JPH0420141B2 - - Google Patents

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JPH0420141B2
JPH0420141B2 JP58039907A JP3990783A JPH0420141B2 JP H0420141 B2 JPH0420141 B2 JP H0420141B2 JP 58039907 A JP58039907 A JP 58039907A JP 3990783 A JP3990783 A JP 3990783A JP H0420141 B2 JPH0420141 B2 JP H0420141B2
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ultrasonic
continuous
wave
nonlinear parameter
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Hirokuni Sato
Nobuyuki Ichida
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US06/587,522 priority patent/US4566460A/en
Priority to EP84301591A priority patent/EP0128635B1/en
Priority to DE8484301591T priority patent/DE3475651D1/de
Publication of JPS59164956A publication Critical patent/JPS59164956A/ja
Publication of JPH0420141B2 publication Critical patent/JPH0420141B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K11/00Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00
    • G01K11/22Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00 using measurement of acoustic effects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H3/00Measuring characteristics of vibrations by using a detector in a fluid
    • G01H3/10Amplitude; Power
    • G01H3/12Amplitude; Power by electric means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/024Mixtures
    • G01N2291/02491Materials with nonlinear acoustic properties
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/028Material parameters
    • G01N2291/02881Temperature
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/042Wave modes
    • G01N2291/0421Longitudinal waves

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (A) 発明の技術分野 本発明は、超音波媒体の等価非線形パラメータ
分布測定装置、特に生体組織等の超音波媒体の物
理特性の空間的分布を測定する方式に係り、音速
が音圧に対し、一次近似としては一定値である
が、二次近似としては音圧に比例するという非線
形性を示すのを利用し、この非線形パラメータの
空間的分布を媒体の特性値として測定し、更には
必要に応じてその空間的分布の映像化を高速に行
うようにした測定装置に関する。
(B) 技術の背景と問題点 本発明が利用する非線形パラメータ映像法の原
理は特願昭57−167036号(特許第1561131号(特
公平1−47182号公報))に詳述されている。そこ
では、ポンピング波として波長を順次変化させた
