JPH0418499A - コラーゲン粉末のケーキング防止法 - Google Patents

コラーゲン粉末のケーキング防止法

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JPH0418499A
JPH0418499A JP20886890A JP20886890A JPH0418499A JP H0418499 A JPH0418499 A JP H0418499A JP 20886890 A JP20886890 A JP 20886890A JP 20886890 A JP20886890 A JP 20886890A JP H0418499 A JPH0418499 A JP H0418499A
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JP
Japan
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collagen powder
resin
collagen
leather
powder
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Application number
JP20886890A
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English (en)
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Mina Saitou
齋藤 美奈
Tetsuhiko Yamaguchi
山口 哲彦
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は塗料用、コーテング用ないしはフィルム成形等
に用いられる微細なコラーゲン粉末を含む溶液状あるい
はペースト状等の樹脂材の製造に最適なコラーゲン粉末
と樹脂との混合に関し、更に詳しく述べるならば、自動
車用ハンドル、運動用具のグリップ等の部品、シート、
家具、鞄等の各種の用途に向けられる樹脂溶液あるいは
樹脂ペースト等が微細なコラーゲン粉末を有し、しかも
、この微細なコラーゲン粉末がこれらの樹脂中に満遍な
く散在されている溶液状あるいはペースト状等の樹脂組
成物の製造に最適なコラーゲン粉末と樹脂との混合に関
する。
(2)従来の技術 近年、塩化ビニル、人工皮革等のシート、不織布や、家
具、自動車用ハンドル等の部品は高級化志向に伴い、天
然皮革のような外観、感触、機能等を持つことが要求さ
れている。
前記の自動車部品や家具等において皮革状の外観とした
ものは合成樹脂等の成形品、スチール、アルミ等の成形
品に皮革を張着したものあるいは木材等の表面に皮革を
張着したもので構成されたものか多かった。しかし、上
記のように皮革を張着したものは皮革が高価であり、又
張着の手間がかかるためコスト高となり、又、寒暖によ
る皮革と下生地との伸縮率が異なるためズして生地の端
部が露出したり、皮革が剥離して見苦しくなる等の問題
点があった。
合成皮革は織布ないしは織布をベースとして、塩化ビニ
ル、ポリアミド、ポリウレタン等の発泡体で作られたス
ポンジレザーの表面を変性ポリアミド、ポリウレタン、
ポリアクリル酸誘導体で処理したものである。又、れん
根型中空繊維、微細繊維集束型繊維等の特殊繊維の三次
元繊維絡合体とエラストマー(ポリウレタン)を主体と
するバインダーの多孔構造体からなる人工皮革も開発さ
れている。これらの合成皮革あるいは人工皮革は、天然
皮革に近似した特性を有しており、優れた保温機能を有
している。しかしながら、これらの合成皮革あるいは人
工皮革は、あくまでも毛細管現象による吸水機能を有す
るにとどまり、組織の膨潤に伴う吸水機能を有していな
い。又、組織の膨潤に伴って組織間の間隙量を調節し通
気性をコントロールする天然皮革特有の機能を有してい
ない。
これらの点を解決するために、不溶性コラーゲン、トロ
ポコラーゲン、アテロコラーゲンまたはこれらの混合物
または架橋物であるコラーゲン粉末、または皮革製品製
造の際に生じる皮革くずを粉砕したコラーゲン粉末を各
種の合成樹脂素材に混入することにより皮革様の塗膜の
形成及びシート、フィルム等の製造をなすことが種々試
みられてきた。しかしながら、混入させるコラーゲン粉
末の粒径が比較的粗いコラーゲン粉末であると、樹脂に
