JPH0417627B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417627B2 JPH0417627B2 JP57028893A JP2889382A JPH0417627B2 JP H0417627 B2 JPH0417627 B2 JP H0417627B2 JP 57028893 A JP57028893 A JP 57028893A JP 2889382 A JP2889382 A JP 2889382A JP H0417627 B2 JPH0417627 B2 JP H0417627B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sam
- cells
- extract
- cerevisiae
- bacterial cells
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
本発明はS−アデノシルメチオニオンを高濃度
で含有する微生物菌体に関し、さらに詳しくは、
アデニン関連物質やニンヒドリン反応陽性物質の
含有量が少なく、簡単な操作で効率よく高純度の
S−アデノシルメチオニンを取得可能なサツカロ
マイセス・セレビシエ属に属する微生物菌体に関
する。 S−アデノシルメチオニン(以下、SAMと略
称する)は、従来から肝血症、過度脂血症、動脈
硬化症などに対する治療効果のある物質として知
られており、近時その大量生産が期待されてい
る。而して、かかるSAMの製造に際しては、も
つぱら微生物による発酵法が用いられているが
(例えばジヤーナル・オブ・バイオロジカル・ケ
ミストリー229、1037頁、1957年発行、特公昭52
−17118号など)、これらの方法では微生物菌体中
に蓄積されるSAM含有が少なく、しかもSAMと
の分離が困難なアデニン関連物質やニンヒドリン
反応陽性物質を多量含んでいるため、高純度の
SAMを簡単な操作で単離することが困難であつ
た。またSAMはきわめて不安定な物質であるた
め、菌体内にSAMを含有したまま遠隔地に移送
することもしばしば行われるが、このような場合
にSAMの含有量が小さいことは経済性の点で大
きな問題となつていた。 そこで本発明者らは従来技術のかかる点を改良
すべく鋭意検討を進めた結果、サツカロマイセ
ス・セレビシエ属に属する微生物菌体中のSAM
含量を乾燥菌体基準で10重量%以上にすると、菌
体中に存在するSAMと分離困難なメチルチオア
デノシン、アデニン、及びS−アデノシルホモシ
ステインがSAM蓄積量に対してそれぞれ0.1%以
下、1×10-2%以下、及び0.5%以下に低下し、
その結果として高純度のSAMの高収率かつ経済
的に回収可能になることを見い出し本発明を完成
するに到つた。 かくして本発明によれば、菌体内に乾燥菌体基
準で10重量%以上、好ましくは12重量%以上
SAMを含有する微生物菌体が提供される。 本発明において用いられる微生物はSAM生産
能を有し、かつメチオニン含有液体培地中で菌体
内に乾燥菌体基準でSAMを10重量%以上蓄積し
うるサツカロマイセス・セレビシエ属に属する酵
母である。 その具体例な的として、例えばサツカロマイセ
ス・セレビヂエ IFO 2342、サツカロマイセ
ス・セレビジエ IFO 2343、サツカロマイセ
ス・セレビジエ IFO 2345、サツカロマイセ
ス・セレジビエ IFO 2346、サツカロマイセ
ス・セレビジエ IFO 2347、協会9号酵母など
が例示され、またこれらの菌株の天然及び人工変
異菌であつても前記の性質を具備するものであれ
ば同様に使用することができる。 本発明の微生物菌体は、かかる微生物の菌体中
にSAMを乾燥菌体基準で10重量%以上、好まし
くは12重量%以上含有するものである。 かかる微生物菌体の製造法は格別制限されるも
のではないが、通常メチオニン、炭素源、窒素
源、無機塩及び有機微量栄養源を含有する液体培
地中で好気的条件下で培養することによつて行わ
れる。 メチオニンは通常0.2g/dl以上の割合で添加
される。メチオニンの添加方法は一度に全量を添
加する方法、分割して順次添加する方法のいずれ
でもよいが、メチオニンの添加量が多い場合に前
者の方法を採用するとSAMの菌体内蓄積量が低
下する傾向を示すので、このようなときには後者
の方法を採用するのが適切である。 炭素源としては、グルコース.シユクロース.
