JPH04177237A - 鮮鋭性を改良したx線用ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

鮮鋭性を改良したx線用ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04177237A
JPH04177237A JP30553190A JP30553190A JPH04177237A JP H04177237 A JPH04177237 A JP H04177237A JP 30553190 A JP30553190 A JP 30553190A JP 30553190 A JP30553190 A JP 30553190A JP H04177237 A JPH04177237 A JP H04177237A
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JP
Japan
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silver halide
emulsion
sensitivity
silver
group
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JP30553190A
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Inventor
Mikio Kawasaki
川崎 幹男
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像の鮮鋭性が優れ、高い検出能を有し、か
つ迅速処理性を有したX線用ハロゲン化銀写真感光材料
に関するものである。
〔発明の背景〕
医療診断に利用されているX線撮影は、撮影時に2枚の
蛍光増感紙の間に両面に乳剤を塗布したフィルムを挾ん
でカセツテに保持して使用しているのが一般的である。
これは人体への影響を考慮し、少量のX線を有効に利用
するため、前面の増感紙を透過したX線を更に後面の増
感紙でも利用しているものである。
従来より、支持体両面に乳剤層を有したフィルムでは画
像観察の場合、直接、目に入る表面の画像と支持体ベー
スを透過して目に入る裏面の画像との双方を見ているこ
とになる。従って画像を支持体に対して直角に見る場合
は問題は少ないが、角度のある位置からの観察では、表
裏の画像に“ずれ”が生じ、鮮鋭性が低下する。
又、X線撮影に際しては入射角がフィルム面に対して9
0度になるように撮影するのが一般的だが、この際でも
X線の発生源からの入射角の広がりの約17度は免れな
い。
更に一部では、斜入射の角度で撮影する場合もあり、こ
のような場合には両面乳剤フィルムでは表裏の画像“ず
れ″が更に拡大され、著しく鮮鋭性の低下をもたらす結
果となる。
近年、X線撮影システムでは、高画質化と迅速処理化が
急速に進展しており、特に高感度化と高鮮鋭化は乳癌、
肺癌などの診断には欠くことのできない要素となってい
る。
そのため、これらの診断には、片面乳剤のフィルムを用
いる試みもなされているが、鮮鋭性は確かに向上する反
面、感度不足を招くことから、前述のように裏面への光
透過(クロスオーバー光)による“ぼけ像”を生じても
、やむをえず感度を有する両面乳剤フィルムを用いてい
るのが実状である。
尚、高感度化対策の一つに、乳剤塗布銀量を増加するこ
とが挙げられるが、銀量の増加は定着速度の低下と残留
銀を発生し、又乾燥性を遅くする結果となり、迅速処理
性に逆行することになり好ましくない。
特にX線フィルムの処理時間の短縮は、外科領域におけ
る術中の血管撮影などにて、血管中のカテーテルによる
血液の凝固などのためJこも迅速処理は不可欠の要素と
されている。
このように、現在のX線用システム上にて課題となって
いる感光材料の高感度化と、高鮮鋭性の画像が迅速処理
にて容易に得られる新たな技術の確立が急務とされてい
た。
〔発明の目的〕
従って本発明の第1の目的は、高感度で、かつ鮮鋭性の
優れたX線用ハロゲン化銀写真感光材料を提供すること
である。
本発明の第2の目的は、迅速現像処理性を劣化すること
なく、増感効率を高めたX線用ハロゲン化銀写真感光材
料を提供することである。
その他の目的は以下の明細から明らかとなる。
〔発明の構成〕
本発明の上記の目的は、以下の構成により達成されるこ
とを見いだし、本発明を成すに至った。
即ち、透明支持体の両面に少なくとも1層の感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料にお
いて、一方の側の乳剤面の感度が、もう一方の側の乳剤
面の感度に対して2.5〜1O60倍高感度であり、か
つ高感度乳剤面のハロゲン化銀の全銀量が、もう一方の
面のそれよりも1.2〜4.0倍であるハロゲン化銀写
真感光材料において、該ハロゲン化銀粒子が吸着性の写