連続波を用い、ポンピング波の各波長に対する受
信信号の位相変化をそれぞれ求め、その波長−位
相関係をフーリエ変換する事により各部位におけ
る(B/A)eを求めている。しかし、上述の方法に は以下の様な問題がある。第1に、ポンピング波
の周波数をかなり広い範囲にわたつて変化させる
必要があるが、超音波振動子の帯域幅を充分に広
くした上に、ポンピング波の発生に必要とされる
だけの効率の良い(音圧の出せる)振動子を得る
のは必らずしも容易でない。第2に、(BA)eを 得る際にフーリエ変換を行うが、このため分解能
を上げようとすればする程多くの周波数のポンピ
ング波を用いる必要があり、データの集収に多く
の時間を必要とすると共にフーリエ変換にも時間
を要していた。
(C) 発明の目的と構成 本発明は、ポンピング波として連続波でなくパ
ルス波を用い、かつポンピング波を、被観察部位
をカバーしてかつ測定用ビームに交叉する平面波
に近いものとするよう構成し、測定用ビームが被
観察部位を透過中にポンピング波によつて受けた
位相変調を復調し、その復調信号に簡単な処理を
施すだけで従来の手法に比べ比較的簡単で容易か
つ高速に被観察部位の等価非線形パラメータ
(B/A)eの空間分布を得る事のできる超音波媒体の 非線形パラメータ測定装置を提供することを目的
としている。
本発明は、進行する測定波上の一つの点に注目
した場合、その点がポンピング波の影響を受ける
間に、その点が存在した領域の非線形パラメータ
(B/A)e(但し場所の関数)と、ポンピング波の音 圧P(但し時間の、従つて場所の関数)とのたた
み込み積分により定まる位相変調を受ける事を利
用して、受信信号を復調して得た位相情報をデコ
ンボリユーシヨンする事によりB/Aの分布を得よ うとするものである。そしてそのため、本発明は
特許請求の範囲記載の構成をもつことを特徴とし
ている。以下具体的に説明する。
(D) 発明の実施例 超音波媒体内の音圧がゼロの時の音速をC0
密度をρ0とすると測定波と直交する方向からPな
る音圧が加えられたときの音速Cは C=C0+1/2ρ0C0(B/A)eP ……(1) ここで(B/A)eは次式で定義され、「等価非線形 パラメータ」と呼ばれるものであり、不均一媒質
においては場所により異つた値を取る。
(B/A)e=2ρ0C0(∂Ci/∂Pjs ……(2) iとjは直交する方向であり、Sは等エントロ
ピーであることを示す。
一方、一般に音響の分野で用いられている非線
形パラメータB/Aは次のように定義されている。
B/A=2ρ0C0(∂Ci/∂Pis……(3) 等方体であればボアソン比をνとして(B/A)e とB/Aとの間には (B/A)e=(1+2ν−1/1−ν)B/A…
…(4) という関係があり、液体、生体組織ではν≒0.5
であるので(B/A)eB/Aとみなすことができる
従つて、ポンピング波の音圧Pにより、音速C
は、 △C=1/2ρ0C0(B/A)e・P ……(5) だけ変化する事になる。
今、第1図に示す様に、送信用超音波振動子
XAから測定用の連続波超音波ビームWnを図のZ
軸方向に被測定媒体中に送り込み、受信用超音波
振動子XBでこのビームを受信する。この時、測
定用ビームWnと交叉する方向から、別の超音波
振動子XPにより平面パルス波WPをポンピング波
として図示の様にx軸方向に送り込む。以下簡単
のため交叉角は直角であるとする。また、Wn
音圧はWPの音圧に比べて充分に小さく、式(1)〜
(5)のPとしてはWPによるものだけを考慮すれば
良いものとする。
ポンピング波WPが測定用ビームWnと交叉して
いる間には、測定用ビームWnの各Zにおける波
形は、式(5)により、場所により異なる音速変化 △C(z)=1/2ρ0C0(B/A)e(z)・P……(
6) を受ける事になり、従つて場所(z)により異つ
た△C(z)に比例する位相変化を受ける事にな
る。従つて、受信振動子XBからの受信信号の位
相情報及び予め測定しておいたPを用いて逆に
(B/A)e(z)を推定する事ができる。
以下では(B/A)e(z)の推定法を詳述する。
第2図は、測定用ビームWnが進行するにつれ
て、ポンピング波WPからどの様な音圧を受ける
かという事を模式的に示したものである。
ポンピング波の音圧をP(t)とする。時刻t
=0でz=z0にあつて音圧P(o)を受けていた
測定波(第2図A参照)は、時刻t=△tにはz
=z0+△z=z0+C0△tの位置にあり、この時に
はP(t+△t)の音圧を受ける(第2図B参
照)。以下同様にして時刻t=2△tにおいて第
