JPH04200374A - 霊芝液の製造方法及び霊芝液含有保健飲料の製造方法 - Google Patents

霊芝液の製造方法及び霊芝液含有保健飲料の製造方法

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JPH04200374A
JPH04200374A JP2330672A JP33067290A JPH04200374A JP H04200374 A JPH04200374 A JP H04200374A JP 2330672 A JP2330672 A JP 2330672A JP 33067290 A JP33067290 A JP 33067290A JP H04200374 A JPH04200374 A JP H04200374A
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伸雄 篠原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は保健飲料の製造方法に関し、詳しくは米麹の酵
素作用を施した霊芝抽出液を含有する保健飲料の製造方
法に関するものである。
【従来の技術】
霊芝は周知のごとく、古来有用な薬効成分を含む生薬と
して広く利用されているが、その熱水抽出液は強い苦味
成分を有するため、経常的に飲用するにはその苦味が大
きな弊害となっており、この苦味成分を除去するために
、従来多くの方法が試みられているが、上記熱水抽出液
を飲料として製品化されたものは少ない。 これらの試みのうち、米麹を利用して霊芝の苦味成分を
除去するものとして、特開昭60−145075号公報
に霊芝の熱水抽出液に糖化終了後の甘酒を添加して上記
苦味を緩和する方法が開示されている。
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術に従って苦味成分を麹の酵素作用により除
去し、かつ変質しないで長期保存できる飲料とするには
、次のような問題がある。 ■製品に甘酒が混入されていることから、その中にかな
りの量の米粒が残存し、半固形状を呈するため、流動性
のよい通常の飲料とはならない。 ■甘酒が強すぎるので清涼飲料として適していない。 ■この従来技術において採用されている、80℃に30
分間保持するという加熱殺菌条件では、耐熱性細菌を完
全に殺菌するには十分でなく、甘酒をそのまま含有する
上記製品は、米麹を原料とすることで、微生物の初発菌
数が多く、かつ耐熱性細菌であるバチルス属の細菌が殺
菌されない可能性がある。 ■苦味の緩和は単に甘さによるマスキング作用によるた
め、苦味を十分に除くことは困難である。 ■さらに、上記の80℃−30分という加熱条件下では
酵素が失活するため、苦味成分を甘酒中に残存酵素によ
って除去することは期待できない。 また、たとえ加熱処理後に甘酒中の酵素が活性のまま残
って、その一部が苦味成分の除去に関与したとしても甘
酒中の他の種々の酵素が製品に着色等を起こして、その
品質を劣化させるので上記製品の商品価値が低下する。 本発明は、これらの問題のない、霊芝の熱水抽出液を基
材とする保健飲料を提供することを課題としている。 (研究に基づく知見事項) 本発明者らは、上述の問題に鑑みて種々研究を重ねた結
果、 (1)乾燥した霊芝の熱水抽出液に米麹の酵素抽出液を
作用させるか、あるいはこの熱水抽出液に米麹を加えて
糖化させると、霊芝の苦味成分は苦味のない成分に変換
され、その結果、上記のように米麹の酵素液を作用させ
た後の反応液または糖化後の糖化液を濾過することによ
って得られた濾液は、苦味を感じさせないで、飲み易い
保健飲料となり得ること、及び (2)上記濾液に、120℃で4分間保持するか、また
はこれと同等以上の効力を有する加熱条件、すなわちF
値(加熱殺菌の致死値)が4分以上の加熱殺菌処理を施
すと、これらの濾液は完全に殺菌されると同時に、その
中の酵素も失活して、前記濾液は着色または味の変化等
の品質劣化を起こさずに、例えば30℃で1ケ月間にも
わたり、長期間保存できることを見出した。 霊芝の苦味成分の生体は多糖類であることが知られてい
るが、米麹の酵素抽出液による多糖類の変換作用の分析
例を示せば以下のとおりである。 乾燥霊芝100gを沸騰まで加熱されている熱湯1,5
00mA’中で1時間煎じ、濾過することによって得ら
れた霊芝抽出液90mA’及び85mJへ、米麹60g
を0.5%塩化ナトリウム水溶液300m1に7〜8℃
で5時間保持させて得られた濾液(粗酵素液)10mA
’及び15m1を添加し、それぞれ10%粗酵素液及び
15%粗酵素液とした後、50℃で24時間作用させた
。この得られた作用液の濾液1.5mA’へ、0.5モ
ル炭酸ナトリウムの0.05%フエリノアン化カリウム
水溶液2mlを加え、沸騰下で15分間反応させた。 その反応液を急冷後、15,000回転/分で15分間
