JPH04170960A - 抗菌性ハイドロキシアパタイト - Google Patents
抗菌性ハイドロキシアパタイトInfo
- Publication number
- JPH04170960A JPH04170960A JP2298816A JP29881690A JPH04170960A JP H04170960 A JPH04170960 A JP H04170960A JP 2298816 A JP2298816 A JP 2298816A JP 29881690 A JP29881690 A JP 29881690A JP H04170960 A JPH04170960 A JP H04170960A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silver
- hydroxyapatite
- zinc
- antibacterial
- salt
- Prior art date
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、抗菌性ハイドロキシアパタイト、詳しくは銀
及び亜鉛を担持させたハイドロキシアパタイトであって
、水と処理しても担持した金属及び/又は金属イオンを
水中に溶出することなく、かつ変色することなく長期間
安定に白皮を保持するので、広範囲な用途が考えられる
抗菌性ハイドロキシアパタイトに関するものである。
及び亜鉛を担持させたハイドロキシアパタイトであって
、水と処理しても担持した金属及び/又は金属イオンを
水中に溶出することなく、かつ変色することなく長期間
安定に白皮を保持するので、広範囲な用途が考えられる
抗菌性ハイドロキシアパタイトに関するものである。
(従来の技術)
銀、亜鉛などの金属及びその塩が強い抗菌、防カビ性を
有することは古くから知られており、これらを利用する
方法が各種考案されている。然しながら、金属及び塩の
ままでは、合成樹脂、繊維、塗料などの基材に混合して
使用するとき、基材に対する分散性、金属イオンの溶出
性、着色性及び光による変色などの問題があり、広範囲
に使用されえなかった。近年これら金属の抗菌性を利用
する物質として、抗菌性金属イオンを安全性の高いセラ
ミックスにイオン交換により担持させた物質が提案され
ている。例えば特開昭60−181002号公報はゼオ
ライトに抗菌性金属イオンを、特開平2−180270
号公報はハイドロキシアパタイトに抗菌性金属イオンを
、イオン交換により担持させた抗菌性物質を開示してい
る。これらの物質は、担持させた抗菌性金属イオンの水
中への溶出が減り、基材への分散性も改善されているの
で、比較的安全に、かつ広範囲に利用できる。然しなか
ら、これらの物質でも使用される媒質によってはその金
属イオンを媒質中に溶出することがあるので、いかなる
媒質でも安全に使用できるとは限らない。
有することは古くから知られており、これらを利用する
方法が各種考案されている。然しながら、金属及び塩の
ままでは、合成樹脂、繊維、塗料などの基材に混合して
使用するとき、基材に対する分散性、金属イオンの溶出
性、着色性及び光による変色などの問題があり、広範囲
に使用されえなかった。近年これら金属の抗菌性を利用
する物質として、抗菌性金属イオンを安全性の高いセラ
ミックスにイオン交換により担持させた物質が提案され
ている。例えば特開昭60−181002号公報はゼオ
ライトに抗菌性金属イオンを、特開平2−180270
号公報はハイドロキシアパタイトに抗菌性金属イオンを
、イオン交換により担持させた抗菌性物質を開示してい
る。これらの物質は、担持させた抗菌性金属イオンの水
中への溶出が減り、基材への分散性も改善されているの
で、比較的安全に、かつ広範囲に利用できる。然しなか
ら、これらの物質でも使用される媒質によってはその金
属イオンを媒質中に溶出することがあるので、いかなる
媒質でも安全に使用できるとは限らない。
一方眼は一般に光に対して敏感で、分解して灰色又は黒
色に変色することが知られている。従って銀塩をそのま
ま使用することは変色を生じる。イオン交換により銀を
担持させたゼオライトは、銀塩をそのまま使用する場合
に比し変色が少ないとは云え、経時とともに変色するこ
とは避けられず、又イオン交換により銀を担持させたハ