2図C図示、時刻t=3△tにおいて第2図D図
示の如き音圧を受ける事になる。これから判る様
に、一般に、t=0においてz=z0にあつた測定
波が、z=zで受ける音速変化は △C(z)=1/2ρ0C0(B/A)e(z)P(△t) =1/2ρ0C0(B/A)e(z)P(z−z0/C0)…
…(7) 但し、ここで△C(z)の値はC0に比べて小さ
く、△tは測定波がz=z0からz=zまで移動す
るのに要する時間で △t=z−z0/C0 ……(8) で与えられると近似した。
従つて、t=0でz=z0にあつた測定波がz=
zで受ける位相の変化はKを比例定数として、 △(z)=K・(B/A)e(z)・P(z−z0/C0
) ……(9) となり、この測定波が送信振動子XAを出てから
受信振動子XBに受信されるまでの間に受ける位
相変化の総和は φ(z0)=∫ -∞△(z)dz =K∫ -∞(B/A)e(z)・P(z−z0/C0)dz
……(10) となる。ここで g(z0−z)=P(z−z0/C)……(11) と置くと式(10)は φ(z0)=K∫ -∞(B/A)e(z)g(z0−z)dy =K〔(B/A)e(z)*g(z)〕 ……(12) となる。
ここで、式(12)の「*」はいわゆるたたみ込
み積分である。この式は、(B/A)e(z)に対し て、g(z)なる関数が重み関数となつてφ(z0
を与える事を示している。
式(12)をフーリエ変換すれば Φ(ω)=K・(B/A)e(ω)・G(ω)……(13
) (但しΦ(ω)、(B/A)e(ω)、G(ω)はそれ
ぞ れφ(z)、(B/A)e(z)、g(z)のフーリエ
変 換、ωは座標軸Zに対する空間周波数) となり、これから (B/A)e(ω)=1/K1/G(ω)Φ(ω)……
(14) (B/A)e(z)=1/KF-1〔1/G(ω)Φ(ω)
〕 ……(15) として(B/A)e(z)を求める事ができる。
式(14)は、Φ(ω)を、1/K1/G(ω)なる周
波 数特性のフイルタに通す事によつて(B/A)e(ω) が得られる事を示している。従つて(B/A)e(z) を求める際には必ずしも式(15)の如きフーリエ
逆変換を行う必要はなく、周波数特性が1/K 1/G(ω)であるフイルタを予め用意しておき、そ れにφ(z)を入力する事により(B/A)e(z)が 出力として得られる。またG(ω)は式(11)を
用いてP(t)から求めておく事ができる。この
様にして得られたB/A(z)を映像として表示す れば、B/A(z)の空間分布像を得る事もできる。
以上、理論的な説明を行なつたが、次に本発明
の1実施例について第3図を用いて説明する。
第3図において、1はポンピング波の送信のタ
イミングを発生するタイミング制御部、2は測定
用連続波のための発振器、3は発振器出力を受け
て振動子を駆動するためのドライバ、4は測定波
送信用の振動子XA、5は被測定超音波媒体T、
6は測定波受信用の振動子XB、7は受信増幅器、
8は位相検出器、9は式(14)の1/K1/G(ω)で
定 義されるフイルタ、10はポンピング波用のドラ
イバ、11はポンピング波発生用の振動子XP
ある。またx1はXPから測定用ビームまでの距離、
z2は被測定区間の距離、z1は被測定区間とXBとの
距離である。第4図には第3図の主要部の時間波
形を示しており、第4図には第3図と同じ信号名
称を記してある。ポンピング波を送信してからポ
ンピング波が測定波の位置に到達するまでの時間
(x1/C0)と、ポンピング波による位相変調を受け た測定波が初めて振動子XBに到達するのに要す
る時間(z1/C0)との和をt1とすると、受信増幅器 7の出力VRは、第4図に示す様にポンピング波
の送信から時間t1の後に位相変調を受け始め、ポ
ンピング波による位相変調を受けた測定波が被測
定区間を通過してしまうまでの時間t2=z/C0の間 位相変調出力を出し続ける。位相検出器8は、発
振器2の出力とVRの位相を比較し、VRの位相を
時間の関数φ(t)として、従つて座標zの関数
として出力する。この出力が、フイルタ9に入力
され、等価非線形パラメータ(B/A)eが時間の関 数B/A(t)として、従つて座標zの関数として 得られる。
以上の如く、本発明によれば、超音波媒体の等
価非線形パラメータの空間分布(B/A)e(z)を、 従来の様にフーリエ変換の様な操作を伴う事な
く、簡単な構成で高速に得る事ができる。
以下、ポンピング波として正しい平面波が得ら
れない場合の対策について述べる。一般に、完全
な平面波を得るには無限に広い平板振動子を用い
る必要があり、これは実際上不可能である。近似
