JPH04158356A - 感度、鮮鋭性が改良されたx線用ハロゲン化銀写真感光材料の撮影方法 - Google Patents

感度、鮮鋭性が改良されたx線用ハロゲン化銀写真感光材料の撮影方法

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JPH04158356A
JPH04158356A JP28546790A JP28546790A JPH04158356A JP H04158356 A JPH04158356 A JP H04158356A JP 28546790 A JP28546790 A JP 28546790A JP 28546790 A JP28546790 A JP 28546790A JP H04158356 A JPH04158356 A JP H04158356A
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JP
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sensitivity
silver halide
emulsion
silver
emulsion layer
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JP28546790A
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Mikio Kawasaki
川崎 幹男
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高感度で、かつ画像の鮮鋭性が優れ、高い検
出能を有したX線用ハロゲン化銀写真感光材料およびそ
の撮影方法に関するものである。
〔発明の背景〕
従来より、医療診断に利用されている直接X線撮影用フ
ィルムは、撮影時にフィルムと蛍光増感紙を組み合わせ
て利用するのが一般的で、二枚の蛍光増感紙の間に両面
に乳剤層を持つX線フィルムを挟んでカセツテに保持し
て使用している。
これは人体へのX線の影響を考慮し、X線を有効に利用
することで、患者への被曝線量を軽減するため、前面の
増感紙を透過したX線をさらに後面の増感紙にも利用す
るものである。
従来より、支持体両面に乳剤層を有したフィルムでは画
像の観察の場合、直接口に入る表面の画像と支持体ベー
スを通過して目に入る裏面の画像との双方を見ることに
なる。従って画像を支持体に対し直角に見る場合は問題
は少ないが、角度のある位置からの観察では表裏の画像
に”ずれ”が生じ鮮鋭性が低下する。
また、X線撮影に際しては通常は、入射角が906にな
るよう撮影するが、この際でもX線の発生源からの入射
角の広がり(約17°)は免れない。
さらに一部では斜入射の角度で撮影する場合があり、こ
のような場合には表裏の”ずれ”がさらに拡大され著し
く鮮鋭性の低下をもたらす。
加えて、近年のX線撮影システムでは、フィルムの高感
度化、高鮮鋭化による高画質化が盛んに行われ、蛍光増
感紙もまた同様に高感度化、高画質化が望まれており、
例えばレギュラーシステムからオルソシステムへの切り
替えが進んでいる。
特に高鮮鋭性と高感度化は乳癌、肺癌などの診断では欠
くことの出来ない要素であり、これらの対策として感光
性乳剤を片面のみに塗布したフィルムを用いる試みがな
されてきたが、片面で高感度を得るためには、大粒径の
ハロゲン化銀を多量に塗布しないとX線用としての写真
性能を得られない。このように多量のハロゲン化銀乳剤
層を設けると迅速現像処理性が劣化し、例えば脱銀不良
を起こしクリアーな画像を得ることは出来ない。
従来通り、両面乳剤塗布フィルムを用いれば、裏面への
光透過(クロスオーバー光)により″はけ像”を生じ鮮
鋭性の劣化をきたすことになり、X線システム上の隘路
であった。そのため新たな技術の確立が望まれていた。
〔発明の目的〕
従って本発明の目的は、高感度でかつ、鮮鋭性の優れた
X線用ハロゲン化銀写真感光材料の撮影方法を提供する
ことである。その他の目的は以下の明細から明らかとな
る。
〔発明の構成〕
本発明者は鋭意検討の結果、これらの目的が以下により
達成されることを見いだし本発明を成すに至った。
即ち、透明支持体の両面に、少なくとも一層の感光性ハ
ロゲン化銀写真乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材
料において、(a)一方の側の乳剤層の感度がもう一方
の側の乳剤層の感度よりも1.5〜10倍高感度であり
