JPH0427645Y2 - - Google Patents

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JPH0427645Y2
JPH0427645Y2 JP7505386U JP7505386U JPH0427645Y2 JP H0427645 Y2 JPH0427645 Y2 JP H0427645Y2 JP 7505386 U JP7505386 U JP 7505386U JP 7505386 U JP7505386 U JP 7505386U JP H0427645 Y2 JPH0427645 Y2 JP H0427645Y2
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JP
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synthetic resin
intermediate layer
layer
woven fabric
interior material
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築用の耐久性内装材であつて、詳
しくは建築構造物内装壁面に直接貼着して該壁面
のヘアーピンクラツクを被覆隠蔽する性能及び耐
衝撃性を有すると共に、内装材としての装飾性
と、優れた耐久機能性並びに良好な施工性を供有
する耐久性内装材に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、建築構造物の内装壁面に直接貼着して内
装壁面のヘアーピンクラツクの擬飾並びに耐衝撃
性効果を目的とした内装材として、基材に綿布又
は合成樹脂繊維布等の基布を使用し、その上に塩
化ビニル樹脂層を積層した内装材、又は裏打紙上
に塩化ビニル樹脂層を形成し、該層を加熱して寒
冷紗等の粗織布を押圧し、その一部分が部分的に
露出する様埋込んだ内装材が知られているが、前
者は該使用基材が編成、織成等の基布を用いてい
るため、コンクリート等の内装壁面に直接施工し
た場合、基材の浸水収縮率が大きく又施工性も悪
くかつコスト高となる諸欠点を有する。
一方、後者は通気性の付与を主目的とした内装
材で、前者の如き欠点はないが、上記の埋め込ま
れた基布がレーヨン系で織成された寒冷紗等の粗
布を用いているため強度が弱く、又前記塩化ビニ
ル樹脂層表面より露出している基布部分はレーヨ
ン糸のため耐光性に劣り、その強度が低下し内装
材としての耐久性に問題があり、かつ表面に基布
が部分的に露出しているため、汚れやすく又プリ
ント柄、絞柄等の意匠性の付与に制約を有する諸
欠点を含有するものであり、本考案の目的とする
上記諸効果並びに優れた諸耐久機能性と良好な施
工性を有し、しかも装飾性をも兼備した内装材を
得ることは到底できなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は建築構造物のコンクリート等の内装壁
面に直接貼着し該壁綿のヘアーピンクラツクを被
覆隠蔽する機能と耐衝撃性効果を有すると共に、
さらに汚れ防止、防黴性並びに耐光性に優れた諸
機能を兼備するとともに施工性が良好で、しかも
低コストで製造し得る装飾意匠を具備した耐久性
内装材を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、紙基材上に、粗目平織布が埋め込め
られ、かつ、防黴剤を含有している合成樹脂中間
層が形成されており、さらに該合成樹脂中間層上
に、汚れ防止機能を有する合成樹脂表面層が積層
されているという構成のものからなる耐久性内装
材である。
〔作用、効果〕
本考案で使用する紙基材(以下裏打紙という)
は、壁紙裏打用難燃紙であつて、該裏打紙上に形
成されている合成樹脂中間層(以下中間層とい
う)は、ポリ塩化ビニル系、ポリ酢酸ビニル系、
ポリオレフイン系、ポリスチレン系又はポリアミ
ド系等の各種熱可撓性樹脂の単体又はこれ等の混
合体からなる合成樹脂をマトリツクスとし、これ
に、粗目平織布が埋め込められていると共に、防
黴剤が含有されているものである。
本考案における粗目平織布は、上記合成樹脂を
加熱軟化溶融し、例えば絞ロール等で押圧して合
成樹脂層中に完全に埋め込むものであるため、特
にその加熱、加圧条件に耐え得る耐熱性と強度を
有する素材系であることが望ましく、そのための
素材としてポリアミド系、ポリビニルアルコール
系、ポリアクリロニトリル系、ポリエステル系が
好ましく、ポリオレフイン系糸及びポリウレタン
系糸は強度的に不充分であり、まだ寒冷紗に主と
して用いられるレーヨン糸その外アセテート糸よ
りなる粗目等織布も本考案の目的に沿うものでは
ない。
さらに、該粗目平織布は前記素材で紡糸された
太さ10〜50番手で、その打込本数が10〜30本/イ
ンチ、好ましくは17〜25本/インチで織布された
ものである。糸の太さが10番手以下で、打込本数
が30本/インチ以上では、上記中間層のマトリツ
クスである合成樹脂中への埋め込みが困難とな
り、また逆に糸の太さが50番手以上で、打込本数
が10本/インチ以下では、強度的な面において弱
くなり、内装材としての引張及び引裂強度が不足
するため好ましくない。
また、前記中間層のマトリツクスである合成樹
脂中に混合する防黴剤としては、チアベンダゾー
ル(TBZ)、10、10′−オキシビスフエノキシアル
シン(OBPA)等であつて該マトリツクスの加
熱溶融温度で安定しているものが使用できる。
尚、前記中間層のマトリツクスである合成樹脂層
には、適宜必要に応じて染料、顔料等の着色剤の
ほか可塑剤、安定剤、難燃剤その他の充填剤を混
合できることは勿論である。