イドロキシアパタイトは、銀を担持させたゼオライトに
較べ、銀による変色が著しく改善されているとは云え、
完全に変色が抑えられているとは云えない。
色に変色することが知られている。従って銀塩をそのま
ま使用することは変色を生じる。イオン交換により銀を
担持させたゼオライトは、銀塩をそのまま使用する場合
に比し変色が少ないとは云え、経時とともに変色するこ
とは避けられず、又イオン交換により銀を担持させたハ
イドロキシアパタイトは、銀を担持させたゼオライトに
較べ、銀による変色が著しく改善されているとは云え、
完全に変色が抑えられているとは云えない。
(発明が解決しようとする課B)
本発明は、抗菌性金属又は金属イオンが、いかなる媒質
にも溶出することがないので金属イオンによる薬害を考
慮する必要がなく、熱に対しても安定で、比較的多量の
抗菌性金属及び/又は金属イオンが吸着保持されている
ので、長期間安全に強い抗菌力を示す上、白色度が高く
、長期の保存においても変色を起こさない銀及び亜鉛担
持抗菌性ハイドロキシアパタイトを提供するものである
。
にも溶出することがないので金属イオンによる薬害を考
慮する必要がなく、熱に対しても安定で、比較的多量の
抗菌性金属及び/又は金属イオンが吸着保持されている
ので、長期間安全に強い抗菌力を示す上、白色度が高く
、長期の保存においても変色を起こさない銀及び亜鉛担
持抗菌性ハイドロキシアパタイトを提供するものである
。
(課題を解決するための手段及び作用)上記したように
、銀をイオン交換により担持させてえられた抗菌性ゼオ
ライト及びハイドロキシアパタイトは、安全性が高く、
基材への分散も良好で使用し易い抗菌材料であるが、経
時的にわずかながら変色がみられるので、その保存に特
殊な方法が要求され、それを使用した製品の変色による
劣化を妨ぐことかできなかった。そこで本発明者らは、
銀を多量に吸着保持するので強い抗菌力を示すにかかわ
らず、銀イオンの溶出及び経時的変色を生ぜず、白色度
の高い銀吸着保持抗菌性ハイドロキシアパタイトを製造
する方法を検討した結果、目的とする抗菌性ハイドロキ
シアパタイトをえることができた。即ち銀吸着保持抗菌
性ハイドロキシアパタイトを製造するに際し、亜鉛を共
存させて処理することによりえられた銀及び亜鉛吸着保
持ハイドロキシアパタイトを、高温で焼成することによ
り、銀及び亜鉛が溶出せず、白色度が高く、経時的変色
を生じない銀吸着保持抗菌性ハイドロキシアパタイトが
えられることを認めたのである。即ち水可溶性の銀塩及
び亜鉛塩の所定量を溶かした水溶液に所定量のハイドロ
キシアパタイトを添加して攪拌する。十分に撹拌後、沈
殿物をろ過し、蒸留水で良く洗浄し、乾燥後、所定の温
度で焼成後粉砕して目的の抗菌性ハイドロキシアパタイ
トをえる。又カルシウム塩とリンM塩とよりハイドロキ
シアパタイトを常法で製造する際、水溶性銀塩及び亜鉛
塩を共存させた後えられた沈殿をろ取し、蒸留水で良く
洗い、乾燥後焼成することによっても抗菌性ハイドロキ
シアパタイトをえることができる。ハイドロキシアパタ
イトはCa、。(po、) 6 (OH) 2なる組成
を有しカルシウム塩とリン酸塩とより合成されているが
、Ca/P=”/6の化学量論的モル比を有するハイド
ロキシアパタイトの合成は、相当な困難を伴う。然しな
からCa/P= 1.4〜1.8のモル比を有しハイド
ロキシアパタイト類似の性質を有するリン酸カルシウム
塩もハイドロキシアパタイトと全く同様に、本発明の抗
菌性ハイドロキシアパタイト製造に使用することができ
る。従って本発明ではこれらリン酸カルシウム塩もハイ
ドロキシアパタイトに包含されている。
、銀をイオン交換により担持させてえられた抗菌性ゼオ
ライト及びハイドロキシアパタイトは、安全性が高く、
基材への分散も良好で使用し易い抗菌材料であるが、経
時的にわずかながら変色がみられるので、その保存に特
殊な方法が要求され、それを使用した製品の変色による
劣化を妨ぐことかできなかった。そこで本発明者らは、
銀を多量に吸着保持するので強い抗菌力を示すにかかわ
らず、銀イオンの溶出及び経時的変色を生ぜず、白色度
の高い銀吸着保持抗菌性ハイドロキシアパタイトを製造
する方法を検討した結果、目的とする抗菌性ハイドロキ
シアパタイトをえることができた。即ち銀吸着保持抗菌
性ハイドロキシアパタイトを製造するに際し、亜鉛を共