含有させた場合凝集し、均一な分散が難しく、流動性が
低く、表面平滑な製品や薄物製品が得られず、さらに天
然皮革のようななめらかな感触が得られないという不都
合があった。そこで、混入させるコラーゲン粉末を微細
化し、合成樹脂素材とのなじみを高めることにより、該
コラーゲン粉末と塗料あるいは各種の合成樹脂素材と混
合して、天然皮革に非常に近い感触を得ることが判明し
た。
しかしながら、かかる方法では樹脂とコラーゲン粉末を
混合したまま静置しておくと、徐々にコラーゲン粉末が
下方へ沈みはじめ、経日により再分散しにくい堅い沈降
層ができるという、いわゆるケーキングがおこるため再
攪拌が円滑になされず再使用することができないなどの
不都合があった。
本発明は界面活性剤を用いることによって、かかる従来
の混合方法における不都合を無くし、コラーゲン粉末が
樹脂に満遍なく分散され、さらに該樹脂組成物中のコラ
ーゲン粉末の経日によるケーキングを防止し再攪拌性を
改良する方法を提供するものである。
(3)発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、界面活性剤を用いることによって、上
記従来技術の問題点が改良され、自動車用ハンドル、連
通具のグリップ等の部品、シート、家具、鞄等に使用す
ることができ、天然皮革に近い性質を付与することので
きる溶液状あるいはペースト状のコラーゲン粉末と樹脂
との分散性を改良し、さらに該樹脂組成物中のコラーゲ
ン粉末の経日によるケーキングを防止し再攪拌性を改良
する方法を提供するものである。
(4)課題を解決するための手段 本発明によれば、即ち、80ミクロンよりも細かい範囲
にあるコラーゲン粉末が重量比でコラーゲン粉末全量の
85%以上とされているコラーゲン粉末をあらかじめ樹
脂可溶の有機溶媒か、もしくは少量の樹脂に混合攪拌し
十分になじませた後、含窒素化合物またはシリコン系化
合物である界面活性剤を加え、コラーゲン粉末全体に対
して均一に界面活性剤を付着させ、しかるのち樹脂を混
合することによりコラーゲン粉末と樹脂との分散性を改
良し、さらに該樹脂組成物中のコラーゲン粉末の経日に
よるケーキングを防止することによって再攪拌性を改良
する方法が提供される。
本発明において、樹脂に混合されるコラーゲン粉末は、
それ自体、感触等皮革様の性質を持つこと、形成される
表面層を平滑にすること、吸放湿性が高いことが必要で
あるとの観点にたち、例えば、特願平1−335991
号に見られるように、豚、牛等の皮のようなコラーゲン
を多量に含む動物組織を酵素を用いて精製処理し、湿式
粉砕してコラーゲン繊維分散物とした後、これにクロム
化合物、ジルコニウム化合物等の架橋剤またはなめし剤
により架橋処理またはなめし処理を施し、脱水、乾燥、
粉砕を順次経て製造され、粒子径は80ミクロンよりも
細かい範囲にあるコラーゲン粉末が重量比でコラーゲン
粉末全量の85%以上であり、吸水度が150〜500
重量%であり、見掛けかさ密度が0.1O〜O,lOg
/ceであるコラーゲン粉末を用いることが好ましい。
なお、粉末の吸水度は、規格化された測定方法がないの
で次に記す方法により測定した。
粉末試料1.0〜2.5g (W)をガラス板(約25
0X 250X 5mm)にとり、シアンブルーを0.
25%含有する0、2%オレイン酸ナトリウム水溶液を
ビユレットから少量ずつ試料の中央に滴下し、その都度
全体を調べらで十分に練り合わせる。滴下及び練り合わ
せの操作を繰り返し、全体が初めて硬いパテ状の一つの
塊となり、調べらでらせん形に巻起こされる程度1こな
ったときを終点とし、それまでに使用したシアンブルー
添加オレイン酸ナトリウム水溶液の量(V)を求め、次
式によって吸水度(%)(G)を算出する。
G−V/WX100 このコラーゲン粉末は、成形品の表面層を平滑にしてさ
らさらした感触を付与するため、粒子径は80ミクロン
よりも細かい範囲にあるコラーゲン粉末か重量比で85
%以上とし、吸放湿性を高める目的から、吸水度は15
0〜500重量%とし、更に、この吸放湿の速度を高め
るため、見掛けかさ密度を0.10〜0.30g/cc
としたものである。コラーゲン粉末の粒子径は、表面層
を平滑にする目的からは小さい程よいが、80ミクロン
よりも細かい範囲にあるコラーゲン粉末が重量比でコラ
ーゲン粉末全量の85重量%以上であれば目的を果たす
に足りる。80ミクロンよりあらい粒子径をもつコラー
