JPH0418616Y2 - - Google Patents

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JPH0418616Y2
JPH0418616Y2 JP8809485U JP8809485U JPH0418616Y2 JP H0418616 Y2 JPH0418616 Y2 JP H0418616Y2 JP 8809485 U JP8809485 U JP 8809485U JP 8809485 U JP8809485 U JP 8809485U JP H0418616 Y2 JPH0418616 Y2 JP H0418616Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気的駆動源により、打球を受け入
れない若しくは打球を受け入れ難い第1状態と打
球を受け入れ易い第2状態とに変換可能な可動部
材を有するパチンコ機の変動入賞装置に関し、詳
しくは、その可動部材を作動させる機構に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、打球を受け入れない若しくは打球を受け
入れ難い第1状態と打球を受け入れ易い第2状態
とに変換可能な可動部材を有するパチンコ機の変
動入賞装置に於ては、変動入賞装置の電気的駆動
源を遊技盤裏面に取り付けられる入賞球集合部材
の背面に固定して、電気的駆動源のシヤフトをリ
ンク機構を介して変動入賞装置の可動部材と連結
していた。(例えば特開昭58−112571号公報) (考案が解決しようとする問題点) しかし、電気的駆動源を変動入賞装置本体から
別に離して入賞球集合部材背面に取り付ける従来
の構成では、電気的駆動源のプランジヤシヤフト
を可動部材と連結するための連結部材が長く且つ
大型になり、電気的駆動源として通常用いられる
電磁ソレノイドも容量の大きいものを使用する必
要があつた。そして、可動部材の数量を増すこと
ができずデザインや動作に変化を与えることがで
きなかつた。
このため、変動入賞装置全体をコンパクトに組
立るということが本質的に困難であるという問題
があつた。
また、連結部材にガタつきを生じ易く、可動部
材に電気的駆動源の駆動量分が円滑に伝達でき
ず、可動部材の開閉動作に支障を来たすことがあ
つた。
さらに、パチンコ機の組立時に於ても、電気的
駆動源、可動部材レバー等との正確な嵌合や取り
付けに手数がかかるという問題があつた。
本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたもの
で、電気的駆動源と可動部材との間の距離を短縮
し、両者の正確且つ円滑な連動を確保した変動入
賞装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案のパチンコ機の変動入賞装置は、遊技盤
1表面に取り付けられる基板20に窓部21を開
設し、該窓部21の基板20裏面側には凹室35
を設け、窓部21両側の基板20表面側には一対
の主可動部材11,11と一対の補助可動部材1
2,12とを各々相対に軸着し、上記凹室35の
裏面側には、プランジヤシヤフト88を有する電
気的駆動源87を複数担持した駆動源取付板80
を設けるとともに、上記各電気的駆動源87の駆
動力を相対する一方側の主可動部材11,11及
び補助可動部材12,12に伝達する作動レバー
90,90を各々設け、 上記各作動レバー90,90には、上記電気的
駆動源87のプランジヤシヤフト88の先端部を
装着するプランジヤシヤフト収納部91と、当該
作動レバー90,90を作動時においても上記駆
動源取付板80に対して所定間隔を保持させるよ
う駆動源取付板80に向けて突設した作動レバー
摺動部92と、主可動部材レバー45と嵌合して
当該主可動部材レバー45を作動させる係合孔を
形成した主可動部材レバー嵌合部93と、補助可
動部材レバー46と嵌合して当該補助可動部材レ
バー46を作動させる係合孔を形成した補助可動
部材レバー嵌合部94と、当該作動レバー90,
90を一方向に付勢する復帰バネ84を掛止する
復帰バネ掛止部95とを各々設けて、 上記各プランジヤシヤフト収納部91に電気的
駆動源87のプランジヤシヤフト88を各々装着
し、主可動部材レバー嵌合部93及び補助可動部
材レバー嵌合部94に上記主可動部材11,11
の軸端部及び上記補助可動部材12,12の軸端
部を各々嵌合させ、一端が上記駆動源取付板80
に固定された復帰バネ84の他端を上記復帰バネ
掛止部95に掛止て、 上記電気的駆動源87を駆動して作動レバー9
0,90が作動することにより、一対の主可動部
材11,11を打球を受け入れない若しくは受け
入れ難い第1状態と打球を受け入れ易い第2状態
とに変換して、遊技盤1表面を流下する打球の入
賞確率を変化させるとともに、一対の補助可動部
材12,12を上記主可動部材11,11の作動
に連係して変動させるように構成したものであ
る。
(作用) 上記電気的駆動源87を駆動して作動レバー9
0,90が作動することにより、一対の主可動部
材11,11を打球を受け入れない若しくは受け
入れ難い第1状態と打球を受け入れ易い第2状態
とに交換して、遊技盤1表面を流下する打球の入
賞確率を変化させるとともに、一対の補助可動部
材12,12を上記主可動部材11,11の作動
に連係して変動させる。
遊技盤1表面に取り付けられる変動入賞装置の
基板20の裏面側に設けられた駆動源取付板80
に、電気的駆動源87を担持させているので、可
動部材11,12への駆動力伝達手段たる作動レ
バー90や可動部材レバー45、或いは作動レバ
ーの復帰バネ84等が、変動入賞装置に一体的に
取り付けられているので、電気的駆動源87と可
動部材11,12との間の距離が短縮され、連結
部材の不要化、電気的駆動源87の小容量化、更
には、装置全体のコンパクト化が図られて取り付
け作業等での装置の取り扱いが便利になる。
又、電気的駆動源87と可動部材11,12と
の間における係合部分の作動ロスが減少して確実
な運動量が伝達可能になるとともに、正確且つ円
滑な連動を確保できる。
又、作動レバー90に設けたプランジヤシヤフ
ト収納部91は、電気的駆動源87のプランジヤ
シヤフト88と作動レバー摺接部92とを強固に
結合し、両者間にぐらつきをなくす。
又、作動レバー摺接部92は、その先端の摺接
面が、作動レバーの作動時に、駆動源取付板80
の面に対し摺接するか又は僅かな間〓を持つて浮
いた状態にあるため、作動レバー90が駆動源取
付板80面に対し傾くのが防止され、作動レバー
90を駆動源取付板80に対し常に所定間隔が保
たれて作動が円滑に行なわれる。
しかも、作動レバー摺接部92の先端の摺接面
は、駆動源取付板80の面に摺接するか浮いてい
るにすぎないので、作動レバー90と駆動源取付
板80との接触摩擦は最小であり、作動レバー摺
接部92の存在が、電気的駆動源87の負荷を増
大させたり、円滑な作動レバー90の動きを重く
したりすることがない。
(実施例) 以下、本考案の変動入賞装置を、図示の実施例
について説明する。
まず、変動入賞装置の可動要素に関連する構成
を、変動入賞装置本体とこれに取付けられる後部
組立体とに分けて説明する。
変動入賞装置本体 第1図乃至第3図に於て、図中の符合20は遊
技盤1の表面に取り付けられる変動入賞装置10
の基板である。基板20には、その中央に縦長の
窓部21が開設されており、この窓部21の基板
20裏面側には、当該窓部21に対応させて基板
20の更に後方へと奥行きが深く続く凹室35が
設けられている。
この窓部21の両側に当る基板20の表面側に
は、窓部21を挟んで左右に相対するよう、それ