真用分光増感色素の少なくとも一つと、非吸着性で現像
処理により容易に除去される発光性色素の少なくとも一
つとを組み合わせて含有するX線用ハロゲン化銀写真感
光材料により達成される。
以下、本発明を詳述する。
本発明では、支持体の両面に乳剤層を塗布するが、従来
法と異なり両面の感光性乳剤に感度差をつけることに特
徴を有している。しかも撮影に際しては片面からのみ露
光することである。
本発明でいう感度差とは、本発明で使用する感光材料を
撮影する光源で求めるのが基本である。
例えば、レギュラーX線フィルムでは、レギュラーX線
フィルム撮影用蛍光増感紙、オルソX線フィルムではオ
ルソX線フィルム撮影用蛍光増感紙を用いて測定する。
又、今後、他の光源を利用するシステム(パンクロ、赤
外線等)が出現すれば感光材料と組み合わせて使用する
光源を用いて測定する。
本発明の高感度乳剤面と低感度乳剤面の感度の差は、感
光材料の各面の最高濃度(支持体濃度は含まない)の4
0%の濃度を得るために必要な光量の逆数の比として求
めることができる。
本発明の中で支持体の両側にある乳剤面の相対感度は、
以下のようにして求めたものである。
高感度乳剤面の相対感度は、高感度乳剤面側から露光し
た試料を現像後、裏面(低感度)乳剤面をタンパク質分
解酵素やアルカリ性の水溶液を用いて拭い去り、高感度
乳剤面のみの画像とした感度測定試料を作製する。感度
の測定は、最高濃度から支持体濃度を引いた値に0.4
を掛け、更に支持体濃度を足した値の濃度を得るに必要
な露光量の逆数sAを求める。低感度乳剤面の相対感度
は、低感度乳剤面側から露光した試料を現像後、裏面(
高感度)乳剤面を同様に拭い去り、低感度乳剤面のみの
画像とした感度測定試料を作製し、最高濃度から支持体
濃度を引いた値に0.4を掛け、更に支持体濃度を足し
た値の濃度を得るに必要な露光量の逆数sBを求める。
このようにして求めた高感度乳剤面と低感度乳剤面の相
対感度の比であるsA/ sB= 2.5〜lOが本発
明の感光材料である。
本発明において、吸着性の写真用分光増感色素とは、一
般に分光増感剤として用いられているシアニン或はメロ
シアニン色素を言う。
一方、非吸着性で現像処理により容易に除去される発光
性色素とは、分子中に少なくとも4個以上の親水性置換
基を有したシアニン或はメロシアニン色素で代表される
このように親水性基としてスルホン酸又はカルボン酸を
有した色素は、水溶性が高いためハロゲン化銀表面には
実質的に非吸着性である。又、感光材料の親水性コロイ
ド層中に高濃度に分散することかでき、かつ短時間の現
像処理工程で容易に完全除去することができる色素であ
る。
一般にハロゲン化銀の分光増感は、増感色素の吸着に基
づいてなされる。しかし色素の吸着量には限界があって
飽和吸着又はそれ以上に吸着させると減感を引き起こす
結果となる。
そこで減感することなく、更に分光増感性を向上させる
目的から、前述したような発光性色素を用いて、ハロゲ
ン化銀には吸着せずに非吸着状態の色素分子から、吸着
型増感色素分子へのエネルギー移動による所謂、集光増
感法が例えは特開昭51−117619号、同63−1
38341号或は同63−1383425号などに開示
されている。
又、Steiger等のPhotog、Sci、Eng
 27巻 59頁(1983)においては、シアニン色
素やキサテン色素などの蛍光性色素を、分散媒であるゼ
ラチンなどのコロイド分子と結合させることにより、こ
れらの色素が光エネルギーを吸収して、エネルギー移動
、ないしは色素の発光による光学的吸収により、ハロゲ
ン化銀表面における色素の励起作用を高める増感方法を
開示している。
以下に本発明に好ましく用いられる吸着性の写真用分光
増感色素の具体例を示すが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
一般式CI) R+       Rz (xe)、−+ 式中、R1,Rz 、 Rsは各々置換もしくは非置換
のアルキル基、アルケニル基又はアリール基を表し、少
なくともR1とR2の内1つはスルホアルキル基又はカ
ルボキシアルキル基をとる。zeはアニオン、Zl及び
Z、は置換又は非置換のベンゼン環を完成するに必要な
非金属原子群、nはl又は2を表す。ただし、分子内塩
を形成するときはnはlである。
以下−余白 一般式CI)の具体例 C21(。
2Hs l−5 一般式(II) 式中、R+、Rzは各々置換もしくは非置換のアルキル
基、アルケニル基又はアリール基を表し、少なくともR
1とR2の内いずれかはスルホアルキル基又はカルボキ
シアルキル基をとる。R3は水素原子、低級アルキル基
、アリール基を表す。
XQはアニオン、zl及びz2は置換又は非置換のベン
ゼン環を完成するに必要な非金属原子群、nはl又は2
を表す。ただし、分子内塩形成するときはnは1である
一般式〔■〕の具体例 t−1 f−6 l−8 Uz)is       C2H5Hef−9 ■ −10 一般式CnI) R,R。