存させて処理することによりえられた銀及び亜鉛吸着保
持ハイドロキシアパタイトを、高温で焼成することによ
り、銀及び亜鉛が溶出せず、白色度が高く、経時的変色
を生じない銀吸着保持抗菌性ハイドロキシアパタイトが
えられることを認めたのである。即ち水可溶性の銀塩及
び亜鉛塩の所定量を溶かした水溶液に所定量のハイドロ
キシアパタイトを添加して攪拌する。十分に撹拌後、沈
殿物をろ過し、蒸留水で良く洗浄し、乾燥後、所定の温
度で焼成後粉砕して目的の抗菌性ハイドロキシアパタイ
トをえる。又カルシウム塩とリンM塩とよりハイドロキ
シアパタイトを常法で製造する際、水溶性銀塩及び亜鉛
塩を共存させた後えられた沈殿をろ取し、蒸留水で良く
洗い、乾燥後焼成することによっても抗菌性ハイドロキ
シアパタイトをえることができる。ハイドロキシアパタ
イトはCa、。(po、) 6 (OH) 2なる組成
を有しカルシウム塩とリン酸塩とより合成されているが
、Ca/P=”/6の化学量論的モル比を有するハイド
ロキシアパタイトの合成は、相当な困難を伴う。然しな
からCa/P= 1.4〜1.8のモル比を有しハイド
ロキシアパタイト類似の性質を有するリン酸カルシウム
塩もハイドロキシアパタイトと全く同様に、本発明の抗
菌性ハイドロキシアパタイト製造に使用することができ
る。従って本発明ではこれらリン酸カルシウム塩もハイ
ドロキシアパタイトに包含されている。
得られる抗菌性ハイドロキシアパタイトの白色度は、銀
及び亜鉛の吸着保持比率と同様、担持された銀量にも影
響されることは当然である。即ち白色度が高く、経時的
変色のない抗菌性ハイドロキシアパタイトをえるために
吸着保持させる銀量は、ハイドロキシアパタイトに対し
重量で20%以下、好ましくは15%以下であることが
望まれ、一方その抗菌力を考慮して銀の保持量は0.0
001%以上であることが望まれる。銀と共存させて保
持させる亜鉛量は、保持させる銀量に対し重量で少くと
も5%以上である必要があり、その保持量は任意に選択
することができる。このようにしてえられた銀及び亜鉛
吸着保持ハイドロキシアパタイトは高温、即ちハイト−
ロキシアパタイトの著しい結晶成長が始まる温度800
℃以上、更に好ましくは銀の融点である961’C以上
、で焼成することにより、粉末の白色度は更に向上する
。
及び亜鉛の吸着保持比率と同様、担持された銀量にも影
響されることは当然である。即ち白色度が高く、経時的
変色のない抗菌性ハイドロキシアパタイトをえるために
吸着保持させる銀量は、ハイドロキシアパタイトに対し
重量で20%以下、好ましくは15%以下であることが
望まれ、一方その抗菌力を考慮して銀の保持量は0.0
001%以上であることが望まれる。銀と共存させて保
持させる亜鉛量は、保持させる銀量に対し重量で少くと
も5%以上である必要があり、その保持量は任意に選択
することができる。このようにしてえられた銀及び亜鉛
吸着保持ハイドロキシアパタイトは高温、即ちハイト−
ロキシアパタイトの著しい結晶成長が始まる温度800
℃以上、更に好ましくは銀の融点である961’C以上
、で焼成することにより、粉末の白色度は更に向上する
。
亜鉛塩の共存下に銀塩を吸着担持させてえられた抗菌性
ハイドロキシアパタイトが高温で焼成されると、800
℃附近から結晶成長が著しく生じるとともに、焼成収縮
を発生するため、吸着された銀、亜鉛又はそれらのイオ
ン及びハイドロキシアパタイトの相互の結合が強化され
る。更に銀の融点である961℃以上で焼成されると、
銀、亜鉛、又はこれらのイオン及びハイドロキシアパタ
イトの相互の結合が更に強化される。更に、焼成温度の
上昇につれて抗菌性ハイドロキシアパタイトの結晶化が
進行する。これらの理由により高温で焼成する程吸着担
持された金属の水中への溶出が抑えられると共に白色度
が上がり、変色しなくなるものと推定される。
ハイドロキシアパタイトが高温で焼成されると、800
℃附近から結晶成長が著しく生じるとともに、焼成収縮
を発生するため、吸着された銀、亜鉛又はそれらのイオ
ン及びハイドロキシアパタイトの相互の結合が強化され
る。更に銀の融点である961℃以上で焼成されると、
銀、亜鉛、又はこれらのイオン及びハイドロキシアパタ
イトの相互の結合が更に強化される。更に、焼成温度の
上昇につれて抗菌性ハイドロキシアパタイトの結晶化が
