JPH04188154A - 静電像現像用トナー - Google Patents

静電像現像用トナー

Info

Publication number
JPH04188154A
JPH04188154A JP2316229A JP31622990A JPH04188154A JP H04188154 A JPH04188154 A JP H04188154A JP 2316229 A JP2316229 A JP 2316229A JP 31622990 A JP31622990 A JP 31622990A JP H04188154 A JPH04188154 A JP H04188154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
toner
temperature
fine particles
resin fine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2316229A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takagiwa
高際 裕幸
Kunio Akimoto
秋本 国夫
Hirotaka Kabashima
浩貴 椛島
Tatsuya Nagase
達也 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2316229A priority Critical patent/JPH04188154A/ja
Publication of JPH04188154A publication Critical patent/JPH04188154A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法、静電印刷法、静電記録法等に適
用される静電像現像用トナーに関し、詳しくは、母体粒
子と樹脂微粒子とからなる静電像現像用トナーに関する
〔従来の技術〕
電子写真法の一例においては、光導電性感光体上に、帯
電、露光により静電像か形成され、この静電像がトナー
によって現像され、得られたトナー像が転写紙等に転写
され、定着されて可視画像が形成される。
トナー像の定着手段としては、熱効率か高くて高速定着
が可能なことから加熱ローラ定着方式が好ましく用いら
れている。この加熱ローラ定着方式に適用されるトナー
には、より低温で定着できる低温定着性と、加熱ローラ
の表面に溶融トナーか付着しにくい耐オフセット性とが
要求される。
このような低温定着性および耐オフセット性の条件を満
足させるために、従来においては、以下の技術が提案さ
れている。
■ 特開昭50−87032号、同59−3446号の
各公報には、低温で定着を可能にする技術として、結晶
性樹脂と無定形重合体とからなる樹脂をトナーのバイン
ダーとして用いる技術が提案されている。
■ 特開昭56−154740号、同57−8549号
の各公報には、定着性、耐オフセット性の向上を目的と
して、同様に結晶性樹脂と無定形重合体とからなる樹脂
をトナーのバインダーとして用いる技術か提案されてい
る。
■ 特開昭63−27855号、同63−27856号
の各公報には、良好な定着性と、充分な耐オフセット性
を確保する目的で、結晶性ポリエステルと無定形ビニル
重合体とのブロックまたはグラフト共重合体をトナーの
バインダーとして用いる技術が提案されている。
一方、トナーにおいては、使用もしくは貯蔵環境条件下
において凝集せずに粉体として安定に存在し得る耐ブロ
ッキング性、トナー成分の感光体への付着を防止する耐
フィルミング性の条件をも満足することが必要である。
このような耐ブロッキング性、耐フィルミング性の条件
を満足させるために、従来においては、以下の技術か提
案されている。
■ 特開昭54−2741号公報には、熱可塑性樹脂を
含有する着色粒子を気体中で加熱して表面を軟化させ、
これに微粒子状の表面特性改質剤を固着させてトナーを
製造する技術が提案されている。
■ 特開昭52−84741号、同60−186851
号、同60−186852号の各公報には、トナー粒子
よりは平均粒径の小さいポリスチレン添加物、アクリル
系またはアクリル・スチレン系の重合体の微粉末をトナ
ーに含有させる技術が提案されている。
■ 特開昭63−131149号公報には、軟化点か8
0℃以下、流出開始温度か110℃以下で、かつ平均粒
径が5〜25μmの熱定着性母体粒子の表面にこの母体
粒子の軟化点より少なくとも5℃高い軟化点を有する平
均粒径0.1μm以上の有機高分子物質を主体とする小
粒子をこの小粒子の粒径未満に埋設被覆する技術が提案
されている。
■ 特開昭62−226162号公報には、高化式フロ
ーテスターにおける流出開始温度t+(’C)を有する
粒径2〜30μmの着色熱可塑性樹脂微粒子と前記t+
(”C)より高い流出開始温度tz(”C)を有する粒
径1μm以下の微小樹脂微粒子とを、t3以上かつt1
未満の温度で加熱処理して、着色熱可塑性樹脂粒子の表
面に微小樹脂微粒子を付着させる技術が提案されている
■ 特開昭63−25663号公報には、トナー主粒子
と殻形成用の熱可塑性樹脂微粒子および荷電制御剤とを
乾式混合することにより、前記トナー主粒子の表面に前
記熱可塑性樹脂の融着した殻を形成する技術が提案され
ている。
■ 特開昭63−40169号公報には、平均分子量の
高い樹脂と、平均分子量の低い樹脂とを含む内層の外周
に、平均分子量の低い樹脂を含まない外層を設ける技術
が提案されている。
■ 特開昭63−172279号公報には、体積平均粒
径が1〜50μmである圧力定着性物質からなる粒子l
と、体積平均粒径が粒子Iの1/10以下であってガラ
ス転移温度または融点が40″C以上である高分子物質
からなる粒子■とを混合して、粒子1の表面に粒子■が
付着した複合粒子を調製し、次いでその複合粒子を、1
0m/s〜300m/sの気流中に分散して衝撃力を加
えて、粒子Iの表面に粒子■が固着した構造を持つ複合
粒子を製造する技術が提案されている。
■ 特開平1−196068号公報には、結着剤と着色
剤とワックスとよりなる微粒子(A)と、少なくとも樹
脂とを含有しガラス転移温度が50℃以上である微粒子
(B)とからなるトナーであって、微粒子(A)の表面
近傍に微粒子(B)を機械的衝撃力で固着あるいは埋没
させる技術が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記■の技術では、耐ブロッキング性が悪く、