さらに、前記中間層上に積層されている汚れ防
止機能を有する合成樹脂表面層としては、アクリ
ル系、ポリエステル系、弗素系又はポリオレフイ
ン系等の各種合成樹脂の単体若しくはこれ等の共
重合体を使用する。
本考案の製造方を例示すれば、裏打紙上に中間
層のマトリツクスである合成樹脂に所定量の防黴
剤を混合した後、常法によるカレンダー法、コー
テイング法、押出法等の各種方法によつて合成樹
脂層を積層形成する。この場合、合成樹脂層の厚
さは、粗目平織布が埋め込まれるに足る厚さであ
れば良く、それ以上の厚さでは重量的に重くな
り、また内装材としての施工性が低下し好ましく
ない。尚、また、中間層の加工性及び製造コスト
等の点から、マトリツクスの素材としては塩化ビ
ニル系樹脂が好適であり、また積層形成における
量産性、生産コストの点からはカレンダー法によ
るのが望ましい。
前記のように裏打紙上に合成樹脂層を積層形成
した後、これを加熱して軟化溶融せしめ、これに
粗目平織布を積層し、絞ロール等で押圧して粗目
平織布を軟化溶融している合成樹脂層中に完全に
埋め込んで中間層とする。
つぎに前記中間層上に、グラビアコーテイング
法、ロールコーター法、ナイフコーテイング法、
カレンダー法又は押出法等によつて直接汚れ防止
機能を有する合成樹脂表面層を直接積層形成す
る。尚、この場合予じめ中間層、合成樹脂表面層
を別箇に形成し、これらをラミネーターを用いて
積層してもよい。
本考案は以上の如き方法で簡単に製造すること
ができるが、さらに内装材として装飾意匠性を高
めるため、適宜合成樹脂表面層に、プリント色柄
模様若しくは絞柄模様又は両者の組合せの色柄模
様を施すことができる。
本考案の耐久性内装材は、基材に裏打紙が用い
られているため、浸水収縮性が少なく、しかも中
間層に粗目平織布が埋め込められているから、建
築構造物内装壁面に貼着した場合、該壁面のヘア
ーピンクラツクを被覆隠蔽することができるばか
りでなく、引張り、引裂強度が大であり外部より
の衝撃に対する抵抗力に優れていると共に、施工
後の変形が少なく、寸法安定性に優れており、耐
久性を大巾に向上することができる。
また、中間層のマトリツクスである合成樹脂層
中に防黴剤が均一に混合されているため、黴の発
生が防止でき、従つて黴発生に伴なう色柄模様の
汚染のおそれがなく、長時間装飾性が損なわれる
ことがない。
また基材として裏打紙の使用利点も相乗され、
極めて施工性に優れた内装材たらしめることがで
き、さらに合成樹脂表面層が積層されているため
汚れ防止効果と優れた耐光性を具備すると共に、
表面層のプリント色柄模様、絞柄模様を付与する
ことにより秀でた意匠効果をも有するものとする
ことができる。
〔実施例〕
図面は本考案の一実施例を示したものである
が、つぎに図示例に基づいて本考案を具体的に説
明する。本考案の耐久性内装材1は裏打紙2上に
中間層3が積層されており、該中間層3上に合成
樹脂表面層4が積層されている。
前記中間層3は、マトリツクスとして塩化ビニ
ル樹脂5を使用し、該塩化ビニル樹脂5中に、防
黴剤6が均一に混合されていると共に、さらに該
塩化ビニル樹脂5中に、粗目平織布7が完全に埋
め込まれている。
また、前記合成樹脂表面層4は絞模様8が形成
されている。
本考案の耐久性内装材1は、中間層3が合成樹
脂5のマトリツクス中に粗目平織布7が埋め込ま
れているため、壁面に取付けた際、該壁面のヘア
ーピンクラツク等は完全に隠蔽できるばかりでな
く、引張り、引裂強度が高いため、外部よりの衝
撃に対する抵抗力が大であり、また施行後の変形
が少なく、寸法安定性に優れている。
また、中間層に防黴剤を含有しているため、黴
の発生を防止でき、長時間装飾性が損われるおそ
れがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の断面図である。 1……耐久性内装材、2……裏打紙、3……中
間層、4……合成樹脂表面層、5……塩化ビニル
樹脂、6……防黴剤、7……粗目平織布、8……
絞模様。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 紙基材上に、粗目平織布が埋め込められ、か
    つ、防黴剤を含有している合成樹脂中間層が形
    成されており、さらに該合成樹脂中間層上に、
    汚れ防止機能を有する合成樹脂表面層が積層さ
    れていることを特徴とする耐久性内装材。 (2) 粗目平織布が、耐熱性合成樹脂を素材とした
    10〜50番手の糸を用い、かつ、打込本数が10〜
    30本/インチからなる織布であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の耐久
    性内装材。
JP7505386U 1986-05-19 1986-05-19 Expired JPH0427645Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7505386U JPH0427645Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JP7505386U JPH0427645Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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Publication Number Publication Date
JPS62187728U JPS62187728U (ja) 1987-11-30
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