶性白金錯体を有効成分とし
て含有するリポソーム製剤において、リポソームを形成
するリン脂質として高純度天然型リン脂質を用いること
により、脂溶性白金錯体が長期に亘って安定な製剤を製
造することができる。
て含有するリポソーム製剤において、リポソームを形成
するリン脂質として高純度天然型リン脂質を用いること
により、脂溶性白金錯体が長期に亘って安定な製剤を製
造することができる。
前記式[I]の白金錯体においてR1およびR2で示さ
れる有機基置換アンミンにおける有機基並びにこれら2
つのアンミンを2価の有機基を介して連結する場合の2
価の有機基としては、従来からジアンミン白金CII)
錯体系制癌剤におけるアンミン部分(RNH3)の置換
基として使用されているものが挙げられる。即ち有機基
としては、例えばイソプロピル基の如き炭素原子数1〜
5のアルキル基及び例えばシクロプロピル基、シクロヘ
キシル基の如き炭素原子数3〜7のシクロアルキル基が
挙げられる。一方、2価の有機基としては、例えば1.
2−シクロヘキシレン基等のシクロアルキレン基及び例
えば2.2−ペンタメチレン−トリメチレン基: 1.1−ペンタメチレン(エチレン)基=1.2〜テト
ラメチレン(トリメチレン)基=1.2−ジフェニルエ
チレン基等の、炭素原子数1〜5のアルキル、炭素原子
数2〜6のアルキレンまたはブエニル基等の置換基を有
していてもよい炭素原子数2〜3のアルキレン基並びに
例えば1.2−フェニレン基等の、炭素原子数1〜5の
アルキル、炭素原子数1〜5のアルコキシ又はハロゲン
原子等の置換基を有していてもよい1.2−フェニレン
基等が挙げられる。2価の有機基が例えば1,2−シク
ロヘキシレン基等である場合には、異性体、即ちシス体
およびトランス体が存在するが、本発明における白金錯
体はこれら異性体のいずれであってもよく、マたこれら
の混合物であってもよい。
れる有機基置換アンミンにおける有機基並びにこれら2
つのアンミンを2価の有機基を介して連結する場合の2
価の有機基としては、従来からジアンミン白金CII)
錯体系制癌剤におけるアンミン部分(RNH3)の置換
基として使用されているものが挙げられる。即ち有機基
としては、例えばイソプロピル基の如き炭素原子数1〜
5のアルキル基及び例えばシクロプロピル基、シクロヘ
キシル基の如き炭素原子数3〜7のシクロアルキル基が
挙げられる。一方、2価の有機基としては、例えば1.
2−シクロヘキシレン基等のシクロアルキレン基及び例
えば2.2−ペンタメチレン−トリメチレン基: 1.1−ペンタメチレン(エチレン)基=1.2〜テト
ラメチレン(トリメチレン)基=1.2−ジフェニルエ
チレン基等の、炭素原子数1〜5のアルキル、炭素原子
数2〜6のアルキレンまたはブエニル基等の置換基を有
していてもよい炭素原子数2〜3のアルキレン基並びに
例えば1.2−フェニレン基等の、炭素原子数1〜5の
アルキル、炭素原子数1〜5のアルコキシ又はハロゲン
原子等の置換基を有していてもよい1.2−フェニレン
基等が挙げられる。2価の有機基が例えば1,2−シク
ロヘキシレン基等である場合には、異性体、即ちシス体
およびトランス体が存在するが、本発明における白金錯
体はこれら異性体のいずれであってもよく、マたこれら
の混合物であってもよい。
Roで示される飽和または不飽和高級脂肪酸残基として
は、炭素原子数10〜24の脂肪酸残基が挙げられ、更
に具体的には、例えばカプリン酸、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキシン酸、
ベヘン酸、リグノセリン酸等の飽和脂肪酸の残基、およ
び例えばオレイン酸、リルイン酸等の炭素原子数16〜
20の不飽和脂肪酸の残基等が挙げられる。
は、炭素原子数10〜24の脂肪酸残基が挙げられ、更
に具体的には、例えばカプリン酸、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキシン酸、
ベヘン酸、リグノセリン酸等の飽和脂肪酸の残基、およ
び例えばオレイン酸、リルイン酸等の炭素原子数16〜
20の不飽和脂肪酸の残基等が挙げられる。
天然型リン脂質とは、例えば卵黄、大豆などの、動植物
に由来するリン脂質であり、通常は様々なリン脂質を含
有する。例えば卵黄リン脂質はホスファチジルコリン7
0〜75%、リゾホスファチジルコリン5〜6%、ホス
ファチジルエタノールアミン12〜18%、リゾホスフ
ァチジルエタノールアミン2〜3%、ホスファチジルイ
ノシトール1%、スフィンゴミエリン2〜3%を含有す
る。
に由来するリン脂質であり、通常は様々なリン脂質を含
有する。例えば卵黄リン脂質はホスファチジルコリン7
0〜75%、リゾホスファチジルコリン5〜6%、ホス