ぞれ左右一対の主可動部材11と同じく左右一対
の補助可動部材12から成る可動部材が、1組づ
つ回動可能に軸着されている。
基板20の上部には、天入賞口16、サイド入
賞口17等の誘導路が、そして基板20の前面下
方部には、特別入賞口19及びその左右に隣接す
る2つの通常入賞口18等が設けてある。また、
上記の凹室35内には分流棚分岐部材40が配設
されている。
(イ) 可動部材 可動部材11,12は、その重量を軽くし、且
つ、その可動軸の回動を円滑にするため、次のよ
うに構成してある。
第3図及び第5図に於て、上記主可動部材11
は、回動基部11Cから外方向及び内方向に延び
る偏平な案内部11Aと、該偏平案内部11Aの
うち回動基部11Cから外方向に延びる部分の前
面端に、全体としてT字状をなすように設けた板
状主部11Bと、該板状主部11Bの存在しない
回動基部11Cより内側に延びる案内部より成る
第1ストツパ部11Dと案内部11Aの下面にお
いて回動基部の前後を膨出させて成る第2ストツ
パ部11Fを有する。
第1ストツパ部11Dには、前面側より切欠1
1Eを設けて補助可動部材12の回動を阻害しな
いようにしてある。また第2ストツパ部11Fは
内部を未形成空間11Gとして可動部材11,1
2の重量を軽くしてある。
内部を未形成空間とすることによる可動部材1
1,12の軽量化手段は、平坦な板状の可動部材
に於ても採用することができる。
ただ、主可動部材11をこのように偏平案内部
11Aだけで構成せずに板状主部11Bを設け、
この板状主部11Bを偏平案内部11Aより若干
上に突出させることにより軽量化を図る場合に
は、次のような付加的利益が得られる。
即ち、この板状主部11Bの突出部分により、
球のあばれを抑制し、流下方向をコントロール
し、入賞球がパチンコ機のガラスに当らないよう
に、確実且つ円滑に変動入賞装置10内に導くこ
とができる。
従つて、特別入賞口19への入賞(確率)が比
較的に安定し、意匠が多様化できる変動入賞装置
を提供できると共に、ガラスを傷つけることも無
い。
上記のように可動部材11,12の重量を軽く
することは、後述する電気的駆動源87と可動部
材11,12との連動を正確且つ円滑にする前提
要素となり得る。
一方、補助可動部材12は、主可動部材11の
偏平案内部11Aと同じ奥行長さの回動基部12
Cの前端より下方に延設した板状主部12Aと、
回動基部12Cの下方に垂下させた短いストツパ
部12Bとから成る。板状主部12Aは回動基部
12Cより若干外側に突出しており、この突出部
分は、上記主可動部材11の切欠11E内に入り
込んでいる。
主可動部材11は、その第1ストツパ部11D
が、第9図に示すように、補助可動部材12の回
動基部12Cに当接して閉状態となり、また、開
状態のときは、案内部11Aの下面の回動基部1
1Cの近くに設けた第2ストツパ部11Fが、半
割円筒状の突起28に当接して安定する。一方、
補助可動部材12は、主可動部材11が閉位置に
ある通常状態下では、ストツパ部12Bの下面が
後述するU字状の下部受枠61の上端外側、即ち
下部起立壁の外側に当接し、また、主可動部材1
1が開位置にある状態下では、ストツパ部12B
の上面が半割円筒状の突起28の下端に当接する
ように構成してある。
(ロ) 可動軸及び可動軸受部 第3図及び第5図に於て、図中の符合13は主
可動部材11に固定の主可動軸を、又、符合14
は補助可動部材12に固定の補助可動軸を示す。
これらの主可動軸13及び補助可動軸14は、そ
の一端を、主及び補助両可動部材11,12の回
動基部11C,12C設けた孔内に固く嵌入する
ことにより、主及び補助両可動部材11,12に
固定されている。
この場合、第5図に示す如く、各可動軸13,
14の前端部には、位置決め用の平坦部を設けて
可動部材11,12に対する相対的な位置関係を
正しく定める一方、該平坦部を粗面とする抜け止
め加工を施して成る抜止部13A,14Aを設け
ることによつて、各可動部材11,12と各可動
軸13,14との結合を強固になし、容易に可動
部材11,12から抜けないようにしている。
各可動軸13,14の他端、即ち、後端部に
は、第4図に示すように、周面を平に形成して嵌
合させるべき相手側部材との相対的位置関係を正
しく定めたレバー嵌合部13B,14Bが設けて
あり、又、この切欠残部の周面には、周方向に溝
を設けることにより、脱落防止用の装着部13
C,14Cが形成してある。
主可動部材11及び補助可動部材12を回動可
能に軸支するため、窓部21の両側に、それぞれ
上下に、主可動軸受部25及び補助可動軸受部2
6が設けてある、これらの可動軸受部25,26
は、その軸心が凹室35の側壁肉厚中心を通るよ
うに後方に延在しており、凹室35の後面37を
所定長さだけ越えた所で終端している。
この主可動軸受部25及び補助可動軸受部26
には、主可動軸13及び補助可動軸14が回転可
能に支承されている。この場合、各可動部材1
1,12の回動を円滑にするため、各軸受部2
5,26内には、各可動軸13,14とは異なる
材質から成るライナー25A,26Aを補助材と
して設けてある。
この軸受部25,26と可動軸13,14とを
異なる材質で接触させ、可動軸13,14の回動
を円滑にすることも、上記の可動部材11,12
の軽量化と同様に、後述する電気的駆動源87と
可動部材11,12との連動を正確且つ円滑にす
る前提要素となり得る。
(ハ) 中前面プレート 第3図に於て、図中の符合30は、窓部21の
左側の可動軸受部25,26と右側の可動軸受部
25,26との間を架橋する中前面プレートであ
る。この中前面プレート30によつて、左右の可
動軸受部25,26の部分は覆い隠される。
中前面プレート30は、取外し可能に、即ち、
その両端内側面に設けた支持突起34を基板20
の裏面からネジ止めすることにより、基板20に
固定される。基板20には、可動軸受部25,2
6間の若干外側の位置に取付孔27が設けてあ
り、また、この取付孔27を外側から囲む形で半
割円筒状の突起28が設けてある。この半割円筒
状の突起28は、上述した主可動部材11の第2
ストツパ部11Fに対する相手側ストツパ部とし
て機能するだけでなく、中前面プレート30を基
板20に固定する際の支持突起34に対する位置
決め案内部材として、また、組立後の可動部材1
1,12の基部の隠し部としても機能する。
(ニ) 可動部材レバー 第1図及び第4図に於て、主可動軸13及び補
助可動軸14は、所属する軸受部25,26から
後方に突出しており、その突出後端には、それぞ
れ、裏面にピン48若しくは49を突設した主可
動部材レバー45、補助可動部材レバー46が固
定されている。
主及び補助両可動部材レバー45,46の基部
には、レバー嵌合部13B,14Bに対応する断
面形状の貫通孔45A,46Aが設けてあり、こ
の貫通孔45A,46Aに各レバー嵌合部13
B,14Bが回動不能に挿通され固定される。ま
た、挿通され各レバー嵌合部13B,14Bの後
端に突出する各可動軸13,14の溝より成る脱
落防止用装着部13C,14Cには、抜け止め用
の止リング47が嵌合される。
主可動軸13のレバー嵌合部13Bを主可動部
材レバー45の貫通孔45Aに挿入した場合の両
部材の位置関係は、主可動部材レバー45が、そ
の自重で、主可動部材11を閉位置(第1図)に
する方向の回動習性を、主可動軸13に与えるよ
うな位置関係になる。この結果、主可動部材11
が閉位置にあるとき、主可動部材レバー45は、
第4図に示すように、内側下向きに位置する。換
言すれば、可動部材レバー45,46は、その先
端に設けたピン48,49が、後述する第1電気
的駆動源87のプランジヤシヤフト88の作動垂