式中、R1及びR6は各々置換もしくは非置換の低級ア
ルキル基、R1及びR2は低級アルキル基、ヒドロキシ
アルキル基、スルホアルキル基、カルボキシアルキル基
、Xeはアニオン、Zl及びz2は置換又は非置換のベ
ンゼン環を完成するに必要な非金属原子群、nはl又は
2を表す。ただし、分子内塩を形成するときはnはlで
ある。
一般式(III)の具体例 1[[−3 C2H!      CzHs (CHz)asO3Na   (CF!り4503’″
lI[[−4 C2H,C2H5 次に本発明に好ましく用いられる発光性の写真用色素の
具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
一般式(IV) RR。
式中、X、X、は同しか又は異なってもよく酸素原子又
は硫黄原子を表し、R,R,はアルキル基、スルホアル
キル基又はカルボキシアルキル基を表す。
R2は水素原子、ハロゲン原子、−803基、−C00
M基、  O(CHz ) Im S O3M基、−N
(CH2CH2SO,M)2基、−Sow(CH2)l
lsOxM基、  CONH(CH2)11503M基
、−So、NH(CHりmsO,M基を表す。
R1は水素原子、ハロゲン原子、−So3M基、−C0
0M基を表す。Mは水素原子又はアルカリ金属原子を表
す。
R4は水素原子又はメチル基を表す。mは2〜4を表し
、n、は0又は1〜3を表す。
一般式〔v〕 式中、Rはスルホアルキル基でR1はスルホアルキル基
又はカルボキシアルキル基を表す。R2は水素原子、ト
リフルオロメチル基、スルホアルキル基又はC00M基
を表す。Mは水素原子又はアルカリ金属原子を表す。R
1は水素原子、ハロゲン原子又はスルホアルキル基を表
し、R4は水素原子又はメチル基でB2は1〜3を表す
一般式(VI) 1?。
式中、Xは酸素原子又は硫黄原子を表す。Rはスルホア
ルキル基を表し、R8はアルキル基又はスルホアルキル
基、カルボキシアルキル基を表す。
R2はスルホアルキル基又はカルボキシアルキル基で、
R3は水素原子又は−C00M基を表し、R4は水素原
子又はトリフルオロメチル基、スルホアルキル基、カル
ボキシアルキル基を表す。
R5は−COOM基、−503M基、  O(CHz)
8503M基、−(CB2)8503M基を表す。Mは
水素原子又はアルカリ金属原子でmは1〜4を表し、n
、は1〜3を表す。
一般式〔■〕 式中、R及びR1は同じか又は異なってもよく、アルキ
ル基又はスルホアルキル基、カルボキシアルキル基を表
し、R2は水素原子、−503M基、−C00M基、ス
ルホアルキル基、カルボキシアルキル基、R1は水素原
子、ハロゲン原子又は−S 03 M基を表す。Mは水
素原子又はアルカリ金属原子を表し、n、はO又は1〜
2を表す。
一般式〔■〕 RR。
式中、X、X、は同しか又は異なってもよく酸素原子、
硫黄原子又は−N−CH,基を表す。
’R、R、は、アルキル基、スルホアルキル基、カルボ
キシアルキル基を表し、R2,R3は〜So3M基、−
C00M基を表し、Mは水素原子又はアルカリ金属原子
を表す。R4は水素原子又はメチル基を表し、n、は0
又は1〜2を表す。
一般式(II) 式中、Xは硫黄原子又は酸素原子を表し、R9R1はス
ルホアルキル基を表し、R2,Rユは一5o3M基、−
C00M基、 O(CH: )m S 03 M基を表
す。Mは水素原子又はアルカリ金属原子を表し、mは1
〜4を表す。
以下、本発明に好ましく用いられる一般式〔■〕〜〔■
〕の具体例を示すか、本発明はこれらに限定され己こと
はない。
V−1 v−2 V−3 ※5O2(CH2)zSOlNa (CH2)2503′a            (+
、、t12J2:>LJ3NaV−5 ※ (CHz)−5OJa v−4 CH2COOK ■ ■−3 CH,COONa 霊 CH2COONa (CH2)2SOxNa ■−l ■−2 ■−3 ■−4 ■−5 (CH2)2COO’       (CH2)2cO
ONa■−1 ■−2 ■−3 ■−4 ■−5 その他の色素として下記が挙げられる。
l−1 (CHz)aSOx−(cH2)4so3Naf−2 I−3 I−4 (CHz)asO3e 本発明に係る上記のシアニン色素及び発光色素は公知の
化合物で、例えばF、M、Hamer著、“The C
yanine Dyes and Re1ated C
ompounds”Interscience、 Ne
w York (1964)に記載又はそれに準じて合
成できる。
本発明に係る上記の吸着型シアニン色素及び発光色素は
、ハロゲン化銀写真感光材料の製造工程中のいずれの時
期に添加してもよいが、好ましくはハロゲン化銀粒子形
成時から化学熟成終了後の適宜な時期でよい。
発光性色素は、好ましくは吸着性の分光増感色素を含有
した感光性ハロゲン化銀乳剤層に添加するのが本発明の
効果を良好に奏する。
添加量は吸着型の分光増感色素の場合、ハロゲン化銀1
モル当たりl X 10−’〜5X10−”モル、好ま