進行する。これらの理由により高温で焼成する程吸着担
持された金属の水中への溶出が抑えられると共に白色度
が上がり、変色しなくなるものと推定される。
以下に実施例を示して具体的に本発明を説明する。
例1)
101の蒸留水にハイドロキシアパタイト1.Okg、
硝酸銀0.005 g、硝酸亜鉛455gを加え、攪拌
する。生成物をろ過し、蒸留水で良く洗い、乾燥し、8
00℃で焼成した後、粉砕して、銀を0.0001%、
亜鉛を10%担持した抗菌性ハイドロキシアパタイトを
得た。
硝酸銀0.005 g、硝酸亜鉛455gを加え、攪拌
する。生成物をろ過し、蒸留水で良く洗い、乾燥し、8
00℃で焼成した後、粉砕して、銀を0.0001%、
亜鉛を10%担持した抗菌性ハイドロキシアパタイトを
得た。
例2)
101の蒸留水にハイドロキシアパタイト1.Okg、
硝酸銀32g、硝酸亜鉛28gを加え、攪拌する。生成
物をろ過して蒸留水で良く洗い、乾燥し、1,200℃
で焼成した後、粉砕して銀を2%、亜鉛を0.6%(銀
に対して30重量%)担持した抗I 性ハイドロキシア
パタイトを得た。
硝酸銀32g、硝酸亜鉛28gを加え、攪拌する。生成
物をろ過して蒸留水で良く洗い、乾燥し、1,200℃
で焼成した後、粉砕して銀を2%、亜鉛を0.6%(銀
に対して30重量%)担持した抗I 性ハイドロキシア
パタイトを得た。
例3)
10A’の蒸留水にハイドロキシアパタイト1.0kg
、硝酸銀64g、硝酸亜鉛37gを加え、攪拌する。生
成物をろ過して蒸留水で良く洗い、乾燥し、1.200
℃で焼成した後、粉砕して銀を4%、亜鉛を0,8%(
銀に対して20重量%)担持した抗菌性ハイドロキシア
パタイトを得た。
、硝酸銀64g、硝酸亜鉛37gを加え、攪拌する。生
成物をろ過して蒸留水で良く洗い、乾燥し、1.200
℃で焼成した後、粉砕して銀を4%、亜鉛を0,8%(
銀に対して20重量%)担持した抗菌性ハイドロキシア
パタイトを得た。
例4)
101の蒸留水にハイドロキシアパタイト1.Okg、
硝酸銀128g、硝酸亜鉛184gを加え、攪拌する。
硝酸銀128g、硝酸亜鉛184gを加え、攪拌する。
生成物をろ過して蒸留水で良く洗い、乾燥し、1.20
0℃で焼成した後、粉砕して銀を8%、亜鉛を4%(w
&に対して50重量%)担持した抗菌性ハイドロキシア
パタイトを得た。
0℃で焼成した後、粉砕して銀を8%、亜鉛を4%(w
&に対して50重量%)担持した抗菌性ハイドロキシア
パタイトを得た。
例5)
1(lの蒸留水にハイドロキシアパタイト1.Okg、
硝酸銀240g、硝酸亜鉛46gを加え、撹拌する。生
成物をろ過して蒸留水で良く洗い、乾燥し、l、 20
0℃で焼成した後、粉砕して銀を15%、亜鉛を1%(
銀に対して6.7重量%)担持した抗菌性ハイドロキシ
アパタイトを得た。
硝酸銀240g、硝酸亜鉛46gを加え、撹拌する。生
成物をろ過して蒸留水で良く洗い、乾燥し、l、 20
0℃で焼成した後、粉砕して銀を15%、亜鉛を1%(
銀に対して6.7重量%)担持した抗菌性ハイドロキシ
アパタイトを得た。
例6)
lOlの蒸留水にハイドロキシアパタイト1.Okg、
硝酸銀320g、硝酸亜鉛46gを加え、攪拌する。生
成物をろ過して蒸留水で良く洗い、乾燥し、1.200
℃で焼成した後、粉砕して銀を20%、亜鉛を1%(銀
に対して5重量%)担持した抗菌性ハイドロキシアパタ
イトを得た。
硝酸銀320g、硝酸亜鉛46gを加え、攪拌する。生
成物をろ過して蒸留水で良く洗い、乾燥し、1.200
℃で焼成した後、粉砕して銀を20%、亜鉛を1%(銀
に対して5重量%)担持した抗菌性ハイドロキシアパタ
イトを得た。
例7)金属イオン溶出試験
例1)〜例6)のそれぞれの試料を蒸留水100m1中
に加え、30分間攪拌した後、原子吸光分光光度計を用
いて溶液中の金属イオンを測定し、溶出量を求めた。
に加え、30分間攪拌した後、原子吸光分光光度計を用
いて溶液中の金属イオンを測定し、溶出量を求めた。
その結果、いずれも銀及び亜鉛の溶出は認められなかっ
た。
た。
例8)抗菌力試験
例1)〜例6)のそれぞれの試料を1重量%加えたリン
酸緩衝生理食塩水に、黄色ブドウ球菌が5.6X10’
個入った菌液を添加して黄色ブドウ球菌に対する抗菌力
を測定した。 −その結果、いずれも24時間で
菌が検出されなかった。