ファチジルエタノールアミン12〜18%、リゾホスフ
ァチジルエタノールアミン2〜3%、ホスファチジルイ
ノシトール1%、スフィンゴミエリン2〜3%を含有す
る。
また、リン脂質を構成する脂肪酸につい−でもその組成
は様々である。(パルミチン酸35〜37%、ステアリ
ン酸9〜15%、オレイン酸33〜37%、リノール酸
12〜17%、リルン酸05%)。本発明では、高純度
天然型リン脂質として、天然型リン脂質を精製すること
によってホスファチジルコリン含率を高約た精製レンチ
ンや、さらに脂肪酸の不飽和結合を完全に飽和にした水
添精製レシチンを用いることができる。このような精製
レシチンは高純度精製大豆レシチン、高純度精製卵黄レ
ンチン、及びそれらの水素添加物などの市販品を入手す
ることができるが、本発明で用いる高純度精製レシチン
はホスファチジルコリン含率が90%以上、好ましくは
95%以上である。
は様々である。(パルミチン酸35〜37%、ステアリ
ン酸9〜15%、オレイン酸33〜37%、リノール酸
12〜17%、リルン酸05%)。本発明では、高純度
天然型リン脂質として、天然型リン脂質を精製すること
によってホスファチジルコリン含率を高約た精製レンチ
ンや、さらに脂肪酸の不飽和結合を完全に飽和にした水
添精製レシチンを用いることができる。このような精製
レシチンは高純度精製大豆レシチン、高純度精製卵黄レ
ンチン、及びそれらの水素添加物などの市販品を入手す
ることができるが、本発明で用いる高純度精製レシチン
はホスファチジルコリン含率が90%以上、好ましくは
95%以上である。
低純度の精製レシチンを用いた場合には脂溶性白金錯体
は経時的に分解してしまう。
は経時的に分解してしまう。
本発明リポソームには膜の強度を高めるために、通常は
コレステロール、トコフェロール等のステロールを添加
する。その配合量はリン脂質に対してモル比で0以上、
好ましくは0.3以上、かつ1゜0以下である。さらに
、本発明リポソームは通常、注射剤に用いられる添加剤
、例えば等張化剤、防腐剤、pHm節剤等を添加するこ
とができる。
コレステロール、トコフェロール等のステロールを添加
する。その配合量はリン脂質に対してモル比で0以上、
好ましくは0.3以上、かつ1゜0以下である。さらに
、本発明リポソームは通常、注射剤に用いられる添加剤
、例えば等張化剤、防腐剤、pHm節剤等を添加するこ
とができる。
また、リポソームの粒径縮小の目的で、例えばミリスト
レイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リルン酸な
どの不飽和脂肪酸や、例えばミリスチン酸エチル、オレ
イン酸エチル、ステアリン酸エチル、リルン酸エチルな
どの脂肪酸エステルを添加することができる。これらの
脂肪酸、脂肪酸エステルは単独、あるいは複合して使用
することができ、その配合量としてはリン脂質の5wt
%以上、好ましくはl Qwt%以上、かつ、脂肪酸添
加の場合はリン脂質がミセルを形成しない濃度、すなわ
ちリン脂質の35 w t%以下、好ましくは2 Qw
t%以下がよい。
レイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リルン酸な
どの不飽和脂肪酸や、例えばミリスチン酸エチル、オレ
イン酸エチル、ステアリン酸エチル、リルン酸エチルな
どの脂肪酸エステルを添加することができる。これらの
脂肪酸、脂肪酸エステルは単独、あるいは複合して使用
することができ、その配合量としてはリン脂質の5wt
%以上、好ましくはl Qwt%以上、かつ、脂肪酸添
加の場合はリン脂質がミセルを形成しない濃度、すなわ
ちリン脂質の35 w t%以下、好ましくは2 Qw
t%以下がよい。
本発明リポソームは通常の一般的方法に従って製造する
ことができるが、高圧噴射乳化法を用いることにより大
規模な製造が可能である。高圧噴射乳化装置としては例
えばマイクロフルイダイザ−(登録商標二マイクロフル
イデイクス社)が知られている。マイクロフルイダイザ
ー■は、恒温に維持された反応室を通し高圧力で薬物及
び脂質を含む分散液を強制的に通過させることによりリ
ポソームを連続生産することが可能であり、例えばM−
510型のマイクロフルイダイザ−■を用いれば大規模
工業的生産も可能となる。
ことができるが、高圧噴射乳化法を用いることにより大
規模な製造が可能である。高圧噴射乳化装置としては例
えばマイクロフルイダイザ−(登録商標二マイクロフル
イデイクス社)が知られている。マイクロフルイダイザ
ー■は、恒温に維持された反応室を通し高圧力で薬物及
び脂質を含む分散液を強制的に通過させることによりリ
ポソームを連続生産することが可能であり、例えばM−
