JPH0417600Y2 - - Google Patents

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JPH0417600Y2
JPH0417600Y2 JP13387487U JP13387487U JPH0417600Y2 JP H0417600 Y2 JPH0417600 Y2 JP H0417600Y2 JP 13387487 U JP13387487 U JP 13387487U JP 13387487 U JP13387487 U JP 13387487U JP H0417600 Y2 JPH0417600 Y2 JP H0417600Y2
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paper
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aluminum hydroxide
fusuma
basis weight
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は襖紙に関するものである。
〔従来の技術〕
襖は枠格子の表裏に襖紙を張つた内部空隙を有
する極めて燃え易い構造物・建具なので、その使
用する襖紙には不燃性が要求される。
かかる要望に応えて従来アスベスト繊維を抄造
したアスベスト紙を基材とする不燃性襖紙が用い
られていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 然るに近時アスベスト繊維は人体に有害な物質
とされ、その生産が規制されアスベスト紙の入手
が困難になりつつある。
そこで本考案者は、不燃性のガラス繊維を素材
とする襖紙の開発を試みたが、ガラス繊維は原料
鉱石を加熱溶融しフイラメント状に長く紡糸され
るので、そのまま積層したガラス繊維ウエブにバ
インダーを付与してシート状にしようとしても繊
維間が疎なネツト状のものになり、従来の襖紙の
様に厚みが100〜200μの薄い平滑なシートにする
ことは困難であり、一方、その紡糸したガラス繊
維フイラメントを裁断しアスベスト繊維と同程度
の短繊維として抄造しようとする場合には製造工
程の工数が増え、特にアスベスト繊維のデニール
(太さ)と同じ程度にガラス繊維を極細にしよう
とすると生産コストが極度にアツプし経済的に得
られない。
次に、パルプ抄造紙の不燃化を試みたが、難燃
剤の多くはパルプ抄造紙を変色・退色させ或は板
状の極度に硬いものにし、又、吸湿し易く襖の枠
格子への施工を妨げる等の不都合を生じた。
〔考案の目的〕 そこで本考案は、上記の不都合を解消しアスベ
スト紙を用いたものと同等の実用性のある不燃性
の襖紙を得ることを目的とする。
〔発明の構成〕
本考案に係る襖紙15は上記の目的を達成する
ものであり、水酸化アルミニウム70〜85重量%と
パルプ短繊維10〜25重量%とバインダー樹脂5重
量%未満とを主材とする坪量100〜150g/m2の抄
造紙11の表面に所要の図柄を印刷し、その裏面
には坪量30〜45g/m2のクラフト紙12を貼り合
わせ、又、上記の印刷表面に太さ35〜45番手のセ
ルロース繊維糸条を経緯密度18〜26本/吋として
織成した目荒なネツト13を貼り合わせ、更に、
その上にジルコニウム塩ワツクス型撥水剤組成物
を塗工したことを特徴とするものである。
ここに使用する水酸化アルミニウムは300℃前
後に加熱されて放出する結晶水を保有する水にも
有機溶剤にも溶けない固体の無機質粉末であり、
これを主材とする上記の抄造紙11(以下、水酸
化アルミニウム紙と略称する。)は厚み110〜
150μに抄造して本考案に適用される。
クラフト紙12には襖紙の施工に先立つて枠格
子に張る下地紙として慣用される厚み50〜90μの
ものが適用される。
ジルコニウム塩ワツクス型撥水剤組成物14に
は金属粉末や雲母その他の鉱物粉末等の表面装飾
に所要の粉末を配合し、或は、燐や窒素を含むス
ルホアミド系防炎剤その他のセルロース系繊維に
慣用される防炎剤を配合することも出来る。
〔考案の効果〕
本考案において従来使用のアスベスト紙に代え
て使用される水酸化アルミニウム紙11は坪量
100〜150g/m2のものであるが、その70〜85重量
%が紙の素材とならない固体粉末の水酸化アルミ
ニウムに占められ、その10〜25重量%を占めるパ
ルプ短繊維により抄造された坪量10〜37.5g/m2
程度の薄葉紙と実質的に変わらないものと言え
る。
この様に実質的に水酸化アルミニウム紙11を
構成するパルプ短繊維は可燃性のものであるが、
前記の通り水酸化アルミニウムは300℃前後にお
いて結晶水を放出するものであり、この結晶水の
放出温度(300℃)はパルプ短繊維の燃焼開始温
度と略同じであり、而も、パルプ短繊維の3〜8
倍もの水酸化アルミニウムが適用されるのでパル
プ短繊維は有効に不燃化される。
一方、水酸化アルミニウムは水にも有機溶剤に
も溶けない固体粉末としてパルプ短繊維に絡まれ
て介在し、従つて水酸化アルミニウム紙11から
脱落し易く、それ故に水酸化アルミニウム紙11
は耐摩耗性に欠け、その表面を軽く擦つただけで
チヨークマーク状の白痕が付き易く、又、水酸化
アルミニウム紙11は実質的に薄葉紙と同程度の
ものであつて伸縮し易く破れ易い。
然るに本考案における水酸化アルミニウム紙1
1は、その表裏に貼り合わされる極低目付のネツ
ト13やクラフト12に補強され、又、撥水剤1
4により吸湿による耐摩耗性や強度の低下が抑え
られ、而も、この撥水剤14がワツクス型のジル
コニウム塩なので水酸化アルミニウムの粉末間に
介在して滑剤の如く作用し、よつてチヨークマー
ク状白痕の発生が予防される。そして又、水酸化
アルミニウム紙11の補強作用をなすクラフト紙
12は元々襖枠格子に下張りされるものであるか
ら、これを水酸化アルミニウム紙11に予め貼り
合わせておくことによつて襖の組立作業が簡略化
される。
この様に、本考案におけるクラフト12の使用
は襖の組立作業を簡便にこそすれ何ら不利不便を
来さない。
以上の通り本考案によると、耐摩耗性、伸縮強
度、不燃性等において従来のアスベスト紙を用い
たものと同等の物性を有し、チヨークマークが付
き難く簡便に使用し得る襖紙が得られ、よつて本
考案は実用上頗る好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る襖紙の断面を模型的に拡
大して示す断面図である。 11……水酸化アルミニウム抄造紙、12……
クラフト紙、13……ネツト、14……撥水剤組
成物、15……襖紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水酸化アルミニウム70〜85重量%とパルプ短繊
    維10〜25重量%とバインダー樹脂5重量%未満と
    を主材とする坪量100〜150g/m2の抄造紙11の
    表面に所要の図柄を印刷し、その裏面には坪量30
    〜45g/m2のクラフト紙12を貼り合わせ、又、
    上記の印刷表面に太さ35〜45番手のセルロース繊
    維糸条を経緯密度18〜26本/吋として織成した目
    荒なネツト13を貼り合わせ、更に、その上にジ
    ルコニウム塩ワツクス型撥水剤組成物を塗工した
    ことを特徴とする襖紙。
JP13387487U 1987-08-31 1987-08-31 Expired JPH0417600Y2 (ja)

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JP13387487U JPH0417600Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPS6437499U JPS6437499U (ja) 1989-03-07
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