ゲン粉末が15%を越えると、表面の平滑性か失われる
ので好ましくない。吸水度は、吸放湿性を高める上で高
い程よいが、500重量%を越える程高いと、吸水によ
り粉末の体積が必要以上に増大して表面層の強度を低下
させるので、好ましくなく、また、150重量%未満で
は、充分な吸放湿性の効果が得られないので、実用的で
はない。見掛けかさ密度は、吸放湿性を高くする上では
、小さい程よいが、0.1Og/cc未満になると粉塵
が起り易くなり、且つバインダーとの混合が困難になる
ので、実用に適さない。また、0.30g/ccを越え
ると吸放湿速度が著しく低下して好ましくない。
なお十分な吸放湿性および感触の効果は得られないが皮
革様の外観を付与するという観点にたち、例えば、従来
のクロムなめし処理された天然の皮革屑を単に粉砕した
もの、すなわち特開昭6399298号公報に見られる
ように通常のクロムなめしをした皮革屑を細断後、加熱
水蒸気によりオートクレーブ内で110℃数時間加熱膨
潤した後、乾燥粉砕した皮革粉、また特公昭61−44
19号公報に見られるように精製された動物の裸皮を粗
分散、架橋反応、分散、脱水、乾燥の処理を順にして得
られる粉末もコラーゲンの架橋物という観点よりコラー
ゲン粉末とし、本発明に供される。
本発明品のコラーゲン粉末を配合する樹脂としては、ポ
リウレタン、ポリエチレン(低密度ポリエチレン、高密
度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体
)、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリブタジェ
ン、ポリスチレン、ABS樹脂、AC5樹脂、ポリ塩化
ビニル(可塑剤を含有したものを含む)、ポリアミド、
ポリカーボネート等の合成樹脂が用いられる。さらに、
ウレタンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム等の
各種ゴム等も用いられる。
樹脂には必要に応じて、可塑剤、安定剤、硬化剤、触媒
、充填剤、着色剤、反応性モノマー、溶剤、分散剤、そ
の他の各種添加剤を含有させて樹脂コンパウンドとして
使用することもできる。また個体であっても液状であっ
てもよい。
樹脂にコラーゲン粉末を配合して樹脂組成物とする際の
配合比は、樹脂組成物を成形して得られる成形品の用途
、形状、要求等により決定されるが、通常、組成物中に
樹脂または樹脂コンパウンドが30〜98重量%、好ま
しくは40〜95重量%、コラーゲン粉末が2〜70重
量%、好ましくは、5〜60重量%含まれるように配合
することが好ましい。
コラーゲン粉末の配合量が2重量%未満の場合皮革様の
性質が得られず、70重量%以上の場合、樹脂に均一に
分散できなくなるとともに強度、耐摩耗性などの物性低
下が大きくなり好ましくない。
コラーゲン粉末と樹脂との混合に際し、コラーゲン粉末
はあらかじめ有機溶媒に混入攪拌して有機溶媒中に満遍
なく分散させる。上記の有機溶媒は使用対象とされる樹
脂の可溶溶剤であれば良く、その使用対象樹脂に適合す
るようにトルエン、メタノール、イソプロピルアルコー
ル、ベンジルアルコール、酢酸エチル、酢酸ブチル、ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、キシレン、ジメチルフォルムアミド
、トリクロロエタン、パークロロエチレンその他の各種
溶剤が実用的な有機溶媒として用いられる。コラーゲン
粉末と有機溶媒の混合比率をコラーゲン粉末100部に
対して有機溶媒が50〜150部、好ましくは80〜1
20部の割合で混合攪拌した後、含窒素化合物またはシ
リコン系化合物である界面活性剤を添加する。有機溶媒
配合量が50部未満の場合は有機溶媒とコラーゲン粉末
との混合物が高い粘度を示し攪拌が困難となる。また有
機溶媒の配合量が150部以上の場合は有機溶媒とコラ
ーゲン粉末の混合物と樹脂を混合した際、粘度が低下す
ることによって塗膜形成が困難になる。
尚、コラーゲン粉末と界面活性剤の混合比率をコラーゲ
ン粉末100部に対して界面活性剤が0.5〜5.5部
、好ましくは1.5〜4.0部で添加し攪拌する。しか
るのちにコラーゲン粉末と樹脂との混合比率が前述とな
るように、樹脂を混合することにより樹脂中におけるコ
ラーゲン粉末の分散性か改良し、さらに該樹脂とコラー
ゲン粉末の組成物の経口によるケーキングを防止する効
果を付与することが明らかとなった。界面活性剤の配合