、(b)かつ高感度乳剤層側のハロゲン化銀量がもう一
方の側のハロゲン化銀量よ’)61.1〜5.0倍多い
一ハロゲン化銀写真感光材料を、(c)下記式〔I〕で
表される蛍光体を含む蛍光増感紙を用いて撮影するX線
用ハロゲン化銀写真感光材料の撮影方法により達成され
る。
式〔I〕 Mg、Ta、O,: xNb 式中、Xは存在する5価カチオンの全モル数に基づき0
〜20モル%である。
以下、本発明を詳述する。
従来よりの支持体両面の乳剤層により画像を構築するシ
ステムに対して、本発明では支持体の両面に乳剤は塗布
するが、従来法と異なり両面の感光性乳剤が感度差を有
していることである。
従って撮影に際しては、従来法と異なり蛍光増感紙1枚
で、高感度面からのX線曝射により画像を得ることがで
きるものである。しかし必要によっては従来通り2枚用
いてもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料において、より高感
度を得るためには、より高感度の蛍光増感紙を用いる必
要がある。
本発明においては高感度で、かつ高鮮鋭性を得るための
蛍光増感紙としては式〔I〕で構成される蛍光体が用い
られる。
本発明に係る式CI〕で表される蛍光体は、/・ロゲン
化銀の固有吸収域であるブルー領域で発光する。そのI
;め乳剤を改めて分光増感する必要がなく、レギュラー
タイプとして高感度で、かつ高鮮鋭性を有する蛍光体で
ある。
即ち、本発明に係る式〔I〕の蛍光体は、マグネシュウ
ムタンタル酸化物を含有するもので、賦活剤としてニオ
ブを用いており、Mg、Ta、O,のみのものよりも効
率よくX線から可視光線への転換を示す置き発色光X線
蛍光体である。
式〔I〕の蛍光体は、バインダーに分散され支持体に塗
布されて蛍光増感紙として用いられる。
次に本発明でいう感度差は、本発明で使用する感光材料
を撮影する条件で求めるのが基本である。
本発明の高感度乳剤層と低感度乳剤層の感度の差は、感
光材料の各面の最高濃度(支持体濃度は含まない)の4
0%の濃度を得るために必要な光量の逆数の比として求
めることができる。
医療用白黒写真などのように、情報量の濃度が2.0以
下に集中している様な場合、低濃度部位の描写を実質的
に光源側の面で行うことは、撮影時と観察時の写真の鮮
鋭性の劣化を防ぐうえで非常に有効である。
本発明の目的のもう一つに、片面露光システム用フィル
ムの高感度化がある。例えば、高感度を得るためには大
粒径のハロゲン化銀を多量に塗布しないと目的の感度や
最高濃度が得られない。
前述したように、このように支持体の片側に多量のハロ
ゲン化銀層を支持体の片面に設けると現像、定着、水洗
乾燥等の処理性が劣化してしまい、迅速処理のために写
真構成層の薄膜化が進んでいる現実とは逆行することに
なる。
本発明の感光材料の高感度層を構成する側の全ハロゲン
化銀量は低感度層より平均粒径として大粒径のハロゲン
化銀粒子を用いる必要性があり、できるだけ高い濃度を
形成する必要があるため高感度層側のハロゲン化銀付き
量を多くする必要がある。  ・ 本発明の目的を達成するための構成としては、高感度層
を構成する側の全ハロゲン化銀量は低感度層のそれより
も1.1倍以上、好ましくは1.2倍以上であることが
好ましい。両層の銀量比は1:5以下が好ましい。それ
以上となると本発明のように片面露光を目的とした感光
材料のハロゲン化銀を両面に設ける利点が少なく起るか
らである。
本発明のさらなる特徴としては、本発明に係る感光材料
を露光する際には片面からのみ露光することである。こ
の場合、フィルムはX線入射側に対して表裏いずれが位
置してもよいが、好ましくは入射側に高感度層の面がく
ることである。
蛍光増感紙を用いる場合には、フィルム表裏いずれの側
にセットしてもよいが、好ましくは高感度乳剤層側に蛍
光増感紙をセットする方が本発明の目的効果を良好に奏
する。
前述したように本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料
は支持体の両面にハロゲン化銀乳剤層が塗布されており
、かつその乳剤の感度が表裏で異なると言う特徴を有し
ている。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられる乳剤は
、沃臭化銀、沃塩化銀、沃塩臭化銀などいずれのハロゲ
ン化銀であってもよいが特に高感度のものが得られると
いう点では、沃臭化銀であることが好ましい。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、8面体、1
4面体のような全て等友釣に成長したもの、あるいは球
