JPH0419270B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0419270B2 JPH0419270B2 JP61142642A JP14264286A JPH0419270B2 JP H0419270 B2 JPH0419270 B2 JP H0419270B2 JP 61142642 A JP61142642 A JP 61142642A JP 14264286 A JP14264286 A JP 14264286A JP H0419270 B2 JPH0419270 B2 JP H0419270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- component
- sio
- weight
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
[発明の技術分野]
本発明は、メンブレンキーボード用ポリオルガ
ノシロキサン組成物に関し、さらに詳しくは、メ
ンブレンキーボードの製造において、その製造工
程をより簡略化することができるメンブレンキー
ボード用ポリオルガノシロキサン組成物に関す
る。 [発明の技術的背景とその問題点] メンブレンキーボードは、薄層型の卓上電子計
算機などのキーボードに使用されている。従来、
このメンブレンキーボードは、数字や記号などの
ボタンの裏面上に設けられた導電層と、これに対
応して設けられた接点部が形成されたプリント配
線基板との中間に、前記導電性層に対応した開口
部を設けた厚さ50〜300μの可とう性の中間絶縁
層であるいわゆるスペーサーを組み込むことが必
須である。このような絶縁性のスペーサーを接点
と電極の間に組み込んだものは、例えば、実公昭
52−5798号公報において提案されている。 しかしながら、このような方法では、スペーサ
ーに開孔部を設ける工程や、スペーサーを組み込
む工程が必要となることなど、製造工程が複雑に
なつてしまうという問題点がある。また、従来の
キーボードの製造においては、このような問題点
以外にも、スペーサーと、電気回路が設けられた
1対の基板フイルムとをねじ止めする工程が必要
であり、これが製造工程を一層複雑化する要因に
なつている。 このような問題点を解消するものとして、例え
ば、特公昭59−7174号公報では、スペーサーをシ
リコーン樹脂などの絶縁性物質を用いて、スクリ
ーン印刷することにより形成する方法が提案され
ている。また、この方法では、スペーサーと、電
気回路を形成した1対の基板フイルムとを固定す
るために、ねじ止めの代わりにスペーサーの表面
に粘着剤を塗布することによつて該フイルムを固
定する方法が採用されている。この方法は、スペ
ーサーをスクリーン印刷によつて、簡単に形成で
きるという点で優れているが、しかしながら、基
板フイルムに電気回路を形成する工程のほかに、
スクリーン印刷でスペーサーを形成したのち、さ
らにその上に粘着剤を塗布するという工程が必須
となることから、製造工程の簡略化という点では
未だ充分ではない。 [発明の目的] 本発明は上記の問題点を解消し、メンブレンキ
ーボードの製造においてその製造工程をより簡略
化することができるメンブレンキーボード用ポリ
オルガノシロキサン組成物の提供を目的とする。 [発明の構成] 本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭
意研究を行つた結果、スペーサーの構成材料であ
る付加型の接着性を有するシリコーンゴムに特定
のシリコーン系粘着剤を配合した組成物を構成材
料として使用することにより、スペーサーを形成
したのち、その後ねじ止めや粘着剤の塗布などの
工程を何ら設けることなくそのまま1対の基板フ
イルムを接着できることを見い出し、本発明を完
成するに到つた。 すなわち、本発明のメンブレンキーボード用ポ
リオルガノシロキサン組成物は、 (A) 一般式 (R1)a(R2)bSiO4-(a+b)/2 (式中、R1はアルケニル基を表し;R2は脂肪
族不飽和結合を含まない置換または非置換の1
価の炭化水素基を表し;aは1または2を表
し;bは0、1または2を表し;a+bは1、
2または3である)で示される構成単位を分子
中に少なくとも2個有するポリオルガノシロキ
サン、100重量部; (B) 一般式 (R3)cHdSiO4-(c+d)/2 (式中、R3は置換または非置換の1価の炭化
水素基を表し;cは0、1または2を表し;d
は1または2を表し;c+dは1、2または3
である)で示される構成単位からなり、かつケ
イ素原子に結合した水素原子を分子中に少なく
とも3個有するポリオルガノハイドロジエンシ
ロキサン、(A)、(B)および(D)成分に含有されるア
ルケニル基1個に対して、ケイ素原子に結合す
る水素原子の数が0.5〜4.0個になるような量; (C) 白金および白金化合物からなる群から選ばれ
た触媒、白金原子として(A)成分重量に対して
0.1〜100ppm; (D)(a) 分子中において、SiO2単位1モルに対し
て式、(R4)3SiO1/2(式中、R4は置換または非
置換の1価の炭化水素基を表す)で示される
単位0.4〜1.0モルを有し、ケイ素原子に結合
する反応性基をケイ素原子1個当たり0.0004
〜1個を有する、実質的にSiO2単位および
(R4)3SiO1/2単位からなる分岐状ポリオルガ
ノシロキサン;と、 (b) 25℃における粘度が30〜80000000cPであ
るシラノールで末端基が封鎖されたポリジオ
ルガノシロキサン、(a)成分に対して20〜1000
重量%、 との混合物および/または反応生成物、10〜
1000重量部; (E) 無機質充填剤、(A)および(D)成分の合計量に対
し1〜50重量%;ならびに (F) 接着助剤、0.001〜10重量部; からなることを特徴とする。 本発明の組成物を構成する(A)成分のポリオルガ
ノシロキサンは、ケイ素原子に直結したアルケニ
ル基を1分子中に少なくとも2個有するもので、
直鎖状でも分岐状でもよく、またこれらの混合物
でもよい。上記一般式における基R1としては、
ビニル基、アリル基、1−ブテニル基、1−ヘキ
セニル基などが例示されるが、合成のしやすさか
らビニル基が最も有利である。基R2および他の
シロキサン単位のケイ素原子に結合する有機基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ヘキシル基、ドデシル基などのアルキル
基、フエニル基などのアリール基、2−フエニル
エチル基、2−フエニルプロピル基などのアラル
キル基が例示され、さらに、クロロメチル基、
3,3,3−トリフルオロプロピル基などの置換
炭化水素基も例として挙げられる。これらのう
ち、合成の容易さ、硬化後の良好な物理的性質を
保持するために必要なポリオルガノシロキサンの
重合度をもちながら硬化前の低い粘度を保持しう
る点から、メチル基が最も好ましい。次式: R1 aR2 bSiO4-(a+b)/2 (式中、R1、R2、aおよびbは前述のとおりで
ある) で示される単位はポリオルガノシロキサンの分子
鎖の末端、途中のいずれに存在しても、またその
双方に存在してもよいが、硬化後の組成物に優れ
た機械的性質を与えるためには、少なくとも末端
に存在することが好ましい。また、25℃における
粘度が50〜100000cPが好ましく、100〜10000cP
の範囲であることが特に好ましい。粘度がその範
囲内にある場合は、硬化後に充分な伸びや弾性が
得られ、基材への塗布の容易さ、その他の作業に
おける作業性も著しく向上する。ただし、室温で
硬化させる接着剤として用いる場合は、
100000cP以上の高粘度のものを用いても、なん
ら問題はない。 本発明の組成物を構成する(B)成分のポリオルガ
ノハイドロジエンシロキサンは、架橋により組成
物を網状化するために、ケイ素原子に結合した水
素原子を少なくとも3個有することが必要であ
る。上記一般式中の基R3およびその他のシロキ
シ単位のケイ素原子に結合する有機基としては、
前述の(A)成分における基R2と同様のものが例示
されるが、合成の容易さから、メチル基が最も好