線に近づくので、これらのピン48,49と係合
させる後述する作動レバー90の横巾を小さくす
ることができる。一方、主可動部材11が閉位置
のとき、補助可動部材レバー46は、この主可動
部材レバー45の延在方向と反対側に延在して安
定する。よつて、両可動部材レバー45,46の
ピン48,49と、作動レバー90の係合孔9
3,94との係合関係も一定になる。
後部組立体 (イ) 後面部材 第6図に於て、凹室35の後面37には、後面
部材として後方開放形の透明ケース70が取付け
られ、該透明ケース70により凹室35の後方開
放口が覆われる。本例では、透明ケース70は、
周壁後面37の後方開放端口37Aに設けたボス
部37B(第4図)にネジ止めし、周壁後面37
の後方開放端口37Aを完全に覆い、これにより
遊技者から見て完全な凹室35が形成されてい
る。
後面部材たる透明ケース70内には、凹室35
の奥の面に遊技背景を移動表示させる背景表示装
置77の構成要素たる背景担持体73が内蔵され
ている。背景担持体73は無端フイルムから成
り、軸受74によつて透明ケース70内に回転可
能に支承した2本のロール71,72に巻掛けて
ある。両ロール71,72のうち、一方のロール
71の軸71Aは下方に延在しており、その下端
にギヤ75Bを有する。このギヤ75Bは、モー
タ76の出力軸に設けたギヤ75A(第1図)と
連結されている。モータ76は、この背景担持体
73をギヤ装置75を介して回転移動させるため
の電気的駆動源であり、背景表示装置77の一構
成要素である。モータ76により駆動ロール71
を回転駆動させることにより、背景担持体73
を、凹室35の奥の面に明るく移動表示させる。
(ロ) 支持板 透明ケース70の後方開放端70Aには、支持
板78が取付けられ、これにより透明ケース70
は、両ロール71,72の軸71A,72Aが軸
受74から離脱しないように蓋されている。この
実施例では、支持板78は、その小孔78Aを介
して透明ケース70の後方開放端70Aのボス部
70Bにネジ止めしてある。
支持板78の下部には、上記無端フイルムから
成る背景担持体73の往動部分と復動部分との間
〓内に配置すべき照明ランプ79を装着するため
のランプ装着部78Bが設けてある。支持板78
の裏面には、照明ランプ79のリード線79A及
び下面ランプ55のリード線55A(第4図)を
一緒に束ね、支持板78の下方から上方へ導くた
めの結束片78Cが設けてある。
また、支持板78の裏面には、これらリード線
79A,55Aを通すための空間を形成するた
め、更には、金属製の駆動源取付板80の放熱効
果を高める空間を形成する目的で、4本のボス部
78Dが突設されている。
(ハ) 駆動源取付板 透明ケース70を蓋した支持板78の裏面に
は、金属製の駆動源取付板80が取付けてある。
駆動源取付板80には、主及び補助両可動部材
11,12を一組とする左右の可動部材の組を、
左右独立に変動させるための電気的駆動源(第1
電気的駆動源)87を予め担持させてある。本実
施例では、この第1電気的駆動源87は、電磁ソ
レノイドから成る。
駆動源取付板80は、支持板78に向い合う平
坦な基部81と、放熱面積を大きくするため基部
81の両側端からコ字状に後方に折曲げた翼部8
2と、基部81の下方に延在する2つの脚部83
とを有する。駆動源取付板80は、基部81に設
けた止着孔81Aを介し、ネジ86により、支持
板78のボス部78Dに取付けられる。2つの脚
部83の下端には、それぞれ後に折返すことによ
り、復帰バネ84のためのバネ掛部83Aを形成
している。基部81の下端の中央、即ち、2つの
脚部83,83の根本間の中央には、折返しによ
つて、舌85が形成されている。この舌85は後
述するように、作動レバー補助受面として機能す
る。
(ニ) 第1電気的駆動源 第1電気的駆動源たる2個の電磁ソレノイド8
7は、コ字状のヨーク87Aと、コイル本体87
Bと、プランジヤシヤフト88とからなる。
この両電磁ソレノイド87は、駆動源取付板8
0の翼部82,82間に於て、基部81の裏面上
に各々の動作が均一になるように互いに平行に並
置してあり、基部81の前面側よりネジ(図示せ
ず)により取付けてある。この場合、個々の電磁
ソレノイド87は、それぞれのプランジヤシヤフ
ト88が下方に垂下するように縦形に取付けられ
る。
各プランジヤシヤフト88の先端部には、第7
図から良く判るように、端面側より一条の擦割溝
89が設けてあり、その手前の部分にはリング状
のストツパ88Aが固定してある。各プランジヤ
シヤフト88の周囲には、このストツパ88Aと
ヨーク87Aとの間に於て、復帰用のプランジヤ
シヤフトバネ88Bが巻回してある。このプラン
ジヤシヤフトバネ88Bは、通常はプランジヤシ
ヤフト88を一方向即ち下方向に付勢し、プラン
ジヤシヤフト88の吸引時には、コイルが重なら
ずほぼ平行となるような円錐形のコイルバネであ
り、その小径部側がストツパ88A側に来るよう
にプランジヤシヤフト88に嵌装してある。
(ホ) 作動レバー 作動レバー90は上記の電気的駆動源である電
磁ソレノイド87の駆動力を、窓部21の左右に
相対する一方側の主可動部材11及び補助可動部
材12に伝達する動力伝達手段の一つである。
実施例の上記2つの電磁ソレノイド87の各プ
ランジヤシヤフト88(第6図)には、その動き
に連動して可動部材11,12を変換動作するた
めの板状の作動レバー90が、それぞれ固定して
ある。その際、各プランジヤシヤフト88の先端
部には擦割溝89が設けてあり、該擦割溝89に
一部を嵌入させた上で作動レバー90を止着して
ある。
左右2つの作動レバー90は互いに対称形をし
た板状の合成樹脂より成り、各プランジヤシヤフ
ト88の中心線よりも外側に延在している。各作
動レバー90の内側上部は、プランジヤシヤフト
88の移動を阻害しないように低く切欠いた切欠
90Aが形成されている。
第7図から良く判るように、各作動レバー90
は、電磁ソレノイド87のプランジヤシヤフト8
8の先端部を確実に装着するためのプランジヤシ
ヤフト収納部91と、当該作動レバー90が、そ
の作動時においても、駆動源取付板80に対し常
に所定の間隔を保持させるよう駆動源取付板80
の平坦な基部81に向けて突設された適数個の作
動レバー摺接部92と、主可動部材レバー45の
ピン48及び補助可動レバー46のピン49との
嵌合状態が外れないように常に維持し且つ主可動
部材レバー45及び補助可動部材レバー46を
各々作動させるために穿たれた係合孔としての主
可動部材レバー嵌合部93及び補助可動部材レバ
ー嵌合部94(以下、両者を合せて作動レバー嵌
合部93,94という)と、上記バネ掛部83A
に対する相手側バネ掛部95とを有する。
両バネ掛部83A,95間には復帰バネ84の
掛止め掛外しを容易にするため、作動レバー90
側のバネ掛部95は、フツク状に形成されてい
る。
プランジヤシヤフト収納部 電磁ソレノイド87のプランジヤシヤフト88
の先端部が装着されるプランジヤシヤフト収納部
91は、この実施例では、2つの構成部分から成
り立つている。
第1の構成部分は、プランジヤシヤフト88の
擦割溝89の部分に対応する幅及び長さとした長
方形の窪み91Aであり、該窪み91Aは、作動
レバー90の表側及び裏面側の両面に設けてあ
る。この場合、表側及び裏面側の窪み91A,9
1A間に残る肉厚は、ちょうど擦割溝89のスリ
ツト幅内に収まるように定めてある。
第2の構成部分は、プランジヤシヤフト88の
擦割溝89で分割された片側半分を通す半円状の
貫通孔より成る位置決め保持部91Bであり、作
動レバー90の上端部に設けてある。そして、上
記のプランジヤシヤフト収納部91にて、作動レ