フラクトースなどの糖類;エタノール.グリセリ
ンなどのアルコール類;更にはこれを含有する澱
粉加水分解液.糖蜜.大豆ホエー.果汁廃液.魚
加工廃液.発酵廃液.パルプ廃液なども使用でき
る。また窒素源としては、尿素.コハク酸アンモ
ニウム.クエン酸アンモニウム.乳酸アンモニウ
ムなどが好ましい。 無機塩としては燐酸カリウム.燐酸ナトリウ
ム.燐酸カルシウム.燐酸リチウムなどの燐酸
塩.塩化カリウムなどのカリウム塩.塩化ナトリ
ウム.炭酸ナトリウムなどのナトリウム塩.硫酸
マグネシウム.塩化マグネシウムなどのマグネシ
ウム塩.硫酸マンガン.塩化マンガンなどのマン
ガン塩.硫酸鉄、塩化鉄などの鉄塩、亜鉛塩、銅
塩、コバルト塩などの通常の無機塩が必要に応じ
て適宜使用することができる。有機微量栄養源と
してはビタミン.アミノ酸.これらを含有する酵
母エキス.肉エキス.麦芽エキス.コーンステイ
ープリカー.カザミノ酸.大豆粉.大豆加水分
解.ペプトン.トリプトン.カゼイン分解液など
が必要に応じて使用できる。 培養は好気的条件下で行うのが好ましく、通常
培地のPHを3〜8、好ましくは3.5〜7に制御し
つつ、15℃〜45℃、好ましくは20℃〜35℃の範囲
で2日から10日間、培養することにより微生物菌
体中にSAMが生成蓄積される。 かくして得られる微生物菌体からSAMを取得
する方法は格別制限されるものではなく、常法に
従つて行われる。すなわち、菌体を培地から分離
したのち、菌体中のSAMを抽出し、次いで抽出
液中のSAMを単離することによつて目的物が得
られるが、この際、硫酸塩、パラトルエンスルホ
ン酸塩、スルホサリチル酸塩などのごとき塩また
は複塩の形で安定化して回収するのが一般的であ
る。 かかる本発明によれば、菌体内に高濃度で
SAMを含有するため不安定なSAMの移送に便宜
であり、またSAMとの分離が面倒な不純物の含
有率が小さいためSAMの精製が容易であり、そ
の結果として高純度のSAMを効率よく回収する
ことを可能にする。 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。 実施例 1 グルコース5g/dl、ポリペプトン0.5g/dl、
KH2PO40.4g/dl、K2HPO40.4g/dl、
MgSO4・7H2O0.02g/dl、酵母エキス0.2g/
dl、寒天2g/dlからなる寒天斜面培地(PH6.0)
に2日間生育させたサツカロマイセス・セレビジ
エIFO2346の1白金耳を、シユクロース10g/
dl、酵母エキス1g/dl、KH2PO40.4g/dl、
MgSO4・7H2O0.01g/dl、L−メチオニン1.0
g/dl、ZnSO4・7H2O0.25mg/dl、MnSO44〜
6H2O1.25mg/dl、からなりPH6.0に調整、加熱滅
菌した培地10mlに植菌し、28℃で4日間振盪し
た。 遠心分離にて集菌し、生理食塩水で洗浄した
後、菌体を1.5N過塩素酸に懸濁し、室温で1時
間、振盪しSAMを抽出した。抽出液をペーパー
クロマトグラフイー、高速液体クロマトグラフイ
ーで分析し、SAM、アデニン(以下、Adと略)、
S−アデノシルホモシステイン(以下SAHと
略)、メチルチオアデノシン(以下、MTAと略)
の分析を行ない、結果を第1表に示した。
で含有する微生物菌体に関し、さらに詳しくは、