またオフセットが発生しやすいという欠点がある。さら
には、感光体にトナーがフィルミングしやすく、すぐに
画質が劣化してしまう欠点がある。
上記■の技術では、トナーの流動性が悪いために、画質
か不鮮明であり、また画質の劣化も著しい。
上記■の技術では、常温常湿下、高温高湿下のいずれに
おいても、長期間にわたる使用により、画質が劣化する
欠点かある。
上記■の技術では、微粒子状の表面特性改質剤がトナー
粒子中に完全に埋没した状態で固着されやすいため、耐
ブロッキング性か悪い欠点があり、さらにはトナーの低
温定着性が低下する欠点かある。
上記■の技術では、重合体微粉末が単に混合されるのみ
であるため、当該重合体微粉末がトナー粒子から遊離し
やすく、耐ブロッキング性、流動性が悪い問題がある。
さらには、遊離した微粉末がキャリア表面に静電的に付
着して、トナー粒子とキャリアとの摩擦帯電を妨げ、ト
ナーの帯電量の低下によるトナー飛散、カブリの発生等
の画質不良を招く問題がある。
上記■〜■の技術では、微小樹脂粒子を熱または機械的
な衝撃力で固着させることにより、流動性、保存性等は
向上するものの、低温定着性、1巻付き性、耐オフセッ
ト性等の定着特性、耐久性を同時に満足することはでき
ず、特に加熱ローラ定着器を用いた画像の形成において
はこれらの特性をすべて満足させることは困難である。
本発明の目的は、低温定着性、耐ブロッキング性、定着
時の離型性が共に優れているうえ、繰り返して使用した
ときに画質の安定性の優れた画像を形成することのでき
る静電像現像用トナーを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
以上の目的を達成するために、本発明の静電像現像用ト
ナーは、結晶性ポリエステルと無定形ビニル重合体との
グラフトまたはブロック共重合体であってそのガラス転
移温度が60℃以下であるものをバインダーとして含存
してなる母体粒子(alの表面に、平均粒径り、。、ガ
ラス転移温度Tg1重量平均分子量Mwと数平均分子量
Mnの比Mw/Mnの値、軟化点Tspが下記式を満足
するビニル系の樹脂微粒子(b)を機械的衝撃力により
固着させ、その被覆率が10〜80%であることを特徴
とする。
30nm≦Dso≦5000ffl Tg≧50℃ 5.0≦Mw/Mn≦40 100℃≦Tsp≦160℃ 〔発明の具体的構成〕 以下、本発明の構成を具体的に説明する。
本発明においては、母体粒子(alのバインダーとして
、結晶性ポリエステルと無定形ビニル重合体とのグラフ
トまたはブロック共重合体を用いる。
結晶性ポリエステルとしては、特に限定されるものでは
ないが、トナーに好適な低温定着性および流動性を付与
する観点からは、ポリアルキレンポリエステルが好まし
い。
斯かるポリアルキレンポリエステルとしては、ポリエチ
レンセバケート、ポリエチレンアジペート、ポリエチレ
ンアジペート、ポリエチレンサクシネート、ポリへキサ
メチレンセバケ−ト、ポリへキサメチレンセバケート、
ポリへキサメチレンデカンジオエート、ポリオクタメチ
レンドデカンジオエート、ポリノナメチレンアゼレート
、ポリデカメチレンアジペート、ポリデカメチレンアゼ
レート、ポリデカメチレンアジペ−ト、ポリデカメチレ
ンセバケート、ポリデカメチレンサクシネート、ポリデ
カメチレンドデカンジオエート、ポリデカメチレンオク
タデカンジオエート、ポリテトラメチレンセバケート、
ポリトリメチレンドデカンジオエート、ポリトリメチレ
ンオクタデカンジオニード、ポリデカメチレンアゼレー
ト、ポリヘキサメチレン−デカメチレン−セバケートポ
リオキシデカメチレン−2−メチル−1,3−プロパン
−ドデカンジオエート等が挙げられる。
結晶性ポリエステルの融点Tmは、トナーの耐ブロッキ
ング性および低温定着性をさらに高める観点から、50
〜120℃が好ましい。なお、結晶性ポリエステルの融
点Tmは、無定形ビニル宜合体と結合されていない状態
における融点を意味する。
また、この融点Tmは、示差走査熱量測定法(DSC)
に従って、 rDSC−2U  (セイコー電子工業社
製)によって測定されたものであり、試料10mgを一
定の昇温速度(10℃/m1n)で加熱したときの融解
ピーク値を融点Tmと定めた。
結晶性ポリエステルの重量平均分子量Mwは、トナーの
耐オフセット性をさらに高める観点から、5X10’〜
5X10’が好ましい。
トナーの定着性および耐オフセット性をさらに向上させ
るために、結晶性ポリエステル成分の配合割合は、結晶
性ポリエステルと無定形ビニル重合体とのグラフトまた
はブロック共重合体において3〜50重量%が好ましい
本発明に用いられる無定形ビニル重合体は、その主体部
分がビニル系重合体からなるものであり、このビニル系
重合体としては1、スチレン系単量体、アクリル酸エス
テル系単量体、メタクリル酸エステル系単量体から選択
された少な(とも1種を用いて重合された重合体が挙げ
られる。
前記スチレン系単量体としては、スチレン、〇−メチル
スチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、
α−メチルスチレン、p−エチルスチレン、2,3−ジ
メチルスチレン、2.4−ジメチルスチレン、p−メト
キシスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチ
レン、3.4−ジクロルスチレン等か挙げられる。
前記アクリル酸エステル系単量体としては、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸オク
チル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ラウリル、アク
リル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、
アクリル酸−2−クロルエチル、アクリル酸フェニル、
α−クロルアクリル酸メチル等が挙げられる。
前記メタクリル酸エステル系単量体としては、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メ
タクリル酸オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリ
ル酸ラウリル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、メ
タクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタク
リル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルア
ミノエチル等が挙げられる。
本発明に用いられる無定形ビニル重合体は、前記結晶性
ポリエステルとのグラフトまたはプロ・ツク共重合体を
形成するための官能基を有するものであればよい。当該
官能基としては、カルボキシル基、水酸基、アミノ基、
エポキシ基等が挙げられる。
このような官能基を有する単量体としては、アクリル酸
、β、β−ジメチルアクリル酸、α−エチルアクリル酸
、メタクリル酸、フマル酸、イタコン酸、マレイン酸、
クロトン酸、ヒドロキシエチルメタクリレート、フタル
酸モノアクリロイルオキシエチルエステル、こはく酸モ
ノアクリロイルオキシエチルエステル、N−ヒドロキシ
エチルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチルメタクリ
ルアミド、p−アミノスチレン、グリシジルメタクリレ
ート等が挙げられる。このような官能基を有する単量体
は、無定形ビニル重合体を得るための単量体組成物全体
の0.1〜20モル%の割合で使用される。
本発明に用いられる無定形ビニル重合体とじては、カル
ボキシル基を有するビニル系重合体のカルボキシル基に
多価金属化合物か反応して形成されたイオン架橋結合を
有しているものか好ましい。
この多価金属化合物の金属元素としては、アルカリ土類
金属、亜鉛族元素が好ましく、特にMg。
Znか好ましい。
前記多価金属化合物としては、前記金属元素のフッ化物
、塩化物、塩素酸塩、シュウ化物、ヨウ化物、酸化物、
水酸化物、硫化物、亜硫酸塩、硫酸塩、セレン化物、テ
ルル化物、窒化物、硝酸塩、リン化物、ホスフィン酸塩
、リン酸塩、炭酸塩、オルトケイ酸塩、酢酸塩、シュウ
酸塩、メチル化合物もしくはエチル化合物等の低級アル
キル金属化合物等が挙げられる。特に前記金属元素の酢
酸塩、酸化物が好ましい。
ビニル系重合体をイオン架橋するためには、例えば溶液
重合法により重合して得られたカルボキシル基を有する
ビニル重合体を含有する溶液に、前記多価金属化合物を
混合し、昇温して反応系内の温度が150〜180 ’
C程度に達した状態で1時間以上この温度に維持して反
応を簡潔させるのかよい。
また、低温定着性、耐オフセット性をさらに向上させる
観点から、無定形ビニル重合体は、その分子量分布にお
いて少なくとも2つ以上の極大値を有することが好まし
い。すなわち、少なくとも低分子量成分と高分子量成分
の2群に分けられる分子量分布を有し、かつ、ゲル・バ
ーミュエーション・クロマトグラフィ(G P C)に
より測定された分子量分布曲線において、少なくとも1
つの極大値か2X10’〜2X10’の範囲にあり、少
なくとも1つの極大値がlXl0’〜lXl0’の範囲
にあるような、少なくとも2つの極大値を有することか
好ましい。
このような無定形ビニル重合体を得る方法としては、例
えば高分子量成分もしくは低分子量成分のいずれか一方
を得るための第1段目の重合を行い、これにより得られ
た一方の成分を、他方の成分を得るための単量体組成物
中に溶解させて第2段目の重合を行い、これにより他方
の成分を生成させることにより、結果として分子量分布
曲線において少なくとも2つの極大値を有する重合体を
得ることかできる。この2段重合は、例えば溶液重合法
、懸濁重合法、乳化重合法等の方法により行うことかで
きる。
前記高分子量成分により無定形ビニル重合体は一層強靭
なものとなり、キャリアとの摩擦あるいは現像器内での
撹拌等の機械的な外力によるトナー粒子の破壊か防止さ
れ、フィルミング現象の原因となる微粉かすの発生か抑
制される。なお、上記無定形ビニル重合体中の高分子量
成分の割合は、15重量%以上であることが好ましい。
無定形ビニル重合体か、イオン架橋された無定形ビニル
重合体であり、かつ、上記のごとく高分子量成分と低分
子量成分とにより構成される場合には、多価金属化合物
と反応するカルボキシル基は少なくとも低分子量成分に
導入されていることが好ましい。すなわち、キャリアと
の摩擦あるいは現像器内での撹拌等の機械的外力によっ
て生ずるトナー粒子の破壊は、主としてトナー粒子中に
おける低分子量の比較的もろい成分に起因するため、こ
のような低分子量成分をイオン架橋して強靭なものとし
、トナー粒子に耐破壊性を与えることか好ましい。
また、無定形ビニル共重合体において、トナーの耐オフ
セット性および耐久性をさらに高めるためには、重量平
均分子量Mwと数平均分子量Mnの比Mw/Mnの値は
3.5以上が好ましく、特に4〜40の範囲が好ましい
。ここで、MwおよびMnO値は、GPCによって、以
下に示す条件で測定したものである。
温度40℃において、溶媒(テトラヒドロフラン)を毎
分1.2−の流速で流し、濃度0.2g/20−のテト
ラヒドロフラン試料溶液を試料重量として3mg注入し
分子量の測定を行う。試料の分子量測定にあたっては、
試料の有する分子量が数種の単分散ポリスチレン標準試
料により作製された検量線の分子量の対数とカウント数
が直線となる範囲内に包含される測定条件を選択する。
また、用いるGPCのカラムとしては、上記条件を満足
するものであれば特に限定されないか、例えばTSK−
GEL、GMH(東ソー■製)等か用いられる。また、
溶媒および測定温度は、上記条件に限定されるものでは
なく、適宜他の条件に変更してもよい。
また、無定形ビニル重合体のガラス転移温度Tgは、ト
ナーの低温定着性、耐オフセット性、耐ブロッキング性
、耐久性をさらに高める観点から、50〜100℃が好
ましい。なお、無定形ビニル重合体のTgは、結晶性ポ
リエステルと結合されていない状態におけるガラス転移
温度を意味する。また、このガラス転移温度Tgは、示
差走査熱量測定法(D S C)に従って、rDSC−
20J  (セイコー電子工業社製)によって測定され
たものである。具体的には、試料10mgを一定の昇温
速度(10”C/m1n)で加熱し、ベースラインと吸
熱ピークの傾線との交点よりガラス転移温度を定めた。
また、無定形ビニル重合体の軟化点Tspは、トナーの
低温定着性、耐オフセット性、耐ブロッキング性をさら
に高める観点から、100〜150℃が好ましい。この
軟化点Tspは、「高化式フローテスター」 (島津製
作所製)を用いて測定したものである。具体的には、1
cm2の試料を昇温速度6℃/分で加熱しながらプラン