バー90をプランジヤシヤフト88の擦割溝89
の部分に嵌合した後、両者を共通に貫通してネジ
96を通し、両者を互いに固定している。しか
し、プランジヤシヤフト収納部91はこの実施例
の形態に限られるものではなく、筒状部で構成し
たり、或いはコ字状の切欠を持つた板状部で構成
することもできる。
プランジヤシヤフト収納部91を設けること
は、作動レバー90と電磁ソレノイドのプランジ
ヤシヤフト88との結合を確実になし、円滑且つ
耐久性のある可動部材11,12の動きを保証す
る上で重要である。
また、擦割溝89内に作動レバー90の肉厚を
納める形式のプランジヤシヤフト収納部91を設
けることは、かかる必要性を満し、しかも、駆動
装置ユニツトの奥行寸法を縮小できる点で有利で
ある。
作動レバー摺接部 作動レバー90を駆動源取付板80に対し所定
間隔(実施例では平行)に保持するための作動レ
バー摺接部92は、作動レバー90の作動時或い
は非作動時の何れの場合も、駆動源取付板80に
摺接するか、或いは摺接する直前まで近接した状
態にあつて、作動レバー90に所謂ブレが生じて
も、駆動源取付板80との間隔が一定に保たれる
ようになつている。
この実施例では、作動レバー摺接部92は、駆
動源取付板80に摺接するかしないかにまで接近
せしめた状態になるよう、駆動源取付板80の平
坦な基部81に向けて突設してある。
作動レバー摺接部92は、プランジヤシヤフト
収納部91の両側に、各作動レバー90に2個宛
設けてあり、それらの先端面は、第10図に示す
ように、駆動源取付板80の平坦な基部81の面
に対し、僅かな間〓dを持つて浮いている。
これは、 第1に、作動レバー90がこの間〓以上に傾い
たとき、作動レバー90を駆動源取付板80に対
し平行に保持するという目的を達成させるためで
あり、 第2に、そのような状態が生ずる迄の正常状態
の使用期間中に於ては、作動レバー90と駆動源
取付板80との接触摩擦をなくし、電気的駆動源
の負荷を軽くし、円滑な作動レバー90の動きを
保証するためである。
作動レバー90が駆動源取付板80に接触して
平行維持の機能を果した場合でも、接触する以前
に於るプランジヤシヤフトの軽快な動きを持続さ
せるため、作動レバー90従つて作動レバー摺接
部92は、駆動源取付板80に対し摩擦抵抗の少
ない合成樹脂で形成してある。
尚、左右の可動部材11,12を左右独立に駆
動せしめるのは、パチンコ遊技中に、左右いずれ
か一方の主可動部材11に打球が引掛かつた場合
に、他方の側の主可動部材11が独立に閉じるよ
うにするためである。
(ヘ) 可動部材レバーとの係合 かくして駆動源取付板80に、予め作動レバー
90をプランジヤシヤフト88に一体的に固定し
た電磁ソレノイド87が取付けられ、しかる後、
この組立体は支持板78に取付けられる。この場
合、主可動部材レバー45のピン48及び補助可
動部材レバー46のピン49は、作業者がなんら
特別の位置決め操作をすることなしに、作動レバ
ー90に設けた主可動部材レバー嵌合部93及び
補助可動部材レバー嵌合部94に、正しく入り込
ませることができる。何故なら、可動部材レバー
45,46はプランジヤシヤフト88の作動垂線
より外側で基板20より内側に向けて配設してあ
るからである。
また、既に述べたように、主可動軸13に対す
る主可動部材レバー45の取付け位置は、その自
重によつて、主可動部材11が閉位置となる方向
の回動習性を与える位置関係に在り、主可動部材
レバー45は、容易に、内側に斜め下向きの位置
(主可動部材11の閉位置)で安定するからであ
る。
また、補助可動部材レバー46も、この主可動
部材レバー45の延在方向と反対側に延在して安
定するからである。
尚、この駆動源取付板80を支持板78に取り
付ける際に、権利回数表示器43からのリード線
(図示せず)及び下面ランプ55、照明ランプ7
9からのリード線55A,79Aは、駆動源取付
板80と支持板78との間の間〓を通して下から
上へ導びかれ、且つ、途中は結束片78Cにより
支持板78に支持される。
第8図A,Bは、電磁ソレノイド87の非通電
時(主可動部材は第1状態)と通電時(主可動部
材は第2状態)に於る可動部材レバー嵌合部9
3,94とピン48,49との係合位置関係を示
したものである。主可動部材レバー嵌合部93
は、作動レバー90が主可動部材レバー45のピ
ン48を押上げたとき、ピン48が横に逃げ得る
ように横長に形成してある。また、補助可動部材
レバー嵌合部94は、この作動レバー90の動き
により、主可動部材レバー45のピン48の動き
よりも遅れて作動されるようにするため、主可動
部材11が閉じている第8図Aの状態で見て、ピ
ン49より下方に大きく開口するように設けてあ
る。
主可動部材レバー45は、第1状態に於ては可
動軸13よりも下位で作動レバー90と嵌合し、
第2状態に変動した場合、この嵌合部が可動軸1
3より上位となるよう構成している。この様に構
成することにより、電気的駆動源87の直線運動
を、作動レバー90及び可動部材レバー45をし
て、可動部材11の回転運動(≒90度)に最小限
の力及び移動量にて、円滑に交換することができ
る。
又、第2状態から、第1状態へ復帰するときは
電気的駆動源87のプランジヤシヤフト88の位
置エネルギ及び各部材の自重によつて行なわれる
のでこの様な構成にすることによつてエネルギの
損失を最小限におさえることができる。
上記のように、作業者がなんら特別の位置決め
操作を必要とせず、単に、駆動源取付板80を支
持板78に取り付けるだけで、円滑且つ迅速に、
電磁ソレノイド87及び作動レバー90を正しく
取付け得ることは、組立工程に於て極めて大きな
利点をもたらす。
また、駆動源取付板80は、かかる単一ユニツ
ト化のための要素としてばかりでなく、電磁ソレ
ノイド87に発生する熱を効率良く消散させる上
で重要であり、その翼部82や、基部81と支持
板78との間の空間の存在は、リード線の通路と
してばかりでなく、この放熱作用に関し極めて効
果的である。
(ト) 作動レバー補助受面 第9図Aは、閉状態に在る主可動部材11と作
動レバー補助受面たる舌85との関係を、また、
第9図Bは、開状態に在る主可動部材11と舌8
5との関係を示す。
第9図Aの閉状態に於ては、既に述べたよう
に、主可動部材11のストツパ部11Dが、補助
可動部材12の回動基部12Cに当接した状態に
在り、この状態で主可動部材11は安定してい
る。
その理由は、作動レバー90は、その自重及び
プランジヤシヤフト88の重さで下向きの力を受
け、且つ、プランジヤシヤフトバネ88Bで押下
げられ、復帰バネ84で下方に引つ張られている
ため、この作動レバー90にピン48を介して係
合している主可動部材11は、第9図Aで反時計
方向に回動力を与えられているからである。
尚、このとき、補助可動部材12は、ストツパ
部12Bの下面が下部受枠61の上端外側に当接
する位置と、ピン49が補助可動部材レバー嵌合
部94の上縁と係合する位置との間で若干の揺動
運動ができるが、板状主部12Aが下方に移動し
ようとする力により、通常は第9図Aの状態に存
る。
かかる第9図Aの閉状態に於て、作動レバー補
助受面たる舌85は、左右の各作動レバー90の
下面との間に、0.5mm〜1mm程度の僅かな間〓
(第1空隙)97が形成されるように位置させて
ある。従つて、舌85の幅は、左右の各作動レバ
ー90,90間よりも長くなつている。このよう
に舌85を設けることにより、次のような利益が
生れる。
第1に、組立時に於て電磁ソレノイド87のプ
ランジヤシヤフト88の抜けを防止できる。即
ち、第1電気的駆動源たる電磁ソレノイド87は
プランジヤシヤフト88に作動レバー90を収納