アデニン関連物質やニンヒドリン反応陽性物質の
含有量が少なく、簡単な操作で効率よく高純度の
S−アデノシルメチオニンを取得可能なサツカロ
マイセス・セレビシエ属に属する微生物菌体に関
する。 S−アデノシルメチオニン(以下、SAMと略
称する)は、従来から肝血症、過度脂血症、動脈
硬化症などに対する治療効果のある物質として知
られており、近時その大量生産が期待されてい
る。而して、かかるSAMの製造に際しては、も
つぱら微生物による発酵法が用いられているが
(例えばジヤーナル・オブ・バイオロジカル・ケ
ミストリー229、1037頁、1957年発行、特公昭52
−17118号など)、これらの方法では微生物菌体中
に蓄積されるSAM含有が少なく、しかもSAMと
の分離が困難なアデニン関連物質やニンヒドリン
反応陽性物質を多量含んでいるため、高純度の
SAMを簡単な操作で単離することが困難であつ
た。またSAMはきわめて不安定な物質であるた
め、菌体内にSAMを含有したまま遠隔地に移送
することもしばしば行われるが、このような場合
にSAMの含有量が小さいことは経済性の点で大
きな問題となつていた。 そこで本発明者らは従来技術のかかる点を改良
すべく鋭意検討を進めた結果、サツカロマイセ
ス・セレビシエ属に属する微生物菌体中のSAM
含量を乾燥菌体基準で10重量%以上にすると、菌
体中に存在するSAMと分離困難なメチルチオア
デノシン、アデニン、及びS−アデノシルホモシ
ステインがSAM蓄積量に対してそれぞれ0.1%以
下、1×10-2%以下、及び0.5%以下に低下し、
その結果として高純度のSAMの高収率かつ経済
的に回収可能になることを見い出し本発明を完成
するに到つた。 かくして本発明によれば、菌体内に乾燥菌体基
準で10重量%以上、好ましくは12重量%以上
SAMを含有する微生物菌体が提供される。 本発明において用いられる微生物はSAM生産
能を有し、かつメチオニン含有液体培地中で菌体
内に乾燥菌体基準でSAMを10重量%以上蓄積し
うるサツカロマイセス・セレビシエ属に属する酵
母である。 その具体例な的として、例えばサツカロマイセ
ス・セレビヂエ IFO 2342、サツカロマイセ
ス・セレビジエ IFO 2343、サツカロマイセ
ス・セレビジエ IFO 2345、サツカロマイセ
ス・セレジビエ IFO 2346、サツカロマイセ
ス・セレビジエ IFO 2347、協会9号酵母など
が例示され、またこれらの菌株の天然及び人工変
異菌であつても前記の性質を具備するものであれ
ば同様に使用することができる。 本発明の微生物菌体は、かかる微生物の菌体中
にSAMを乾燥菌体基準で10重量%以上、好まし
くは12重量%以上含有するものである。 かかる微生物菌体の製造法は格別制限されるも
のではないが、通常メチオニン、炭素源、窒素
源、無機塩及び有機微量栄養源を含有する液体培
地中で好気的条件下で培養することによつて行わ
れる。 メチオニンは通常0.2g/dl以上の割合で添加
される。メチオニンの添加方法は一度に全量を添
加する方法、分割して順次添加する方法のいずれ
でもよいが、メチオニンの添加量が多い場合に前
者の方法を採用するとSAMの菌体内蓄積量が低
下する傾向を示すので、このようなときには後者
の方法を採用するのが適切である。 炭素源としては、グルコース.シユクロース.