ジャーにより20kg/cm2の荷重を与え、直径1m
m、長さ1mmのノズルを押し出すようにして、フロー
テスターのプランジャー降下量−温度曲線(軟化流動曲
線)を描き、そのS字曲線の高さをhとするときh/2
に対応する温度を軟化点Tspと定めた。
前記結晶性ポリエステルと前記無定形ビニル重合体との
グラフトまたはブロック共重合体を得るためには、例え
ば各重合体に存在する末端官能基間のカップリング反応
により頭−尾様式で互いに直接結合させることができる
。あるいは、各重合体の末端官能基と二官能性カップリ
ング剤によって結合することができる。かかる二官能性
カップリング剤としては、ジイソシアネート、ジカルボ
ン酸、グリコール、ホスゲン、ジクロルジメチルシラン
等が挙げられる。
本発明においては、前記共重合体が、トナー全体の少な
くとも30重量%以上、特に50重量%以上の割合で含
有されることが好ましい。前記共重合体中の結晶性ポリ
エステルの割合は、5〜50重量%か好ましく、特に1
0〜30重量%か好ましい。さらに、当該共重合体の軟
化点は、80〜130℃か好ましく、ガラス転移温度は
30〜70℃か好ましい。
母体粒子(al中には、バインダー樹脂のほかに、必要
に応じて、磁性体、着色剤、定着性向上剤、クリーニン
グ性向上剤、荷電制御剤等か適宜含有されていてもよい
磁性体としては、フェライト、マグネタイトを始めとす
る鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性を示す化合物等が
挙げられる。磁性トナーを得る場合の磁性体の含有割合
は、バインダー樹脂100重量部あたり20〜150重
量部である。
着色剤としては、カーボンブラック、クロムイエロー、
デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、フタロシア
ニンブルー、マラカイトグリーンオフサレート等が挙げ
られる。着色剤の含有割合は、バインダー樹脂100重
量部あたり通常0.1〜20重量部である。
定着性向上剤としては、ポリオレフィン、脂肪酸エステ
ル系ワックス、高級アルコール、パラフィンワックス、
ビスアミド系ワックス等のように軟化点(環球法JIS
 K 2531−1960)が60−150″Cのワッ
クスが用いられる。
クリーニング性向上剤としては、脂肪酸金属塩、滑石、
石ポク、雲母、二硫化モリブデン、亜鉛華、センケン石
等が用いられる。
荷電制御剤としては、従来がら知られているものが用い
られ、例えばニグロシン系染料、含金属アブ染料等が挙
げられる。
本発明に用いる樹脂微粒子(blは、構造としてはビニ
ル系の重合体であって、特に、スチレン系樹脂、アクリ
ル系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂が好ましい。
樹脂微粒子(b)の作製方法としては、懸濁重合法、乳
化重合法等のように一般の微粒子の作製方法が用いられ
る。また、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩系開始剤を
用いて重合させるいわゆるソープフリー重合法を用いて
もよい。
本発明に使用される樹脂微粒子fblは、平均粒径り、
。が30〜500 nmであり、ガラス転移温度Tgが
50℃以上であり、重量平均分子量Mwと数平均分子量
Mnの比Mw/Mnの値か5.0〜40てあり、軟化点
Tspか100〜160℃のものである。
このような条件を満足する樹脂微粒子(blを用いるこ
とにより、トナーの低温定着性、耐オフセット性、耐ブ
ロッキング性、流動性、感光体や現像スリーブへの耐フ
ィルミング性か充分なものとなり、また樹脂微粒子fb
lのキャリア表面への移行か有効に防止され、キャリア
の帯電性の安定性か確保される。
樹脂微粒子(b)の平均粒径DSGが30nm未満のと
きは、トナーの耐ブロッキング性が低下する。逆に平均
粒径り、。か500nmを超えるときは樹脂微粒子(b
lの母体粒子(a)への固着が困難となり、その結果樹
脂微粒子(blかキャリア表面へ移行してその帯電性を
悪化させ、画質か劣化する。
樹脂微粒子(blのガラス転移温度T=か50℃未満の
ときは、トナーの耐ブロッキング性か不充分となる。
樹脂微粒子(b)の比Mw/Mnの値が5.0未満のと
きは、耐オフセット性が不充分となる。逆に比Mw/M
nの値が40を超えるときは、樹脂微粒子(blの製造
に時間がかかり、製造コストの上昇を招く。
樹脂微粒子(b)の軟化点Tspが100℃未満のとき
は、耐オフセット性が不充分となる。逆に、軟化点Ts
pが160℃を超えるときは、低温定着性が不充分とな
る。
本発明においては、機械的衝撃力により前記樹脂微粒子
(b)を母体粒子(a)に固着する。
具体的には、前記母体粒子(alの表面上に、当該樹脂
微粒子(blを例えば軽い撹拌等により静電的に付着さ
せ、次いでこれを衝撃式の粉砕機等に投入して、これに
機械的な衝撃力を与え、このとき発生するごく少量の摩
擦熱および衝撃力を利用して、母体粒子(a)の表面に
当該樹脂微粒子fb)を固着させる。
本発明において、母体粒子(alの表面に樹脂微粒子(
blか固着された状態とは、母体粒子(alの表面から
突出している樹脂微粒子(blの高さが当該樹脂微粒子
fb)の直径の10〜90%である状態をいう。なお、
このような状態は、透過梨電子顕微鏡または走査型電子
顕微鏡によりトナー粒子の表面を観察することにより容
易に確認することかできる。
このような状態を得るためには、母体粒子(alと樹脂
微粒子(b)とが共に存在する系において、母体粒子(
a)が粉砕されない大きさの衝撃力、例えば粉砕時に通
常必要とされる力の115〜l/10の大きさの機械的
衝撃力を作用させればよい。具体的には、母体粒子(a
lに含有されたバインダー樹脂の特性によっても異なる
が、母体粒子(a)1個当り、1.59x 10” 〜
9.56X 10−erg 、好ましくは1.20X1
0−−1.60X 10−’ergの機械的衝撃力を作
用させればよい。
本発明においては、樹脂微粒子(blは、母体粒子(a
lの表面に対して、その被覆率が10〜80%になるよ
うに処理されることが必要である。
被覆率が10〜80%の範囲にあれば、トナーの耐ブロ
ッキング性、耐オフセット性、耐巻付き性が充分なもの
となる。しかし、被覆率が10%未満のときは、耐ブロ
ッキング性か不充分となり、すぐに画像が劣化してしま
う。逆に、被覆率が80%を超えるときは、定着時の離