量が0.5部未満の場合分散性および再攪拌性の改良が
あられれず、5.5部を越える場合、分散性および再攪
拌性は変化しなくなるが、耐候性、耐摩耗性などの物性
低下が大きくなり好ましくない。
界面活性剤を添加する際あらかじめコラーゲン粉末を有
機溶剤に浸漬することによりコラーゲン粉末を充分に膨
潤させコラーゲン粉末の内部まで有機溶媒を浸透させる
ことが重要で、このような状態にしたのち界面活性剤を
添加することによってコラーゲン粉末の表面および内部
に界面活性剤を付与し樹脂との馴染みを与えることによ
って樹脂中でのコラーゲン粉末の比重が軽減し分散性お
よび再攪拌性か改良されケーキングが防止されるのであ
る。したがって有機溶媒にあらかじめ界面活性剤を分散
させたのちコラーゲン粉末を混入攪拌し、しかるのち樹
脂を添加する混合方法、またはコラーゲン粉末を少量の
樹脂と界面活性剤で混練した後残りの樹脂を混入攪拌す
る混合方法によってもほぼ同様な効果が認められるが、
もちろんこれに限定されるわけではない。
本発明に用いられる含窒素化合物とはエチレンビス脂肪
族モノカルボン酸アミド、N−アルキル−β−アミノプ
ロピオン酸及びその塩、レシチン、大豆タンパク、アミ
ノ酸誘導体やイミダシリン系化合物など分子内に窒素を
含む化合物のことで、またシリコン系化合物とは、その
組成の中にシリコンを含有することを特徴とする界面活
性剤のことを示し、例えば、WOO2(GERMAN^
DDrTIVSi2 ;電離中性長鎖型ポリアミノアミ
ドと高分子酸エステル塩)、WO口3 (GERMAN
 ADDITIVS製;電離中性長鎖型ポリオキシアル
キレンアミン脂肪酸エステル)、ターレン7500−2
0 (花王製;高級脂肪酸窒素誘導体)、フローノンS
 A 1000(花王製;高級脂肪酸窒素誘導体)、リ
ポミンLA(ライオン製;N−アルキル(C8〜24)
β−アミノプロピオン酸及びその塩(Na、K。
Li 、  Ca)) 、−ッサンカチオンAR4(日
本油脂製、アルキルイミダシリン型)、エナジコールC
40H(日本油脂製:アルキルイミダゾリン型)、エナ
ジコールCNS (日本油脂製;アルキルイミダシリン
型)、レポン105(三洋化成製;ヤシ油脂肪酸より誘
導するイミダシリン)、レシチンDX(日清製油製;レ
シチン)、ベイシスL P −20(日清製油製:食品
添加物大豆レシチン90%以上)、アミソフトH3−1
1(味の素製ニアミノ酸系界面活性剤)、ツルピー20
00 (日清製油製;大豆タンパク)、ホモゲノールL
 −100(花王製;特殊非イオン型界面活性剤) 、
NUC−8ILICONEF Z −2000、NUC
−5ILICONE  L−7601、NUC−5IL
ICONE  L−7001、NUC−SILICON
E  A−163(日本ユニカー製;シリコン系界面活
性剤)などがあげられるが、もちろんこれに限定される
わけではない。
このように作り出される樹脂組成物は各種の流動特性を
有する状態となりうるので、作り出される樹脂組成物の
使用目的に対応し、例えばペースト状の樹脂組成物を用
意し、これをカレンダーロール成形による皮革様のシー
トまたはフィルムの製造に提供する。また、比較的粘性
の高い樹脂溶液状の樹脂組成物を用意し、これを織布な
いしは不織布、紙等の面に直接ドクターナイフコーター
等でコーティングする方法で塗布することにより、皮革
様の表面を有する布地等の製造に供し、あるいはこれら
の織布、不織布、紙等を該溶液状の樹脂組成物にドブ清
秋に含浸することにより全体が皮革様とされる布地等の
製造に供しえた。更に前記の樹脂溶液状の樹脂組成物を
ドクターナイフコーティング手法により表面が平滑な艶
面である剥離紙面に0.2〜0.8mmの厚みで塗布、
乾燥させることにより剥離可能な極薄状をなす皮革様フ
ィルムの製造に供しえた。また、この剥離紙面に一旦塗
布形成された0、2〜0.8市の厚さからなる皮革様フ
ィルムを織布ないしは不織布、紙、合成皮革等の面に転
写接着することにより表面に極薄の皮革様皮膜を有する
布地等の製造に供し得た。
また、樹脂組成物の粘性を極力低くした状態で塗料に供
し得た。この塗料として用意された溶液状の樹脂組成物
はスプレーガン等による吹き付は塗装、刷毛塗りあるい
はロール塗りにおいても皮革様の塗膜塗装に最適とされ
た。
上記の樹脂組成物によって作られた塗装塗膜、フィルム
あるいはコーテング皮膜ないしは不織布等は前記の80