形のような多面的な結晶型のもの、面欠陥を有した双晶
から成るもの或は、それらの混合型または複合型であっ
てもよい。これらハロゲン化銀粒子の粒径は、0.1μ
m以下の微粒子から20μmに至る大粒子であってもも
よい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられる乳剤は
、公知の方法で製造できる。例えば、リサーチ・ディス
クロージャー(RD )No、17643(1978年
12月)・22−23頁の1・乳剤製造法(Emuls
i。
n  Preparation and types)
及び同(RD )No、18716(1979年11月
)・648頁に記載の方法で調製することができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の乳剤は、例え
ば、T、H,James著“The theory o
f thephotographic process
”第4版、Macmillan社刊(1977年) 3
8−104頁に記載の方法、G、F、Dauffin著
「写真乳剤化学」 “Photographic em
ulsionChemistry” 、Focal p
ress社刊(1966年)、P、Glafkides
著[写真の物理と化学“Chimie etphysi
que photographique” Paul 
Monte1社刊(1967年) 、V、L、Zeli
k+++an他著「写真乳剤の製造と塗布」 “Mak
ing and coating photograp
hicemulsion” Focal press社
刊(1964年)などに記載の方法により調製される。
即ち、中性法、酸性法、アンモニア法などの溶液条件、
順混合法、逆混合法、ダブルジェット法、コンドロール
ド・ダブルジェット法などの混合条件、コンバージョン
法、コア/シェル法などの粒子調製条件及びこれらの組
み合せ法を用いて製造することができる。
本発明の好ましい実施態様としては、沃化銀を粒子内部
に局在させた単分散乳剤が挙げられる。
本発明に好ましく用いられるハロゲン化銀乳剤としては
、例えば特開昭59・177535号、同61−802
237号、同61−132943号、同63−4975
1号及び特願昭63−238225号などに開示されて
いる内部高沃度型単分散粒子が挙げられる。結晶の晶癖
は立方体、■4面体、8面体及びその中間の(1,1,
l)面と(1,0,0)面が任意に混在していてもよい
ここでいう単分散乳剤とは、常法により、例えば平均粒
子直径を測定したとき、粒子数または重量で少なくとも
95%の粒子が、平均粒子径の±40%以内、好ましく
は±30%以内にあるハロゲン化銀粒子である。ハロゲ
ン化銀の粒径分布は、狭い分布を有した単分散乳剤或は
広い分布の多分散乳剤のいずれであってもよい。
ハロゲン化銀の結晶構造は、内部と外部が異なったハロ
ゲン化銀組成からなっていてもよい。
本発明の好ましい態様としての乳剤は、高沃度のコア部
分に低沃度のシェル層からなる明確な二層構造を有した
コア/シェル型単分散乳剤である。
高沃度部の沃化銀含量は20〜40モル%で特に好まし
くは20〜30モル%である。
かかる単分散乳剤の製法は公知であり、例えばJ、Ph
ot、Sic、 12.242−251頁(1963)
、特開昭48−36890号、同52−16364号、
同55−142329、同58−49938号、英国特
許1,413.748号、米国特許3,574,628
号、同3,655,394号などの公報に記載されてい
る。
上記の単分散乳剤としては、種晶を用い、この種晶を成
長核として銀イオン及びハライドイオンを供給すること
により、粒子を成長させた乳剤が特に好ましい。なお、
コア/シェル乳剤を得る方法としては、例えば英国特許
1.02−7.146号、米国特許3,505.068
号、同4,444.877号、特開昭60−14331
号などの公報に詳しく述べられている。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、アスペクト比
が4以上30未満の平板状粒子であってもよい。
かかる平板状粒子の利点は、分光増感効率の向上、画像
の粒状性及び鮮鋭性の改良などが得られるなどとして例
えば、英国特許2,112.157号、米国特許4,4
39.520号、同4,433,018号、同4.41
4,310号、同4,434.226号、特開昭58−
113927号、同58−127921号、同63−1
38342号、同63−284272号、同63−30
