JPH042019Y2 - - Google Patents
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- JPH042019Y2 JPH042019Y2 JP12174087U JP12174087U JPH042019Y2 JP H042019 Y2 JPH042019 Y2 JP H042019Y2 JP 12174087 U JP12174087 U JP 12174087U JP 12174087 U JP12174087 U JP 12174087U JP H042019 Y2 JPH042019 Y2 JP H042019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- shaped member
- hole
- base
- pressing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、射出成形機やプレス機械等の金型
等を使用状態にクランプする場合に使用されるク
ランプ装置に関する。
等を使用状態にクランプする場合に使用されるク
ランプ装置に関する。
〈従来の技術〉
従来のクランプ装置の例としては、実公昭61−
36340号に開示されたものがある。この金型クラ
ンプ装置は、金型を装着するプラテン面にクラン
プボデイを固定し、このクランプボデイにプラテ
ン面側に勾配面を備えたウエツジをプラテン面に
平行に進退可能に嵌入すると共に背側にウエツジ
と係合する受圧面を備えたクランプ爪を前方に転
倒可能に枢支し、かつこのクランプ爪と上記ウエ
ツジとの間にクランプ爪引戻し機構を設けてあ
る。この構成により、金型及びプラテン側に加工
を要さず、またアンロツク時にクランプ爪とクラ
ンプ爪引戻し機構とウエツジとを金型装着スペー
スに出張らせず、金型をウエツジ方式でロツクす
ることができる。このクランプ爪引戻し機構は、
クランプ爪の枢着端部の両側の背側に位置させて
突設されたピンと、ウエツジの前端部の両側にプ
ラテン面側に延出するように設けられた引戻片と
で構成されており、ウエツジの後退工程で引戻片
がピンに係合してクランプ爪を金型のベースから
離れる方向に回動させて引戻す構造になつてい
る。
36340号に開示されたものがある。この金型クラ
ンプ装置は、金型を装着するプラテン面にクラン
プボデイを固定し、このクランプボデイにプラテ
ン面側に勾配面を備えたウエツジをプラテン面に
平行に進退可能に嵌入すると共に背側にウエツジ
と係合する受圧面を備えたクランプ爪を前方に転
倒可能に枢支し、かつこのクランプ爪と上記ウエ
ツジとの間にクランプ爪引戻し機構を設けてあ
る。この構成により、金型及びプラテン側に加工
を要さず、またアンロツク時にクランプ爪とクラ
ンプ爪引戻し機構とウエツジとを金型装着スペー
スに出張らせず、金型をウエツジ方式でロツクす
ることができる。このクランプ爪引戻し機構は、
クランプ爪の枢着端部の両側の背側に位置させて
突設されたピンと、ウエツジの前端部の両側にプ
ラテン面側に延出するように設けられた引戻片と
で構成されており、ウエツジの後退工程で引戻片
がピンに係合してクランプ爪を金型のベースから
離れる方向に回動させて引戻す構造になつてい
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉
前記従来のクランプ装置は、クランプ爪がウエ
ツジに押されて前方に回動して金型のベースをこ
のクランプ爪とプラテン面との間に挟込んでクラ
ンプする構造なので、ベースの厚みがこのクラン
プ装置に対応する所定の厚みであるときにはじめ
て勾配面と受圧面とが面接触してウエツジによる
楔効果により所定のクランプ力を発生する。しか
し、実際において勾配面と受圧面とが面接触して