ましい。また、(A)成分における基R1と同様のア
ルケニル基が存在してもよい。かかるポリオルガ
ノハイドロジエンシロキサンは、直鎖状、分岐状
および環状のいずれであつてもよく、またこれら
の混合物であつてもよい。 (B)成分の配合量は、(A)、(B)および後述の(D)成分
中のアルケニル基1個に対し、(B)成分中のケイ素
原子に結合した水素原子が0.5〜4.0個、好ましく
は1.0〜3.0個となるような量である。このような
好ましい範囲内にある場合は、組成物の硬化が充
分に進行して、硬化後の組成物の硬さが増大し、
さらに硬化後の組成物の物理的性質と耐熱性が向
上する。 本発明の組成物を構成する(C)成分の白金および
白金化合物から選ばれる触媒は、(A)、(B)および(D)
成分のアルケニル基と(B)成分のヒドロシリル基と
の間の付加反応を促進する成分である。この(C)成
分としては、例えば白金の単体、塩化白金酸、白
金−オレフイン錯体、白金−アルコール錯体、白
金配位化合物などが例示される。(C)成分の配合量
は(A)成分重量に対し白金原子として0.1〜100ppm
の範囲である。0.1ppm未満では触媒としての効
果がなく、100ppmを超えても特に硬化速度の向
上は期待できない。 本発明の組成物を構成する(D)(a)成分の分岐状ポ
リオルガノシロキサンはSiO2単位と(R4)3SiO1/2
単位とからなり、比較的分子量の低いものであ
る。 上記式中の基R4としては、例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘ
キシル基、オクチル基、デシル基などのアルキル
基、ビニル基などのアルケニル基、2−フエニル
エチル基、2−フエニルプロピル基などのアラル
キル基、フエニル基などのアリール基、およびこ
れらの水素原子の一部が塩素原子、フツ素原子、
ニトリル基などで置換されたものが例示される
が、合成の容易さおよび(b)成分との反応性から、
基R4中の90モル%以上がメチル基であることが
好ましく、基R4のすべてがメチル基であること
が特に好ましい。(a)成分中(R4)3SiO1/2単位の量
は、SiO2単位1モルに対して0.4〜1.0モルであ
る。(R4)3SiO1/2単位の量が0.4モルより少ないと、
安定した状態のベンゼン可溶性の低分子量のポリ
オルガノシロキサンを得難く、合成中または保存
中にゲル化して不溶不融性の重合体に変化し易
い。また(R4)3SiO1/2単位の量が1モルより多い
と、(b)成分のシラノール末端ポリジオルガノシロ
キサンと縮合する際の反応性が低くなり、強靭性
に富んだ組成物を得難くなる。 また(a)成分の分岐状ポリオルガノシロキサン
は、ケイ素原子1個当たり0.0004〜1個のケイ素
原子に結合する反応性基を有することが必要であ
る。この反応性基としては、例えば水酸基、アル
コキシ基などが例示される。 このようなポリオルガノシロキサンは、エチル
シリケート、プロピルシリケートのようなアルキ
ルシリケートやその部分縮合物、四塩化ケイ素、
およひ水ガラスから選ばれる4官能性ケイ素含有
化合物を、トリメチルクロロシラン、ジメチルビ
ニルクロロシラン、ジメチルフエニルクロロシラ
ンのようなトリオルガノクロロシランと共加水分
解を行なつたのち、常用の手段により副生物を除
去することによつて得られる。 (b)成分のシラノール末端ポリジオルガノシロキ
サンとしては、実質的に鎖状のシロキサン骨格を
有し、25℃において30〜80000000cP、好ましく
は1000〜30000000cPの粘度を有するものが用い
られる。粘度が30cP未満の場合には、粘着層が
柔軟性に乏しいものとなり、80000000cPを超え
る場合には、組成物の粘度が上昇して作業性を阻
害する。ケイ素原子に結合する有機基は、(a)成分
の基R4と同様のものが例示され、これらの中で
も組成物の粘度と必要な物理的性質の兼ね合い、
また(a)成分のポリオルガノシロキサンとの縮合の
反応性や中間体が工業的に容易に得られることな
どから、すべてがメチル基であることが好ましい
が、組成物としての用途や要求される性質によつ
てはフエニル基、ビニル基を若干導入してもよ
い。 (D)成分は、かかる(a)成分と(b)成分との混合物ま
たはこれらの部分もしくは全部を共縮合させた反
応生成物であつてよい。この場合の共縮合反応
は、(a)および(b)成分を混合したのち、好ましくは
水酸化カリウム、水酸化ナトリウムまたは有機過
酸化物の存在化で加熱することにより行われる。
(D)成分を前記部分反応生成物にするには、かかる
共縮合反応を反応完結前の所望の段階で停止すれ
ばよい。 (a)成分と(b)成分との配合比は、(a)成分に対し、
(b)成分20〜1000重量%、好ましくは30〜500重量
%である。(b)成分の量が1000重量%より多いと硬
化物に充分な粘着力を付与できず、20重量%より
少ないと硬化物の柔軟性が低下する。 (D)成分の配合量は、ポリオルガノシロキサン(A)
成分100重量部に対して10〜1000重量部であり、
適度の粘着性を得るためには、100〜800重量部が
好ましい。10重量部未満では、得られた組成物の
硬化後の表面に十分な粘着性が得られず、1000重
量部を超えると、硬化後に十分な物理的強度が得
られないばかりか、基材に対して適当な接着力が
得られない。 本発明の組成物を構成する(E)成分の無機質充填
剤は、硬化後の組成物に、目的に応じた硬さ、引
張強さ、伸びおよびモジユラスなどを付与する成
分である。この(E)成分としては、例えば煙霧質シ
リカ、シリカエアロゲル、沈澱シリカ粉砕シリ
カ、珪藻土、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛など
が例示される。これらは、トリメチルクロロシラ
ン、ヘキサメチルジシラザン、ヘキサメチルシク
ロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシ
ロキサンなどの有機ケイ素化合物で表面処理を行
うことにより、疎水化して用いてもさしつかえな
い。 (E)成分の配合量は、(A)成分と(D)成分の合計量に
対して1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%で
ある。1重量%未満では適当な流動性が得られ
ず、そのうえ硬化後に適度の硬さ、引張強さ、伸
びおよびモジユラスが得られない。また50重量%
を超えると、硬化前のコンパウンドが硬くなつ
て、作業性、とくにスクリーン印刷の際の作業性
が悪く、また硬化後の組成物が硬くなりすぎる。 本発明の組成物を構成する(F)成分の接着助剤
は、シリコーンゴムの硬化に際して基材に対する
接着性を付与する成分である。この(F)成分の付加
反応によつて硬化するシリコーンゴムの接着助剤
としては、例えば、特公昭47−36255号公報、特
公昭50−3460号公報、特公昭53−13508号公報、
特公昭56−39783号公報、特開昭48−16952号公
報、特開昭50−124953号公報、特開昭52−22051
号公報、特開昭52−126455号公報、特開昭53−
144960号公報、特開昭54−37157号公報、特開昭
54−80358号公報および特開昭54−91559号公報な
どに開示されているものが用いられる。具体的に
は、分子中に次のような官能基をもつたシラン誘
導体やシロキサン誘導体が好ましい。 Si−H結合とエポキシ基 Si−H結合とアルコキシ基 ビニル基、エポキシ基およびアルコキシ基 アリル基とアルコキシ基 (メタ)アクリロキシ基とアルコキシ基 これらの官能基を有する化合物として、次のよ
うな化合物が挙げられる。ただし、下記式中、
Meはメチル基を表す。なお、化合物()につ
いては、これと有機過酸化物とを併用することが
さらに好ましい。 本発明の組成物は、上記した(A)〜(F)成分を混合
することによつて得られるが、(A)、(B)および(C)成
分は、混合した場合常温でも反応し硬化してしま
うので、その使用に際して(A)、(B)および(C)成分の
うちいずれか1つの成分を別個に保存しておい
て、直前に混合して用いるか、または組成物中に