5343号などで開示されており、乳剤は同公報に記載
の方法により調製することができる。
上述した乳剤は、粒子表面に潜像を形成する表面潜像型
あるいは粒子内部に潜像を形成する内部潜像型、表面と
内部に潜像を形成する型のいずれの乳剤で有ってもよい
。これらの乳剤は、物理熟成あるいは粒子調製の段階で
カドミウム塩、鉛塩、亜鉛塩、タリウム塩、イリジウム
塩又はその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩又は
その錯塩などを用いてもよい。乳剤は可溶性塩類を除去
するためにターデル水洗法、70キユレーシヨン沈降法
などの水洗方法がなされてよい。好ましい水洗法として
は、例えば特公昭35−16086号記載のスルホ基を
含む芳香族炭化水素系アルデヒド樹脂を用いる方法、又
は特開昭63−158644号記載の凝集高分子剤例示
G 3 、G 8などを用いる方法が特に好ましい脱塩
法として挙げられる。
本発明に係る乳剤は、物理熟成または化学熟成前後の工
程において、各種の写真用添加剤を用いることができる
。公知の添加剤としては、例えばリサーチ・ディスクロ
ージャー No、17643 (1978年12月)及
び同No、18716 (1979年11月)に記載さ
れた化合物が挙げられる。これら二つのリサーチ・ディ
スクa−ジャーに示されている化合物種類と添   加
   剤  RD−17643RD・18716頁  
分類 頁  分類 化学増感剤 23   m  648−右上増  感 
 色  素   23     1V    648右
−649左現像促進剤 29   II+ 648−右
上刃ブリ防止剤 24VI649−右下 安   定   剤   //      11色汚染
防止剤 25   ■ 650左−右画像安定剤 25
   ■ 紫外線吸収剤 25〜26 ■ 649右”−650左
フイルター染料 〃   〃 増    白    剤   24      V硬 
  化   剤   26X651左塗  布  助 
 剤   26〜27   n    650右界面活
性、剤 26〜27  U  650右可   塑  
 剤   27      n[ttス   ペ   
リ   剤    〃スタチック防止剤27    n
   trマ  ッ   ト  剤   28    
  1VI   650右バ イ ン ダ −  26
ff651左本発明に係る感光材料に用いることのでき
る支持体としては、例えば前述のRD・17643の2
8頁及びRD−18716の647頁左欄に記載されて
いるものが挙げられる。
適当な支持体としてはプラスチックフィルムなどで、こ
れら支持体の表面は一般に塗布層の接着をよくするため
に、下塗層を設けたり、コロナ放電、紫外線照射などを
施してもよい。そして、このように処理された支持体上
の両面に本発明に係る乳剤を塗布することができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について説明する。但し当然のこと
ではあるが、本発明は以下述べる実施例により限定され
るものではない。
実施例1 (蛍光増感紙の製法) 16.12gのMgO143,75gのTa2O3,0
,13gのNb、03、及び15.0gのに2So、を
それぞれ乳鉢で粉砕し、これらをボールミルで一時間混
和した。試料をアルミナポートに入れ、空気中1400
℃で10時間加熱して焼成する。これを乳鉢、乳棒を用
いて摩擦粉砕した後、3Qの熱水で洗浄しフラックスを
除き、残金を吸引濾過し2〜20μm径の揃った形状の
多面体粒子からなる白色粉末を得た。
この粉末を更に400メツシユのフィルターを通し、最
終生成粉末とした。このフルイ分けされた最終生成粉末
蛍光体を8.5:lの蛍光体対バインダー比で塩化メチ
レン/メタノール溶媒ヲ用いてポリウレタンの15%溶
液に分散した。
この分散液を青色染色したポリエチレンテレフタレート
支持体上にワイヤーバーを用いて塗布し、酢酸セルロズ
を保護膜としたX線励起蛍光増感紙を得た。
測定による蛍光体の塗布率は約646g/m”であっl
こ 。
同様の方法でNb2O,の量を変え下記の表−工に示す
8種の蛍光増感紙を得た。
表−1 No 、         Nb% イ                        
 0o              O,05ハ   
             0.に         
        〇、5ホ             
    1.0へ                5
.0ト                   10.