クランプ状態となるようにベースの厚みを所定の
厚みに加工するには高い加工精度が必要であり、
ベースの厚みが上記の所定の厚みより少し厚いと
きは問題はないかも知れないがウエツジの勾配面
とクランプ爪の受圧面とが面接触せず先端側で線
接触となり、また逆にベースが所定の厚みよりも
少しでも薄いと勾配面の後部分でクランプ爪の受
圧面の後端に線接触してこれを押圧することにな
るのでこの時のクランプ力は上記の所定の厚みの
ベースをクランプする力よりも小さくなるという
問題がある。
ツジに押されて前方に回動して金型のベースをこ
のクランプ爪とプラテン面との間に挟込んでクラ
ンプする構造なので、ベースの厚みがこのクラン
プ装置に対応する所定の厚みであるときにはじめ
て勾配面と受圧面とが面接触してウエツジによる
楔効果により所定のクランプ力を発生する。しか
し、実際において勾配面と受圧面とが面接触して
クランプ状態となるようにベースの厚みを所定の
厚みに加工するには高い加工精度が必要であり、
ベースの厚みが上記の所定の厚みより少し厚いと
きは問題はないかも知れないがウエツジの勾配面
とクランプ爪の受圧面とが面接触せず先端側で線
接触となり、また逆にベースが所定の厚みよりも
少しでも薄いと勾配面の後部分でクランプ爪の受
圧面の後端に線接触してこれを押圧することにな
るのでこの時のクランプ力は上記の所定の厚みの
ベースをクランプする力よりも小さくなるという
問題がある。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、所定の基盤面に固定されその基盤面
に略沿つた方向の貫通孔を有する本体と、上記貫
通孔内に貫通孔の上記基盤と反対側の内面に沿い
かつ貫通孔の方向に進退できるように収容され基
盤側にその反対側の面に対し進退方向の前端部に
向つて徐々に接近する斜面を有する楔状部材と、
その楔状部材の後端部に連結された進退駆動部
と、上記貫通孔内の上記楔状部材の基盤側に貫通
孔の方向に進退できるように収容され上記斜面に
接した斜面からなる受圧面を有し基盤側の面の先
端部を押圧部に形成されておりその押圧部より後
部に基盤側に突出し貫通孔内面に当接するように
ばねを介して支持された複数個の転子を有する押
圧部材と、上記駆動部による上記楔状部材の前進
の途中まで上記押圧部材を伴つて前進しその途中
から楔状部材のみが前進するようにかつ駆動部に
よる楔状部材の後退の途中から押圧部材を伴つて
後退するように設けた連動手段とからなるもので
ある。
に略沿つた方向の貫通孔を有する本体と、上記貫
通孔内に貫通孔の上記基盤と反対側の内面に沿い
かつ貫通孔の方向に進退できるように収容され基
盤側にその反対側の面に対し進退方向の前端部に
向つて徐々に接近する斜面を有する楔状部材と、
その楔状部材の後端部に連結された進退駆動部
と、上記貫通孔内の上記楔状部材の基盤側に貫通
孔の方向に進退できるように収容され上記斜面に
接した斜面からなる受圧面を有し基盤側の面の先
端部を押圧部に形成されておりその押圧部より後
部に基盤側に突出し貫通孔内面に当接するように
ばねを介して支持された複数個の転子を有する押
圧部材と、上記駆動部による上記楔状部材の前進
の途中まで上記押圧部材を伴つて前進しその途中
から楔状部材のみが前進するようにかつ駆動部に
よる楔状部材の後退の途中から押圧部材を伴つて
後退するように設けた連動手段とからなるもので
ある。
〈作用〉
金型をクランプするときは、駆動部が楔状部材
を後退位置から前進位置側へ駆動することによ
り、この楔状部材の前進に伴つて押圧部材が貫通
孔内位置から貫通孔から突出する突出位置側に前
進して途中で停止し、更に楔状部材のみが前進し
て楔状部材の斜面が押圧部材の受圧面を押圧し、
押圧部材の基盤側の面に設けた支持用のばねを圧
縮させて押圧部材を基盤側に移動させる。これに
よつて押圧部が金型のクランプ用縁部を基盤面に