型性か不充分となり、耐オフセット性、耐巻付き性が低
下する。
母体粒子(a)の表面における樹脂微粒子(b)による
被覆率は、理論的には次式で算出することができる。
ρ霊、(100−C) D% ρ1 :母体粒子(a)の比重 ρ! =樹脂微粒子(blの比重 Dl :母体粒子(a)の粒径 り、:樹脂微粒子(blの粒径 C:樹脂微粒子(blの濃度 本発明に係るトナーの好適な製造方法の一例を挙げると
、まずバインダー樹脂の材料を粉砕し分級して、トナー
として望ましい粒径の母体粒子(alを得る。この母体
粒子+al中には、既述のように各種の添加剤が含有さ
れていてもよい。そして、母体粒子(alに、樹脂微粒
子(b)を加えて例えばV型混合機により撹拌を行い、
これにより母体粒子(alの表面に静電的に樹脂微粒子
fblを付着させ、次いでこれを衝撃式微粉砕機に投入
して衝撃を加える。
このように処理することによって、母体粒子(alの粒
子の表面に樹脂微粒子(b)を固着させる。
なお、母体粒子(a)中に、着色剤、定着性向上剤、磁
性体、その他の特性改良剤等の添加剤を分散含有させる
場合には、あらかじめエクストルーダー等によりそれら
を均一に混合させた後、粉砕し、分級して、所望の粒子
径の粉体とすればよい。
以上のようにして得られるトナーに、さらに外部から流
動化剤を添加混合してもよい。かかる流動化剤としては
、例えばシリカ、アルミナ、チタニア、チタン酸バリウ
ム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタ
ン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、三酸化
アンチモン、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、炭化
ケイ素、窒化ケイ素等の微粒子が挙げられる。特にシリ
カ微粒子が好ましく、かかるシリカとしては、一般に知
られているコロイド状シリカが用いられ、特に疎水化処
理されたものが好ましい。また、トナーを正に帯電させ
るためには、アミノ変性シリコン化合物で表面処理され
たシリカが好ましい。流動化剤の添加混合割合は、トナ
ー全体の0.01〜5重量%が好ましく、特に0.05
〜2重量%が好ましい。
本発明のトナーと共に用いられるキャリアとしては、特
に限定されないか、平均粒径が20〜200μm、特に
30〜150μmのキャリアが好ましい。
正帯電性のキャリアとしては、正帯電性か強ければ特に
制限はないが、具体的には、鉄、ニッケル、コバルト等
の強磁性金属、これらの金属を含む合金、フェライト、
マグネタイト等の強磁性金属の化合物の粒子に、メチル
メタクリレート重合体、メチルメタクリレート−スチレ
ン共重合体、ポリビニルピリジン等を被覆したものか挙
げられ負帯電性のキャリアとしては、負帯電性か強けれ
ば特に制限はないが、具体的には、鉄、ニッケル、コバ
ルト等の強磁性金属、これらの金属を含む合金、フェラ
イト、マグネタイト等の強磁性金属の化合物の粒子に、
フッ化ビニリデン−四フッ化エチレン共重合体、テトラ
フルオロエチレン、2.2.2−1−リフルオロエチル
メタクリレート、ペンタフルオロ−n−プロピルメタク
リレート等のフッ素樹脂、あるいはシリコーン樹脂を被
覆したものが挙げられる。特にフッ素化アルキル(メタ
)アクリレート系重合体により被覆したものか好ましく
、この場合、この被覆層におけるフッ素化アルキル(メ
タ)アクリレート繰り返し単位の含有率が50重量%よ
り多いことか好ましい。
本発明のトナーは、例えば電子写真複写機において形成
された静電潜像の現像に供され、得られたトナー像は記
録材上に静電転写された後、加熱ローラにより定着され
て最終的な複写画像か得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細な説明するか、本発明の実施の態様
はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以
下において1部」は「重量部」を表す。
〈結晶性ポリエステル1〉 セバシン酸1500gと、ヘキサメチレングリコール9
64gとを、温度計、ステンレススチール製撹拌器、ガ
ラス製窒素ガス導入管および流下式コンデンサーを備え
た容量5I!の丸底フラスコに入れ、次いでこのフラス
コをマントルヒーターにセットし、ガラス製窒素ガス導
入管より窒素ガスを導入して反応器内を不活性雰囲気に
保った状態で昇温させた。
その後、p−)ルエンスルホン酸13.2gを加えて温
度150℃で反応させた。エステル化反応によって留出
した水の量が250−に達した時に反応を停止させ、反
応系を室温に冷却して、分子末端に水酸基を有するポリ
へキサメチレンセバケートよりなる結晶性ポリエステル
lを得た。
この結晶性ポリエステルIの融点Tmは64℃1重量平
均分子量Mwは14.000であった。
く結晶性ポリエステル2〉 結晶性ポリエステルlと同様にして、融点Tmか72℃
1重量平均分子量Mwか12.800のポリエチレンセ
バケートよりなる結晶性ポリエステル2を得た。
〈無定形ビニル重合体1〉 容量11のセパラブルフラスコにトルエン100部を入
れ、その中に、高分子量成分用単量体として、スチレン
75部と、ブチルアクリレート25部と、過酸化ベンゾ
イル0.2部とを加えて、フラスコ内の気相を窒素ガス
によって置換した後、温度80℃に昇温しで当該温度に
15時間保って第1段重合を行った。なお、この高分子
量成分用単量体の単独重合体における重量平均分子量M
wは46]、 000、ガラス転移温度Tgは61℃で
ある。
その後、フラスコ内を温度40℃に冷却して、その中に
、低分子量成分用単量体として、スチレン85部と、ブ
チルメタクリレート10部と、アクリル酸5部と、過酸
化ベンゾイル4部とを加えて、温度40℃において2時
間撹拌を続けた後、温度を80℃に再昇温してその温度
に8時間保って第2段重合を行った。
次に、フラスコ内に、多価金属化合物である酸化亜鉛0
.5gを添加し、還流温度に保持して撹拌しなから2時
間にわたり反応を行った。
その後、トルエンをアスピレータ−および真空ポンプに
より留去し、乾燥して、ビニル重合体のカルボキシル基
に酸化亜鉛か反応してイオン架橋結合が形成された無定
形ビニル重合体lを得た。
この無定形ビニル重合体1は、GPCによる分子量分布
においてピークか2つ存在し、高分子量側のピーク分子
量は363.000、低分子量側のピーク分子量は7.