しくは3×lO情〜2.5X to−’の範囲で感度を
増大させるに充分な量を用いてよい。
一方の発光性色素の添加量は、本発明に係るハロゲン化
銀写真感光材料の親水性コロイド層に対して2.0−3
0rnmo(1/ dm”で、より好ましくハ5.0−
200−2O/ dm”である。
本発明に係る上記の吸着型及び発光性のンアニン色素は
、それぞれを単一、もしくは2種以上を組み合わせて水
又は親水性溶媒、例えばメタノール、エタノールなどl
こ溶解して添加してよい。
本発明の感光材料の高感度層を構成する側の全ハロゲン
化銀量は、低感度層より平均粒径として大粒径のハロゲ
ン化銀粒子を用いる必要性があり、できるだけ高い濃度
を形成する必要があるため高感度層側のハロゲン化銀付
き量を多くする必要がある。
本発明の感光材料の高感度面から低感度面への入射(露
光)光の透過率は12%以上で、更に好ましくは20%
〜90%の範囲である。透過率は低すぎると高感度乳剤
面から露光された光の低感度面への到達光量は少なくな
り、効率よく低感度乳剤面を露光することができないか
らである。
本発明の感光材料の高感度面から低感度面への透過率は
、高感度面から露光した場合の低感度面の相対感度(s
B’)と、低感度面から露光した場合の低感度面の相対
感度(sB)の比から求めることができる。
(sB’/sB) >0.12が本発明の感光材料であ
る。
相対感度は、低感度面の最高濃度から支持体濃度を引い
た値に0.4を掛け、更に支持体濃度を足した値の濃度
を得るに必要な露光量の逆数として求められる。
本発明試料の相対感度を求める光源としては、夫々の感
光材料を露光するのに最適な光源を用いて求めることが
好ましい。
例えば、直接撮影用レギュラーX線フィルムであれば、
蛍光体としてCaWO,を用いたブルー光発光の増感紙
(例えばNR−160コニカ〔株〕販売)で、直接撮影
用オルソX線フィルムであれば、蛍光体としてGdO□
S:Tbを用いたグリーン発光の増感紙(例えば5RO
−160コニカ〔株〕販売)を用いて、0.020〜0
.20秒の露光時間で求めることが好ましい。CRT撮
影用フィルムであればP、45蛍光体を用いたCRTで
0.5〜2秒の範囲で求めることが好ましい。
レーザー光を記録するフィルムであれば、そのフィルム
の露光に用いるレーザー光で求めることが好ましい。T
I間接撮影用フィルムであれば、■!、2次蛍光面の発
光で、ミラーカメラ使用の間接撮影用フィルムであれば
、用いる蛍光板の発光で求めることが好ましい。
本発明の目的を達成するための構成としては、高感度層
を構成する側の全ハロゲン化銀量は低感度層のそれより
も1.2@以上、好ましくは1.3倍以上であることが
好ましい。両層の銀量比は1:5以下が好ましい。それ
以上となると本発明のように片面露光を目的とした感光
材料のハロゲン化銀を両面に設ける利点が少なくなるか
らである。
本発明のさらなる特徴としては、本発明に係る感光材料
を露光する際には片面からのみ露光することである。こ
の場合、フィルムはX線入射側に対して表裏いずれが位
置してもよいが、好ましくは入射側に高感度層の面がく
ることである。
医療用白黒写真等のように実質的に写真から情報量の濃
度が2.0以下に集中している様な場合に低濃度部位の
描写を実質的に光源側の面(高感度乳剤面)で行うこと
は、撮影時と観察時の写真の鮮鋭性の劣化を防止する手
段として非常に有効である。
蛍光増感紙を用いる場合には、フィルム表裏いずれの側
にセットしてもよいが、好ましくは高感度乳剤層側に蛍
光増感紙をセットする方が本発明の目的効果を良好に奏
する。
前述しt;ように本発明に係るハロゲン化銀写真感光材
料は支持体の両面にハロゲン化銀乳剤層が塗布されてお
り、かつその乳剤の感度が表裏で異なると言う特徴を有
している。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられる乳剤は
、沃臭化銀、沃塩化銀、沃塩臭化銀などいずれのハロゲ
ン化銀であってもよいが特に高感度のものが得られると
いう点では、沃臭化銀であることが好ましい。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、8面体、1
4面体のような全て等方的に成長したもの、或は球形の
ような多面的な結晶型のもの、面欠陥を有した双晶から
成るもの或はそれらの混合型又は複合型であってもよい
。これらハロゲン化銀粒子の粒径は、0.1μm以下の
微粒子から20μmに至る大粒子であってもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられる乳剤は
、公知の方法で製造できる。例えば、リサーチ・ディス
クロージャー(RD)No、17643 (1978年
12月)−22〜23頁の1・乳剤製造法(En+u 
l s 1onPreparation and ty
pes)及び同(RD) No、18716(1979