対して垂直方向に押圧して金型クランプ状態とす
る。金型クランプ状態を解除するときは、楔状部
材と押圧部材との間に隙間が生じる方向に楔状部
材を前進位置から後退位置側へ駆動することによ
り、この隙間分だけ押圧部材の支持用のばねが伸
長して、押圧部は金型のクランプ用縁部から離れ
る側に移動する。更に楔状部材が後退すると楔状
部材と共に押圧部材も後退して貫通孔内位置に至
る。
を後退位置から前進位置側へ駆動することによ
り、この楔状部材の前進に伴つて押圧部材が貫通
孔内位置から貫通孔から突出する突出位置側に前
進して途中で停止し、更に楔状部材のみが前進し
て楔状部材の斜面が押圧部材の受圧面を押圧し、
押圧部材の基盤側の面に設けた支持用のばねを圧
縮させて押圧部材を基盤側に移動させる。これに
よつて押圧部が金型のクランプ用縁部を基盤面に
対して垂直方向に押圧して金型クランプ状態とす
る。金型クランプ状態を解除するときは、楔状部
材と押圧部材との間に隙間が生じる方向に楔状部
材を前進位置から後退位置側へ駆動することによ
り、この隙間分だけ押圧部材の支持用のばねが伸
長して、押圧部は金型のクランプ用縁部から離れ
る側に移動する。更に楔状部材が後退すると楔状
部材と共に押圧部材も後退して貫通孔内位置に至
る。
〈実施例〉
この考案の1実施例を第1図乃至第4図を用い
て説明する。このクランプ装置は、第1図及び第
2図に示すように単一シリンダ機構からなる進退
駆動部12によつて本体3内に設けた楔状部材1
0と押圧部材9とを動作させて金型18を基盤面
2に固定する。本体3は外形が略四角の筒形で外
壁部13と下壁部14とからなつており、4本の
ボルト50によつて基盤面2に固定されている。
外壁部13は断面が円形状で基盤面2に沿つた方
向の貫通孔4と、この貫通孔4から続く基盤面2
側と金型18側に開口する溝部51とを有し、下
壁部14は外壁部13と基盤面2との間に挟まれ
てボルト52によつて外壁部13に固定されてい
る。本体溝部51の金型18側の開孔端の基盤面
2側の内縁に、つまり下壁部14に、ストツパ1
5が突設されている。この本体3の貫通孔4内に
楔状部材10と溝部51内に押圧部材9を設けて
ある。
て説明する。このクランプ装置は、第1図及び第
2図に示すように単一シリンダ機構からなる進退
駆動部12によつて本体3内に設けた楔状部材1
0と押圧部材9とを動作させて金型18を基盤面
2に固定する。本体3は外形が略四角の筒形で外
壁部13と下壁部14とからなつており、4本の
ボルト50によつて基盤面2に固定されている。
外壁部13は断面が円形状で基盤面2に沿つた方
向の貫通孔4と、この貫通孔4から続く基盤面2
側と金型18側に開口する溝部51とを有し、下
壁部14は外壁部13と基盤面2との間に挟まれ
てボルト52によつて外壁部13に固定されてい
る。本体溝部51の金型18側の開孔端の基盤面
2側の内縁に、つまり下壁部14に、ストツパ1
5が突設されている。この本体3の貫通孔4内に
楔状部材10と溝部51内に押圧部材9を設けて
ある。
楔状部材10は、外形が円柱で基盤面2側に斜
面53を備えており、これによつて金型18側の
端部に向つて徐々に細くなる楔形状をなしてお
り、貫通孔4内を貫通方向に移動可能である。こ
の斜面53の傾斜角aは約7〜8度程度であり、
斜面53の途中に貫通方向に直角な方向の凹溝1
6を設けてある。楔状部材10の貫通孔4に面す
る他の面は、貫通孔4に沿つて平行に形成されて
おり、金型18と反対側の端部は上記シリンダ機
構のピストン20の先端のロツド21と螺合結合
できるねじ孔5が設けられている。
面53を備えており、これによつて金型18側の
端部に向つて徐々に細くなる楔形状をなしてお
り、貫通孔4内を貫通方向に移動可能である。こ
の斜面53の傾斜角aは約7〜8度程度であり、
斜面53の途中に貫通方向に直角な方向の凹溝1