590である。また、重量平均分子量Mwは165.0
00. Mw/Mnの値は25.9、ガラス転移温度T
gは62℃1軟化点Tspは130℃てあった。
〈無定形ビニル重合体2〉 容量】I!のセパラブルフラスコにトルエン100部を
入れ、その中に、スチレン85部と、ブチルアクリレー
ト10部と、こはく酸モノアクリロイルオキシエチルエ
ステル5部と、過酸化ベンゾイル1部とを加えて、フラ
スコ内の気相を窒素ガスによって置換した後、温度80
℃に昇温して当該温度に5時間保って重合を行った。
その後、さらに過酸化ベンゾイル4部を添加して温度8
0℃で10時間にわたり重合を継続して行った。
次に、フラスコ内に、多価金属化合物である酸化亜鉛0
.5gを添加し、還流温度に保持して撹拌しなから2時
間にわたり反応を行った。
その後、トルエンをアスピレータ−および真空ポンプに
より留去して、ビニル重合体のカルボキシル基に酸化亜
鉛が反応してイオン架橋結合か形成された無定形ビニル
重合体2を得た。
この無定形ビニル重合体2は、GPCによる分子量分布
においてピークか1つであり、重量平均分子量Mwは8
3.000、Mw/Mnの値は7.5、ガラス転移温度
Tgは67℃1軟化点Tspは127℃であった。
〈共重合体A〉 前記結晶性ポリエステルlの15部と、前記無定形ビニ
ル重合体1の85部と、p−トルエンスルホン酸0.0
5部と、キシレン100部とを、容量31のセパラブル
フラスコ内に入れ、温度150℃で1時間にわたり還流
させ、その後キシレンをアスピレータおよび真空ポンプ
により留去して、結晶性ポリエステルとイオン架橋無定
形ビニル重合体とのグラフト共重合体よりなる共重合体
Aを得た。
〈共重合体B−D> 前記共重合体Aの製造において、結晶性ポリエステルお
よび無定形ビニル重合体を後記第1表に示すように変更
したほかは同様にして結晶性ポリエステルと無定形ビニ
ル重合体とのグラフト共重合体よりなる各共重合体B−
Dを得た。
く樹脂微粒子1〉 撹拌器、冷却器を備えた容量Ifの丸底フラスコに脱イ
オン水150部を仕込んだ後、マントルヒーターにセッ
トし、ガラス製窒素ガス導入管より窒素ガスを導入して
反応器内を不活性雰囲気に保った状態で昇温させ80℃
に保った。
これにスチレン70部と、メチルメタクリレート20部
と、n−ブチルアクリレート10部と、脱イオン水50
部とのモノマー混合液と、過硫酸カリウム6部と、チオ
硫酸ナトリウム6部と、脱イオン水50部とよりなる開
始剤水溶液とを1時間を要して滴下し、さらに1時間撹
拌を続けた後、温度を60℃に再設定してさらに1時間
撹拌を続けて、不揮発分40.5%、−次粒子の平均粒
径400nmの樹脂微粒子lを得た。この樹脂微粒子l
のガラス転移温度Tgは82℃1重量平均分子量Mwは
15.500、Mw/Mnの値は7.5、軟化点Tsp
は125℃であった。
た。
〈樹脂微粒子2〉 樹脂微粒子lにおいて、モノマー混合液を、スチレン8
3部と、n−ブチルアクリレ−H7部と、アルキルベン
ゼンスルホン酸ソーダ1部と、脱イオン水50部とから
なるモノマー混合液に変更し、開始剤水溶液を、ポリオ
キシエチレンノニルフエノール3部と、硝酸セリウムア
ンモニウム3部と、脱イオン水50部とからなる開始剤
水溶液に変更したほかは、樹脂微粒子1と同様にして、
不揮発分37%、−炭粒子の平均粒径が70部mの樹脂
微粒子2を得た。この樹脂微粒子2のガラス転移温度T
gは56℃、重量平均分子量Mwは92.000、Mw
/Mnの値は32、軟化点Tspは135℃であった。
〈比較樹脂微粒子1〉 樹脂微粒子lにおいて、撹拌の条件を変更したほかは同
様にして、−炭粒子の平均粒径が550部mの比較樹脂
微粒子1を得た。この比較樹脂微粒子lの分子量分布、
軟化点、ガラス転移温度は樹脂微粒子lとほぼ同様であ
った。
く比較樹脂微粒子2〉 樹脂微粒子1において、モノマー混合液を、メチ150
部と、メチルメタクリレート23部と、n−ブチルアク
リレート27部とからなるモノマー混合液に変更したほ
かは同様にして、−炭粒子の平均粒径か400部mの比
較樹脂微粒子2を得た。この比較樹脂微粒子2のガラス
転移温度Tgは47℃、Mw/Mnの値は8.2、軟化
点Tspは】05℃であった。
く比較樹脂微粒子3〉 樹脂微粒子lにおいて、開始剤水溶液を、過硫酸カリウ
ム3部と、チオ硫酸ナトリウム3部と、脱イオン水50
部とよりなる開始剤水溶液に変更したほかは同様にして
、軟化点Tspか165℃の比較樹脂微粒子3を得た。
この比較樹脂微粒子3のMw/Mnの値、平均粒径、ガ
ラス転移温度は樹脂微粒子1とほぼ同様であった。
〈比較樹脂微粒子4〉 樹脂微粒子lにおいて、系内温度80℃に固定して重合
した以外は同様にして、Mw/Mnの値が4.0の比較
樹脂微粒子4を得た。この比較樹脂微粒子4の平均粒径
I)io、ガラス転移温度Tgは樹脂微粒子1と同様で
あり、軟化点Tspは110℃であった。
く比較樹脂微粒子5〉 樹脂微粒子2において、撹拌の条件を変更した以外は同
様にして25r+mの比較樹脂微粒子5を得た。
この比較樹脂微粒子5のMw/Mnの値、軟化点Tsp
、ガラス転移温度Tgは樹脂微粒子2とほぼ同様であっ
た。
〈比較樹脂微粒子6〉 樹脂微粒子1において、モノマー混合液を、スチレン8
0部と、メチルメタクリレート10部と、n−ブチルア
クリレート10部とからなるモノマー混合液に変更し、
開始剤水溶液を、過硫酸カリウム8部と、チオ硫酸ナト
リウム8部と、脱イオン水50部とよりなる開始剤水溶
液に変更したほかは同様にして、−炭粒子の平均粒径り
、。か400部mの比較樹脂微粒子6を得た。この比較
樹脂微粒子6の軟化点Tspは98℃1ガラス転移温度
Tgは51℃1Mw/Mnの値は6.8であった。
〈実施例1〜4.比較例1−10> 各実施例および比較例においては、後記第1表に示す共
重合体100部と、カーボンブラックrモーガルLJ 
 (キャボット社製)10部と、パラフィンワックス「
サゾールワックス5PRAY 40 J  (サゾール
マーケッティング社製)3部と、アルキレンビス脂肪酸
アミド「ヘキストワックスCJ  (ヘキスト社製)3
部とを混合し、加熱ロールにより溶融混練し、冷却した
後、粗粉砕し、さらに超音速ジェットミルにより微粉砕
し、風力分級機により分級して、平均粒径11,0μm
の母体粒子を得た。
この母体粒子と、後記第1表に示す種類および割合の樹
脂微粒子とをV型混合機により混合して、母体粒子の表
面に樹脂微粒子を付着させた。
次いで、これを[奈良ハイブリダイセーションシステム
NHS−IJ  (奈良機械製作断裂)に移し、衝撃羽
