JPH04183738A - 樹脂水性分散液の製造方法 - Google Patents

樹脂水性分散液の製造方法

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JPH04183738A
JPH04183738A JP31113490A JP31113490A JPH04183738A JP H04183738 A JPH04183738 A JP H04183738A JP 31113490 A JP31113490 A JP 31113490A JP 31113490 A JP31113490 A JP 31113490A JP H04183738 A JPH04183738 A JP H04183738A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙、繊維、無機物の被覆剤、バインダー、あ
るいは金属箔、フィルムを主体とした包装材料の熱シー
ル剤として有用な耐熱接着性の改良された皮膜を形成す
る樹脂水性分散液の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
不飽和カルボン酸が結合したエチレン系共重合体は接着
性が良いのでラミネート材として広(用いられている。
又、その共重合体の不飽和カルボン酸部分の一部あるい
は全部をアルカリ金属、周期律表■族の金属等で金属塩
化したいわゆるアイオノマー樹脂が、透明性、耐油性、
耐熱接着性に優れている事も公知である。
一方、これらの共重合体の水性分散液の製造方法として
、例えば、エチレン・メタクリル酸共重合体を有機溶媒
に溶解後、希薄アルカリ水溶液を加え、ラテックス化し
、最後に有機溶媒を除去する方法(特公昭42−230
85号公報)、エチレン・アクリル酸共重合体、塩基及
びその共重合体の油中水型エマルジョンを形成後、15
0〜200°Cの温度に加熱しつつ、更に水を加え水中
油型のエマルジョンを形成する方法(特公昭42−27
5号公報)、比較的溶融粘度の低い共重合体に塩基及び
水を加え加熱する方法(特公昭45−29909号公報
)、エチレンとα、β−エチレン性不飽和カルボン酸と
そのアルカリ金属塩基からなる共重合体を120°C以
上の温度に加熱された水中で分散させる方法(特開昭5
1−62890号公報)及びアミノ基を含む水溶性(メ
タ)アクリル樹脂を分散剤とじて用いる方法(特開昭5
8−118843号公報)等が知られている。
これらの樹脂水性分散液にあって、不飽和カルボン酸の
中和塩基が金属であるものがアイオノマー分散液と呼ば
れ、耐熱接着性の優れた被膜を形成する。
(発明が解決しようとする課題] しかしながらアミノ基を含有する水溶性(メタ)アクリ
ル樹脂を分散剤として使用する水性分散液では、水溶性
アクリル樹脂がカチオン性である為に、アルカリ金属塩
を添加すると水溶性(メタ)アクリル樹脂がゲル化して
水性分散液が得られない。又、予めアルカリ金属等でア
イオノマー化されたエチレン系共重合体を原料としてア
ミノ基を含有する水溶性(メタ)アクリル樹脂で水性分
散液を製造すると、平均粒子径が20μ以上の不定形粒
子を含むものしか得られず極めて静置安定性が悪い。
本発明は、アミノ基を含有する水溶性(メタアクリル樹
脂を分散剤として用い、静置安定性を損わずに、得られ
る皮膜の耐熱接着性を改良できるアイオノマー化可能な
不飽和カルボン酸が結合したオレフィン系重合体水性分
散液を提供する事を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、アイオノマー水性分散液では、予めアイ
オノマー化された不飽和カルボン酸が結合したエチレン
系共重合体は、アイオノマー結合が強固で溶融粘度が高
く、アミノ基を含有する水溶性(メタ)アクリル樹脂の
アイオノマー樹脂中への分散が悪くなり、その結果、得
られる水性分散液の平均粒子径が大きくなって静置安定
性が悪61″ くなるン博璃−日Hi戴水性分散液化の際、樹脂の溶融
粘度を低くする事、即ち、アイオノマー化が乳化より後
に、あるいは、同時に進行するか、更には、アイオノマ
ー化が乳化より先に進行しても極く一部に留める事が出
来れていれば、共重合体の溶融粘度を低く抑え、平均粒
子径の小さな静置安定性の良好な水性分散液が得られる
と考えた。
更に、得られた水性分散液の状態では、アイオノマー結
合が不充分でも、皮膜形成の際にアイオノマー結合が進
行する様な金属塩種を選択すれば耐熱接着性が改良され
ると考え本発明を完成するに敗った。