公知の安定化剤を配合することにより、硬化反応
を防止する必要がある。 このようにして得られる本発明の組成物は、例
えば、極めて薄い卓上電子計算機などのメンブレ
ンキーボード用スペーサーとして使用される。以
下、本発明の組成物を使用したメンブレンキーボ
ードの製造方法について添付した図面を参照しな
がら説明する。なお、第2〜第5図はメンブレン
キーボードの製造方法を説明するための図であ
り、いずれの図も、該キーボードの長手方向の断
面図である。 まず、本発明の組成物を必要に応じて有機溶媒
で希釈したのち、第2図に示すように予め電気回
路2を印刷した基板となるプラスチツクフイルム
1上のスペーサーを形成しようとする部位に塗布
する。 この場合に使用する有機溶媒としては、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族
炭化水素系溶媒;ケロシン、ナフサなどの石油系
溶媒が例示される。ここで、上記した塗布作業に
スクリーン印刷を適用する場合は、溶媒が揮散す
ることによる塗布作業中の塗布厚の変動や、組成
物溶液の粘度上昇による塗布作業性の低下を招来
することがあるため、有機溶媒としては揮発性の
低いものが好ましい。 基板として適用可能なフラスチツクフイルムと
しては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリイミド、ポリサルフオン、
ポリプロピレンおよびポリ塩化ビニリデンなどの
フイルムが例示され、これらのフイルムは、その
厚さ通常約10〜150μmのものが使用される。 塗布作業は、微細なパターンを寸法精度よく、
かつ効率良く塗布しうる点から、スクリーン印刷
法を適用することが好ましい。塗布厚は、通常約
80〜150μmである。 塗布後、乾燥により有機溶媒を除去したのち、
塗布した組成物を加熱・硬化させる。この硬化
は、プラスチツクフイルムとの接着を強固にする
ためにも、約80℃以上の温度で行うことが好まし
い。 このようにして、プラスチツクフイルム上にス
ペーサー3を形成することができるが、このスペ
ーサーは、第2図で示すように、プラスチツク基
板1にのみ形成してもよく、またプラスチツク基
板1のスペーサー形成部位に対応するプラスチツ
ク基板1′の表面の部位にも、第2図の破線で示
すようにスペーサー3′を形成してもよい。また、
このスペーサーは、硬化前の塗布後の厚さが、前
述したとおり約80〜150μmであるが、両方のプ
ラスチツク基板にスペーサーを形成する場合は、
合計の厚さが上記範囲内になるように調節する。 このようにして電気回路2,2′ならびにスペ
ーサー3および必要に応じて3′が形成された1
対のプラスチツクフイルム1および1′を、第3
図に示すように印刷面を対向させた状態で、フイ
ルム基板1上のスペーサー3と、フイルム基板
1′(またはスペーサー3′)を圧着せしめること
によつて、メンブレンキーボードを製造する。ま
た、第4図に示すように、電気回路およびスペー
サーを形成した長尺状のフイルム基板1を、X−
X′間において、第5図に示すような状態になる
ように矢印で示す方向に折り曲げることによつて
も製造できる。 [発明の効果] 以上説明したとおり、本発明のメンブレンキー
ボード用ポリオルガノシロキサン組成物は、例え
ば各種プラスチツクフイルム上に塗布、乾燥し、
加熱・硬化させることによつて、該フイルムに対
して強固に接着させることができ、また、硬化後
の表面粘着性にも優れている。本発明の組成物
は、このような特性を有することから、メンブレ
ンキーボードの製造において、電気回路が形成さ
れた一方または両方のフイルム基板上に、該組成
物を塗布し、加熱・硬化させることにより、スペ
ーサーを形成したのち、1対のフイルム基板を圧
着させるだけで、該1対のフイルム基板を強固に
接着させることができる。したがつて、従来、メ
ンブレンキーボードの製造工程において必須であ
つた1対のフイルム基板を接着させるためのねじ
止め工程またはスペーサーに粘着剤を塗布する工
程が不要となることから、製造工程をより簡略化
することができ、その工業的価値は大である。 [発明の実施例] 以下、実施例等を掲げて本発明をさらに詳述す
る。なお、以下において「部」はすべて「重量
部」を表し;「%」はすべて「重量%」を表し;
Mは、(CH3)3SiO1/2単位(1官能性トリメチルシ
ロキシ単位)を表し;QはSiO2単位(4官能性
シロキシ単位)を表し;Meはメチル基を表す。 合成例 1 Q単位1モルに対するM単位の割合が0.65モル
のQ単位とM単位とからなり、ケイ素原子に結合
する水酸基を有する樹脂状共重合体の50%トルエ
ン溶液200部と、25℃で約20000000cPの粘度を有
するシラノール末端ポリジメチルシロキサン100
部とを混合し、水酸化ナトリウム0.006部を添加
してトルエンの還流下で、系の25℃におけるの粘
度が100000cPになるまで撹拌加熱して縮合反応
を行なつた。次いで常法により中和、過を行な
つたのち、トルエンを添加して固形分を50%に調
節し、縮合シロキサンのトルエン溶液(S−1)
を得た。 合成例 2 合成例1で得たS−1を減圧下で撹拌しながら
加熱してトルエンを留去したのち冷却した。次い
で、ハイアロム2S(商品名:日本石油(株)製、石油
留分の水素化精製、改質又は分解により得られる
灯油、沸点180〜190℃)を添加して、固形分60%
のポリシロキサンハイアロム2S溶液(S−2)
を得た。この溶液の粘度は25℃で75000cPであつ
た。 実施例 1 末端がジメチルビニルシリル基で封鎖され、25
℃における粘度が10000cPのポリジメチルシロキ
サン100部にヘキサメチルジシラザンで表面処理
した煙霧質シリカ150部を添加して撹拌しながら
加熱して混合物を得た。これにS−1を800部添
加して均一になるように混合した。さらに、白金
を白金原子として2%含有する塩化白金酸オクタ
ノール溶液を5部、式 Me3SiO[MeHSiO]10[Me2SiO]8SiMe3 で示されるポリオルガノハイドロジエンシロキサ
ンを1部、および前述した式()で示される接
着助剤を2部添加したのち、均一になるように混
合して、本発明の組成物を得た。 次に得られた組成物を用いたメンブレンキーボ
ードの製造例を第2図および第3図に基づいて説
明する。厚さ100μmのポリエチレンテレフタレ
ートフイルム1および1′上に、導電性材料をペ
ースト化したものをスクリーン印刷法によつて印
刷し、厚さ10μmの電気回路2および2′を形成
した。次いで、該電気回路2(および2′)の周
辺の所定部位に、上記の組成物を、100μm(両
面に形成する場合はそれぞれ50μm)の厚さに塗
布した。次いで、トルエンを除去したのち、150
℃で10分間加熱して硬化せしめて、スペーサー3
(および3′)を形成した。その後、室温まで冷却
したのち、第3図に示すような状態で、1対のフ
イルム1および1′を圧着せしめて、メンブレン
キーボードを得た。このキーボードにおいては、
フイルム1′(またはスペーサー3′)とスペーサ
ー3の間は互いに粘着し、フイルム1とスペーサ
ー3(およびフイルム1′とスペーサー3′)の間
は、強固に接着していた。 実施例 2 S−1の代わりに1000部のS−2を使用した以
外は、実施例1と同様にして本発明の組成物を得
た。 次に得られた組成物を用いた、メンブレンキー
ボードの製造例を、第4図および第5図に基づい
て説明する。厚さ100μmのポリエチレンテレフ
タレートフイルム1上に実施例1と同様にして厚
さ10μmの電気回路2および2′を形成した。次
いで、電気回路2(および2′)の周辺の所定部
位に、上記の組成物を実施例1と同様にして、塗
布し、加熱硬化させてスペーサー3(および3′)
を形成させた。その後、室温まで冷却したのち、
フイルム1を第4図のX−X′間において、矢印
で示す方向へ第5図に示すように折り曲げたの
ち、圧着してメンブレンキーボードを得た。この
キーボードにおいては、第5図に示すフイルム1
の上部の内表面(またはスペーサ3′)とスペー
サー3の間は互いに粘着し、フイルム1の下部の
内表面とスペーサー3(およびフイルム1の上部