酸緩衝生理食塩水に、黄色ブドウ球菌が5.6X10’
個入った菌液を添加して黄色ブドウ球菌に対する抗菌力
を測定した。 −その結果、いずれも24時間で
菌が検出されなかった。
例9)白色度試験
例1)〜例6)で作成した抗菌性ハイドロキシアパタイ
ト粉末について分光光度計を用いて白色度の測定を行な
った。標準試料として硫酸バリウムを用いた。又、例6
)と同様の方法で、亜鉛を含有しないで銀だけを20%
担持させた抗菌性ハイドロキシアパタイトを作成し、比
較として白色度の測定を行なった。
ト粉末について分光光度計を用いて白色度の測定を行な
った。標準試料として硫酸バリウムを用いた。又、例6
)と同様の方法で、亜鉛を含有しないで銀だけを20%
担持させた抗菌性ハイドロキシアパタイトを作成し、比
較として白色度の測定を行なった。
この結果より、亜鉛含有の白色度に対する効果がわかる
。
。
例10)
焼成温度以外は例2)と同様の方法で抗菌性ハイドロキ
シアパタイトを作成した。焼成温度については、乾燥だ
けの100℃、700℃、800℃、900℃、965
℃、1. OO0℃、1,200℃及び1,250℃の
8種類を行ない、粉末X線回折及び白色度の測定を行な
った。又、紫外線照射を36時間行なった後の白色度に
ついても測定を行なった。又、比較として金属を担持し
ていないハイドロキシアパタイト粉末についても測定を
行100℃〜1,250℃の粉末X線回折図において、
2θ 38.1 ”及び44.3°に見られるピーク(
*)は銀のピークである。その他のピークはすべてハイ
ドロキシアパタイトのピークである。
シアパタイトを作成した。焼成温度については、乾燥だ
けの100℃、700℃、800℃、900℃、965
℃、1. OO0℃、1,200℃及び1,250℃の
8種類を行ない、粉末X線回折及び白色度の測定を行な
った。又、紫外線照射を36時間行なった後の白色度に
ついても測定を行なった。又、比較として金属を担持し
ていないハイドロキシアパタイト粉末についても測定を
行100℃〜1,250℃の粉末X線回折図において、
2θ 38.1 ”及び44.3°に見られるピーク(
*)は銀のピークである。その他のピークはすべてハイ
ドロキシアパタイトのピークである。
白色度の測定結果より白色度が高く、経時的に変色しな
いのは800℃以上である。このように白色度が高く、
経時的に変色しない銀担持抗菌性ハイドロキシアパタイ
トを得るためには、これらの粉末X線回折図から見られ
るように、100°Cや700°Cのようなブロードな
ピークではなく、焼成温度800°C以上のようなシャ
ープなピークの結晶化度を持つことが必要である。
いのは800℃以上である。このように白色度が高く、
経時的に変色しない銀担持抗菌性ハイドロキシアパタイ
トを得るためには、これらの粉末X線回折図から見られ
るように、100°Cや700°Cのようなブロードな
ピークではなく、焼成温度800°C以上のようなシャ
ープなピークの結晶化度を持つことが必要である。
(発明の効果)
本発明による銀を吸着保持させた抗菌性ハイドロキシア
パタイトは保持した金属を水中に溶出することがないの
で毒性もなく、白色度が高く、銀による変色を生じない
ので広い使用範囲を有している。
パタイトは保持した金属を水中に溶出することがないの
で毒性もなく、白色度が高く、銀による変色を生じない
ので広い使用範囲を有している。
図面はえられた抗菌性ハイドロキシアパタイトの焼成温
度の異いによるX線回折図を示したものである。 第1図は100°Cで乾燥した場合のX線回折図第2図
は700℃で焼成した場合のX線回折図第3図は800
°Cで焼成した場合のX線回折図第4図は900℃で焼
成した場合のX線回折図第5図は965℃で焼成した場
合のX線回折図第6図は1000℃で焼成した場合のX
線回折第7図は1200°Cで焼成した場合のX線回折
図 第8図は1250°Cで焼成した場合のXNIA回折図
である。 代理人 弁理士 桑 原 英 明第1図 第2図 第5図 第6図
度の異いによるX線回折図を示したものである。 第1図は100°Cで乾燥した場合のX線回折図第2図
は700℃で焼成した場合のX線回折図第3図は800
°Cで焼成した場合のX線回折図第4図は900℃で焼
成した場合のX線回折図第5図は965℃で焼成した場
合のX線回折図第6図は1000℃で焼成した場合のX