した状態で1つの部品として管理されているが、
電磁ソレノイド87は第6図に示したように、プ
ランジヤシヤフト88を下側にして組付けられ、
変動入賞装置10もこの状態で取付けられる。従
つて、舌85が無い場合には、組付の際に、プラ
ンジヤシヤフト88がコイル本体87Bから抜け
落てしまい、組付に時間と手数を要する。
しかし、上記の舌85を設けておけば、プラン
ジヤシヤフト88に一体に固定されている作動レ
バー90を舌85の上に乗せて脱落を防止しつ
つ、電磁ソレノイド87のヨーク87Aを駆動源
取付板80に取り付けることができ、また、その
取付け後の姿態を第6図の状態に保持できる。
従つて、組立作業が極めて容易になる。
第2に、変動入賞装置を組立てた後、一定期間
の使用により、上記主可動部材11のストツパ位
置が摩耗により狂つても、閉位置に於る主可動部
材11の所謂ガタツキを許容限度内に納めること
ができる。
詳述すれば、若し舌85が無いときは、主可動
部材11が摩耗すればする程、主可動部材11の
閉位置が所定の停止位置からずれ、ガタツキを生
じて不安定となり、ついには遊技状態に微妙に影
響する。しかし、上記のように第1空隙97を残
して舌85を設けておけば、停止位置にずれが生
じて来ても、それは作動レバー90が舌85に当
接する迄であつて、それ以降は、主可動部材11
のストツパ部11Dと補助可動部材12の回動基
部12Cとが構成する主ストツパに対し、舌85
が補助的なストツパとして働き、主可動部材11
の所謂ガタツキを許容限度内に納める。
舌85は金属製であり、通常合成樹脂で造られ
る主及び補助可動部材11,12よりも耐摩耗性
に富むので、変動入賞装置の寿命を長くすことが
できる。しかし、舌85が金属製でない場合であ
つても、上記主ストツパと補助的なストツパとの
協働により、主可動部材11の閉位置が規制され
るので、舌85の存在しない構造に比較し、変動
入賞装置の寿命を長くすことができる。
第9図Bに示すように、主可動部材11は、そ
の偏平案内部11Aの下面の回動基部11Cに近
い部分が、半割円筒状の突起28に当接して、開
位置となる。このとき、作動レバー90は第9図
Bの位置まで持ち上げられ、プランジヤシヤフト
88のストツパ88Aの上方には、プランジヤシ
ヤフトのストローク余裕幅である第2空隙98が
残される。
この第2空隙98は、第9図Bでは、ストツパ
88Aとヨーク87Aとの間の間〓として示して
あるが、正確にいうならば、主可動部材11を突
起28に当てたときのストツパ88Aの位置と、
プランジヤシヤフト88を最大限上方へ引上げた
ときのストツパ88Aの上限位置との間の間〓で
ある。
このような第2空隙98を形成することによ
り、主可動部材11が突起28に当接して確実に
主ストツパとして機能し、更に上方へ引付けよう
とする電磁ソレノイド87の力によつて、主可動
部材11が突起28に押圧されるようになる。よ
つて、開位置が正確に定まる。
また、摩耗により、この開位置がずれて来て
も、この第2空隙98の幅分だけは、プランジヤ
シヤフト88を余分に引付けることができるの
で、開位置のふらつきを生じない。
従来の変動入賞装置に於ては、変動入賞装置の
電気的駆動源たる電磁ソレノイドを、変動入賞装
置本体から別に離し、遊技盤裏面に直接取り付け
て、電気的駆動源のプランジヤシヤフトをリンク
機構を介して変動入賞装置の可動部材と連結して
いた。
このため、連結部材が長く且つ大型になり、電
磁ソレノイドも容量の大きいものを使用する必要
があつた。しかし、第1図のように、第1電気的
駆動源87を変動入賞装置本体と一体的に設けれ
ば、第1電気的駆動源87と可動部材11,12
との間の距離を短縮でき、装置全体をコンパクト
に組立ることができる。
また、作動レバー90の構成に関しても、後述
するように、電気的駆動源87と可動部材11,
12との間の正確且つ円滑な連動を確保でき、且
つ、パチンコ機の組立時に於て、電気的駆動源8
7や可動部材レバー45,46のピン48,49
等との正確な嵌合や取付けをなし得るように構成
することができる。
次に、入賞球の流路に関連した構成を述べる。
天入賞口、サイド入賞口 第1図乃至第4図に於て、基板20の前面側の
最上部には、天入賞口16の誘導路を形成するた
めU字状の球受部22が設けてある。この球受け
部22は、基板20に設けた開口22Aを介し、
基板20の裏面に延設した球導出部22Bと連続
している。
また、サイド入賞口17の誘導路を形成するた
め、球受部22より下位には、窓部21の上辺よ
り若干上位に門状に突設した鎧部23が設けてあ
る。この鎧部23の上面23Aは、基板20に設
けた開口23Cに向つて徐々に低く傾斜してお
り、球受部としても機能するように構成してあ
る。そして、これら球受部22,23Aの前面側
は、上前面プレート24によつて共通に覆つてあ
る。
従つて、球受部22,23Aに乗つた入賞球
は、基板20に設けた開口23Cを通り、基板2
0の裏面に延設した球導出部23Dを経て基板2
0裏面側に導出される。鎧部23の窓部21の上
辺から側辺上部にかけて垂下した側面23Bは、
上前面プレート24と共に、特別表示部材101
の収納空間を形成している。
特別表示部材101は、通常は、第1図に点線
で示すように、上前面プレート24の背後に隠れ
ている。しかし、特別入賞口19に遊技球が入賞
することにより特別態様遊技状態が発生し、第2
電気的駆動源たる電磁ソレノイド109(第11
図)が付勢されると、特別表示部材101は凹室
35内に現出する。
分流棚分岐手段 (イ) 分岐部頭部 中前面プレート30の裏面側の中央には、入賞
球を左右に振分ける分流棚分岐手段の一構成要素
としての分岐部頭部31が形成してある。
この分岐部頭部31は、凹室35内に設けた分
流棚分岐部材40の分岐部41と連設する。分岐
部頭部31は分流棚42より突出させてある。こ
れは、変動入賞装置10に入賞して来た打球が、
分岐部頭部31に当たるようになし、入賞となら
ずに装置外に再び飛び出すのを防止するためであ
る。分岐部頭部31は、全体として後方に開放し
た箱として形成され、7セグメントLED表示器
より成る権利回数表示器43の収納部としても機
能するように構成してある。第3図に示す符合3
2は、この権利回数表示器43を遊技者に可視表
示するための透明な表示窓部を示す。また、符合
33は、凹室35内の遊技内容が、中前面プレー
ト30により、凹室35内の遊技内容が遊技者の
視界から遮断されないようにするため、中前面プ
レート30の表示窓32の両側領域に設けた透明
窓部を示す。
(ロ) 分流棚分岐部材 第3図及び第4図に於て、凹室35は、基板2
0の裏面に側に在つて、窓部21を囲むように設
けた周壁36と、この周壁の後面37、正確には
後端開放口37Aを覆う後面部材70(第6図)
とから成る。
周壁36は、その内周上面及び内周下面が先細
状に傾斜しており、特に内周下面は、前傾姿勢で
空間分配手段62(第2図)に臨むように傾斜し
ている。
凹室35内に配設した分流棚分岐部材40は、
中前面プレート30の分岐部頭部31と共に分流
棚分岐手段を構成する一要素であるが、特に分流
棚分岐部材40は凹室35を「上部分流空間」と
「下部分配空間」とに区画する働きをする。
かかる分流棚分岐部材40が凹室35内に存在
することによつて、凹室35内の上部分流空間に
入つた入賞球については、分岐部41の頂面で左
右に振り分けられ、或いは分流棚42の上面42
Aに沿つて奥へ導びかれ、分流樋たる区画壁39
に案内されて分流口39Aに入る。
従つて、これらの入賞球は、特別入賞口19へ
導びかれることはない。かかる入賞球の振分け