の内表面とスペーサー3′)の間は強固に接着し
ていた。 実施例 3 末端がジメチルビニルシリル基で封鎖され、25
℃における粘度が8000cPのポリジメチルシロキ
サン100部に、実施例1で用いたシリカを100部混
合し、さらにS−1を1000部添加して、混合物を
得た。これに実施例1で用いた白金化合物溶液を
5部、同じくポリオルガノハイドロジエンシロキ
サンを3部ならびに前述した式()および
()で示される接着助剤をそれぞれ1部添加し
たのち、均一になるように混合して本発明の組成
物を得た。 実施例 4 S−1の代わりに800部のS−2を用い、白金
化合物溶液の使用量を4部とし、接着助剤として
式()の化合物を2部用いた以外は実施例3と
同様にして、本発明の組成物を得た。 比較例 1 S−1を用いず、シリカの使用量を30部、白金
化合物溶液の使用量を0.2部とした以外は、実施
例1と同様にして、比較組成物を得た。 得られた組成物を用いて、実施例1と同様にし
て、メンブレンキーボードを製造した。しかしな
がら、この場合を第3図に基づいて説明すると、
スペーサー3はフイルム1には接着したがフイル
ム1′には接着させることができなかつた。この
ため、第1図に示すようにスペーサー3の上部表
面に別途粘着剤4を塗布して、対向するフイルム
1′と接着させなければならなかつた。 試験例 実施例1〜4で得た組成物の粘着性を測定する
試験を第6図に基づいて説明する。なお、第6図
は、後述する接着した2枚のフイルムの長手方向
の断面図である。 幅25mm、厚さ100μmのポリエチレンテレフタ
レートフイルム5の一部に、各組成物を、幅25
mm、長さ150mmおよび厚さ100μmになるように塗
布した。その後、溶液を揮散せしめたのち、実施
例1と同様にして硬化せしめて、フイルム5に接
着した表面が粘着性のシリコーンゴムの層6を形
成させた。次いで、室温まで冷却したのち、第6
図に示すような状態になるように、前述したフイ
ルムと同形状のポリエチレンテレフタレートフイ
ルム5′を積層し、100g/cm2の圧力を加えてシリ
コーンゴムの層6とフイルム5′の間を粘着させ
た。 このようにして得られた試料を用いて、JISC
2107に準じて、剥離粘着力と剪断粘着力を測定し
た。 また、各組成物の基材に対する接着性をみるた
めに、厚さ1mmのアルミニウム板に、各組成物を
それぞれ1mmの厚さに塗布し、次いで150℃で1
時間加熱して硬化せしめた。得られた試料を用い
て、上記と同様にして剪断接着力を測定した。 また、比較例で得られた組成物と、合成例1で
得たS−1を用いて、上記と同様にして各試料を
調製し、同様の試験を行つた。 以上の各試験の結果を第1表に示す。
ノシロキサン組成物に関し、さらに詳しくは、メ
ンブレンキーボードの製造において、その製造工
程をより簡略化することができるメンブレンキー
ボード用ポリオルガノシロキサン組成物に関す
る。 [発明の技術的背景とその問題点] メンブレンキーボードは、薄層型の卓上電子計
算機などのキーボードに使用されている。従来、
このメンブレンキーボードは、数字や記号などの
ボタンの裏面上に設けられた導電層と、これに対
応して設けられた接点部が形成されたプリント配
線基板との中間に、前記導電性層に対応した開口
部を設けた厚さ50〜300μの可とう性の中間絶縁
層であるいわゆるスペーサーを組み込むことが必
須である。このような絶縁性のスペーサーを接点
と電極の間に組み込んだものは、例えば、実公昭
52−5798号公報において提案されている。 しかしながら、このような方法では、スペーサ
ーに開孔部を設ける工程や、スペーサーを組み込
む工程が必要となることなど、製造工程が複雑に
なつてしまうという問題点がある。また、従来の
キーボードの製造においては、このような問題点
以外にも、スペーサーと、電気回路が設けられた
1対の基板フイルムとをねじ止めする工程が必要
であり、これが製造工程を一層複雑化する要因に
なつている。 このような問題点を解消するものとして、例え
ば、特公昭59−7174号公報では、スペーサーをシ
リコーン樹脂などの絶縁性物質を用いて、スクリ
ーン印刷することにより形成する方法が提案され
ている。また、この方法では、スペーサーと、電
気回路を形成した1対の基板フイルムとを固定す
るために、ねじ止めの代わりにスペーサーの表面
に粘着剤を塗布することによつて該フイルムを固
定する方法が採用されている。この方法は、スペ
ーサーをスクリーン印刷によつて、簡単に形成で
きるという点で優れているが、しかしながら、基
板フイルムに電気回路を形成する工程のほかに、
スクリーン印刷でスペーサーを形成したのち、さ
らにその上に粘着剤を塗布するという工程が必須
となることから、製造工程の簡略化という点では
未だ充分ではない。 [発明の目的] 本発明は上記の問題点を解消し、メンブレンキ
ーボードの製造においてその製造工程をより簡略
化することができるメンブレンキーボード用ポリ
オルガノシロキサン組成物の提供を目的とする。 [発明の構成] 本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭
意研究を行つた結果、スペーサーの構成材料であ
る付加型の接着性を有するシリコーンゴムに特定
のシリコーン系粘着剤を配合した組成物を構成材
料として使用することにより、スペーサーを形成
したのち、その後ねじ止めや粘着剤の塗布などの
工程を何ら設けることなくそのまま1対の基板フ
イルムを接着できることを見い出し、本発明を完
成するに到つた。 すなわち、本発明のメンブレンキーボード用ポ
リオルガノシロキサン組成物は、 (A) 一般式 (R1)a(R2)bSiO4-(a+b)/2 (式中、R1はアルケニル基を表し;R2は脂肪
族不飽和結合を含まない置換または非置換の1
価の炭化水素基を表し;aは1または2を表
し;bは0、1または2を表し;a+bは1、
2または3である)で示される構成単位を分子
中に少なくとも2個有するポリオルガノシロキ
サン、100重量部; (B) 一般式 (R3)cHdSiO4-(c+d)/2 (式中、R3は置換または非置換の1価の炭化
水素基を表し;cは0、1または2を表し;d
は1または2を表し;c+dは1、2または3
である)で示される構成単位からなり、かつケ
イ素原子に結合した水素原子を分子中に少なく
とも3個有するポリオルガノハイドロジエンシ
ロキサン、(A)、(B)および(D)成分に含有されるア
ルケニル基1個に対して、ケイ素原子に結合す
る水素原子の数が0.5〜4.0個になるような量; (C) 白金および白金化合物からなる群から選ばれ
た触媒、白金原子として(A)成分重量に対して
0.1〜100ppm; (D)(a) 分子中において、SiO2単位1モルに対し
て式、(R4)3SiO1/2(式中、R4は置換または非
置換の1価の炭化水素基を表す)で示される
単位0.4〜1.0モルを有し、ケイ素原子に結合
する反応性基をケイ素原子1個当たり0.0004
〜1個を有する、実質的にSiO2単位および
(R4)3SiO1/2単位からなる分岐状ポリオルガ
ノシロキサン;と、 (b) 25℃における粘度が30〜80000000cPであ
るシラノールで末端基が封鎖されたポリジオ
ルガノシロキサン、(a)成分に対して20〜1000
重量%、 との混合物および/または反応生成物、10〜
1000重量部; (E) 無機質充填剤、(A)および(D)成分の合計量に対
し1〜50重量%;ならびに (F) 接着助剤、0.001〜10重量部; からなることを特徴とする。 本発明の組成物を構成する(A)成分のポリオルガ
ノシロキサンは、ケイ素原子に直結したアルケニ
ル基を1分子中に少なくとも2個有するもので、
直鎖状でも分岐状でもよく、またこれらの混合物
でもよい。上記一般式における基R1としては、
ビニル基、アリル基、1−ブテニル基、1−ヘキ
セニル基などが例示されるが、合成のしやすさか
らビニル基が最も有利である。基R2および他の
シロキサン単位のケイ素原子に結合する有機基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ヘキシル基、ドデシル基などのアルキル