ミクロンよりも細かい範囲にあるコラーゲン粉末が重量
比でコラーゲン粉末全量の85%以上とされているコラ
ーゲン粉末を均一に含んでいることから表面のザラつき
感が一切無く、滑らかでしっとりした天然皮革特有の性
状を有していると共に適度の吸放湿性があり、さらに樹
脂組成物調整後、経口による樹脂組成物中のコラーゲン
粉末のケーキングを防ぎ再攪拌が円滑に行なわれ、かつ
該樹脂材によって得られた塗装塗膜、フィルムあるいは
コーテング皮膜ないしは不織布の特性および物性を瓜下
させない。
従って、自動車のハンドル、自動車の内装材、各種の把
手類、家具類等の表面塗装用として用いられる他、布、
紙、金属板、樹脂板等の表面に張り込まれるシート、フ
ィルム用として用いられ、更に不織布等をそのまま皮革
様とするために用いられる等その用途は日常生活の全て
の範囲に向けられる。
又、形成される塗膜面等が天然皮革特有の性状を有して
いることから、これに通例天然皮革に対すると同様の化
粧処理を施すことができ、又シボづけによる革シボ模様
を作り出したり、型押しによるワニ革の特異な模様を作
り出すことができる。
又、上記の熱可塑性樹脂素材をもって作り出された塗膜
あるいはフィルム、シートの面にサンデング処理を施す
ことにより混合コラーゲン粉末の有する特性を更に効果
的に引き出すことができる。
(5)作 用 本発明は、皮革様の外観、感触及び機能を付与する目的
で、樹脂に80ミクロンよりも細かいコラーゲン粉末が
重量比で85%以上とされているコラーゲン粉末を混合
し成形する際、含窒素化合物またはシリコン系化合物で
あることを特徴とする界面活性剤を用いることによりコ
ラーゲン粉末と樹脂との分散性を高め、更に、該樹脂組
成物中のコラーゲン粉末の経日によるケーキングを防ぎ
再攪拌性を改良するものであり、これによって成形品の
表面に平滑性を与えると共に、高い吸放湿性とその速度
を持たせて、天然皮革に近い性質を従来の技術による成
形品以上に有することができ、更に樹脂とコラーゲン粉
末を混合した後、経日による該樹脂組成物中のコラーゲ
ン粉末のケーキングを防ぐことにより再攪拌が円滑にな
され再使用することを可能にすることができる。その優
れた感触から、本発明によって得られた皮革様成形品は
、柔軟なフィルム、シート、椅子の肘かけ、家具、コン
ソールボックス、ハンドルグリップなどとして広く用い
られる。
以下に実施例及び比較例をあげて、本発明をさらに詳細
に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例において「部」は、特に断わら
ない限り「重量部」を示す。
(6)実施例 実施例 1 牛の床皮を精製処理、湿式粉砕してコラーゲン繊維分散
物とした後、ジルコニウム化合物、アルミニウム化合物
により架橋処理され、脱水、乾燥、粉砕を順次紅で製造
される粒径が80ミクロンよりも細かいコラーゲン粉末
が重量比でコラーゲン粉末全量の85%以上とされたコ
ラーゲン粉末で、吸水度が175重量%であり見かけか
ぎ密度が0.268g/ccであるコラーゲン粉末10
0部に対してシクロヘキサノン100部を混合攪拌し、
その後界面活性剤ホモゲノールL −100(花王製 
特殊非イオン性活性剤)を3.(1部添加し混線しコラ
ーゲン分散物とした。
LLDPE (昭和電工型;ショウレックスリニア M
I−23g/10分、密度0.916g/cd) 80
重量%、上記コラーゲン分散物40重量%を180℃の
混練機で溶融混練し、その後0.8m+*のシートを圧
縮成形により成形した。
実施例 2 実施例1のコラーゲン粉末50部に対して、界面活性剤
NUC−3ILICONE  A163を1.2部、塩
化ビニル樹脂(信越化学制 T K −1300)10
0部、ジオクチルフタレート90部からなる樹脂組成物
をカレンダー法により 0.5關のシートとした。
実施例 3 実施例1のコラーゲン粉末100部、界面活性剤WOO
2(GERMAN ADDITIVS ;電離中性長鎖
型ポリアミノアミドと高分子酸エステル塩)3.0部、
ポリウレタン樹脂(クラレ製:固形分10%)100部
を混線しコラーゲン分散物とした。コラーゲン粉末未添
加の同上ポリウレタン樹脂90部、上記コラーゲン粉末
添加ポリウレタン樹脂20部からなる樹脂組成物をアプ
リケーターによって塩化ビニルシート上に塗装しく乾燥
後膜厚、約35AIIO)、0.5a+mのシートとし
た。
実施例 4 通常のクロムなめしをした皮革屑を細断後、加熱水蒸気