510型のマイクロフルイダイザ−■を用いれば大規模
工業的生産も可能となる。
このようにしてm!lII!されたリポソームを安定に
保存するためには、常法により凍結乾燥して凍結乾燥製
剤とするか、あるいは、リポソーム調製時に窒素置換を
行い、初期pHを6〜7に設定するのが好ましい。
保存するためには、常法により凍結乾燥して凍結乾燥製
剤とするか、あるいは、リポソーム調製時に窒素置換を
行い、初期pHを6〜7に設定するのが好ましい。
本発明リポソーム製剤は、例えば経口剤として経口投与
、注射剤として静脈内、筋肉内または局所動脈内投与、
あるいは坐剤として直腸投与することができる。投与量
、投与回数は症状、年令、体重、投与形態などによって
異なるが、通常は成人に対し有効成分として1日当り1
mg〜3g、好ましくは10mg〜500■の範囲で
投与することができる。
、注射剤として静脈内、筋肉内または局所動脈内投与、
あるいは坐剤として直腸投与することができる。投与量
、投与回数は症状、年令、体重、投与形態などによって
異なるが、通常は成人に対し有効成分として1日当り1
mg〜3g、好ましくは10mg〜500■の範囲で
投与することができる。
以下の実施例は本発明の好ましい態様をより詳細に説明
するが、これらにより本発明を制限するものではプ;い
。
するが、これらにより本発明を制限するものではプ;い
。
実施例1
脂溶性白金錯体のクロロホルム中での安定性シクロヘキ
サン−1,2−ジアンミンプラチナ(II)シミリスト
エート (前記式CIE・においてRtはR2と一緒に
なってシクロヘキサン−1゜2−ジアンミンを表わし、
R5はミリストエートを表す)10mg、及びレシチン
ロ低純度精製大豆レシチン(ホスファチジルコリン含率
70%)、高純度精製大豆レシチン(ホスファチジルコ
リン含率98%)、低純度水添精製大豆レシチン、高純
度水添大豆レシチン]50mgをクロロホルム5mlに
溶解し、含率の経時変化を求めた。図1は各種レシチン
を添加したときの含率の経時変化を示したものであるが
、脂溶性白金錯体は低純度精製大豆レシチン、低純度水
添精製大豆レシチンに対しては不安定であり、分解を受
けるが高純度精製大豆レシチン、高純度水冷大豆レシチ
ンに対しては安定である。
サン−1,2−ジアンミンプラチナ(II)シミリスト
エート (前記式CIE・においてRtはR2と一緒に
なってシクロヘキサン−1゜2−ジアンミンを表わし、
R5はミリストエートを表す)10mg、及びレシチン
ロ低純度精製大豆レシチン(ホスファチジルコリン含率
70%)、高純度精製大豆レシチン(ホスファチジルコ
リン含率98%)、低純度水添精製大豆レシチン、高純
度水添大豆レシチン]50mgをクロロホルム5mlに
溶解し、含率の経時変化を求めた。図1は各種レシチン
を添加したときの含率の経時変化を示したものであるが
、脂溶性白金錯体は低純度精製大豆レシチン、低純度水
添精製大豆レシチンに対しては不安定であり、分解を受
けるが高純度精製大豆レシチン、高純度水冷大豆レシチ
ンに対しては安定である。
実施例2
脂溶性白金錯体のリポソーム中での安定性高純度水添精
製大豆レシチン(ホスファチジルコリン含率98%)あ
るいは低純度水添精製大豆レシチン(ホスファチジルコ
リン含率70%)3g1シクロヘキサン−1,2−ジア
ンミンプラチナ(n) シミリストニー)80mg、コ
レステロール550 mgを秤量し、ナスフラスコ(容
量50〇−)内でクロロホルム80−に溶解した。次い
で、ロータリーエバポレーターにてクロロホルムを除去
し、さらに真空乾燥機にて完全に乾燥した膜成分混合物
を得た。この混合物に5%グルコース水溶液100dを
加え、振り混ぜると乾燥物はすぐに分散し、MLVを形
成させた。5℃、2カ月保存し脂溶性白金錯体の含率の
変化を調べた。5℃、2力月後のリポソーム中での脂溶
性白金錯体の含率は表−1のとおりである。高純度水添
精製大豆レシチンで作製したリポソーム中では脂溶性白
金錯体は5℃、2力月では安定であることが分かる。
製大豆レシチン(ホスファチジルコリン含率98%)あ
るいは低純度水添精製大豆レシチン(ホスファチジルコ
リン含率70%)3g1シクロヘキサン−1,2−ジア
ンミンプラチナ(n) シミリストニー)80mg、コ
レステロール550 mgを秤量し、ナスフラスコ(容
量50〇−)内でクロロホルム80−に溶解した。次い
で、ロータリーエバポレーターにてクロロホルムを除去
し、さらに真空乾燥機にて完全に乾燥した膜成分混合物
を得た。この混合物に5%グルコース水溶液100dを
加え、振り混ぜると乾燥物はすぐに分散し、MLVを形
成させた。5℃、2カ月保存し脂溶性白金錯体の含率の
変化を調べた。5℃、2力月後のリポソーム中での脂溶