0チ                 20.0尚、
本発明に係るMgxTaloy、MgxTazOy:N
b蛍光体の調整は公知の方法で調整することができ、例
えば特開平2−149840号記載の方法を参考にする
ことができる。
(ハロゲン化銀写真感光材料の調g1)(1)単分散粒
子の調製 平均粒径0.2Hの沃化銀2.0モル%含有する沃臭化
銀の単分散粒子を核とし、沃化銀30モル%を含有する
沃臭化銀をpH9,8,pA g7.8で成長させ、そ
の’f&pH8,2,pAg9.lで臭化カリウムと硝
酸銀を等モル添加し、平均沃化銀含有率が1.8モル%
の沃臭化銀粒子となるような平均i径0.42μm(■
−1)、0y68μm(■−2)、 1.24μm(■
−3)−110’l、、 、。
(■−4)の4種の単分散乳剤粒子を調製した。乳剤は
、通常の凝集法で過剰塩類の脱塩を行った。
即ち40℃に保ち、ナフタレンスルホン酸ナトリウムの
ホルマリン縮金物と硫酸マグネシウム水溶液を加え、凝
集させ上澄液を除去した。
得られた4種の粒径の分散性は、S/下<0.15で良
好な分散性を有していた。
(2)平板状粒子の調製 臭化カリウムを0.17モル含有の1.5%ゼラチン溶
液5.5Qに、80°O,pH5,7において撹拌しな
がら、ダブルジェット法により臭化カリウム2.1モル
及び硝酸銀2.0モル相当を溶液で3分間にわたって加
えた。pBrは0.8に維持し−た。(使用した全硝酸
銀の0.53%を消費。) 臭化カリウム溶液の添加を停止し硝酸銀溶液を4.6分
間添加し統けた。(使用全硝酸銀の8.6%を消費。)
次いで、臭化カリウム溶液及び硝酸銀溶液を同時に12
分間添加した。この間pBrを1.15に維持し、添加
流量は完了時が開始時の2.3倍となるように加速せし
めた。(使用した全硝酸銀の43.6%を消費。) 臭化カリウム溶液の添加を停止し、硝酸銀溶液を1分間
加えた。(使用した全硝酸銀の4.7%を消費。) 沃化カリウム0.55モルを含む臭化カリウム2,1モ
ル溶液を硝酸銀溶液と共に12.0分間にわたって加え
た。この間pBrを1.7に維持し、流量は完了時に開
始時の1.5倍となるように加速した。(使用した全硝
酸銀の35.9%を消費。)この乳剤にチオシアン酸ナ
トリウム1.5g1モルAgを加え、25分間保持した
。沃化カリウムを0.60モルと硝酸銀を溶液でダブル
ジェット法により等流量で約5分間、pBrが3.0に
達するまで加えた。(使用した全硝酸銀の約6.6%を
消費。)消費した全硝酸銀の量は約11モルであった。
このようにして、平均粒子直径1.18μmでアスペク
ト比が約9=1の平板状沃臭化銀粒子を含有する乳剤■
を調製した。
この粒子は沃臭化銀粒子の全投影面積の80%以上を平
板状粒子で占めていた。
試料の調製、処理及び評価 得られた■−11■−2及び■−3、■−4のそれぞれ
のハロゲン化銀粒子を銀1モル当たりの容積が500+
nQになるよう純水を加えてから55℃とし、10分後
にチオシアン酸アンモニウム塩を銀1モル当り■−■が
4X 10−3モル、■−2が2X 10−”モル、■
−3がlXl0−3モル、■−4が1.6X 10−3
モル、■が3X 10−’モル加えて、さらに適当量の
塩化金酸とハイポを添加し化学熟成を開始した。
このときのpHは6.15、銀電位は50mvの条件で
行った。
化学熟成終了15分後(化学熟成開始から70分後)に
10%(wt/vol)の酢酸を添加して、pHを5.