即ち、本発明は、不飽和カルボン酸が結合したエチレン
系共重合体と周期律表■族に属する金属の酸化物、酢酸
塩、及びギ酸塩の少なくとも1種を溶融混練し、ひき続
いてアミノ基を含む水溶性(メタ)アクリル樹脂を用い
て水中に分散させる事を特徴とする樹脂水性分散液の製
造方法であり、不法により得られる水性分散液の静置安
定性は良好で、かつ乾燥皮膜の耐熱接着性が改良されて
いる。
本発明に於て、不飽和カルボン酸が結合したエチレン系
共重合体とは、エチレン・ (メタ)−アクリル酸共重
合体、エチレン・ (メタ)アクリル酸・ (メタ)ア
クリル酸エステル共重合体、エチレン・酢酸ビニル・ 
(メタ)アクリル酸共重合体、等の不飽和カルボン酸が
共重合されエチレン系共重合体; (メタ)アクリル酸
グラフトポリ・エチレン、(メタ)アクリル酸グラフト
エチレン・ (メタ)アクリル酸エステル共重合体、(
メタ)アクリル酸グラフトエチレン・酢酸ビニル共重合
体等を云う。(ここで(メタ)アクリルの語はメタアク
リル及び/又はアクリルを意味する。)これら不飽和カ
ルボン酸が結合したエチレン系重合体は結合した不飽和
カルボン酸の量が4〜30重量%、JISK−6760
で測定したMFRは20〜1,500g/10分のもの
が好ましい。不飽和カルボン酸の量が4重量%未満であ
ると耐熱接着性の向上が少ない。又、30重量%を越え
て結合されていても、さしたる耐熱性の向上は認められ
ない。又、MFRが20g/10分未満であると得られ
る水性分散液の粒子径が大きくなって静置安定性が悪く
なり、1.500 g / 10分を越えると接着強度
が低くなるので好ましくない。これらの要件を満たす工
業的にも入手可能なものとしてエチレン(メタ)アクリ
ル酸共重合体が特に好ましい。
又、不飽和カルボン酸が結合したエチレン系共重合体を
、30重量%以下の範囲で、静置安定性の一層の向上、
連続皮膜形成の最低温度(MFTと略記)の改良、ある
いは乾燥皮膜の光沢向上を目的として、酸価0〜150
、数平均分子量が2.000〜5,000であるエチレ
ン系重合体ワックスで置換する事が出来る。
これらのエチレン系共重合体ワ・ツクスとしては、低密
度ポリエチレンワックス、中密度ポリエチレンワックス
、高密度ポリエチレンワックス、あるいはそれらの酸化
変性ワックス、無水マレイン酸変性ワ・ツクス、アクリ
ル酸グラフト変性ワツクス、エチレン・ (メタ)アク
リル酸共重合ワックス、エチレン・酢酸ビニル共重合ワ
ックス、エチレン・アクリル酸エステル・無水マレイン
酸三元共重合ワックス、更には、カルボン酸の一部又は
全部がナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウ
ム、亜鉛、アルミニウム等の金属で中和されたエチレン
・ (メタ)アクリル酸共重合体ワックスがあげられる
。これらにあっては、エチレン・(メタ)アクリル酸共
重合体ワックス又はそれらの金属塩が耐熱接着性の観点
から最も好ましい。
これらのワックスは30重量%を超えて置換すると耐熱
接着性が悪くなる傾向にある。又、酸価は150以下で
ある。酸価が150を超えると、エチレン系共重合体と
相溶性が悪くなって分散液の平均粒子径が大きくなる結
果、静置安定性が悪くなる傾向にある。又、分子量は2
000未満であると耐熱接着性が悪くなり、5000を
超えると添加する効果が少なくなる。
次に、不飽和カルボン酸が結合したエチレン系共重合体
と溶融混練される周期律表H族に属する金属の酸化物、
酢酸塩、又はギ酸塩について説明する。これらはエチレ
ン系共重合体に結合したカルボン酸と金属イオン結合を
形成し水、酢酸、ギ酸等の比較的低沸点−化合物を遊離
するものであり、酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム、酢酸亜鉛、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウ
ム、ギ酸亜鉛、ギ酸カルシウム、ギ酸マグネシウム及び
それらの含水塩等を例示する事が出来る。
これらの2価金属イオン化合物の量は、エチレン系共重
合体に結合したカルボン酸1モル当り0.1〜1.5モ
ルである事が好ましい。0.1モル未満であると得られ
る皮膜の耐熱接着性のさしたる向上は認められない。又
1.5モルを超えて添加すると粒子径が大きくなって水
性分散液の静置安定性を悪くする傾向にある。
不飽和カルボン酸が結合したエチレン系共重合体と周期
律表■族に属する金属化合物を溶融混練する温度は、1