性白金錯体の含率は表−1のとおりである。高純度水添
精製大豆レシチンで作製したリポソーム中では脂溶性白
金錯体は5℃、2力月では安定であることが分かる。
表 1
図1は低純度精製大豆レシチン、低純度水添精製大豆レ
シチン、高純度精製大豆レシチンおよび高純度水添精製
大豆レシチンを各々白金錯体と共にクロロホルムに溶解
したときの、白金錯体含率の経時変化を示す図である。 特許出願人 住友製薬株式会社 時 間(時間) 第 1 図
シチン、高純度精製大豆レシチンおよび高純度水添精製
大豆レシチンを各々白金錯体と共にクロロホルムに溶解
したときの、白金錯体含率の経時変化を示す図である。 特許出願人 住友製薬株式会社 時 間(時間) 第 1 図
Claims (4)
- (1)リン脂質からなるリポソーム製剤において、下記
一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、R_1およびR_3は有機基置換または無置
換のアンミンを表わし、但しこれら2個のアンミンは2
価の有機基を介して連結されていてもよく、R_3は飽
和または不飽和高級脂肪酸残基を表わす。)で示される
脂溶性白金錯体を有効成分として含有し、リン脂質が高
純度天然型リン脂質であることを特徴とするリポソーム
製剤。 - (2)高純度天然型リン脂質が高純度精製大豆レシチン
または高純度精製卵黄レシチンである請求項1記載のリ
ポソーム製剤。 - (3)高純度天然型リン脂質が高純度水添精製大豆レシ
チンまたは高純度水添精製卵黄レシチンである請求項1
記載のリポソーム製剤。 - (4)凍結乾燥型である請求項1、2または3記載のリ
ポソーム製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2297861A JPH04169531A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 脂溶性白金錯体を含有するリポソーム製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2297861A JPH04169531A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 脂溶性白金錯体を含有するリポソーム製剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04169531A true JPH04169531A (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=17852094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2297861A Pending JPH04169531A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 脂溶性白金錯体を含有するリポソーム製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04169531A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000003718A1 (fr) * | 1997-01-14 | 2000-01-27 | Toray Industries, Inc. | Preparations lyophilisees et procede de production |
| EP2882420A4 (en) * | 2012-08-13 | 2016-06-01 | Teni Boulikas | IMPROVED METHODS OF TREATING CANCER WITH REDUCED RENALER TOXICITY |
| US11224578B2 (en) | 2016-09-20 | 2022-01-18 | Shimadzu Corporation | Medicinal agent-containing molecular assembly which uses amphiphilic block polymer |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP2297861A patent/JPH04169531A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000003718A1 (fr) * | 1997-01-14 | 2000-01-27 | Toray Industries, Inc. | Preparations lyophilisees et procede de production |