遠心分離を行った後、その上澄液の吸光度を波長420
nmで測定した結果、10%粗酵素液は0.81.15
%粗酵素液は0.92となった。この場合、吸光度が大
になることは苦味成分の多糖類を構成しているグルコー
ス末端−〇HO基が増加していることを意味し、多糖類
の分解率が増大していることを示す。すなわち、霊芝抽
出液への粗酵素液の添加量が10%から15%に増加す
ると吸光度が0.81から0.92に増加することから
、米麹酵素の添加量により苦味成分が定量的に変換され
ることが認められた。
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記知見に基づいて発明されたもので、霊芝
の熱水抽出液を基材とし、かつ長期間の保存に耐える、
苦味のない霊芝液及び該霊芝液を添加した保健飲料を提
供することを目的とし、霊芝の熱水抽出液に米麹の酵素
液を作用させた後の反応液、あるいは前記熱水抽出液に
米麹を加えて糖化させた後の糖化液を濾過し、ついで、
これらの濾液に、120℃に4分間保持するか、又はこ
れと同等以上の効力を有する加熱条件に基づく処理等を
加えて殺菌処理を施すことにより霊芝液を取得すること
及び該霊芝液を飲料液に添加して霊芝液含有の保健飲料
を製造する方法を提供するものである。 (発明の詳細な説明) 本発明において用いられる霊芝の熱水抽出物は、例えば
、1部の乾燥霊芝を10〜15部の水と共に0.5〜2
時間煮沸することによって得られる。 米麹の酵素液は、一般に米麹中の酵素を水または水溶液
中に浸出させることによって得られ、例えば、0.5%
濃度の塩化ナトリウム水溶液100部に米麹10〜30
部を混合したものを、5〜10℃に4〜5時間保持した
後、この混合物を濾過することによって得られる。 この酵素液は前記熱水抽出液100m1に対して一般に
30〜300mC好ましくは150〜3QQmA+用い
られる。 霊芝の熱水抽出液に直接米麹を加えて、この米麹を糖化
させる場合は、前記熱水抽出液100m1に対して米麹
を一般に10〜50g、好ましくは30〜50g加える
。 霊芝の熱水抽出液に前記酵素液を作用させるには、これ
らの混合物を一般に50〜55℃において20〜24時
間保持し、そして前記熱水抽出液中で米麹を糖化させる
場合は、両者の混合物を一般に50〜55℃において2
0〜48時間保持する。 前記の反応液または糖化液を濾過することによって得ら
れた濾液には、その品質を長時間一定に保つために、1
20℃で4分間保持する条件の加熱殺菌処理が施される
。この加熱殺菌処理の条件は、120℃で4分間保持す
るのと同等以上の効果を与える他の条件、すなわちF値
4分以上という条件に代えることもできる。 本発明によって製造される保健飲料には、これを種々の
程よい、すなわち飲み易い飲料とするため、水、砂糖等
の甘味料、(えん酸等の酸味料、あるいは種々の飲料に
添加される添加物を適当に添加することができる。
【実施例] ついで、実施例を参照して本発明を説明する。 実施例1: 米麹Logに0.5%塩化ナトリウム水溶液100mA
’を加えた混合物を時々かきまぜながら7〜8℃に5時
間保持することによって、米麹中の酵素を上記水溶液中
に浸出させ、この浸出混合物を濾過することによって得
られた濾液を酵素液(国税庁所定分析法注解)として用
いた。 ついで、沸点まで加熱されている熱湯10100O中で
乾燥霊芝100gを1時間煎じることによって得られた
霊芝熱水抽出液に上記酵素液を加えた後、表1に示され
る条件の下で、霊芝抽出液に酵素反応を受けさせた。ま
た、比較のため、上記酵素液の代わりに、市販の酵素剤
(糸状菌起源)を用いて、上記霊芝抽出液に酵素反応を
起こさせた。 以上のようにそれぞれ酵素剤を作用させて得られた各反
応液を濾過し、それらの濾液からなる本発明試料1〜3
及び比較試料1〜4の苦味を官能試験により評価して、
その苦味の程度を、苦味が全(減っていない(++);
  苦味が幾分減っている(+):  苦味が僅かに残
っている(±): 苦味が感じられない(−)の段階で
表して、これらの結果を表1に合わせて示した。 表1 表1に示される結果から、霊芝抽出物中の苦味成分の主
体をなす多糖類は、米麹の酵素液によって作用を受ける
のに対し、市販酵素剤では全く作用を受けないことがわ
かる。ここで用いた市販酵素剤はいずれもその起源が糸
状菌であって、アミラーゼ及びプロテアーゼ力価の高い
ものもある。 特にコクラーゼとグルコザイムの起源は米麹の種麹とし
て使用されるA spergillus  oryza
eと同系統であるにもかかわらず、単独では苦味成分を
変換する作用がみられなかった。本発明の米麹酵素液を
用いた場合、残存する苦味の程度は概ね酵素液の使用割
合が大きくなるほど小さくなる傾向が官能評価によりみ
られた。この原因として、米麹はアミラーゼ及びプロテ
アーセ以外の色々な酵素を含んでいるため、これらの酵
素群が複合して苦味成分に有効に作用するものと考えら