基、フエニル基などのアリール基、2−フエニル
エチル基、2−フエニルプロピル基などのアラル
キル基が例示され、さらに、クロロメチル基、
3,3,3−トリフルオロプロピル基などの置換
炭化水素基も例として挙げられる。これらのう
ち、合成の容易さ、硬化後の良好な物理的性質を
保持するために必要なポリオルガノシロキサンの
重合度をもちながら硬化前の低い粘度を保持しう
る点から、メチル基が最も好ましい。次式: R1 aR2 bSiO4-(a+b)/2 (式中、R1、R2、aおよびbは前述のとおりで
ある) で示される単位はポリオルガノシロキサンの分子
鎖の末端、途中のいずれに存在しても、またその
双方に存在してもよいが、硬化後の組成物に優れ
た機械的性質を与えるためには、少なくとも末端
に存在することが好ましい。また、25℃における
粘度が50〜100000cPが好ましく、100〜10000cP
の範囲であることが特に好ましい。粘度がその範
囲内にある場合は、硬化後に充分な伸びや弾性が
得られ、基材への塗布の容易さ、その他の作業に
おける作業性も著しく向上する。ただし、室温で
硬化させる接着剤として用いる場合は、
100000cP以上の高粘度のものを用いても、なん
ら問題はない。 本発明の組成物を構成する(B)成分のポリオルガ
ノハイドロジエンシロキサンは、架橋により組成
物を網状化するために、ケイ素原子に結合した水
素原子を少なくとも3個有することが必要であ
る。上記一般式中の基R3およびその他のシロキ
シ単位のケイ素原子に結合する有機基としては、
前述の(A)成分における基R2と同様のものが例示
されるが、合成の容易さから、メチル基が最も好
ましい。また、(A)成分における基R1と同様のア
ルケニル基が存在してもよい。かかるポリオルガ
ノハイドロジエンシロキサンは、直鎖状、分岐状
および環状のいずれであつてもよく、またこれら
の混合物であつてもよい。 (B)成分の配合量は、(A)、(B)および後述の(D)成分
中のアルケニル基1個に対し、(B)成分中のケイ素
原子に結合した水素原子が0.5〜4.0個、好ましく
は1.0〜3.0個となるような量である。このような
好ましい範囲内にある場合は、組成物の硬化が充
分に進行して、硬化後の組成物の硬さが増大し、
さらに硬化後の組成物の物理的性質と耐熱性が向
上する。 本発明の組成物を構成する(C)成分の白金および
白金化合物から選ばれる触媒は、(A)、(B)および(D)
成分のアルケニル基と(B)成分のヒドロシリル基と
の間の付加反応を促進する成分である。この(C)成
分としては、例えば白金の単体、塩化白金酸、白
金−オレフイン錯体、白金−アルコール錯体、白
金配位化合物などが例示される。(C)成分の配合量
は(A)成分重量に対し白金原子として0.1〜100ppm
の範囲である。0.1ppm未満では触媒としての効
果がなく、100ppmを超えても特に硬化速度の向
上は期待できない。 本発明の組成物を構成する(D)(a)成分の分岐状ポ
リオルガノシロキサンはSiO2単位と(R4)3SiO1/2
単位とからなり、比較的分子量の低いものであ
る。 上記式中の基R4としては、例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘ
キシル基、オクチル基、デシル基などのアルキル
基、ビニル基などのアルケニル基、2−フエニル
エチル基、2−フエニルプロピル基などのアラル
キル基、フエニル基などのアリール基、およびこ
れらの水素原子の一部が塩素原子、フツ素原子、
ニトリル基などで置換されたものが例示される
が、合成の容易さおよび(b)成分との反応性から、
基R4中の90モル%以上がメチル基であることが
好ましく、基R4のすべてがメチル基であること
が特に好ましい。(a)成分中(R4)3SiO1/2単位の量
は、SiO2単位1モルに対して0.4〜1.0モルであ
る。(R4)3SiO1/2単位の量が0.4モルより少ないと、
安定した状態のベンゼン可溶性の低分子量のポリ
オルガノシロキサンを得難く、合成中または保存
中にゲル化して不溶不融性の重合体に変化し易
い。また(R4)3SiO1/2単位の量が1モルより多い
と、(b)成分のシラノール末端ポリジオルガノシロ
キサンと縮合する際の反応性が低くなり、強靭性
に富んだ組成物を得難くなる。 また(a)成分の分岐状ポリオルガノシロキサン
は、ケイ素原子1個当たり0.0004〜1個のケイ素
原子に結合する反応性基を有することが必要であ
る。この反応性基としては、例えば水酸基、アル
コキシ基などが例示される。 このようなポリオルガノシロキサンは、エチル
シリケート、プロピルシリケートのようなアルキ
ルシリケートやその部分縮合物、四塩化ケイ素、
およひ水ガラスから選ばれる4官能性ケイ素含有
化合物を、トリメチルクロロシラン、ジメチルビ
ニルクロロシラン、ジメチルフエニルクロロシラ
ンのようなトリオルガノクロロシランと共加水分
解を行なつたのち、常用の手段により副生物を除
去することによつて得られる。 (b)成分のシラノール末端ポリジオルガノシロキ
サンとしては、実質的に鎖状のシロキサン骨格を
有し、25℃において30〜80000000cP、好ましく
は1000〜30000000cPの粘度を有するものが用い
られる。粘度が30cP未満の場合には、粘着層が
柔軟性に乏しいものとなり、80000000cPを超え
る場合には、組成物の粘度が上昇して作業性を阻
害する。ケイ素原子に結合する有機基は、(a)成分
の基R4と同様のものが例示され、これらの中で
も組成物の粘度と必要な物理的性質の兼ね合い、
また(a)成分のポリオルガノシロキサンとの縮合の
反応性や中間体が工業的に容易に得られることな
どから、すべてがメチル基であることが好ましい
が、組成物としての用途や要求される性質によつ
てはフエニル基、ビニル基を若干導入してもよ
い。 (D)成分は、かかる(a)成分と(b)成分との混合物ま
たはこれらの部分もしくは全部を共縮合させた反
応生成物であつてよい。この場合の共縮合反応
は、(a)および(b)成分を混合したのち、好ましくは
水酸化カリウム、水酸化ナトリウムまたは有機過
酸化物の存在化で加熱することにより行われる。
(D)成分を前記部分反応生成物にするには、かかる
共縮合反応を反応完結前の所望の段階で停止すれ
ばよい。 (a)成分と(b)成分との配合比は、(a)成分に対し、
(b)成分20〜1000重量%、好ましくは30〜500重量
%である。(b)成分の量が1000重量%より多いと硬
化物に充分な粘着力を付与できず、20重量%より
少ないと硬化物の柔軟性が低下する。 (D)成分の配合量は、ポリオルガノシロキサン(A)
成分100重量部に対して10〜1000重量部であり、
適度の粘着性を得るためには、100〜800重量部が
好ましい。10重量部未満では、得られた組成物の
硬化後の表面に十分な粘着性が得られず、1000重
量部を超えると、硬化後に十分な物理的強度が得
られないばかりか、基材に対して適当な接着力が
得られない。 本発明の組成物を構成する(E)成分の無機質充填
剤は、硬化後の組成物に、目的に応じた硬さ、引
張強さ、伸びおよびモジユラスなどを付与する成
分である。この(E)成分としては、例えば煙霧質シ
リカ、シリカエアロゲル、沈澱シリカ粉砕シリ
カ、珪藻土、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛など
が例示される。これらは、トリメチルクロロシラ
ン、ヘキサメチルジシラザン、ヘキサメチルシク
ロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシ
ロキサンなどの有機ケイ素化合物で表面処理を行
うことにより、疎水化して用いてもさしつかえな
い。 (E)成分の配合量は、(A)成分と(D)成分の合計量に
対して1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%で
ある。1重量%未満では適当な流動性が得られ
ず、そのうえ硬化後に適度の硬さ、引張強さ、伸
びおよびモジユラスが得られない。また50重量%