| EP2882420A4 (en) * | 2012-08-13 | 2016-06-01 | Teni Boulikas | IMPROVED METHODS OF TREATING CANCER WITH REDUCED RENALER TOXICITY |
| US11224578B2 (en) | 2016-09-20 | 2022-01-18 | Shimadzu Corporation | Medicinal agent-containing molecular assembly which uses amphiphilic block polymer |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0248036B1 (en) | Hydrophobic cis-platinum complexes efficiently incorporated into liposomes | |
| US5549910A (en) | Preparation of liposome and lipid complex compositions | |
| US5277914A (en) | Preparation of liposome and lipid complex compositions | |
| JPS60155109A (ja) | リポソ−ム製剤 | |
| US8765181B2 (en) | Nano anticancer micelles of vinca alkaloids entrapped in polyethylene glycolylated phospholipids | |
| HUT74423A (en) | Pharmaceutical basic compositions | |
| EP0721328A1 (en) | Camptothecin formulations | |
| JPWO1991010431A1 (ja) | 脂肪乳剤 | |
| JP2006502233A (ja) | 白金凝集物およびその製造方法 | |
| WO2004017940A2 (en) | Pharmaceutically active lipid based formulation of sn38 | |
| JP2798302B2 (ja) | リポソームおよび脂質複合体組成物の調製 | |
| US7485320B2 (en) | Liposome for incorporating large amounts of hydrophobic substances | |
| US20040161456A1 (en) | Delivery and activation through liposome incorporation of diaminocyclohexane platinum(II) complexes | |
| JPH02138211A (ja) | 抗癌活性増強剤 | |
| JP2003516348A (ja) | がん治療のための細胞増殖抑制剤及び電子受容体を含有する医薬製剤 | |
| JPH06345663A (ja) | バンコマイシン含有リポソーム製剤 | |
| JPH04169531A (ja) | 脂溶性白金錯体を含有するリポソーム製剤 | |
| JPH04169532A (ja) | 脂溶性白金錯体含有リポソーム製剤 | |
| US5620703A (en) | Stimulating hematopoietic activity with carboplatin or lobaplatin | |
| JPS59222410A (ja) | 薬物保持リポソ−ム製剤 | |
| US20160339041A1 (en) | Liposome comprising at least one cholesterol derivative | |
| HUP0203473A2 (hu) | 6,9-Bisz-[(2-aminoetil)amino]benzo[g]izokinolin-5,10-dion-dimaleát liposzómás készítmény | |
| JPS6350330B2 (ja) | ||
| CA1330938C (en) | Hydrophobic cis-platinum complexes efficiently incorporated into liposomes | |
| AU2013203682B2 (en) | Liposome comprising at least one cholesterol derivative |