根の回転数を600Orpmとして5分間にわたり処理
し、母体粒子の表面に樹脂微粒子を固着して、各トナー
を得た。
各トナーの表面を走査型電子顕微鏡により観察したとこ
ろ、樹脂微粒子が母体粒子の表面に強固に固着された状
態となっていることが確認できた。
各トナーについて、樹脂微粒子による被覆率を既述の理
論式に基づいて計算したところ、後記第1表に示す結果
が得られた。
〈現像剤の調製〉 上記各トナー100部に、窒素含有のシリカ0.8部と
、ステアリン酸亜鉛O,OS部とをV型混合機により混
合して得たトナー混合物5部と、フッ素化アルキルメタ
クリレート重合体を平均粒径80μmのフェライト芯材
に2重量%となるように被覆したキャリア95部とを混
合して二成分現像剤を各々調製した。
このようにして得られた各現像剤について次の評価を行
った。
く評価〉 (1)定着性の評価 有機光導電性半導体よりなる潜像担持体、二成分現像剤
用の現像器、加熱ローラ定着器を備え、加熱ローラの設
定温度を可変調整できるように改造した電子写真複写機
rU−Bix 1550MRJ  (:にカ■製)改造
機により、加熱ローラの線速度を139 mm/秒に設
定し、圧着ローラの温度を加熱ローラの設定温度よりも
低く保った状態で、加熱ローラの設定温度を100〜2
40″Cの範囲内で段階的に変化させながら、上記各現
像剤を用いて定着トナー画像を形成する実写テストを行
い、得られた定着トナー画像の端部を、こすり試験機に
より一定荷重をかけてこすった後、マイクロデンシトメ
ータでその端部の画像の残存率を測定して、残存率が8
0%以上を示す最低の設定温度(定着下限温度)を求め
た。
なお、上記加熱ローラ定着器は、表層かPFA(テトラ
フルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体)よりなる直径30mmφの加熱ローラと、
表層がPFAにより被覆されたシ+)J−:/ゴムrK
E−130ORTV」 (信越化学工業社製)よりなる
圧着ローラとを有してなり、線圧は0.8kg/cm、
ニップ幅は4.3mmで、シリコーンオイル等の離型剤
の塗布機構は備えていないものである。
(2)1巻付き性の評価 いわゆるべた黒の原稿を用いて加熱ローラの設定温度を
順次下降させなから上記定着性の評価と同様にして実写
テストを行い、記録材の加熱ローラへの巻き付きか生し
たときの最高の温度(巻付き発生温度)を求めた。ただ
し、第2表中「無」は巻付きが発生しなかったことを表
す。
(3)耐オフセット性の評価 圧着ローラを加熱ローラの設定温度に近い温度に保った
状態としたほかは上記定着性の評価と同様にして定着ト
ナー画像を形成し、その直後、白紙の記録材を同様の条
件下で加熱ローラ定着器に送ってこれにトナー汚れが生
ずるか否かを目視により観察する操作を、加熱ローラの
各設定温度において行い、トナー汚れか生じたときの最
低の設定温度(オフセット発生温度)を求めた。
(4)流動性の評価 流動性の高い粉体はと圧縮度が小さいことを利用して、
各トナーを、直径28mm、容積100m1の容器に上
方から疎充填してその重量を測定し、トナーの静嵩密度
を求めた。評価は、静嵩密度が0.28g/m1以上を
「○J 、0.21〜0.27g/mlを[△」、0、
20 g 7m1未満を「×」 とした。
(5)耐ブロッキング性の評価 各トナー2gをサンプル管に採り、タップデンサーによ
り500回タッピングした後、温度55℃1相対湿度2
6%の雰囲気下に2時間にわたり放置し、その後48メ
ツシユの篩により分別し、篩に残留した凝集物の割合す
なわち凝集率を測定した。
(6)耐久性の評価 上記各現像剤を用い、前記電子写真複写機「U−Bix
 1550MRJ  (:l=力atJ) 改造機i:
ヨリ、加熱ローラの線速度139mm/秒とし、加熱ロ
ーラの設定温度を各トナーの定着下限温度に設定し、常
温常湿環境条件下(温度20℃1相対湿度60%)にお
いて、60.000回にわたる実写テストを行い、得ら
れた画像を目視で観察することにより、画像濃度(Dm
ax)およびカブリの点から耐久性を評価した。
以上の結果を第2表に示す。
第2表から明らかなように、本発明のトナーは、耐ブロ
ッキング性、低温定着性、耐オフセット性が良好で、か
つ高耐久性の優れたものである。
〔発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の静電像現像用トナ
ーによれば、低温定着性、耐ブロッキング性、定着時の
離型性か共に優れているうえ、画質の安定した画像を多
数回にわたり繰り返して形成することができる。
具体的に説明すると、結晶性ポリエステルか無定形ビニ
ル重合体にグラフトまたはブロック状に化学的に結合さ
れており、しかもガラス転移温度Tgか60℃以下に規
定されているため、結晶性成分の低溶融粘度の効果と相
乗されて、定着性が著しく向上する。
一方、平均粒径Dso、ガラス転移温度Tg、比Mw/
Mnの値、軟化点Tspを規定した固有の特性を有する
ビニル系の樹脂微粒子fb)を母体粒子+a+の表面に
固着しているため、粒子同士の固着(融着)か防止され
て耐ブロッキング性が向上し、また繰り返して使用した
ときにも感光体や現像スリーブへのフィルミングか軽減
されて良好な画質か維持され、また樹脂微粒子fblか
定着時に母体粒子[a)の無定形成分と相溶して絡み合
い効果も出現するため、母体粒子(a+の優れた定着性
、耐オフセット性、離型性かそのまま発現される。
−′、 代理人 弁理士  大 井  正 彦1115.Q−)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)結晶性ポリエステルと無定形ビニル重合体とのグ
    ラフトまたはブロック共重合体であってそのガラス転移
    温度が60℃以下であるものをバインダーとして含有し
    てなる母体粒子(a)の表面に、平均粒径D_5_0、
    ガラス転移温度Tg、重量平均分子量Mwと数平均分子
    量Mnの比Mw/Mnの値、軟化点Tspが下記式を満
    足するビニル系の樹脂微粒子(b)を機械的衝撃力によ
    り固着させ、その被覆率が10〜80%であることを特
    徴とする静電像現像用トナ30nm≦D_5_0≦50
    0nm Tg≧50℃ 5.0≦Mw/Mn≦40 100℃≦Tsp≦160℃