6を設けてある。楔状部材10の貫通孔4に面す
る他の面は、貫通孔4に沿つて平行に形成されて
おり、金型18と反対側の端部は上記シリンダ機
構のピストン20の先端のロツド21と螺合結合
できるねじ孔5が設けられている。
進退駆動部12は、シリンダ19に内嵌するピ
ストン20を圧油によつて駆動するもので、第1
図に見られるようにピストン20の右側のロツド
21の右端が楔状部材10のねじ孔5に螺合結合
しており、ピストン20はシリンダ19と本体3
の接合部分の内側に固定された環状ブロツク22
の内周面に沿つて摺動可能である。ピストン20
の図における左端に円盤状の抜け止め部23を設
けてあり、この抜け止め部23と環状ブロツク2
2との間に環状の第2ピストン24を設けてい
る。第2ピストン24の外周面はシリンダ19の
内周面25に当接し、この第2ピストン24の内
周面はピストン20の外周面26に当接して摺動
できる構造である。シリンダ19の側面には、第
4図に示すように圧油の給排口41,42を設け
てある。第1の給排口41はシリンダ19内の右
端位置、すなわち環状ブロツク22と第2ピスト
ン24とが当接する位置に形成された部屋19a
に連通し、第2の給排口42はシリンダ19内の
左端位置に連通するように設けてある。
ストン20を圧油によつて駆動するもので、第1
図に見られるようにピストン20の右側のロツド
21の右端が楔状部材10のねじ孔5に螺合結合
しており、ピストン20はシリンダ19と本体3
の接合部分の内側に固定された環状ブロツク22
の内周面に沿つて摺動可能である。ピストン20
の図における左端に円盤状の抜け止め部23を設
けてあり、この抜け止め部23と環状ブロツク2
2との間に環状の第2ピストン24を設けてい
る。第2ピストン24の外周面はシリンダ19の
内周面25に当接し、この第2ピストン24の内
周面はピストン20の外周面26に当接して摺動
できる構造である。シリンダ19の側面には、第
4図に示すように圧油の給排口41,42を設け
てある。第1の給排口41はシリンダ19内の右
端位置、すなわち環状ブロツク22と第2ピスト
ン24とが当接する位置に形成された部屋19a
に連通し、第2の給排口42はシリンダ19内の
左端位置に連通するように設けてある。
上記のピストン20と第2ピストン24の構造
は、ピストン20が押圧部材9を突出位置側に押
し出す力が第2ピストン24が押圧部材9を貫通
孔内位置側に引き戻す力よりも小さくなるように
してある。これは、楔状部材10が本体3の内側
壁と押圧部材9との間に噛み込まれても外せるよ
うにしたものである。
は、ピストン20が押圧部材9を突出位置側に押
し出す力が第2ピストン24が押圧部材9を貫通
孔内位置側に引き戻す力よりも小さくなるように
してある。これは、楔状部材10が本体3の内側
壁と押圧部材9との間に噛み込まれても外せるよ
うにしたものである。
押圧部材9は、本体3の溝部51に挿入されて
いる。上面が楔状部材10の斜面53に沿う受圧
面54を備えており、下面が基盤面2に略平行な
面7を備えており、金型18側に向つて徐々に太
い楔状に形成されている。押圧部材9は、溝部5
1内を貫通方向に移動可能であり、かつ基盤面2
に垂直な方向に少し移動可能である。押圧部材9
の金型18側端部の基盤面2側は、凸状に形成さ
れた押圧部6を備えており、駆動部12側寄りの
下面7には貫通孔4の方向に沿つて2つの開孔2
7が穿設されている。この各開孔27内に角ばね
28が収容されており、角ばね28の下端と本体
3の内側面との間に転子29が配置されている。
角ばね28がこの2個の転子29を基盤面2側に
押し下げて押圧部材9を支持し、これによつて押
圧部材9を楔状部材10側に押圧する。押圧部材
9の受圧面54には、下面7の2つの開孔27の
間の位置に1つの開孔30が穿設されている。開
