JPH0416971Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416971Y2 JPH0416971Y2 JP1986097175U JP9717586U JPH0416971Y2 JP H0416971 Y2 JPH0416971 Y2 JP H0416971Y2 JP 1986097175 U JP1986097175 U JP 1986097175U JP 9717586 U JP9717586 U JP 9717586U JP H0416971 Y2 JPH0416971 Y2 JP H0416971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- culture
- plant
- soil
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の利用分野)
本考案は、植物の種子、苗、植物体の一部又は
組織等を簡単に培養するための装置に関する。
組織等を簡単に培養するための装置に関する。
(従来の技術)
近年バイオテクノロジーの進展につれ、植物界
においても細胞培養や組織培養及び細胞融合の研
究が活発となつている。しかしこれらの研究に使
われているのは、従来からのペトーリシヤーレや
エルレンマイヤー又はフエルンバツハコルベンで
あつて、格納に場所を取る欠点がある。細胞培養
や組織培養の成功率が未だ極めて低いという事実
を踏まえて考えると、格納に場所を取られるのは
望ましくない。
においても細胞培養や組織培養及び細胞融合の研
究が活発となつている。しかしこれらの研究に使
われているのは、従来からのペトーリシヤーレや
エルレンマイヤー又はフエルンバツハコルベンで
あつて、格納に場所を取る欠点がある。細胞培養
や組織培養の成功率が未だ極めて低いという事実
を踏まえて考えると、格納に場所を取られるのは
望ましくない。
次に技術と言える程のものではないが、従来か
ら行なわれている挿し木や挿し芽において活着率
が低いことはよく知られており、中にはマツ類又
はコウヤマキのように、殆ど挿し木の不可能な樹
種もある。また、野外採集で折角珍しい小植物を
見つけたとしても、帰宅までに胴乱の中で根を乾
かしてしまい、活着できなかつたことを嘆く専門
家やマニアは数多い。さらに、豆類等の大型の種
子を畑や菜園に直播きした場合、烏、土鳩などの
害鳥に食べられてしまうことが屡々であり、これ
を有効に防除する方法は未だ見付かつていない。
ら行なわれている挿し木や挿し芽において活着率
が低いことはよく知られており、中にはマツ類又
はコウヤマキのように、殆ど挿し木の不可能な樹
種もある。また、野外採集で折角珍しい小植物を
見つけたとしても、帰宅までに胴乱の中で根を乾
かしてしまい、活着できなかつたことを嘆く専門
家やマニアは数多い。さらに、豆類等の大型の種
子を畑や菜園に直播きした場合、烏、土鳩などの
害鳥に食べられてしまうことが屡々であり、これ
を有効に防除する方法は未だ見付かつていない。
(考案の目的)
以上の事情に鑑み、本考案は、植物の細胞培養
や組織培養に利用しうるのは勿論、専門家や素人
による挿し木、挿し芽、葉挿し、播種、植物採集
等にも有効に利用することができる簡便な植物培
養用器具を提供するのを目的とする。
や組織培養に利用しうるのは勿論、専門家や素人
による挿し木、挿し芽、葉挿し、播種、植物採集
等にも有効に利用することができる簡便な植物培
養用器具を提供するのを目的とする。
(目的達成のための手段)
[構成]
以上の目的を達成するため、本発明に係る植物
培養具は、上端部が再開放及び再閉鎖可能に結紮
された疎水性合成繊維のマルチフイラメントから
なる密な編組物からなる袋状体の内部に培養土又
は細胞若しくは組織培養培地が収容されているこ
とを特徴とする。
培養具は、上端部が再開放及び再閉鎖可能に結紮
された疎水性合成繊維のマルチフイラメントから
なる密な編組物からなる袋状体の内部に培養土又
は細胞若しくは組織培養培地が収容されているこ
とを特徴とする。
ここに植物というのは、根、茎、鉉及び葉を含
む植物体の全体又はその一部、花粉、胚種、胚
芽、種子又はそれらの組織若しくは細胞を総括す
る概念である。また疎水性繊維というのは、例え
ばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリアミド、ポリビニルクロラ
イド、ポリビニリデンクロライド、ポリアクリロ
ニトリル、ポリウレタンなどの吸水性の乏しい繊
維を意味するが、考案目的上、特に疎水性の強い
ポリオレフイン系繊維が好ましい。
む植物体の全体又はその一部、花粉、胚種、胚
芽、種子又はそれらの組織若しくは細胞を総括す
る概念である。また疎水性繊維というのは、例え
ばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリアミド、ポリビニルクロラ
イド、ポリビニリデンクロライド、ポリアクリロ
ニトリル、ポリウレタンなどの吸水性の乏しい繊
維を意味するが、考案目的上、特に疎水性の強い
ポリオレフイン系繊維が好ましい。
これらの繊維は、マルチフイラメントからなる
糸条の形で密な管状に編組される。この筒状体
は、マルチフイラメントからなる編組物の特性と
してX−Y方向に伸縮しうる他、糸条を構成する
各単位繊維(フイラメント)間に存在する微細な
間隙が適度の通気性を保持したまま有害微生物、
殊に黴菌糸の侵入を阻止する。さらに内部の植物
が発根し又は植物の根が成長したときは、該根端
がフイラメント間の間隙を押し広げて通過するの
で、根の伸張を阻止することもない。なお、この
筒状体を構成する繊維が赤色系の色彩に着色され
ていると、害鳥類に対する忌避に効果がある。
糸条の形で密な管状に編組される。この筒状体
は、マルチフイラメントからなる編組物の特性と
してX−Y方向に伸縮しうる他、糸条を構成する
各単位繊維(フイラメント)間に存在する微細な
間隙が適度の通気性を保持したまま有害微生物、
殊に黴菌糸の侵入を阻止する。さらに内部の植物
が発根し又は植物の根が成長したときは、該根端
がフイラメント間の間隙を押し広げて通過するの
で、根の伸張を阻止することもない。なお、この
筒状体を構成する繊維が赤色系の色彩に着色され
ていると、害鳥類に対する忌避に効果がある。
以上の筒状体は、その下端を結紮して一方口の
袋とした後、内部へ培養土又は細胞若しくは組織
培養培地が充填される。培養土としては、例えば
団粒土壌、腐葉土、鹿沼土、燻炭、鋸屑、ピート
モス、赤玉土、蛭石、バーミキユライト末、パー
ライト、ミズゴケ片、ヘゴ末、樹皮末などが、単
独で又は適宜混合して使用される。所望により、
各種の肥料、α−インドール酢酸、α−インドー
ル酪酸、α−ナフチル酢酸、オーキシン、ジベレ
リン、キネチンなどの植物ホルモン又は分裂促進
物質、グルコース、グリシン、蔗糖脂肪酸エステ
ル、チアミン、ラクトフラビン、ニコチン酸アミ
ド、葉酸、ビタミンC、麦芽抽出物、酵母抽出
物、可溶性鉄塩などの栄養物質を少量添加しても
よい。これらの培養土構成成分は、予め滅菌され
ているのが理想的である。
袋とした後、内部へ培養土又は細胞若しくは組織
培養培地が充填される。培養土としては、例えば
団粒土壌、腐葉土、鹿沼土、燻炭、鋸屑、ピート
モス、赤玉土、蛭石、バーミキユライト末、パー
ライト、ミズゴケ片、ヘゴ末、樹皮末などが、単
独で又は適宜混合して使用される。所望により、
各種の肥料、α−インドール酢酸、α−インドー
ル酪酸、α−ナフチル酢酸、オーキシン、ジベレ
リン、キネチンなどの植物ホルモン又は分裂促進
物質、グルコース、グリシン、蔗糖脂肪酸エステ
ル、チアミン、ラクトフラビン、ニコチン酸アミ
ド、葉酸、ビタミンC、麦芽抽出物、酵母抽出
物、可溶性鉄塩などの栄養物質を少量添加しても
よい。これらの培養土構成成分は、予め滅菌され
ているのが理想的である。
また細胞若しくは組織培養培地としては、寒天
を主体とし、これに無機及び有機栄養素を配合し
たものが利用される。好適な無機栄養素として
は、硫酸マグネシウム、硝酸カルシウム、硫酸ナ
トリウム、塩化カリウム、硫酸第二鉄、第一燐酸
ナトリウム、硫酸マンガン、硫酸亜鉛、硼酸及び
ヨードカリの適量混合物に適当量のグリシン、チ
アミン、ラクトフラビン、ニコチン酸アミド及び
蔗糖並びにα−インドール酢酸、α−インドール
酪酸、α−ナフチル酢酸等の成長ホルモンを混合
したものが好適である。有害重金属による悪影響
を防止するため、これらの薬品類は最高純度のも
