JPH04193909A - 磁気特性の優れた無方向性けい素鋼板の製造方法 - Google Patents

磁気特性の優れた無方向性けい素鋼板の製造方法

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JPH04193909A
JPH04193909A JP32293190A JP32293190A JPH04193909A JP H04193909 A JPH04193909 A JP H04193909A JP 32293190 A JP32293190 A JP 32293190A JP 32293190 A JP32293190 A JP 32293190A JP H04193909 A JPH04193909 A JP H04193909A
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JP
Japan
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rolling
slab
temp
steel sheet
heating
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JP32293190A
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English (en)
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Masahiko Manabe
真鍋 昌彦
Yoshinari Muro
室 吉成
Takashi Obara
隆史 小原
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、磁気特性の優れた無方向性けい素鋼板の製
造方法に関し、特にスラブ加熱と熱間粗圧延工程に工夫
を加えることによって鉄損特性の有利な改善を図ろうと
するものである。
(従来の技術) 無方向性電磁鋼板は、主に回転機や変圧器の鉄心等に使
用されるが、最近、これらの電気機器の省エネルギー化
が強く望まれている。そのためには鉄損値を下げる必要
があり、一般的には素材のSi含有量を増すことで低鉄
損化が図られている。
しかしながら素材のSi含有量を増加するとそれに伴っ
て磁束密度が低下するので、低鉄損化手段としては単に
Si含有量を増す方法だけではなく、仕上げ焼鈍後の一
次再結晶組織が、磁気特性に有利な集合組織を有するよ
うに制御することが有効である。具体的には圧延面につ
いて、鉄の磁化に不利な{111}方位の結晶粒をでき
るだけ減らし、逆に磁化に有利な{100}、  {1
10}方位を発達させて、磁束密度の低下なしに履歴損
を減らすことである。
(発明が解決しようとする課題) こうした結晶方位を制御する手段としては、これまでい
くつか提案されている。例えば特開平1−92318号
公報に開示の、鋼板圧延方向と直角方向すなわちC方向
への冷間圧延をはさむ方法や、特開平1−108345
号公報に開示の脱炭焼鈍工程で柱状粒を発達させる方法
などである。
しかし、上記の方法はいずれも、通常の工程と比べると
、特殊な圧延方法や長時間焼鈍を必要とし、繁雑でコス
ト高となり、工業的規模で生産するには問題点が多い。
この発明は、上記のような繁雑な工程を必要とすること
なしに、仕上げ焼鈍後に磁気特性向上に有利な集合組織
を容易に形成することができる無方向けい素鋼板の有利
な製造方法を提案することを目的とする。
(課題を解決するための手段) まずこの発明の、解明経緯について説明する。
さて発明者らは、特開平1−1328号公報において、
一方向性けい素鋼板の製造につき、高温での再結晶現象
を利用することを提案したが、さらに鋭意検討を重ねた
結果、こうした高温での再結晶を利用したスラブ鋳造粒
の破壊は、無方向性けい素鋼板において仕上げ焼鈍後の
結晶組織に磁気特性に有害な(1111方位粒を低減さ
せることにも有効であることを新たに見出した。
つまりスラブ鋳造粒のうち特に表面から伸長する柱状晶
は、(100) [0011方位を主方位としてもつが
、圧延中には(111)面に沿ったすべりが起こるので
、(1111面への集積が強くなり、仕上げ焼鈍後もそ
の影響が残る。ただし再結晶により、集合組織はランダ
ム化する。
発明者らは、この点に注目して、スラブ抽出後のはやい
段階に再結晶を起こし、熱延終了までにかかる再結晶を
繰り返すことにより、スラブ鋳造粒の影響を排除して、
(111)面への集積を低減することが可能であること