線回折第7図は1200°Cで焼成した場合のX線回折
図 第8図は1250°Cで焼成した場合のXNIA回折図
である。 代理人 弁理士 桑 原 英 明第1図 第2図 第5図 第6図
Claims (5)
- (1)ハイドロキシアパタイトに銀及び亜鉛の水溶性金
属塩を吸着保持させた後焼成することを特徴とする抗菌
性ハイドロキシアパタイト。 - (2)亜鉛の保持量が銀の保持量に対して5重量%以上
である請求項(1)の抗菌性ハイドロキシアパタイト。 - (3)銀の保持量がハイドロキシアパタイトに対して2
0〜0.0001重量%である請求項(1)又は(2)
の抗菌性ハイドロキシアパタイト。 - (4)焼成温度が800℃以上である請求項(1)乃至
(3)のいずれか1項の抗菌性ハイドロキシアパタイト
。 - (5)焼成温度が960℃以上である請求項(1)乃至
(3)のいずれか1項の抗菌性ハイドロキシアパタイト
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2298816A JPH04170960A (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 抗菌性ハイドロキシアパタイト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2298816A JPH04170960A (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 抗菌性ハイドロキシアパタイト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04170960A true JPH04170960A (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=17864592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2298816A Pending JPH04170960A (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 抗菌性ハイドロキシアパタイト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04170960A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08325435A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-10 | Noritake Co Ltd | 抗菌性メラミン樹脂成形粉並びにその成形品 |
| DE10340276A1 (de) * | 2003-08-29 | 2005-03-31 | Bio-Gate Bioinnovative Materials Gmbh | Körperpflegemittel mit Silber und Zink |
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| KR100626407B1 (ko) * | 2005-07-12 | 2006-09-20 | 한양대학교 산학협력단 | 졸-겔법을 이용한 은 담지 하이드록시아파타이트의제조방법 |
| KR100864611B1 (ko) * | 2006-08-29 | 2008-10-22 | 한일월드(주) | 항균기능성을 갖는 은-수산화아파타이트 복합 나노입자의제조방법 |
| CN112409871A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-02-26 | 成都新柯力化工科技有限公司 | 一种抗菌聚合物基防水涂料及其制备方法 |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP2298816A patent/JPH04170960A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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