的に平面波を得る方法としては、振動子面から充
分に離れた所で、充分に曲率半径の大きくなつた
球面波の一部を使う事もあるが、ポンピング波と
して用いるには、単位面積当りのエネルギー密度
が小さくなり過ぎるので必らずしも適当でない。
従つて、充分な音圧を持つたポンピング波は、実
際には平面波とはならず、従つてその音圧は、時
間tだけでなく座標zによつても変化する事にな
り、平面波からのズレが無視できない位大きくな
つた場合にはその補正が必要となる。この補正は
以下の様にして行なう事ができる。
先ず、ポンピング波の音圧分布を、時間t及び
座標の関数P(z、t)として測定波ビームの線
上で予め測定しておく。このP(z、t)から、
t=0でz=z0にあつた測定波が、測定波ビーム
線上で受ける音圧変化をz0をパラメータとしてz
の関数gz0(z)として求めておく事ができる。こ
のgz0(z)が式(9)のP(z−z0/C0)に相当するもの となる。これを用いて、t=0でz=z0にあつた
測定波に対する重み関数(式(11)のg(z−z0
に相当する)を平面波の場合と同様にして求めて
おく事ができる。従つて、この重み関数の逆特性
を持つフイルタを平面波の場合と同様に予め用意
しておく事ができ、従つて(B/A)e(z0)を得る 事ができる。但し、平面波の場合と異なり、測定
波の注目している部分がt=0でz軸上のどの部
分にあるかによつて、つまりz0の値によつて、そ
の注目している部分がz軸上で受ける音圧分布が
異つてくる。その様子を第5図に模式的に示す。
なお、第5図Aはt=0の時点に球面波が到来し
ている場合の音圧分布を表わし、第5図Bはt=
0においてz=z1にあつた測定波に対して本来の
平面波のポンピング波を受けた場合のz軸上での
音圧分布、第5図Cはt=0においてz=z1にあ
つた測定波が球面波のポンピング波を受けた場合
のz軸上での音圧分布、第5図Dはt=0におい
てz=0であつた測定波が球面波のポンピング波
を受けた場合のz軸上での音圧分布を夫々表わし
ている。従つて、式(11)のg(z)に相当する
重み関数も、更には式(14)の1/G(ω)に対応す るフイルタも、z0をパラメータとして異なつたも
のとなる。つまり、このフイルタは、どのz座標
のB/A(z)を求めるのかという事により変化す るものとなるが、第5図に示す如く、z0の各値に
対して注目している測定波がz軸上で受ける音圧
を求める事ができるので、これから各z0の値に対
するフイルタ特性を予め計算しておく事ができ
る。第4図における位相検出器8の出力を時間的
に見るとこれは、逐次異なるz0に対応する位相変
化が出力されているから、この出力に対し、各z0
に対する上述のフイルタを順次作用させれば、平
面ポンピング波の時と同様にB/A(z)の分布を 得る事ができる。この時、順次異なる特性のフイ
ルタを作用させる方法としては、例えば、位相検
出器を一旦A/D変換した上でデイジタル・フイ
ルタリングを施しても良い。
特別な場合として、測定波ビームがポンピング
波の遠距離音場にある場合を考えると、ポンピン
グ波が球面波であるので、測定波ビーム上での音
圧分布はP(ωt−k√222) と書くことができる。ここでy≫x、yであり、
ポンプ波の十分遠距離音場であるとすると、ビー
ム上(y=y0)で P(ωt−k√222) ≒P(ωt−k(y0+x2+y2/2y0)) =P((ωt−ky0)−kx2+y2/2y0) ……(16) 第1項は(x、y、z)=(0、y0、0)なる映
像面の中心の位相であり、第2項は位置による位
相のずれを表わしている。従つて今 Z=z+k(x2+y2/2y0) ……(17) という変数変換を行えば、式(9)は △(Z)=K(B/A)e(z)P(Z−Z0/C0) ……(18) となり、以下式(9)ないし(15)によつて、(B/A)e (z)の像が得られる。よつてその像を式(17)
の関係から変数をZからzに戻してやると(B/A)e (z)の像が得られる。このようにポンピング
波と測定波ビームとをある程度距離をもたせるこ
とにより信号処理が非常に容易になる。以上の如
くポンピング波は必ずしも測定波に直交する平面
波でなくともよく、任意の形状、任意の交差角の
ものが利用できる。
本発明は更に、測定した(B/A)e(z)分布の S/N比を向上させる手段を提供している。等価
非線形パラメータと音圧との積による測定波の位
相変化量が小さい時には、本来の位相変化量φ
(z)に対して回路内その他で発生する雑音を無
視できなくなる。このため、φ(z)から求めた
