JPH0420068B2 - - Google Patents

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JPH0420068B2
JPH0420068B2 JP11222584A JP11222584A JPH0420068B2 JP H0420068 B2 JPH0420068 B2 JP H0420068B2 JP 11222584 A JP11222584 A JP 11222584A JP 11222584 A JP11222584 A JP 11222584A JP H0420068 B2 JPH0420068 B2 JP H0420068B2
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JP
Japan
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concrete
movable formwork
formwork
insulating sheet
heat insulating
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JP11222584A
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JPS60258368A (ja
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Hiromitsu Takada
Tomohiro Betsusho
Bunji Machi
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Shimizu Construction Co Ltd
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Shimizu Construction Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 この発明は、可動型枠を使用して構築される海
洋コンクリート構造物のコンクリート養生方法に
関する。
[従来の技術] 一般に、海洋コンクリート構造物は海象条件
(波浪、潮流)に適応するため、通常の陸上コン
クリート構造物に比べコンクリートを緻密に仕上
げ、かつ、その強度を高める必要があり、このた
め、富配合のコンクリートが使用される。特に、
該海洋コンクリート構造物が大水深の海域中に構
築される場合(例えば、石油生産プラツトフオー
ム)にはコンクリート躯体の表面にクラツクが生
じることがないように(すなわち、該クラツクに
海水が侵入してコンクリートの劣化を早める原因
となる。)、その施工管理は更に厳しいものとな
る。
しかして、通常の型枠工法によれば、富配合の
コンクリートに対し、型枠の取り外し時期並びに
その後の湿潤期間を適宜に決めることにより、該
コンクリートの養生を比較的容易になし得る利点
を有する反面、型枠の取付け・取り外しの手間、
並びに型枠を取り外さないでおく期間が比較的長
期に及ぶものであるので、施工能率が劣る欠点を
有する。
このため、型枠を順次移動させコンクリート構
造物を構築してゆく可動型枠を使用したいわゆる
可動型枠工法(スリツプフオーム工法ともいう。)
は施工能率のよいものとして該海洋コンクリート
構造物への適用が期待されるところである。
しかしながら、前述した富配合コンクリートを
使用した海洋コンクリート構造物に可動型枠工法
を適用するに当たりそのコンクリートの養生上、
以下の問題点を有することが本発明者らの研究の
結果判明した。
富配合のコンクリートは打設後の発熱量が大
きく、コンクリート躯体内部の温度が上昇する
ためコンクリート躯体の内部と外面との温度差
が大きくなり、温度応力によるクラツクが生じ
易くなるが、特に可動型枠工法においては、型
枠は早期に脱型されコンクリート躯体は外気に
さらされることになるのでコンクリート躯体の
内部と外面との温度差は更に大きくなり、クラ
ツクの発生する傾向は一層大きくなる。
可動型枠工法において、打設したコンクリー
ト躯体の湿潤を保持するため、通常、散水を行
うが、浮遊状態(乾ドツクから引き出され波が
殆どない水域で浮力を調整して行われる。)で
構築される海洋コンクリート構造物に対しては
該散水による養生水の流出は海洋汚染をひき起
こす。