のであるのが望ましい。以上の各成分は、純水中
に溶解、混合した後、噴霧若しくは凍結乾燥して
袋状体中に収容される。なお、変形として、袋状
体の中身プレーンの寒天だけで構成する方法もあ
る。
を主体とし、これに無機及び有機栄養素を配合し
たものが利用される。好適な無機栄養素として
は、硫酸マグネシウム、硝酸カルシウム、硫酸ナ
トリウム、塩化カリウム、硫酸第二鉄、第一燐酸
ナトリウム、硫酸マンガン、硫酸亜鉛、硼酸及び
ヨードカリの適量混合物に適当量のグリシン、チ
アミン、ラクトフラビン、ニコチン酸アミド及び
蔗糖並びにα−インドール酢酸、α−インドール
酪酸、α−ナフチル酢酸等の成長ホルモンを混合
したものが好適である。有害重金属による悪影響
を防止するため、これらの薬品類は最高純度のも
のであるのが望ましい。以上の各成分は、純水中
に溶解、混合した後、噴霧若しくは凍結乾燥して
袋状体中に収容される。なお、変形として、袋状
体の中身プレーンの寒天だけで構成する方法もあ
る。
以上の乾燥培養土又は乾燥細胞若しくは組織培
養培地の収容された袋状体の上端開口部は、最後
に再開放及び再閉鎖可能に結紮される。この結紮
には、針金入りテープを利用するのが最も簡単で
あるが、勿論、糸、針金、ホツチキス等の他の方
法を用いてもよい。
養培地の収容された袋状体の上端開口部は、最後
に再開放及び再閉鎖可能に結紮される。この結紮
には、針金入りテープを利用するのが最も簡単で
あるが、勿論、糸、針金、ホツチキス等の他の方
法を用いてもよい。
[使用法]
本案器具の使用法には、以下の如くいくつかの
態様がある。
態様がある。
(1) 種子類:袋状体の口部を開いて培養内に種子
類埋設した後、そのまま又は該口部を緩く結紮
した上、該袋状体の上端部を露出させて土壌
(畑)内に埋める。内部の種子は、発芽につれ
緩い口部を通つて成長する。種子は発芽まで袋
状体の内部で保護されているので、害鳥の食害
を受ける恐れがない。なお、特に袋状体が赤色
系の色彩で着色されておれば前述の通り一層効
果が大きい。
類埋設した後、そのまま又は該口部を緩く結紮
した上、該袋状体の上端部を露出させて土壌
(畑)内に埋める。内部の種子は、発芽につれ
緩い口部を通つて成長する。種子は発芽まで袋
状体の内部で保護されているので、害鳥の食害
を受ける恐れがない。なお、特に袋状体が赤色
系の色彩で着色されておれば前述の通り一層効
果が大きい。
(2) 幼苗:種子類と略々同様であるが、灌水はは
必要である。
必要である。
(3) 採集植物:幼苗と略々同様であるが、直後水
に浸漬して培養土を水で含浸しておく。
に浸漬して培養土を水で含浸しておく。
(4) 挿し木:全体を水に浸漬し、濡れた培養土内
に植物の茎、葉等の一端を挿入した後、袋状体
の口部を結紮し、該該袋状体の上端部を僅かに
露出させて土壌(畑)内に埋める。また別の方
法として、土壌中に埋没させる代りに、コツプ
内に入れ、水を袋状体の上縁部付近まで満たし
て発根まで放置し、その後、定植する方法もあ
る。なお、この場合、予め本案器具の全体、使
用水及植物体を殺菌しておいた方が好ましい。
に植物の茎、葉等の一端を挿入した後、袋状体
の口部を結紮し、該該袋状体の上端部を僅かに
露出させて土壌(畑)内に埋める。また別の方
法として、土壌中に埋没させる代りに、コツプ
内に入れ、水を袋状体の上縁部付近まで満たし
て発根まで放置し、その後、定植する方法もあ
る。なお、この場合、予め本案器具の全体、使
用水及植物体を殺菌しておいた方が好ましい。
考案者の実験によれば、この方法による活着
率は抜群で、ツバキ、チヤ、ウバメガシのよう
な硬木類は勿論、これまで挿し木が困難視され
ていたマツ類、ヒノキ及びコウヤマキのような
裸子植物においてさえ優れた活着結果が得られ
た。なお、対象植物体を予め市販発根促進剤に
浸漬しておくと一層好結果が得られる。
率は抜群で、ツバキ、チヤ、ウバメガシのよう
な硬木類は勿論、これまで挿し木が困難視され
ていたマツ類、ヒノキ及びコウヤマキのような
裸子植物においてさえ優れた活着結果が得られ
た。なお、対象植物体を予め市販発根促進剤に
浸漬しておくと一層好結果が得られる。
(5) 芽挿し:挿し木に準じるが、コツプ内で静置
液体培養した方が良好である。
液体培養した方が良好である。