年11月)・648頁に記載の方法で調製することがで
きる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の乳剤は、例え
ば、T、H,James著“The theory o
f thephotographic process
”第4版、Macmillan社刊(1977年’) 
38−104頁Iこ記載の方法、G、F、Dauffi
n著「写真乳剤化学」 “Photographic 
eo+ulsionChemistry”、Focal
 press社刊(1966年)、P、Glafkid
es著「写真の物理と化学“Chimie etphy
sique photographique″Paul
 Mante1社刊(1967年)、V、L、Zeli
kman他著「写真乳剤の製造と塗布」 “Makin
g and coating photographi
cemulsionHFocal press社刊(1
964年)などに記載の方法により調製される。
即ち、中性法、酸性法、アンモニア法などの溶液条件、
順混合法、逆混合法、ダブルジェット法、コンドロール
ド・ダブルジェット法なとの混合条件、コンバージョン
法、コア/シェル法などの粒子調製条件及びこれらの組
合せ法を用いて製造することができる。
本発明の好ましい実施態様としては、沃化銀を粒子内部
に局在させた単分散乳剤が挙げられる。
本発明に好ましく用いられるハロゲン化銀乳剤としては
、例えば特開昭59−177535号、同61−802
237号、同61−132943号、同63−4975
1号及び特願昭63−238225号などに開示されて
いる内部高沃度型単分散粒子が挙げられる。結晶の晶癖
は立方体、14面体、8面体及びその中間の(1,1,
1)面と(1,0,0)面が任意に混在していてもよい
ここでいう単分散乳剤とは、常法により、例えば平均粒
子直径を測定したとき、粒子数又は重量で少なくとも9
5%の粒子が、平均粒子径の±40%以内、好ましくは
±30%以内にあるハロゲン化銀粒子である。ハロゲン
化銀の粒径分布は、狭い分布を有した単分散乳剤或は広
い分布の多分散乳剤のいずれであってもよい。
ハロゲン化銀の結晶構造は、内部と外部か異なったハロ
ゲン化銀組成からなっていてもよい。
本発明の好ましい態様としての乳剤は、高沃度のコア部
分に低沃度のシェル層からなる明確な二層構造を有した
コア/シェル型単分散乳剤である。
本発明の高沃度部の沃化銀含量は20〜40モル%で特
に好ましくは20〜30モル%である。
かかる単分散乳剤の製法は公知であり、例えはJ、Ph
ot、Sic、 12.242〜251頁(1963)
、特開昭48−36890号、同52−16364号、
同55−142329、同58−49938号、英国特
許1,413.748号、米国特許3,574,628
号、同3,655.394号なとの公報に記載されてい
る。
上記の単分散乳剤としては、種晶を用い、この種晶を成
長核として銀イオン及びハライドイオンを供給すること
により、粒子を成長させた乳剤が特に好ましい。尚、コ
ア/シェル乳剤を得る方法としては、例えば英国特許1
,027.146号、米国特許3,505,068号、
同4,444,877号、特開昭60−14331号な
どの公報に詳しく述べられている。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、アスペクト比
が4以上30未満の平板状粒子であってもよい。
かかる平板状粒子の利点は、分光増感効率の向上、画像
の粒状性及び鮮鋭性の改良などが得られるなどとして例
えば、英国特許2.112.157号、米国特許4,4
39.520号、同4,433.048号、同4,41
4.310号、同4,434,226号、特開昭58−
113927号、同58−127921号、同63−1
38342号、同63−284272号、同63−30
5343号などで開示されており、同公報に記載の方法
により乳剤を調製することができる。
上述した乳剤は、粒子表面に潜像を形成する表面潜像型
或は粒子内部に潜像を形成する内部潜像型、表面と内部
に潜像を形成する型のいずれの乳剤で有ってもよい。こ
れらの乳剤は、物理熟成或は粒子調製の段階でカドミウ
ム塩、鉛塩、亜鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩又はそ
の錯塩、ロジウム塩又はその錯塩、鉄塩又はその錯塩な
どを用いてもよい。乳剤は可溶性塩類を除去するために
ノーデル水洗法、フロキュレーンコン沈降法なとの水洗
方法がなされてよい。好ましい水洗法としては、例えば
特公昭35−16086号記載のスルホ基を含む芳香族
炭化水素系アルデヒド樹脂を用いる方法、又は特開昭6
3−158644号記載の凝集高分子剤例示G 3 、
G 8などを用いる方法か特に好ましい脱塩法として挙
げられる。
本発明に係る乳剤は、物理熟成又は化学熟成前後の工程
において、各種の写真用添加剤を用いることができる。