JP2316229A 1990-11-22 1990-11-22 静電像現像用トナー Pending JPH04188154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2316229A JPH04188154A (ja) 1990-11-22 1990-11-22 静電像現像用トナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2316229A JPH04188154A (ja) 1990-11-22 1990-11-22 静電像現像用トナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04188154A true JPH04188154A (ja) 1992-07-06

Family

ID=18074750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2316229A Pending JPH04188154A (ja) 1990-11-22 1990-11-22 静電像現像用トナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04188154A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04337738A (ja) * 1991-05-14 1992-11-25 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真現像剤組成物
JP2001175021A (ja) * 1999-12-16 2001-06-29 Mitsubishi Chemicals Corp 静電荷像現像用トナー
JP2006161018A (ja) * 2004-11-15 2006-06-22 Sanyo Chem Ind Ltd 樹脂粒子水分散体
US7575841B2 (en) 2005-08-24 2009-08-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner for electrophotography, manufacturing method of toner for electrophotography, developer for electrophotography, and image forming method
JP2013011644A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 静電荷現像剤用トナー及びその製造方法
JP2015004868A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 キヤノン株式会社 トナー
JP2017083670A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 コニカミノルタ株式会社 静電潜像現像用トナー

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04337738A (ja) * 1991-05-14 1992-11-25 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真現像剤組成物
JP2001175021A (ja) * 1999-12-16 2001-06-29 Mitsubishi Chemicals Corp 静電荷像現像用トナー
JP2006161018A (ja) * 2004-11-15 2006-06-22 Sanyo Chem Ind Ltd 樹脂粒子水分散体
US7575841B2 (en) 2005-08-24 2009-08-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner for electrophotography, manufacturing method of toner for electrophotography, developer for electrophotography, and image forming method
JP2013011644A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 静電荷現像剤用トナー及びその製造方法
JP2015004868A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 キヤノン株式会社 トナー
JP2017083670A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 コニカミノルタ株式会社 静電潜像現像用トナー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6327856A (ja) 静電像現像用トナ−
JP2858900B2 (ja) 熱ローラ定着型静電像現像用トナー
JP3219230B2 (ja) 結着樹脂、及びこれを含有する静電荷像現像用トナー
JPH1087839A (ja) 結着剤及び静電荷像現像用トナー
JPH0450859A (ja) 静電像現像用トナー
JP3030741B2 (ja) 熱圧力定着用カプセルトナー及びその製造方法
JP2872352B2 (ja) 正帯電性トナー
JP2800026B2 (ja) トナー用バインダー樹脂の製造法及び静電像現像用トナー
JP3044595B2 (ja) 結着樹脂及び静電像現像用トナー
JP2009093049A (ja) 静電荷像現像用トナー、粉体トナーカートリッジ、画像形成装置
JP2872347B2 (ja) トナー用バインダー樹脂およびその製造方法ならびにトナー
JPH04188155A (ja) 静電像現像用トナー
JP2838410B2 (ja) 静電像現像トナー
JPH01163757A (ja) 静電像現像用トナーの製造方法
JPH01295269A (ja) 静電像現像剤
JPH01163756A (ja) 画像形成方法
JP3302171B2 (ja) 節エネルギー熱定着用トナー
JPS58205161A (ja) 静電荷像現像剤
JP2860841B2 (ja) 画像形成方法
JP3214784B2 (ja) 結着樹脂及び静電像現像用トナー
JP3210176B2 (ja) 結着樹脂の製造方法
JPH02308260A (ja) トナー用バインダー樹脂の製造法および静電像現像用トナー
JP2002023418A (ja) 静電荷現像用トナー
JPH02294659A (ja) 静電像現像用トナー
JPH0553374A (ja) 画像形成方法