は、入賞口18,19や分流口39Aに多数の入
賞球が集中し、球詰まりを回避する上で重要であ
る。
凹室下面表示部 第3図、第4図に於て、周壁36の内周下面の
領域内の一部分は、下面表示部50として構成さ
れている。
即ち、下縁38の切欠38A付近から窓部21
の下辺2一Aまで、徐々に幅広に形成した領域
は、着色された半透明部材より成り、その裏面か
らランプにより照明できるようになつている。こ
の下面表示部50は、更に、上から下に徐々に幅
を拡大させた複数条の小領域51に分け、各小領
域51の着色を交互に異ならせ、裏面より個別に
照明できるようにしている。
基板20の裏面側に於て、半透明部材より成る
傾斜した下面表示部50の下方には、各小領域5
1の境界に沿つて仕切壁52が延在している。こ
の結果、最も外側に位置する2つの仕切壁52は
下方に向つて傾斜しており、その上面は、分流口
39Aからの入賞球を導く案内面52Aとして機
能する。また、各仕切壁52の間には、上記各小
領域51に対応する小区画室53が形成されてい
る。
図中の符合54は、各小区画室53内へ挿入配
置すべき下面ランプ55を、小区画室53に対応
する数だけ担持したプリント基板から成る下面表
示部基板を示す。この下面表示部基板54は、基
板20と駆動源取付板80との間に設けられる。
即ち、ネジ56により、小孔57を介して、仕切
壁52の後端に設けたボス部58に固定されてい
る。下面表示部50の各小領域51は、この小区
画室53内の下面ランプ55により、照明される
ことになる。
特別入賞口、通常入賞口 第3図に於て、基板20の前面下方部には、上
記3つの入賞口18,18,19を形成するた
め、基板20の下面及び窓部21の下部側縁を囲
うU字状の下部受枠61と、該下部受枠内で且つ
窓部21の下辺21Aより下方の空間内のほぼ中
央に配設した空間分配手段62と、下部受枠61
の表面を覆う下前面プレート60とを設けてあ
る。
下部受枠61は、基板20に対し同じ高さで起
立しているのではなく、そのU字状の両側先端部
分は、切欠61A(第3図)によつて、少し低く
なつている。これは、補助可動部材12の板状主
部12Aが、下部受枠61に阻害されずに回動変
位できるようにするためである。下部受枠61に
は、入賞口18,18,19に入つた入賞球を迅
速且つ確実に排出させるため、底部に傾斜案内部
61Bが設けてある。
空間分配手段62は、下部受枠61内の上記空
間内に特別入賞口19を形成し、それにより同時
に、この空間を、通常入賞口18と特別入賞口1
9とに区画するものである。
具体的には、空間分配手段62は、下部受枠6
1の底面に起立させた2つの起立壁63と、これ
らの起立壁に重ね合せて接着した調整片64とか
ら成る。このように空間分配手段62を、基板2
0の成形段階で最初から一体的に形成してしまわ
ないのは、通常入賞口18と特別入賞口19への
入賞確率の調整は極めて微妙であり、基板20の
成形型を無駄にせず、容易に爾後的な調整ができ
るようにするためである。この目的のため、起立
壁63の高さは、予め、調整片64の肉厚分だけ
低く成形され、調整片64を起立壁63に重合さ
せたとき、丁度所定の高さ、この例では窓部下辺
21Aと接するように定めてある。尚、同じ目的
で、窓部下辺21Aにも、別個に形成された条片
(図示せず)が接着材により付設されている。
上記入賞確率の微妙な調整のため、下前面プレ
ート60の裏面にも、小突起より成る誘導壁60
Bが形成されている。
入賞球の流路 ここで、主可動部材11,11の開閉動作に関
連して、上記凹室35内の入賞球通路への流路
と、空間分配手段62への流路との関係を説明す
る。
主可動部材11,11は、完全に閉じた通常の
状態下では、第1図から判るように、ほぼ垂直状
態に在り、打球の入賞を困難にしている。この場
合、図示の主可動部材11,11は凹室35への
打球の入賞がほぼ不可能な長さとしてあるが、例
えば打球1個が凹室35へ流入できる長さ、従つ
て、短く形成してもよい。
主可動部材11,11は、完全に開いた場合に
は、上記凹室35の上部分流空間及び下部分配空
間の境界線とほぼ同じ高さ位置に於て、凹室35
の前側の空間を2分することになり、空間分配手
段62への流路を完全に閉鎖する。この完全開状
態下では、案内部11Aに沿つて入賞して来た打
球は、分岐部頭部31に当つてその勢いを殺さ
れ、全て凹室35内の上部分流空間に導びかれ
る。
上部分流空間に入つた入賞球は、既に述べたよ
うに、分岐部41の頂面41Aで左か右に振り分
けられ、分流棚42の上面42Aに沿つて奥へ流
下し、分流樋(区画壁39)に落ち、分流口39
A(第4図)を経て、仕切壁の案内面52A上に
抜け、該案内面52A上を滑つて入賞球集合樋1
41(第11図)内に落下する。従つて、これら
の入賞球は、特別入賞口19へ導びかれることは
ない。
従つて、特別入賞口19への入賞は、主可動部
材11,11が閉じかけたとき、又は開きかけの
ときに起る。
このように、主可動部材11が完全開状態のと
きは、入賞球を分流棚上に乗せて全部後に導くよ
うな構成とし、閉状態又は開状態移行時にのみ、
空間分配手段62に導びく構成とすることによ
り、特別入賞口19に入るかどうかの興味深い遊
技を行なわせることができる。
応用例 第10図及び第11図に、上記変動入賞装置1
0を応用したパチンコ機の例を示す。
(イ) 遊技盤前面 第10図に於て、上述の変動入賞装置10は、
遊技盤1のガイドレール2により区画された遊技
領域3のほぼ中央に配置されている。
遊技領域3内には、更に、一般入賞装置4A,
4B、多数の誘導釘5、風車6、アウト穴7等を
設けてある。変動入賞装置10の下方には、計3
つの特定入賞装置、即ち、左右の第1の特定入賞
装置8,8と中央の第2の特定入賞装置9とが、
並置されている。誘導釘5は、変動入賞装置10
の左右両側にそれぞれ1本づつ配設した側方釘5
Aと、該側方釘の外側側方に向けて遊技球を案内
する一群の案内釘5Bとを含む。
変動入賞装置10の主可動部材11は、第2状
態に変換した場合、第2図に示すように、打球即
ち遊技球の直径より長く変動入賞装置の側方に突
出する。各側方釘5Aは、この主可動部材11の
変換動作を阻害しないよう、且つ、主可動部材1
1が第2状態に静止したとき、その主可動部材1
1の前方に、主可動部材11の先端から遊技球の
直径以下の距離L(第2図)だけ離れて位置する
ように設けてある。
従つて、主可動部材11が打球を受け入れない
若しくは受け入れ難い第1状態(第1図)に在る
場合には、主可動部材11の側方に、図示の如
く、側方釘5Aの外側側方に向つて遊技球が通過
する第1流路(矢印P1)と、そして、主可動部
材11と側方釘5Aとの間に形成される流路であ
つて、その上方を、第2状態下に於る変動入賞装
置10への入賞可能領域15とした第2流路(矢
印P2)とが形成される。
一方、主可動部材11が打球を受け入れ易い第
2状態(第2図)に変換した場合には、上記第2
流路は主可動部材11によつて閉じられ、新たに
側方釘5Aから主可動部材11に沿つて遊技球が
変動入賞装置10内に遊技球が案内される第3流
路(矢印P3)が形成される。
側方釘5Aは、主可動部材11が第2状態に変
換して第2流路P2を閉じ第3流路P3を開いた
場合、主可動部材11の先端より更に前方に位置
しているので、側方釘5Aは主可動部材11と協
働して、主可動部材11の長さ以上の幅に亘つ
て、打球を変動入賞装置10内へ案内する。
換言すれば、第2状態下に於ける打球の入賞確
率に関し、従来と同じ主可動部材の機能が、より
短い主可動部材11によつて達成できることにな
る。このように側方釘5Aに主可動部材11の入
賞領域拡大作用を持たせることにより、主可動部