公知の添加剤としては、例えばリサーチ・ディスクa−
ジ+ −No、17643 (1978年12月)及び
同No、18716 (1979年11月)に記載され
た化合物が挙げられる。これら二つのリサーチ・ディス
クロージャーに示されている化合物種類と添    加
    剤  RD17643   RD−18716
頁  分類 頁  分類 化学増感剤 23II[648−右上 増  感  色  素   231V648右−649
左現像促進剤 29   X目648−右上刃ブリ防止
剤 24V’1649−右下安   定   剤   
//      11色汚染防止剤 25   ■ 6
50左−右画像安定剤 25   ■ 紫外線吸収剤 25〜26  ■ 649右−650左
フイルター染料 11   11 増   白    剤   24      V硬  
 化   剤   26X651左塗  布  助  
剤   26〜27   XI    650右界面活
性剤 26〜27… 650右 可   塑   剤   27     ■    〃
ス   ベ   リ   剤    〃スタチック防止
剤27    u   ttマ   ッ   ト  剤
   28       XVI   650右バ イ
 ン ダ −  26ff651左本発明に係る感光材
料に用いることのできる支持体としては、例えば前述の
RD−17643の28頁及びRD−18716の64
7頁左欄に記載されているものか挙げられる。
適当な支持体としてはプラスチックフィルムなどで、こ
れら支持体の表面は一般に塗布層の接着をよくするため
に、下塗層を設けたり、コロナ放電、紫外線照射なとを
施してもよい。そして、このように処理された支持体上
の両面に本発明に係る乳剤を塗布することができる。
医療用X線ラジオグラフィーに本発明を適用する場合、
例えば透過性放射線曝射によって近紫外光ないし可視光
を発生する蛍光体を主成分とする蛍光増感紙が用いられ
る。これを本発明の乳剤を両面塗布してなる感光材料両
面に密着し露光することが望ましい。
ここで言う透過性放射線とは、高エネルギーの電磁波で
あって、X線及びガンマ−線を意味する。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について説明する。但し当然のこと
ではあるか、本発明は以下述へる実施例により限定され
るものではない。
実施例1 (1)単分散粒子の調製 平均粒径0.2μmの沃化銀2.0モル%含有する沃臭
化銀の単分散粒子を核とし、沃化銀30モル%を含有す
る沃臭化銀をpH94,pAg7.8で成長させ、その
後pH8,2,pAg9.1で臭化カリウムと硝酸銀を
等モル添加し、平均沃化銀含有率が2.2モル%の沃臭
化銀粒子となるような平均粒径0.375μm(■−1
)。
0.64gm (■−2)、 1.22gm (■−3
)、 0.88μm (■−4)の4種の単分散乳剤粒
子を調製した。乳剤は、通常の凝集法で過剰塩類の脱塩
を行った。即ち40°Cに保ち、ナフタレンスルホン酸
ナトリウムのホルマリン縮金物と硫酸マグネシウム水溶
液を加え、凝集させ上澄液を除去した。
得られた4種の粒径の分散性は、S/下<0.16で良
好な単分散性を有していた。
(2)平板状粒子の調製 臭化カリウムを0.17モル含有の1.5%ゼラチン溶
液5.5aに、80℃、pH5,7において撹拌しなか
ら、ダブルジェット法により臭化カリウム2.1モル及
び硝酸銀2.0モル相当を溶液で3分間にわたって加え
た。pBrは0.8に維持した。(使用した全硝酸銀の
0.53%を消費。) 臭化カリウム溶液の添加を停止し硝酸銀溶液を4.6分
間添加し続けた。(使用全硝酸銀の8.6%を消費。)
次いで、臭化カリウム溶液及び硝酸銀溶液を同時に12
分間添加した。この間pBrを1.15に維持し、添加
流量は完了時が開始時の2.3倍となるように加速せし
めた。(使用した全硝酸銀の43.6%を消費。) 臭化カリウム溶液の添加を停止し、硝酸銀溶液を1分間
加えた。(使用した全硝酸銀の4.7%を消費。) 沃化カリウム0.55モルを含む臭化カリウム2.1モ
ル溶液を硝酸銀溶液と共に12.0分間にわたって加え
た。この間pBrを1.7に維持し、流量は完了時に開
始時の1.5倍となるように加速した。(使用した全硝
酸銀の35.9%を消費。)この乳剤にチオシアン酸ナ
トリウム1.5g1モルAgを加え、25分間保持した
。沃化カリウムを0.60モルと硝酸銀を溶液でダブル
ジェット法Iこより等流量で約5分間、pBrが3.0
に達するまで加えた。(使用しt;全硝酸銀の約6.6
%を消費。)消費した全硝酸銀の量は約11モルであっ
た。このようにして、平均粒子直径1.80itmでア
スペクト比が約9:1の平板状沃臭化銀粒子を含有する
乳剤■を調製した。この粒子は沃臭化銀粒子の全投影面
積の80%以上を平板状粒子で占めていた。
試料の調製、処理及び評価 得られた■−1、■−2、■−3、■−4、■のそれぞ