を超えると、硬化前のコンパウンドが硬くなつ
て、作業性、とくにスクリーン印刷の際の作業性
が悪く、また硬化後の組成物が硬くなりすぎる。 本発明の組成物を構成する(F)成分の接着助剤
は、シリコーンゴムの硬化に際して基材に対する
接着性を付与する成分である。この(F)成分の付加
反応によつて硬化するシリコーンゴムの接着助剤
としては、例えば、特公昭47−36255号公報、特
公昭50−3460号公報、特公昭53−13508号公報、
特公昭56−39783号公報、特開昭48−16952号公
報、特開昭50−124953号公報、特開昭52−22051
号公報、特開昭52−126455号公報、特開昭53−
144960号公報、特開昭54−37157号公報、特開昭
54−80358号公報および特開昭54−91559号公報な
どに開示されているものが用いられる。具体的に
は、分子中に次のような官能基をもつたシラン誘
導体やシロキサン誘導体が好ましい。 Si−H結合とエポキシ基 Si−H結合とアルコキシ基 ビニル基、エポキシ基およびアルコキシ基 アリル基とアルコキシ基 (メタ)アクリロキシ基とアルコキシ基 これらの官能基を有する化合物として、次のよ
うな化合物が挙げられる。ただし、下記式中、
Meはメチル基を表す。なお、化合物()につ
いては、これと有機過酸化物とを併用することが
さらに好ましい。 本発明の組成物は、上記した(A)〜(F)成分を混合
することによつて得られるが、(A)、(B)および(C)成
分は、混合した場合常温でも反応し硬化してしま
うので、その使用に際して(A)、(B)および(C)成分の
うちいずれか1つの成分を別個に保存しておい
て、直前に混合して用いるか、または組成物中に
公知の安定化剤を配合することにより、硬化反応
を防止する必要がある。 このようにして得られる本発明の組成物は、例
えば、極めて薄い卓上電子計算機などのメンブレ
ンキーボード用スペーサーとして使用される。以
下、本発明の組成物を使用したメンブレンキーボ
ードの製造方法について添付した図面を参照しな
がら説明する。なお、第2〜第5図はメンブレン
キーボードの製造方法を説明するための図であ
り、いずれの図も、該キーボードの長手方向の断
面図である。 まず、本発明の組成物を必要に応じて有機溶媒
で希釈したのち、第2図に示すように予め電気回
路2を印刷した基板となるプラスチツクフイルム
1上のスペーサーを形成しようとする部位に塗布
する。 この場合に使用する有機溶媒としては、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族
炭化水素系溶媒;ケロシン、ナフサなどの石油系
溶媒が例示される。ここで、上記した塗布作業に
スクリーン印刷を適用する場合は、溶媒が揮散す
ることによる塗布作業中の塗布厚の変動や、組成
物溶液の粘度上昇による塗布作業性の低下を招来
することがあるため、有機溶媒としては揮発性の
低いものが好ましい。 基板として適用可能なフラスチツクフイルムと
しては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリイミド、ポリサルフオン、
ポリプロピレンおよびポリ塩化ビニリデンなどの
フイルムが例示され、これらのフイルムは、その
厚さ通常約10〜150μmのものが使用される。 塗布作業は、微細なパターンを寸法精度よく、
かつ効率良く塗布しうる点から、スクリーン印刷
法を適用することが好ましい。塗布厚は、通常約
80〜150μmである。 塗布後、乾燥により有機溶媒を除去したのち、
塗布した組成物を加熱・硬化させる。この硬化
は、プラスチツクフイルムとの接着を強固にする
ためにも、約80℃以上の温度で行うことが好まし
い。 このようにして、プラスチツクフイルム上にス
ペーサー3を形成することができるが、このスペ
ーサーは、第2図で示すように、プラスチツク基
板1にのみ形成してもよく、またプラスチツク基
板1のスペーサー形成部位に対応するプラスチツ
ク基板1′の表面の部位にも、第2図の破線で示
すようにスペーサー3′を形成してもよい。また、
このスペーサーは、硬化前の塗布後の厚さが、前
述したとおり約80〜150μmであるが、両方のプ
ラスチツク基板にスペーサーを形成する場合は、
合計の厚さが上記範囲内になるように調節する。 このようにして電気回路2,2′ならびにスペ
ーサー3および必要に応じて3′が形成された1
対のプラスチツクフイルム1および1′を、第3
図に示すように印刷面を対向させた状態で、フイ
ルム基板1上のスペーサー3と、フイルム基板
1′(またはスペーサー3′)を圧着せしめること
によつて、メンブレンキーボードを製造する。ま
た、第4図に示すように、電気回路およびスペー
サーを形成した長尺状のフイルム基板1を、X−
X′間において、第5図に示すような状態になる
ように矢印で示す方向に折り曲げることによつて
も製造できる。 [発明の効果] 以上説明したとおり、本発明のメンブレンキー
ボード用ポリオルガノシロキサン組成物は、例え
ば各種プラスチツクフイルム上に塗布、乾燥し、
加熱・硬化させることによつて、該フイルムに対
して強固に接着させることができ、また、硬化後
の表面粘着性にも優れている。本発明の組成物
は、このような特性を有することから、メンブレ
ンキーボードの製造において、電気回路が形成さ
れた一方または両方のフイルム基板上に、該組成
物を塗布し、加熱・硬化させることにより、スペ
ーサーを形成したのち、1対のフイルム基板を圧
着させるだけで、該1対のフイルム基板を強固に
接着させることができる。したがつて、従来、メ
ンブレンキーボードの製造工程において必須であ
つた1対のフイルム基板を接着させるためのねじ
止め工程またはスペーサーに粘着剤を塗布する工
程が不要となることから、製造工程をより簡略化
することができ、その工業的価値は大である。 [発明の実施例] 以下、実施例等を掲げて本発明をさらに詳述す
る。なお、以下において「部」はすべて「重量
部」を表し;「%」はすべて「重量%」を表し;
Mは、(CH3)3SiO1/2単位(1官能性トリメチルシ
ロキシ単位)を表し;QはSiO2単位(4官能性
シロキシ単位)を表し;Meはメチル基を表す。 合成例 1 Q単位1モルに対するM単位の割合が0.65モル
のQ単位とM単位とからなり、ケイ素原子に結合
する水酸基を有する樹脂状共重合体の50%トルエ
ン溶液200部と、25℃で約20000000cPの粘度を有
するシラノール末端ポリジメチルシロキサン100
部とを混合し、水酸化ナトリウム0.006部を添加
してトルエンの還流下で、系の25℃におけるの粘
度が100000cPになるまで撹拌加熱して縮合反応
を行なつた。次いで常法により中和、過を行な
つたのち、トルエンを添加して固形分を50%に調
節し、縮合シロキサンのトルエン溶液(S−1)
を得た。 合成例 2 合成例1で得たS−1を減圧下で撹拌しながら
加熱してトルエンを留去したのち冷却した。次い
で、ハイアロム2S(商品名:日本石油(株)製、石油
留分の水素化精製、改質又は分解により得られる
灯油、沸点180〜190℃)を添加して、固形分60%
のポリシロキサンハイアロム2S溶液(S−2)
を得た。この溶液の粘度は25℃で75000cPであつ
た。 実施例 1 末端がジメチルビニルシリル基で封鎖され、25
℃における粘度が10000cPのポリジメチルシロキ
サン100部にヘキサメチルジシラザンで表面処理
した煙霧質シリカ150部を添加して撹拌しながら
加熱して混合物を得た。これにS−1を800部添
加して均一になるように混合した。さらに、白金
を白金原子として2%含有する塩化白金酸オクタ
ノール溶液を5部、式 Me3SiO[MeHSiO]10[Me2SiO]8SiMe3 で示されるポリオルガノハイドロジエンシロキサ
ンを1部、および前述した式()で示される接
着助剤を2部添加したのち、均一になるように混
合して、本発明の組成物を得た。 次に得られた組成物を用いたメンブレンキーボ
ードの製造例を第2図および第3図に基づいて説
明する。厚さ100μmのポリエチレンテレフタレ
ートフイルム1および1′上に、導電性材料をペ
ースト化したものをスクリーン印刷法によつて印