(6) 細胞培養及び組織培養:袋状体を少量の蒸留
水で煮沸後、直立させて放冷し、冷後、口部を
開いて、対象植物組織又は細胞を寒天上に接種
後、再び強く結紮する。これを例えば粗い金網
製の試験管立てに多数立て掛け、恒湿容器内に
置く。
水で煮沸後、直立させて放冷し、冷後、口部を
開いて、対象植物組織又は細胞を寒天上に接種
後、再び強く結紮する。これを例えば粗い金網
製の試験管立てに多数立て掛け、恒湿容器内に
置く。
またプレーン寒天のみを使用した場合は、煮
沸、放冷後の袋状体を、例えば硫酸マグネシウ
ム0.036% 硝酸カルシウム0.02%、硫酸ナト
リウム0.02%、塩化カリウム0.008% 硫酸第
二鉄0.025%、第一燐酸ナトリウム0.0016%、
硫酸マンガン0.00045% 硫酸亜鉛0.00015%、
硼酸0.00015%及びヨードカリ0.000075%、グ
リシン3ppm、チアミン1ppm、ラクトフラビン
1ppm、ニコチン酸アミド5ppm及び蔗糖2%並
びにα−インドール酢酸数ppmを含む無菌水溶
液中に浸漬して塩類、糖等の諸成分を寒天ゲル
内へ浸透させた後、以下上と同様に操作する。
沸、放冷後の袋状体を、例えば硫酸マグネシウ
ム0.036% 硝酸カルシウム0.02%、硫酸ナト
リウム0.02%、塩化カリウム0.008% 硫酸第
二鉄0.025%、第一燐酸ナトリウム0.0016%、
硫酸マンガン0.00045% 硫酸亜鉛0.00015%、
硼酸0.00015%及びヨードカリ0.000075%、グ
リシン3ppm、チアミン1ppm、ラクトフラビン
1ppm、ニコチン酸アミド5ppm及び蔗糖2%並
びにα−インドール酢酸数ppmを含む無菌水溶
液中に浸漬して塩類、糖等の諸成分を寒天ゲル
内へ浸透させた後、以下上と同様に操作する。
以上いずれの場合においても、内容植物体の成
育状況を視認できるようにするため、袋状体はで
きるだけ透明な繊維で構成されているのが望まし
い。なお、以上説明した用法が一例であつて、他
にも多くの使い方が存在しうることは当然であ
る。
育状況を視認できるようにするため、袋状体はで
きるだけ透明な繊維で構成されているのが望まし
い。なお、以上説明した用法が一例であつて、他
にも多くの使い方が存在しうることは当然であ
る。
(作用)
本案培養具の作用原理には未だ不明の点が多い
ため、これを体系的に説明するのは困難である
が、一応次のことが言える。
ため、これを体系的に説明するのは困難である
が、一応次のことが言える。
毛管現象により水分が上方へ移動するため、
これに溶けている酸素等のガスも次々と新鮮な
状態で植物体の周囲へ供給され、この結果、植
物体の好気的呼吸が促進される。これは、特に
植物体の根の成長のため重要な条件である。
これに溶けている酸素等のガスも次々と新鮮な
状態で植物体の周囲へ供給され、この結果、植
物体の好気的呼吸が促進される。これは、特に
植物体の根の成長のため重要な条件である。
疎水性の繊維は水で膨潤しないため、空気の
流通路が閉塞されない。このため、通気性が非
常に良好である。
流通路が閉塞されない。このため、通気性が非
常に良好である。
繊維間の間隙が小さいため、病原微生物の侵
入が阻止される。特に、赤色形の色素で着色さ
れていると一層その効果が大きい。なお、ネマ
トーダの如き根部寄生害虫が侵入できないこと
も自明である。
入が阻止される。特に、赤色形の色素で着色さ
れていると一層その効果が大きい。なお、ネマ
トーダの如き根部寄生害虫が侵入できないこと
も自明である。
(4) 塩化ナトリウムのような植物の成長に有害な
物質が、繊維のクロマトグラフイー的作用によ
り土壌外へ排出される。この効果は、例えばイ
ンクで着色した水を入れたコツプ内に、本案器
具の下部を数日間浸漬しておくだけで、色素が
繊維の上端に集り、他方、水が無色化してしま
うという事実からも窺知される。
物質が、繊維のクロマトグラフイー的作用によ
り土壌外へ排出される。この効果は、例えばイ
ンクで着色した水を入れたコツプ内に、本案器
具の下部を数日間浸漬しておくだけで、色素が
繊維の上端に集り、他方、水が無色化してしま
うという事実からも窺知される。
(実施例)
以下、実施例により考案実施の態様及び使用法
等について例示するが、勿論これらは例示であつ
て、考案の技術的範囲とは直接関係のないもので