れのハロゲン化銀粒子を銀1モル当たりの容積が500
+++<1になるよう純水を加えてから55°Cとし、
後掲の表2に示すような吸着性増感色素をノ10ゲン化
銀1モル当たり1 mg−1gの範囲内で、各々粒子に
最適量になるよう添加した。
次いで10分後に適当量のチオシアン酸アンモニウム及
び塩化金酸とハイポを添加し化学熟成を開始した。この
ときのpHは6.15、銀電位は50mvの条件で行っ
た。
化学熟成終了15分前(化学熟成開始から70分後)に
沃化カリウムを銀1モル当たり200mg添加し、5分
後ニ10%(wt/vol)の酢酸を添加してpHを5
.6に低下させ5分間そのI)El値を保ち、その後水
酸化カリウムの0.5%(wt/vol)液を添加して
pi(を6.I5に戻し、その後4−ヒドロキシ−6−
メチル−1,3,3a、7−チトラザインデンを添加し
化学熟成を終了した。
得られた粒子の■−1、■−2、■−3、■−4及び■
を表1のように混合してから、本発明に係る発光性色素
の例示化合物を表2に示す如く添加した。次いで後掲の
乳剤用添加剤を加えて調製液とし tこ 。
尚、写真乳剤塗布液調製後のpHは6.40、銀電位は
74mV (35℃)となるように炭酸ナトリウムと臭
化カリウム液を用いて調整した。
この乳剤塗布液を用いて、次のように試料を調製した。
即ち、写真乳剤層はゼラチン量として高感度乳剤面側も
低感度乳剤面側も2−0g/m”となるように、ハロゲ
ン化銀粒子は銀換算値で表1に示す量となるように、又
、後掲の轟加物を用いて保護層液を調製して、該保護層
はゼラチン付量として1.15g/m”となるように、
2台のスライドホッパー型コーターを用い毎分80mの
スピードで支持体上に両面同時塗布を行い、2分20秒
で乾燥し、試料を得た。支持体としては、グリシジルメ
タクリレート5Qvt%、メチルアクリレートlQwt
%、ブチルメタクリレート40wt%の3種モノマーか
らなる共重合体の濃度が19wt%になるように希釈し
て得た共重合体水性分散液を下引き液として塗設した1
75μmのX線フィルム用の濃度0.15に青色着色し
タホリエチレンテレフタレートフィルムベースを用いた
又、乳剤液(感光性ハロゲン化銀塗布液)に用いた添加
剤は次のとおりである。添加量は110ゲン化銀1モル
当たりの量で示す。
1.1−ジメチロール−1−ブロム−1−二トロメタン
            70n+gt−ブチル−カテ
コール         400mgポリビニルピロリ
ドン(分子量10,000)  1.0gスチレン−無
水マレイン酸共重合体   2.5gニトロフェニル−
トリフェニル ホスホニウムクロリド         50mg1.
3−ヒドロキシベンゼン−4− スルホン酸アンモニウム        4g2−メル
カプトベンツイミダゾール− 5−スルホン酸ナトリウム        1.5mg
H デキストラン(平均分子量6万)    0−6g1−
フェニル−5−メルカプトテトラゾール 15mgポリ
アクリル酸ナトリウム (平均分子量3.6万)     2.5g又、保護層
液に用いた添加物は次のとおりである。添加量は塗布液
112当たりの量で示す。
石灰処理イナートゼラチン       68g酸処理
ゼラチン            2gポリメチルメタ
クリレート、 面積平均粒径3.5μmのマット剤     1.1g
二酸化ケイ素粒子 面積平均粒径1.2μmのマット剤     0.5g
コロイドシリカ (ルドックスAトデュポン社製)      30gC
,HzsCONH(CHzCHzO)sH2,Og(染
料乳化分散液)本         0.4g本染料乳
化分散液は以下のように調製した。
上記の染料をそれぞれl 0kg秤量し、トリクレジル
ホスフェート12Qと酢酸エチル85Qからなる溶媒に
、55℃で溶解した。これをオイル系溶液と称する。一
方、アニオン性界面活性剤(下記AS)を1.35kg
、 45℃で溶解した9、3%ゼーy’fン水溶液27
0mQを調製した。これを水系溶液と称する。
(AS) 上記オイル系と水系の溶液を分散釜に入れ、高速回転下
で減圧して分散した。
得られた分散物に下記添加剤と水を加えて240kgに
仕上げたものを用いた。
フェノール(2,5%水溶液)       1612
r 得られた試料の各々面の感度は蛍光増感紙KO−250
(コニカ〔株〕製)をバック面用のみを用いたシングル
バック法で高感度乳剤層側から撮影した。
露光は、管電圧90KVP、 20mAで0.05秒間
のX線を照射し、距離法にてセンシトメトリーカーブを
作成し感度、最高濃度及びガンマを求めた。
尚、現像は、自動現像機5RX−501(コニカC株〕
製)で下記組成の現像液を用い、現像温度が35℃、定
着温度が33℃、水洗水は温度18℃で毎分1.5ff
iを供給し、全処理工程を45秒モードで処理した。
表2中の相対感度及びシステム感度は、最高濃度から支
持体濃度を引いた値に0.4を掛け、更に支持体濃度を