によりオートクレーブ内で3時間110℃に加熱、膨潤
し、スクリュウブレス脱水機を用いて水分率が67重量
%になるまで脱水した後、熱風棚段式乾燥機を用いて乾
燥して水分率を9.5重量%とし、更に、ハンマーミル
を用いて80ミクロンより細かい粉末が重量比で全粉末
の85%以上に粉砕しコラーゲン粉末とした。
上記コラーゲン粉末100部に対してメチルエチルケト
ン80部を混合攪拌し、その後界面活性剤ホモゲノール
L−100を5.0部添加し混練しコラーゲン分散物と
した。
実施例3のポリウレタン樹脂100部、上記コラ−ケン
分散物20部からなる樹脂組成物をアプリケーターによ
って塩化ビニルシート上に塗装しく乾燥後膜厚、約35
t!n)、0.5m11のシートとした。
実施例1から実施例2で得た成形品について表面層の試
験を実施して、第1表に示す結果を得た。
比較例 1 (界面活性剤なしの方法)実施例1のコラ
ーゲン粉末80部、実施例2の塩化ビニル樹脂100部
、ジオクチルフタレート90部からなる樹脂組成物をカ
レンダー法により0.5mmのシートを製造し、表面層
の試験を実施して、第1表に示す結果を得た。
比較例 2 (他の界面活性剤) 実施例1のコラーゲン粉末100部に対してメチルエチ
ルケトン80部を混合攪拌し、その後界面活性剤コント
ラゾル(GERMAN−ADDITIVES製 13,
2%非極性ポリメチレンを主鎖とするアニオン系活性剤
)を5,0部を添加し混練しコラーゲン分散物とした。
実施例3のポリウレタン樹脂100部、上記コラーゲン
分散物20部からなる樹脂組成物をアプリケーターによ
って塩化ビニルシート上に塗装し(乾燥後膜厚、約35
−)、0.5+uのシートとした。
比較例1から比較例2で得た成形品について表面層の試
験を実施して、第1表に示す結果を得た。
第1表の結果から、本発明の皮革様成形品は、従来の混
合方法による皮革様成形品と比較して、樹脂のいずれの
使用によっても、外観、感触に優れ、吸放湿性も、吸水
性が実用に必要なレベルである2、50g/rfより高
く、放湿性において放湿速度が同様に50秒より小さい
ことが保たれ、さらに樹脂組成物形成後、経日によって
もケーキングがおこらず再使用ができ、その際得られる
成形品の特性および物性はほとんど低下しないことが示
されている。コラーゲン粉末と樹脂との混合方法はコラ
ーゲン粉末をあらかじめ有機溶媒で湿潤した後界面活性
剤を添加ししかるのち樹脂と混練させる方法が好ましく
コラーゲン粉末と樹脂との混合方法をかえることにより
樹脂組成物中におけるコラーゲン粉末の分散性および再
攪拌性の改良は多少減退する傾向がある。
(7)発明の効果 本発明により、80ミクロンよりも細かい範囲にあるコ
ラーゲン粉末が重量比でコラーゲン粉末全量の85%以
上であるコラーゲン粉末を用いる際、含窒素化合物また
はシリコン系化合物であることを特徴とする界面活性剤
を用いることによって、いずれの樹脂を用いても、外観
、感触、吸放湿性が、天然皮革と同等の皮革様成形品が
得られ、さらにコラーゲン粉末と樹脂との組成物の経口
によるケーキングを防ぎ再攪拌性が改良され再使用が可
能となるコラーゲン粉末と樹脂との混合時におけるケー
キング防止法を特徴する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 80ミクロンよりも細かい範囲にあるコラーゲン粉末が
    重量比で85%以上含んでいるコラーゲン粉末を樹脂に
    分散させる際に、含窒素化合物またはシリコン系化合物
    である界面活性剤を用いることを特徴とするコラーゲン
    粉末のケーキング防止法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0864321A1 (fr) * 1997-03-13 1998-09-16 Laboratoire Cosmétique de Lécousse Composition à base de collagène, son procédé de préparation et ses applications
JP2006073824A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Ueno Seiki Kk 半導体製造装置

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