刷し、厚さ10μmの電気回路2および2′を形成
した。次いで、該電気回路2(および2′)の周
辺の所定部位に、上記の組成物を、100μm(両
面に形成する場合はそれぞれ50μm)の厚さに塗
布した。次いで、トルエンを除去したのち、150
℃で10分間加熱して硬化せしめて、スペーサー3
(および3′)を形成した。その後、室温まで冷却
したのち、第3図に示すような状態で、1対のフ
イルム1および1′を圧着せしめて、メンブレン
キーボードを得た。このキーボードにおいては、
フイルム1′(またはスペーサー3′)とスペーサ
ー3の間は互いに粘着し、フイルム1とスペーサ
ー3(およびフイルム1′とスペーサー3′)の間
は、強固に接着していた。 実施例 2 S−1の代わりに1000部のS−2を使用した以
外は、実施例1と同様にして本発明の組成物を得
た。 次に得られた組成物を用いた、メンブレンキー
ボードの製造例を、第4図および第5図に基づい
て説明する。厚さ100μmのポリエチレンテレフ
タレートフイルム1上に実施例1と同様にして厚
さ10μmの電気回路2および2′を形成した。次
いで、電気回路2(および2′)の周辺の所定部
位に、上記の組成物を実施例1と同様にして、塗
布し、加熱硬化させてスペーサー3(および3′)
を形成させた。その後、室温まで冷却したのち、
フイルム1を第4図のX−X′間において、矢印
で示す方向へ第5図に示すように折り曲げたの
ち、圧着してメンブレンキーボードを得た。この
キーボードにおいては、第5図に示すフイルム1
の上部の内表面(またはスペーサ3′)とスペー
サー3の間は互いに粘着し、フイルム1の下部の
内表面とスペーサー3(およびフイルム1の上部
の内表面とスペーサー3′)の間は強固に接着し
ていた。 実施例 3 末端がジメチルビニルシリル基で封鎖され、25
℃における粘度が8000cPのポリジメチルシロキ
サン100部に、実施例1で用いたシリカを100部混
合し、さらにS−1を1000部添加して、混合物を
得た。これに実施例1で用いた白金化合物溶液を
5部、同じくポリオルガノハイドロジエンシロキ
サンを3部ならびに前述した式()および
()で示される接着助剤をそれぞれ1部添加し
たのち、均一になるように混合して本発明の組成
物を得た。 実施例 4 S−1の代わりに800部のS−2を用い、白金
化合物溶液の使用量を4部とし、接着助剤として
式()の化合物を2部用いた以外は実施例3と
同様にして、本発明の組成物を得た。 比較例 1 S−1を用いず、シリカの使用量を30部、白金
化合物溶液の使用量を0.2部とした以外は、実施
例1と同様にして、比較組成物を得た。 得られた組成物を用いて、実施例1と同様にし
て、メンブレンキーボードを製造した。しかしな
がら、この場合を第3図に基づいて説明すると、
スペーサー3はフイルム1には接着したがフイル
ム1′には接着させることができなかつた。この
ため、第1図に示すようにスペーサー3の上部表
面に別途粘着剤4を塗布して、対向するフイルム
1′と接着させなければならなかつた。 試験例 実施例1〜4で得た組成物の粘着性を測定する
試験を第6図に基づいて説明する。なお、第6図
は、後述する接着した2枚のフイルムの長手方向
の断面図である。 幅25mm、厚さ100μmのポリエチレンテレフタ
レートフイルム5の一部に、各組成物を、幅25
mm、長さ150mmおよび厚さ100μmになるように塗
布した。その後、溶液を揮散せしめたのち、実施
例1と同様にして硬化せしめて、フイルム5に接
着した表面が粘着性のシリコーンゴムの層6を形
成させた。次いで、室温まで冷却したのち、第6
図に示すような状態になるように、前述したフイ
ルムと同形状のポリエチレンテレフタレートフイ
ルム5′を積層し、100g/cm2の圧力を加えてシリ
コーンゴムの層6とフイルム5′の間を粘着させ
た。 このようにして得られた試料を用いて、JISC
2107に準じて、剥離粘着力と剪断粘着力を測定し
た。 また、各組成物の基材に対する接着性をみるた
めに、厚さ1mmのアルミニウム板に、各組成物を
それぞれ1mmの厚さに塗布し、次いで150℃で1
時間加熱して硬化せしめた。得られた試料を用い
て、上記と同様にして剪断接着力を測定した。 また、比較例で得られた組成物と、合成例1で
得たS−1を用いて、上記と同様にして各試料を
調製し、同様の試験を行つた。 以上の各試験の結果を第1表に示す。
【表】
第1表に示した試験結果から明らかなとおり、
実施例で得られた組成物は、加熱硬化後も優れた
粘着性を有しており、また、基材に対する接着性
も良好であつた。
実施例で得られた組成物は、加熱硬化後も優れた
粘着性を有しており、また、基材に対する接着性
も良好であつた。
第1図は、従来方法によるメンブレンキーボー
ドの製造方法を説明するための図であり、;第2
〜5図は、本発明の組成物を用いたメンブレンキ
ーボードの製造方法を説明するための図であり;
第6図は、試験例における試験方法を説明するた
めの図であり;第1〜5図は、いずれも該キーボ
ードの長手方向の概略断面図であり;第6図は、
試料の長手方向の概略断面図である。
ドの製造方法を説明するための図であり、;第2
〜5図は、本発明の組成物を用いたメンブレンキ
ーボードの製造方法を説明するための図であり;
第6図は、試験例における試験方法を説明するた
めの図であり;第1〜5図は、いずれも該キーボ
ードの長手方向の概略断面図であり;第6図は、
試料の長手方向の概略断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 一般式 (R1)a(R2)bSiO4-(a+b)/2 (式中、R1はアルケニル基を表し;R2は脂肪
族不飽和結合を含まない置換または非置換の1
価の炭化水素基を表し;aは1または2を表
し;bは0、1または2を表し;a+bは1、
2または3である)で示される構成単位を分子
中に少なくとも2個有するポリオルガノシロキ
サン、100重量部; (B) 一般式 (R3)cHdSiO4-(c+d)/2 (式中、R3は置換または非置換の1価の炭化
水素基を表し;cは0、1または2を表し;d
は1または2を表し;c+dは1、2または3
である)で示される構成単位からなり、かつケ
イ素原子に結合した水素原子を分子中に少なく
とも3個有するポリオルガノハイドロジエンシ
ロキサン、(A)、(B)および(D)成分に含有されるア
ルケニル基1個に対して、ケイ素原子に結合す
る水素原子の数が0.5〜4.0個になるような量; (C) 白金および白金化合物からなる群から選ばれ
た触媒、白金原子として(A)成分重量に対して
0.1〜100ppm; (D)(a) 分子中において、SiO2単位1モルに対し
て式、(R4)3SiO1/2(式中、R4は置換または非
置換の1価の炭化水素基を表す)で示される
単位0.4〜1.0モルを有し、ケイ素原子に結合
する反応性基をケイ素原子1個当たり0.0004
〜1個を有する、実質的にSiO2単位および
(R4)3SiO1/2単位からなる分岐状ポリオルガ
ノシロキサン;と、 (b) 25℃における粘度が30〜80000000cPであ
るシラノールで末端基が封鎖されたポリジオ
ルガノシロキサン、(a)成分に対して20〜1000
重量%、 との混合物および/または反応生成物、10〜
1000重量部; (E) 無機質充填剤、(A)および(D)成分の合計量に対
して1〜50重量%;ならびに (F) 接着助剤、0.001〜10重量部; からなることを特徴とするメンブレンキーボード
用ポリオルガノシロキサン組成物。 2 (A)成分の基R1がビニル基である特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 3 (A)成分の基R2がメチル基である特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 4 (A)成分の25℃における粘度が50〜100000cP
である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5 (B)成分の基R3がメチル基である特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 6 (D)(a)成分のケイ素原子に結合する反応性基が