孔30内には角ばね31が収容されており、角ば
ね31の上側にローラー33が配置されている。
押圧部材9の左端部には左方へ伸延したロツド3
4が上下変移可能に結合されている。
いる。上面が楔状部材10の斜面53に沿う受圧
面54を備えており、下面が基盤面2に略平行な
面7を備えており、金型18側に向つて徐々に太
い楔状に形成されている。押圧部材9は、溝部5
1内を貫通方向に移動可能であり、かつ基盤面2
に垂直な方向に少し移動可能である。押圧部材9
の金型18側端部の基盤面2側は、凸状に形成さ
れた押圧部6を備えており、駆動部12側寄りの
下面7には貫通孔4の方向に沿つて2つの開孔2
7が穿設されている。この各開孔27内に角ばね
28が収容されており、角ばね28の下端と本体
3の内側面との間に転子29が配置されている。
角ばね28がこの2個の転子29を基盤面2側に
押し下げて押圧部材9を支持し、これによつて押
圧部材9を楔状部材10側に押圧する。押圧部材
9の受圧面54には、下面7の2つの開孔27の
間の位置に1つの開孔30が穿設されている。開
孔30内には角ばね31が収容されており、角ば
ね31の上側にローラー33が配置されている。
押圧部材9の左端部には左方へ伸延したロツド3
4が上下変移可能に結合されている。
ロツド34は、本体3の左端壁を摺動可能に貫
通して外側に突出し、そのロツド34の先端部に
は、円柱状の被感知部材35を設けてある。この
ロツド34の先端部を覆うカバー36の内側には
ピストン20が右方へ前進移動したときまたは左
方へ後退移動したとき夫々に対応する被感知部材
35の移動位置にこの被感知部材35があること
を感知するリミツトスイツチ37,37が設けて
ある。
通して外側に突出し、そのロツド34の先端部に
は、円柱状の被感知部材35を設けてある。この
ロツド34の先端部を覆うカバー36の内側には
ピストン20が右方へ前進移動したときまたは左
方へ後退移動したとき夫々に対応する被感知部材
35の移動位置にこの被感知部材35があること
を感知するリミツトスイツチ37,37が設けて
ある。
端子台38は、マイクロスイツチ37,37の
リード線端子を固定し、リード線と外部の電線と
を接続するための台である。
リード線端子を固定し、リード線と外部の電線と
を接続するための台である。
楔状部材10の斜面53の先端部に基盤面2側
に突出してピン39が設けられており、押圧部材
9の受圧面54の先端部に貫通孔方向に設けた溝
40に挿入されている。
に突出してピン39が設けられており、押圧部材
9の受圧面54の先端部に貫通孔方向に設けた溝
40に挿入されている。
以上のクランプ装置は、第1図で示すように基
盤面2に取付けてあり、金型18をクランプして
いないときは楔状部材10が貫通孔内位置にあ
り、押圧部材9が溝部内位置にある。受圧面54
側のローラー33は角ばね31の伸長によつて楔
状部材10の凹溝16に係合しており、この角ば
ね31は押圧部材9の支持用の角ばね28よりも
伸長力を弱いものとしてあり、支持用の角ばね2
8が押圧部材9を楔状部材10側に押圧してい
る。これによつて押圧部6は金型18のクランプ
用縁部17より少し上側の位置にある。金型18
をクランプするときは、第2図に示すように圧油
をピストン20の後面に供給し、駆動部12を動
作させる。楔状部材10は、貫通孔4に案内さ
れ、また押圧部材9はローラー33が凹溝16に
係合しているので楔状部材10と共に溝部51に
沿つて前進する。この前進の途中で押圧部材9の
下面7側の右端が本体3の下壁部14のストツパ
15に当接して押圧部材9は停止する。このと
き、押圧部6はクランプ用縁部17の丁度真上の
位置にある。更に楔状部材10が前進すると斜面
53がローラー33を押し下げて、ローラー33
が凹溝16から外れて開孔30内に入り込む。こ