れる。なお、霊芝抽出液へ米麹酵素液を作用させて、苦
味成分を変換した濾液は飲料として甘味に欠けるため、
ハチミツ等の甘味物質を適宜添加した飲料としてもよい
。これらのものはF値4分以上の加熱を施しても、軽減
された苦味と適度な甘味を十分保有して、飲料として供
するのに適した味を有する。 実施例2: 乾燥した霊芝をミキサーで粉砕したもの(水分濃度13
.3%)250gへ、3.7R約15倍)の熱水を加え
、この混合物を2時間煮沸後、ろ紙(No、2)で濾過
し21の濾液を得る。この濾液はpH=4.40で強い
苦味成分を育する。この霊芝抽出液を400trlずつ
に分け、その各々に米11(水分濃度23%)を次の試
験区に示すような割合で添加する。 試験区■抽出液400mA’十米麹200g、■抽出液
400mI十米麹150g、■抽出液400m1十米麹
100g、■抽出液400m1+米!!50g、各試験
区のものを500mA’ビーカーロビー、ビーカーの口
をサランラップで覆い、55℃で24時間糖化させた糖
化液をろ紙で濾過する。このようにして得られた各濾液
のpH,糖度、着色度及び生菌数を測定して、その結果
を表2に示した。 表  2 糖度  、屈折計により測定 着色度 ・吸光度470nmで測定 生菌数 :37℃で48時間培養後に形成されたコロニ
ー数で示す 糖化終了後、糖度9,0〜24.0%、着色度が吸光度
1.0以下の透明な糖化液かえられる。 また、上記の55℃−24時間の糖化条件は細菌の生育
にとって、厳しい条件であるにもががゎらず、いずれの
試験区でも細菌は残存した。 さらに、80℃−30分間加熱後の生菌数を試験区■〜
■の濾液各1mlについて測定した結果、そのコロニー
はダラム当たり試験区■で30〜40個、試験区■で2
0〜25個、試験区■で3〜4個、試験区■で1〜2個
であった。従って、この加熱条件では米麹を用いた糖化
液中の細菌を完全に殺菌することはできないことがわか
った。 表3 (達圧7分間、後圧15分間)のオートクレーブ処理に
よる加熱処理を施した結果、表3に示されるようにいず
れの試験区においても生菌は検出されなかった。 また、この120℃−4分間の加熱処理を施しても、p
H1糖度及び着色度はいずれも加熱前に比較して殆ど変
化しなかった。 なお、加熱処理を120℃で5〜10分間すなわちF値
を4分以上とした場合、その着色度は120℃−4分間
の条件に比較して大となるが、pH及び糖度は差はなく
、官能評価においても飲料として十分適用できるもので
ある。120℃−4分間加熱処理を施した濾液を15人
のパネラ−による官能試験で評価したところ、表4に示
されるように、飲料として適しているとの評価を得た。 さらに、120℃−4分間加熱した濾液を1力月間常温
で貯蔵する保蔵試験を実施したところ、各濾液に変化は
認められなかった。 た人数を示す。 O苦味を感じない △ 苦味をやや感じる ×・ 苦味を感じる 適否: 飲料として、◎印は最良、○印は良、X印は不
良を示す 【発明の効果】 上記のとおり本発明によれば、霊芝の有効成分を含有し
、長期の保存が可能であり、かつ苦味のない霊芝液及び
霊芝液含有保健飲料が製造できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)霊芝の熱水抽出液に米麹の酵素液を添加して作用
    させ、ついで得られた作用反応液を濾過した後、該濾液
    を殺菌処理して霊芝液を得ることを特徴とする霊芝液の
    製造方法。
  2. (2)霊芝の熱水抽出液に米麹を加えて糖化させ、つい
    で得られた糖化液を濾過し、該濾液を殺菌処理して霊芝
    液を得ることを特徴とする霊芝液の製造方法。
  3. (3)糖化液の濾液の糖度が10〜25%であることを
    特徴とする請求項2記載の霊芝液の製造方法。
  4. (4)殺菌処理が、120℃、4分間の加熱処理または
    これと同等以上の効力を有する加熱処理により行われる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    霊芝液の製造方法。
  5. (5)請求項1ないし4のいずれかに記載の霊芝液を飲
    料液に添加混合することを特徴とする霊芝液含有保健飲
    料の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08154627A (ja) * 1994-12-02 1996-06-18 Ogita Bio Sci Kenkyusho:Kk 霊芝の低温抽出方法と、その低温抽出霊芝エキスを混合した飲料液
JP2015136317A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 日本メナード化粧品株式会社 食酢を配合したマンネンタケ抽出物含有飲食物

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