フラクトースなどの糖類;エタノール.グリセリ
ンなどのアルコール類;更にはこれを含有する澱
粉加水分解液.糖蜜.大豆ホエー.果汁廃液.魚
加工廃液.発酵廃液.パルプ廃液なども使用でき
る。また窒素源としては、尿素.コハク酸アンモ
ニウム.クエン酸アンモニウム.乳酸アンモニウ
ムなどが好ましい。 無機塩としては燐酸カリウム.燐酸ナトリウ
ム.燐酸カルシウム.燐酸リチウムなどの燐酸
塩.塩化カリウムなどのカリウム塩.塩化ナトリ
ウム.炭酸ナトリウムなどのナトリウム塩.硫酸
マグネシウム.塩化マグネシウムなどのマグネシ
ウム塩.硫酸マンガン.塩化マンガンなどのマン
ガン塩.硫酸鉄、塩化鉄などの鉄塩、亜鉛塩、銅
塩、コバルト塩などの通常の無機塩が必要に応じ
て適宜使用することができる。有機微量栄養源と
してはビタミン.アミノ酸.これらを含有する酵
母エキス.肉エキス.麦芽エキス.コーンステイ
ープリカー.カザミノ酸.大豆粉.大豆加水分
解.ペプトン.トリプトン.カゼイン分解液など
が必要に応じて使用できる。 培養は好気的条件下で行うのが好ましく、通常
培地のPHを3〜8、好ましくは3.5〜7に制御し
つつ、15℃〜45℃、好ましくは20℃〜35℃の範囲
で2日から10日間、培養することにより微生物菌
体中にSAMが生成蓄積される。 かくして得られる微生物菌体からSAMを取得
する方法は格別制限されるものではなく、常法に
従つて行われる。すなわち、菌体を培地から分離
したのち、菌体中のSAMを抽出し、次いで抽出
液中のSAMを単離することによつて目的物が得
られるが、この際、硫酸塩、パラトルエンスルホ
ン酸塩、スルホサリチル酸塩などのごとき塩また
は複塩の形で安定化して回収するのが一般的であ
る。 かかる本発明によれば、菌体内に高濃度で
SAMを含有するため不安定なSAMの移送に便宜
であり、またSAMとの分離が面倒な不純物の含
有率が小さいためSAMの精製が容易であり、そ
の結果として高純度のSAMを効率よく回収する
ことを可能にする。 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。 実施例 1 グルコース5g/dl、ポリペプトン0.5g/dl、
KH2PO40.4g/dl、K2HPO40.4g/dl、
MgSO4・7H2O0.02g/dl、酵母エキス0.2g/
dl、寒天2g/dlからなる寒天斜面培地(PH6.0)
に2日間生育させたサツカロマイセス・セレビジ
エIFO2346の1白金耳を、シユクロース10g/
dl、酵母エキス1g/dl、KH2PO40.4g/dl、
MgSO4・7H2O0.01g/dl、L−メチオニン1.0
g/dl、ZnSO4・7H2O0.25mg/dl、MnSO44〜
6H2O1.25mg/dl、からなりPH6.0に調整、加熱滅
菌した培地10mlに植菌し、28℃で4日間振盪し
た。 遠心分離にて集菌し、生理食塩水で洗浄した
後、菌体を1.5N過塩素酸に懸濁し、室温で1時
間、振盪しSAMを抽出した。抽出液をペーパー
クロマトグラフイー、高速液体クロマトグラフイ
ーで分析し、SAM、アデニン(以下、Adと略)、
S−アデノシルホモシステイン(以下SAHと
略)、メチルチオアデノシン(以下、MTAと略)
の分析を行ない、結果を第1表に示した。
【表】
この結果から、明らかなように乾燥菌体当りの
SAM含量が12%以上の場合にはSAMと分離し難
い不純物が少ないことがわかる。 実施例 2 実施例1と同じで培地で、培養時間、培地PH、
培養温度を変えて、サツカロマイセス・セレビジ
エIFO2346を培養し、乾燥菌体当りのSAM含量
が異なる菌体を調整した。この菌体を実施例1と
同じ方法で抽出・分析を行い、結果を第2表に示
した。
SAM含量が12%以上の場合にはSAMと分離し難
い不純物が少ないことがわかる。 実施例 2 実施例1と同じで培地で、培養時間、培地PH、
培養温度を変えて、サツカロマイセス・セレビジ
エIFO2346を培養し、乾燥菌体当りのSAM含量
が異なる菌体を調整した。この菌体を実施例1と
同じ方法で抽出・分析を行い、結果を第2表に示
した。
【表】
【表】
実施例 3
グルコース5g/dl、ポリペプトン0.5g/dl、
KH2PO40.4g/dl、K2HPO40.4g/dl、
MgSO4・7H2O0.02g/dl、酵母エキス0.2g/
dl、からなり、PH6.0に調整、加熱滅菌した培地
10mlに第3表に示す各種菌株を1白金耳接種し、
28℃にて24時間振盪培養した。 一方、シユクロース10g/dl、酵母エキス1
g/dl、KH2PO40.4g/dl、MgSO4・7H2O0.01
g/dl、尿素(別滅菌)1.5g/dl、L−メチオ
ニン0.75g/dl、CaCl2 2H2O0.02g/dl、
ZnSO4 7H2O0.25mg/dl、FeSO4 7H2O0.25mg/
dl、MnSO44〜6H2O125mg/dl、CuSO4・
5H2O2μg/dl、H3BO32μg/dl、CoCl2・
6H2O0.2μg/dl、KI1μg/dlからなりPH6.0に調
整した培地1を2容発酵槽に入れ、殺菌後、
上記種培養液5mlを接種し、28℃で72時間通気撹