れによつて楔状部材10が押圧部材9を押下げる
ようになり、支持用角ばね28,28は圧縮され
て、押圧部6はクランプ用縁部17を基盤面2に
対して直角方向に押圧する。即ち、楔状部材10
の楔作用によつて圧油によりピストン20を押圧
する力よりも大きいクランプ力で金型18を固定
する。また押圧部6がクランプ用縁部17を押圧
した状態は、押圧部材9と貫通孔4の上側内面と
の間に楔を打ち込んだ状態であるから図示のB方
向の油圧が消滅しても、上記のクランプ作用はそ
のまま維持される。これは図示Y1方向にかかる
力の反力である押し上げ分力Y2によつて、楔状
部材10の上側面と貫通孔4の上側内面との接触
面に大きな摩擦力を生じ、反面、楔状部材10を
後退させる移動方向分力は微小の力しかかからな
い。従つて、楔状部材10は上記のクランプ状態
の位置に停止し、よつて押圧部材9もそのまま金
型18を保持する。なお、クランプ解除のとき
は、第1の給排口41から圧油が供給され第2ピ
ストン24を介しピストン20の後退と共に楔状
部材10が後退することによつて楔状部材10の
斜面53と押圧部材9の受圧面54との間に隙間
を生じる方向の移動をし、この隙間分だけ押圧部
材9の下面7に設けた2本の角ばね28,28が
伸長して押圧部材9を基盤面2に対して直角方向
に押し上げ、押圧部6もクランプ用縁部17から
離れる。更に楔状部材10が後退すると受圧面5
4のローラー33が斜面53の凹溝16に係合
し、楔状部材10の後退と共に押圧部材9も貫通
孔内位置移動する。ここで楔状部材10の後退工
程でローラー33が凹溝16から右側へ外れた時
は、ピン39が押圧部材9の受圧面54に設けた
溝40の内側端に係合することによつて押圧部材
9が強制的に後退側に戻され、貫通孔4の外側に
抜け出すことを防止する。
盤面2に取付けてあり、金型18をクランプして
いないときは楔状部材10が貫通孔内位置にあ
り、押圧部材9が溝部内位置にある。受圧面54
側のローラー33は角ばね31の伸長によつて楔
状部材10の凹溝16に係合しており、この角ば
ね31は押圧部材9の支持用の角ばね28よりも
伸長力を弱いものとしてあり、支持用の角ばね2
8が押圧部材9を楔状部材10側に押圧してい
る。これによつて押圧部6は金型18のクランプ
用縁部17より少し上側の位置にある。金型18
をクランプするときは、第2図に示すように圧油
をピストン20の後面に供給し、駆動部12を動
作させる。楔状部材10は、貫通孔4に案内さ
れ、また押圧部材9はローラー33が凹溝16に
係合しているので楔状部材10と共に溝部51に
沿つて前進する。この前進の途中で押圧部材9の
下面7側の右端が本体3の下壁部14のストツパ
15に当接して押圧部材9は停止する。このと
き、押圧部6はクランプ用縁部17の丁度真上の
位置にある。更に楔状部材10が前進すると斜面
53がローラー33を押し下げて、ローラー33
が凹溝16から外れて開孔30内に入り込む。こ
れによつて楔状部材10が押圧部材9を押下げる
ようになり、支持用角ばね28,28は圧縮され
て、押圧部6はクランプ用縁部17を基盤面2に
対して直角方向に押圧する。即ち、楔状部材10
の楔作用によつて圧油によりピストン20を押圧
する力よりも大きいクランプ力で金型18を固定
する。また押圧部6がクランプ用縁部17を押圧
した状態は、押圧部材9と貫通孔4の上側内面と
の間に楔を打ち込んだ状態であるから図示のB方
向の油圧が消滅しても、上記のクランプ作用はそ
のまま維持される。これは図示Y1方向にかかる
力の反力である押し上げ分力Y2によつて、楔状
部材10の上側面と貫通孔4の上側内面との接触
面に大きな摩擦力を生じ、反面、楔状部材10を
後退させる移動方向分力は微小の力しかかからな
い。従つて、楔状部材10は上記のクランプ状態
の位置に停止し、よつて押圧部材9もそのまま金