材11の長さの短縮化を図り得る。
この主可動部材11の長さの短縮化は、主可動
部材11の軽量化につながり、その電気的駆動源
87と主可動部材11との連動を正確且つ円滑に
するのに寄与する。
また、主可動部材11の電気的駆動源たる電磁
ソレノイド87等の駆動源の容量も小さくてす
み、変動入賞装置10を全体として比較的小型に
構成することができる。
更に、主可動部材11の短縮化により、主可動
部材11が回動変移する半径軌跡内の面積が小さ
くなり、これに対応して、遊技盤1の遊技領域3
が従来より拡大し、従来では主可動部材11の自
由な回動を阻害しないようにする必要上、配設す
ることのできなかつた遊技領域にも、釘その他の
障害部材を設けることができる。
(ロ) 遊技盤背面 第11図は、変動入賞装置10を取付けた後の
状態を示した遊技盤1の背面図である。
図中の符合120は、遊技盤1の中央に設けた
入賞装置収納穴を示す。
遊技盤1の中央部には、変動入賞装置上部の天
入賞口16、サイド入賞口17に対する開口12
1が、又、その両側には、一般入賞装置4A,4
Bの入賞装置穴122A,122Bが、更に、そ
の下方には、特定入賞装置8,9の入賞口と連続
する入賞装置穴123,124が設けられてい
る。
下方に位置する特定入賞口と連続する入賞装置
穴123,124のうち、両側の入賞装置穴12
3には、第1の特定入賞口8への入賞球を検出す
る第1作動検出器125が、また、中央の入賞装
置穴124には第2の特定入賞口9への入賞球を
検出する第2作動検出器126が所属せしめられ
ている。
一方、遊技盤1の裏面には、入賞装置収納穴1
20に沿つた開口131を有する上部入賞球案内
板130と、下部入賞球案内板140と、側部入
賞球案内板137が固定されている。
上記変動入賞装置10は、入賞装置収納穴12
0及び上部入賞球案内板130の開口131を通
して、遊技盤1の前面側から、取付けられる。こ
の場合、変動入賞装置10の後部ブロツクの構成
要素、即ち、主可動部材レバー45、補助可動部
材レバー46、透明ケース70、支持板78、駆
動源取付板80、作動レバー90は、既に述べた
ところから明らかなように、全体として基板20
の幅内にコンパクトに取付けられている。従つ
て、スムースに、変動入賞装置10の後部ブロツ
クを入賞装置収納穴120に通すことができる。
(ハ) 上部入賞球案内板 上部入賞球案内板130には、全体として屋根
状に形成され上述の天入賞口16からの入賞球を
片側に導びく上部入賞球案内樋132と、該上部
入賞球案内樋に沿つて下方に位置し左右のサイド
入賞口17,17からの入賞球を左右別々に導び
く下部入賞球案内樋133とが設けてある。
上部入賞球案内樋132及び下部入賞球案内樋
133は、遊技盤1の裏面に沿つて延びる上部入
賞球案内板130から起立させた起立壁から成
り、特に下部入賞球案内樋133は、その下方に
位置する変動入賞装置10に入賞球が当らないよ
う保護する役目を兼ている。
また、上部入賞球案内板130には、下部入賞
球案内樋133の内側に、上記第2駆動源たる電
磁ソレノイド109を取付けるための傾斜板部1
34を有している。傾斜板部134を第11図の
如く傾斜させて設けることにより、プランジヤー
シヤフトに自重による下方に向かう力が働き、第
2駆動源の復帰バネを省略することができる。
上部入賞球案内板130には、変動入賞装置の
基板20の裏面に延設した突起29より成る位置
決め部に対応する位置に、相手側位置決め部とし
ての小孔29Aが設けてある。従つて、上部入賞
球案内板130に対し、変動入賞装置10の取付
位置が正確に定まるものである。
(ニ) 下部入賞球案内板 上部入賞球案内板130の下方に位置する下部
入賞球案内板140は、凹室35内に入賞した打
球を1個所に集合させるため、前面(遊技盤側を
向いた面)及び上面が開放された箱状の入賞球集
合樋(カウント誘導樋)141を有する。
下部入賞球案内板140は、入賞球集合樋14
1の両側のフランジ部142の上縁143を、上
部入賞球案内板130の下縁135に重ねる形で
配置されている。符合136は、この重合の際の
位置決めのために設けた小突起と小孔より成る位
置決め係合部を示す。この係合部136により、
上部入賞案内板130に対し入賞球集合樋141
の位置が正確に定まる。この結果、変動入賞装置
10は、上記の位置決め部29,29A及びこの
位置決め係合部136を介し、入賞球集合樋14
1に対して正確な位置に取付けることができるこ
ととなる。このように変動入賞装置自体に位置決
め部29を設けることにより、変動入賞装置10
と入賞球集合樋141とを適性位置にて簡単に取
り付けることができる。
又、これにより取付の作業能率が上がり、パチ
ンコ機の機能に関する品質を揃えることができる
し、上記により変動入賞装置の各球出口(分流口
39A、通常入賞口18及び特別入賞口19から
の)と入賞球集合樋の流入口とが、所望の通りに
連通状になる。
箱状の入賞球集合樋141には、その下面中央
即ち第1作動検出器125と第2作動検出器12
6との間より片寄つた位置に、放出口144が設
けてある。
詳述すれば、遊技者から見て、左側に位置する
第1作動検出器125と第2作動検出器126と
の間に設けてある。これは、通常、パチンコ機
は、遊技者から見て遊技盤1の右側に、入賞球を
1個づつ取出し所定数の賞球を排出させるための
球処理器を有していることを考慮したものであ
る。即ち、この球処理器から遠くなる左側に放出
口144を配設し、特別遊技状態において発生す
る多数の入賞球を球づまりや石垣状になることな
く、スムーズに入賞球を球処理器に送り込み、処
理可能にするためである。
入賞球集合樋141の下面は、この放出口14
4を中心として左右に位置する傾斜面145,1
46に分れている。この2つの傾斜面145,1
46は、放出口144に於る下端の高さ位置を、
一方の傾斜面145の方が他方の傾斜面146よ
りも、段差Y(第11図)だけ低くしてある。こ
れは、変動入賞装置10が開状態に在る場合に於
て、多数の打球が短時間のうちに入賞したとき、
放出口144にて球詰りを起さないようにするた
めの配慮である。
側部入賞球案内板137は、左右の入賞装置穴
122からの入賞球を別途に下方に案内する側部
入賞球案内樋138とを有し、特に第11図で左
側の側部入賞球案内板137は、更に、上部入賞
球案内樋132からの入賞球を更に下方に案内す
る側部入賞球案内樋139をも有する。
尚、左右の側部入賞球案内樋138は、いずれ
も、下部入賞球案内樋133からの入賞球をも一
緒に更に下方に案内するように構成されている。
箱状の入賞球集合樋141の中程には、変動入
賞装置10の特別入賞口19からの入賞球を検出
するための特別入賞検出器127が設けてある。
詳述すれば、箱状の入賞球集合樋141には、
球導出通路19A(第4図)と対応する位置の下
方に切欠を設けてあり、この切欠にマイクロスイ
ツチから成る特別入賞検出器127の球通路部を
差込んである。特別入賞検出器127の入賞球集
合樋141に対する固定は、片面を特別入賞検出
器127の側面と係合させた補助片147を、入
賞球集合樋141にネジ固定することで行つてい
る。
更に、箱状の入賞球集合樋141の放出口14
4と連続する球通路には、カウント検出器128
を、特別入賞検出器127と同様の仕方で、即
ち、別の補助片147を介して取付けている。遊
技盤面の遊技領域外には、このカウント検出器1
28で計数された入賞球を表示するため、7セグ
メントLEDより成る個数表示器129(第10
図)が設けてある。
このように入賞球集合樋を特別入賞検出器12
7を囲むように配設し、該特別入賞検出器を通過