を見出し、特にそのためには、高温圧延が必要であるこ
とを新たに知見した。
なお高温再結晶については特開平1−1328号公報で
3%Si鋼での実験結果およびそのメカニズムについて
詳述しているが、発明者らは、さらに検討を重ねたとこ
ろ、無方向性けい素鋼スラブで、α単相のものでも、同
様のメカニズムで起きることを確認した。
ただし高温圧延する場合には、スラブを高温加熱する必
要があるため、窒化物や硫化物が鋼中に一旦固溶したの
ち熱延中に微細に分散析出し、冷延後の仕上げ焼鈍にお
ける粒成長性を阻害するおそれがある。この事実も、高
温圧延がこれまで検討されなかった理由のひとつである
。
しかるに発明者らは、こうした窒化物・硫化物を無害化
するための方法を検討し、高温再結晶による集合組織の
改善効果の発現について考慮した。
その結果、スラブ加熱を通常の加熱速度(100”C/
h以下)および均熱時間(30分以上)で行うと、確か
に平衡状態まで達するまでに窒化物や硫化物は固溶する
けれども、加熱速度をある値以上に大きくし、均熱時間
を短縮してやれば、平衡状態には達せず、鋳造時の粗大
な窒化物や硫化物は完全には固溶しないで、溶は残りが
生し、抽出後、圧延時に析出する際、この溶は残り部分
に優先的に析出し、微細には析出しにくいことが判明し
た。
しかも、こうした高速加熱、均熱短時間でスラブ加熱を
行った場合には、スラブ粒成長も抑制できるので、再結
晶促進にはさらに有利になることも併せて究明した。
この発明は、上記の知見に立脚するものである。
すなわちこの発明は、si+r+l: 2.0〜4.O
wt%(以下単に%で示す)を含む無方向性電磁鋼板用
連続鋳造スラブを、加熱したのち、熱間圧延ついで冷間
圧延を施し、その後仕上げ圧延を行う無方向性電磁鋼板
の製造方法において、 該スラブ加熱に際し、1200℃以上の温度域を200
℃/h以上の昇温速度で加熱すると共に、スラブ抽出後
の熱間粗圧延第1パスの圧延温度(T1)を1250℃
以上とし、かつこの圧延温度(T1)と圧下率R1(%
)とが次式(1) 60 ≧ R1(%)≧−0,2TI+280   ・
・・(1〕の関係を満足する条件下で粗圧延を行うこと
からなる磁気特性の優れた無方向性けい素針板の製造方
法である。
以下、この発明を由来するに至った実験結果について説
明する。
表1に鋼塊記号aで示す組成になるスラブを、1200
℃から280℃/hの昇熱速度で1400℃まで加熱し
、加熱炉から抽出後、種々の温度および圧下率で1パス
目の圧延を行い、以後は通常の熱延で厚さ2 、0mm
の熱延板とし、ついでl000℃130秒の焼鈍後、冷
間圧延を施して0 、5mm厚の冷延板としたのち、9
80℃11分の焼鈍を施した。
かくして得られた各製品板の磁気特性について調べた結
果を、圧延温度および圧下率との関係で、第1図および
第2図に示す。
第1図から明らかなように、第1バスの圧延温度が12
50℃以上の高温域で良好な磁気特性が得られている。
また第2図から明らかなように、そのときの圧下率が3
0%以上の高圧下率側で良好な磁気特性が得られている
。
この理由は、前述したとおり、スラブ鋳造粒が再結晶に
より完全に破壊され、鋳造粒の集合組織の影響が排除さ
れるので、仕上げ焼鈍後に得られる結晶粒につき、特性
に不利な(1111方位粒への集積が弱くなるからであ
る。
次に、同じく鋼塊記号aで示す組成になるスラブを、1
200℃から1380℃まで種々の平均加熱速度で昇温
し、抽出後、圧延温度: 1310℃1圧下率=40%
で第1パス目の圧延を行い、以後は通常の熱延で厚さ2
.0mmの熱延板とし、1000℃130秒の焼鈍後、
冷間圧延を施して0 、5mm厚の冷延板としたのち、
980℃,1分の焼鈍を施した。
かくして得られた各製品板の磁気特性について調べた結
果を、加熱速度との関係で第3図に示す。
同図から明らかなように、加熱速度が200℃/h以上
の場合に、良好な磁気特性が得られ、析出物の無害化に
より仕上げ焼鈍時の粒成長性が確保できたことを示して
いる。
以上の実験結果から、発明者らはスラブ加熱に際し、1
200℃以上の高温域を200℃/h以上で加熱して不
純物の無害化処理を施した後、高温圧延することにより
、スラブ鋳造粒を破壊して、集合組織を改善することに
よって、鉄損を低減÷きることを見出し、この発明を完
成させたのである。
(作 用) この発明で対象とするスラブ素材は、γ変態がな(、そ
れによる集合組織変化がない組成の無方向性けい素鋼用
スラブ素材である。
そのためには、少なくともSiとA1の合計量を2.0
〜4.0%とする必要がある。というのは合計量が2.