型18を保持する。なお、クランプ解除のとき
は、第1の給排口41から圧油が供給され第2ピ
ストン24を介しピストン20の後退と共に楔状
部材10が後退することによつて楔状部材10の
斜面53と押圧部材9の受圧面54との間に隙間
を生じる方向の移動をし、この隙間分だけ押圧部
材9の下面7に設けた2本の角ばね28,28が
伸長して押圧部材9を基盤面2に対して直角方向
に押し上げ、押圧部6もクランプ用縁部17から
離れる。更に楔状部材10が後退すると受圧面5
4のローラー33が斜面53の凹溝16に係合
し、楔状部材10の後退と共に押圧部材9も貫通
孔内位置移動する。ここで楔状部材10の後退工
程でローラー33が凹溝16から右側へ外れた時
は、ピン39が押圧部材9の受圧面54に設けた
溝40の内側端に係合することによつて押圧部材
9が強制的に後退側に戻され、貫通孔4の外側に
抜け出すことを防止する。
この実施例において、駆動部12による楔状部
材10の前進の途中まで押圧部材9を伴つて前進
させ、その途中から楔状部材10のみを前進する
ように、かつ駆動部12による楔状部材10の後
退の途中から押圧部材9を伴つて後退するように
するために、押圧部材9の受圧面54に穿設した
開孔30内の角ばね31によつて支持されたロー
ラー33と楔状部材10の斜面53に凹溝16と
を設けたが、この変りに他の手段を用いることも
でき、例えば押圧部材9を後退位置からストツパ
ー15に当接する突出位置側に押圧するように押
圧部材9の左端とロツド34の貫通する支持孔を
設けた部材56との間の溝部51に圧縮ばねを設
け、既設のピン39によつて楔状部材10の後退
の途中から押圧部材9を伴つて後退するようにし
て上記実施例に示す作用をさせることができる。
材10の前進の途中まで押圧部材9を伴つて前進
させ、その途中から楔状部材10のみを前進する
ように、かつ駆動部12による楔状部材10の後
退の途中から押圧部材9を伴つて後退するように
するために、押圧部材9の受圧面54に穿設した
開孔30内の角ばね31によつて支持されたロー
ラー33と楔状部材10の斜面53に凹溝16と
を設けたが、この変りに他の手段を用いることも
でき、例えば押圧部材9を後退位置からストツパ
ー15に当接する突出位置側に押圧するように押
圧部材9の左端とロツド34の貫通する支持孔を
設けた部材56との間の溝部51に圧縮ばねを設
け、既設のピン39によつて楔状部材10の後退
の途中から押圧部材9を伴つて後退するようにし
て上記実施例に示す作用をさせることができる。
また別に、一般に楔の引き抜きには押し込み時
の作用力よりも大きい作用力を要することが多い
がこの実施例では駆動部12には後退駆動力を前
進駆動力よりも大きくしてあるので支障はない。
の作用力よりも大きい作用力を要することが多い
がこの実施例では駆動部12には後退駆動力を前
進駆動力よりも大きくしてあるので支障はない。
上記クランプ装置は、基盤面からの高さを110
mm程度に形成でき、140Kg/cm2の油圧で約4tonの
クランブ力が得られる。
mm程度に形成でき、140Kg/cm2の油圧で約4tonの
クランブ力が得られる。
〈考案の効果〉
本考案によれば、押圧部材が前進して係止され
た後で基盤面側へ垂直変位する構成であり、楔状
部材はその斜面を常に押圧部材の受圧面である斜
面と面接触した状態が保たれるから、所定範囲内
の厚みのクランプ用縁部であれば、常に一定の楔
作用によるクランプ力によつて金型をクランプ状
態とすることができるという効果がある。
た後で基盤面側へ垂直変位する構成であり、楔状
部材はその斜面を常に押圧部材の受圧面である斜
面と面接触した状態が保たれるから、所定範囲内
の厚みのクランプ用縁部であれば、常に一定の楔
作用によるクランプ力によつて金型をクランプ状
態とすることができるという効果がある。
第1図は本考案のクランプ装置で押圧部材の貫