6に低下させ5分間そのpH値を保ち、その後水酸化カ
リウムの0.5%(wt/vol)液を添加してpHを
6.15に戻し、その後4−ヒドロキシ−6−メチル−
1,3,3a、7−チトラザインデンを添加し化学熟成
を終了した。
得られた粒子の■−11■−2、■−3、■−4、■を
表2のように混合してから後掲の乳剤用渥加剤を加えて
調製液とした。
なお、写真乳剤塗布液調整後のpHは6.40、銀電位
は74mV(35°C)となるように炭酸ナトリウムと
臭この乳剤塗布液を用いて、次のように試料を調製した
。即ち、写真乳剤層はゼラチン量として高感度乳剤層側
も低感度乳剤層側も2.0g/m”となるように、ハロ
ゲン化銀粒子は銀換算値で表1に示す量となるように、
又、後掲の添加物を用いて保護層液を調製して、該保護
層はゼラチン付量として1.15g/m2となるように
、2台のスライドホッパー型コーターを用い毎分80m
のスピードで支持体上に両面同時塗布を行い、2分20
秒で乾燥し、試料を得た。支持体としては、グリシジル
メタクリレート50wt%、メチルアクリレート10w
t%、ブチルメタクリレート4Qwt%の3種モノマー
からなる共重合体の濃度が10wt%になるように希釈
して得た共重合体水性分散液を下引き液として塗設した
175μmのX線フィルム用の青色着色したポリエチレ
ンテレフタレートフィルムベースを用いた。
又乳剤液(感光性ハロゲン化銀塗布液)に用いt;添加
剤は次のとおりである。添加量はハロゲン化銀1モル当
たりの量で示す。
1.1−ジメチロール−1−ブロム−1−ニドCメタン
            70mgt−ブチル−カテコ
ール         400mgポリビニルピロリド
ン(分子量10,000)  1.0gスチレン−無水
マレイン酸共重合体  2.5gニトロフェニル−トリ
フェニル ホスホニウムクロリド         50mg1.
3−ジ−ヒドロキシベンゼン−4−スルホン酸アンモニ
ウム        4g2−メルカプトベンツイミダ
ゾール =5−スルホン厳ナトリウム       1.5B1
−7二二ルー5−メルカプトテトラゾール 15mg又
保護要保護用いた添加物は次のとおりである。
添加量は塗布液lIl当たりの量で示す。
石灰処理イナートゼラチン       68g酸旭理
ゼラチン            2gポリメチルメタ
クリレート、 面積平均粒径3.5p mのマット剤    1.1g
二酸化ケイ素粒子 面積平均粒径】、2μmのマット剤    0.5gル
ドックスAM (デュポン社製) (コロイドシリカ)30g ビスビニルスルボニルメチルエーテル 0.5g υ C1zHziCONH(CH*CHxO)sH2,Og
(染料乳化分散液) *           0.4
g*染料乳化分散液は以下のように調製した。
上記の染料をそれぞれ10kg秤量し、トリクレジルホ
スフェート12Qと酢酸エチル85ffからなる溶媒に
、55℃で溶解した。これをオイル系溶液と称する。一
方、アニオン性界面活性剤(下記As)を1.35kg
、 45°Cで溶解した。9.3%ゼラチン水溶液27
0m12を調製した。これを水系溶液と称する。
(AS) 上記オイル系と水系の溶液を特願平1−267120記
載の分散釜に入れ、液温を40℃に保つようコントロー
ルしながら、分散用高速回転プロペラを6500回/分
で回転させながら、分散釜内の気圧を760mmHgか
ら60分間かけて徐々に100mmHgまで減圧し、そ
の後20分間同一条件で分散を続けた。得られた分散物
に下記添加剤と水を加えて240kgに仕上げた後、冷
却し固化した。
フェノール(2,5%水溶液)       162b
「 このようにして得られた試料の各々面の感度は、本発明