拌培養を行なつた。培養後、遠心分離にて集菌
し、生理食塩水で1回洗浄した菌体を100mlの
1.5N過塩素酸に懸濁し、室温で1時間振盪し
SAMを抽出した。次いで遠心分離にて菌体残渣
を除去した後、炭酸水素カリウムを加えてPH4.5
に調整し、生じた過塩素酸カリウムの沈澱を遠心
分離にて除去し、SAMを含む抽出液を得た。抽
出液中のSAMを定量しその結果を乾燥菌体当り
のSAM量として第3表に示した。 この抽出液をSAM量として0.2gになるように
弱酸性陽イオン交換樹脂アンバーライトIRC−50
(H+型)50mlを詰めたカラムに通しSAMを吸着
させた。カラムに0.005N酢酸を通じて溶出液の
260nmに於ける吸光度が0.1以下になるまで洗浄
し、不純物を除去した。この時に要した0.2N酢
酸量を第3表に示した。次いでカラムに0.1N硫
酸を通じて溶出液の260nmに於ける吸光度が0.05
以下になるまで、SAMを溶出した。この溶出液
をアンバーライトIRA900樹脂(OH-型)で処理
し、PH3.0とした後、凍結乾燥して、SAM・硫酸
塩を得た。この時のSAMの回収率を第3表に示
した。セルロース薄層クロマトグラフイー、ペー
パークロマトグラフイー、高速液体クロマトグラ
フイーでSAMの純度を測定し、第3表に示した。
KH2PO40.4g/dl、K2HPO40.4g/dl、
MgSO4・7H2O0.02g/dl、酵母エキス0.2g/
dl、からなり、PH6.0に調整、加熱滅菌した培地
10mlに第3表に示す各種菌株を1白金耳接種し、
28℃にて24時間振盪培養した。 一方、シユクロース10g/dl、酵母エキス1
g/dl、KH2PO40.4g/dl、MgSO4・7H2O0.01
g/dl、尿素(別滅菌)1.5g/dl、L−メチオ
ニン0.75g/dl、CaCl2 2H2O0.02g/dl、
ZnSO4 7H2O0.25mg/dl、FeSO4 7H2O0.25mg/
dl、MnSO44〜6H2O125mg/dl、CuSO4・
5H2O2μg/dl、H3BO32μg/dl、CoCl2・
6H2O0.2μg/dl、KI1μg/dlからなりPH6.0に調
整した培地1を2容発酵槽に入れ、殺菌後、
上記種培養液5mlを接種し、28℃で72時間通気撹
拌培養を行なつた。培養後、遠心分離にて集菌
し、生理食塩水で1回洗浄した菌体を100mlの
1.5N過塩素酸に懸濁し、室温で1時間振盪し
SAMを抽出した。次いで遠心分離にて菌体残渣
を除去した後、炭酸水素カリウムを加えてPH4.5
に調整し、生じた過塩素酸カリウムの沈澱を遠心
分離にて除去し、SAMを含む抽出液を得た。抽
出液中のSAMを定量しその結果を乾燥菌体当り
のSAM量として第3表に示した。 この抽出液をSAM量として0.2gになるように
弱酸性陽イオン交換樹脂アンバーライトIRC−50
(H+型)50mlを詰めたカラムに通しSAMを吸着
させた。カラムに0.005N酢酸を通じて溶出液の
260nmに於ける吸光度が0.1以下になるまで洗浄
し、不純物を除去した。この時に要した0.2N酢
酸量を第3表に示した。次いでカラムに0.1N硫
酸を通じて溶出液の260nmに於ける吸光度が0.05
以下になるまで、SAMを溶出した。この溶出液
をアンバーライトIRA900樹脂(OH-型)で処理
し、PH3.0とした後、凍結乾燥して、SAM・硫酸
塩を得た。この時のSAMの回収率を第3表に示
した。セルロース薄層クロマトグラフイー、ペー
パークロマトグラフイー、高速液体クロマトグラ
フイーでSAMの純度を測定し、第3表に示した。
【表】
【表】
第3表から明らかなように、本発明例において
は不純物の除去に要する溶出液の量が少なくてす
み、SAM回収率、SAMの純度とも極めて良好で
あることが明らかである。
は不純物の除去に要する溶出液の量が少なくてす
み、SAM回収率、SAMの純度とも極めて良好で
あることが明らかである。
Claims (1)
- 1 菌体中に乾燥菌体基準で10重量%以上のS−
アデノシルメチオニンを含有し、メチルチオアデ
ノシン、アデニン、及びS−アデノシルホモシス
テインをS−アデノシルメチオニン蓄積量に対し
てそれぞれ0.1%以下、1×10-2%以下、及び0.5
%以下含有するサツカロマイセス・セレビシエに
属する微生物菌体。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2889382A JPS58146274A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | S−アデノシルメチオニン高含有菌体 |
| GB08303031A GB2116172B (en) | 1982-02-25 | 1983-02-03 | Microbial cells containing s-adenosyl methionine in high concentrations and process for production of s adenosyl methionine |