足した値の濃度を得るに必要なX線量の逆数として求め
、試料No、lを100とした場合の相対感度で表した
但し、試料No、lは通常の両面X線フィルムと同一の
乳剤構成層のため蛍光増感紙を両面用いて通常露光した
尚、塗布乾燥後の試料について、以下の評価を行った。
各試料No、1〜14の画質の評価として、鮮鋭性を実
写試料にて評価する。
シングルバック法で高感度乳剤面側のみ蛍光増感紙KO
−250を用い、管電圧90KVPで撮影した。処理は
前記センシトメトリーと同−処理(同一の自動現像機、
処理剤、処理温度、処理時間での処理)をした。
鮮鋭性はフンクチストチャート5M55853 (コ二
カメデイカル〔株〕販売)を用いて、実写と同一管電圧
、増感紙、処理条件で処理した。
露光量はフンクチストチャートによりできる濃淡の平均
濃度が0.8.0.02になるよう各試料とも露光した
現像液組成 亜硫酸カリウム           60.0gハイ
ドロキノン            25.0g1−フ
ェニル−3−ピラゾリドン       1.5gホウ
@                  l O、Og
水酸化カリウム           23.0gトリ
エチレングリコール       17.5g5−メチ
ルベンツトリアゾール     0.04g5−ニトロ
ペンツイミダゾール     0.11g1−7エニル
ー5−メルカプトテトラゾール0.015gグルタルア
ルデヒド重亜硫酸塩     8.0g氷酢酸    
           16.0g臭化カリウム   
          4.0g水を加えてlQに仕上げ
る。
A:ルーぺでl0LP/mmまで識別できる。
B:ルーぺで8LP/mmまで識別できる。
C:ルーぺで6LP/mmまで識別できる。
D:ルーぺで5LP/mmまで識別できる。
E:ルーペで4LP/mmまで識別できる。
上記でAか最も優れ、Eか優れないことを示す。
得られた結果を次の表2に示す。
又、乾燥性の試験は、試料をコニカ(株)自動現像機5
RX−501を用いて45秒処理モードで処理を行った
。自動現像機の設置場所の温度は25°C1相対湿度は
62%であった。自動現像機の乾燥風温度設定は43°
Cとした。
但し、乾燥性の評価に当たっては、実技的な乾燥性を確
認するため、処理機、処理剤は上記した感度測定と同様
の条件で行ったが、自動現像機設置場所の雰囲気は、温
度25℃、相対湿度80%として、各試料の乾燥性を確
認した。
乾燥性の評価は次の基準に従い、5段階評価した。
乾燥性評価基準 ■、完全に乾いており、試料は、温かい A2、完全に
乾いており、試料は、冷たい B3、若干湿っている(
173以下)    C4、湿っている  (273以
下)    D5、湿っている  (2/3を越える)
  E又、残留銀の評価は次のようにして行った。
前記で作成したフィルムを未露光のまま現像処理して残
留銀評価用の試料を得た。残留銀の評価は次の方法で行
った。
硫化ナトリウムの2.6810−”moQ/ Q水溶液
を残留銀評価液として上記の残留銀評価用フィルム上に
1滴滴下し、3分保置後、液をよく拭きとって、常温常
温下で15時間放置した。
その後、PDA−135型濃度計(コニカ〔株〕製)を
用いて、残留銀評価液を滴下した部分と、滴下しない部
分のブルー光の透過濃度を測定し、その差を持って残留
銀の目安とした。この差が大きければ大きい程、処理後
のフィルム中の残留銀濃度が高いことになる。得られた
結果を次の表2に示す。
表2から明らかなように、本発明に係る試料は感度を低
下することなく鮮鋭性が改良され、かつ迅速処理におけ
る定着不足に基づく残留銀の発生か少なく、乾燥性も良
好であった。
〔発明の効果〕
本発明により、画像の鮮鋭性を大巾に改良し、かつ感光
度を減じることのない迅速現像処理性を有するハロゲン
化銀写真感光材料が得られた。
本発明によって、X線露光を片面からのみ行い迅速現像
処理する改善されたX線用片面露光システムを提供でき
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 透明支持体の両面に少なくとも1層の感光性ハロゲン化
    銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、
    一方の側の乳剤面の感度が、もう一方の側の乳剤面の感
    度に対して2.5〜10.0倍高感度であり、かつ高感
    度乳剤面のハロゲン化銀の全銀量が、もう一方の面のそ
    れよりも1.2〜4.0倍であるハロゲン化銀写真感光
    材料において、該ハロゲン化銀粒子が吸着性の写真用分
    光増感色素の少なくとも一つと、非吸着性で現像処理に
    より容易に除去される発光性色素の少なくとも一つとを
    組み合わせて含有することを特徴とするX線用ハロゲン
    化銀写真感光材料。
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