ある。
等について例示するが、勿論これらは例示であつ
て、考案の技術的範囲とは直接関係のないもので
ある。
実施例 1
第1図は、考案の一実施例の破断正面図、第2
図は、第1図、線、X−Xに沿う矢視横断面図で
ある。
図は、第1図、線、X−Xに沿う矢視横断面図で
ある。
本例培養具1は、ポリプロピレン製の橙赤色
(カラーアトラス色名:PL.8,8a)の単位繊維か
らなるマルチフイラメント2を用いて編組された
チユーブ状体の上下両端を夫々針金入りテープ3
及び接着テープ4で結紮することにより製袋され
た袋状体5の内部に滅菌培養土6を充填してな
る。
(カラーアトラス色名:PL.8,8a)の単位繊維か
らなるマルチフイラメント2を用いて編組された
チユーブ状体の上下両端を夫々針金入りテープ3
及び接着テープ4で結紮することにより製袋され
た袋状体5の内部に滅菌培養土6を充填してな
る。
この袋状体5の上部のテープ3を解いて内部の
培養土6内へ挿し木すべき植物の枝Bを挿入した
後、再びテープ3で縛り、これを第3図の如くコ
ツプC内へ移して清浄な水Wを注ぎ、該5の上部
を水面WLから露出させておく。毛管現象による
活発な蒸発の結果、外気/容器内の水中の溶存ガ
ス〕間の旺盛なガス交換が起こり、結果として水
中酸素が冨化される。かつ、植物の根元が橙赤色
の袋状体5で包まれているため、根の発育に好適
な条件が保たれる。従つて、根の腐敗も起こりに
くく、また、仮に糸状菌が存在しても、菌糸が該
5の内部へ侵入しない。そしてこれら各作用の相
乗的作用の結果として、この方法による発根率は
極めて優れている。
培養土6内へ挿し木すべき植物の枝Bを挿入した
後、再びテープ3で縛り、これを第3図の如くコ
ツプC内へ移して清浄な水Wを注ぎ、該5の上部
を水面WLから露出させておく。毛管現象による
活発な蒸発の結果、外気/容器内の水中の溶存ガ
ス〕間の旺盛なガス交換が起こり、結果として水
中酸素が冨化される。かつ、植物の根元が橙赤色
の袋状体5で包まれているため、根の発育に好適
な条件が保たれる。従つて、根の腐敗も起こりに
くく、また、仮に糸状菌が存在しても、菌糸が該
5の内部へ侵入しない。そしてこれら各作用の相
乗的作用の結果として、この方法による発根率は
極めて優れている。
なお、以上の方法において、必要とあれば、袋
状体及び植物体を予め殺菌しておくのがよい。
状体及び植物体を予め殺菌しておくのがよい。
実施例 2
第4図は、前三図の例における培養土を噴霧乾
燥法で作られた栄養寒天顆粒7で置換した例であ
るが、この場合は当初から無菌的に作られている
ため、全体1′はポリ袋8内に無菌的に包装され
ている。但し、本例におけるマルチフイラメント
2′の色は無色である。
燥法で作られた栄養寒天顆粒7で置換した例であ
るが、この場合は当初から無菌的に作られている
ため、全体1′はポリ袋8内に無菌的に包装され
ている。但し、本例におけるマルチフイラメント
2′の色は無色である。
使用に際しては、ポリ袋8を破つて内容物1′
を取り出し、少量の蒸留水中で煮沸して寒天をゾ
ル化させた後、第5図の如く小型の試験管立てR
に立てかけてゲル化させる。次いでテープ3を解
いて開袋し、ゾル化した寒天上に所望の細胞又は
組織を接種した後、再びテープで口を縛り、再度
試験管立てRに立てかけて恒湿容器内に保存す
る。
を取り出し、少量の蒸留水中で煮沸して寒天をゾ
ル化させた後、第5図の如く小型の試験管立てR
に立てかけてゲル化させる。次いでテープ3を解
いて開袋し、ゾル化した寒天上に所望の細胞又は
組織を接種した後、再びテープで口を縛り、再度
試験管立てRに立てかけて恒湿容器内に保存す
る。
この方式によれば、ペトリーシヤーレを使用す
る場合に比し遥かに小面積で足りるから、多数の
細胞又は組織培養試験を行うのに便利である。
る場合に比し遥かに小面積で足りるから、多数の
細胞又は組織培養試験を行うのに便利である。
(効果)
以上説明した如く、本考案は、植物の細胞培養
又は組織培養並びに挿し木、挿し芽、葉挿し、播
種又は植物採集等に有効に利用することができる
簡便な植物培養用器具を提供できたことにより、
バイオテクノロジー及び園芸の発展に寄与しう
る。
又は組織培養並びに挿し木、挿し芽、葉挿し、播
種又は植物採集等に有効に利用することができる