通孔内位置を示す正面断面図、第2図は同実施例
の作用状態の突出位置近傍を示す正面図、第3図
は第2図に示すクランプ装置の側面図、第4図は
第2図に示すクランプ装置の平面図である。 2……基盤面、3……本体、4……貫通孔、6
……押圧部、9……押圧部材、10……楔状部
材、12……進退駆動部、15……ストツパ、1
6……凹溝、18……金型、27,27……開孔
(押圧部材下面側)、28,28……角ばね(開孔
27,27)、29,29……転子(開孔27,
27)、30……開孔(受圧面側)、31……角ば
ね(開孔30)、33……ローラー、53……斜
面、54……受圧面。
通孔内位置を示す正面断面図、第2図は同実施例
の作用状態の突出位置近傍を示す正面図、第3図
は第2図に示すクランプ装置の側面図、第4図は
第2図に示すクランプ装置の平面図である。 2……基盤面、3……本体、4……貫通孔、6
……押圧部、9……押圧部材、10……楔状部
材、12……進退駆動部、15……ストツパ、1
6……凹溝、18……金型、27,27……開孔
(押圧部材下面側)、28,28……角ばね(開孔
27,27)、29,29……転子(開孔27,
27)、30……開孔(受圧面側)、31……角ば
ね(開孔30)、33……ローラー、53……斜
面、54……受圧面。
Claims (1)
- 所定の基盤面に固定されその基盤面に略沿つた
方向の貫通孔を有する本体と、上記貫通孔内に貫
通孔の上記基盤と反対側の内面に沿いかつ貫通孔
の方向に進退できるように収容され基盤側にその
反対側の面に対し進退方向の前端部に向つて徐々
に接近する斜面を有する楔状部材と、その楔状部
材の後端部に連結された進退駆動部と、上記貫通
孔内の上記楔状部材の基盤側に貫通孔の方向に進
退できるように収容され上記斜面に接した斜面か
らなる受圧面を有し基盤側の面の先端部を押圧部
に形成されておりその押圧部より後部に基盤側に
突出し貫通孔内面に当接するようにばねを介して
支持された複数個の転子を有する押圧部材と、上
記駆動部による上記楔状部材の前進の途中まで上
記押圧部材を伴つて前進しその途中から楔状部材
のみが前進するようにかつ駆動部による楔状部材
の後退の途中から押圧部材を伴つて後退するよう
に設けた連動手段とからなるクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12174087U JPH042019Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12174087U JPH042019Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6427215U JPS6427215U (ja) | 1989-02-16 |
| JPH042019Y2 true JPH042019Y2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=31369029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12174087U Expired JPH042019Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042019Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-07 JP JP12174087U patent/JPH042019Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6427215U (ja) | 1989-02-16 |
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