[本発明の技術的課題] 本発明は上記実情に鑑み、上記問題点を克服す
べくなされたものであつて、海洋コンクリート構
造物を浮遊状態の下に可動型枠を使用して構築す
る際に好適なコンクリートの養生方法を提供する
ことをその目的(技術的課題)とする。
ロ 発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 第1番目の本発明の海洋コンクリート構造物の
コンクリート養生方法(以下「第1発明」とい
う)は上記目的を達成するため、次の構成(技術
的手段)を採る。すなわち、可動型枠により構築
される海洋コンクリート構造物において、可動型
枠にその上端を固設され該可動型枠より垂下され
て張設される保温シートをもつて、前記可動型枠
の脱型されたコンクリート躯体表面より所要の間
隔を保持して前記コンクリート躯体表面を所定長
さにわたつて断熱的に覆い、コンクリート躯体の
構築に伴い前記可動型枠を上昇移動させ、前記保
温シートにより前記可動型枠の脱型されたコンク
リート躯体を所要期間にわたつて養生する、こと
を特徴とする。
ここに、可動型枠に連動する保温シートは、可
動型枠に直接取り付けられる態様、あるいは可動
型枠に付帯する吊足場を介して取り付けられる態
様等を含み、要は、型枠の脱型された直後からコ
ンクリート躯体の表面を連続して断熱的に覆う機
能を奏するものである。
また、保温シートはコンクリート躯体表面より
所要の間〓すなわち有害な温度差を生じさせない
空間幅を保持するものであるが、その間〓は打設
されるコンクリートの種類あるいは保温シートの
材質等により適宜選択されるものであり、また、
本発明方法はその間〓保持手段の態様に限定され
るものでないことはいうまでもない。
この第1発明において、可動型枠の脱型された
コンクリート躯体の表面に水和水を確保するため
に被膜養生剤を塗布する態様を採ることができ
る。
第2番目の本発明の海洋コンクリート構造物の
コンクリート養生方法(以下「第2発明」とい
う)は、前記第1発明の構成に加え、保温シート
とコンクリート躯体表面との間の間〓部に加湿気
体を供給するものである。
ここに、加湿気体は通常加湿水蒸気が使用され
るが、加湿水蒸気あるいはその他の気体の加湿態
であつてもよい。
〔作用〕
第1発明の海洋コンクリート構造物のコンクリ
ート養生方法においては、打設されたコンクリー
トは可動型枠が脱型されても保温シートの断熱作
用によりコンクリート躯体の内外部の温度差を小
さくすることができ、その結果、コンクリート躯
体の外面の急冷に伴うクラツクの発生を防止す
る。
第2発明の海洋コンクリート構造物のコンクリ
ート養生方法においては、加湿気体は保温シート
内で効率的にコンクリート躯体を湿潤させ、か
つ、保温シートの作用とあいまつてコンクリート
躯体の内外面の温度差を緩和することになる。
[実施例] 第1図ないし第4図は本発明のコンクリート構
造物の養生方法の一実施例を示す。
以下、図に示す各部材について説明する。
1は構築される海洋コンクリート構造物の躯体
であつて、11はその外面、12は同じくその内
面である。該コンクリート構造物の躯体1は閉合
した壁状に形成されるとともに、その底部は有底
1Aとされ、全体として水中に浮遊可能である。
そして、その平面形状は円形状、四角形状、三角
形状あるいは十字形状等いかなる形状であつても
よく、また、壁体は鉛直に形成されることも、傾
斜状に形成されることも自由である。
該コンクリート躯体1は単位セメント量を500
Kg、水セメント比を35%とする富配合の高強度軽
量コンクリートで構成され、その壁厚は45cm程度
とし、通常のコンクリート構造物と同程度とされ
る。
2はコンクリート躯体1の内部に設置され該躯
体の上部に突出するロツドである。21は該ロツ
ド2の摺動を図るさや管である。
3は可動型枠装置であつて、型枠31、ヨーク
32(ヨーク水平材32a、ヨーク脚32b)及
び油圧ジヤツキ33の主要部材よりなる。
4は可動型枠装置3に取り付けられた吊足場で
あつて、該可動型枠装置3と連動して移動する。
該吊足場4は主としてパイプ材によつて組み立て
られる。
上記の可動型枠装置3及び吊足場4は公知のも
のであつて、図示のものに限定されるものではな
い。
5は保温シートであつて、吊足場4の外側並び
にコンクリート躯体1に沿つて張設される。該保
温シート5は密封状態を確保できるものであれば
足りるが、更に好ましくは柔軟性を有しかつ軽量
である素材が選択され、例えばプラスチツクシー
トが使用される。