(B/A)e(z)にも大きな雑音が含まれる事にな る。この様子を第6図に示す。第6図A図示の無
雑音の位相検出器出力φ(z)に第6図B図示の
雑音Nが加わる事により、第6図Cの図示の如き
信号が実際には出力される。この対策として、同
一測定部位をK回測定して第6図C図示のS1
SKの如き雑音に加わつた信号を得て、これらを
同一z座標の点毎に加算すると、各点において信
号成分は振幅でK倍されるが、雑音成分は電力で
K倍されるに過ぎず、もし雑音が不規則雑音であ
れば各点における雑音振幅は√倍されるにとど
まる。従つてS/N比は√倍改善されて第6図
D図示の如き出力が得られる事になる。
この方法を用いたシステム構成例を第7図に示
す。第7図において、第3図と同一の構成要素に
は同一の番号を付しており説明は省略する。第7
図において、13はポンピング波の送信繰り返し
周期Tだけ信号を遅らせる遅延回路であり、例え
ばCCDやBBD等のアナログ的手段で実現しても
良いし、またA/D変換器とシフトレジスタ又は
メモリとを用いたデイジタル的手段で実現して良
い事は言うまでもない。12は加算器であり、遅
延回路の種類に応じてアナログ又はデイジタルの
いずれのタイプでも良い。第7図図示の構成の場
合、位相検出器8の出力Siが同一のz軸座標の各
点毎に加算される事は明らかであり、いわゆる同
期加算によりS/N比の改善を行なう事ができ
る。
本発明においては、更に(B/A)e(z)の2次 元又は3次元分布を得る事が可能となる。これま
での説明で明らかな様に、特定の走査線上の
(B/A)e(z)の分布を得る事ができるから、送 信・受信振動子の対を相対位置を一定に保つたま
までxまたは/およびy方向に移動させ、各xま
たは/およびy座標に対応したメモリアドレスに
(B/A)e(z)の値を記憶しておけば、(B/A)e (z)の2次元または/および3次元分布を得る
事ができる。
第8図はその構成例で、第7図と同じ構成要素
には同一番号を付しており、説明は省略する。第
8図において、駆動部14は例えばステツピング
モータによつて振動子4,6の対を移動させる部
分であり、タイミング制御部1からの制御パルス
に応じて振動子の対の移動を行なう。位置検出部
15は例えばステツピングモータの軸に取り付け
られたロータリ・エンコーダ等により振動子4,
6の対の位置を検出する部分である。メモリ制御
部16は、タイミング制御部1からのポンピング
波送信同期信号やクロツク等を受けて位置検出部
15からの出力に対応したメモリアドレスを発生
する。メモリ17は、メモリ制御部16からの書
込/読出等の制御信号及びアドレスに従つて、フ
イルタ9の出力である(B/A)e(z)をA/D変 換した後、記憶する。表示部18は記憶された
(B/A)e(z)の分布をメモリから読み出して表示 する。
以上の如くすれば(B/A)e(z)の分布の2次 元又は3次元分布を得る事ができる事は明らかで
ある。
尚、第8図において、振動子4,6の対の移動
は機械的に行うものとしたが、振動子の対として
いわゆる電子スキヤン・プローブの対を用いる事
により、機械的走査を行なわなくても(B/A)e (z)の2次元分布が得られる様になる事は言う
までもない。又、第8図において、メモリ17を
用いず、表示管の残光特性を用いて(B/A)e(z) の2次元分布像を得ても良い事は言うまでもな
い。
(E) 発明の効果 以上述べた如く、本発明によれば、以前に提案
した超音波媒体の非線形パラメータ(B/A)e(z) の測定に比べ、より簡単なハードウエアで、より
高速にその分布を測定する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の概念を説明する
説明図、第3図は本発明の一実施例構成、第4図
は第3図図示構成の動作を説明する説明図、第5
図は球面波のポンピング波が到来する場合を説明
する説明図、第6図はS/N比を向上する態様を
説明する説明図、第7図は第6図に対応する一実
施例構成、第8図は二次元または三次元像を得る
場合の一実施例構成を示す。 図中、1はタイミング制御部、2は発振器、3
はドライバ、4は送信用振動子、5は被測定超音
波媒体、6は受信用振動子、7は受信増幅器、8
は位相検出器、9はフイルタ、10はポンピング
波用のドライバ、11はポンピング波発生用振動
子、13は遅延回路、14は駆動部を表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 超音波媒体を透過する測定用連続超音波
    ビームを送信・受信する一対の超音波振動子