0%に満たないとγ変態が高温部で生し、一方4.0%
を超えると圧延が困難となるからである。
他の成分組成については、従来公知のものいずれもが適
合する。
スラブ加熱温度および加熱時間は後述する圧延条件が達
成でき、かつ十分な均熱が得られればよい。ただし、加
熱温度があまり高すぎたり、在炉時間があまり長すぎる
と、後述する加熱速度の規制によって確保した不純物完
全固溶抑制効果がなくなったり、鋳造粒の粗大成長が生
じて再結晶による粒破壊が困難になるので好ましくない
。
スラブ加熱速度は、前述した実験結果からも判るように
、窒化物、硫化物が溶解し始める1200℃以上の温度
域での昇温速度を200℃/h以上にすることにより、
これらを粗大化し無害化でき、大きな鉄損改善効果が得
られるので、上記の範囲に限定した。
なお、200℃/h以上という昇温速度の達成には、加
熱法として誘導加熱あるいは通電加熱などが適している
。というのは通常スラブ加熱炉に使用されている燃焼式
加熱炉では、上記の加熱速度が得難いからである。
こうして高温加熱され、窒化・硫化物の未固溶部分を確
保したスラブは粗圧延に供される。
粗圧延は通常3〜5バスで行われるが、今回の実験結果
により特に重要なのは第1バスの圧延条件であることが
判明した。
すなわち第1バス目終了後に、鋳造粒を破壊し完全再結
晶した組織を得ることが肝要である。
第4図に、表1の鋼塊記号aの組成になるスラブを、種
々の温度および圧下率で熱延したときの再結晶率につい
て調べた結果を示す。
同図より明らかなように、75%以上の再結晶率を得る
ためにはかなりの高温、大圧下が必要である。なお75
%の再結晶率というのは、次の圧延バスまでには粗圧延
の場合数秒の時間を要するので、その間にさらに再結晶
は進行するが、この場合は圧延直後の値である。従って
第1バス目は1250℃以上で圧延されなければならな
い。
このときの温度をT+″Cとすると、所望の再結晶率を
得るのに必要な圧下率(R,%)との関係は、第2図に
示される結果等より、下記式で表される。
60 ≧R1(%)≧−0,2T、+280なおここで
の圧下率の上限二60%は、次バス以後も再結晶させる
方が存利であり、そのためには次バス以後で十分な圧下
率を確保する必要があることから定めたものである。
その後の熱延条件は通常と変わることはない。
(実施例) 実施例1 前掲表1に銅塊記号すで示した成分組成になるスラブを
、1180℃までガス加熱炉で加熱し、その後誘導加熱
炉にて表2に示す種々の条件でスラブ加熱を行い粗圧延
に供した。その後通常の条件で2.0mm厚の熱延板と
し、1000℃230秒の焼鈍後、冷間圧延で0.5m
m厚としたのち、980℃,1分の仕上げ焼鈍を施した
。
かくして得られた各製品板の磁気特性について調べた結
果を表2に併記する。
同表より明らかなように、高温でのスラブ加熱を速やか
に行い、粗圧延第1バス目を高温、大圧下で行った場合
に、とくに優れた磁気特性が得られている。
表2 実施例2 前掲表1に鋼塊符号Cで示した組成になるスラブを、1
160℃までガス加熱炉で加熱し、その後誘導加熱炉に
て表3に示す種々の条件で、スラブ加熱〜粗圧延を行い
、その後通常の条件で2.0mm厚の熱延板とし、95
0℃12分の焼鈍後、冷間圧延で0.5mm厚としたの
ち、970”C12分の仕上げ焼鈍を施した。
かくして得られた各製品板の磁気特性について調べた結
果を表3に併記する。
同表より明らかなように、この発明条件を適用すること
により、大幅な磁気特性の改善が得られ実施例3 前掲表1に鋼塊符号dで示した組成になるスラブを1.
1160℃までガス加熱炉で加熱し、その後誘導加熱炉
にて表4に示す種々の条件で、スラブ加熱〜粗圧延を行
い、その後通常の条件で2 、0mm厚の熱延板とし、
950℃130sの焼鈍後、冷間圧延で0.5mm厚と
したのち、900℃830分の仕上げ焼鈍を施した。
かくして得られた各製品板の磁気特性について調べた結
果を表4に併記する。
同表より明らかなように、この発明条件を適用すること
により、大幅な磁気特性の改善が得られ(発明の効果) かくしてこの発明によれば、冷延での複雑な処理なしに
高温圧延という処理で磁気特性に不利な結晶方位を効果
的に排除することができ、しかも高温圧延に付随する高
温スラブ加熱に起因した窒化物・硫化物の完全固溶によ
る微細分散で製品の粒成長が抑制されるという危険も、
高速加熱によって回避することができ、したがって大幅
に磁気特性の改善された無方向性電磁鋼板を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、粗圧延第1パス目の圧延温度と鉄損特性との
関係を示したグラフ、 第2図は、粗圧延第1パス目の圧下率と鉄損特性との関
係を示したグラフ、 第3図は、スラブ加熱速度と鉄損特性との関係を示した
グラフ、 第4図は、再結晶率に及ぼす圧延温度と圧下率の影響を
示したグラフである。 @tm W15y50 (v/ky )第2図 ボ且a延第1八〇ス目Q斤下キ(%) 圧千痺・(%)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Si+Al:2.0〜4.0wt% を含む無方向性電磁鋼板用連続鋳造スラブを、加熱した
    のち、熱間圧延ついで冷間圧延を施し、その後仕上げ焼
    鈍を行う無方向性電磁鋼板の製造方法において、 該スラブ加熱に際し、1200℃以上の温度域を200
    ℃/h以上の昇温速度で加熱すると共に、スラブ抽出後
    の熱間粗圧延第1パスの圧延温度(T_1)を1250
    ℃以上とし、かつこの圧延温度(T_1)と圧下率R_
    1(%)とが次式(1)60≧R_1(%)≧−0.2
    T_1+280・・・(1)の関係を満足する条件下で
    粗圧延を行うことを特徴とする磁気特性の優れた無方向
    性けい素鋼板の製造方法。
JP32293190A 1990-11-28 1990-11-28 磁気特性の優れた無方向性けい素鋼板の製造方法 Pending JPH04193909A (ja)

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