6はスペーサである。該スペーサ6は軽量かつ
有孔のパイプよりなり保温シート5の内面に約
1.5mの上下間隔で平行状に固設される。
7は保温シート5の下端に固設された密封部材
である。該密封部材7は保温シート5の下端に固
設されたパイプ部材71を介してゴム板72を固
着し、パイプ部材71の自重によりゴム板72を
コンクリート躯体1の表面に押圧して密接させ
る。
次に、本実施例のコンクリート養生方法を詳述
する。
可動型枠装置3によるコンクリート躯体1の構
築は通常の可動型枠工法の手順によつて行われ
る。
すなわち、コンクリート躯体1に設置されたロ
ツド2に反力をとる油圧ジヤツキ33を介して型
枠31は適宜速度で滑揚され、上方へとコンクリ
ート躯体1を構築してゆく。該型枠31の上昇速
度は、材料の供給及び各作業(鉄筋の建込み、コ
ンクリリートの打設等)の施工速度等により制約
を受けるが、基本的には脱型直後のコンクリート
が自重に耐えうる強度の2倍(0.76Kg/cm2)にな
る強度が発現するに充分な速度を目安として決め
られる。
脱型されたコンクリート躯体1は、コンクリー
トの固化のために水和水の確保(湿潤度の確保)
が要請されるが、この湿潤度を確保するため、散
水養生は行わず、被膜養生剤をまだ固まらないコ
ンクリートの表面に塗布する。
被膜養生剤としては、例えば市販のアンチゾル
(日本シーカ社製、商品名)あるいはサランラテ
ツクス(旭ダウ社製、商品名)等が使用される。
該被膜養生剤を使用することにより、散水養生に
おけるように海域中に汚染水の流出がなく無公害
で実施することができる。
脱型されたコンクリート躯体1は更に保温シー
トにより保温養生される。
すなわち、脱型された直後のコンクリート躯体
1は養生は、吊足場4の外側面に張設された保温
シート5により形成された断熱空気層Hを介して
行われる。該断熱空気層Hによれば、作業者が余
裕をもつて作業ができ、被膜養生剤の塗布作業が
容易に行えるばかりでなく、脱型された直後のコ
ンクリート躯体1の表面に外力が作用することな
く好適な断熱空間を与えるものである。
また、吊足場4より下方のコンクリート躯体1
の養生は吊足場4よりコンクリート躯体1に沿つ
て垂設された保温シート5により形成された断熱
空気層Iにより行われる。該断熱空気層Iは少な
くとも2cmのすき間幅が必要であり、本実施例で
は、例えば径5cmの有孔パイプをスペーサとして
使用することにより保温シート5にたるみが生じ
たとしても最小限のすき間幅を確保している。
コンクリート躯体1の保温養生は、コンクリー
トが所要の強度を発揮するまで、かつ、コンクリ
ート躯体1の表面にクラツクが生じないように所
要期間(通常7日間程度)にわたつて実施され
る。このため、保温シート5は約10mの長さを必
要とする。
壁厚が45cmのコンクリート躯体1は、通常の配
合によるコンクリートであればそれ程の発熱量に
はならないが、本構造体のように単位セメント量
を500Kgとするとき相当量の発熱量となり、壁内
部のコンクリートの温度は高くなつて、壁内部と
壁表面との温度勾配は急なものとなる。このた
め、本実施例におけるような保温シートを施さな
いコンクリート躯体では温度応力クラツクの発生
を避けることのできいものである。
本実施例では保温シート5の下端にゴム板72
がシートの幅方向に取り付けられ、該ゴム板72
をコンクリート躯体1の表面に密着させることに
より保温シート5の下方からの空気の流入を遮断
し、断熱作用を促進させている。
更に、浮遊状態にされた海洋コンクリート構造
物の喫水を調節し、本実施例におけるように保温
シート5の下端を海面下1m程度に位置する態様
を採ることによりゴム板72の働きを借りずに断
熱空気層Iへの空気の流入を遮断することができ
る。
第5図に本発明のコンクリート養生方法の他の
実施例を示す。ここに、先の実施例と同等の部材
については同一の符号が付されている。
本実施例においては、保温シート5に固設され
るべきスペーサが省略され、加湿蒸気供給装置8
が付加される。該加湿蒸気供給装置8は、蒸気送
風機81とフレキシブルホース82とからなる。
Jは加湿蒸気供給装置8を搭載する台船である。
コンクリート躯体1の構築は先の実施例と同様
の手順でなされるが、コンクリートの養生につい
ては蒸気送風機81によりフレキシブルホース8
2を介して保温シート5とコンクリート躯体1の
表面との間の断熱空気層に加湿蒸気を送り込む。
加湿蒸気は保温シート5内で効率的にコンクリ
ート躯体1を湿潤させ、かつ、保温シートの作用