20〜250°Cで、溶融混練時間は0.3分〜10分
である事が好ましい。あまり高温で長時間溶融混練する
と、溶融粘度が高くなり、平均粒子径の大きい静置安定
性の悪い分散液となる。
これらの溶融混練物をひき続いて水中に分散させるため
に分散剤と用いられるアミン基を含む水溶性(メタ)ア
クリル樹脂は、N、N−ジメチルアミンエチル(メタ)
アクリレート、N、N−ジエチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、N、N−ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリルアミド、N、N−ジメチルアミノ−2・ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート等のアミノ基を有す
るアクリレート及びメタクリレート10〜80モル%、
好ましくは20〜70モル%と他の共重合性単量体、例
えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸
−2・エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、
(メタ)アクリル酸ステアレート、(メタ)アクリル酸
シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸アリル、(メタ)
アクリル酸ヘンシル等のアルキル、アルケニル、シクロ
アルキル、アラルキルアクリレート及びメタクリレート
:スチレン、塩化ビニル等の親油性単量体との共重合体
およびこの共重合体を蟻酸、酢酸、塩酸等の酸で部分的
にまたは全部中和した中和物である。
この分散剤を用いて、前記溶融混合物を水中に分散させ
る方法としては、ニーダ−等のバッチ式混練機、耐圧ホ
モミキサー等の公知の分散手段でも可能であるが、特開
昭56−2149号公報の第1図に開示された二軸押出
機のホンパーに、前記エチレン系共重合体と前記金属化
合物の混合物を供給し、これを加熱・溶融混練し、ひき
つづき該押出機の第1のベント部に設けた注入口より、
前記アミノ基を含有する水溶性(メタ)アクリル樹脂の
水溶液を供給した均一混練物とし、更に、第2のベント
部に設けた注入口より、60〜98°Cの熱水を加圧下
の供給し、混練する事により連続的に水性分散液を製造
する事が出来る。
前記に於て、熱水が添加される前の均一混練物の組成は
、不飽和カルボン酸が結合したエチレン系共重合体と金
属化合物の合計100重量部に対して、分散剤が2〜3
0重量部、水が10〜200重量部の割合である。
熱水は、得られる水性分散液の固形分濃度が10〜65
重景%、重量しくは20〜50重量%となるように添加
される。
このようにして得られた水性分散液の平均粒子径は塗布
性、静置安定性の観点から5μ以下である事が必要であ
る。
本発明の方法により得られた水性分散液をアルミニウム
箔、紙、繊維、樹脂フィルム等の基材に塗布する方法と
しては、ロール法、スプレー法、浸漬法等が用途、基材
によって選ばれる。
乾燥、又は焼き付けは、熱風、赤外線ヒーター等を用い
て80〜250°C1好ましくは130〜230°Cで
行なわれる。
〔実施例〕 以下本発明を実施例により具体例に説明する。
なお例中の部、%は特に例記しない限り重量基準である
奎考拠(分散剤の製造例) N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレート62.9
部(064モル)、ブチルメタアクリレート71部(0
,5モル)、ラウリルメタクリレート25.4部(0,
1モル)およびイソプロピルアルコール200部を撹拌
機、還流冷却管、温度計等を装置した50ffiオート
クレーブに仕込み、窒素ガス置換後、2.2′−アゾビ
スイソブチロニトリル0.9部を重合開始剤として添加
し、80°Cにて4時間重合反応を行なった。次いで、
酢酸24部(0,4モル)で中和した後、イソプロピル
アルコールを留去しながら水を添加し、最終的に固形分
35%の粘稠な分散剤の水溶液を得た。
実施例−1 アクリル酸含有量が7%、MFRが300 g/10分
のエチレン・アクリル酸共重合体100部、酸化亜鉛5
部(カルボン酸1モルに対して約0.63同方向回転噛
合型二輪スクリュー押出機(他見鉄工社製、商品名PC
M−45・三条ネジ型、L/D=30)のホッパーより
連続的に供給した。また同押出機のベント部に設けた供
給口より参考例で合成した分散剤水溶液を30重量部/