の蛍光体増感紙と、比較用としてNR−250(コニカ
〔株〕製)をバック面用のみを用いたシングルバック法
で高感度乳剤層側から撮影した試料を作成した。
カセツテの増感紙の存在しない側は、光吸収率の高い黒
塗装を施した。
撮影は、管電圧90KVP、 20mA テ0.05秒
間のX線を照射し、距離法にてセンシトメトリーカーブ
を作成し感度、及びカブリを求めた。
なお、現像は、自動現像機5RX−501(コニカ〔株
〕製)で下記組成の現像液を用い、現像温度が35℃、
定着温度が33℃、水洗水は温度18℃で毎分1.5Q
を供給し、全処理工程を45秒モードで処理した。
表中の感度は、最高濃度から支持体濃度を引いた値に0
.4を掛け、さらに支持体濃度を足した値の濃度を得る
に必要なX線量の逆数として求め、試料No、1を10
0とした場合の相対感度で表した。
但し、試料No、lは通常の両面X線フィルムと同一の
乳剤構成層のため比較用蛍光増感紙NR−250を両面
用いて通常露光した。
表中のカブリは、支持体濃度を差し引いた値である。
なお、塗布乾燥後の試料について、以下の評価を行った
各試料No、l〜14の画質の評価として、MTFの測
定を行った。得られた試料を感度の測定と同様に矩形波
チャートを撮影し、コントラスト法によりMTFを測定
した。尚、MTFは空間周波数2.0本/IIImの値
を示し、値が高い程鮮鋭性が高いことを示す。
現像液組成 亜硫酸カリウム           60.0gハイ
ドロキノン           25.0gトフェニ
ルー3−ピラゾリドン      1.5gホウ16 
                10.0g水酸化カ
リウム           23.0gトリエチレン
グリフール       17.5g5−メチルベンツ
トリアゾール     0.04g5−ニトロベンツイ
ミダゾール     0.lIgl−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾール0.015gグルタルアルデヒド
重亜vL酸塩    8.0g氷酢酸        
       16.0g臭化カリウム       
      4.0g水を加えて1aに仕上げる。
得られた結果を次の表−3に示す。
表−3から明らかなように、本発明に係るハロゲン化銀
写真感光材料と蛍光増感紙を組み合わせた試料は、画像
の鮮鋭性を失うことなく高感度を有していた。
〔発明の効果〕
本発明により高感度で、かつ画像の鮮鋭性が優れ、高い
検出能を有したX線用ハロゲン化銀写真感光材料とその
撮影方法を得ることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 透明支持体の両面に、少なくとも一層の感光性ハロゲン
    化銀写真乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料にお
    いて、(a)一方の側の乳剤層の感度が、もう一方の側
    の乳剤層の感度に対して1.5〜10倍高感度であり、
    (b)かつ高感度乳剤層側のハロゲン化銀量がもう一方
    の側のハロゲン化銀量よりも1.1〜5.0倍多いハロ
    ゲン化銀写真感光材料を、(c)下記式〔 I 〕で表さ
    れる蛍光体を含む蛍光増感紙を用いて撮影することを特
    徴とするX線用ハロゲン化銀写真感光材料の撮影方法。 式〔 I 〕 Mg_4Ta_2O_7:_xNb 式中、Xは存在する5価カチオンの全モル数に基づき0
    〜20モル%である。
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