とあいまつてコンクリート躯体の温度差を緩和す
ることになる。従つて、本実施例においては、被
膜養生剤の塗布を省略することができる。また、
送風による加圧により保温シート5は外方にふく
らみ、コンクリート躯体表面と適宜のすき間間隔
を保持することができスペーサは不要となる。
[本発明の他の態様] 本発明のコンクリート養生方法は上述した実施
例の構成に限定されるものではなく、本発明の基
本的技術思想の範囲内で種々設計変更が可能であ
る。
すなわち、以下の態様は本発明の技術的範囲に
包含されるものである。
図示した実施例においては、海洋コンクリー
ト構造物のケーソン躯体についてのコンクリー
トの打設・養生を示したが、ケーソン躯体上部
の塔状構造物の構築にも適用されるものであ
る。
スペーサはパイプ部材に限られず、保温シー
トとコンクリート躯体表面とのすき間間隔を適
宜に決めることのできるものであれば如何なる
態様でもよい。
ハ 発明の効果 本第1・第2発明の養生方法によれば、海洋
コンクリート構造物の躯体にクラツクが生ぜ
ず、可動型枠を使用して大型海洋コンクリート
構造物、例えば石油プラツトフオーム等の構築
が可能となる。
保温シートは所定長さがあれば十分であり、
反復使用が可能である。
更に、第2発明によれば、まだ固まらないコ
ンクリートに対し、保温ならびに湿潤度の確保
が同時に達成することができ、かつ、海洋汚染
にならず無公害で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の海洋コンクリート構造物の養生
方法の実施例を示し、第1図はその一実施例の概
要を示す縦断面図、第2図は可動型枠装置の拡大
図、第3図はスペーサの取付け詳細図、第4図は
保温シートの下端の詳細図であり、第5図は他の
実施例の縦断面図である。 1……コンクリート躯体、11……外面、12
……内面、2……ロツド、21……さや管、3…
…可動型枠装置、31……型枠、32……ヨー
ク、33……油圧ジヤツキ、4……吊足場、5…
…保温シート、6……スペーサ、7……密封部
材、71……ゴム板、8……加湿蒸気供給装置、
H,I……断熱空気層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可動型枠により構築される海洋コンクリート
    構造物において、 可動型枠にその上端を固設され該可動型枠より
    垂下されて張設される保温シートをもつて、前記
    可動型枠の脱型されたコンクリート躯体表面より
    所要の間隔を保持して前記コンクリート躯体表面
    を所定長さにわたつて断熱的に覆い、 コンクリート躯体の構築に伴い前記可動型枠を
    上昇移動させ、前記保温シートにより前記可動型
    枠の脱型されたコンクリート躯体を所要期間にわ
    たつて養生する、 ことを特徴とする海洋コンクリート構造物のコン
    クリート養生方法。 2 可動型枠の脱型されたコンクリート躯体の表
    面に被膜養生剤を塗布する特許請求の範囲第1項
    に記載の海洋コンクリート構造物のコンクリート
    養生方法。 3 可動型枠により構築される海洋コンクリート
    構造物において、 可動型枠にその上端を固設され該可動型枠より
    垂下されて張設される保温シートをもつて、前記
    可動型枠の脱型されたコンクリート躯体表面より
    所要の間隔を保持して前記コンクリート躯体表面
    を所定長さにわたつて断熱的に覆い、 前記保温シートとコンクリート躯体表面との間
    の間〓部に加湿気体を供給するとともに、 コンクリート躯体の構築に伴い前記可動型枠を
    上昇移動させ、前記保温シートにより前記可動型
    枠の脱型されたコンクリート躯体を所要期間にわ
    たつて養生する、 ことを特徴とする海洋コンクリート構造物のコン
    クリート養生方法。
JP11222584A 1984-06-02 1984-06-02 可動型枠により構築される海洋コンクリ−ト構造物のコンクリ−ト養生方法 Granted JPS60258368A (ja)

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JPS6375220A (ja) * 1986-09-18 1988-04-05 Takenaka Komuten Co Ltd 水上潜函工法
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