した入賞球も合わせて計数すれば、特別入賞検出
器を通過した入賞球は計数しない場合に較べ、特
別遊技状態において、入賞できる打球の数、例え
ば10個をおおよそ正確に計数できる。尚、ここで
「おおよそ」と表現したのは、変動入賞装置に入
賞してから入賞球がカウント検出器128にて計
数されるまでに時間差があるためである。
遊技盤1の裏面には、第11図に破線で示すよ
うに、球集合板148が取付けられ、この球集合
板148により、上記の変動入賞装置10、上部
下部両入賞球案内樋132,133、入賞球集合
樋141は後方より覆われる。入賞球集合樋等の
後面を覆う球集合板148には、特別入賞検出器
127を、作動検出器125,126等の近傍に
それらの電気的接続線を通すための切欠148A
が設けてあり、電気的接続線は、これらの切欠き
148Aを集約的に通し、所定の接続部に接続さ
れている。
(効果) 本考案の変動入賞装置は、叙上の如く構成した
ものであるから、電気的駆動源を駆動して作動レ
バーを作動させることによつて、一対の主可動部
材を打球を受け入れない若しくは受け入れ難い第
1状態と、打球を受け入れ易い第2状態とに変換
できるだけでなく、一対の主可動部材に関連して
これとは別の補助可動部材が作動するので、遊技
盤面上に意匠の多様化による趣の異なる遊技態様
を演出することができる。
又、主及び補助とする複数の可動部材を1個の
電気的駆動源で作動させているので、構造を簡素
にして小型化することができる。
特に、本考案では、変動入賞装置自体が、その
基板の裏面側に、電気的駆動源及びその駆動力を
伝達する手段を全て一括して担持している点に構
造上の特徴がある。これを従来の変動入賞装置即
ち、駆動源が変動入賞装置本体と分離した取り付
ける構造と較べると、入賞球集合樋背面の変動装
置の取り付けや取り外し、変動入賞装置を部品と
して管理する場合や取り扱いが著しく容易とな
る。
しかも、駆動源と可動部材との間に距離が短く
なるから、長くて複雑な連結部材を不要ならし
め、装置全体の部品点数を減らして装置全体のコ
ンパクト化を図ることができる。
又、これに伴ない駆動源と可動部材との間にお
ける係合部分の作動ロスが減少して、正確且つ円
滑な連動を確保できる。
更に、作動レバーの構成に関しても、パチンコ
機の組立時に於て、駆動源や主可動部材レバーと
の正確な嵌合や取付けをなし得るように構成する
ことが容易にできる。
作動レバーに設けられたたプランジヤシヤフト
収納部は、駆動源のプランジヤシヤフトと作動レ
バーとを強固に結合し、両者間のぐらつきをなく
す。
又、作動レバー摺接部は、その先端の摺接面
が、駆動源取付板の面に常に相対しているので、
作動レバーのブレや駆動源取付板面への傾きを防
ぎ、作動レバーを円滑に作動せしめる。しかも、
作動レバー摺接部は、駆動源取付板面に摺接する
か浮いているにすぎないので、作動レバーと駆動
源取付板との接触摩擦は最小であり、作動レバー
摺接部の存在が、駆動源の負荷を増大させたり、
円滑な作動レバーの動きを重くしたりすることが
ない。
又、復帰バネは、駆動源取付板と作動レバーと
の間に掛止するに当り、作動レバーには特に復帰
バネ掛部を設けているので、事情により生じ得る
復帰バネや受動源の交換作業が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、主可動部材が第1状態にある変動入
賞装置全体の概略を示す斜視図、第2図は、主可
動部材が第2状態にある変動入賞装置の前面側の
斜視図、第3図は、変動入賞装置の基板前面側の
分解斜視図、第4図は、変動入賞装置の基板裏面
側の分解斜視図、第5図は、変動入賞装置の主可
動部材及び可動軸の構成を示す斜視図、第6図
は、変動入賞装置の凹室裏面に取付けられる後面
部材、支持板及び駆動源取付板から成る組立体の
分解斜視図、第7図は、第11図の駆動源取付板
に担持した電磁ソレノイドとそのプランジヤーシ
ヤフトに対する作動レバーとの取付方を示した斜
視図、第8図A,Bは、非作動位置および作動位
置に在る電磁ソレノイドのプランジヤーシヤフト
と作動レバーとを示した図、第9図A,Bは、作
動レバーが非作動位置に在る場合、及び作動位置
に在る場合に於る作動レバーと、作動レバー補助
受面と、主可動部材との関係を示した図、第10
図は、本発明のパチンコ機の一実施例を示した遊
技盤の正面図、第11図は、変動入賞装置を取付
けた遊技盤の裏面を示した図である。 1……遊技盤、2……ガイドレール、10……
変動入賞装置、11……主可動部材、12……補
助可動部材、13……主可動軸、14……補助可
動軸、15……入賞可能領域、16……天入賞
口、17……サイド入賞口、18……通常入賞
口、19……特別入賞口、20……基板、21…
…窓部、25……主可動軸受部、26……補助可
動軸受部、35……凹室、37……後面、45…
…主可動部材レバー、46……補助可動部材レバ
ー、48……ピン(主可動部材レバー)、49…
…ピン(補助可動部材レバー)、80……駆動源
取付板、81……基部、83A……バネ掛部、8
4……復帰バネ、87……電磁ソレノイド(電気
的駆動源)、88……プランジヤーシヤフト、9
0……作動レバー、91……プランジヤーシヤフ
ト収納部、92……作動レバー摺接部、93……
主可動部材レバー嵌合部、94……補助可動部材
レバー嵌合部、95……相手側バネ掛部(復帰バ
ネ掛部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 遊技盤表面に取り付けられる基板に窓部を開設
    し、該窓部の基板裏面側には凹室を設け、窓部両
    側の基板表面側には一対の主可動部材と一対の補
    助可動部材とを各々相対に軸着し、上記凹室の裏
    面側には、プランジヤシヤフトを有する電気的駆
    動源を複数担持した駆動源取付板を設けるととも
    に、上記各電気的駆動源の駆動力を相対する一方
    側の主可動部材及び補助可動部材に伝達する作動
    レバーを各々設け、 上記各作動レバーには、上記電気的駆動源のプ
    ランジヤシヤフトの先端部を装着するプランジヤ
    シヤフト収納部と、当該作動レバーを作動時にお
    いても上記駆動源取付板に対して所定間隔を保持
    させるよう駆動源取付板に向けて突設した作動レ
    バー摺動部と、主可動部材レバーと嵌合して当該
    主可動部材レバーを作動させる係合孔を形成した
    主可動部材レバー嵌合部と、補助可動部材レバー
    と嵌合して当該補助可動部材レバーを作動させる
    係合孔を形成した補助可動部材レバー嵌合部と、
    当該作動レバーを一方向に付勢する復帰バネを掛
    止する復帰バネ掛止部とを各々設けて、 上記各プランジヤシヤフト収納部に電気的駆動
    源のプランジヤシヤフトを各々装着し、主可動部
    材レバー嵌合部及び補助可動部材レバー嵌合部に
    上記主可動部材の軸端部及び上記補助可動部材の
    軸端部を各々嵌合させ、一端が上記駆動源取付板
    に固定された復帰バネの他端を上記復帰バネ掛止
    部に掛止て、 上記電気的駆動源を駆動して作動レバーが作動
    することにより、一対の主可動部材を打球を受け
    入れない若しくは受け入れ難い第1状態と打球を
    受け入れ易い第2状態とに変換して、遊技盤表面
    を流下する打球の入賞確率を変化させるととも
    に、一対の補助可動部材を上記主可動部材の作動
    に連係して変動させるようにしたことを特徴とす
    るパチンコ機の変動入賞装置。
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