| US06/463,990 US4562149A (en) | 1982-02-25 | 1983-02-04 | Yeast culture containing S-adenosyl methionine in high concentrations, and process for production of S-adenosyl methionine |
| AR292061A AR230457A1 (es) | 1982-02-25 | 1983-02-08 | Procedimiento para producir s-adenosilmetionina |
| IT19490/83A IT1193668B (it) | 1982-02-25 | 1983-02-09 | Cellule microbiche contenenti s-adenosil metionina in concentrazione elevata e procedimento per la produzione di s-adenosil metionina |
| BR8300654A BR8300654A (pt) | 1982-02-25 | 1983-02-09 | Celulas microbianas que contem s-adenosil-metionina em altas concentracoes e processo para producao de s-adenosil-metionina |
| DE19833304468 DE3304468A1 (de) | 1982-02-25 | 1983-02-09 | Mikroorganismenzellen die s-adenosylmethionin enthalten verfahren zu deren herstellung |
| ES519652A ES519652A0 (es) | 1982-02-25 | 1983-02-09 | Un procedimiento para obtener s-adenosil-metionina. |
| CH762/83A CH658868A5 (de) | 1982-02-25 | 1983-02-10 | Verfahren zur herstellung von s-adenosyl-methionin. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2889382A JPS58146274A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | S−アデノシルメチオニン高含有菌体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58146274A JPS58146274A (ja) | 1983-08-31 |
| JPH0417627B2 true JPH0417627B2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=12261069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2889382A Granted JPS58146274A (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-26 | S−アデノシルメチオニン高含有菌体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58146274A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01174386A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-10 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | S−アデノシル−l−メチオニンの蓄積を高める遺伝子およびその用途 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5217118A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-08 | Hitachi Ltd | Fuel supply device of internal combustion engine |
| JPS548794A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-23 | Yamasa Shoyu Co Ltd | Preparation of s-adenosyl-l-methionine |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP2889382A patent/JPS58146274A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58146274A (ja) | 1983-08-31 |
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