    と、 (ロ) 該測定用連続超音波ビームと交差し、被観察
    部位をカバーするだけのビーム幅を持つポンピ
    ング・パルス用超音波を送信する超音波振動子
    と、 (ハ) 該ポンピング・パルスによつて、各々の部位
    における等価非線形パラメータ値に応じた位相
    遷移を受けて透過してくる測定用連続超音波を
    受信してその位相遷移量を時間の関数として検
    出する手段と、 (ニ) 該時間関数としての位相遷移量を、上記ポン
    ピング・パルスの周波数特性の逆特性にほぼ等
    しいフイルタに通すことにより、上記測定用連
    続超音波ビーム上の等価非線形パラメータ超音
    波の空間分布を得る手段と、 を持つことを特徴とする超音波媒体の等価非線形
    パラメータ分布測定装置。 2 (イ) 超音波媒体を透過する測定用連続超音波
    ビームを送信・受信する一対の超音波振動子
    と、 (ロ) 該測定用連続超音波ビームと交差し、被観察
    部位をカバーするだけのビーム幅を持つポンピ
    ング・パルス用超音波を送信する超音波振動子
    と、 (ハ) 該ポンピング・パルスによつて、各々の部位
    における等価非線形パラメータ値に応じた位相
    遷移を受けて透過してくる測定用連続超音波を
    受信してその位相遷移量を時間の関数として検
    出する手段と、 (ニ) 該時間関数としての位相遷移量を、上記ポン
    ピング・パルスの周波数特性の逆特性にほぼ等
    しいフイルタに通すことにより、上記測定用連
    続超音波ビーム上の等価非線形パラメータ超音
    波の空間分布を得る手段と、 (ホ) ポンピング波の音圧分布を場所及び時間の関
    数として予め測定しておき、上記等価非線形パ
    ラメータの測定線上の空間分布を得るに当たつ
    て、上記予め測定された音圧分布を用いて補正
    を行う手段と、 を持つことを特徴とする超音波媒体の等価非線形
    パラメータ分布測定装置。 3 (イ) 超音波媒体を透過する測定用連続超音波
    ビームを送信・受信する一対の超音波振動子
    と、 (ロ) 該測定用連続超音波ビームと交差し、被観察
    部位をカバーするだけのビーム幅を持つポンピ
    ング・パルス用超音波を送信する超音波振動子
    と、 (ハ) 該ポンピング・パルスによつて、各々の部位
    における等価非線形パラメータ値に応じた位相
    遷移を受けて透過してくる測定用連続超音波を
    受信してその位相遷移量を時間の関数として検
    出する手段と、 (ニ) 該時間関数としての位相遷移量を、上記ポン
    ピング・パルスの周波数特性の逆特性にほぼ等
    しいフイルタに通すことにより、上記測定用連
    続超音波ビーム上の等価非線形パラメータ超音
    波の空間分布を得る手段と、 (ホ) 上記等価非線形パラメータの測定ビーム線上
    の空間分布を得るに当たつて、同一の測定ビー
    ム線上の同一位置に対応する位相遷移量を、複
    数回のポンピング波の送信に対応して加算する
    同期加算回路と、 を持つことを特徴とする超音波媒体の等価非線形
    パラメータ分布測定装置。 4 (イ) 超音波媒体を透過する測定用連続超音波
    ビームを送信・受信する一対の超音波振動子
    と、 (ロ) 該測定用連続超音波ビームと交差し、被観察
    部位をカバーするだけのビーム幅を持つポンピ
    ング・パルス用超音波を送信する超音波振動子
    と、 (ハ) 該ポンピング・パルスによつて、各々の部位
    における等価非線形パラメータ値に応じた位相
    遷移を受けて透過してくる測定用連続超音波を
    受信してその位相遷移量を時間の関数として検
    出する手段と、 (ニ) 該時間関数としての位相遷移量を、上記ポン
    ピング・パルスの周波数特性の逆特性にほぼ等
    しいフイルタに通すことにより、上記測定用連
    続超音波ビーム上の等価非線形パラメータ超音
    波の空間分布を得る手段と、 (ホ) 上記送信・受信振動子の対を一次元的または
    二次元的に走査する事により、二次元的または
    三次元的な等価非線形パラメータ分布像を得る
    ための手段と、 を持つことを特徴とする超音波媒体の等価非線形
    パラメータ分布測定装置。
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