簡便な植物培養用器具を提供できたことにより、
バイオテクノロジー及び園芸の発展に寄与しう
る。
第1図は、考案の一実施例の破断正面図、第2
図は、第1図、線、X−Xに沿う矢視横断面図、
第3図は、前二図の器具の使用法の一例を説明す
る立面図、第4図は、考案の別の例を示す第1図
と同様の正面図、第5図は、第4図の器具の使用
法の一例を説明する斜視図である。図中の主要な
符号の意味は以下の通り: 1,1′……本案培養具の全体、2……1のマ
ルチフイラメント、2′……1′のマルチフイラメ
ント、3……上側結紮テープ、4……下側結紮テ
ープ、5……1,1′の袋状体、6……5内の培
養土、7……5内の栄養寒天顆粒、8……包装用
ポリ袋、B……植物の挿し枝、C……コツプ、W
……水、WL……水面。
図は、第1図、線、X−Xに沿う矢視横断面図、
第3図は、前二図の器具の使用法の一例を説明す
る立面図、第4図は、考案の別の例を示す第1図
と同様の正面図、第5図は、第4図の器具の使用
法の一例を説明する斜視図である。図中の主要な
符号の意味は以下の通り: 1,1′……本案培養具の全体、2……1のマ
ルチフイラメント、2′……1′のマルチフイラメ
ント、3……上側結紮テープ、4……下側結紮テ
ープ、5……1,1′の袋状体、6……5内の培
養土、7……5内の栄養寒天顆粒、8……包装用
ポリ袋、B……植物の挿し枝、C……コツプ、W
……水、WL……水面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上端部が再開放及び再閉鎖可能に結紮された
疎水性合成繊維のマルチフイラメントからなる
密な編組物からなる袋状体の内部に培養土又は
細胞若しくは組織培養培地が収容されているこ
とを特徴とする植物培養具 2 袋状体が赤色系の色彩に着色されている実用
新案登録請求の範囲第1項記載の培養具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986097175U JPH0416971Y2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986097175U JPH0416971Y2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS634656U JPS634656U (ja) | 1988-01-13 |
| JPH0416971Y2 true JPH0416971Y2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=30963851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986097175U Expired JPH0416971Y2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0416971Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101427647B (zh) * | 2008-12-11 | 2011-04-27 | 浙江森禾种业股份有限公司 | 一种扦插栽培基质及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58220624A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-22 | 土屋 昭 | 苗を支持する方法とその器具 |
| JPS6135733A (ja) * | 1984-07-28 | 1986-02-20 | 増淵 秀雄 | 切りわら入りシ−トチユ−ブによる懸吊式水耕法 |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP1986097175U patent/JPH0416971Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS634656U (ja) | 1988-01-13 |
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