水酸基またはアルコキシ基である特許請求の範囲
第1項記載の組成物。 7 (D)(a)成分の基R4がメチル基である特許請求
の範囲第1項記載の組成物。 8 (D)(b)成分の25℃における粘度が、1000〜
30000000cPである特許請求の範囲第1項記載の
組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61142642A JPS63355A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | メンブレンキ−ボ−ド用ポリオルガノシロキサン組成物 |
| KR1019870003923A KR900005392B1 (ko) | 1986-06-20 | 1987-04-23 | 멤브레인 키이 보오드(membrane key board)용 폴리오르가노실록산(polyorganosiloxane)조성물 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61142642A JPS63355A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | メンブレンキ−ボ−ド用ポリオルガノシロキサン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63355A JPS63355A (ja) | 1988-01-05 |
| JPH0419270B2 true JPH0419270B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=15320097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61142642A Granted JPS63355A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | メンブレンキ−ボ−ド用ポリオルガノシロキサン組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63355A (ja) |
| KR (1) | KR900005392B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5861448A (en) * | 1997-01-31 | 1999-01-19 | Dow Corning Corporation | Organohydrogensiloxane resin crosslinker curable organosiloxane composition with improved hysteresis characteristics |
| ES2718315T3 (es) | 2012-01-27 | 2019-07-01 | Stb Higuchi Co Ltd | Paleta radial y método de fabricación de la misma |
| JP6696493B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2020-05-20 | 住友ベークライト株式会社 | 絶縁性ペースト |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP61142642A patent/JPS63355A/ja active Granted
-
1987
- 1987-04-23 KR KR1019870003923A patent/KR900005392B1/ko not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63355A (ja) | 1988-01-05 |
| KR900005392B1 (ko) | 1990-07-28 |
| KR880000518A (ko) | 1988-03-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3386828B2 (ja) | 付加硬化性シリコ―ン接着剤組成物 | |
| KR101481979B1 (ko) | 실리콘-계 감압성 접착제 조성물 및 접착 테이프 | |
| CN101959961B (zh) | 硅氧烷组合物,硅氧烷粘合剂,涂布和层压的基底 | |
| JP5763284B1 (ja) | 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物および電気・電子機器 | |
| JP5627941B2 (ja) | 光により架橋可能なシリコーン混合物からシリコーン被覆及びシリコーン成形品を製造する方法 | |
| TWI774862B (zh) | 矽酮黏著劑組成物、黏著帶、黏著片及雙面黏著片 | |
| JPH04222871A (ja) | 硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
| JP2004506778A (ja) | デュアル硬化性低溶剤型シリコーン感圧接着剤 | |
| KR20110022070A (ko) | 열 용융 접착제 조성물, 이의 제조방법 및 용도 | |
| JPH0813888B2 (ja) | シリコーン樹脂およびその製造方法 | |
| US5486565A (en) | Organosilicon compounds and low temperature curing organosiloxane compositions containing same | |
| EP1836260B1 (en) | Bonded composite of silicone resin and epoxy resin and a method for manufacturing thereof | |
| US4701503A (en) | Curable polyorganosiloxane composition | |
| WO2023184222A1 (en) | Curable composition for silicone pressure sensitive adhesives | |
| JPH02218755A (ja) | 硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
| JP4190336B2 (ja) | 硬化性シリコ−ン剥離剤組成物 | |
| JPH0523303B2 (ja) | ||
| CN110691825A (zh) | 有机硅粘接剂用剥离剂组合物和剥离膜 | |
| EP2042559B1 (en) | Addition curable silicone rubber composition and cured product thereof | |
| EP0388092B1 (en) | Clear organosiloxane compositions | |
| JP2017222819A (ja) | 付加反応硬化型シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ | |
| JP2007191637A (ja) | 粘着性シリコーンゴムコーティング剤組成物 | |
| US5346723A (en) | Method for curing organosiloxane compositions in the presence of cure inhibiting materials | |
| KR900005392B1 (ko) | 멤브레인 키이 보오드(membrane key board)용 폴리오르가노실록산(polyorganosiloxane)조성물 | |
| CN115066476B (zh) | 有机硅粘着剂组合物 |