時間の割合でギヤポンプにより連続的に供給した。この
際樹脂が溶融してから分散剤が供給される迄の溶融混練
時間は1分15秒であった。更に第2のベント部に設け
た供給口よりプランジャーポンプにて90℃の熱水を1
15部/時間の割合で連続的に供給し押出温度130″
Cの条件にて押出したところ固形分濃度45%、平均粒
子径1.5μ、MFT97°Cの乳白色な水性分散液が
得られた。
この水性分散液の静置安定型は1ケ月以上安定であった
。又、この水性分散液をバーコーターで乾燥後の塗布量
が3μになるように上質紙に塗布し、150°Cで30
秒間乾燥した。この塗布基材を、低密度ポリエチレンが
45μの厚みで押出しラミネートされたクラフト紙のポ
リエチレン面と塗布基材の塗布面を重ね合わせ、130
°C1圧力501g/1m2、加圧時間30秒で熱プレ
ス後、更に冷却プレスを25°C1圧力201kg/1
m”、加圧時間30秒で行ないサンプルを得た。このラ
ミネートサンプルの塗布した上質紙側をオーブンの上端
に固定し、クラフト紙側に75gの荷重を釣り下げて、
オーブン温度を50℃から1°C/分の割合で上昇させ
てラミネート面の剥離する温度を測定したところ115
”Cであった。
実施例−2 アクリル酸含有量が20重量%、MFRが150g/1
0分のエチレン・アクリル酸共重合体100重量部、エ
チレン・アクリル酸共重合体ワックス(酸価40、分子
量3,000 ) 5重量部、を酢酸亜鉛の二水塩35
重量部(共重合体中のカルボン酸1モルに対し、酢酸亜
鉛の二水塩が0.57モルに相当)からなる混合物を用
いた以外は、実施例−1と同様にして固形分が44.5
%で平均粒径が0.8μ、M F T 78°Cの水性
分散液を得た。
この水性分散液の静置安定性は1ケ月以上であった。又
、耐熱接着性についても実施例−1と同様に評価したと
ころ104°Cであった。
比較例−1 実施例−1に於て、酸化亜鉛を使用しない他は同様にし
て、固形分濃度45%、平均粒径0.3μ、MFT92
°Cの乳白色な水性分散液が得られた。
この水性分散液の静置安定性は1ケ月以上であったが、
耐熱接着性は72°Cと劣るものであった。
比較例−2 実施例−1に於て酢酸ナトリウム5部(カルボン酸1モ
ルに対し約0.63モルに相当)を用いた以外は同様に
して水性分散液化を試みたところ固形分濃度44.7%
、平均粒径が20μ以上の不定形粒子を含む極めて静置
安定性の悪い水性分散液しか得られなかった。
比較例−3 、[JJ−1で用いたエチレン・アクリル酸共重合体1
00部、酸化亜鉛5部(カルボン酸1モルに対して約0
.63モルに相当)をハツチニーダ−にて、210°C
で15分間遊離する水分を減圧下に除去しつつ溶融混練
後、冷却してVFRが0.6g/10分のアイオノマー
化されたエチレン系共重合体を得た。このアイオノマー
化されたエチレン系共重合体を100重量部/時間の割
合で供給した以外は実施例−1と同様にして固形分濃度
45%、平均粒径が20μ以上の水性分散液を得た。
又、この水性分散液のMFTは150°C以上で、極め
て造膜性の悪いものであった。更に静置安定性は1週間
以内であり、実用に耐えないものであった。
・平均粒径の測定方法; 水性分散液を水で100倍稀釈して光学顕微鏡により写
真を撮影し粒径を測定、その数平均を算出した。
・静置安定性の測定方法 密栓可能なメスシリンダーに水性分散液を入れ、室温で
1ケ月放置し、上層あるいは下層(底部)に相分離物が
浮上あるいは沈陣しなかったものを良好とし、1ケ月未
満で相分離したものを不良とした。
・MFTの測定方法 ヨシミツ科学器械製熱勾配試験装置■型の温度勾配を有
するステンレス板上に、水性分散液を膜厚200μの塗
膜が得られる様に流延し、乾燥させた。乾燥終了後、ス
テンレス板上を観察し、透明な連続フィルムが形成され
ている最低温度をMFTとした。
特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士  山 本 隆 也

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)、不飽和カルボン酸が結合したエチレン系共重合体
    と周期律表II族に属する金属の酸化物、酢酸塩及びギ酸
    塩の少なくとも一種を溶融混練し、ひき続いてアミノ基
    を含む水溶性(メタ)アクリル樹脂を用いて水中に分散
    させる事を特徴とする樹脂水性分散液の製造方法。
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